キックスの乗り出し価格|8グレードの総額は309万円台から

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キックスの乗り出し価格を8グレードの総額でまとめた記事のアイキャッチ。夕日の差す草の丘の道を上る黒と茶色のキックスにルーフラックが付いた写真(日産公式画像)に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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キックスの乗り出し価格は、車両価格に税金・保険料・リサイクル料金・販売店の費用を足した、登録までに払う総額です。

キックスの値札は2,999,700円から。それでも、いま注文して12月に登録すると、総額は3,098,584円で300万円の線を越えます(日産公式のセルフ見積りをもとにした試算)。

8グレードの総額は3,098,584〜4,369,584円(12月登録・無料色・オプションなし)。諸費用は98,884円・110,084円・121,384円の3通りで、違いは重量税だけです。2WDのX系は、エコカー減税で重量税がかかりません。

本音を先に言います。総額を300万円以内に収めたい人に、キックスは届きません。350万円までなら、4WDのX e-4ORCE シンプルパッケージまで入ります。キックスそのものの評価と物差し(平均3.8・採点した軸6/7)は、キックスの評価の記事の担当です。

この記事のポイント

  • 総額は309.8万円から(試算)
  • 2WDのXだけ重量税0円
  • 4月登録は3月より2.79万円高い

30秒でわかるキックスの乗り出し価格(2026年10月時点)

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項目数字
総額(12月登録の試算)3,098,584円(X シンプルパッケージ 2WD)〜4,369,584円(G e-4ORCE)
諸費用(12月登録)98,884円(2WDのX系)/110,084円(G 2WD)/121,384円(e-4ORCE)
重量税(新車3年分)0円(2WDのX系・免税)/11,200円(G 2WD)/22,500円(e-4ORCE)
国の補助金CEV補助金の対象外
登録の月工場出荷の目処1〜2ヶ月程度(2026年10月16日時点)に輸送と準備が加わり、いまの注文は12月〜1月の登録が中心
試算の条件オプションなし・無料色・下取りなし・店の費用は販売会社を選ばない参考の50,414円
いまの車の売値先に知るならMOTA車買取で概算査定額(総額から引ける額の材料)

価格とセルフ見積りは日産の公式サイト、重量税は国土交通省、自賠責は損害保険料率算出機構の表によります(いずれも2026年10月時点)。

公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日

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目次

キックスの乗り出し価格:12月登録の試算で3,098,584〜4,369,584円(2026年10月時点)

いちばん安いX シンプルパッケージ(2WD)が3,098,584円、いちばん高いG e-4ORCEが4,369,584円です。11月に登録すると、どのグレードも12月より2,500円高くなります。

高速道路のカーブを走る濃い青のキックスを斜め前から見た外観。横に細長いライトと黒いグリルが見える
画像:日産自動車 公式サイト

8グレードの総額表:12月登録と11月登録

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グレード車両価格諸費用(12月登録)総額(12月登録)総額(11月登録)
X シンプルパッケージ(2WD)2,999,700円98,884円3,098,584円3,101,084円
X(2WD)3,259,300円98,884円3,358,184円3,360,684円
X+(2WD)3,549,700円98,884円3,648,584円3,651,084円
G(2WD)3,898,400円110,084円4,008,484円4,010,984円
X e-4ORCE シンプルパッケージ3,349,500円121,384円3,470,884円3,473,384円
X e-4ORCE3,599,200円121,384円3,720,584円3,723,084円
X+ e-4ORCE3,899,500円121,384円4,020,884円4,023,384円
G e-4ORCE4,248,200円121,384円4,369,584円4,372,084円

諸費用は3通りしかなく、同じ駆動のX系3つは同じ額です。11月登録が2,500円高いのは、自動車税の月割が11月なら10,100円、12月なら7,600円だから。車両価格は日産の全国希望小売価格(税込)で、実際の価格は販売会社が独自に決めます。

筆者の検証(2026年10月)|公式の価格表と国の税額表で見る12月登録の総額(日産の価格表と国の税額表・自賠責の料率からの計算)
車両価格に足す額は、2WDのX系が98,884円、G(2WD)が110,084円、e-4ORCEが121,384円です。重量税のほかは、自賠責25,180円・自動車税7,600円・リサイクル料金15,690円・店の費用の参考50,414円で、8グレードとも同じ額。条件は12月登録・無料色・オプションなし・下取りなしで、時点は2026年10月です。

試算の条件:オプションなし・無料色・下取りなし、店の費用は参考の50,414円

日産公式のセルフ見積り(2026年10月時点)をもとに、12月登録と自賠責の新しい料率25,180円に直した試算です。オプションなし・無料色・下取りなしで、店の費用は販売会社を選ばない状態の参考価格を入れています。

同じ数字を手元で出すなら、セルフ見積りでグレードを選び、色を0円の色に替えてください。いまのセルフ見積りは10月登録の自動車税と10月までの自賠責で組まれているので、X シンプルパッケージ(2WD)は3,102,694円と出ます。12月登録に直すと4,110円下がる、という関係です。セルフ見積りの値は参考価格で、販売価格としての効力は無いと日産は注記しています。

筆者の検証(2026年10月)|日産公式のセルフ見積りで見る8グレードの総額(日産公式のセルフ見積り(2026年10月時点))
無料色・オプションなし・10月登録の場合、お支払い総額はX シンプルパッケージ(2WD)3,102,694円からG e-4ORCE 4,373,694円まで。諸費用等合計は102,994円・114,194円・125,494円の3通りです。12月登録の試算より各4,110円高いのは、10月の自動車税12,700円と、10月までの自賠責24,190円で組まれているためです(2026年10月時点)。

4つの額は親の計算で:X シンプルパッケージ(2WD)の5年の実質は3,413,124円、残るのは売る額

CARVELの4つの額は、車両価格から始めます。X シンプルパッケージ(2WD)は払う額2,999,700円、戻る額0円、5年・年1万kmの走る額413,424円で、売る額を0円とした実質は3,413,124円。キックスの評価の記事の計算です。

乗り出しで考えるなら、ここに諸費用98,884円(12月登録)を足します。走る額はレギュラー212.5円/Lで、2026年10月13日調査の全国平均170.1円/Lに、その週の国の補助42.4円/Lを足した補助なしの単価です。国の補助が入った店頭価格は約42円安くなります。

残る1行の売る額は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を出すと埋まります。

総額の中で、自分の手で動かせるのはいまの車の売値だけです。300万円の線を越えた分を売値でどこまで戻せるか、数字を1つ持ってから見積もりに進むと、予算の線が引けます。MOTAの公式ページ(2026年10月時点)によると、入札するのは最大20社で、やりとりは高額査定の上位3社(最大)だけ。最短3時間後にWebで概算査定額が出ます。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。上位3社からは電話で連絡が来るので、出られる時間に申し込んでください。

キックスの総額の内訳:国の制度で決まる額、日産のリサイクル料金、販売店の費用

諸費用は3つに分けて読めます。国の制度で決まる重量税・自賠責・自動車税、日産が車種ごとに決めたリサイクル料金、販売店が決める登録の費用です。12月登録の2WDのX系なら、32,780円・15,690円・50,414円で合計98,884円になります。

キックスの12月登録の諸費用を、2WDのX系・G 2WD・e-4ORCEの3本の積み上げ棒で示し、国の制度で決まる額32,780円・43,980円・55,280円、リサイクル料金15,690円、店の費用の参考50,414円を色分けした図解
出典:国土交通省・損害保険料率算出機構・日産(2026年10月時点)

国の制度で決まる額:自賠責25,180円・自動車税7,600円(12月登録)、重量税は0〜22,500円

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費目2WDのX系G(2WD)e-4ORCE
自動車重量税(新車3年分)0円11,200円22,500円
自賠責保険(37か月)25,180円25,180円25,180円
自動車税(12月登録の月割)7,600円7,600円7,600円
合計32,780円43,980円55,280円

重量税の額は国土交通省の自動車重量税の税額表、自賠責は損害保険料率算出機構の基準料率表のとおりです。自賠責は、2026年11月1日以降に始まる37か月の契約で25,180円。10月までの始期より990円高くなります。

自動車税は総排気量1.433Lで年30,500円。新車の年は、登録の翌月から3月までの月割を払います。環境省の令和8年度税制改正の資料のとおり環境性能割は2026年3月31日で廃止され、0円。国のCEV補助金も、キックスは対象外です。

日産のリサイクル料金:2代目は15,690円の1つの値

日産の車種別リサイクル料金では、2代目キックス(P16)が15,270円。新車の登録のときに情報管理料金130円と資金管理料金290円が加わり、15,690円になります。

グレードで違いはありません。フロン類の料金が0円なのは、回収の要らない新しい冷媒を使っているためだと日産は案内しています。

販売店の費用:セルフ見積りの参考は50,414円、実際は販売会社で違う

セルフ見積りの「登録諸費用(参考価格、消費税込)」は50,414円で、8グレードとも同じです。何の代行にいくらかという内訳は、セルフ見積りに載っていません。

手続きの代行の費用は販売店ごとに違うのが普通だ、と日本中古自動車販売協会連合会は説明しています。中販連の説明は中古車向けですが、代行の費用を店が決める点は新車の見積書でも同じで、日産もセルフ見積りの50,414円は参考価格の扱いです。

店の費用まで足した総額が予算を超えるなら、登録済み未使用車や中古車を探す手もあります。ズバット車販売の公式ページ(2026年10月時点)では、メーカー・車種・予算などを入力すると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で知らせてくる仕組みです。利用は無料。車の代金と諸費用はネクステージとの契約で別にかかり、店舗から取り寄せる車には陸送費もかかります。新車の扱いは公式ページに書かれていません。

キックスの総額を順に並べると見える税の段差:2WDのXだけ重量税0円、G 2WDは400万円を8,484円超える

総額の差は、ほとんどが車両価格の差です。ただ、重量税がグレードで3通りに分かれるぶん、4WDに上がる段と2WDのGに上がる段だけは差が広がります。G(2WD)が400万円を8,484円超えるのも、重量税11,200円が乗るからです。

キックスの運転席まわり。横長のディスプレイがダッシュボードの中央に並び、右側にステアリングが見える
画像:日産自動車 公式サイト

補助金の代わりに効くのは重量税:国の燃費基準を105%超える2WDのX系は免税、Gは50%、e-4ORCEは25%軽くなる

新車の重量税は、国の2030年度の燃費基準をどれだけ上回るかで、エコカー減税の割合が決まります。2WDのX系は達成率105%以上で免税(0円)。G(2WD)は95%以上で50%軽くなって11,200円、e-4ORCEは80%以上で25%軽くなって22,500円です(2026年10月時点の制度)。

「キックスに補助金はある?」への答えは、こうなります。国のCEV補助金は対象外で、新車のときに効くのは重量税の軽減だけ。同じ日産でもエクストレイルは全グレード25%の軽減なので、諸費用がグレードで変わりません(エクストレイルの乗り出し価格の記事)。キックスは2WDのX系だけが免税です。

主要諸元表のWLTCは、2WDのX系25.7km/L、G(2WD)23.4km/L、e-4ORCE 21.5〜20.1km/L。車両重量は2WDが1,430〜1,480kgで1.5t以下の区分、e-4ORCEが1,550〜1,590kgで2t以下の区分です。

筆者の検証(2026年10月)|国の税額表と燃費基準で見るキックスの重量税(国の税額表・燃費基準値と日産の主要諸元表からの計算)
燃費基準の達成率は、X シンプルパッケージとX(2WD)が105.3%、X+(2WD)が106.2%、G(2WD)が97.5%、e-4ORCEのX系が91.9%、G e-4ORCEが87.0%。この区分で出した諸費用は、セルフ見積りの8グレードの諸費用と同じ額になります(2026年10月時点の制度と料率)。

同じキックスで、重量税が0円と22,500円?

そこが段差の正体です。2WDのX系は燃費の線をわずかに越えて免税、e-4ORCEは燃費が下がるうえに車重で区分も1つ上がる。だから2WDのX系から4WDに上げると、総額は車両価格の差より22,500円多く広がります。

総額の階段表:8グレードを総額の順に、前の段との差と税の差

駆動ごとではなく総額の順に並べ直すと、2WDとe-4ORCEが交互に入れ替わります。税が差を広げるのは、2WDからe-4ORCEに移る3つの段。逆にe-4ORCEから上のグレードの2WDへ移る2つの段では、税のぶん差が縮みます。

スクショ用:キックスの総額の階段(12月登録・無料色・オプションなし)
・1段目 X シンプルパッケージ(2WD)3,098,584円(重量税0円)|300万円を98,584円超える
・2段目 X(2WD)3,358,184円(+259,600円・うち税の差0円)|350万円まで141,816円
・3段目 X e-4ORCE シンプルパッケージ 3,470,884円(+112,700円・うち税+22,500円)|350万円まで29,116円
・4段目 X+(2WD)3,648,584円(+177,700円・うち税−22,500円)|400万円まで351,416円
・5段目 X e-4ORCE 3,720,584円(+72,000円・うち税+22,500円)|400万円まで279,416円
・6段目 G(2WD)4,008,484円(+287,900円・うち税−11,300円)|400万円を8,484円超える
・7段目 X+ e-4ORCE 4,020,884円(+12,400円・うち税+11,300円)|400万円を20,884円超える
・8段目 G e-4ORCE 4,369,584円(+348,700円・うち税の差0円)|450万円まで130,416円

総額=車両価格+諸費用(重量税+自賠責25,180円+自動車税7,600円+リサイクル料金15,690円+店の費用の参考50,414円)。12月登録の試算で、販売価格ではありません。350万円以下の4WDは3段目の1つだけ、400万円を超えるのは6段目からです。

キックスの8グレードの総額を小さい順に8本の棒で並べ、重量税の部分を別の色にし、300万円・350万円・400万円の線を引いた図解。350万円以下の4WDはX e-4ORCE シンプルパッケージだけ、G 2WDは400万円を8,484円超える
12月登録・無料色・オプションなし(日産公式のセルフ見積りをもとにした試算。出典:日産・国土交通省、2026年10月時点)

筆者の検証(2026年10月)|総額の順に並べたキックスの8グレード(日産の価格表と国の税額表からの計算)
前の段との差のうち重量税の差は、+22,500円が2か所(2段目→3段目、4段目→5段目)、+11,300円が1か所(6段目→7段目)。逆に−22,500円と−11,300円で差が縮む段も1か所ずつあります。条件は12月登録・無料色・オプションなしで、時点は2026年10月です。

2つの段差:X+ e-4ORCEとG 2WDは車両1,100円差が総額12,400円差、350万円以下の4WDはX e-4ORCE シンプルパッケージだけ

X+ e-4ORCE(3,899,500円)とG(2WD)(3,898,400円)は、車両価格で1,100円しか違いません。総額では4,020,884円と4,008,484円で、差は12,400円に広がります。重量税の差11,300円が乗るからです。正直、価格表だけ見て同じ値段だと決めると、この税の差を取りこぼす。

350万円以下で買える4WDは、X e-4ORCE シンプルパッケージ(3,470,884円)だけ。2WDからe-4ORCEに上げたときの総額の差は、X シンプルパッケージで372,300円、Xで362,400円、X+で372,300円、Gで361,100円です。4WDかGかで迷うなら、税まで入れた総額で比べてください。装備の差はキックスの評価の記事にあります。

階段を1段上がるかどうかは、税の差まで入れた総額と、いまの車の売値の比べになります。400万円の線の手前で止めるか越えるか。決める前に売値を1つ持っておくと、判断が早くなります。

キックスの登録の月で変わる額:2WDのX系の諸費用は11月101,384円、3月91,284円、4月119,184円

登録の月で動くのは自動車税の月割で、2026年11月1日以降に始まる契約からは自賠責も990円上がります。いま注文すると、日産の工場出荷の目処に輸送と準備が加わり、12月〜1月の登録が中心。1月登録なら諸費用は12月より2,600円低く、X シンプルパッケージ(2WD)の総額は3,095,984円です。3月から4月に回ると、諸費用は27,900円上がります。

後席の背もたれを倒したキックスの荷室。男性が床に手を置いて広さを確かめている
画像:日産自動車 公式サイト

いま注文したら何月に登録?:工場出荷の目処1〜2ヶ月程度に輸送と準備が加わり、12月〜1月

日産の工場出荷の目処では、キックスは1〜2ヶ月程度です(2026年10月16日時点・納車日ではありません)。目処は工場出荷の時期で、販売店への輸送と納車準備に時間がかかります。2026年10月の注文は12月〜1月の登録が中心になる計算です。実際の登録予定日は、販売店の見積書で見てください。

価格・税・料率は2026年10月時点のもので、登録の時に変わることがあります。

月別の諸費用:11月〜5月の3区分

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登録の月2WDのX系G(2WD)e-4ORCE
11月101,384円112,584円123,884円
12月98,884円110,084円121,384円
1月96,284円107,484円118,784円
2月93,784円104,984円116,284円
3月91,284円102,484円113,784円
4月119,184円130,384円141,684円
5月116,684円127,884円139,184円

3月の登録がいちばん低く、4月に回ると年30,500円の月割が始まるぶん27,900円上がります。実は、3月登録でも5月には1年分30,500円の納税通知が届く。払う自動車税の月あたりは変わらないので、3月が得というより、4月をまたぐと初回にまとめて乗る、という見方が正確です。

キックスの諸費用を11月から5月の登録の月ごとに並べ、2WDのX系・G 2WD・e-4ORCEの3区分の棒で示し、3月の低さと4月の跳ね上がり27,900円に印を付けた図解
自賠責は2026年11月1日以降の料率(出典:国の税率・損害保険料率算出機構、2026年10月時点)

4月の登録に回ると、年税の27,900円が乗ります

工場出荷の目処が1〜2ヶ月のままなら、3月の登録に合わせたい人は1月中の注文が目安になると私は見ています。

筆者の検証(2026年10月)|国の税率と自賠責の表で見る登録の月ごとの諸費用(国の税率と自賠責の基準料率からの計算)
重量税(0円・11,200円・22,500円)・リサイクル料金15,690円・店の費用の参考50,414円はそのままで、自動車税の月割と自賠責25,180円だけを登録の月ごとに入れ替えた額です。10月登録なら2WDのX系で102,994円になり、セルフ見積りの値と同じ。時点は2026年10月の税率と料率です。

キックスの色・オプション・ROCK CREEKで増える額:セルフ見積りの初期色は6グレードで有料

同じグレードでも、色とオプションで総額は変わります。日産のセルフ見積りは、開いた時点で6グレードに有料色が選ばれた状態。ROCK CREEKはセルフ見積りに無く、日産の公式の支払い例で総額が分かります。

屋上の駐車場を走る白と黒のキックスを上から見た様子
画像:日産自動車 公式サイト

色:開いたときの色は6グレードで有料、無料色はグレードで1〜2色

セルフ見積りを開いたときの色は、X シンプルパッケージの2グレード以外の6グレードで有料色です。X・X e-4ORCE・G・G e-4ORCEは77,000円、X+・X+ e-4ORCEは97,900円が総額に入った状態で表示されます。

無料の色は、X シンプルパッケージがダークメタルグレーだけ。XとX e-4ORCEがスーパーブラックとダークメタルグレー、X+とG系はスーパーブラックだけです。有料色は単色の特別塗装色44,000円から、2トーンの66,000円・77,000円・97,900円まであります。

好きな色を選ぶのはもちろんあり。2トーンの97,900円は、X+(2WD)の総額の約2.7%です。ネットの総額と比べるときは、その総額が何色かを先に見てください。

オプション:付ける前に見積書の重量税の行を見る

主要諸元表には、XとX+(2WD)はメーカーオプションの組み合わせでWLTCが25.4km/Lになる、という注記があります(X シンプルパッケージには付いていません)。どの組み合わせかは書かれておらず、オプションで車両重量が変わる場合があるとも注記されています。

2WDのX系の免税は、燃費基準の105%の線のすぐ上にあります。燃費や重量の値が変わると、重量税の区分も変わる場合がある。オプションを付けた見積書では、重量税の行が0円のままかを見てください。

ROCK CREEK:日産の公式の支払い例で3,736,584〜4,659,984円(色とオプション込み・12月登録)

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ROCK CREEKのグレード車両+色+オプション諸費用総額
ROCK CREEK(2WD)3,485,900+44,000+107,800=3,637,700円98,884円3,736,584円
ROCK CREEK Utility Spec(2WD)3,996,300+44,000+184,800=4,225,100円98,884円4,323,984円
ROCK CREEK e-4ORCE3,880,800+44,000+0=3,924,800円121,384円4,046,184円
ROCK CREEK e-4ORCE Utility Spec4,309,800+44,000+184,800=4,538,600円121,384円4,659,984円

日産の公式の支払い例(メーカー希望小売価格は2026年10月現在・12月登録の場合)の値です。ROCK CREEKは2026年12月23日発売の、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)のカスタムカー。全車が持込み登録で、セルフ見積りでは出せません。

諸費用は標準車と同じ式で、2WDは98,884円、e-4ORCEは121,384円。支払い例は色(クリスタルブラウン44,000円)とオプションを含むので、標準車の表とはそのまま比べないでください。

キックスの乗り出しの本音:やめておけは3条件、推しは2WDのXの税0円、惜しいのは見えない店の費用

見送ってほしいのは、総額を読み違える3つの場面。推しは、2WDのX系の重量税0円です。惜しいのは、見積書で見えにくい店の費用50,414円。

キックスの室内を横から見た様子。黒いシートの前席と後席が並び、天井にガラスの窓がある
画像:日産自動車 公式サイト

キックスの乗り出しでやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

次のどれかに当てはまるなら、この記事の総額をそのまま予算にするのは待ってください。

正直なところ:この3つに当てはまるなら、見積もりの前に予算を組み直す
・総額を300万円以内に収めたい:いちばん安いX シンプルパッケージ(2WD)でも、12月登録の試算で3,098,584円。値札の2,999,700円で予算を組むと、諸費用の98,884円がまるごと足りません。上限が300万円なら、新車のキックスは候補から外しましょう
・セルフ見積りを開いた最初の数字で予算を決める:6グレードは有料色(77,000円か97,900円)が選ばれた状態で、登録は10月・自賠責は10月までの料率のまま。X(2WD)なら、開いたときの総額は無料色より77,000円高く出ます。色と登録の月をそろえるまで、その数字は予算に使わないでください
・2WDのX系なら、オプションを足しても重量税0円のままだと決めてかかる:免税の線は燃費基準の105%で、標準の達成率は105.3〜106.2%。諸元表にはオプションの組み合わせでWLTCが25.4km/Lになる注記もあります。見積書の重量税の行が0円かを見ないまま、契約しないこと

限界も3つ。総額は試算で、セルフ見積りの値に販売価格としての効力は無いと日産は注記しています。店の費用50,414円は参考の額で、販売会社ごとに違うもの。自賠責は2026年11月1日以降に始まる契約から25,180円に上がります。

推しポイント:2WDのX系は重量税0円、リサイクル料金も1つの値で読める

2WDのX系3グレードは重量税が0円で、諸費用はe-4ORCEより22,500円少なくなります。リサイクル料金もグレードで変わらない15,690円。

私が好きなのは、ここで総額の差がほぼ車両価格の差のまま読めることです。X シンプルパッケージからX+までの2WDなら、見積書の諸費用はどれも同じ98,884円(12月登録)になるので、比べるのは車両価格と色だけで済みます。

惜しいポイント:販売店の費用の中身が見えない、ROCK CREEKはセルフ見積りに無い

セルフ見積りの店の費用は50,414円の1行だけで、何の代行にいくらかは出ません。2社から見積書を取れば、この1行の差がそのまま店の差になります。

ROCK CREEKは公式の支払い例の4通りしか総額が分かりません。色やオプションを変えた額は、販売店で聞くしかないのが現状です。

キックスの乗り出し価格のよくある質問

キックスの自動車税は毎年いくらですか?

総排気量1.433Lなので、毎年の自動車税は30,500円です(2026年10月時点の税率)。新車の年は登録の翌月から3月までの月割で、翌年度からは毎年5月に1年分を納めます。

値引きを入れた総額はいくらですか?

値引きは見積書の別の欄で、この記事の総額から値引きの額を引いた額になります。日産は値引き額を公表していないので、雑誌や購入者の数字と時点はキックスの値引きの記事で見てください。

下取りに出すと総額のどこが変わりますか?

見積書の下取りの欄に下取り額が入り、支払う額がその分だけ下がる仕組みです。日産の乗換えキャッシュバックの全国の案内に、キックスは入っていません。販売会社が独自に対象にしている例はあり、金額も条件も販売会社で違います。どれも下取りの乗り換えが条件です(2026年10月時点)。下取り額と比べる買取の額は、MOTA車買取で先に出せます。販売会社ごとの違いはキックスの値引きの記事、下取りと買取の比べ方は下取りと買取の違いへ。

キックスにオーテック(AUTECH)はありますか?

2代目キックスの価格表に、AUTECHの設定はありません(2026年10月時点)。アウトドア向けのカスタムカーはROCK CREEKで、総額は上の公式の支払い例のとおり。

まとめ:キックスの乗り出しは309.8万円から、税の段差で選ぶ

キックスの総額は、車両価格に98,884〜121,384円を足した額で、違いは重量税だけです。4WDかGかで迷ったら、税まで入れた総額と、350万円・400万円の線で決められます。

  • 総額は12月登録の試算で3,098,584〜4,369,584円(オプションなし・無料色)。11月登録は各2,500円高い
  • 重量税は2WDのX系が0円、G(2WD)が11,200円、e-4ORCEが22,500円。国のCEV補助金は対象外
  • 3月の登録がいちばん低く、4月に回ると27,900円上がる

次の一歩:予算の線を総額で引いて、階段表に印を付ける
今日やることは1つ。予算の上限を、値札ではなく総額で1つ決めてください。決めたら上の階段表で、その線より下のいちばん上の段に印を付け、そのグレードで販売店に見積もりを1枚頼みます。上限が350万円なら、印は3段目のX e-4ORCE シンプルパッケージ(3,470,884円)。見積書が届いたら、重量税の行がその段の額(0円・11,200円・22,500円)と同じかを見ます。

見積もりを頼むグレードに印が付いたら、その店へ行く日までに、いまの車の査定額を1つそろえておいてください。下取りの欄に入る額が高いか安いか、その場で判断できます。

確かめメモ

確かめたこと:日産公式のセルフ見積りの8グレードの内訳と色、主要諸元表の車両重量とWLTC、国の重量税の税額表と燃費基準、環境省のエコカー減税の区分、自賠責の基準料率、日産の車種別リサイクル料金、ROCK CREEKの公式の支払い例。出典は日産・国土交通省・環境省・損害保険料率算出機構・日本中古自動車販売協会連合会・資源エネルギー庁・MOTA・ズバット車販売で、時点は2026年10月。総額は見積書の実物ではなく試算です。販売店で実際にかかる店の費用、オプションを付けた場合の重量税の区分、実際の登録日は分かりません。

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