ジムニーの乗り出し価格|XG 2,009,560円から(11月以降の登録)、軽自動車税は買う年0円

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ジムニーの乗り出し価格を3グレードの総額で示す記事のアイキャッチ。クリーム色のジムニーの外観写真(スズキ公式画像)に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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ジムニーの乗り出し価格は、11月以降の登録でXG 2,009,560円〜XC 2,251,560円です(公式見積りを基にした計算値・2026年10月時点)。

その見積りの諸費用のうち、軽自動車税は0円。4月1日の持ち主に1年分かかる税なので、登録した年は払わず、最初の納税は翌年の4月です。

5MTと4ATは同じ総額で、XLは2,137,160円。諸費用は3グレードとも91,160円で、販売会社によって変わるのは登録諸費用(参考47,770円)の1行です。11月1日から自賠責が24,010円から25,330円に上がるため、公式の見積りの合計(2026年10月の登録・XG 2,008,240円)より1,320円高くなります。

納期は、販売店への取材の報道(くるまのニュース、2026年4月14日)で10か月〜1年程度とされ、いま注文した人の登録は11月以降になる見込みです。料率・税・価格は2026年10月時点のもので、登録のときに変わることがあります。

正直、登録の月で総額が動くのは、ほぼこの1,320円だけ。予算は「いつ買うか」より「買った後の毎年4月と3年目」で組んだほうが、ずれにくくなります。ジムニーそのものを買うかどうかは、ジムニーの評価の記事で物差しの★と一緒に答えを出しました(物差し3.8・採点した軸6/7)。

この記事のポイント

  • XGの総額は2,009,560円(11月以降の登録)
  • 軽自動車税は買う年0円
  • 残クレ5年の最終回は55%

30秒でわかるジムニーの乗り出し価格(2026年10月時点)

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項目数字
総額(11月以降の登録・公式の見積りを基にした計算値)XG 2,009,560円/XL 2,137,160円/XC 2,251,560円(5MT・4AT同額・標準色・オプションなし)
公式の見積りの合計(2026年10月の登録)各1,320円低い(XG 2,008,240円・自賠責24,010円)
諸費用91,160円(3グレード同じ。販売会社で変わるのは登録諸費用の参考47,770円)
軽自動車税買う年は0円、翌年4月から年10,800円
オプションと色を足した最大2,457,260円(XC+メーカーオプション+ブラックトップ2トーン)
残クレ(公式の試算・頭金0円・5年)XG 月々24,000円・最終回959,200円/XC 月々26,800円・最終回1,080,200円
いまの車の売値頭金に回すなら、MOTA車買取で概算査定額を先に見ておく

総額・諸費用・用品の価格は2026年10月時点のスズキ公式のオンライン見積り(11月以降の総額は自賠責を25,330円にした計算値)、残クレはスズキファイナンスの公式の試算、税と自賠責は自治体・国土交通省・損害保険料率算出機構の公的な額です。

公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日

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目次

ジムニーの乗り出し価格:XG 2,009,560円、XL 2,137,160円、XC 2,251,560円(11月以降の登録)

標準色・オプションなし・11月以降の登録の総額は、XG 2,009,560円、XL 2,137,160円、XC 2,251,560円です。スズキ公式のオンライン見積りの合計に、11月1日からの自賠責を当てた計算値で、5MTと4ATは車両価格が同じなので、総額もそろいます。

森の斜面を走る黄色いジムニー。四角いボディと丸いヘッドライトが見える
画像:スズキ 公式サイト

3グレードの総額:車両価格に、3グレード同じ諸費用91,160円が付く

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グレード車両価格(税込)諸費用総額(11月以降の登録)
XG(5MT・4AT)1,918,400円91,160円2,009,560円
XL(5MT・4AT)2,046,000円91,160円2,137,160円
XC(5MT・4AT)2,160,400円91,160円2,251,560円

スズキ公式のオンライン見積りの合計(標準色・オプションなし・2026年10月の登録でXG 2,008,240円)の自賠責を、11月1日からの25,330円に置き換えた計算値です。諸費用は見積りの「参考価格」で、正式な額は販売会社の見積書で決まります。車両価格はジムニーの価格ページと同じ額です。

3グレードの差は、そのまま車両価格の差。XGとXCで242,000円です。5MTと4ATは同じ総額なので、変速機は値段で迷わなくていい。

下取りの欄が見積書にあったら、総額とは切り離して読みます。総額から差し引かれた形のままだと、いまの車がいくらで売れたのかが見えにくいからです。売値の目安は、MOTA車買取の概算査定額と並べれば、高いか安いかの見当がつく。下取りと買取をなぜ分けて見るのかは、下取りと買取の違いで整理しています。

筆者の検証(2026年10月)|スズキ公式オンライン見積りで3グレードの乗り出し総額(スズキ公式オンライン見積り)
表の3つの総額は、スズキ公式のオンライン見積り(2026年10月時点)の合計に、11月1日からの自賠責25,330円を当てた計算値です。見積りの合計は標準色・オプションなし・10月の登録でXG 2,008,240円、XL 2,135,840円、XC 2,250,240円。XL・XCには、XGと同じ諸費用が付きます。

メーカーオプションと色を足すと:XCの最大は2,457,260円

XL・XCに付けられるメーカーオプションは、バックアイカメラ付ディスプレイオーディオとスズキコネクト対応通信機のセットで128,700円。足すと総額はXL 2,265,860円、XC 2,380,260円になります。

XCの有料色は、27,500円のピュアホワイトパールで2,279,060円。49,500円のブラック2トーンルーフなら2,301,060円、受注生産で77,000円のブラックトップ2トーンなら2,328,560円です。どれも11月以降の登録の値。

いちばん高いのは、XCにこのオプションとブラックトップ2トーンを足した2,457,260円。標準のXCより205,700円高い。メーカーオプションは注文のときにしか付けられず、XGには設定がありません。

販売店で付ける用品:ドアバイザー10,890円、ETC車載器15,400円など、取付費は別

スズキ公式のオンライン見積りの参考価格では、ドアバイザー10,890円、ETC車載器15,400円、ETC2.0車載器35,200円、前後のドライブレコーダー50,600円、8インチナビなどのセット200,420円です。取付費はこの外にあり、販売会社が決めます。

ナビのセットだけで約20万円。同じ用品でも、販売会社の価格表では値段が違うことも。見積書の用品の行は、品名と取付費を分けて書いてもらうと、あとで店どうしを比べやすくなります。

総額が決まっても、手元から出ていくお金を決めるのは、いまの車の売れ方です。見積書の下取りの欄が埋まる前に査定額を1つ持っておけば、総額との差を自分で読めます。2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)だけ。最短3時間後にWebで概算査定額が出ます。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。上位3社からは電話で連絡が来るので、電話に出やすい日を選んで申し込んでください。

ジムニーの諸費用91,160円の中身:公的に決まる3つで43,390円、販売会社で変わるのは登録諸費用の参考47,770円

諸費用91,160円は、自賠責25,330円・重量税9,900円・リサイクル料金8,160円の公的に決まる3つ(合計43,390円)と、販売会社が決める登録諸費用(公式の見積りの参考は47,770円)に分かれます。軽自動車税と環境性能割は0円です。

ジムニーのメーター。左に回転計、右に速度計、中央に小さな表示画面が並ぶ
画像:スズキ 公式サイト

内訳の表:自賠責25,330円・重量税9,900円・リサイクル8,160円・登録諸費用の参考47,770円

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項目額(11月以降の登録)決まり方
自賠責保険(37か月)25,330円損害保険料率算出機構の基準料率(沖縄・離島を除く)。10月までは24,010円
自動車重量税(新車・3年分)9,900円国の税額表。ジムニーはエコカー減税の対象外
リサイクル料金8,160円車ごとに決まった額
登録諸費用(参考価格)47,770円販売会社が決める手続きの代行の費用
軽自動車税0円4月1日の持ち主に1年分(次の見出し)
環境性能割0円2026年3月31日で廃止
合計91,160円

47,770円は、公式の見積りでは1行の参考価格です。内訳は載っていません。販売会社によって変わるのは、この登録諸費用の1行だけなので、見積書でこの行がいくらか、何の代行の費用かを聞くのが、総額の妥当さを見るいちばんの近道だと思う。

エコカー減税の対象外なので、重量税は新車のときに3年分で9,900円。減税で安くなった額の表は、ジムニーには当てはまらない。

軽自動車税は買う年0円:毎年4月1日の持ち主に1年分、月割は無い

長野市の軽自動車税のページにあるとおり、軽自動車税は毎年4月1日に車を持っている人に1年分の年10,800円がかかり、月割はありません。だから4月2日から翌年3月31日までに登録すると、その年度は0円。最初の納税は次の4月です。13年を超えると年12,900円に上がります。

普通車のシエラになると、自動車税(1.5L)は年30,500円。新車の年は、登録の翌月から3月までの月割でかかります。

税金ゼロって、ずっとじゃないよね?

ずっとではありません。登録の次の4月から毎年10,800円です。いつ何が出ていくかは、次の章の暦で年ごとに見ていきましょう。3車種(ジムニー・シエラ・ノマド)の税と諸費用の違いは、ジムニーの評価の記事の早見表で見比べられます。

10月までの登録なら自賠責24,010円:総額は1,320円低いだけ

自賠責(軽・37か月)は、保険期間が2026年11月1日以降に始まると25,330円です。10月までは24,010円で、1,320円低く、諸費用は89,840円になります。

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登録の月XGXLXC
2026年11月以降(計算値)2,009,560円2,137,160円2,251,560円
2026年10月(公式の見積りの合計)2,008,240円2,135,840円2,250,240円

11月以降の行は、公式の見積りの合計(10月の登録)の自賠責を損害保険料率算出機構の基準料率の25,330円にした値です。軽には月割の税が無いので、登録の月で総額が変わるのは、ほぼこの1,320円。年度末に登録すると税が下がる、という普通車の仕組みは軽には無い。

登録の月を決めるのは、納車の時期です。スズキは納期の目安を公表していないので、見込みは販売会社に聞くことになります。月末や年度末を待つ理由は、総額の上では小さいですね。

ジムニーを買った後の支払いの暦:5年で軽自動車税54,000円、車検の法定費用25,260円、燃料は年128,012円か148,601円

2026年11月に登録したとして(納期は長めなので、年は実際の登録の年に合わせて後ろへずらして読んでください)、買った後に決まって出ていくお金を、いつ・何に・いくらで並べます。毎年4月に軽自動車税10,800円、2029年11月の車検で重量税と自賠責の25,260円、燃料は年1万kmで5MTが128,012円、4ATが148,601円です。

ジムニーの前席と後席。黒いシートを運転席側のドアごしに見た様子
画像:スズキ 公式サイト

5年の支払いの暦:2026年11月の登録から2031年10月まで

年1万km走り、任意保険・駐車場・車検の代行手数料・整備は入れない場合です。燃料はWLTCの燃費(5MT 16.6km/L・4AT 14.3km/L)と、資源エネルギー庁の調査のレギュラー全国平均170.1円/L(2026年10月13日調査)に国の補助42.4円/Lを足した212.5円/Lの額。国の補助が入った店頭価格は、これより約42円安くなります。

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暦年出ていくもの現金・XG 5MT現金・XG 4AT残クレ5年・XG 4AT
2026年(11〜12月)登録時の支払い・燃料2か月2,030,895円2,034,327円51,673円
2027年4月の軽自動車税・燃料138,812円159,401円447,401円
2028年4月の軽自動車税・燃料138,812円159,402円447,402円
2029年税・11月の車検の法定費用・燃料164,072円184,661円472,661円
2030年4月の軽自動車税・燃料138,813円159,401円447,401円
2031年(1〜10月)4月の軽自動車税・燃料10か月117,476円134,635円374,635円
5年の累計2,728,880円2,831,827円2,241,173円

現金なら、登録の年を越えると2年目からの年額は5MTで約14万円、4ATで約16万円。車検の2029年だけ、そこに25,260円が乗る形です。意外に重いのは燃料で、車両価格を除く5年の決まった費用の約8割を占める。燃料は月割で各年に振り分けた額で、端数の関係で1円違う年があります。

右端の残クレの列は、スズキファイナンスの公式の試算の月々に、同じ税・車検・燃料を足した額です。条件は頭金0円・ボーナスなし・実質年率4.9%で、支払いは12月から始まります。月々24,000円が毎年288,000円ぶん乗る代わりに、登録の年の支払いは軽い。5年の暦が終わった翌月、2031年11月に最終回959,200円を払うか、車を返すかを決めます。XCの4ATは、現金なら2026年の行がXG 4ATより242,000円上がるだけで、2027年からの行は同じです。

スクショ用:ジムニーを2026年11月に登録したときの支払いの暦
・登録の月:総額 XG 2,009,560円(諸費用91,160円込み)
・2027〜2031年の毎年4月:軽自動車税10,800円(5回で54,000円)
・2029年11月の最初の車検:重量税6,600円+自賠責18,660円=25,260円(代行手数料と整備は別)
・毎月の給油(年1万km):5MTは年128,012円、4ATは年148,601円
・車両価格を除く5年の決まった費用:5MT 810,480円/4AT 913,427円
・残クレ5年(XG):月々24,000円、2031年11月に最終回959,200円か返却

この6行のうち、毎年4月と最初の車検の2行だけは、カレンダーに先に入れておきます。

ジムニーを2026年11月に登録したときの支払いの暦の図解。登録の月の総額、2027年から2031年の毎年4月の軽自動車税10,800円、2029年11月の車検の法定費用25,260円、毎年の燃料代を時間の流れに沿って並べている
5年の支払いの暦(出典:スズキ公式のオンライン見積り・自治体・国土交通省・損害保険料率算出機構(2026年10月時点)。燃料は補助なし212.5円/L)

筆者の検証(2026年10月)|買った後の支払いの暦(2026年11月の登録〜2031年10月)(スズキ公式の見積りと試算・公的な額)
暦の表は、2026年11月の登録・年1万km・2031年10月までの60か月で、出ていく額を暦年ごとに足した計算値です(2026年10月時点の額)。総額は11月以降の計算値、残クレはスズキファイナンスの公式の試算(XG 4ATの5年)、税・車検の法定費用は公的な額。残クレの2026年の行は、11月の登録で増える自賠責の差1,320円を含めた額です。車両価格を除く5年の決まった費用は、5MT 810,480円・4AT 913,427円になります。

燃料の行は、評価の記事の「走る額」と同じ単価です。5MTと4ATの年20,589円の差をどう見るかも、そちらのMTとATの章で扱っています。

毎年4月の軽自動車税:10,800円を5回で54,000円

2027年から2031年まで、毎年4月1日の持ち主に10,800円。5年の暦では5回で、合わせて54,000円です。

額は小さくても、毎年きっちり同じ月に来る。同じ5回を普通車のシエラで払うと152,500円で、差は98,500円。軽を選ぶ意味が、いちばん素直に数字に出る行です。

3年目の車検の法定費用:重量税6,600円と自賠責18,660円で25,260円、代行の手数料と整備は別

初めての車検は登録から3年後で、2026年11月の登録なら2029年11月です。このときの重量税は6,600円(2年分)、自賠責(24か月)は18,660円で、合わせて25,260円。

自賠責の18,660円は、2026年11月からの料率で置いた値で、2029年の料率はまだ決まっていません。車検の代行手数料と整備の費用は、販売会社や整備工場で違うので、この暦の外です。法定費用の25,260円は、車検で払う額の下限の目安。整備の額は、車検の前に販売会社か整備工場で見積もってもらい、この行に足してください。

暦に入らないお金:任意保険・駐車場・整備は人ごとに違う

任意保険は年齢や等級、駐車場は住む場所、整備やタイヤは走り方で大きく変わります。この暦に入れたのは、誰が買っても同じになる額だけ。

任意保険は、いまの保険会社にジムニーの型式(3BA-JB64W)を伝えて見積もってもらうと、暦に1行足せます。駐車場代がかかる人は、月額×12を毎年の行に足すだけです。

総額より先に、4月と3年目の2行を予定に入れておく

暦の最初の行を軽くできるのは、いまの車の売値です。頭金にいくら回せるかで、残クレにするか現金にするかの答えも変わってきます。

ジムニーの残クレ:XG 5年は月々24,000円、最終回はスズキの率で3年75%・5年55%

スズキファイナンスの残クレ(かえるプラン)で、頭金0円・ボーナスなし・実質年率4.9%・11月の契約なら、XGの5年は月々24,000円、XCの5年は26,800円。最終回は税抜の車両本体価格に、3年なら75%、5年なら55%を掛けた額です。

左はドアミラーまわり、右は運転席から見た前方の視界。ジムニーの見切りのよさが分かる
画像:スズキ 公式サイト

3グレード×3年・5年の月々と最終回(公式の試算)

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グレードと期間初回2回目以降の月々最終回(乗り続ける場合)手数料
XG 3年27,174円27,000円×34回1,308,000円244,934円
XG 5年25,586円24,000円×58回959,200円368,546円
XL 3年29,216円28,600円×34回1,395,000円260,776円
XL 5年26,139円25,500円×58回1,023,000円392,299円
XC 3年32,219円30,000円×34回1,473,000円274,979円
XC 5年29,235円26,800円×58回1,080,200円413,595円

スズキファイナンスのクレジットシミュレーションの参考金額で、条件は頭金0円・ボーナスなし・実質年率4.9%(軽の通常の料率)・11月の契約・付属品0円・諸費用89,840円(10月の登録の見積りの額)込みです(2026年10月時点)。返却か、スズキの新車への乗り換えなら、最終回は0円になります(条件あり)。

最終回の決まり方は、かえるプランの案内のとおり税抜の車両本体価格×3年75%・5年55%。実は2026年10月時点の試算で、この率は試算に並ぶスズキの車種でいちばん高く、シエラとノマドの3年70%・5年45%も上回ります。

販売会社の案内には、XCの5年で月々11,100円という例もあります。ただし頭金40万円とボーナス払いを組み合わせた条件つきの額で、上の表とは並べられません。値引きが月々と最終回のどこに効くかは、ジムニーの値引きの記事にまとめています。

筆者の検証(2026年10月)|スズキファイナンスの残クレ試算で3グレード×3年・5年(スズキファイナンス クレジットシミュレーション)
表の6通りは、スズキファイナンスのクレジットシミュレーション(残価設定・2026年10月時点)の公式の試算です。条件は契約月11月・付属品0円・諸費用89,840円(10月の登録の見積りの額)・頭金0円・実質年率4.9%・ボーナスなし。XG 5年の最終回959,200円は、税抜の車両本体価格1,744,000円の55%にあたります。

返却するときの条件:キャッシュバックの条件と、走りすぎたときの負担は別

スズキファイナンスの案内では、満了時のキャッシュバック(スズキの新車への乗り換えで最大5万円、返却で最大3万円)の条件に、5年プランで走行50,000km未満・3年プランで30,000km未満、査定の減点50点以内、禁煙車が挙がっています。乗り換えは基本の2万円に、条件1つにつき1万円が足され、返却は条件1つにつき1万円です。

これとは別に、販売会社の案内には、5年で60,000km・3年で40,000kmを超えた分を1kmあたり5円で負担する例があります。前者はもらえるかどうかの線、後者は払うかどうかの線。

年1万kmで5年乗ると、ちょうど50,000km。「50,000km未満」の線にぴったり掛かるので、年の距離が長めの人は、契約の前に販売会社でこの2つの条件を書面で見せてもらうのが安全だろう。

最終回の額と、売るときの相場は別物:公式の5年55%は先に決まっている額

959,200円〜1,080,200円という最終回の額は、スズキファイナンスの率で契約のときに決まっています。返却するとき条件を満たせば払わずに済む、という仕組みの数字で、5年後の売値の予想ではありません。

買取の相場は別の話です。リセバ総研(IDOM)という買取会社の集計(2026年8月9日〜9月5日・査定197件)では、XCの3年落ちが新車価格の93%、5年落ちが87%でした。これは過去の集計で、5年後に同じ値になる保証はどこにもない。

残クレは最終回の額で比べ、5年後に売るかどうかは、そのときの査定額で決める。2つを分けておけば、最終回の額を見て損をした気になることはありません。

ジムニーの乗り出しの本音:やめておくのは3条件、惜しいのは登録諸費用の中身、推しは軽の税と残価率

表の総額を予算の上限にしてよいかは、見積書に入っていない行で決まります。用品、残クレの最終回、任意保険と駐車場の3つが、その行です。

灰色のジムニーの前側。四角いボディと丸いヘッドライトが見える
画像:スズキ 公式サイト

ジムニーの乗り出しでやめておくのは3つの条件(2026年10月時点)

次のどれかに当てはまるなら、表の総額をそのまま予算の上限にしないでください。

正直なところ:この3つなら、見積もりに進む前に予算を組み直す
・総額2,009,560円だけで予算を組み、用品を後から足す:メーカーオプション(128,700円)は注文のときだけ。販売店の用品は8インチナビなどのセットで200,420円、ETC車載器15,400円などに取付費が別にかかります。予算の上限に用品の行が入っていないなら、まだ見積もりに進まないほうがいい
・残クレの最終回を「5年後に売れる額」と思って組む:最終回959,200円〜は公式の率で決まる額で、相場とは別物です。返却のキャッシュバックには5年50,000km未満などの条件があるので、年1万km以上走るなら、条件を読まずに残クレを選ばないでください
・任意保険と駐車場を入れずに、年の維持費を決める:暦に入っているのは、誰が買っても同じ額だけ。この2つを足さないまま「年◯万円で持てる」と決めるのはやめておきましょう

数字そのものにも限界があります。登録諸費用47,770円は公式の見積りの参考価格で、販売会社で変わる。11月以降の総額は自賠責の料率から出した計算値で、2029年の自賠責18,660円も、いまの料率で置いた値です。どれかに心当たりがあるなら、販売会社の見積書を受け取ってから予算を決め直しても遅くありません。

惜しいポイント:登録諸費用47,770円の中身が、公式の見積りに出ていない

公的な3つは表で額が決まるのに、販売会社で変わる登録諸費用だけは、公式の見積りに1行の参考価格しかありません。総額の妥当さを見るのに、いちばん知りたい行がいちばん粗い。

3年後の自賠責の料率がまだ決まっていないのも、暦を組む側には少しもどかしい点です。どちらも、見積書と車検の案内が来た時点で、見積書が届いたら登録諸費用の行を、車検の案内が届いたら自賠責の行を、暦に書き戻してください。

推しポイント:軽の税と諸費用の軽さ、残価率は5年55%でスズキの残クレでいちばん高い

毎年の税は10,800円、買うときの諸費用は、10月の登録の見積りで89,840円。普通車のシエラ(年30,500円・諸費用133,115円)と比べて、毎年19,700円、買うときに43,275円軽く済みます(諸費用は10月の登録の見積りどうしの差)。5年の暦なら、税だけで98,500円の差。

そして最終回の率。5年55%は、同じスズキの軽のアルト(5年35%)より20ポイント高く、そのぶん月々の支払いに回る元金が小さくなります。XGの5年で月々24,000円まで下がるのは、この率のおかげです。

総額と暦を並べてみて新車の予算に届かないなら、登録済み未使用車(新古車)や中古車まで広げる手もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、メーカー・車種・予算などを入力すると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が、非公開車両を含む在庫から探して、基本的に電話で連絡してくるサービスです。利用は無料ですが、車の代金と諸費用はネクステージとの契約で別にかかり、店舗から取り寄せる車には陸送費もかかります。新車の扱いは、公式ページに書かれていません。

ジムニーの乗り出し価格のよくある質問

ジムニーの見積もりはネットで取れますか?

スズキ公式のオンライン見積りで、グレード・色・オプションを選んだ総額の参考が出せます。諸費用は参考価格なので、正式な見積りは販売会社で出してもらう流れです。

値引きを入れた総額はいくらですか?

値引きの額は販売会社が決めるので、表の総額はすべて値引き前の額です。現金・残クレでどう効くかを含めた実態は、ジムニーの値引きの記事にあります。

ジムニー シエラにすると、諸費用と税はいくら増えますか?

諸費用は43,275円、毎年の税は19,700円増えます。スズキ公式のオンライン見積りの諸費用はシエラが133,115円(10月の登録)、自動車税は年30,500円です(2026年10月時点)。価格と定員の違いは、ジムニーの評価の記事の3車種の早見表で見比べられます。

まとめ:ジムニーの乗り出しは2,009,560円から、予算は総額より毎年4月と3年目で組む

ジムニーの総額は、登録の月でほとんど変わりません。変わるのは買った後の毎年4月と3年目なので、そこを先に予定へ入れておけば、予算は崩れにくくなります。

  • 総額は11月以降の登録でXG 2,009,560円・XL 2,137,160円・XC 2,251,560円(公式の見積りの合計は10月の登録で各1,320円低い)
  • 諸費用91,160円のうち販売会社で変わるのは登録諸費用の参考47,770円、軽自動車税は買う年0円
  • 買った後は毎年4月に10,800円、2029年の車検で25,260円、残クレ5年の最終回はスズキの率で55%

次の一歩:スマホの予定表に、2つの支払いを入れる
スマホの予定表を開いて、予定を2つ入れてください。1つ目は「翌年の4月:軽自動車税10,800円」、2つ目は「登録から3年後の同じ月:車検の法定費用25,260円(代行手数料と整備は別)」。総額のメモの隣にこの2つが並んでいれば、買った後の予算がずれにくくなります。

予定表に2つ入れたら、もう1つ書いておきたいのが、いまの車の売値です。暦の最初の行に入る数字として、概算査定額を見ておきましょう。

確かめメモ

確かめたこと:スズキ公式のオンライン見積りの合計と諸費用の内訳・用品の参考価格、スズキの価格ページ、スズキファイナンスの残クレの式と試算、損害保険料率算出機構の自賠責の基準料率、国土交通省の重量税の税額表、自治体の軽自動車税の決まり、資源エネルギー庁の石油製品価格調査。時点は2026年10月時点。販売会社ごとの登録諸費用の内訳、用品の取付費、2029年の自賠責の料率、任意保険の額は分かりません。

参考URL一覧

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