ランクル70の乗り出し価格と見積もり|公式の試算は4,974,320円

ランクル70の乗り出し価格と見積もりを、公式の試算で確かめる記事のアイキャッチ。砂の上を走るランドクルーザー70の外観写真(トヨタ自動車公式画像)に記事タイトルを重ねた
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ランクル70の乗り出し価格は、車両価格4,800,000円に、税金・保険料と販売店の諸費用を足した、登録して走り出すまでの支払いの合計です。

ネットの見積もり例は約523万〜約576万円ですが、トヨタ公式の見積りシミュレーションでは、オプションなしの総額は4,974,320円でした。ただし公式の表示は「現在 生産を休止させていただいております」(2026年10月16日更新)で、これは注文できた場合の試算です。

差のほとんどは、ネットの例が足している用品と、廃止された環境性能割と同じ額です。この車はメーカーオプションが0件で、3色とも同じ額。だから総額は4,974,320円の1本で、あとから増えるのは付ける用品・店の費用・登録の月だけ。予算はネットの例から引くより、この総額に自分の分を足して組むほうが早いです。

このページの前の版(2016年の記事・2019年更新)は、2014年の復刻版の燃費と口コミの記事でした。いまのAXの評価と2014年版との違いは、ランクル70の評価の記事にまとめています。

この記事のポイント

  • 公式の試算は4,974,320円
  • 法定費用は公的な表と一致
  • 500万円まで25,680円
  • ネットの例との差は説明できる
赤茶けた岩場の斜面を下る黒いランドクルーザー70の外観。左前から見た姿で、丸いヘッドランプとフロントグリルが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

30秒でわかるランクル70の乗り出し価格(2026年10月時点)

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項目数字
公式の試算4,974,320円(販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月21日・オプションなし・下取りなし・現金)
内訳車両4,800,000円+税金・保険料103,280円+販売諸費用71,040円
公的な表で決まる額115,920円(自動車税16,600円・重量税61,500円・自賠責25,180円・リサイクル料金12,640円。登録11月21日の場合)
色・メーカーオプション3色とも同じ総額。メーカーオプションは0件
500万円まで25,680円(フロアマット1つで超える)
登録の日で変わる額自動車税は登録の翌月から3月までの月割(11月の登録なら16,600円)
いま注文できるか公式の表示は生産休止。受注再開の公式の発表は見当たらない(2026年10月21日確認)
いまの車の売値注文の前から確かめられる数字。MOTA車買取の概算査定額で先に見ておける

総額と内訳は、2026年10月21日にトヨタ公式の見積りシミュレーションで確認しました。表示はメーカーの参考価格で、販売店の見積もりではありません。

公開日:2026年10月21日 / 最終更新日:2026年10月21日

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目次

ランクル70の乗り出し価格:公式の試算は4,974,320円、ただし注文できた場合の額(2026年10月時点)

AXの1グレードで、乗り出しの総額は4,974,320円(公式の試算)。ベージュ・白・黒のどれを選んでも同じ額。ただ、いまは生産休止。注文できた日に、そのまま使える数字ではない。

総額の表:3色とも4,974,320円、メーカーオプションは0件

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明細金額
車両本体価格4,800,000円
オプション価格0円
税金・保険料103,280円
販売諸費用71,040円
現金販売時お支払い総額4,974,320円

トヨタ公式の見積りシミュレーションで、2026年10月21日に出した明細です。条件は、販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月21日・オプションなし・下取りなし・現金。ボディカラーはベージュ・スーパーホワイトⅡ・アティチュードブラックマイカの3色とも無料で、3回とも同じ総額でした。「オプションを選ぶ」画面に並ぶ63行は、すべて販売店で付ける用品。メーカーオプションが1つも無いので、工場で決まる額はこの4,974,320円の1本だけです。

筆者の検証(2026年10月)|公式の見積りシミュレーションで3色の乗り出し総額を出す(Playwright(headless Chromium)+トヨタ公式の見積りシミュレーション)
販売店は選ばず東京地区の参考額・登録予定日2026年11月21日(サイトが作成日の1か月後に自動で置く日)・オプションなし・下取りなし・現金にそろえ、3色で1回ずつ明細の画面まで進めて保存しました。3回とも4,974,320円。うち税金・保険料は103,280円、販売諸費用は71,040円です。試算できたことは、注文できることを意味しません。

いまは生産休止:試算できることと、注文できることは別

トヨタの工場出荷時期目処のランドクルーザー“70”の行は、月数の欄が空です。備考は「現在 生産を休止させていただいております」(2026年10月16日更新)。受注再開の公式の発表は、2026年10月21日に確かめた範囲では見当たりません。見積りシミュレーションに車が残っていても、注文の受付とは別の話。試算の日付と登録予定日が変わると、税と保険の額も変わります(下の「登録の日で変わる額」)。

販売会社ごとの受注の表示は、出どころ別にランクル70の評価の記事で並べてある。

総額のうち、注文の前から確かめられる数字が1つあります。いまの車の売値です。2026年10月に確かめたMOTAの公式ページによると、MOTA車買取は最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は任意の有料サポートを除いて無料です。上位3社からは電話で連絡が来るので、出られる時間に申し込むと話が早いと思います。

受注の再開を待つあいだにも、売値の目安は先に手に入ります。

ランクル70の見積もりの内訳:公的な表で決まる115,920円(登録11月21日)と、店の費用58,400円(東京地区の参考額)

税金・諸費用の174,320円は、2つに分かれます。公的な表で決まる115,920円(登録11月21日の場合)と、販売諸費用からリサイクル料金を除いた58,400円。前の1つは自分で検算できます。後ろの1つは、車庫証明の法定費用2,300円を除けば店ごとに違う額。

公的な表で決まる5行:自動車税16,600円・重量税61,500円・自賠責25,180円・リサイクル料金12,640円・環境性能割0円

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行金額決まり方
自動車税(4か月分)16,600円年50,000円×登録の翌月から3月までの月数÷12(100円未満切り捨て)
自動車重量税(3年分)61,500円車両重量2,300kg・エコカー減税の対象外(軽減なし)
自賠責保険(37か月)25,180円2026年11月1日以降に始まる契約の料率
リサイクル料金12,640円トヨタのランドクルーザー“70”環境仕様(2023年11月)
環境性能割0円2026年3月31日で廃止

この5行は、東京都主税局の自動車税の税率と月割、国土交通省の自動車重量税の税額表、損害保険料率算出機構の自賠責保険の基準料率表、総務省の環境性能割の廃止の通知と、トヨタの環境仕様から計算し直しました。2026年10月21日の公式の見積りシミュレーションの5行と、1円も違いませんでした。ここは表のとおりに出る額なので、見積書で違っていたら登録の月を疑えばいい。

重量税が軽くならないのは、2026年10月21日に確かめた日本自動車工業会のエコカー減税の対象車一覧に、ランドクルーザーの行が無いからです。新車から3年後の初回車検までの分が、重量税3年分と自賠責37か月。年の自動車税50,000円と車検の周期は、評価の記事に並べています。

筆者の検証(2026年10月)|法定費用を公的な表から計算し直し、公式の試算と突き合わせる(Python)
自動車税・重量税・自賠責・リサイクル料金・環境性能割を公的な表から計算し、公式の見積りシミュレーションの明細(登録2026年11月21日)と比べました。5行とも一致して、合計は115,920円。販売店の費用(58,400円)は公式の試算の値をそのまま使ったので、こちらは独立した確認ではありません。

東京地区の参考額に入っている店の費用58,400円:登録代行45,760円・車庫証明の法定2,300円・希望ナンバー7,590円・ETCセットアップ2,750円

販売諸費用71,040円からリサイクル料金12,640円を除いた4行が、店の費用です。いちばん大きいのは「OSS申請代行費用」の45,760円で、登録の手続きを店に任せる代金。車庫証明の法定費用2,300円も、この中。希望ナンバーの7,590円とETCセットアップの2,750円は、付けなければ外れる任意に近い費用だといえます。

登録の代行って、店でそんなに違うの?

店ごとの差:北海道〜九州の各地の会社18社で、代行・法定・納車の費用は34,690〜74,490円

違います。公式の見積りシミュレーションが返す販売会社の設定を、北海道〜九州の各地の会社18社ぶん集計しました(2026年10月20日取得)。登録代行の主な費用は17,710〜43,450円で、中央値は34,100円。代行・法定・納車の費用(希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除く)は34,690〜74,490円、差は39,800円ありました。

車庫証明の代行を別の行にしている会社が6社、納車費用の行がある会社が17社。費目の名前がそろっていないので、比べるのは総額と内訳の中身。同じ色・同じ用品・同じ登録月にそろえてから、2枚の見積書を並べてください。

筆者の検証(2026年10月)|販売会社18社の販売諸費用の設定を集計する(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答+Python)
販売会社のコード211件から11件おきに機械的に選んだ18社の応答(2026年10月20日の14時ごろ取得。ランクル250・ハリアーの記事と共用)を、費目ごとに集計しました。車種に依らない設定なので取り直していません。会社の名前は伏せ、数と日付だけを書きました。

スクショ用:ランクル70の見積書の答え合わせ表
・自動車税:16,600円(11月の登録。翌月から3月までの月割)
・自動車重量税:61,500円(軽減なし)
・自賠責保険:25,180円(11月1日以降に始まる37か月)
・リサイクル料金:12,640円
・環境性能割:0円(2026年3月31日で廃止)
・店の費用:代行・法定・納車の費用(希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除く)は店ごと(18社で34,690〜74,490円)

上の5行が違ったら、まず登録の月を店に確かめてください。店の費用は、費目の名前ではなく額で比べます。

ランクル70の予算の組み方:500万円まで25,680円、用品と登録の日で変わる額

予算=4,974,320円+付ける用品+登録の日の差+店の費用の差−値引き−いまの車の売値。このうち、いま自分で決められるのは用品だけ。登録の日は、受注の再開の日が分からないので幅で持ちます。

用品を足すと:フロアマット1つで500万円を超え、例A〜Cは5,078,270〜5,303,990円

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例中身用品の計総額
例A(最小限)フロアマット(ラグジュアリータイプ)38,500円+サイドバイザー(ワイドタイプ)39,600円+ETC2.0ユニット(ボイスタイプ)25,850円103,950円5,078,270円
例B(例A+ナビ・ドラレコ)例A+ベーシックナビ NMZK-W75DE 147,620円+カメラ一体型ドライブレコーダー 21,450円273,020円5,247,340円
例C(例B+盗難対策)例B+オートアラーム(ベースキット)48,400円+盗難防止機能付ナンバーフレームセット 5,390円+ロックボルト 2,860円329,670円5,303,990円

CARVELが束ねた例で、おすすめではありません。価格は2026年10月21日の公式の見積りシミュレーションの表示で、取付費は別。

500万円までの余裕は25,680円。用品は63行、名前の重複を除くと58品目あり、この額に収まるのは29個です。それでも38,500円のフロアマット1つで、総額は5,012,820円になります。「500万円以内」は、用品をほとんど付けない場合だけの話。正直、この車で500万円の線を守るのは現実的ではないと思います。私なら、予算の線を最初から例Aの5,078,270円より上に引く。

筆者の検証(2026年10月)|500万円の線と、用品を足した総額(Python)
公式の見積りシミュレーションの販売店装着オプション63行の価格(2026年10月21日の表示)を使い、4,974,320円に用品を足した総額を計算しました。例A〜Cの組み合わせはCARVELが決めたもので、取付費は入っていません。

登録の日で変わる額:11月1日から自賠責が+990円、3月25日の登録なら自動車税0円(ただし5月に年税50,000円)、翌4月1日なら45,800円

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登録の日自動車税自賠責
2026年10月31日20,800円24,190円
2026年11月2日16,600円25,180円
2026年12月20日12,500円25,180円
2027年1月20日8,300円25,180円
2027年2月20日4,100円25,180円
2027年3月25日0円25,180円
2027年4月1日45,800円25,180円

重量税は、どの日でも61,500円。2026年10月時点の公式の見積りシミュレーションの応答です。

自動車税は、登録の翌月から3月までの月割です。11月の登録なら4か月分の16,600円、3月の登録なら0円、4月に入ると11か月分の45,800円。自賠責は11月1日以降に始まる契約から料率が変わり、24,190円が25,180円に上がった。

ただし3月の登録で0円になるのは、その年度の分だけです。4月1日の持ち主に1年分の50,000円がかかるので、5月には納税通知が届きます。3月の登録は、払う時期が2か月ずれるだけと考えてください。

環境性能割は、いまのAXを仮に2026年3月31日の登録で計算すると117,800円(公式の見積りシミュレーションの応答)。4月1日以降の登録なら0円。受注の再開の日が分からない車なので、私は自動車税を0〜45,800円の幅で持つ組み方をすすめます。登録時に払う額は、どの月の登録になっても足りなくならない組み方です。

登録の日で変わるランクル70の自動車税と自賠責(2026年10月31日〜2027年4月1日の登録)
登録の日で変わる額(公式の見積りシミュレーションの応答・2026年10月21日取得)

筆者の検証(2026年10月)|登録の日ごとの自動車税・自賠責・環境性能割(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答+Python)
登録予定日だけを13通りに変えて、公式の見積りシミュレーションが返す税と保険の額を取り、自分の計算式と比べました(2026年10月21日)。13日すべて一致し、表はそのうちの7日です。

4つの額の式と売る額:いまの車の売値で、予算の最後の行が決まる

CARVELは、車ごとに払う額・戻る額・走る額・売る額の「4つの額」で実質の額を出しています。ランクル70の払う額は車両価格の4,800,000円。税金・諸費用の174,320円は払う額に入れない数え方なので、乗り出し総額で予算を組むなら、この174,320円を足して考えればいい。4つの額の表そのものは、ランクル70の評価の記事に置いてあります。

売る額は、いまの車の売値。ここだけは、見積もりを取らないと埋まりません。MOTA車買取なら、概算査定額をWebで見られます。

下取りは、新車の購入金額から下取り額が引かれる仕組みです(トヨタの購入ガイド)。買取は売るだけの契約で、車の売却はクーリング・オフの対象外(国民生活センター)。下取りの提示が妥当かは、MOTA車買取で見たいまの車の概算査定額と並べると判断できます。違いの全体は下取りと買取の違いにまとめました。

ランクル70のネットの見積もり例は、公式の試算より約25万〜78万円高い:差を1行ずつ分ける

ネットで見る見積もり例は、なぜ公式の試算より高いのでしょうか。3つの例を、内訳と予算の章で見た行に当て直すと、差は「足した用品」「廃止された環境性能割と同じ額」「公式の見積りに無いメーカーオプションと社外品」「内訳の書かれていない差」に分かれました。

3つの見積もり例と公式の試算:並べ直した表

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例(記事の型・日付)総額公式の試算との差見積もりの日付
例1 値引き相場の記事の見積例(2026年10月1日更新)5,329,320円(値引き89,400円の後)+355,000円書かれていない
例2 値引き交渉の記事の残価設定の見積例(2026年9月28日)5,226,920円(値引き96,000円の後)+252,600円書かれていない(「参考値」と注記)
例3 乗り出し価格の解説記事(2026年1月10日)約5,755,000円(記事の表記は「約580万円」)約+780,680円書かれていない(独自の「現実ライン」)
公式の試算(2026年10月21日)4,974,320円0円登録2026年11月21日

ネットの記事のうち、見積もりの総額と明細を載せていたのがこの3つ。媒体の名前は出しません。行を足し直すと、3つとも記事の総額に合いました(例3は「約」の額どうし)。計算は合っています。違うのは、足している用品と、見積もりを作った時期の税。下で1例ずつ、何円がどの行かを分けます。

ネットの見積もり例3つと公式の試算4,974,320円の差の内訳
見積もり例の差を、用品・環境性能割と同じ額・社外品とメーカーオプション・内訳の書かれていない差に分けた図(2026年10月21日取得)

筆者の検証(2026年10月)|ネットの見積もり例3件の明細を取り直し、公式の試算の行に当て直す(curl+Python)
2026年10月21日の朝7時20分に3ページを取得し(robots.txtに従う)、見積もり例の行の名前と金額だけを書き写して、公式の試算の行に対応づけました。差を分類ごとに足すと、3例とも総額の差と一致します。ページの本文は保存していません。例3は各行が「約」の金額です。

差の正体:用品・環境性能割と同じ117,800円・公式の見積りに無いメーカーオプション・内訳の書かれていない差

例1の+355,000円は、用品297,000円と税金・諸費用の差147,400円(321,720円−174,320円)を足し、値引き89,400円を引いた額です。147,400円のうち117,800円は、いまのAXを仮に2026年3月31日の登録で計算した環境性能割と同じ額。残る29,600円は、内訳が書かれていません。見積もりの日付が無いので古い見積もりとは言い切れず、言えるのは「環境性能割が廃止される前の時期の額と一致する」までです。

例2の+252,600円は、用品233,970円から値引き96,000円(車両50,000円・用品46,000円)を引き、税金・諸費用の差114,630円を足した額。差は288,950円−174,320円で出ます。この114,630円も、内訳は書かれていない。

例3は、社外のセキュリティ約250,000円・用品約350,000円・前後デフロックとして載る約55,000円・諸費用の差約125,680円。公式の見積りシミュレーションにメーカーオプションは0件で、前後のデフロックは最初から付いている装備です(トヨタの主要装備一覧表で「電動デフロック(フロント・リヤ)」は標準装備)。諸費用の行には「環境性能割」と書かれていて、117,800円を当てると残りは約7,880円。どの店の、いつの見積もりかは書かれていない。そこはCARVELも推測しません。

ネットの例は「その人の予算」。自分の行だけ足せばいいんです。

だから予算は「公式の試算+自分の用品+登録の日の幅」で組む

ネットの例から引き算するより、公式の試算から足し算するほうが早い。迷う行が少なくて済む。まず4,974,320円から始めて、付ける用品だけを公式の見積りシミュレーションで足し、取付費は店で確かめます。そのうえで、登録の日で変わる自動車税の幅0〜45,800円を見込み、店の費用は見積書の額と東京地区の参考額58,400円の差だけを足してください。18社の代行・法定・納車の費用(希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除く)は34,690〜74,490円。東京地区の参考額で同じ範囲を数えると48,060円なので、この18社なら上振れは最大26,430円でした。値引きが入ると総額がどう動くかは、ランクル70の値引きの記事で計算しています。

予算の式で、最後の行はいまの車の売値です。下取りを出す前に売値の目安を知っておくと、見積書の下取り額が高いか安いかを判断できます。

概算査定額が分かれば、予算の式の最後の行が埋まります。

ランクル70の乗り出しの本音:推しは3色で同じ総額、惜しいのは重量税61,500円、やめておけは3条件

好きなのは、色で総額が変わらないこと。惜しいのは、ディーゼルでも重量税が軽くならないこと。そして、次の3つに当てはまる組み方は、やめておきましょう。

ランドクルーザー70のシフトまわり。P・R・N・Dの表示があるシフトレバーと、空調やスイッチ類、右下に駆動の切り替えレバーが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

推しポイント:3色とも4,974,320円・メーカーオプション0件

私がこの車の見積もりで好きなのは、色で総額が変わらないところです。車によっては、選んだ色だけで数万円上がることもあります。ランクル70はベージュも白も黒も無料で、メーカーオプションも0件。色は好みだけで選んでいい。予算の話に、色が割り込んでこないんですよ。これは素直にうれしい。

惜しいポイント:重量税は軽減なしの61,500円、自動車税は年50,000円

正直に言うと、ここは惜しい。2.8Lのディーゼルでもエコカー減税の対象車の一覧に載っていないので、重量税は軽減なしの61,500円です(日本自動車工業会の一覧・2026年10月21日確認)。排気量2.8L(2.5L超3L以下)の自家用の乗用車なので、自動車税も年50,000円。2014年の復刻版とは税の区分が違い、その比べ方は評価の記事に任せます。

ランクル70の見積もりでやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

3つとも、この記事の数字から言えることだけに絞った。

正直なところ:この3つに当てはまる組み方はやめておきましょう
・ネットの見積もり例を予算の上限にする:例は公式の試算より約25万〜78万円高く、社外のセキュリティや、廃止された環境性能割と同じ額が入っています。自分に要らない行まで予算に入ってしまいます
・「500万円以内」のつもりで用品を足す:余裕は25,680円しかなく、フロアマット1つ(38,500円)で超えます
・試算の日付と登録予定日を見ずに2社を比べる:登録の月が違うだけで、自動車税の額が変わる。10月31日と11月2日で4,200円、3月25日と4月1日で45,800円

1つでも当てはまるなら、見積書を同じ日付・同じ用品・同じ登録月にそろえ直してから比べてください。

予算が足りない、または注文できる日を待てない場合は、中古車・登録済み未使用車(新古車)も選択肢になります。ズバット車販売は、条件を入力すると提携先のネクステージ1社が在庫から探し、基本は電話で連絡するサービスです。利用は無料ですが、車の代金と諸費用はネクステージとの契約で別にかかり、ほかの店から取り寄せる車なら陸送費も別になります。新車の販売の案内は無い。希少な車は見つかるとは限らず、公式も「条件の一部変更・調整等が必要な場合も」と案内しています。それに、ランクル70の中古は新車の480万円より高い値で並んでいます(価格.comの2023年モデルの表示で708〜1,057万円・157物件・2026年10月21日時点)。予算を下げる手段にはなりにくい。そこは先に知っておいてください。

探してもらう条件(予算・年式)を先に決めておくと、電話の話が短く済みます。

ランクル70の月々の払い方:公式の試算は月額を出さず、KINTOは月47,960円〜の表示でWEBの取り扱いを停止

月々の額を、公式の見積りシミュレーションは出しません。分割払いは、販売店を選ぶまで月額が出ない作りです。KINTOは月47,960円〜と表示したまま、WEBでの取り扱いを止めています(2026年10月21日)。

公式の見積りシミュレーションの分割払い:販売店を選んで初めて月額が出る

明細の下にあるのは「販売店を選択して、分割払いシミュレーションを確認する」という案内です。36回・48回・60回の分割や残価設定型、残額据置き払いといった商品の名前は並びますが、販売店を選ぶまで月額は出ません。ネットの例の月額は、金利も残価も他人の条件のまま。月々は、店を決めてから店の数字で見るものだろう、というのが私の考えです。

KINTO:発売時45,760円〜、2026年10月21日の表示は47,960円〜で、WEBの取り扱いは停止

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時点月額(7年・ボーナス月加算16.5万円・最安・追加オプションなし)7年の合計
発売時(2023年11月29日・トヨタの発表)45,760円〜6,153,840円
2026年10月21日のKINTOのページ47,960円〜6,338,640円

月額は2,200円上がっていて、7年の合計では184,800円の差です。上がった理由は、どちらのページにも書かれていない。それに、いまのKINTOのページには「現在WEBでの取り扱いを停止しております」とあり、月額は「取り扱い再開時に変更になる可能性があります」とも書かれています。KINTOは税金・任意保険・メンテナンスを含む契約で、購入の総額とは含む物が違う。だから、どちらが得かは比べません。

筆者の検証(2026年10月)|KINTOの月額と7年の合計(発売時と2026年10月21日)(Python)
発売時のトヨタの発表と、2026年10月21日に取得したKINTOのページの月額から、7年・ボーナス月加算16.5万円×14回の合計を計算しました。計算した発売時の合計6,153,840円は、トヨタ英語版リリース(2023年11月29日)にある合計と一致します。

ランクル70の見積もりのよくある質問

ランクル70は色で総額が変わりますか?

変わりません。ベージュ・スーパーホワイトⅡ・アティチュードブラックマイカの3色とも無料で、公式の試算はどれも4,974,320円でした(2026年10月21日)。

ディーゼルだから重量税は安くなりますか?

安くなりません。ランクル70はエコカー減税の対象車の一覧に載っておらず、重量税は軽減なしの61,500円です(日本自動車工業会の一覧・2026年10月21日確認)。

値引きを入れると総額はいくらになりますか?

メーカーは値引き額を公表していません。値引き額ごとの総額は、ランクル70の値引きの記事で計算しています。

2014年の復刻版の見積もりは参考になりますか?

参考になりません。2014年版は1ナンバーのガソリン車で、税も車検の周期も違う別の車です。違いはランクル70の評価の記事にまとめました。

まとめ:ランクル70の乗り出しは公式の試算4,974,320円から、予算は用品と登録の日を自分で足す

公式の試算は4,974,320円(販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月21日・オプションなし)。公的な表で決まる115,920円は検算どおりで、店の費用は会社によって幅があり、代行・法定・納車の費用で34,690〜74,490円でした。ネットの見積もり例は公式の試算より約25万〜78万円高く、差は用品、廃止された環境性能割と同じ額、社外品などで説明がつきます。

色でもメーカーオプションでも総額が変わらないので、見積書で動く行は用品・店の費用・登録の月の3つに絞れます。分からないのは、いつ注文できるかだけ。そこはトヨタの工場出荷時期目処の更新で確かめてください。

次の一歩
今日やることは、予算の上限を1行に書くこと。「4,974,320円+付ける用品+29,200円(4月の登録で自動車税が45,800円になった場合の上乗せ)+店の費用の上乗せ(見積書の店の費用−58,400円)」。この1行と、いまの車の概算査定額をスマホのメモに並べておけば、受注が再開した日に、そのまま見積書の答え合わせができます。

予算の1行の隣に、いまの車の売値を置いてみてください。差し引きで、用意する現金がいくらかが見えます。

申し込むと、高額査定の上位3社(最大)から電話で連絡が来ます。

次に読むなら、値引きが総額にどう効くかのランクル70の値引きの記事と、物差しと2014年版との違いのランクル70の評価の記事です。

確かめメモ:トヨタ公式の見積りシミュレーション(2026年10月21日)で3色の総額を取り、東京都主税局・損害保険料率算出機構・国土交通省・総務省の表で税と保険を計算し直して突き合わせました。店の費用は、公式の見積りシミュレーションが返す18社の設定(2026年10月20日取得)を集計。ネットの見積もり例3つは、2026年10月21日に取り直した明細で当て直しています。KINTO・価格.comの表示も同じ日に、MOTA車買取とズバット車販売の案内は2026年10月20日に公式のページで確かめました。2026年10月21日時点の情報です。

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