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レイバックは、スバルのレヴォーグをもとにしたSUVです。1.8Lターボと2.5Lストロングハイブリッド(S:HEV)の4グレードがあり、駆動は全車AWD。
価格は405万9000円から(税込・2026年10月時点)。ターボのBlack SelectionとS:HEVのPremium Black S:HEV EXは、どちらも424万6000円という同じ値札です。CARVELの物差しは平均3.3(6/7)で、満タンの距離が★5、燃料代は★1でした。
本音を先に言うと、同じ424万6000円ならS:HEVを推します。5年5万kmの燃料代まで入れた差は218,902円。ターボに残る大きな理由は、荷室561Lと最低地上高200mmの2つです。
この記事のポイント
- 4グレード・405万9000円から
- 物差しは3.3、燃料代は★1
- 同じ値段ならS:HEVが有利
30秒でわかるレイバック(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 新車で選べる | ターボ:Limited EX・Black Selection/S:HEV:Premium S:HEV EX・Premium Black S:HEV EX(全車AWD) |
| 価格(税込) | ターボ 4,059,000円・4,246,000円/S:HEV 4,521,000円・4,246,000円 |
| CARVELの物差し | 平均3.3(採点した軸6/7・Limited EXで採点)/S:HEVのPremium Black S:HEV EXは3.5 |
| 燃費(WLTC) | ターボ14.1km/L・S:HEV 19.0km/L(満タン888.3km・1,197kmは63Lとの計算値) |
| 5年5万kmの額 | 4,926,623円〜5,201,623円(11月登録の総額+燃料代・売る額0円) |
| 乗り出し(11月登録) | 4,203,560円〜4,641,360円(公式のセルフ見積りと11月からの自賠責25,180円で計算) |
| 工場出荷の目処 | ターボ・S:HEVとも2ヵ月程度(10月9日時点・納車日ではない) |
| 衝突安全 | レイバックの名のJNCAP評価は無し(NASVAの試験車はレヴォーグ/WRX) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
税金・保険・販売店の費用の行ごとの額と、登録の月で変わる総額はレイバックの乗り出し価格の記事にあります。
公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年10月31日
レイバックの評価:CARVELの物差しは3.3、燃料代は★1
いちばん安いLimited EXを7つの軸に当てると、平均は3.3(採点した軸6/7)。満タン888.3kmの距離で★5を取る一方、100kmあたり1,509.9円の燃料代は★1まで下がります。衝突安全は、レイバックの名の評価が無いので採点の外です。

7軸の採点:★3・★1・★5・★3・★4・採点なし・★4
| # | 軸 | 使った公式の数字(Limited EX) | ★ |
|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 4,059,000円(CEV補助金の対象外) | ★3 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,509.9円(WLTC 14.1km/L・補助なしレギュラー212.9円/L) | ★1 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 63L×14.1km/L=888.3km(計算値) | ★5 |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.4m | ★3 |
| 5 | 悪路・雪道 | AWD・最低地上高200mm | ★4 |
| 6 | 公的な安全評価 | —(レイバックの名のJNCAP評価なし) | 採点しない |
| 7 | 手に入る早さ | 工場出荷の目処 2ヵ月程度(10月9日時点) | ★4 |
| 平均 | 3.3(6/7) |
S:HEVで安いほうのPremium Black S:HEV EX(4,246,000円)を同じ境目で採点すると、★3・★2・★5・★3・★4・採点なし・★4で平均3.5。Premium S:HEV EXは価格が450万円を超えて軸1が★2になり、平均は3.3に戻ります。

★の境目はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)で、境目の表は記事の末尾にあります。採点した軸が7つの車と6つの車では、平均の数字を単純に比べられません。諸元はターボの製品サイトとS:HEVの製品サイトにある主要諸元表の値です。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 でLimited EXとS:HEVを採点(公式の価格表と諸元表からの計算)
いちばん安いLimited EXの公式値を、物差し v1.1 の境目に当てた★です。燃料単価は資源エネルギー庁の2026年10月26日調査をもとにした補助なしの212.9円/L。軸7は工場出荷の目処で、納車日とは別の数字になります。軸6は、試験を受けた車がレヴォーグ/WRXなので採点の外です。
燃料代の★は単価で動く:補助なしで1,509.9円、店頭の単価なら1,206.4円
100kmあたりの燃料代は、補助なしの212.9円/Lで1,509.9円。★2の上限1,400円を109.9円超えるので★1です。★2に入るには、補助なしの単価が197.4円/L以下まで下がらないといけません。
資源エネルギー庁の「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」の資料では、2026年10月26日調査のレギュラー全国平均は170.1円/L。これは国の補助が入った店頭の価格で、その週の補助は1Lあたり42.8円でした。店頭の170.1円/Lで計算すると100km 1,206.4円になり、★は2、平均は3.5に上がります。
10月29日〜11月4日の補助は1Lあたり52.4円で、前の週より9.6円増えました。店頭が170.1円/Lのままなら、補助なしの値は222.5円/L。この単価でもターボは100km 1,578.0円、S:HEVは1,171.1円で、★は動きません。物差しの★は、補助なしの単価で読んでください。
S:HEVは100km 1,120.5円。★3の上限1,100円に20.5円届かず★2で、★3に入るのは補助なしの単価が209.0円/L以下のときです。燃料代の★は、ターボもS:HEVも境目のすぐ外にいます。
衝突安全は採点しない:JNCAPの試験車はレヴォーグ/WRX
NASVAの自動車安全性能の評価に、レイバックの名はありません(2026年10月時点)。名前が近いのは「レヴォーグ/WRX」の2020年の評価で、総合★5・186.91/190点。
ただし試験を受けたのはレヴォーグ/WRXです。この★5はレイバックの評価ではないので、物差しの軸6には入れません。平均は採点した6つの軸のものです。

★1って、そんなに燃費が悪いんですか?



補助なしの212.9円/Lで、★2の線を109.9円超えます。
レイバックの4グレードと価格:ターボ2つ、S:HEV 2つ
新車で選べるのは、1.8Lターボの2グレードとS:HEVの2グレード。価格は405万9000円から452万1000円までで、424万6000円の値札がターボとS:HEVに1つずつあります(2026年10月時点)。


4グレードの価格と色の追加料金
| グレード | パワートレイン | 駆動 | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| Limited EX | 1.8Lターボ | AWD | 4,059,000円 |
| Black Selection | 1.8Lターボ | AWD | 4,246,000円 |
| Premium S:HEV EX | 2.5L S:HEV | AWD | 4,521,000円 |
| Premium Black S:HEV EX | 2.5L S:HEV | AWD | 4,246,000円 |
色の追加料金がかかるのは、イグニッションレッドの+55,000円と、アステロイドグレー・パールの+33,000円。人気色の順位について、スバルの公表はありません。
スバルは「メーカー希望小売価格は参考価格です。販売価格は各販売店が独自に決めています」と案内しています。値引きの目安と、引いた後の4グレードの総額はレイバックの値引きの記事が詳しい。
新車の総額が予算を超えそうなら、登録済み未使用車や中古車を探す道もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、中古車お探しサービスの利用は無料。希望する車の条件を入れたら、あとは連絡を待つ流れです。車両を取り寄せるときは、陸送費用が別にかかります。
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2026年の2回の改良:6月4日の一部改良と7月2日のS:HEV追加
レイバックの発売は2023年10月。2026年6月4日発表の一部改良モデルでスマートリヤビューミラーが標準になり、Limited EXは405万9000円になりました。型式は3BA-VN5です。
続く7月2日発表のストロングハイブリッド搭載モデル(型式5AA-VNF)で、S:HEVの2グレードが加わっています。スバルの発表によると、スバルのストロングハイブリッドはクロストレック、フォレスターに続く3車種目。販売計画は4グレード合計で月1,200台です。
どちらも全面改良(フルモデルチェンジ)ではありません。検索で「新型」と出てくるのは、この2つの改良のこと。
SUVかワゴンか:公式の車種一覧では2つの欄に分かれる
スバルの車種ラインアップのページでは、ガソリンの「レイバック」はSUVの欄、「レイバック(S:HEV)」はハッチバック/ワゴンの欄に載っています(2026年10月時点)。S:HEVの製品サイトのアドレスも /levorg-layback-wagon/ です。
7月2日の発表は、S:HEVを「ハイブリッドクロスオーバー」と呼んでいます。分類の欄は違っても、どちらも全車AWDで最低地上高は180mm以上。欄の違いより、荷室と地上高の差のほうが選ぶうえでは大きいと私は見ています。
ターボかS:HEVか:燃料代の差から税の差を引くと年31,440円
同じ424万6000円なら、S:HEVは乗り出し総額で24,200円安く、5年5万kmの燃料代でも194,702円安い。値段の違うグレードどうしでは、Limited EXからPremium Black S:HEV EXに替えると差を埋めるのに5.2年、Premium S:HEV EXなら13.9年かかります。


4つの額:払う額−戻る額0円+走る額−売る額
| 額 | Limited EX | Black Selection | Premium S:HEV EX | Premium Black S:HEV EX |
|---|---|---|---|---|
| 払う額(11月登録の乗り出し総額) | 4,203,560円 | 4,390,560円 | 4,641,360円 | 4,366,360円 |
| 戻る額 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 走る額(5年5万km) | +754,965円 | +754,965円 | +560,263円 | +560,263円 |
| 売る額 | ?(いまの車の売却額。見積もりを取らないと埋まらない) | ? | ? | ? |
| 実質(売る額0円) | 4,958,525円 | 5,145,525円 | 5,201,623円 | 4,926,623円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。払う額はスバル公式のセルフ見積りに11月からの自賠責25,180円を当てた11月登録の総額で、走る額はWLTC燃費と補助なしレギュラー212.9円/Lからの額です。次世代自動車振興センターのCEV補助金の銘柄の一覧(令和8年10月30日現在)にレイバックの行は無く、戻る額は0円になります。


スクショ用:レイバック4グレードの5年の額(2026年10月時点)
・Premium Black S:HEV EX:4,926,623円(4グレードでいちばん小さい)
・Limited EX:4,958,525円
・Black Selection:5,145,525円
・Premium S:HEV EX:5,201,623円
・条件:11月登録の総額+5年5万kmの燃料代(補助なし212.9円/L)・売る額0円
・同じ424万6000円の2グレードの差は218,902円で、S:HEVが小さい
筆者の検証(2026年10月)|4グレードの4つの額と、価格差を埋める年数(公式の見積りと諸元表からの計算)
11月登録の総額に、5年5万km・WLTC燃費・補助なしレギュラー212.9円/Lの燃料代を足した額です。売る額は予想になるので0円とし、自動車税の年額は1.8Lが36,000円、2.5Lが43,500円。燃費はWLTCの値なので、実際の燃費は走り方と季節で前後します。
税金・保険・販売店の費用の内訳は乗り出し価格の記事で行ごとに読めます。
同じ値段の2グレード:総額はS:HEVが24,200円安い
Black SelectionとPremium Black S:HEV EXは、車両価格が同じ4,246,000円。それでも11月登録の総額は、S:HEVのほうが24,200円安くなります。
差の正体は諸費用。車両価格の行が同じなので、差は諸費用の欄にしか出ません。S:HEVは重量税が安く、自動車税の月割が少し高い。差し引きで24,200円がS:HEVの側に残ります。
そこに5年5万kmの燃料代の差194,702円が加わり、4つの額の差は218,902円。荷室132Lと地上高20mmを手放す代わりに受け取る額です。ターボの床下に入れていた物は、S:HEVでは置き場を先に決めておきたい。この2つが要らない使い方なら、同じ値段でS:HEVを選んで困りません。
価格差を何年で埋めるか:+162,800円は5.2年、+437,800円は13.9年
ターボとS:HEVの燃料代の差は、1kmあたり3.894円。年1万kmなら38,940円です。ただしS:HEVは2.5Lなので自動車税が年43,500円で、1.8Lのターボの36,000円より毎年7,500円多くかかります。
差し引きで年31,440円。この額で乗り出し総額の差を割ると、こうなります。


| ターボからの乗り換え先 | 総額の差 | 燃料代だけで埋まる距離 | 年1万km・税の差込みの年数 | 5年5万kmの4つの額の差 |
|---|---|---|---|---|
| Black Selection → Premium Black S:HEV EX | −24,200円(S:HEVが安い) | —(最初から安い) | —(最初から安い) | −218,902円 |
| Limited EX → Premium Black S:HEV EX | +162,800円 | 41,808km | 5.2年 | −31,902円 |
| Limited EX → Premium S:HEV EX | +437,800円 | 112,429km | 13.9年 | +243,098円 |
4つの額には、翌年度からの自動車税の差が入っていません。Limited EXからPremium Blackへの5年5万kmでは4つの額がS:HEVの31,902円安。ただ5年の間に払う自動車税の差(年7,500円×5回=37,500円)を足すと、S:HEVの側が5,598円の持ち出しになり、差が埋まるのは5.2年目です。
店頭の170.1円/Lで計算すると、1kmあたりの差は3.111円に縮みます。年数はそのぶん延びる、ということ。
S:HEVで減るもの:荷室−132L、地上高−20mm、回転半径+0.1m
S:HEVの荷室は429Lで、ターボの561Lより132L小さい(−23.5%)。最低地上高は200mmから180mm、最小回転半径は5.4mから5.5mになります。
全高はS:HEVが20mm低い1,550mm(ルーフアンテナを含む)。こちらは駐車場しだいで利点に変わる数字です。
年数の計算には、売る額の行がまだ入っていません。
2026年10月時点のMOTA車買取の公式ページでは、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話で連絡が来ます。
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グレードの選び方:187,000円と275,000円の中身
ターボの2グレードの差は187,000円、S:HEVは275,000円。どちらもエンジンと燃費は同じで、差の中心はシートと外装、それに快適装備です。本革とブラックの外装にいくら払うかで決まります。


Limited EXとBlack Selection:差187,000円は本革シートとブラックの外装
Black Selectionで足されるのは、本革シート[ブラック(シルバーステッチ)]、ブラック塗装の18インチアルミホイール、ブラックベゼルのフルLEDハイ&ロービームランプ、ブラック塗装のドアミラーとルーフアンテナ、ブラックルーフ&ピラートリムなど。Limited EXの標準シートはトリコット/ファブリックです。
Limited EXにも、本革シートはメーカー装着オプション(132,000円)で付けられます。色はブラック/アッシュで、Black Selectionのブラックとは別物。187,000円の差のうち132,000円は、Limited EXのまま本革で埋められる額です。
ハンズフリーオープンパワーリヤゲート、ハーマンカードンサウンドシステム、スマートリヤビューミラー、運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシートは、Limited EXの時点で標準。装備で困る場面は少なく、黒の外装にこだわらないならLimited EXで足りると私は思います。
Premium S:HEV EXとPremium Black S:HEV EX:差275,000円はナッパレザーと快適装備
Premium S:HEV EXは、本革(ナッパレザー)[タン/ブラック]のシートに、ハンズフリーオープンパワーリヤゲート、ハーマンカードンサウンドシステム、リヤシートヒーター(後席左右)が標準です。Premium Blackのシートは本革[ブラック(シルバーステッチ)]で、外装の部品がブラックに変わります。
2グレードとも、X-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)、ステアリングヒーター、12.3インチフル液晶メーター、デジタルマルチビューモニターは標準。後席のシートヒーターが欲しいなら、Premiumを選ぶか、Premium Blackにオプションで足すかの2択。Premium Blackのリヤシートヒーターはハンズフリーオープンパワーリヤゲートとのセットで、スマートリヤビューミラーも一緒に付ける組み合わせしかありません。リヤゲート+シートヒーターのセットにミラーを足した組み合わせで165,000円です。
Premium Blackにオプション3点で4,521,000円:Premiumと同じ値段、違う中身
| 組み合わせ | 車両価格(税込) | シート | スマートリヤビューミラー |
|---|---|---|---|
| Premium Black S:HEV EX | 4,246,000円 | 本革[ブラック] | オプション |
| Premium Black S:HEV EX+オプション3点 | 4,521,000円 | 本革[ブラック] | 付く |
| Premium S:HEV EX | 4,521,000円 | ナッパレザー[タン/ブラック] | オプション(66,000円) |
オプション3点は、セットを1点と数えて、ハンズフリーオープンパワーリヤゲート+リヤシートヒーターのセット、スマートリヤビューミラー、ハーマンカードンサウンドシステムで、合計275,000円。車両価格も、11月登録の総額4,641,360円も、Premiumとそろいます。
ただ、中身は同じになりません。シートはナッパレザーかブラックの本革か、ミラーは付くか付かないか。タンの内装を選びたいならPremium、黒でまとめてミラーも欲しいならPremium Black+3点、という分かれ方です。
レヴォーグとの違いとサイズ:地上高は55mm高く、荷室はターボ561L・S:HEV 429L
レイバックのターボとレヴォーグを公式の諸元で比べると、価格の入口は429,000円高く、全高は70mm、最低地上高は55mm高い。荷室はどちらも561L(VDA法)で同じです。S:HEVは全長が35mm短く、荷室は429L、後席は6:4分割になります。
同じ項目で比べる:価格・寸法・地上高・回転半径・燃費・荷室
| 項目 | レイバック ターボ | レイバック S:HEV | レヴォーグ(1.8Lターボ) |
|---|---|---|---|
| 入口の価格(税込) | 4,059,000円 | 4,246,000円 | 3,630,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,770×1,820×1,570mm | 4,735×1,820×1,550mm | 4,755×1,795×1,500mm |
| 最低地上高 | 200mm | 180mm | 145mm |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.5m | 5.5m |
| WLTC | 14.1km/L | 19.0km/L | 13.8km/L |
| 荷室(VDA法) | 561L | 429L | 561L |
レヴォーグの価格は3,630,000円〜4,686,000円(2026年10月時点・スバルのレヴォーグの製品サイト)。最小回転半径は、背の高いレイバックのターボのほうが0.1m小さい5.4mです。レヴォーグにはS:HEVの設定が無いので(2026年10月時点)、燃料代を下げたいならレイバックのS:HEV、という選び方になります。
筆者の検証(2026年10月)|レイバックとレヴォーグ・クロストレック・フォレスターを同じ項目で(公式の価格表と諸元表からの計算)
レイバックとレヴォーグは、スバル公式の主要諸元表・荷室のページ(VDA法)・グレード一覧の値(2026年10月時点)です。クロストレックとフォレスターは、CARVELの評価の記事に載せた公式の諸元の値をもとにしています。燃料代の単価は、補助なしレギュラーの212.9円/L。
選び分け:雪道と段差ならレイバック、価格と低い全高ならレヴォーグ
地上高145mmと200mmの差55mmは、雪のわだちや段差のある道で効いてくる数字。逆に、入口が429,000円安く、全高1,500mmと低いのはレヴォーグです。
雪のわだちや段差のある道を冬に何度も走るなら、429,000円を地上高55mmに払う理由になります。



レヴォーグとどっちがいいんだろう…



冬道や段差が多いならレイバック。地上高が55mm違う。
寸法と駐車場:ターボ4,770×1,820×1,570mm、S:HEV 4,735×1,820×1,550mm
ターボはホイールベース2,670mm、車両重量1,600kg。S:HEVはホイールベース2,675mm、車両重量1,690〜1,700kgで、全高1,550mmはルーフアンテナを含む値です(ルーフの高さはそこから20mm低い)。
タイヤは4グレードとも225/55R18のオールシーズンタイヤ。最小回転半径はターボ5.4m、S:HEV 5.5mです。
高さ1,550mmまでの機械式駐車場なら、ターボの1,570mmは入らない計算になります。S:HEVはちょうど1,550mm(ルーフアンテナを含む)、レヴォーグは1,500mm。スバルは主要諸元表の注で、すべての立体駐車場に入るとは限らないので、車両サイズと重量に対応しているかを必ず確かめるよう書いています。
荷室:ターボ561L、S:HEV 429L
| 荷室(VDA法) | ターボ | S:HEV |
|---|---|---|
| 合計 | 561L | 429L |
| うちカーゴフロアボード上部 | 492L | 410L |
| うちサブトランク(床下) | 69L | 19L |
S:HEVで減る132Lのうち、床上が82L、床下が50L。床下に工具や雨具を入れておく使い方なら、S:HEVの19Lは心もとない数字です。


後席:ターボは中央席を独立して倒せる、S:HEVは6:4分割
ターボの後席は、中央席を独立して倒せるリヤシート。スバルは、後席に2人が乗ったままスキー板のような長い荷物を積めると説明しています。
S:HEVは6:4分割可倒式です。長い物を積むときは、6か4のどちらかの側を倒すことになります。4人で乗って長い荷物も、という使い方ならターボの側。
レイバックの本音:後悔・ダメな理由を数字で照らす
後悔の種になりやすいのは、ターボの燃料代、S:HEVの荷室、安全評価の読み違いの3つ。どれも買う前に数字で分かります。好きな所は、満タンの距離と全車AWDの雪道の材料です。


惜しいのはターボの燃料代と、S:HEVの荷室
正直、ターボの★1はいちばん惜しい。満タンで888.3km走れる車なのに、100kmあたりの燃料代は1,509.9円。補助なしの単価が197.4円/Lまで下がらないと、★2にも届きません。
もう1つはS:HEVの荷室。同じレイバックのターボより132L少なく、燃料代の安さと荷室の広さを両方取れるグレードは、いまの4つの中にありません。
推しは2つ:満タン888.3〜1,197km、全車AWDとオールシーズンタイヤ
推しの1つ目は満タンの距離です。63Lのタンクで、ターボは888.3km、S:HEVは1,197km(WLTCからの計算値)。物差しの軸3は、どのグレードでも★5になります。
2つ目は、4グレードすべてがAWDで、最低地上高が180mm以上という点。タイヤも4グレードとも225/55R18のオールシーズンです。どれを選んでも雪の日の材料が欠けない。この作りは、素直にいいと思う。
クロストレック・フォレスターとどっち:物差し・入口・地上高・燃料代で比べる
| 項目 | レイバック | クロストレック Premium S:HEV | フォレスター Touring |
|---|---|---|---|
| CARVELの物差し | 3.3(6/7・Limited EX)/S:HEV 3.5 | 3.9(7/7) | 3.7(7/7) |
| 入口の価格(税込) | 4,059,000円 | 3,833,500円 | 3,850,000円 |
| 最低地上高 | 200mm(S:HEVは180mm) | 200mm | 220mm |
| 100kmの燃料代(212.9円/L) | 1,509.9円(S:HEVは1,120.5円) | 1,091.8円 | 1,565.4円 |
クロストレックとフォレスターの値は、CARVELのクロストレックの評価とフォレスターの評価の記事のものです。フォレスターの物差しは2026年10月13日調査の単価で付けていて、レイバックは6/7の平均。平均の数字だけで順位は付けられません。
入口の価格は、レイバックがフォレスターより209,000円高い。安さとS:HEVの燃料代ならクロストレック、地上高220mmならフォレスター、全長4,770mmの車体とワゴンに近い荷室の使い方ならレイバック、という分かれ方です。
どの車に決めても、見積書には下取りの行が出てきます。2台まで絞ったら、手放す車の値段も先に聞いておきたい。
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査定条件をそろえて、売却の目安を確認
買い方:工場出荷は2ヵ月程度、改良前の4BA-VN5はリコール
注文から工場を出るまでの目処は、ターボもS:HEVも2ヵ月程度。値引きは販売店ごとに違い、中古や登録済み未使用車を見るなら、リコールの対象かを先に聞きます。


工場出荷の目処(10月9日時点):ターボ・S:HEVとも2ヵ月程度
スバルの工場出荷時期の目処では、レイバックの1.8LグレードもS:HEVも2ヵ月程度(10月9日時点)。目処は工場を出る時期の目安で、納車の日とは違います。同じ時点でクロストレックのS:HEVは2〜3ヵ月程度、フォレスターのS:HEVは3ヵ月程度なので、スバルのS:HEVの中では待ちが短い側です。
見積もりの前に:値引きは販売店が決める
価格は販売店が決めるので、同じグレードでも店ごとに総額が変わります。値引きの目安と、引いた後の4グレードの総額はレイバックの値引きの記事へ。
36回の残価設定クレジットの公式の支払い例(実質年率4.9%)では、最終回が車両価格の約52.7%。支払い例の表は乗り出し価格の記事にあります。
リコール(届出番号5771):型式4BA-VN5の2025年12月製作分
スバルのリコールの届出は2026年2月5日で、ステアリングギヤボックスに関するもの。対象は改良前の型式4BA-VN5「レヴォーグ」(レイバックを含む)のうち、2025年12月8日〜12月23日に製作された648台(ほかに交換部品が組み付けられた可能性のある2台)です。648台はレヴォーグ1.8Lとレイバックの合計で、レイバックだけの台数は届出に出ていません。スバルの案内には「「レイバック」は「レヴォーグ」に含まれます」と書かれています。
これから注文する改良後の型式(3BA-VN5・5AA-VNF)は、この届出の対象の型式に入っていません。中古車や登録済み未使用車で改良前の車を見るときは、対象かどうかを車台番号で販売店に聞いてください。
いまの車は下取りと買取を分けて見る
下取りの額は新車の見積書の中で決まるため、値引きと売値が1つの数字に溶けやすい。2つを分けて読む理由は下取りと買取の違いに、査定サイトを選ぶ物差しは一括査定サイトの比べ方にあります。
レイバックのよくある質問
- レイバックがダメな理由は何ですか?
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数字で弱いのはターボの燃料代です。100kmあたり1,509.9円で、物差しは★1。S:HEVなら燃料代は下がりますが、荷室が429Lに減ります。
- レイバックはSUVですか?
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スバルの車種一覧で、ガソリンのレイバックはSUVの欄にあります。S:HEVは「ハッチバック/ワゴン」の欄。発表では「ハイブリッドクロスオーバー」という呼び名でした。
- レイバックのハイブリッドはいつ出ましたか?
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2026年7月2日の発表でした。グレードはPremium S:HEV EXとPremium Black S:HEV EXの2つです。
- レイバックのフルモデルチェンジはいつですか?
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スバルからの発表はまだありません(2026年10月時点)。2026年にあったのは、6月の一部改良と7月のS:HEVの追加です。
- レイバックのリセールはいいですか?
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リセールを予想する公式の数字は無し。公式の支払い例の最終回が車両価格の約52.7%なのは支払いの組み立ての話で、売れる額の予想とは別に考えてください。
- レイバックにSTIはありますか?
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いまの4グレードに、STIの名の付くグレードはありません(2026年10月時点)。S:HEVの2グレード向けには、販売店で付ける用品としてSTI エアロパッケージがあります。
まとめ:レイバックは同じ424万6000円の2枚の見積もりで決める車
レイバックは、1.8LターボとS:HEVの4グレードで405万9000円から。物差しは3.3(6/7)で、満タンの距離が強く、ターボの燃料代が弱点です。
- 新車は4,059,000円・4,246,000円(ターボ)と4,521,000円・4,246,000円(S:HEV)(2026年10月時点)
- 5年5万kmの額は4,926,623円〜5,201,623円(売る額0円)
- 同じ4,246,000円なら、4つの額はS:HEVが218,902円小さい
次の一歩:同じ条件の見積もりを2枚もらう
販売店では、Black SelectionとPremium Black S:HEV EXの見積もりを、同じ色・同じオプション・同じ登録月で2枚出してもらってください。総額の差が24,200円前後になっているかを見て、そこに年1万kmあたり38,940円の燃料代の差を足します。荷室561Lと地上高200mmにその額を払うかどうか、決めるのはそれだけです。
いまの車がいくらになるかで、4つの額の最後の行が埋まります。買取の額を横に置いておけば、店で出てくる下取りの数字をその場で読める。
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CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 JNCAP | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:SUBARU、NASVA、次世代自動車振興センター、資源エネルギー庁
時点:2026年10月。乗り心地・静かさ・実際の燃費は、公式の数字からは分かりません。
参考URL一覧
- ターボの製品サイト:https://www.subaru.jp/levorg-layback/
- S:HEVの製品サイト:https://www.subaru.jp/levorg-layback-wagon/
- 資源エネルギー庁の「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」の資料:https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- スバルの発表:https://www.subaru.co.jp/news/2026_07_02_145435/
- スバルの工場出荷時期の目処:https://www.subaru.jp/news/delivery/
- スバルのリコールの届出:https://www.subaru.co.jp/recall/data/26-02-05.html

