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ハリアーの未使用車とは、販売会社が登録だけして、まだ誰も使っていない中古車のことです。広告では「登録(届出)済未使用車」と書き、「新古車」は通称にあたります。
2026年10月時点で、買う前に押さえたいのは3つです。保証と車検の期間は買った日ではなく登録した日から減っていくこと、新車の登録時に出る税は11月登録で22,000円どまりなこと、CEV補助金は新車の新規登録に限られること。値引き額を見る前に、この3つを店に確かめておくと、新車と同じ土俵で比べられます。
この記事のポイント
- 保証は新車登録日から一般3年・特別5年
- 登録6か月後なら保証30か月・54か月が残る
- 新車の税は11月登録で22,000円どまり
- CEV補助金は登録済みの車には出ない
30秒でわかるハリアーの未使用車(2026年10月時点)



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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 呼び方 | 広告の表示は「登録(届出)済未使用車」。走行距離は100km以内が目安 |
| 保証の起算 | 新車登録日から。一般保証3年(6万kmまで)・特別保証5年(10万kmまで) |
| 車検 | 初回は3年。登録日から数える |
| 補助金 | CEV補助金は新車の新規登録だけ。中古車は対象外 |
| 比べる相手 | 新車G 2WDの乗り出し総額 4,515,680円(トヨタ公式の見積りシミュレーション) |
PROGRESS(プログレス)は、2017年6月のトヨタのリリースにある先代(3代目)のグレード名です。現行の価格表に、この名前はありません。いまの未使用車を探すなら、G・Zなどの現行のグレード名で見ることになります。
ハリアーの未使用車とは:登録だけ済んだ中古車で、新車とは別の商品
未使用車は、新車と中古車のあいだにあるものではなく、制度の上では中古車です。広告の決まりと走行距離の目安を先に押さえると、店頭の表示が読めるようになります。

「新古車」は通称で、広告では「登録(届出)済未使用車」と書く
自動車公正取引協議会(公取協)は、2014年9月26日の留意点で、登録(届出)済未使用車を「初度登録(届出)された車両で、かつ、使用又は運行に供されていない車両(中古車)」と定義しています。「新品」「新車同様」「新古車」のように、中古車でないかのような表示は、避けるよう求める内容です。
つまり、検索や問い合わせでは「新古車」でも通じますが、店の広告で探すときは「登録(届出)済未使用車」という言葉を探すことになります。
走行距離が100kmを超える車や、試乗車・代車だった車は未使用車と名乗れない
同じ文書は、走行距離が100kmを超える車両には、この表示をしないよう求めています。一度でもユーザー名義で登録された車、試乗車や代車に使われた車は、走行距離にかかわらず表示できません。
未使用車の走行距離は、100km以内が目安です。この文書は2014年のものですが、公取協の資料として公開されています(2026年10月時点)。

試乗車だった車は、未使用車じゃないの?



広告の決まりでは、試乗車や代車だった車は未使用車と書けません。気になるなら履歴を店に聞きましょう
新車との違い①:保証と車検は、買った日ではなく登録した日から減る
最大の違いは、数え始める日です。新車の保証と車検は納車の少し前から数えますが、未使用車は販売会社が登録した日から数え始めています。


保証は新車登録日から一般3年・特別5年:登録6か月後なら30か月と54か月が残る
トヨタの保証書(2026年1月30日版)では、一般保証が新車登録日から3年(走行6万kmまで)、特別保証が新車登録日から5年(10万kmまで)です。車検の有効期間は、国土交通省の検査登録ポータルでは、自家用乗用自動車が初回3年、2回目以降2年。








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| 登録からの月数 | 一般保証の残り | 特別保証の残り | 車検の残り |
|---|---|---|---|
| 0か月(登録日) | 36か月(100.0%) | 60か月(100.0%) | 36か月(100.0%) |
| 1か月 | 35か月(97.2%) | 59か月(98.3%) | 35か月(97.2%) |
| 3か月 | 33か月(91.7%) | 57か月(95.0%) | 33か月(91.7%) |
| 6か月 | 30か月(83.3%) | 54か月(90.0%) | 30か月(83.3%) |
| 12か月 | 24か月(66.7%) | 48か月(80.0%) | 24か月(66.7%) |
筆者の検証(2026年10月)|登録から経過した月数ごとの、保証と車検の残り(トヨタの保証書(2026年1月30日版)と初回車検3年)
登録から6か月たった車は、一般保証が30か月、特別保証が54か月、車検が30か月残ります。12か月たつと、一般保証と車検は3分の2、特別保証は8割です。
走行距離の枠は、100km以内の未使用車ならほぼ丸ごと残ります。月数は登録日からの経過月数で、満了日は車検証と保証書の記載が正です。
持ち帰り:未使用車の見積もりで聞く6点
・初度登録の年月(保証と車検の起点)
・走行距離(100km以内か)
・保証は「付き」か「なし」か、メーカー保証の継承は済んでいるか
・継承に有料の点検が要るなら、その金額は価格に含まれるか
・車検の残り月数と、見積書の法定費用の中身
・試乗車・代車だった履歴の有無
6つを店に聞いて、答えをメモに書いておくと、新車の見積書と同じ土俵で比べられます。
保証の引き継ぎ(二次保証)には条件がある:「保証付き」と書いてあるか確かめる
トヨタの保証書は、保証登録書に載るお客様への約束で、使用者が変わったときは二次保証の手続きが要ります。条件は、メンテナンスノート(保証登録書を含む)を持っていること、トヨタ販売店で手続きすること、国外に持ち出されていないことの3つです。販売店が必要な点検(有料)を実施したうえで、新しい使用者の名前などを記入します。
公取協の表示例にも、メーカー保証を継承しない場合は「保証なし」と書き、有料の点検整備を受ければ継承できる、という書き方が出ています。未使用車の広告で見るのは、「保証付き」か「保証なし」か、継承の費用が価格に入っているかです。
ハイブリッドの電池:特別保証の対象はハイブリッド機構、電池の容量低下は保証しない
現行のハリアーはHEVだけなので、電池の扱いも読み落とせません。保証書の特別保証部品には「ハイブリッド機構」が入っています。一方で保証しない事項には「駆動用電池の容量低下」があり、ハイブリッド車に当てはまる条件です。
電池の故障が「ハイブリッド機構」に当たるかは、保証書の文面だけでは読めないので、店で確かめます。
新車との違い②:税の差は小さく、CEV補助金は登録済みの車には出ない
未使用車の売り文句には「税金が安い」「補助金が使える」の2つがよく出てきます。数字で見ると、前者は小さく、後者は出ません。


新車の登録時に出る税は11月登録で22,000円:重量税分は価格に含まれる
ハリアー(2.5L)の自動車税は年額43,500円で、新規登録の翌月から3月までの月割で納めます。重量税は、トヨタ公式の見積りシミュレーション(2026年10月20日時点)で7,500円です。








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| 新車の登録月 | 自動車税の月割 | 重量税 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 11月 | 14,500円 | 7,500円 | 22,000円 |
| 12月 | 10,800円 | 7,500円 | 18,300円 |
| 1月 | 7,200円 | 7,500円 | 14,700円 |
| 3月 | 0円 | 7,500円 | 7,500円 |
| 4月 | 39,800円 | 7,500円 | 47,300円 |
筆者の検証(2026年10月)|新車の登録月ごとの自動車税と重量税(ハリアー2.5L)(トヨタ公式の見積りシミュレーション(2026年10月20日)の税額)
新車の登録時に出る2つの税は、11月登録で22,000円、3月登録で7,500円、4月登録で47,300円です。登録月で変わるのは自動車税の月割だけで、重量税は変わりません。
東京の販売店・無料色・オプションなしの条件で、トヨタ公式の見積りシミュレーションが示す値です。
公取協は、未使用車の広告で「新車購入時に必要な重量税がかからないからお得」と書くことを認めていません。重量税は車検の残りの期間分の価値として販売価格に含まれていて、その分を買う人が支払っているからです。
11月登録なら、新車の登録時の税は22,000円です。保証と車検の残りを削ってまで追う金額ではない、と私は考えます。
自動車税は、総務省の制度概要で納税義務者が自動車の所有者、賦課期日が4月1日です。購入のタイミングと名義変更の日が4月をまたぐときは、納税通知が誰に届くかを見積書で確認してください。
CEV補助金は新車の新規登録だけ:登録済みの未使用車は中古車扱いで申請できない
次世代自動車振興センターの応募要領(令和7年度補正・2026年3月31日作成)には、「新車新規登録(新車新規検査届出)で、自家用の車両に限ります。中古車・事業用車両は対象外です」と明記されている。登録済未使用車は前の節の定義で中古車、つまり対象外です。
対象になる車の種類は、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池車(FCV)などで、ハイブリッド車(HEV)は一覧にありません。現行ハリアーは2026年8月3日の改良でHEVだけになったので、新車でも未使用車でも、CEV補助金の対象外です。
2026年8月より前に登録されたPHEVの未使用車があっても、結論は同じです。補助額は契約日ではなく、新車の登録日で決まる仕組みで、登録済みの車は新規登録に当たりません。



補助金があるなら、新車のほうが得になることもあるのかな?



EVやPHEVならあります。ただしハリアーは今のHEVだけなので、この差は出ません
売る額を足した実質の考え方は、ハリアーの評価と口コミの4つの額で見られます。いまの車を手放すなら、下取り前に売値を知っておくと、見積書の下取り額が高いか安いかを判断しやすくなるでしょう。MOTA車買取は、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)で、電話が来る流れです。概算査定額は最短3時間後にWebで分かり、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。
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ハリアーの未使用車の探し方:選べないものを先に知っておく
未使用車は、すでに登録された1台を買う取引です。新車のように、グレードや色を決めてから注文することはできず、店にある在庫の中から選びます。


グレード・色・オプションは選べない:ガソリン車やPHEVが混じることもある
トヨタの価格データに載る現行の新車は、G・Z・Z“Leather Package”と特別仕様車Night Shade 2種に、2WDとE-Fourを組み合わせた10通りです。2026年8月3日の改良で、ガソリン車とPHEVは新車の設定から外れました。
この日より前に登録された車の中には、いまの10通りに無いガソリン車やPHEVが混じる可能性があります。ガソリン車を探している人にとって、未使用車は新車の代わりに探す選択肢の1つです。ただし在庫の有無は販売会社しだいで、公式に台数の数字はありません。
新車の納期の目処は、トヨタ公式で2〜3ヵ月(工場出荷の目処・2026年10月23日更新)です。未使用車は在庫の車なので、納車までの期間は店との契約と名義変更の手続きで決まります。
探す窓口は2つ:販売店の中古車ページと中古車サイト
1つ目は、トヨタ系の販売会社の中古車ページです。2つ目は、中古車サイトの検索で、広告の言葉は「登録(届出)済未使用車」。公取協は走行距離や修復歴、保証の有無を明瞭に書くことを求めているので、表示が薄い広告は、その点が問い合わせの出発点になります。
新車の4,515,680円と並べる:差額は「未使用車の支払総額 − 新車の4,515,680円」で見る
比べる相手は、新車の乗り出し総額です。ハリアーの乗り出し価格にある10通りのうち、G 2WDは4,515,680円。条件は、トヨタ公式の見積りシミュレーション・2026年10月20日・登録予定2026年11月20日・東京の販売店の設定・無料色・オプションと下取りなしです。
未使用車の支払総額(車両価格+登録の費用)から新車の額を引いて、差額を出します。いまの車を売るなら売る額は買い方によらず同じなので、比べるのは差額だけです。その差額と引き替えに、前の節の保証と車検の残りを手放していいか決めましょう。
値引きまで含めた新車の総額の組み立ては、ハリアーの値引きの記事にまとめています。グレードを絞るなら、ハリアーのグレード違いが先です。
いまの車を手放すなら、下取りと買取の違いは下取りと買取の記事に、MOTA車買取の仕組みはMOTA車買取とはにあります。
\ その下取り額、決める前に比較! /
MOTAで下取りと比べる目安を確認
ハリアーの未使用車の本音:推しは車検の残り、惜しいのは選べないこと
勧めたい点と、勧めない点を1つずつ書きます。推しは登録直後の車、惜しいのは選べないこと。どちらも公式の期間と表示の決まりから言える範囲で書きます。


推しポイント:登録から数か月なら、車検が丸3年近く残る
私が推すのは、登録から3か月以内の車です。車検の残りが33か月以上、特別保証の残りが57か月以上あり、新車との差は数か月分にとどまります。待たずに乗り出せる分、期間の減りを納得して買えるかが分かれ目です。
惜しいポイント:グレード・色・オプションが選べない
正直、惜しいのはここです。新車は注文して決められますが、未使用車は目の前の1台から選ぶしかありません。納期の目処が2〜3ヵ月の新車と比べて、待たずに探せる代わりに、グレードと色を手放すことになります。
未使用車をやめておく3条件
ハリアーの未使用車のよくある質問
- 新古車と未使用車の違いは何ですか?
-
同じ車を指す呼び方で、広告の正式な表示は「登録(届出)済未使用車」です。新古車は通称で、公取協は「新古車」という表示を避けるよう求めています。
- ハリアーの未使用車の保証は新車と同じですか?
-
期間は新車登録日から数えるので、新車より短くなります。トヨタの保証書では一般保証3年、特別保証5年で、継承の手続きが要るかは、広告の「保証付き」の表示が手がかりです。
- ハリアーの未使用車は車検が何年残っていますか?
-
初回の車検は3年なので、登録日から数えた残りです。登録から6か月たっていれば30か月が目安で、満了日は車検証で確認できます。
- 未使用車でもCEV補助金は使えますか?
-
使えません。応募要領は新車新規登録の車に限り、中古車は対象外としています。現行ハリアーはHEVなので、新車でも対象に入りません。
- ハリアーの未使用車にガソリン車はありますか?
-
新車の設定は、2026年8月3日の改良で終了しました。在庫としてあるかは販売会社しだいなので、探して確かめることになります。
まとめ:保証と車検が残る登録直後の車なら検討の価値はある。補助金は出ない
ハリアーの未使用車は、制度の上では中古車です。保証は新車登録日から一般3年・特別5年、車検は初回3年で、登録から6か月なら30か月・54か月・30か月が残ります。新車の登録時に出る税は11月登録で22,000円、CEV補助金は新車の新規登録に限られ、現行のHEVには出ません。
比べる相手は新車G 2WDの乗り出し総額4,515,680円です。差額と、失う保証・車検の月数を並べて決めましょう。
次の一歩
気になる未使用車を3台、販売店のサイトで開き、初度登録の年月・走行距離・保証の表示をメモにそのまま写す。登録からの経過月数を出し、36か月と60か月から引いて残りを書き出す。
出典:トヨタ自動車(保証書2026年1月30日版・価格データ・見積りシミュレーション・2017年6月のリリース)、自動車公正取引協議会(2014年9月26日付の留意点)、次世代自動車振興センター(応募要領)、総務省、国土交通省、Car Watch。
時点:2026年10月22日。未使用車の価格の相場と在庫の台数は、公式の数字が無いため対象外です。
参考URL一覧
- トヨタのリリース:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21822546.html
- 2014年9月26日の留意点:https://www.aftc.or.jp/content/files/pdf/aftc_info/aftcinfo_201409.pdf
- トヨタの保証書(2026年1月30日版):https://toyota.jp/maintenance_note/t111_w101/pdf/t111_web_warranty_2601.pdf
- 国土交通省の検査登録ポータル:https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/about/inspect/validity-period/index.html
- 納税義務者が自動車の所有者、賦課期日が4月1日:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_13.html
- 次世代自動車振興センターの応募要領:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_youryou_1.pdf
- 2026年8月3日の改良:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2130033.html

