ハリアーはトヨタのSUVで、2026年8月3日の一部改良から、新車で買えるのは2.5Lハイブリッド(HEV)の10通りだけになりました。
口コミの点数や「安全★5」は、いま買えるハリアーの数字でしょうか。2026年10月時点の価格は4,396,700〜5,561,600円(税込)、CARVELの物差しは平均3.9(採点した軸7/7)。ただし安全評価の★5は2020年度の試験で、衝突安全はガソリン車で試しています。
私の判定は、入口のG 2WDの装備で足りるなら買っていい1台。Zを選ぶと最小回転半径が5.7mになって取り回しの★が1つ下がりますし、口コミの点数には改良前の車への声も混ざっています。点数だけで決めるのは、やめておきましょう。
乗り出しの総額はハリアーの乗り出し価格の記事、値引きはハリアーの値引きの記事で計算しています。
この記事のポイント
- 新車はHEVの10通りだけ
- 物差しの平均は3.9
- 安全★5は2020年度の試験
30秒でわかるハリアー(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | 4,396,700〜5,561,600円(G 2WD〜Z“Leather Package・Night Shade”E-Four) |
| 乗り出し(公式の試算) | G 2WDで4,515,680円(トヨタの見積りシミュレーション・税金と諸費用は東京地区の参考額・登録を2026年11月20日と置いた試算・無料色・オプションなし)。目処どおりなら登録は2027年 |
| 実質いくら | G 2WDで4,771,370円(5年・年1万kmの燃料代込み・売る額0円の計算) |
| 燃費と距離 | WLTC 22.7km/L(G 2WD)。満タンで約1,250km(計算値) |
| サイズ | 4,740×1,855×1,660mm・最小回転半径5.5m(G)/5.7m(Z系) |
| 納期 | 工場出荷の目処「3〜4ヵ月程度」(トヨタ・10月16日更新) |
| 安全評価 | JNCAP ★5(2020年度・衝突安全はガソリン車で試験) |
| 値引き | トヨタは値引き額を公表していない(2026年10月20日に確かめた範囲) |
| CARVELの物差し | 平均3.9(採点した軸7/7) |
価格・諸元・納期の表示は、2026年10月20日にトヨタの公式サイト、次世代自動車振興センター、NASVAで確認しました。
公開日:2026年10月20日 / 最終更新日:2026年10月20日
ハリアーの評価:いま買えるのはハイブリッドの10通り、物差しは平均3.9(2026年10月時点)
新車で買えるハリアーは、2.5Lハイブリッドの10通りだけになりました。最安のG 2WDで7軸を測ると、CARVELの物差しは平均3.9(採点した軸7/7)。距離と安全は強く、価格と取り回しは並。迷うのは、Zとの差額をどう見るかだけだと思います。

いま買える10通り:ガソリン車とPHEVは2026年8月3日の改良で無くなった
トヨタの価格データに並ぶのは、G・Z・Z“Leather Package”と、特別仕様車のZ“Night Shade”・Z“Leather Package・Night Shade”。それぞれに2WDとE-Fourがあって10通り。
10行すべてが「2.5L+モーター」。2.0Lのガソリン車と2.5LのPHEVは、2026年8月3日の一部改良を境に新車の一覧から消えました。くるまのニュースも「2.5リッターHEVのみとなりました」と伝えています。
困るのは、ネットの評価がまだ追いついていないこと。評価・口コミや改良の解説を載せた10ページの原文を読むと、4ページに先代(3代目)の数字、改良前の価格、「ガソリン車・PHEVを選べる」といった、いまの車と違う記述が残っていました。
筆者の検証(2026年10月)|トヨタの価格データで、いま新車で買える10通りを確定(toyota.jpの価格・グレードデータ(grades34.json・2026年8月3日更新)+Python)
2026年10月20日に価格データを表にして、10行すべてが2.5L+モーターであることを確かめました。Sグレード・ガソリン車・PHEVの行はありません。

GとZで物差しが変わる:Zで測ると取り回しは★2、平均は3.6(参考)
GからZへは469,700円。Zを最安と見立てて測ると、平均は3.6でした。
正式な物差しの値として使うのは、最安グレードで測るGの3.9です。Zを選ぶと、価格(450万円超)と取り回し(5.7m)の★が1つずつ下がります。その差額で装備を足し、小回りを0.2m手放す。その取引だと思って選んでください。
Gに無い装備の例は、カラーヘッドアップディスプレイとJBLプレミアムサウンドシステム。どちらもZとZ“Leather Package”の標準で、調光パノラマルーフも同じ2つのメーカーオプションです(トヨタの室内空間のページ)。
CARVELの物差しでハリアーGを採点:★5は満タン約1,250kmとJNCAP、価格は★3の上限まで残り103,300円
最安グレードのG(2WD)で7軸を測ると、平均3.9(採点した軸7/7)。★5が2つ、★4が2つ、★3が3つで、★2以下はありません。
| # | 軸 | 使った公式の数字(G) | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 4,396,700円(補助金は0円で計算) | ★3 | 上限まで残り103,300円 |
| 2 | 走る費用 | 100kmで749.3円(22.7km/L・170.1円/L) | ★4 | ★4の上限は800円 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 55L×22.7km/L=約1,250km(計算値) | ★5 | 給油の少なさに効く |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.5m | ★3 | Z系の5.7mなら★2 |
| 5 | 悪路・雪道 | E-Four・最低地上高190mm | ★4 | 4WDの設定あり |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP ★5(2020年度・衝突はガソリン車のG、予防安全はHEVのG) | ★5 | 試験車は下で確認 |
| 7 | 手に入る早さ | 「3〜4ヵ月程度」→4ヵ月 | ★3 | 工場出荷の目処 |
| — | 平均 | 採点した軸 7/7 | 3.9 |
基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。どの車種も最安グレードで測り、軸2の単価は資源エネルギー庁の資料にある2026年10月13日調査のレギュラー全国平均170.1円/Lです。軸7はトヨタの工場出荷時期の目処で、納車日ではありません。採点した軸の数が違う車種どうしの平均は、単純に比べないでください。
筆者の検証(2026年10月)|CARVELの物差し v1.1でハリアーGを7軸採点(トヨタの価格データ・主要諸元表(版202608)・NASVAの試験結果・納期の表+Python)
2026年10月20日に、公式の数値を基準どおりの関数に入れて計算しました。bZ4X・カローラ クロスの記事でハリアーと並べたときの値3.9(7/7)とも一致しています。
★が動く境目:価格はあと103,300円で★2、ガソリンが181.7円/Lになると走る費用は★3
正直、いまの3.9は境目のすぐ近くにいる数字です。
| 変わること | 動く軸 | 平均 |
|---|---|---|
| いまの条件(G・170.1円/L・納期4ヵ月) | — | 3.9 |
| 価格が450万円を超える | 軸1 ★3→★2 | 3.7 |
| ガソリンが181.7円/Lになる | 軸2 ★4→★3 | 3.7 |
| 納期の目処が3ヵ月に縮む | 軸7 ★3→★4 | 4.0 |
| 納期の目処が7ヵ月に延びる | 軸7 ★3→★2 | 3.7 |
価格が改定されて450万円を超えるか、補助が終わってガソリンが上がるか。どちらか1つで、平均は3.7まで下がります。
3.9は「いまの値段と、いまのガソリン代での点数」として読んでください。
JNCAPの★5は2020年度の試験:衝突安全はガソリン車、予防安全はハイブリッドのGで試験
NASVAの評価では、ハリアーは自動車安全性能2020で★5、総得点93%(177.68/190点)。衝突安全はランクAの87%、予防安全はランクAの100%です。
試験結果のPDFで型式を見ると、衝突安全の試験車は6BA-MXUA80(2.0Lガソリン車)のG、予防安全の試験は6AA-AXUH80(ハイブリッド)のGでした。高機能前照灯などの装備確認の欄だけは、ガソリン車の型式です。HEV専用になった後の仕様で改めて評価された記録は、確かめた範囲(NASVAのハリアーの評価ページ・2026年10月20日)に見当たりません。

★5なのに、いまのハイブリッドで試したわけじゃないの?
記録に残る事実はそこまでで、★5が無効になる話ではありません。
ハリアーの口コミの読み方:点数を見る前に確かめる3つ(年式・パワートレイン・平均との差)
価格.comの満足度4.11は、いつのハリアーの点数でしょう。口コミの点数を読むときに効くのは、投稿した人がいつのハリアーを採点したかです。いま新車で買えるのは2026年8月3日の改良後のハイブリッドだけ。それより前の声には、ガソリン車とPHEVへの評価も混ざっている。
価格.comの満足度は「2020年モデル」1つにまとめた点数:平均より低いのは価格とインテリア
価格.comのレビューでは(2026年10月20日時点)、ハリアーの2020年モデルの満足度は4.11で、カテゴリ平均は4.26。集計は231件。
| 項目 | ハリアー | カテゴリ平均 |
|---|---|---|
| エクステリア | 4.36 | 4.32 |
| インテリア | 3.77 | 3.92 |
| エンジン性能 | 3.90 | 4.11 |
| 走行性能 | 4.05 | 4.19 |
| 乗り心地 | 4.13 | 4.02 |
| 燃費 | 4.17 | 3.87 |
| 価格 | 3.67 | 3.85 |
平均より上はエクステリア・燃費・乗り心地。下は価格・インテリア・エンジン性能・走行性能でした。


気をつけたいのは集計の単位です。このページは2020年モデル1つに全グレードをまとめていて、改良前のガソリン車・PHEVへの評価も、改良前の価格への評価も同じ点数に入っています。点数は投稿した人の報告で、CARVELの評価ではありません。
それでも「ハリアー 評価」で検索すると、上位10枠のうち9枠がこうした口コミ・レビューのデータベースでした。残りの1枠も、先代(3代目)を試乗した2014年の記事です。
筆者の検証(2026年10月)|「ハリアー 評価」の検索上位10枠の内訳(Ubersuggest(検索結果の分析)+Python)
2026年10月20日に取得した検索結果を、ページの種類で分けて数えました。分類は筆者の判断で、順位は取得した時点のものです。


口コミの不満を公式の数字で確かめる:価格・燃費・取り回しの3つ
公式の数字で確かめられるのは3つ。
- 価格:改良前の価格を伝えたCar and Driverの報道と比べると、標準の3グレードは95,700円、Night Shadeの2つは150,700円上がった
- 燃費:トヨタの諸元表でWLTC 22.7km/L(G 2WD)・22.4km/L(Z系)
- 取り回し:全幅1,855mmで、最小回転半径はGが5.5m、Z系は5.7m
逆に、加速・乗り心地・静かさは確かめようがない。公式の数字で比べる尺度が無く、CARVELは試乗していないからです。
筆者の検証(2026年10月)|評価・口コミ系のページの主張12件を公式と照合(トヨタの価格データ・主要諸元表(版202608)・NASVAの試験結果との手作業の照合+Python)
2026年10月20日に原文を読んだ10ページから主張を12件写し、公式と照らしました。一致6件、時点のずれ4件、照合できない個人の感想や根拠の無い点数が2件です。
スクショ用:ハリアーの口コミを読む前に確かめる3つ
・①いつの車か:投稿日やモデルが2026年8月3日より前なら、2.0Lのガソリン車やPHEVの声かもしれない。いま新車で買えるのはハイブリッドだけ
・②どのパワートレインとグレードか:燃費や加速の声はパワートレインで変わる。価格への不満は投稿した時の価格で、標準の3グレードは改良で95,700円上がった
・③件数と平均との差:価格.comの満足度4.11はカテゴリ平均4.26より下で、集計は231件(2026年10月20日時点)。点数そのものより、平均より上か下か、何件の声かを見る
3つを通らない声(改良前・ガソリン車・件数の少ないもの)は、いったん脇に置いて読んでください。



点数より先に、何年のどのハリアーの声かを見てください
ハリアーの価格とグレード:4,396,700〜5,561,600円、4つの額ではG 2WDで実質4,771,370円
いちばん安いG 2WDと、いちばん高いZ“Leather Package・Night Shade”E-Fourの差は1,164,900円。5年・年1万km走る燃料代を足し、いまの車を売る額を0円と置くと、G 2WDの実質は4,771,370円です。
10通りの価格(2026年10月時点):E-Fourは一律220,000円高い
| グレード | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| G | 4,396,700円 | 4,616,700円 |
| Z | 4,866,400円 | 5,086,400円 |
| Z“Leather Package” | 5,186,500円 | 5,406,500円 |
| Z“Night Shade” | 5,021,500円 | 5,241,500円 |
| Z“Leather Package・Night Shade” | 5,341,600円 | 5,561,600円 |
どれも税込のメーカー希望小売価格で、リサイクル料金は入っていません。トヨタのグレードのページには「沖縄地区は価格が異なります」とあります。10通りの乗り出し総額と内訳は、ハリアーの乗り出し価格の記事にすべて並べました。
値引き額を、トヨタは公表していません。2026年10月20日に見積りシミュレーション・FAQ・トヨタの窓口のコラムで確かめた範囲で、コラムには「価格は販売店が独自に定めています」とあります。
4つの額(払う・戻る・走る・売る):G 2WD・Z 2WD・最上級で並べる
グレードの差は、ほぼ払う額の差。走る額の差は、G 2WDと最上級でも5年で17,265円。燃費の差でグレードを悩む必要は、ほぼ無いと思う。
| 額 | G 2WD | Z 2WD | Z“Leather Package・Night Shade”E-Four |
|---|---|---|---|
| 払う額 | 4,396,700円 | 4,866,400円 | 5,561,600円 |
| 戻る額 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 走る額(5年・年1万km) | +374,670円 | +379,688円 | +391,935円 |
| 売る額 | ? | ? | ? |
| 実質(売る額0円) | 4,771,370円 | 5,246,088円 | 5,953,535円 |
計算式は「実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額」。走る額は、WLTC燃費と170.1円/L(2026年10月13日調査)で出しています。
戻る額が0円なのは、次世代自動車振興センターの一覧(2026年10月13日現在)で確かめた範囲に、ハリアーは販売を終えたPHEVのG・Zの行しか無かったからです。重量税は75%軽減で7,500円(軽減なしなら49,200円・国土交通省の税額表)。4つの額の払う額は車両価格だけで税金を入れていないので、税金の割引も戻る額に入れていません(割引後の7,500円は乗り出しの総額のほうに入っています)。
同じ資料のグラフにある補助が無い場合の212.5円/Lなら、G 2WDの走る額は468,062円で、93,392円増える。
筆者の検証(2026年10月)|4つの額を10通りで計算(トヨタの価格データ・主要諸元表(版202608)・資源エネルギー庁の資料+Python)
2026年10月20日の計算で、10通りすべての結果があります。燃料の量はWLTC燃費から出し、保険・車検・諸費用は入れていません。


4つの額のうち、売る額だけは、いまの車の見積もりを取らないと埋まりません。
ハリアーの燃費とサイズ:WLTC 22.7km/L・全幅1,855mm、ライバルは同じ物差しの記事で
トヨタの主要諸元表では、WLTC燃費はG 2WDが22.7km/L、Z系が22.4km/L、E-Fourは22.0/21.7km/L。全長4,740mm・全幅1,855mmと数字は大柄でも、Gの最小回転半径5.5mは物差しで★3の並です。
燃費は4通り:G 22.7km/L、Z系22.4km/L、E-Fourは0.7km/Lずつ下がる
Z系に調光パノラマルーフ(198,000円のメーカーオプション)を付けると、22.3km/L・21.6km/Lに下がります。
実燃費となると、公的なデータが無く、CARVELも走って測っていません。カタログの22.7km/Lは車どうしを比べるための数字で、毎日の燃費の約束ではない。そう読むのが正直なところです。
サイズと取り回し:全長4,740mm・全幅1,855mm・全高1,660mm、最小回転半径はGが5.5m
ホイールベースは2,690mm、最低地上高は190mm、車両重量はG 2WDで1,650kg。乗車定員は5人で、トヨタの諸元表では室内長×幅×高が1,880×1,520×1,215mm(社内測定値)です。
駐車場に入るかは、まず幅の制限と全幅1,855mm(トヨタの諸元表の値)を並べてみてください。諸元表の全幅には、ドアミラーを含むかの注記がありません。ミラーを開いた幅は販売店で確かめてください。
RAV4・カローラ クロス・クラウン クロスオーバー・bZ4Xも同じ物差しで採点
比べたい車の記事の物差しの表と、上の表を並べてください。どれも物差し v1.1・最安グレードで採点しています。
同じトヨタのハイブリッドならRAV4の評価とカローラ クロスの評価、クラウンの車形ならクラウン クロスオーバーの評価とクラウン エステートの評価、電気自動車ならbZ4Xの評価があります。6/7と7/7の車の平均は単純に比べず、未評価の軸は低評価ではないと読んでください。
ハリアーの本音:惜しいのは5.7mと入口の価格、やめておけは3条件、推しは満タン約1,250km
ここは惜しい、が先に来ます。Z系の最小回転半径5.7mと、改定1回で★2に落ちかねない入口の価格。推しは満タンで約1,250km(計算値)の距離と、全車標準になったAC100V・1,500Wのコンセントです。やめておけと言える条件は3つ。
惜しいポイント:Z系の最小回転半径5.7m、Gでも価格の★3はぎりぎり
Gの5.5mは軸4で★3ですが、Z系は5.7mで★2に落ちます。Zを選ぶなら、小回りは割り切りたい。
入口のGも、価格の★3はぎりぎりです(上の境目の表)。改定で上がれば★2。
ハリアーはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
補助金が前提なら、同じ物差しで採点したbZ4Xの評価のほうが話が早い。
推しポイント:満タンで約1,250km(計算値)、AC100V・1,500Wのコンセントは全車標準に
私が好きなのはこの2つ。G 2WDは55Lのタンクで、満タンで約1,250km走れる計算です。物差しの軸3は★5で、給油の回数を減らしたい人には効く数字だと思う。
もう1つは、2026年8月3日の改良で全車標準になったAC100V・1,500Wのアクセサリーコンセント(ラゲージ右側1個)。トヨタの使い勝手の案内は「停電などの非常時にも電気製品が使えます」としています。入口のGから付くのが、この改良でいちばんうれしい点です。ただ、メーカーオプションのスペアタイヤを選ぶとコンセントは付きません。



Zとの差は469,700円と取り回しの★1つ。そこに払うかで決めてください
ハリアーの買い方:納期の目処は3〜4ヵ月、いま注文すると登録は11月より後
納期の「3〜4ヵ月程度」は、トヨタが示す工場出荷の目処で、納車日ではありません(2026年10月16日更新)。目処どおりなら、10月20日に注文して工場出荷は2027年1月20日ごろ〜2月20日ごろの計算です。登録は11月1日より後なので、自賠責は上がった後の料率(25,180円)で計算されます。
納期の公式の目処は3〜4ヵ月程度:工場出荷の目処で、販売店の言い方とはずれる
トヨタの工場出荷時期の目処の表では、ハリアーは「3〜4ヵ月程度」(2026年10月16日更新)。
販売会社のページには「2026年10月以降〜」とだけ書いたものもあり、言い方は店によってばらばら。全国一律の受注停止の告知は、トヨタの納期の表には見当たりませんでした(2026年10月20日確認)。
注文する前に、登録予定日を販売店で「日付」として聞いておく。聞くのは「登録予定日」と「その日付の根拠(工場出荷の連絡が来たか)」の2つです。
登録が11月以降なら自賠責は25,180円:総額の計算は乗り出しの記事で
損害保険料率算出機構の基準料率表では、37か月・本土の自家用乗用車の自賠責は、保険の始期が2026年11月1日以降なら25,180円。10月31日までの24,190円より990円高くなります。
登録の月で総額がどう動くかは、自動車税の月割も入れてハリアーの乗り出し価格の記事で計算しました。
いまの車は下取りと買取を分けて見る:買取で売るならクーリング・オフはできない
下取りを、トヨタの購入ガイドは「新車のご購入金額から下取り金額が値引きされます」と説明しています。買取は、購入とは関係なく、いまの車を買取業者に売るだけの方法です(国民生活センターの解説)。
買取で売る場合、車(二輪を除く)の売却にクーリング・オフはありません。自宅に来てもらう訪問の買取でも、特定商取引法施行令の第34条で自動車は規制の対象から外れています。契約の前に、キャンセルの条件を確かめてください。違いの全体は下取りと買取の違いに、値引きと下取りを分けて交渉する順番はハリアーの値引きの記事にあります。
下取りの提示を聞く前に、いまの車の買取の見積もりを1つ持っておくと、比べる相手ができます。
ハリアーのよくある質問
- ハリアーは売れていないのですか?
-
新車の登録は前年より少なく、2026年9月は2,884台で前年同月の75.7%でした。自販連の集計では、2026年1〜9月はどの月も前年同月を下回っています。登録は納車された台数で、注文の量とは一致しません。
- ハリアーにSグレードはありますか?
-
ありません。2026年10月時点のグレードはG・Z・Z“Leather Package”と、特別仕様車の2つです。Sは2025年6月の改良で廃止されたと月刊自家用車が報じています。型式の末尾に付く(S)は、グレードの名前ではありません。
- ハリアーの荷室は何Lですか?
-
トヨタは荷室の容量をL数で公表していません(2026年10月20日に公式サイトと主要諸元表で確かめた範囲)。トヨタの使い勝手の案内は「ゴルフバッグ3個」が入るとしていて、9.5インチのバッグで、形によっては入らない場合があるという注記つきです。
まとめ:ハリアーは入口のGから選べば買い、口コミと安全★5は「どの車の数字か」を見てから
G 2WDの装備で足りるなら、ハリアーは買っていい。迷うとすれば、Zの装備に469,700円と、取り回しの★1つ分を払うかどうかだけです。
- 2026年10月時点の新車は2.5Lハイブリッドの10通りで、価格は4,396,700〜5,561,600円(税込)
- CARVELの物差しは平均3.9(採点した軸7/7)、G 2WDの実質は4,771,370円(5年・売る額0円)
- JNCAPの★5は2020年度の試験で、衝突安全はガソリン車で試したもの
次の一歩
今日やることは1つです。トヨタの見積りシミュレーションで、自分が選ぶ色・駆動・オプションの総額を1枚作ってください。ZやZ“Leather Package”は、初期の色が有料色のプレシャスブラックパール(+55,000円)、Z“Night Shade”はプラチナホワイトパールマイカ(+38,500円)になっていることがあるので、色を選び直してから。その1枚が、販売店で2社の見積もりを比べるときの基準になります。
乗り換えが決まったら、いまの車の買取額を4つの額の「売る額」に入れて、最後の1行を埋めてください。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 100kmの走る費用 | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WDあり・210mm以上 | 4WDあり・180mm以上 | 4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 JNCAP | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
確かめたこと:価格・諸元・JNCAPの試験車・納期の表示・補助金の一覧・価格.comの集計の範囲
出典:トヨタ、NASVA、国土交通省、次世代自動車振興センター、資源エネルギー庁、損害保険料率算出機構、国民生活センター、自販連、価格.com
時点:2026年10月20日。確かめたのはここまでで、走りの感想、実燃費、改良後の仕様で安全評価を受け直すかどうかは分かりません。
参考URL一覧
- トヨタの価格データ:https://toyota.jp/pages/contents/include/carpage_format/carlineup/data/json/grades34.json
- 2026年8月3日の一部改良:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44698256.html
- くるまのニュース:https://kuruma-news.jp/post/1094304
- トヨタの室内空間のページ:https://toyota.jp/harrier/usability/
- 資源エネルギー庁の資料:https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- トヨタの工場出荷時期の目処:https://toyota.jp/news/delivery/index.html
- NASVAの評価:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/124
- 試験結果のPDF:https://www.nasva.go.jp/mamoru/pdf/sv/detail/124.pdf
- 価格.comのレビュー:https://review.kakaku.com/review/K0001266209/
- Car and Driverの報道:https://www.caranddriver.co.jp/newcar/96316/
- トヨタの諸元表:https://toyota.jp/pages/contents/harrier/004_p_001/pdf/harrier_spec_202608.pdf
- トヨタのグレードのページ:https://toyota.jp/harrier/grade/
- トヨタの窓口のコラム:https://toyota.jp/madoguchi/column/02/
- 次世代自動車振興センターの一覧:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- 国土交通省の税額表:https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001999427.pdf
- 損害保険料率算出機構の基準料率表:https://www.giroj.or.jp/ratemaking/cali/pdf/202604_table.pdf
- トヨタの購入ガイド:https://toyota.jp/guide/step2/index.html
- 国民生活センターの解説:https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202304_05.pdf
- 特定商取引法施行令の第34条:https://laws.e-gov.go.jp/law/351CO0000000295
- 自販連の集計:https://www.jada.or.jp/files/libs/7725/202610051042024460.xlsx
- 月刊自家用車:https://jikayosha.jp/news/2025/06/11/262986/
- トヨタの見積りシミュレーション:https://toyota.jp/service/estimate/

コメント