カローラクロスの評価を本音で|298.1万円から買いか、後悔する条件も

カローラクロスの外観写真に、本音評価の記事タイトルを重ねたアイキャッチ(トヨタ自動車公式画像)
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カローラ クロスは、トヨタが国内で売る5人乗りのSUVで、2025年5月23日の一部改良からハイブリッド専用です。

2026年10月時点の税込価格は、S 2WDの298万1,000円からGR SPORTの407万7,700円。同じ年の7月1日の一部改良で、ZとGR SPORTに5つの安全・快適装備が標準になりました。工場出荷の目処は、トヨタ公式に月数が出ていません。

買って後悔するか? 分かれ目は、雪道の深さと、納車を待てるかどうかです。街乗りと家族の買い物が中心なら、私はまずS 2WDから見ます。Zとの差63.25万円は、中身を分けてから払いたいんですよ。

この記事のポイント

  • 最安はS 2WDの298.1万円
  • Zとの差は63.25万円
  • 最低地上高はE-Fourも160mm
  • 納期の目処は公式に月数なし
雪道を走るカローラ クロスを正面から見た外観。六角形の模様のフロントグリルが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

30秒でわかるカローラクロス(2026年10月時点)

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項目カローラクロスの数字
CARVELの物差し平均4.2(採点した軸 6/7・納期は採点せず)
価格(税込)S 2WD 298.1万円〜GR SPORT 407.77万円
実質いくら(S 2WD)3,280,659円(減税と5年分の燃料代込み・売る額0円)
燃費と1回の給油(2WD)WLTC 26.4km/L・タンク36Lで約950km(計算値)
サイズ4,455×1,825×1,620mm・最小回転半径5.2m
安全評価JNCAP ★5(2022年度・2021年9月発売型のZで試験)
納期工場出荷の目処は「詳しくは販売店にお問い合わせください」(10月16日更新)

2026年10月20日に、価格・諸元・納期の目処をメーカー公式で確かめました。

公開日:2026年10月20日 / 最終更新日:2026年10月20日

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目次

カローラクロスの評価は?CARVELの物差し6軸で平均4.2、★3は悪路・雪道だけ

最安のS 2WDを物差しで採点すると、採点できた6軸の平均が4.2。★5は1回で走れる距離と安全評価、★3は悪路・雪道です。手に入る早さは、トヨタが数字を出していないので採点していません。

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#軸使った公式の数字(最安グレード S 2WD)★
1補助金後の価格2,981,000円(CEV補助金は対象外)★4
2走る費用100kmあたり644.3円(26.4km/L・170.1円/L)★4
31回で走れる距離36L×26.4km/L=950.4km(計算値)★5
4取り回し最小回転半径5.2m★4
5悪路・雪道4WDあり(E-Four)・最低地上高160mm★3
6公的な安全評価JNCAP ★5(2022年度・2021年9月発売型のZで試験)★5
7手に入る早さ公式の目処に月数なし(2026年10月16日更新)—(採点しない)
—平均採点した軸 6/74.2

基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。軸2は資源エネルギー庁の調査の10月13日のレギュラー全国平均。この170.1円は燃料油の補助が入った店頭価格で、ガソリン全国平均価格の推移の資料では同じ日の補助なしの価格が表示値で212.5円/Lでした。

軸1の補助金は0円。CEV補助金はEV・PHEV・FCEVなどが対象で、次世代自動車振興センターの交付額一覧(令和8年10月13日現在)にも行がありません。★の境目は末尾にあります。

筆者の検証(2026年10月)|CARVELの物差し v1.1でカローラクロスとライバルを採点(トヨタの主要諸元表・価格データ・NASVA・資源エネルギー庁+Python)
2026年10月20日に計算し直しました。ガソリンが200円/Lまでなら、100kmあたり758円以下で軸2は★4のまま。補助なしの212.5円/Lだと804.9円で★3に落ち、平均は4.0になります。

CARVELの物差し7軸でカローラクロスS(2WD)を採点し、軸3と軸6が★5、軸5が★3、軸7は公式に数字が無く空欄のまま、平均4.2(採点した軸6/7)であることを示した図解
CARVELの物差し v1.1(最安グレード S 2WD・2026年10月20日の計算)

★5は1回の給油の距離と安全評価:ただしJNCAPの★5は2021年9月発売型の試験

試験したのは2021年9月発売の型のZで、評価は2022年度でした(NASVAの評価結果)。2025年5月以降の改良型を試験した結果は、NASVAの試験結果一覧(2025年度まで)にありません。

★5は、改良前の型の試験結果です。軸3の950.4kmは、満タンから空まで走る前提の計算値。

★3は悪路・雪道:E-Fourでも最低地上高は160mm、★4まであと20mm

4WDのE-Fourでも、最低地上高はSとZで160mm、GR SPORTは145mm。物差しの★4は「4WDあり・180mm以上」なので、20mm足りない。RAV4とハリアーの190mmとは30mmの差。地上高は、この車のいちばんの割り切りだと思う。

手に入る早さは採点しない:公式は「販売店にお問い合わせください」だけ

トヨタの工場出荷時期の目処(2026年10月16日更新)で、カローラ クロスは「詳しくは販売店にお問い合わせください」だけ。同じ表でも、比べるヤリス クロス・ハリアー・RAV4には月数があります。

販売店の見込みや報道の「受注停止」で、仮の★は付けない。空欄は低い評価ではありません。ただし、早く手に入る車という意味でもない。平均4.2は、7軸そろった車の平均と並べないでください。

カローラクロスで後悔する人・しない人:推し2つ・やめておけ3条件・惜しい2つ

後悔しやすいのは、深い雪道や未舗装路をよく走る人と、納車の時期が決まらないと困る人。Sの装備で足りる街乗り中心の人には、私は勧めたい。CARVELはこの車に試乗していないので、乗り味は書きません。

推しポイント:最小回転半径5.2mと、2WDの荷室487L

最小回転半径5.2mは、トヨタの諸元表で並べるとヤリスクロスの5.3m、ハリアーの5.5m、RAV4の5.7mより小さい。この小回りが好きです。

もう1つは荷室。トヨタの荷室の表では、5名乗車でスペアタイヤとアクセサリーコンセントを付けない2WDが487L。天井まで測ったVDA法の社内測定値です。ただしE-Fourは407L。雪のために4WDを選ぶと、荷室は最大80L小さくなる。

後席を倒したカローラ クロスの荷室。フラットな床にマットとランタンを置いた様子
画像:トヨタ自動車 公式サイト

カローラクロスはやめておけ、の3条件

1つでも当てはまるなら、地上高190mmのRAV4・ハリアーか、工場出荷の目処に月数があるヤリス クロスを、下の比較の章で先に見てください。

この3つに当てはまるなら、やめておく(2026年10月時点)
・深い雪道や轍の多い道をよく走る。最低地上高はE-Fourでも160mmで、トヨタは雪道ではチェーンまたは冬用タイヤを付けるよう注記しています
・納車の時期が決まらないと困る(車検が近い・転勤など)。公式の目処に月数は無く、トヨタカローラ岩手は10月14日現在、注文停止中の車種の一覧に入れています。くるまのニュースの10月1日の記事でも、8月下旬に首都圏の販売店が「受注停止の状態」と話していました
・Zの装備が全部ほしいのに、車両に払えるのは330万円まで(Z 2WDは361.35万円)

雪と納期、この2つが平気なら候補に残していい

惜しいポイント:全幅1,825mmと、Gがなくなって上がった入口の価格

全幅1,825mmが惜しい。ヤリスクロスより60mm広いので、機械式駐車場なら全幅の上限と先に比べてください。

もう1つは入口の価格。2026年7月の改良でGがラインアップから外れ、最安はS 2WDの298.1万円になった。Internet Archiveが2026年1月29日に保存したトヨタの減税・価格データでは最安がG 2WDの276万円で、比べると22.1万円、8.0%上がった計算です。

「カローラクロスは恥ずかしい?」に、数字で答えられる範囲

意見の問題なので、恥ずかしいかは数字では決まりません。言えるのは2つ。

1つ目は検索の動き。「カローラクロス 恥ずかしい」の月間検索数は、2025年10月の880から2026年9月の140まで下がりました。ラッコキーワードの丸めた値で、取得は10月19日。理由までは分からない。2つ目は位置。価格も全長4,455mmも、トヨタのSUVでは212.63万円からのヤリスクロスと、439.67万円からのハリアーの間にあります。

私は気になりません。小回りの5.2mと、満タンで約950km(計算値)走る燃費にお金を払う車だと思う。

カローラクロスの価格は298.1万円から:SとZの差63.25万円を4つの額と装備で分解(2026年10月時点)

S 2WDの298.1万円とZ 2WDの361.35万円の差は63.25万円。トヨタの装備一覧では、うち14.41万円ぶんの5装備はSにもオプションで付き、残る48.84万円が、それ以外にZで増える装備の値段になります。私の計算です。

グレード別の価格:7通り(2026年7月1日改定)

トヨタの価格・グレードのページの税込価格。1.8L+モーターで、GR SPORTだけ2.0L+モーターのハイブリッド。

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グレード2WDE-Four
S2,981,000円3,239,500円
Z3,613,500円3,872,000円
Z“Adventure”(特別仕様車)3,663,000円3,921,500円
GR SPORT—4,077,700円

2WDからE-Fourへの差は、SでもZでも258,500円でした。

4つの額:S 2WDは実質3,280,659円(売る額0円の場合)

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グレード払う額戻る額(重量税の減税。CEV補助金は対象外)走る額(5年・5万km)売る額実質(売る額0円)
S 2WD2,981,000円−22,500円+322,159円?3,280,659円
S E-Four3,239,500円−16,900円+345,732円?3,568,332円
Z 2WD3,613,500円−22,500円+322,159円?3,913,159円
Z E-Four3,872,000円−16,900円+345,732円?4,200,832円
GR SPORT4,077,700円−11,300円+365,021円?4,431,421円

式は「実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額」。戻る額は初回の登録時の重量税の減税で、トヨタの減税のページの試算の「約」の値です。走る額は5万km÷WLTC燃費×170.1円/Lで、諸費用は別。

筆者の検証(2026年10月)|主要6グレードの4つの額を計算(トヨタの価格データ・減税データ+資源エネルギー庁+Python)
2026年10月19日に計算しました。ガソリンが150円/Lなら2WDの走る額は284,091円、190円/Lなら359,848円です。

「売る額」は、いまの車の見積もりを取るまで「?」のまま。この欄が埋まると、実質いくらが自分の数字になるんですよ。

2026年7月1日の一部改良:ZとGR SPORTに5つの装備が標準、Gはラインアップから外れた

トヨタの発表では、一部改良と同じ日に特別仕様車Z“Adventure”も出ました。装備は主要装備一覧で見ると、ZとGR SPORTで標準になったのはブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両+後方歩行者)、アドバンスト パーク+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)、ステアリングヒーターの5つで、Sは今もメーカーオプション。

価格データと認定中古車の車種ページからは、Gが消えました。神奈川トヨタは「Gグレードが廃止」と案内しています。トヨタの発表文には、Gの記述がありません。

2026年1月29日に保存されたトヨタの減税・価格データでは、Z 2WDは343万円。いまとの差183,500円から5装備のオプション価格144,100円を引くと、残りは39,400円です。保存日から改良日までに価格が動いたかは分からないので、「保存版との差」として読んでください。

カローラ クロス GR SPORTの運転席まわり。大きなセンターディスプレイとシフトレバー、GRのエンブレム入りステアリングが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

Sに5装備のオプションを付けるか、Zにするか:差額で付くものの早見

Zで標準の5装備だけほしいなら、Sにオプションで足りる?

足ります。’26年7月現在のトヨタの主要装備一覧では、Sに付けるセット133,100円(安心降車アシストも入る)とステアリングヒーター11,000円で計144,100円。S 2WDに足すと3,125,100円で、Z 2WDとの差は488,400円。安全装備の4つだけなら、133,100円のセットで足ります。

この488,400円で、5装備のほかにZで増える装備が付きます。Sでは選べないと同じ一覧で確かめたのは、18インチのアルミホイール(Sは17インチ)、本革+ファブリックのシート、運転席・助手席のシートヒーターとシートベンチレーション、12.3インチのメーター表示(Sは7.0インチ)。10.5インチのディスプレイオーディオPlusのように、Sでもオプションで付く装備も入っています。

正直、SかZかはいちばん迷います。5装備だけならS。でも、シートベンチレーションは夏に効くかもしれない。暑い地域なら、私はZに傾きます。

筆者の検証(2026年10月)|改良の値上げとSに付ける5装備のオプション価格を検算(トヨタの主要装備一覧(版202509・版202607)+価格データ+Python)
改良前後の価格と装備一覧2版のオプション価格(税込・取付費別)で、2026年10月19日に検算しました。

SかZかの早見(2026年7月の価格・2WD)
・5装備(安全4つ+ステアリングヒーター)→ S+オプション144,100円=3,125,100円
・18インチ・シートベンチレーション・12.3インチのメーターまで → Z 3,613,500円(Sとの差488,400円)
・雪道が多い → どちらもE-Fourで+258,500円

S(2WD)298.1万円に5装備のオプション14.41万円を積んで312.51万円、さらに5装備のほかにZで増える装備48.84万円を積むとZ(2WD)361.35万円になる、差額の積み上げを示した図解
SとZの差63.25万円の中身(オプション価格はトヨタの装備一覧〈’26年7月現在〉)

カローラクロスの燃費はWLTC 26.4km/L(2WD):1回の給油で走れる距離はE-Fourのほうが長い(計算値)

WLTCモード燃費は国土交通省の審査値で、カローラ クロスは2WDが26.4km/L、E-Fourが24.6km/Lです。タンクは2WDが36L、E-Fourが43L。

グレード・駆動ごとのWLTC燃費と燃料タンク

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駆動(グレード)総合(km/L)市街地郊外高速道路タンク1回の距離(総合/高速道路)
2WD(S・Z)26.426.128.725.236L950.4km/907.2km
E-Four(S・Z)24.623.126.823.943L1,057.8km/1,027.7km
GR SPORT23.322.024.523.143L1,001.9km/993.3km

値はトヨタの主要諸元表で、距離は燃費×タンクの計算値。モード別とGR SPORTは、この資料だけで確かめた。実燃費は、乗っていないCARVELには測れません。

1回の給油で走れる距離(計算値):2WDは約950km、高速道路だけだと約907km

筆者の検証(2026年10月)|WLTC燃費×タンクで1回の給油で走れる距離を計算(トヨタの主要諸元表(版202607)+資源エネルギー庁+Python)
2026年10月19日に、タンク容量×モード別の燃費で計算しました。2WDは高速道路モードだけだと907.2kmで、総合より4.5%短い。E-Fourは1,057.8km、高速道路でも1,027.7kmです。

実は、燃費で負けるE-Fourが距離では勝つ。タンクが7L大きいからです。

2WD・E-Four・GR SPORTの1回の給油で走れる距離を、WLTC総合と高速道路モードで並べた計算値の図解
1回の給油で走れる距離(燃費×タンク容量の計算値・満タンから空まで)

E-Fourの差額25.85万円は燃料代では取り返せない:年4,714円高くなる計算

S 2WDからS E-Fourへの差は258,500円。燃料代は年1万kmで64,432円から69,146円へ、年4,714円の上乗せ。

差額は燃料代で取り戻すものではなく、雪道への備えと引き換えといえる。E-Fourは電気式の4WDで、トヨタの走行性能のページは「E-Fourは、機械式4WDとは機構および性能が異なります」と注記しています。

雪が降らない地域なら、距離のために25.85万円は払わなくていい

カローラクロスとヤリスクロス・ヴェゼル・RAV4・ハリアーの違い:同じ物差しで比べる(2026年10月時点)

平均の大小だけでは、5台の順位は決められません。採点した軸の数が、6つの車と7つの車で違うからです。差がはっきり出るのは、価格と取り回し。

5台の物差し:最安グレードを価格の安い順に

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車種(最安グレード)1 価格2 走る費用3 距離4 取り回し5 悪路6 安全7 早さ平均(軸)
カローラクロス S 2WD★4★4★5★4★3★5—4.2(6/7)
ヤリスクロス X ガソリン2WD★5★3★5★4★3★5★34.0(7/7)
ヴェゼル G 4WD★4★2★5★4★4★5—4.0(6/7)
ハリアー G 2WD★3★4★5★3★4★5★33.9(7/7)
RAV4 Adventure E-Four★3★4★5★2★4—★43.7(6/7)

カローラクロスを先頭に、残りは最安グレードの価格の安い順。「—」は未評価か公式の数字が無い軸で、低い評価ではありません。6/7と7/7の平均は、単純に比べないでください。

入力はガソリン170.1円/L(10月13日調査)で、RAV4・bZ4Xの記事と同じ値。電気のSUVなら、同じ基準で測ったbZ4Xの物差しがあります。軸6の★5はヤリスクロスとハリアーが2020年度、ヴェゼルが2021年度の評価です。ヴェゼルの軸7は、Honda公式の納期の案内に数字が無く採点していません。

寸法を同じ項目で並べる:全幅1,825mmの立ち位置

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項目(最安グレード)カローラクロスヤリスクロスヴェゼルRAV4ハリアー
全長×全幅×全高4,455×1,825×1,620mm4,180×1,765×1,590mm4,340×1,790×1,580mm4,620×1,880×1,680mm4,740×1,855×1,660mm
最小回転半径5.2m5.3m5.3m5.7m5.5m
最低地上高160mm170mm170mm(軸5は4WDで最も高い180mm)190mm(軸5は4WDで最も高いPHEVの195mm)190mm

値は諸元表から(ヤリスクロス・ヴェゼル・RAV4・ハリアー)。

測り方が車ごとに違うので、荷室は順位をつけない。公表値はこうです。

  • カローラクロス:5名乗車で2WD 487L・E-Four 407L(VDA法の社内測定値・天井まで)
  • RAV4:HEVのデッキボード下段時で749L(VDA法の社内測定値)
  • ヴェゼル:e:HEV X 335L・G 341L(HondaのQ&A。VDA法・お客様相談室調べ)
  • ヤリスクロス:デッキボード下段時で390L(2020年の発売時の発表)
  • ハリアー:公式サイトは容量でなく「ゴルフバッグ3個」の表記(10月20日確認)

筆者の検証(2026年10月)|5台の寸法・価格帯を公式諸元表で並べ、ヴェゼルを物差しで採点(トヨタ・Hondaの主要諸元表と価格データ・NASVA・資源エネルギー庁+Python)
2026年10月19日に最安グレードでそろえました。全幅はヤリスクロスより60mm広く、RAV4より55mm狭い。ヴェゼルの地上高は、グレードとの対応を諸元表で確かめて採点しています。

ヤリスクロス・ヴェゼルとの違い:小さい2台との価格差と、回転半径

最安どうしなら、ヤリスクロスはガソリン2WDのXが2,126,300円で854,700円安く、ハイブリッドのXでも2,510,200円で470,800円安い。ヴェゼルはガソリン4WDのGが2,758,800円で222,200円安く、ハイブリッドのe:HEV XのFFは2,998,600円で17,600円高くなります。

全幅は2台が35〜60mm狭い。それでも最小回転半径は、大きいカローラクロスの5.2mのほうが小さい。全幅だけで絞ると、この逆転を見落とします。車庫の幅がぎりぎりなら、小さい2台を選ぶのが筋だと思う。

RAV4・ハリアーとの違い:最安どうしの価格差と、最低地上高・取り回し

RAV4はAdventure E-Fourの4,500,000円で1,519,000円、ハリアーはG 2WDの4,396,700円で1,415,700円の差。最小回転半径はRAV4が5.7m、ハリアーのGが5.5mで、最低地上高は2台とも190mmあります。

地上高が要るならRAV4かハリアー、取り回しと価格ならカローラクロス。RAV4のHEVとPHEVの差は、RAV4の記事で計算しました。

カローラクロスの納期は?トヨタ公式の目処は「販売店にお問い合わせください」(2026年10月16日更新)

トヨタの「工場出荷時期の目処」は工場から出荷されるまでの目安で、納車日ではありません。10月16日更新の表で、カローラ クロスは月数のない「詳しくは販売店にお問い合わせください」だけでした。

公式・販売店・報道で表示が違う:日付つきで並べる

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出どころ日付表示
トヨタ公式の工場出荷時期の目処2026年10月16日更新「詳しくは販売店にお問い合わせください」
トヨタカローラ岩手の納期の目途2026年10月14日現在「注文停止中車種」の一覧にカローラクロス。納車目途は「HEV 未定」「HEV/GR 未定」
くるまのニュース2026年10月1日掲載(取材は8月下旬)販売店の話として「一部改良後のカローラクロスおよび特別仕様車Z“Adventure”についても、現在は受注停止の状態です。」

同じ公式の表では、ヤリス クロス4〜5ヵ月程度、ハリアー3〜4ヵ月程度、RAV4のハイブリッド車1〜2ヵ月程度。比べる3台には月数があり、カローラ クロスには無い。ライズなど、同じ表示のSUVはほかにもあります。

トヨタも「販売店の受注状況により」表の時期どおりに出荷できない場合があると書いています。「受注停止」は、販売店の話として読んでください。

確かめメモ
確かめたこと:工場出荷時期の目処と、販売店・報道の表示
出典:toyota.jp、トヨタカローラ岩手、くるまのニュース
時点:10月20日に確認(トヨタの表は10月16日更新)。販売店ごとの受注の枠は分かりません。

いまの車を売る段取り:納車の時期が決まってから、引き渡しの日を合わせる

納車がいつか分からないのに、いまの車はいつ売ればいい?

納車の見込みが出てから売る。順番は3つです。

  1. 注文できるかと納車の見込み時期を、販売店で確かめる(受注の状況は販売会社ごとに違う)
  2. 見込みが出たら、下取りの提示額と買取の見積もりを並べる
  3. いまの車の引き渡しの日を、納車日に合わせて相談する

買取の見積もりは、MOTA車買取やカーセンサーの買取で取れます。

カローラクロスのよくある質問

カローラクロスのガソリン車はもう買えませんか?

新車では買えません。2025年5月23日の一部改良で、ハイブリッド専用になりました(Car Watchの記事)。

カローラクロスにPHEVはありますか?

2026年10月時点の国内の価格表に、PHEVはありません。PHEVとHEVの実質額を並べた例なら、クラウン エステートの評価があります。

カローラクロスのE-Fourで雪道は大丈夫ですか?

公式の資料からは、大丈夫とは言い切れません。SNOW EXTRAモードが付く一方、トヨタは雪道ではチェーンまたは冬用タイヤを付けるよう注記しています。最低地上高も160mmです。

カローラクロスの次のフルモデルチェンジはいつですか?

2026年10月時点で、トヨタから次の型の発表はありません。報道の予想は2027年と2028年に割れていて、CARVELは予想を載せないことにしています。

カローラクロスの色は何色ありますか?

S・Zはモノトーン6色、GR SPORTはモノトーン5色とツートーン2色。特別仕様車Z“Adventure”は、ブラックマイカと特別設定色のツートーン3色の計4色です。

まとめ:カローラクロスを選んでいい人・やめておく人(2026年10月時点)

街乗りと家族の買い物が中心なら、S 2WDから見て、Zとの差は中身を分けてから決める。深い雪道を走る人と、納車の時期が決まらないと困る人は、ほかの車も並べてからにしましょう。

  • ハイブリッド専用で、S 2WDの298.1万円からGR SPORTの407.77万円
  • 最小回転半径は5.2m、最低地上高はE-Fourでも160mm
  • トヨタ公式の工場出荷の目処に月数は無い(2026年10月16日更新)

次の一歩
今日やることは1つ。トヨタの見積りシミュレーションで、S 2WDにパノラミックビューモニターのセットとステアリングヒーターを付けた見積もりと、Z 2WDの見積もりを1つずつ作り、差額が488,400円からどれだけ動くかを見てください。選べないオプションがあれば、販売店で同じ2通りを出してもらえば足ります。

CARVELの物差し v1.1 の★の境目

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軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格(万円)250以下350以下450以下600以下600超
2 走る費用(100kmの円)500以下800以下1,100以下1,400以下1,400超
3 1回で走れる距離(km)600以上500以上400以上300以上300未満
4 最小回転半径(m)5.0以下5.3以下5.6以下5.9以下5.9超
5 悪路・雪道(最低地上高mm)4WD・210以上4WD・180以上4WD・180未満/2WDのみ・200以上2WDのみ・170以上2WDのみ・170未満
7 工場出荷の目処(ヵ月)1以内3以内6以内12以内12超・受注停止

軸6はJNCAPの星のまま。軸5は4WDがあれば、4WDのグレードで最も高い最低地上高で測ります。

参考URL一覧

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