トヨタbZ4Xは買い?480万円からの3グレードと向く人の条件

トヨタbZ4Xは買いかを価格・4つの額・充電の条件で判定する記事のアイキャッチ
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bZ4X(ビーズィーフォーエックス)とは、トヨタが2022年5月に発売した5人乗りのバッテリーEV(電気自動車)のSUVです。

2026年10月時点の価格はG FWD 480万円からZ 4WD 600万円(税込)の3グレード。国のCEV補助金130万円を受けられればG FWDは350万円から入れて、Z FWDのWLTC一充電走行距離は746km。ただ、補助金は登録の時期しだいで130万円の差が出る。

家で毎晩つなげるなら、私の答えは480万円のG FWDです。WLTC条件で計算すると走る費用は100kmあたり344円で、この安さが私はかなり好き。反対に、家でも職場でも充電できず、近くに急速充電器も無い人には、bZ4Xは勧めません。

この記事のポイント

  • 補助金ありならG FWDは350万円から
  • 高速道路だけだと距離は約1割短い
  • 補助金は注文日でなく登録日で決まる

30秒でわかるbZ4X(2026年10月時点)

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項目bZ4Xの数字
価格(税込)G FWD 480万円/Z FWD 550万円/Z 4WD 600万円
実質いくら(G FWD)3,672,050円(補助金と5年分の電気代込み・売る額0円)
1回で走れる距離(WLTC)544km(G FWD)〜746km(Z FWD・18インチ)
高速道路だけの試算Z FWDで約669km(WLTCより約1割短い)
サイズ4,690×1,860×1,650mm・最小回転半径5.6m
納期工場出荷の目処「4ヵ月程度」(トヨタ・2026年10月16日更新)
CARVELの物差し平均4.0(採点した軸 7/7。補助金なしなら3.7)

価格・諸元・納期の目処は、2026年10月20日にメーカー公式で確認しました。

グレーのトヨタ bZ4Xを前方斜めから見た外観。ビルの前の通りに止まっている
画像:トヨタ自動車 公式サイト

公開日:2026年10月20日 / 最終更新日:2026年10月20日

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目次

bZ4XをCARVELの物差しで採点:7軸の平均は4.0

bZ4Xの物差しの平均は4.0(採点した軸 7/7)です。★5は走る費用と安全評価、★3は取り回しと納期。補助金なしだと平均は3.7に下がります。

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#軸使った公式の数字(最安グレード G FWD)★ひとこと
1補助金後の価格480万円−CEV補助金130万円=350万円★4境目ちょうど。補助金なしなら★2
2走る費用111Wh/km×31円/kWh=100kmあたり344円★5ここは強い
31回で走れる距離WLTC一充電走行距離 544km★4Zなら746km
4取り回し最小回転半径 5.6m★3ここは割り切り
5悪路・雪道4WDあり(Z 4WD)・最低地上高 180mm★44WDはZだけ
6公的な安全評価JNCAP ★5(自動車安全性能2022・ソルテラで試験)★5試験は改良前の仕様
7手に入る早さ工場出荷の目処 4ヵ月程度★3納車の日ではない
—平均採点した軸 7/74.0補助金なしなら3.7

基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)です。どの車種も最安グレードで測り、軸2の単価は家電公取協の目安単価31円/kWh(令和4年7月22日改定・2026年10月時点)。軸6の★5は兄弟車のソルテラで試験した自動車安全性能2022の結果です。★の境目は記事の末尾にあります。

筆者の検証(2026年10月)|CARVELの物差し v1.1で4車種を採点(各社の公式諸元表・NeVの交付額一覧・NASVAの試験結果一覧ほか+Python)
4車種の7軸を、公式の数値から基準どおりに計算しました(2026年10月19日)。bZ4Xは軸1の350万円・軸4の5.6m・軸5の180mmが、どれも★の境目ちょうどの値です。

数字だけ見ると優等生。でも注記まで読むと、★4のうち2つは「境目ちょうど」で取った★でした。補助金が1万円少ない129万円だったら、軸1は★3。

強いのは走る費用、割り切りは取り回しと納期

bZ4Xの価格は480万〜600万円。4つの額で見る実質いくら

補助金130万円を引いて5年分の電気代を足すと、G FWDの実質は3,672,050円です。あとは「いまの車がいくらで売れるか」が分かれば、実質が決まります。

3グレードの価格・距離・電池(2026年10月時点)

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グレード車両価格(税込)WLTC一充電走行距離(18インチ/20インチ)電池の総電力量交流電力量消費率(WLTC)
G FWD480万円544km/—57.72kWh111Wh/km
Z FWD550万円746km/673km74.69kWh113Wh/km
Z 4WD600万円687km/622km74.69kWh121Wh/km

値はトヨタの価格・グレードのページと主要諸元表(版202610)から取り、価格はリサイクル料金を含みません。装備では、グレード別の標準装備比較表でパノラマムーンルーフがZにだけあります(ソーラー充電システムを選ぶと付かない)。

GとZ FWDの差は70万円で202km。Gでも高速道路モードの試算で約483km。片道400kmを超える遠出が年に数回なら、その日に1回充電する計画で足りる計算です。

4つの額(払う・戻る・走る・売る)

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額G FWDZ FWDZ 4WD中身と決まり
払う額4,800,000円5,500,000円6,000,000円税込の車両価格(オプション・諸費用は別)
戻る額−1,300,000円−1,300,000円−1,300,000円国のCEV補助金のみ。登録日で決まり、保有義務は4年
走る額+172,050円+175,150円+187,550円5年・年1万km。WLTCの電費×31円/kWh
売る額???いまの車の売却額。見積もりを取らないと埋まらない
実質いくら(売る額0円)3,672,050円4,375,150円4,887,550円売る額0円で計算

計算式は「実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額」。売る額を0円と置いても、G FWDは367万円台に収まる計算。走る額は家電公取協の目安単価31円/kWhでの試算で、急速充電の料金・充電器の設置費・保険・車検は入れていません。

減税まで入れると、Z FWDはトヨタの価格ページの優遇額合計 約1,348,500円で実質4,326,650円。G FWDとZ 4WDはグレードごとの合計がトヨタのファクトデータ(2026年1月時点)にも無いので、主表は補助金だけにしました。

筆者の検証(2026年10月)|bZ4Xの4つの額を3グレードで計算(トヨタの価格ページ・主要諸元表・ファクトデータ・NeVの交付額一覧+Python)
走る額は「WLTCの交流電力量消費率×年1万km×5年×31円/kWh」で、G FWDなら111Wh/km×50,000km×31円=172,050円です(2026年10月19日に計算)。

見積もりの席でメモに写す4つの額(G FWD)
・払う額:4,800,000円(税込の車両価格)
・戻る額:1,300,000円(CEV補助金。登録日で決まり、4年以内に手放すと返納)
・走る額:172,050円(5年・年1万km・31円/kWhの試算)
・売る額:___円(いまの車の見積もりで埋める)

実質は3,672,050円から売る額を引いた額。この4行を、販売店の見積書と横に並べて比べてください。

4つの額のうち、私に予想できないのは売る額だけ。下取りの額だけを見ても高いか安いかは分からないので、買取の見積もりを別に取って横に並べてください。

2025年10月の改良で変わったこと

2025年10月9日の一部改良で、Zの電池は74.69kWhに増えました。Gは電池を57.72kWhにして480万円に下がり、G 4WDはなくなっています(EVsmartはZが50万円値下げと報道)。検索上位から6ページを選んで数値47件を公式資料と突き合わせると、15件が改良前の値などで食い違っていて、正直驚きました(2026年10月19日に照合)。日付が新しくても中身が古いページがあるので、74.69kWhと480万円が載っているかで見分けてください。

bZ4Xの746km、本当に走れる?高速道路だけの試算は約669km

WLTCの746kmはZ FWD・18インチの値です。高速道路モードの電力量消費率で割り直すと約669km、G FWDは544kmが約483kmになり、どちらも約1割縮みました(私の試算)。

縮む理由は電費です。トヨタの主要諸元表ではZ FWDのWLTCが113Wh/km、高速道路モードは126Wh/km。

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グレード(18インチ)WLTC市街地モードで計算郊外モードで計算高速道路モードで計算
Z FWD746km約878km約795km約669km
Z 4WD687km約777km約723km約620km
G FWD544km約656km約570km約483km

筆者の検証(2026年10月)|走り方ごとの推定走行距離を公式の電力量消費率から計算(トヨタの主要諸元表(版202610)+Python)
「WLTCの距離×WLTCの消費率」を一充電で使える電力量とみなし、各モードの消費率で割りました。Z FWDなら746km×113Wh/km=約84.3kWhを126Wh/kmで割って約669kmです。実際は気温や速度で変わります。

bZ4Xの市街地・郊外・高速道路モードでの推定走行距離を計算条件とともに示した記録カード
モード別の推定走行距離(公式の電力量消費率からの計算)

で、746kmはどこまで信じていいの?

WLTCは「走り方を混ぜた平均」と読むのが自然で、高速道路で一度に600km以上走るなら、Z FWDでも途中で充電する前提で計画したほうがいいと思う。

充電の時間と、家で充電できない場合の回数

急速充電は、150kWの充電器で約10%から約80%まで約28分がトヨタの目安です(条件は車種ページが「常温時」、充電時間の解説が駆動用電池温度約25℃で、書き方が違う)。90kWなら約40分、50kWなら約60分。

普通充電は、Zが6kW(200V・30A)で約13時間、付属ケーブルの3kWで約23時間です。条件はトヨタのBEV実用情報で「駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から満充電する」時間。

家で充電せず、毎回10%→80%まで急速充電する前提で計算すると、Z FWDを高速道路中心で月1,000km走る人は月3回。150kWで1回28分なら、毎月84分。家に普通充電を引けるかどうかで、この84分がほぼ0分になるか、毎月続くかが分かれます。

bZ4Xとハリアー・ソルテラ・日産 アリアを同じ物差しで比較

物差しの平均はソルテラ4.3、bZ4X 4.0、ハリアー3.9、アリア3.0(アリアは6軸)でした。補助金ありならbZ4Xの入口はハリアーより安く、最安グレードの距離ではソルテラが伸びます。

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軸(最安グレードで測る)bZ4X G FWDハリアー G 2WDソルテラ ET-SS FWD日産 アリア B6 2WD
1 補助金後の価格★4(350万円)★3(4,396,700円・補助金は対象外)★3(3,880,000円)★2(5,385,900円)
2 走る費用(100kmあたり)★5(344円)★4(749円)★5(350円)★4(515円)
3 1回で走れる距離★4(544km)★5(約1,250km・計算値)★5(746km)★3(470km)
4 取り回し(最小回転半径)★3(5.6m)★3(5.5m)★3(5.6m)★3(5.4m)
5 悪路・雪道(4WDの最低地上高)★4(180mm)★4(E-Four 190mm)★5(AWD 210mm)★3(e-4ORCE 170mm)
6 公的な安全評価(JNCAP)★5(2022年度・ソルテラで試験)★5(2020年度・ガソリン車で試験)★5(2022年度)—(未評価)
7 手に入る早さ(工場出荷の目処)★3(4ヵ月程度)★3(3~4ヵ月程度)★4(3ヵ月程度)★3(4〜5ヶ月程度)
平均(採点した軸)4.0(7/7)3.9(7/7)4.3(7/7)3.0(6/7)
補助金なしの平均3.73.94.12.8

ハリアーの走る費用は資源エネルギー庁の調査(2026年10月13日調査)のレギュラー全国平均170.1円/Lで、距離は燃料タンク55L×WLTC燃費22.7km/Lの計算値です。アリアの軸6はNASVAの試験結果一覧に無い=未評価で、低い評価ではありません。軸の数が違う平均は、単純に比べないでください。ハリアーの★5は2020年度の評価、諸元はハリアー・ソルテラ・アリアの公式資料、補助金はNeVの銘柄ごとの交付額一覧(令和8年10月13日現在)、納期は各社の公式ページ(SUBARUは9月25日時点、日産は2026/10/16時点の表示)から取り、2026年10月20日に各社公式で確認しました。

bZ4X・ハリアー・ソルテラ・日産 アリアのCARVELの物差し7軸の★と平均を並べた図解
CARVELの物差し v1.1(最安グレード・2026年10月19日の計算)

ハリアーとの違い:補助金ありならbZ4Xのほうが安く入れる

補助金を引いたbZ4Xの入口350万円は、ハリアーの最安4,396,700円より安い。トヨタ自身もファクトデータで、「補助金を反映した後の価格を、同等車格のHEV(ハリアー、現行RAV4など)と同程度にする」と狙いを書いています。RAV4のHEVとPHEVの差は、RAV4の記事で計算しました。

補助金に間に合うなら、入口も走る費用もbZ4Xが下です。間に合わなければ、入口はハリアーが下に戻ります。大きさは全長がハリアーで50mm長く、ホイールベースはbZ4Xが160mm長い。ハリアーは2026年8月の一部改良でハイブリッドだけになりました(carviewの報道)。

ソルテラ・アリアとの違い:同じ骨格で入口の作り方が逆

ソルテラは寸法とホイールベースまでbZ4Xと同じなのに、入口のグレードの作り方は逆でした。最安のET-SS FWDは5,170,000円で746km、bZ4XのG FWDは電池を小さくして480万円・544km。4WDの最低地上高もソルテラが30mm高い。

補助金はソルテラが129万円。最安グレードでも距離が欲しいならソルテラ、補助金後の入口の安さならbZ4X、というのが私の見立て。アリアは6,675,900円からと一段高く、補助金も2027年1月1日以降の登録で129万円から100万円に下がります(NISMO B9 e-4ORCEだけは103.2万円から80万円)。

荷室を最優先にするなら、2026年2月25日発売のbZ4X Touring(Z FWD 575万円/Z 4WD 640万円)も候補です。トヨタの発表では荷室はbZ4Xの約1.4倍で、Z FWDどうしの差は25万円でした。差の25万円に見合うかは、bZ4X Touringの記事で計算しました。

bZ4Xの本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件

推しは走る費用と補助金後の入口の価格、惜しいのは高速道路で縮む距離と車庫の幅です。やめておけ条件は、充電の場所・長距離・補助金の時期の3つ。

bZ4Xの運転席まわりの内装。ステアリング、中央のディスプレイ、その下のセンターコンソールが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

推しポイント:100kmあたり344円と、補助金後350万円の入口

ここが好きです。WLTC条件・31円/kWhで計算すると、G FWDの走る費用は100kmあたり344円で物差しは★5。同じ計算でハリアーは749円なので、半分以下。年1万kmなら34,410円と74,930円で、差は年4万円ほどの計算です。

もう1つは入口の価格でした。補助金を受けられれば350万円からで、公的な安全評価もJNCAPの★5。Zより70万円安いこのGの入口が、家で充電する人にはそのまま効きます。

惜しいポイント:高速で約1割縮む距離と、車庫に要る幅

ここは惜しい。高速道路だけだと電費が126Wh/kmに落ち、Z FWDの距離は約1割縮みます(私の試算)。

もう1つは幅です。主要諸元表の注記では、充電リッドを全開にしたときの車の最大幅が2,115mm(社内測定値)。自宅で充電するなら、車庫の幅はカタログの1,860mmではなく、2,115mmに人が通る分を足して考えておきたい。

「bZ4X 売れない」の検索は、改良後に約9割減った

なぜ人気が無いと言われたのか、公式資料では確かめようがありません。確かめられたのは検索の動きです。

筆者の検証(2026年10月)|bZ4X関連キーワードの24か月の月間検索数を並べた(ラッコキーワード(月間検索数の推移・24か月)+Python)
「bz4x 売れない」は、改良した2025年10月の2,400がピークで、2026年9月は210でした(約91%減)。車名だけの「bz4x」は2024年10月の27,100から改良月に165,000へ増え、2026年9月も110,000ありました。取得は2026年10月19日で、検索数は丸められた値なので増減の向きだけを読んでいます。

評判が良くなったと言い切る材料までは無い。それでも「売れない」と調べる人は減り、車名を調べる人は2024年10月の約4倍のまま。関心の中身は変わった、と私は読んでいます。

bZ4Xはやめておけ、の3条件
・家でも職場でも充電できず、近くに急速充電器も無い(高速道路中心で月1,000kmなら、急速充電は月3回の計算)
・高速道路で一度に600km以上を走ることが多い(Z FWDでも高速道路モードの試算は約669km。電池を使い切らない余裕を見ると足りない)
・補助金130万円ありきで予算を組み、登録が受付終了見込みより後になりそう(補助金なしならG FWDでも480万円)

1つでも当てはまるなら、ここはやめておきましょう。ハイブリッドのハリアーを同じ表で見直すほうが、後悔は少ないはず。

ハイブリッドで予算を抑えるなら、カローラ クロスの記事も同じ物差しで採点済みです。

bZ4Xはいつ買う?補助金の期限と納期の目処を日付で並べる(2026年10月時点)

bZ4Xの国のCEV補助金は130万円。ただ、受付の終わり(12月上旬〜下旬の見込み)と、いま注文した場合の出荷の目処(2027年2月中旬ごろ)は、目処どおりなら順番が逆になる計算です。公式の日付を並べたうえで、販売店で登録予定日を1つ聞けば見通しが立ちます。

補助金130万円の条件と3つの期限

NeVの銘柄ごとの交付額一覧では、G・Z、FWD・4WDのどれも130万円で、2027年1月1日以降の登録でも同じ額でした。額は注文日ではなく登録日で決まります。期間内に手放すと返納が必要で(トヨタの案内)、bZ4Xの処分制限期間はNeVの一覧で全グレード4年。

  • 受付終了見込み:2026年12月上旬〜12月下旬目処(受付終了見込みのお知らせ。「今後の申請状況により、前後する可能性があります」)
  • 補助対象の初度登録:2027年2月1日まで(期限のお知らせ)
  • 申請書の受付:2027年2月12日まで(必着。申請はNeVのよくある質問では原則として初度登録日から1か月で、受付は事務局への到着日の先着順)

注文日ごとの計算(公式の目処どおり・登録まで0日)

トヨタの工場出荷の目処は「4ヵ月程度」(2026年10月16日更新)。目処どおりなら、2026年10月20日の注文は工場出荷の目処が2027年2月20日になり、補助対象となる初度登録の期限(2027年2月1日)より19日後になる計算。受付の終わり(12月上旬〜下旬)は見込みで、申請の状況で前後します。実際の登録予定日は、注文前に販売店で確かめてください。

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注文日工場出荷の目処日(4ヵ月で計算)受付終了見込みとの差登録の期限(2027年2月1日)との差
2026年10月20日2027年2月20日51〜81日後19日後
2026年11月1日2027年3月1日60〜90日後28日後
2026年11月15日2027年3月15日74〜104日後42日後
2026年12月1日2027年4月1日91〜121日後59日後

筆者の検証(2026年10月)|注文日ごとに補助金の期限と納期の目処を並べた(NeVのお知らせ2本・トヨタの工場出荷時期の目処・NeVのFAQ+Python)
目処「4ヵ月程度」を暦の4か月として足し、出荷から登録までは0日、「上旬」「下旬」は12月1日と12月31日と置きました(私の仮定・2026年10月20日に再計算)。逆算すると、登録の期限までに出荷が収まる注文日は2026年10月1日まででした。

……いや、待ってください。在庫車や展示車なら、工場への注文を待たずに登録できることもあります。計算で分かるのは「工場に新しく注文すると、目処どおりでは期限より後になる」ところまで。

注文日から工場出荷の目処、補助金の受付終了見込み、登録と申請の期限までを並べたタイムラインの図解
注文日と補助金の期限のタイムライン(公式の目処どおり・登録まで0日の計算)

確かめる順番は3つ。①すぐ登録できる在庫車・展示車があるか、②工場に注文した場合の登録予定時期、③補助金を受けられなかった場合の支払総額。来年度の補助金の額や条件は、2026年10月20日時点で未発表。令和9年度の概算要求に1,100億円が載った段階です。

いまの車を手放す段取り(下取りと買取を並べる)

いまの車は、bZ4Xの納車日に合わせて引き渡すのが基本です。見積もりで納車の目処を書いてもらい、その日付を持って査定に出すと話が早い。

MOTA車買取は最大20社が入札し、連絡は高額査定の上位最大3社から。カーセンサーには、最大30社に同時に査定を依頼する一括査定と、電話対応が1社のみのオークション型があります。売るのは、いまの車です。bZ4Xは補助金の保有義務が4年あるので、買ってすぐ売る計画には使えません。

買取の見積もりを先に持っていけば、下取りの提示を受けるか断るかを、その場で決められます。

bZ4Xのよくある質問

bZ4Xの読み方と「bZ」の意味は?

「ビーズィーフォーエックス」と読みます(2021年4月のトヨタの発表)。トヨタのFAQによると、bZは「Beyond Zero」の略で、4はボディサイズのミディアムセグメント、XはSUVを示しています。

トヨタbZ4Xは高級車ですか?

高級車の公式な定義は無く、価格帯は480万〜600万円(税込・2026年10月時点)です。ハイブリッドのハリアー(4,396,700〜5,561,600円)と重なりつつ、上限は約44万円高い。

bZ4Xはサブスク(KINTO)でしか乗れない?

いいえ、2023年11月13日から現金一括や残価型割賦でも買えます。2022年5月の発売時はリース専用で、個人はKINTOでしか乗れませんでした(トヨタの発表)。

bZ4Xのバッテリーは何年もちますか?

寿命の実績値は公表されていないものの、保証は「10年20万km/容量70%」です。メーカー保証8年16万kmにBEVバッテリーサポート プラス2年4万kmを足した形だと、トヨタのBEV実用情報にあります。電池容量維持率「10年後90%」は開発の目標で、保証の数字ではありません。

bZ4Xのリコールはどうなった?

2026年6月18日に届け出たリコール(届出番号5833)があり、対象はZグレードの一部4,555台です。トヨタのリコール等情報によると、直し方は制御プログラムの無償の書き換え。改良前の2022〜2025年生産車の一部には、2025年9月4日届出のエアコンの制御のリコール(届出番号5711・2,555台)もあります。対象かは、対象車両検索か販売店で確かめてください。

まとめ:bZ4Xは家で充電できるならG FWDで買い

家で充電できて、登録が補助金の期限に間に合うと販売店で確かめられたなら、bZ4XはG FWDで十分に買いです。間に合わないなら、480万円の車として選び直します。

  • 2026年10月時点の価格は480万〜600万円。補助金と5年分の電気代を入れた実質は、G FWDで3,672,050円
  • CARVELの物差しの平均は4.0(採点した軸 7/7)
  • 高速道路だけで走ると距離は約1割短い計算で、補助金は登録日しだい

次の一歩
今日やることは1つです。販売店に電話して「いま注文した場合の登録予定時期」と「すぐ登録できる在庫車があるか」を聞き、4つの額のメモの横に書き足してください。答えが受付終了見込み(2026年12月上旬〜下旬)より後なら補助金は予算しだい、2027年2月1日より後なら対象外です。そのときは戻る額を0円にして、実質を計算し直します。

乗り換えが決まったら、補助金の有無で決まった実質の額と、いまの車の買取額を並べて、最後の資金計画にしてください。

CARVELの物差し v1.1 の★の境目

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軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格(税込価格−国の補助金)250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用(100kmあたり)500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 悪路・雪道(最低地上高)4WDあり・210mm以上4WDあり・180mm以上4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
6 公的な安全評価(JNCAP)★5★4★3★2★1
7 工場出荷の目処(幅があれば長いほう)1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

軸5は4WDがあれば4WDのグレードで測ります。未評価など公式の数字が無い軸は採点しません。

確かめメモ
確かめたこと:bZ4Xの価格・諸元・補助金・納期の目処と、ハリアー・ソルテラ・アリアの公式値
出典:トヨタ・SUBARU・日産の公式ページと諸元表、次世代自動車振興センター、NASVA、資源エネルギー庁、家電公取協
時点:2026年10月20日。確かめたのはここまでで、乗り出しの総額と値引きは販売店の見積もりでしか分かりません。

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