bZ4X Touringの評価|bZ4Xとの違いは荷室619Lと同じZで25万円

bZ4X TouringとbZ4Xの違いを、荷室と同じZの価格差25万円で比べる記事のアイキャッチ
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公開日:2026年10月20日 / 最終更新日:2026年10月20日

bZ4X Touringとは、トヨタが2026年2月25日に発売したバッテリーEV(電気自動車)のSUVで、荷室はトヨタの発表でbZ4Xの約1.4倍です。

2026年10月時点のグレードはZだけで、価格はFWD 575万円・4WD 640万円(税込)。荷室は619Lでゴルフバッグ4個(bZ4Xは3個)、WLTC一充電走行距離はZ FWDで734kmです。

同じZのbZ4Xとの差は25万円。入口のbZ4X G(480万円)からだと95万円です。荷物のためなら、この25万円は払っていい差だと私は思う。後席を立てたまま奥行き985mmで足りる人には、480万円のbZ4X Gで十分です。

この記事のポイント

  • 同じZならbZ4X+25万円
  • 荷室619L・bZ4Xの約1.4倍
  • 物差しの平均は4.0
  • 補助金は登録と申請の期限に注意

30秒でわかるbZ4X Touring(2026年10月時点)

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項目bZ4X TouringbZ4X
価格(税込)Z FWD 575万円/Z 4WD 640万円G FWD 480万円〜Z 4WD 600万円
実質いくら(Z FWD)4,626,700円4,375,150円
荷室619L・ゴルフバッグ4個公式のL数なし・ゴルフバッグ3個
全長4,830mm4,690mm
距離(WLTC・Z FWD)734km746km
工場出荷の目処4ヵ月程度同じ
CARVELの物差し平均4.0(7/7)平均4.0(7/7・G FWD)

実質いくらは補助金と5年分の電気代込み、売る額0円の計算(補助金なしは各130万円増し)。価格・諸元・納期・補助金は2026年10月20日に公式資料で確かめました。

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目次

bZ4X TouringとbZ4Xの違い:荷室619L・同じZで25万円差(2026年10月時点)

同じZで比べると、TouringはbZ4Xより25万円(4WDどうしは40万円)高く、荷室は約1.4倍の619Lです。全幅・回転半径・電池は同じ。

bZ4X Touringを前方斜めから見た外観。細い横長のライトの帯と「bZ4X TOURING」のプレートが見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

公式値だけで並べた2台の差(Z同士・2026年10月時点)

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項目bZ4X TouringbZ4X差
価格 Z FWD575万円550万円+25万円
価格 Z 4WD640万円600万円+40万円
いちばん安いグレードZ FWD 575万円G FWD 480万円+95万円
全長・全高4,830mm・1,675mm4,690mm・1,650mm+140mm・+25mm
全幅・最小回転半径・最低地上高1,860mm・5.6m・180mm同じ0
車両重量(FWD)1,920kg1,880kg+40kg
荷室容量(VDA法)619L公式のL数なし約1.4倍(トヨタの発表)
荷室長(後席使用時)1,092mm985mm+107mm
荷室高(デッキボード下段)918mm828mm+90mm
ゴルフバッグの収納個数4個3個+1個
WLTCの距離 FWD/4WD734km/690km746km/687km−12km/+3km

出典はトヨタの主要諸元表(Touring・bZ4X)、発売の発表、webカタログ(Touring・bZ4X)です。

筆者の検証(2026年10月)|bZ4X TouringとbZ4X(Z)を公式の諸元・価格だけで同じ項目に並べた(トヨタの主要諸元表2冊・グレードデータ・NeVの交付額一覧+Python)
2冊の主要諸元表の数字を行ごとに引き算すると、同じ行と違う行がきれいに分かれました(2026年10月19日)。

bZ4X TouringとbZ4Xを上から見た長方形で同じ縮尺に重ね、全長の差140mmと全幅が同じ1,860mmであることを示した図解
全長はTouringが140mm長く、全幅は同じ1,860mm(トヨタの主要諸元表)

荷室は619L・ゴルフバッグ4個:bZ4Xとの差を「何L」と書かない理由

トヨタが出している荷室の数字は、Touringの619L(後席使用時・VDA法・社内測定値)と「bZ4Xの約1.4倍」まで。bZ4X側のL数は公式資料に無いので、差は寸法で比べます。

bZ4X Touringの荷室に、ゴルフバッグを積み重ねて収めたトヨタ公式のイメージ
画像:トヨタ自動車 公式サイト

ネットの数字が割れていたのには驚きました。11ページの数値41件を公式と突き合わせると、食い違いが6件、英国仕様の混入が2件あったんです。

入口から比べると95万円:bZ4X G(480万円・544km)とTouringの差

TouringにはGにあたるグレードが無く、bZ4X G FWD(480万円)との差は95万円です。この95万円で電池は74.69kWhに増え、距離は190km伸びて734km。「荷室に25万円」と「荷室と電池と距離に95万円」は、中身が違うんですよ。入口の安さで選ぶなら、先にbZ4Xの価格と4つの額を。

同じなのは幅・回転半径・電池、違うのは全長140mmと4WDの後ろのモーター

伸びたのは全長と全高だけ。4WDは後ろのモーターが88kWから167kWに上がり、システム最高出力は280kWです。0-100km/hはトヨタの発表で4.5秒(社内測定値)でした。

140mm長いと、うちの駐車場は大丈夫?

幅と回転半径は同じなので、見るのは奥行きだけ。bZ4Xが入る枠でも、前後の余りは140mm減ります。

bZ4XかTouringかで迷ったときの早見(5つの条件)
・荷物が多い(ゴルフバッグ4個)→ Touring(619L)
・家で充電でき、入口の安さが大事 → bZ4X G(480万円・544km)
・Zどうしで迷う → 差は25万円。荷室ならTouring、距離ならbZ4X Z FWD(746km)
・4WDで迷う → 差は40万円。Touringは後ろのモーター167kWで、距離も3km長い
・駐車枠の奥行きに余裕が無い → 全長4,690mmのbZ4X

bZ4X TouringをCARVELの物差しで採点:平均4.0はbZ4Xと同じ、★の付き方が違う

平均は4.0(採点した軸 7/7)で、bZ4X G FWDと同じ点。ただしTouringは距離で1つ上がり、補助金後の価格で1つ下がります。同じZのbZ4Xとは、7軸の★がすべて同じでした。

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#軸bZ4X Touring Z FWDbZ4X G FWD(入口)bZ4X Z FWD(参考)
1補助金後の価格4,450,000円 ★33,500,000円 ★44,200,000円 ★3
2走る費用(100kmあたり)353円 ★5344円 ★5350円 ★5
31回で走れる距離(WLTC)734km ★5544km ★4746km ★5
4取り回し(最小回転半径)5.6m ★35.6m ★35.6m ★3
5悪路・雪道(4WDの最低地上高)180mm ★4180mm ★4180mm ★4
6公的な安全評価(JNCAP)★5(2022年度・ソルテラで試験)★5★5
7手に入る早さ(工場出荷の目処)4ヵ月程度 ★3同じ ★3同じ ★3
—平均(採点した軸)4.0(7/7)4.0(7/7)4.0(7/7)
—補助金なしの平均3.93.73.9

軸1は補助金130万円ありが前提で、無ければTouringは★2です。軸7は納車日ではありません。基準は全記事で共通(物差し v1.1)、電気は家電公取協の目安単価31円/kWhで、★の境目は末尾に。

筆者の検証(2026年10月)|CARVELの物差し v1.1でbZ4X Touringを7軸採点(トヨタの公式資料・NeVの交付額一覧・NASVA・工場出荷時期の目処+Python)
Z FWDの公式値を基準表どおりに★へ置き換えました(2026年10月19日)。軸2なら114Wh/km×31円/kWhで100kmあたり353.4円です。

物差しの7軸では、同じZのbZ4XとTouringに1つも差が付きません。差が出るのは、物差しに無い荷室の奥行き(+107mm)と25万円だけ。

bZ4X Touring Z FWD・bZ4X G FWD・bZ4X Z FWDのCARVELの物差し7軸の★を並べ、Z同士は7軸とも同じであることを示した図解
CARVELの物差し v1.1(2026年10月19〜20日の計算)

軸1は境目まで5万円:補助金なしなら★2、平均は3.9

補助金後の4,450,000円は、★3の上限450万円まで5万円しか余裕がありません。130万円の補助金が120万円に減るだけで★2、平均は3.9。bZ4X Gは補助金なしだと★が2つ下がって平均3.7になり、入口の安さの★が効かなくなるのは意外でした。

筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1でbZ4X Z FWD・RAV4・ハリアーも同じ式で採点し、Touringと並べた(E6と同じ計算式(Python)・各車の公式の価格表と諸元表)
参考の列にbZ4X Z FWDを足すと、7軸の★はTouring Z FWDと同じ3・5・5・3・4・5・3でした(2026年10月20日)。

安全評価・リコール・電池の保証:公式で確かめられたこと

JNCAPの★5は、2022年度に兄弟車のソルテラを試験した結果。NASVAのページの車名欄に「bZ4X ツーリング」が併記されているだけです(発表は国交省 2022年11月7日)。

2026年6月18日届出のリコール(届出番号5833)は、トヨタのリコール等情報で対象がbZ4Xの型式だけでした(2026年10月20日確認)。電池の保証は車種ページで10年20万km、充電量が新車時の70%未満なら無償交換。

bZ4X Touringは575万円・640万円のZだけ:補助金と電気代を入れた実質いくら

補助金と5年分の電気代を入れた実質は、Z FWDで4,626,700円です。bZ4X Z FWDとの差は251,550円で、補助金が無くても同じ。

グレードはZだけ:FWD 575万円・4WD 640万円と4つの額

トヨタの価格ページと次世代自動車振興センターの交付額一覧(令和8年10月13日現在)で、2026年10月時点の4つの額を並べました。

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額Z FWDZ 4WD中身と決まり
払う額5,750,000円6,400,000円税込の車両価格(諸費用は別)
戻る額−1,300,000円−1,300,000円国のCEV補助金。登録と申請書の到着が受付終了より前のときだけ。保有義務4年
走る額+176,700円+187,550円5年・年1万km。WLTCの電費×31円/kWh
売る額??いまの車の売却額(見積もりで埋まる)
実質いくら(売る額0円)4,626,700円5,287,550円払う額−戻る額+走る額−売る額
補助金なしの場合(参考)5,926,700円6,587,550円戻る額0円

優遇額合計(約1,348,500円・約1,356,000円)で減税まで引くと、実質は4,578,200円と5,231,550円。充電器の設置費や保険は入れていません。

筆者の検証(2026年10月)|bZ4X Touringの4つの額をZ FWD・Z 4WDで計算(トヨタの価格データ・主要諸元表・NeVの交付額一覧+Python)
走る額は、Z FWDなら114Wh/km×年1万km×5年×31円/kWh=176,700円です(2026年10月19日に計算)。

bZ4Xとの差を4つの額で:Z同士なら実質+251,550円、入口のGからは+954,650円

補助金は2台とも130万円なので、実質の差は、ほぼ価格差そのものです。電気代の差もZ FWDどうしで5年1,550円で、補助金が出なくてもこの差は同じ。

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比べ方払う額の差走る額の差(5年)実質の差
Z FWDどうし+250,000円+1,550円+251,550円
Z 4WDどうし+400,000円0円+400,000円
Touring Z FWD − bZ4X G FWD+950,000円+4,650円+954,650円

25万円で増えるのは荷室の奥行き107mmとゴルフバッグ1個分で、FWDどうしなら距離はむしろ12km短い。ここで少し迷いました。荷室で選ぶなら私は払う側ですが、いまの荷物が奥行き985mmに収まる人には、ただの25万円だと思う。

4つの額のうち、売る額だけは私にも埋められません。MOTA車買取でいまの車の見積もりを取り、下取りと並べれば最後の1行が埋まります。

FWDと4WDは65万円差:4WDは距離が44km短く、後ろのモーターは167kW

4WDは65万円高く、WLTCの距離はFWDより44km短い690kmです。増えるのは167kWの後ろのモーターとX-MODE。冬に毎年雪道を走るならX-MODEの付く4WD。そうでなければ、65万円で加速を買うかどうかだけです。

bZ4X Touringは何km走る?WLTC 734km、条件をそろえた計算で560〜854km

走り方を変えると、距離は560〜854kmに散りました(私の計算で、公式値ではない)。基準のWLTCは国土交通省の審査値で、Z FWDが734km、Z 4WDが690kmです。

FWD・4WD、18・20インチで計算した推定距離

高速道路だけで走ると、Z FWDの734kmは約659kmになる計算です(WLTCの約9割)。

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グレードとタイヤ市街地のみ郊外のみ高速道路のみ
Z FWD(18インチ)854km782km659km
Z FWD(20インチ)778km712km600km
Z 4WD(18インチ)795km732km618km
Z 4WD(20インチ)724km662km560km

コンセント側の電力量(WLTCの距離×電費で約83.7kWh。充電のロス込みで電池の74.69kWhより大きい)を一定と置き、主要諸元表の高速道路モード127Wh/kmで割っています。600km超を一気に走る日は、途中で1回充電を。

bZ4X TouringのZ FWDとZ 4WDを18インチと20インチに分け、市街地・郊外・高速道路だけで走った場合の推定距離を計算条件とともに示した図解
走り方ごとの推定距離(公式の電力量消費率からの計算・公式値ではない)

20インチは82,500円で距離が約9%短く、電気代は100kmで37円増える

メーカーオプションの20インチ(82,500円)を付けると、Z FWDのWLTCは734kmから667kmへ9.1%短くなり、100kmの電気代も約37円増えます。見た目のための82,500円に、毎回の約1割の距離を足して払うと考えると、私は18インチで十分だと思う。

急速充電の条件と、試乗記が報じた電費計の値

トヨタの発表では、急速充電は外気温−10℃でも約28分(150kWの充電器・約10%→80%・バッテリープレコンディショニング時)。webCGの試乗記ではFWD・18インチの車載電費計が8.2km/kWh、4WD・20インチは6.3km/kWh。試乗していないので、報道値のまま載せます。

bZ4X TouringをRAV4・ハリアーと同じ物差しで比較:トレイルシーカーとの違いも

物差しの平均はTouring 4.0、ハリアー 3.9(ともに7/7)。RAV4は新型のJNCAPが未評価で6軸の3.7なので、平均は単純に比べられません。補助金後の価格は約440万〜450万円に並び(補助金が無ければTouringが125万円以上高い)、走る費用はTouringが半分以下です。

3台を同じ物差しで並べた表(2026年10月時点)

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項目bZ4X Touring Z FWDRAV4 Adventure(HEV)ハリアー G(HEV・2WD)
物差しの平均4.0(7/7)3.7(6/7)3.9(7/7)
補助金後の価格(軸1)4,450,000円 ★34,500,000円 ★3(対象外)4,396,700円 ★3(対象外)
走る費用(100kmあたり・軸2)353円 ★5約743円 ★4749円 ★4
1回で走れる距離(軸3)734km ★5約1,260km ★5(計算値)約1,250km ★5(計算値)
最小回転半径(軸4)5.6m ★35.7m ★25.5m ★3
4WDの最低地上高(軸5)180mm ★4190mm ★4190mm ★4
JNCAP(軸6)★5(2022年度・ソルテラで試験)—(未評価。低評価ではない)★5(2020年度・ガソリン車で試験)
工場出荷の目処(軸7)4ヵ月程度 ★31〜2ヵ月程度 ★43〜4ヵ月程度 ★3
ゴルフバッグの収納個数(9.5インチ)4個4個3個

ガソリンは資源エネルギー庁の調査のレギュラー170.1円/L(2026年10月13日調査)、距離はタンク容量×WLTC燃費の計算値。諸元はRAV4の発表と諸元表、ハリアーの諸元表、ハリアーの★5は2020年度の評価から。

RAV4・ハリアーとの違い:補助金ありなら入口は並び、走る費用は半分以下

補助金ありなら、Touringの入口はRAV4 Adventureより5万円安く、ハリアー Gより53,300円高い位置。無ければ、RAV4より125万円、ハリアーより約135万円高くなります。入口が並ぶのは補助金が出るときだけ。

荷室の容量は同じ行に並べていません。RAV4のwebカタログは749L(デッキボード下段時・VDA法。上段時は705L)と段まで書いていますが、Touringの619Lは段の記載が無いからです。ハリアーはL数が公式に無く、比べられるのはゴルフバッグの個数だけでした。

ちなみにRAV4の入口は450万円ちょうどで、★3と★2の境目。RAV4の実質額はRAV4の評価と4つの額で計算しています。

トレイルシーカーとの違い:価格・最低地上高・補助金をSUBARUの公式値で

兄弟車のトレイルシーカーは、SUBARUの価格のページでいちばん安いET-SS(FWD)が5,390,000円と、Touringより36万円安い。主要諸元表では最低地上高が30mm高い210mm。CEV補助金は129万円でした。

bZ4X Touringの本音とデメリット:惜しいポイント・やめておけ条件・推しポイント

荷物が多い人には、同じZで25万円のTouringは私の推し。惜しいのは入口の575万円と、bZ4Xより140mm長い全長です。

bZ4X Touringの運転席まわりの内装。ステアリングの奥にメーターと中央のディスプレイが並ぶ
画像:トヨタ自動車 公式サイト

惜しいポイント:入口が575万円で、全長はbZ4Xより140mm長い

ここは惜しい。いちばん安いTouringでも575万円で、bZ4X Gより95万円上から始まります。

もう1つは長さ。幅と回転半径はbZ4Xと同じで、車庫で効くのは奥行きの140mmだけ。

bZ4X Touringはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

bZ4X Touringはやめておけ、の3条件
・ゴルフバッグ3個で足りて、入口の安さを優先したい(Gより95万円高い575万円から)
・補助金130万円ありきで予算を組み、工場に新しく注文するしかない(目処どおりなら2026年10月20日の注文は登録の期限より後になる計算。補助金なしの実質は5,926,700円)
・家でも職場でも充電できず、近くに急速充電器も無い(約28分の急速充電は条件つき)

1つでも当てはまるなら、ここはやめておきましょう。①ならbZ4X Gへ。②なら補助金なしの5,926,700円でRAV4・ハリアーと並べ直す。③ならEVを見送り、HEVのRAV4・ハリアーへ。

分からないことも3つあります。荷室の差のL数、普通充電の時間の表(公式は画像)、Touring単独の販売台数です。

推しポイント:同じZで25万円の荷室と、4WDでもbZ4Xより3km長い距離

ここが好きです。同じZで25万円足すとゴルフバッグが1個多く積めて、電気代の差は5年で1,550円だけ。回転半径5.6mを変えずに、荷物の置き場だけを広げた作りが気に入っていて、25万円でこれなら悪くないじゃん、というのが私の本音。

実は、並べて意外だった点が1つ。40kg重く、後ろのモーターも強いTouringの4WDが、WLTCではbZ4Xの4WDより3km長い(690km対687km)こと。理由は公式資料に無いので、推測はしません。

荷室の広いトヨタのSUVをもう1台比べるなら、クラウン エステートの評価も同じ物差しで採点しています。

bZ4X Touringの買い方:注文日ごとの補助金の計算と、いまの車を売る段取り(2026年10月時点)

販売店で聞く順は、①在庫車・展示車、②工場に注文した場合の登録予定日、③補助金なしの支払総額。公式の目処どおりなら、2026年10月20日の注文は登録の期限より後に出荷される計算でした。

補助金130万円の条件と3つの期限

交付額一覧では、TouringのCEV補助金はZ FWD・Z 4WDとも130万円で、保有義務は4年です。登録しただけでは受け取れず、申請書は事務局への到着順で受け付け、予算に達した日の前日で締め切られます。

  • 受付終了の見込み:2026年12月上旬〜12月下旬目処(2026年10月9日のお知らせ・前後する可能性あり)
  • 補助対象の初度登録:2027年2月1日まで(期限のお知らせ)
  • 申請書の受付:2027年2月12日まで(必着)

注文日4通りで計算:工場出荷の目処と補助金の3つの期限

トヨタの工場出荷の目処は「4ヵ月程度」(2026年10月16日更新)。目処どおりなら、2026年10月20日の注文は出荷の目処が2027年2月20日で、補助対象の初度登録の期限(2027年2月1日)より19日後になる計算です。

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注文日工場出荷の目処日(4ヵ月で計算)受付終了見込みとの差登録の期限(2027年2月1日)との差
2026年10月20日2027年2月20日51〜81日後19日後
2026年11月1日2027年3月1日60〜90日後28日後
2026年11月15日2027年3月15日74〜104日後42日後
2026年12月1日2027年4月1日91〜121日後59日後

筆者の検証(2026年10月)|注文日ごとに工場出荷の目処とCEV補助金の期限を並べた(トヨタの工場出荷時期の目処・NeVのお知らせ2本+Python)
「4ヵ月程度」を暦の4か月、出荷から登録までを0日、「上旬」「下旬」を12月1日と31日と置いた私の計算です(2026年10月20日)。逆算すると、期限に収まる注文日は2026年10月1日まででした。

注文日から工場出荷の目処、補助金の受付終了見込み、登録と申請の期限までを並べ、公式の日付と計算の日付を色で分けたタイムラインの図解
注文日と補助金の期限(公式の目処どおり・登録まで0日の計算)

じゃあ、もう補助金は無理ってこと?

そうとは限りません。在庫車や展示車なら、工場への新しい注文を待たずに登録できることがあります。受付終了見込み(12月上旬〜下旬目処)より前に登録し、申請書まで届けられれば、対象になりうる計算です。計算で分かるのは、工場に新しく注文すると目処どおりでは期限より後になる、というところまで。

実際は登録までに日数がかかり、日付は表より後ろにずれます。来年度の補助金は2026年10月20日時点で未発表で、令和9年度概算要求に1,100億円が載った段階でした。

いまの車を手放す段取り:下取りと買取を同じ日付で並べる

いまの車は、登録予定日が決まってから査定に出すと話が早いです。MOTA車買取は最大20社が入札し、連絡は高額査定の上位最大3社から。カーセンサーには、複数社に同時に頼める一括査定と、電話の相手が1社だけのオークション型があります。

売るのは、いまの車。Touringは補助金の保有義務が4年あるので、買ってすぐ手放す計画には向きません。下取りの提示額は、買取の見積もりと並べてから決めたいところです。

bZ4X Touringのよくある質問

bZ4X Touringの値引きはいくらですか?

公式資料に値引き額の掲載は無く、CARVELも相場は載せていません。見積もりは2社以上で取り、補助金の有無で130万円変わる点を先に確かめてください。

bZ4X Touringの乗り出し価格は?

公式の乗り出し価格は無く、車両価格はZ FWDで575万円(税込・リサイクル料金別)です。登録費用や保険は見積もりで決まります。

bZ4X Touringは売れていますか?

トヨタの公式資料に、Touring単独の販売台数は載っていません。確かめられるのは、工場出荷の目処が4ヵ月程度(2026年10月16日更新)で、受注停止の表示が無いことまでです。

bZ4X Touringで車中泊はできますか?

トヨタの車種ページとカタログに、車中泊のしかたの案内は見当たりませんでした(2026年10月20日確認)。後席を倒すと荷室長は1,850mm、容量は1,240L(VDA法)です。寝られるかは展示車で確かめてください。

まとめ:bZ4X Touringは荷室に25万円を払えるなら買い

荷物のために選ぶなら、同じZで25万円のTouringは買いです。荷室の奥行きが985mmで足りるなら、480万円のbZ4X Gのほうが財布に合います。

  • 2026年10月時点の価格はZ FWD 575万円・Z 4WD 640万円の2つ
  • 荷室は619L(bZ4Xの約1.4倍)、WLTCはZ FWDで734km
  • CARVELの物差しの平均は4.0(7/7)。補助金は登録と申請の時期しだい

次の一歩
今日やることは1つです。メジャーで駐車枠の奥行きを測り、Touringの全長4,830mmに前後の余裕を足して収まるかを確かめてください。収まらなければ全長4,690mmのbZ4Xを、収まれば販売店に「在庫車はあるか」「いま注文した場合の登録予定日」を聞くのが次の手です。

bZ4X側の数字はトヨタbZ4Xの3グレードと向く人の条件に。乗り換えが決まったら、いまの車の査定額を先に出しておくと、資金計画の数字がそろいます。

CARVELの物差し v1.1 の★の境目

スクロールできます
軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用(100kmあたり)500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 悪路・雪道(最低地上高)4WDあり・210mm以上4WDあり・180mm以上4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
6 公的な安全評価(JNCAP)★5★4★3★2★1
7 工場出荷の目処(長いほう)1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

確かめメモ
確かめたこと:bZ4X Touringと、比べた4台の公式値
出典:各社と次世代自動車振興センター・NASVAの公式資料
時点:2026年10月20日。荷室の差のL数と乗り出しの総額は分かりません。

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