SX4 S-CROSSの値引きと中古の額|新車は2020年内に販売終了、中古28台の支払総額は中央値159.6万円

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スズキSX4 S-CROSSの新車は2020年内に販売終了しており、中古の支払総額は中央値159.6万円(CVT表記の車は91.0万円)と伝える記事のアイキャッチ。大きな「159.6万円」と答えを載せた文字だけのデザイン(2026年10月時点)
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SX4 S-CROSSとは、スズキがハンガリーで作り、日本では輸入車として売っていた小型クロスオーバーSUVです。

日本向けの新車は2020年内に販売を終えています(ベストカーWebが2021年1月15日に、スズキ広報部の回答として報道)。いま買うのは中古で、グーネットに載る29台のうち、支払総額が載る28台の中央値は159.6万円でした。

新車の値引きは取れないので、先に見るのは年式とミッション。ミッション表記が「CVT」の8台は支払総額の中央値が91.0万円、それ以外は167.3万円で、差は76.3万円です。

この記事のポイント

  • 日本向けの新車は2020年内に販売終了
  • 最終型の新車は約218万円〜240万円(消費税10%)
  • 中古29台のうち支払総額が載る28台の中央値は159.6万円
  • CVT表記の車は安いが、10年の延長保証は対象かどうかと登録日で残りが変わる

30秒でわかるSX4 S-CROSSの値引きと中古の額(2026年10月時点)

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項目数字
新車の状況日本向けは2020年内に販売終了。スズキの車種一覧にも無い
最終型の新車価格2,180,200円(2WD)〜2,400,200円(4WD)。2019年10月の消費税10%への改定後の価格
中古の支払総額50.0万〜215.7万円(中央値159.6万円・28台・2026年10月21日)
年式2019〜2020の車両本体中央値156.2万円(9台)。新車2WDより61.8万円低い
諸費用中央値11.5万円(10%点5.9万〜90%点16.4万円)
近い車フロンクス 2,541,000円〜(スズキ公式・2026年10月21日)
いまの車の売値買い替えなら、MOTA車買取で概算査定額を先に見る

出典は、スズキの公式サイト、グーネット中古車、JU中販連の資料(2026年10月21日時点)です。

公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日

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目次

SX4 S-CROSSの新車は買える?日本向けは2020年内に終了

結論から言うと、買えません。値引きを交渉する新車が、もう無い。

根拠は3つです。一つ目は、ベストカーWebの報道(2021年1月15日)で、スズキ広報部が「日本向けについては昨年内に販売終了しております」と答えたこと。二つ目は、スズキの四輪車ラインアップ(2026年10月時点)にSX4 S-CROSSの名前が無いことです。

三つ目は、グーネットのカタログが期間を「2015年2月〜2020年11月」としていること。終えた月は媒体で11月とも11〜12月とも書かれ、スズキ自身の発表が無く、終えた月ははっきりしないため、「2020年内」とします。

筆者の検証(2026年10月)|スズキの公式ページとリリースにみるSX4 S-CROSSの販売終了・年式ごとの変更・最終型の価格・保証延長(スズキ公式サイト(車種一覧・リリース3本・保証期間延長のお知らせ・サービスキャンペーン)、ベストカーWeb、グーネットのカタログ)
スズキの車種一覧にSX4 S-CROSSの名前は無く、年式ごとの変更と価格はリリース3本、CVT保証延長はスズキのお知らせが根拠です。

リコールは、スズキのページと国土交通省の届出一覧表のどちらにも、2019年4月18日届出の1件(番号4487)があります。

日本向けのSX4 S-CROSSやSクロスの動きを伝える直近の報道(2026年10月時点)は、見当たりません。

SX4 S-CROSSの最終型は218万〜240万円:新車の値引き相場の代わりに「新車との差」を見る

最終型の新車価格は、2WDが2,180,200円、4WDが2,400,200円です(2019年10月の価格改定後・消費税10%・グーネットのカタログ)。値引きがもう取れない以上、見るのはこの新車価格と中古の車両本体の差です。

2WDの2,180,200円は、スズキ販売店のチラシ(suzuki.co.jpに掲載・税込)にもありました。2019年4月10日のスズキのリリースの税抜1,982,000円と2,182,000円を10%で掛け直しても、この2つの額と一致します。メーカーの10%の価格表そのものは、見当たりません。

2019〜2020年式の9台で、車両本体の中央値は156.2万円でした。新車の2WDより61.8万円、4WDより83.8万円低い計算です。

SX4 S-CROSS最終型の新車価格は2WDが218.02万円、4WDが240.02万円。2019〜2020年式の中古9台の車両本体の中央値は156.2万円で、新車2WDより61.8万円、4WDより83.8万円低い(2026年10月21日時点)

筆者の検証(2026年10月)|最終型の新車価格と、2019〜2020年式の中古の車両本体の中央値との差を計算する(スズキ公式の価格・E2の集計・グーネットのカタログ価格から計算)
2019〜2020年式9台の車両本体の中央値156.2万円を、新車2WDの2,180,200円から引くと61.8万円(新車の71.6%)。4WDの2,400,200円からは83.8万円で、65.1%でした。

掲載は2WDと4WDを分けていません。中古は店の売値で、新車の値引き後の額とは条件が違います。

中古のSX4 S-CROSSは29台:支払総額が載る28台の中央値は159.6万円

グーネットの「スズキ SX4 Sクロス」は、2026年10月21日時点で29台です。支払総額が載る28台で、50.0万〜215.7万円、中央値は159.6万円。車両本体の中央値は147.8万円、諸費用の中央値は11.5万円で、修復歴ありは1台でした。

グーネット掲載のSX4 S-CROSSの年式別の支払総額の中央値は、2015年式76.0万円、2016年式86.9万円、2017年式186.1万円、2018年式160.5万円、2019年式167.6万円、2020年式166.6万円。走行距離の中央値は2015年式11.0万kmから2019年式4.8万kmへ短くなる。2016年と2017年のあいだで約100万円跳ねる(2026年10月21日時点)
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年式台数支払総額の中央値車両本体の中央値走行距離の中央値
2015年676.0万円62.5万円11.0万km
2016年386.9万円75.1万円7.3万km
2017年5186.1万円172.0万円5.3万km
2018年6(支払総額は5)160.5万円152.0万円6.5万km
2019年5167.6万円154.7万円4.8万km
2020年4166.6万円157.6万円5.2万km

筆者の検証(2026年10月)|グーネット中古車のSX4 S-CROSS掲載29台の、年式別・ミッション表記別の価格(グーネット中古車の車種ページ)
絞り込みをせず、車種ページの掲載29台が対象(2026年10月21日時点)。表示台数と一致しています。

年式ごとの台数は3〜6台と少なく、数字は目安です。駆動方式やグレードはそろえておらず、年式の欄は初度登録年月とは限りません。

2016年と2017年のあいだで、中央値が約100万円跳ねています。台数は3台と5台で断定はできませんが、この間の2017年7月に、スズキは6ATへ変える仕様変更をしました。

SX4 S-CROSSの年式の見分け方:2017年7月と2019年4月が境目

中古の値段が年式で割れる理由は、境目の2017年7月と2019年4月に追えます。変わった中身と新車価格を表にまとめました。

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時期変わったこと新車価格(税込)
2015年2月発売1.6L・CVT。4WDはALLGRIP。荷室は420L(VDAの測り方・5人乗車時)2WD 2,041,200円/4WD 2,257,200円(消費税8%)
2017年7月発売6ATを採用。17インチタイヤで最低地上高が20mm上がり185mmに。LEDヘッドランプ2WD 2,062,800円/4WD 2,278,800円(消費税8%)
2019年4月発売レーダーブレーキサポートII、サイドとカーテンのエアバッグ、アダプティブクルーズコントロールを標準装備2WD 2,140,560円/4WD 2,356,560円(消費税8%)
2019年10月消費税10%への価格改定(グーネットのカタログ。仕様の変更はなし)2WD 2,180,200円/4WD 2,400,200円(消費税10%)

出典は、2019年10月の行を除き、スズキの2015年2月と2017年6月15日、2019年4月のリリースです。

衝突被害軽減ブレーキとアダプティブクルーズコントロールが標準で付くのは、2019年4月発売以降の車です。2019年式と書かれた車でも、4月より前の車には付いていないことがあります。車検証の初度登録年月で確かめてください。

持ち帰り:SX4 S-CROSSの年式の早見表
・2015年2月〜2017年6月:CVT。支払総額の中央値は2015年式76.0万円、2016年式86.9万円
・2017年7月〜:6AT。最低地上高185mm。2017年式の中央値は186.1万円
・2019年4月〜:衝突被害軽減ブレーキとアダプティブクルーズコントロールが標準
・2019年10月〜:消費税10%の価格(2WD 2,180,200円/4WD 2,400,200円)

見積書の年式の欄を、この4行に当てはめれば、どの時期の車かが分かります。

CVT表記の車は安い:91.0万円と167.3万円の差と、10年延長保証の期限

ミッションの表記が「CVT」の8台と、それ以外の20台(支払総額が載る台数)で分けると、支払総額の中央値は91.0万円と167.3万円。差は76.3万円でした。CVTの8台は、2015年式が5台で、走行距離の中央値は8.3万kmです。CVTの安さは、年式の古さと重なっています。

グーネットのSX4 S-CROSSで、ミッション表記がCVTの8台の支払総額の中央値は91.0万円、CVT以外の20台は167.3万円。差は76.3万円(2026年10月21日時点)

安さの背景にあるのが、スズキのCVT保証期間延長のお知らせ(2016年11月17日)です。高負荷の運転を多用すると、入力軸を支えるベアリングが削れて走行中に異音が出ることがあり、その場合はCVTユニットを無償で交換する、という内容でした。

保証の期間は、従来の「5年・10万kmまで」から「新車を登録した日から10年間」に延びました。対象は、製作期間が平成27年1月19日〜平成28年6月22日の車台番号です。ただしスズキは、この範囲に対象外の車も含まれると書いています。

期限は登録日から数えます。対象車でも、2015年登録なら2025年中に、2016年登録なら10月ごろまでに切れました。11月以降の登録には、残りがあります。2017年式以降は製作期間の外で、対象外。延長保証の無料修理は、当てにしないほうが安全です。対象かどうかは、車台番号を販売店に聞いてください。

「でも、91万円はやっぱり魅力的だよね?」

安いのは年式が古いから。延長保証が切れていれば、修理費は自分持ちです。

正直なところ:2015〜2016年登録のCVT車は、延長保証が切れている前提で選ぶ
CVTの10年延長保証は、2015年登録なら2025年中に切れました。2016年登録は11月以降の車に残りがあり、2017年式以降は対象外になります。

E2の8台のCVT表記は2015年式に偏り、2015〜2016年式の9台でも中央値は77.0万円です。価格差のうち保証切れの分は、この集計から言えません。残りの期間は、初度登録年月から数えてください。

2020年式の「CVT」表記1台(152.9万円)は、入力のずれかもしれません。除くと、CVT表記7台の中央値は77.0万円です。

SX4 S-CROSSのリコール:2019年4月の完成検査の件は対象型式

スズキのリコール情報にあるのは、2019年4月18日届出(番号4487)の、完成検査に関わるリコールです。合否判定が不明確で、保安基準の検査が適切に行われていなかった可能性がある、という内容で、全車両を指定整備工場で点検します。

対象はDBA-YA22Sの1,303台とDBA-YB22Sの2,061台です。車名は「SX4」ですが、同じ型式をスズキのCVT保証延長のお知らせが「SX4 S-CROSS」として挙げています。国土交通省の届出一覧表にも、同じ台数がありました。

2019年11月21日通知のサービスキャンペーン(取扱説明書にチャイルドシートの誤使用の危険を書き足す内容・4,837台)もあります。2020年のリコール4650(エスクード)と4844(アルト・ワゴンRなど)に、SX4 S-CROSSは対象外でした。ほかの届出がないとは言い切れません。車台番号で確かめてください。

SX4 S-CROSSの中古で、値引きの代わりに見る見積書の諸費用

中古の広告に、新車のような値引き額は出ません。かわりに、支払総額から車両本体を引いた諸費用を見ます。グーネットの28台で、中央値は11.5万円です。

JU中販連は、「納車準備費用」「納車点検費用」「通常仕上費用」といった名目は車両価格に含まれるべき費用で、支払う必要はないと案内しています。

見積書にこの名目があれば、外せるかを聞きましょう。中古で値引きに近いのは、ここだと思います。

最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社までです。最短3時間後にWebで概算査定額が見られ、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話が来ます。

SX4 S-CROSSを手放すとき:中古の売値と買取の額は別のもの

SX4 S-CROSSに乗っている人の「売る額」は、ここで書いた中央値からは決まりません。グーネットの数字は店の売値で、買取店が車を買う値段は、ふつうこれより低くなります。

「相場はこれだから、これくらいで売れるはず」とは考えないでください。査定額は集計では出せず、見積もりを取って初めて分かります。

下取りと買取の違いは別の記事に、複数社に査定を出す方法は一括査定の比較記事に、MOTAの仕組みはMOTA車買取の解説に、同じスズキの販売終了SUVの中古の見方はエスクードにまとめました。

SX4 S-CROSSに近い車:フロンクスは2,541,000円から、スズキは後継と案内していない

代わりを探すなら、スズキの現行SUVが候補です。海外では2021年11月に新型「S-CROSS」が発表され、欧州などで売られています(スズキのハンガリー法人)。日本への導入の発表は見当たらず、スズキが後継と案内した車もありません。そこで「近い車」として並べます。

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車価格(税込・2026年10月21日)
SX4 S-CROSS(最終型・2019年10月の改定後)2,180,200円〜2,400,200円
フロンクス2,541,000円〜
クロスビー2,157,100円〜
ジムニーシエラ2,271,500円〜

価格はスズキの四輪車ラインアップの「〜」の額です。最終型の2WDとフロンクスの入口の額の差は360,800円。

スズキ フロンクスを斜め前から見た外観。黒いボディにメッシュ調のフロントグリルと、角のある前後フェンダーが見える
画像:スズキ 公式サイト

同じ販売終了のSUVを中古で買う場合の総額はC-HRの乗り出し価格に、スズキのSUVの新車はジムニー5ドアのノマドに、新車のコンパクトSUVの値引きはヤリスクロスの値引きにまとめました。

SX4 S-CROSSの推し・惜しい・やめておけ条件

長所は4WDのALLGRIPと荷室、短所は6ATになって下がった燃費です。避けたいのは、保証期間やリコールの確認を飛ばして、年式だけで選ぶ買い方。

推しポイント:4WDにALLGRIP、荷室420L、最低地上高185mm

カタログの数字で見て強みだと思うのは、4WD車のALLGRIPがAUTO・SPORT・SNOW・LOCKの4モードを選べること。荷室は5人乗車時で420L(VDAの測り方)、2017年7月以降は最低地上高が185mm。数字はどれもスズキのリリースの値です。

惜しいポイント:6ATになって、公式の燃費が2km/L下がった

惜しいのは燃費の表。JC08モードは、2015年のCVTで2WDが18.2km/L、4WDが17.2km/L。2017年7月の6ATでは16.2km/Lと15.2km/Lに下がっています。値はどちらもスズキのリリースで、測り方は同じです。

やめておけ条件

次の条件なら、やめておきましょう。

  • 2015〜2016年登録のCVT車を、保証が残っている前提で選ぶ:2016年10月ごろまでの登録は、10年の延長保証が切れています
  • リコールの確認を飛ばす:2019年4月の完成検査のリコールは、YA22SとYB22Sが対象
  • 見積書の「納車準備費用」を外せない店:JU中販連は支払う必要はないとしている
  • 年式だけで安全装備があると決める:レーダーブレーキサポートIIが標準なのは2019年4月発売以降

SX4 S-CROSSの値引きと中古のよくある質問

SX4 S-CROSSは新車で買えますか?

買えません。日本向けは2020年内に販売を終えています。スズキ広報部の回答を、ベストカーWebが2021年1月15日に報じました。

SX4 S-CROSSの中古はいくらで買えますか?

グーネットの29台のうち、支払総額が載る28台は50.0万〜215.7万円です。中央値は159.6万円でした(2026年10月21日時点)。

SX4 S-CROSSの後継車はありますか?

日本で買える後継車は、スズキの案内にありません。海外には2021年発表の新型S-CROSSがありますが、日本導入の発表は見当たらず、近い車はフロンクスなどのSUVです。

SX4 S-CROSSのCVTは10年保証ですか?

対象車だけです。製作が平成27年1月19日〜平成28年6月22日の車は、異音が出れば登録から10年間、無償修理を受けられます。2015年登録なら2025年中に切れ、2016年登録は11月以降が残る。対象かどうかは、車台番号が決め手です。

SX4 S-CROSSにリコールはありますか?

2019年4月18日届出の、完成検査に関わるリコールがあります。型式のYA22SとYB22Sが対象です。ほかの届出は、車台番号で確かめます。

まとめ:SX4 S-CROSSの新車は買えない、中古は160万円前後から

SX4 S-CROSSは日本向けの新車を2020年内に終え、最終型は2WDが2,180,200円でした。中古29台のうち支払総額が載る28台の中央値は159.6万円で、2019〜2020年式の車両本体は新車2WDより61.8万円低くなっています。CVT表記の車は安い一方、10年の延長保証は対象外か期限切れのことが多く、残りは登録日で決まる。

次の一歩
今日やることは1つ。気になる1台の車台番号を、スズキの「リコール対象車両検索」に入れましょう。見積書の初度登録年月も控えておけば、年式の見分けとCVT車の延長保証の数え直しに使えます。

SX4 S-CROSSの総額を決める最後のピースは、いまの車の売値です。やりとりするのは高額査定の上位3社までで、電話が来ます。

参考URL一覧

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