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ジープ ラングラーの現行グレードは、2.0Lターボ・8速AT・4ドア5人乗りの「アンリミテッド」で、スポーツ・サハラ・ルビコンの3つです。
税込の価格は、スポーツ8,140,000円、サハラ8,840,000円、ルビコン9,340,000円(ジープ公式の価格表・2026年10月7日現在)。2018年の導入時にあった3.6L V6のサハラ ローンチ エディションや、2ドアのスポーツは、いまの価格表にありません。
正直に言うと、私の推しはサハラです。スポーツとの差は70万円ですが、シートの電動調整とヒーター、ハンドルヒーター、同色のハードトップなど、毎日触る装備がまとめて付きます。ルビコンは、悪路で使う人だけが選べばいい一台です。
この記事のポイント
- 3グレードとも2.0Lターボ・8速AT
- 価格は814万・884万・934万円
- サハラはスポーツより70万円高い
- ルビコンは4WDの低速ギアが違う



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| 30秒でわかる | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | スポーツ8,140,000円/サハラ8,840,000円/ルビコン9,340,000円 |
| 共通 | 直列4気筒2.0Lターボ272ps・400N・m、8速AT、4ドア5人乗り、全長4,870mm |
| 燃費(WLTC) | スポーツ・サハラ9.8km/L、ルビコン9.2km/L |
| サハラの70万円 | シートヒーター・8ウェイパワーシート・ハンドルヒーター・9スピーカー・同色ハードトップ |
| ルビコンの50万円 | ロックトラック4WD・フロントスウェイバーのディスコネクト・マッド&テレインタイヤ |
| 売る額 | 買い替えなら、MOTA車買取で概算査定額を見る(無料・任意の有料サポートを除く) |
数字はジープ公式の価格表(2026年10月7日現在)と諸元・装備表(2026年2月現在)によるものです(2026年10月時点)。
公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日
ラングラーのグレードは3つだけ|旧グレード名はもう選べない
いま新車で選べるラングラーは、ジープ公式のとおり、アンリミテッドの3グレードです。エンジンは全部同じ。違うのは装備と、足まわりと、悪路の道具立てです。

2018年の導入時は、2ドアの「Sport」、3.6L V6の「Unlimited Sahara Launch Edition」、2.0Lターボの「Unlimited Sport」という顔ぶれでした(Car Watch・2018年10月9日)。いまの価格表に残るエンジンは2.0Lターボだけで、V6を探している人は新車では見つかりません。アンリミテッド スポーツは、2024年5月の改良で復活したグレードです。
2ドアは、限定車だけです。2026年9月10日に発売されたルビコン ファイナル エディションは140台で、価格は899万円(Stellantisジャパンのニュースルーム)。くるまのニュース(2026年9月27日)は「現行型の2ドア仕様として日本市場に導入される最後のモデル」と伝えています。
限定車は、4ドアでも出ています。2026年10月3日には、ルビコンをベースにした85th Anniversary Edition(100台・944万円)が発売されました(同ニュースルーム)。通常の価格表には載らず、台数が埋まれば終わるので、この記事の3グレードとは別枠です。





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| 項目 | アンリミテッド スポーツ | アンリミテッド サハラ | アンリミテッド ルビコン |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 8,140,000円 | 8,840,000円 | 9,340,000円 |
| 全幅×全高 | 1,895×1,845mm | 1,895×1,845mm | 1,930×1,855mm |
| 車両重量 | 1,990kg | 2,000kg | 2,110kg |
| 4WD | セレクトラック | セレクトラック | ロックトラック |
| タイヤ | 245/75R17(オールテレイン) | 255/70R18(オールシーズン) | LT255/75R17(マッド&テレイン) |
| WLTC燃費 | 9.8km/L | 9.8km/L | 9.2km/L |
全長は3グレードとも4,870mm、ホイールベースは3,010mm、最小回転半径は6.2mです。価格には、2026年1月から経済変動加算額(税込20万円または40万円)が含まれます。グレードごとの内訳は、公式に示されていません。
2024年5月の改良時の価格は、webCGによるとスポーツ799万円、サハラ839万円、ルビコン889万円でした。いまと比べると、スポーツは+15万円、サハラとルビコンは+45万円です。
2026年内にも動いています。公式の価格表(2026年3月5日現在)では、スポーツ8,140,000円、サハラ8,640,000円、ルビコン9,140,000円でした。6月1日の経済変動加算額の見直しで、サハラとルビコンが約20万円上がり、スポーツは変わりません(ジープ名古屋西の告知)。
スポーツとサハラの差は、2024年5月の40万円から3月時点の50万円を経て、70万円に開きました。サハラとルビコンの差は50万円のままです。迷いどころは、この70万円だと思います。
サハラの+70万円は、毎日触る装備に使われている
サハラがスポーツより高いのは、シート・ヒーター・音響・外装の4か所に装備が集まっているからです。70万円の中身は、公式の装備表から読めます。


筆者の検証(2026年10月)|公式の装備表で見る、3グレードで設定が違う36行(ジープ公式の価格表(2026年10月7日現在)と諸元・装備表(2026年2月現在))
公式の装備表(主要装備)は109行です。このうち、標準・販売店オプション・設定なしの記号が3グレードで同じでない行は、36行。ファブリック・マッキンリー・ナッパのシート表皮など、互いに選べない行は、それぞれ別の1行として扱います。区分別の内訳は、シート9・外装7・タイヤとホイール6・4WDと悪路5・機能装備4・オーディオ2・インテリア2・安全装備1。
サハラにあってスポーツに無いのは、フロントシートヒーター、フロント8ウェイパワーシート(4ウェイのランバーサポート付)、ヒーテッドステアリングホイール、サブウーハー付アルパイン製9スピーカー、12Vと115Vのアウトレット、リアシートのセンターアームレスト、照明つきバニティミラー、ボディ同色のハードトップとオーバーフェンダーなど。スポーツは2ウェイの手動シートとファブリックシート、8スピーカーです。
安全装備の欄で3グレードに差があるのは、ブラックカラーのフューエルフィラードア1行だけ。アダプティブクルーズコントロールの公式の注記は、「追突による被害軽減を目的とした機能で、自動で追突を回避するものではありません」。道路状況や天候によっては動作しない場合もあります。前面衝突警報も、ドライバーの操作の代わりにはならない、との注記つき。ブラインドスポットモニター、アダプティブクルーズコントロール、前面衝突警報、リアバックアップカメラは、スポーツにも付きます。
つまりサハラの+70万円は、安全でも走りでもなく、座る・聴く・温める・見た目に使われています。エンジンも4WDの方式(セレクトラック)も、スポーツと同じです。


「スポーツでも、安全装備は同じなんだ」



同じです。ブラインドスポットモニターもアダプティブクルーズも、3グレードに付きます。
持ち帰り:スポーツとサハラを分ける8項目
・シートヒーター:スポーツ無し/サハラ有り
・ヒーテッドステアリングホイール:スポーツ無し/サハラ有り
・前席の調整:スポーツは2ウェイ手動/サハラは8ウェイ電動
・スピーカー:スポーツ8基/サハラ9基(サブウーハー付)
・ハードトップ:スポーツはブラック/サハラはボディ同色
・12V・115Vアウトレット:スポーツ無し/サハラ有り
・タイヤ:スポーツ245/75R17/サハラ255/70R18
・価格差:700,000円
この8行をスマホのメモに写して、ディーラーの見積書の装備欄と見比べてください。ヒーターが要らないなら、70万円の中身はかなり減ります。
ルビコンの+50万円は、4WDの低速ギアと足まわりに使われている
ルビコンがサハラより50万円高いのは、悪路を走る道具が違うからです。シートヒーターとヒーテッドステアリングは、ルビコンにもサハラと同じく付きます。


4WDはロックトラックです。サハラ(とスポーツ)のセレクトラックと、ローレンジの変速比が違います。公式の諸元表では、ローレンジが2.717に対して4.000、最終減速比が3.454に対して4.100でした。1速の4.714にかけると、駆動の減速は44.2対77.3で、約1.75倍の計算になります(計算値)。
ほかにも、電子制御式のフロントスウェイバーのディスコネクト、OFF-ROADプラスモード、ロックレール、LT255/75R17のマッド&テレインタイヤがルビコンだけの装備です。2024年5月の改良でルビコンに加わったフル・フロート・リアアクスルについて、公式のバイヤーズガイドは最大牽引能力を向上させたと書いています。ただ、数値は載っていません。


逆に、ルビコンに無いものもあります。サハラにある、ボディ同色のハードトップ、サイドステップ、アンチスピンリアディファレンシャル、18インチホイールです。ルビコンは全幅が1,930mmと35mm広く、車両重量は110kg重い2,110kgになります。



「ルビコンなら、街乗りでも安心?」



林道に行かないなら、ロックトラックもM/Tタイヤも出番がありません。その分の50万円は、使わない道具の代金です。
4つの額で見る総額|燃料代は5年で約108万円と約115万円
燃費はWLTCで、スポーツとサハラが9.8km/L、ルビコンが9.2km/Lです。燃料タンクは81Lで、満タンの計算値は794kmと745kmになります。
燃料はレギュラーです。10月13日調査の店頭価格には、その週の補助(1Lあたり42.4円)が入っています。補助が無い場合の目安は212.5円で、資源エネルギー庁の資料に示された値です。補助の額は週で変わります。この単価で、5年・年1万kmを走ると、次のとおりです。








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| 額 | スポーツ | サハラ | ルビコン |
|---|---|---|---|
| 払う額(税込) | 8,140,000円 | 8,840,000円 | 9,340,000円 |
| 戻る額 | 公式資料に記載なし | 同左 | 同左 |
| 走る額(5年5万km) | 約1,084,000円 | 約1,084,000円 | 約1,155,000円 |
| 売る額 | 見積もりを取らないと埋まらない | 同左 | 同左 |
| 売る額を0円とした合計 | 約9,224,000円 | 約9,924,000円 | 約10,495,000円 |
100kmあたりの燃料代は、スポーツ・サハラが約2,168円、ルビコンが約2,310円です。5年の差は約7万円。ルビコンを選ぶかどうかが、燃料代で決まることはまずありません。燃費の中身はラングラーの実燃費も関連記事です。
「売る額」は、いまの車を売った額で、読者ごとに違います。ここだけは私にも予想できません。いまの車を手放すなら、下取りを出す前に売値の目安を知っておくと、見積書の下取り額が高いか安いか判断できます。
ラングラーの見積もりをもらう前に、売値の目安を確かめられます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
下取りとの違いは下取りと買取の違い、MOTAの仕組みはMOTA車買取とはにまとめています。
本音:推し・惜しい・やめておけ条件
私はラングラーに乗っていないので、乗り味や静かさの感想は書きません。言えるのは、公式の数字と装備表から読めることだけです。
推しポイント
好きなのは、サハラのつくりです。3グレードの中で、シートヒーターとハンドルヒーターが付く最安のグレードで、同色のハードトップも付きます。安全装備はスポーツと同じ。だから70万円は、快適装備と見た目に払う額だと割り切れます。
惜しいポイント
惜しいのは、価格差が開いたところです。2024年5月の改良時は、スポーツとサハラの差が40万円でした。いまは70万円で、サハラへの一歩が重くなっています。もうひとつ、ルビコンの牽引能力は公式のカタログと諸元表に数値がないため、牽引で選ぶ人は販売店で確かめるしかありません。
やめておけ条件
- 全幅1,895mm(ルビコンは1,930mm)が入らない駐車場の人は、グレード以前に確かめてください
- 機械式駐車場で全高1,845mm(ルビコンは1,855mm)が制限を超える人も同じです
グレードの選び方|3つの使い方で分ける
使い方で分けると、判断は短くなります。通勤と買い物、家族と冬、林道と牽引の3つに分けて、どのグレードが合うかを表にしました。








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| 使い方 | 選ぶグレード | 理由(公式の装備表より) |
|---|---|---|
| 通勤と買い物が中心・装備は最低限でいい | スポーツ(814万円) | 安全装備はサハラと同じ。ヒーターと電動シートは無い |
| 家族で乗る・冬も使う・長く乗る | サハラ(884万円) | シートヒーター・ヒーテッドステアリング・8ウェイ電動・9スピーカー |
| 林道・雪・泥・牽引で使う | ルビコン(934万円) | ロックトラック4WD・スウェイバーのディスコネクト・マッド&テレインタイヤ |
迷ったら、サハラです。70万円の中身は、毎日の乗り降りと座り心地に集まっています。
ラングラーのグレードでよくある質問
- ラングラーのグレードの違いは?
-
いまは3つで、価格順にアンリミテッド スポーツ・サハラ・ルビコンです。エンジンは全部2.0Lターボ272psで、違うのは装備と4WDの方式、タイヤ。
- ラングラーのおすすめグレードは?
-
迷ったらサハラです。スポーツより70万円高い分、シートヒーター・ヒーテッドステアリング・8ウェイ電動シートが付きます。
- ラングラーのサハラとルビコンの違いは?
-
4WDの方式と足まわりです。ルビコンはロックトラック4WD・マッド&テレインタイヤ・フロントスウェイバーのディスコネクトが付き、サハラは18インチのオールシーズンタイヤとボディ同色のハードトップが付きます。
- ラングラーの3.6L V6は買えますか?
-
新車では選べません。ジープ公式の価格表にあるラングラーは、2.0L(1,995cc)のアンリミテッド3グレードだけです。
- ラングラーの2ドアは新車で買えますか?
-
限定車だけです。2026年9月発売のルビコン ファイナル エディション(140台・899万円)は、現行型の最後の2ドアと報じられています。
まとめ
ラングラーの現行グレードは、2.0Lターボ・8速ATのアンリミテッド スポーツ(8,140,000円)・サハラ(8,840,000円)・ルビコン(9,340,000円)の3つです。サハラとスポーツの差70万円は快適装備と外装に、ルビコンとサハラの差50万円は4WDの低速ギアとタイヤに使われています。公式の装備表で3グレードの設定が分かれるのは、109行のうち36行です(シート表皮やタイヤのように互いに選べない行は、別の行として扱った値)。
次の一歩
今日やることは1つ。いま駐車している場所の契約書か管理会社のページで、全幅と全高の制限値を見て、スマホのメモに「全幅1,895・全高1,845(ルビコンは1,930・1,855)と比べる」と書く。
買い替えを考えているなら、先に査定額だけ見る手もあります。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
値引きの話はラングラーの値引き、内装はラングラーの内装も関連記事です。
数字の出どころ:ジープ公式の価格表(2026年3月5日・10月7日現在)・諸元・装備表(2026年2月現在)・バイヤーズガイド、Stellantisジャパンのニュースルーム、webCG(2024年5月10日)、Car Watch(2018年10月9日)、くるまのニュース(2026年9月27日)、資源エネルギー庁の資料です。時点は2026年10月。経済変動加算額のグレード別の内訳と、ルビコンの最大牽引能力の数値は、公式資料に示されていません。
参考URL一覧
- ジープ公式:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html
- Car Watch・2018年10月9日:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1146889.html
- Stellantisジャパンのニュースルーム:https://www.stellantis.jp/news/tag/jeep?topic=WRANGLER
- くるまのニュース(2026年9月27日):https://kuruma-news.jp/post/1116133
- webCG:https://www.webcg.net/articles/-/50220
- 公式の価格表(2026年3月5日現在):https://dl.stellantisjapan.jp/data/jeep/loan/Jeep_Pricelist_260305_CTL.pdf
- ジープ名古屋西の告知:https://nagoyanishi.jeep-dealer.jp/jeep/blog/v10f9pcxh/
- 公式のバイヤーズガイド:https://dl.stellantisjapan.jp/data/jeep/buyersguide/Wrangler_Buyers_Guide_2602.pdf
- 資源エネルギー庁の資料:https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf

