公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。
レクサスUXの中古選びとは、年式ごとに変わった装備とパワートレインを、自分の使い方に合うグレードへ結びつけることです。
UXは2018年11月に発売され、公式ページは全6パッケージに「販売終了」と表示しています。販売終了の月は、公式ページに書かれていません。中古で迷うなら、年式の線は2020年10月・2022年7月・2023年12月の3本。version C・F SPORT・version Lのどれにするかは、その線を引いたあとに決めます(2026年10月時点)。
正直に言うと、version CかF SPORTかで悩む前に、年式で足切りするのが先です。画面も運転支援も足まわりも、グレード間の差より年式間の差のほうが大きい。
この記事のポイント
- 年式の線は2020年10月・2022年7月・2023年12月の3本
- 車名がUX300hなら2023年12月の改良後、UX200はガソリンで2WDのみ
- 走りならF SPORT、静かさならversion L、価格ならversion Cが基本線




横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 30秒でわかる | 内容 |
|---|---|
| 販売状況 | 公式ページは全6パッケージに「販売終了」の表示。生産終了は2027年2月とされる(くるまのニュース、2026年9月4日) |
| 年式の線 | 2020年10月(スマホ連携)/2022年7月(12.3インチ画面・運転支援・足まわり)/2023年12月(UX300hへ) |
| 車名 | UX200=ガソリン、UX250h=HV、UX300h=改良後のHV、UX300e=BEV |
| グレード | ベース(名称なし)・version C・F SPORT・version L。2025年12月の価格表は3パッケージ |
| 売値の目安を先に知る | MOTA車買取(無料・概算査定額) |
販売状況は2026年10月22日時点のレクサス公式サイト、価格と装備は各年の公式リリースの発表時点です。
中古のUXは何年式を選ぶ? 年式の線は3本
中古では「2020年10月以降」「2022年7月以降」「車名がUX300h」の3つで絞り込めます。

2018年11月〜2020年9月は、初期型の4グレード
発売時の価格は税込3,900,000〜5,350,000円。ガソリンのUX200は2WDのみ、HVのUX250hは2WDとAWDがありました(2018年11月27日のレクサス公式リリース)。

グレードは、名称のない入口、version C、F SPORT、version Lの4つ。version Cと名称のない入口は17インチホイールが標準で、アダプティブハイビームシステム(AHS)はversion Lだけが標準。AVSとリヤのパフォーマンスダンパーは、F SPORTとversion Lのオプションです。
2020年10月:スマホ連携と静止物ブレーキが全車に
Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、10.3インチのディスプレイにスマホをつなげるように。パーキングサポートブレーキ(静止物)は全車標準で、パドルシフトもversion Lとversion Cに標準化されました(2020年10月1日のレクサス公式リリース)。
UX250hは全車、上下2段階のデッキボードも標準に(下段で最大荷室容量は約268L)。スマホの地図やナビを車内で使いたいなら、この線より前の個体は外したほうがいいでしょう。
2022年7月:画面、運転支援、足まわりがまとめて変わる
2022年7月7日に新型UX250h/UX200が発売され、12.3インチのタッチディスプレイが全車標準に。予防安全技術「Lexus Safety System +」も拡充されました。主な変更は次のとおりです(2022年7月7日のレクサス公式リリース)。

- ボディのスポット溶接を計20点追加し、剛性を高めた
- 18インチのランフラットタイヤを新開発し、ロードノイズを低減した
- F SPORTにパフォーマンスダンパーとAVSを標準設定した
- version Lの標準タイヤを、ランフラットからノーマルタイヤに変えた
- デジタルキーとOTA更新、新色ソニックイリジウムを設定した
運転支援は、右折前の対向直進車や右左折時の横断歩行者の検知、緊急時操舵支援が加わり、ドライバー異常時対応システムも入りました。
ただし、公式の注意書きは明快です。プリクラッシュセーフティは「ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり」、レーントレーシングアシストは「自動で運転する装置でも周囲への注意を軽減する装置でもない」。正直、機能の有無だけで安心するのは危ういと思います(レクサス公式のUX安全装備ページ、2026年10月時点)。

「画面が大きくなるだけなら、2020年10月以降でもいいのでは?」



画面だけなら、その通り。でも2022年7月は足まわりまで変わる。
2023年12月:車名がUX300hになる
2023年12月19日の発表で、HVはシステム出力を135kWから146kWに高めてUX300hへ車名変更。12.3インチの液晶メーターと電子式シフトも加わり、UX200はこの発表でラインナップから外れ、パワートレインはHVとBEVだけになりました(2023年12月19日のレクサス公式リリース)。
同じリリースは、UX300hの発売を2024年1月上旬頃と案内しています。車検証や中古車情報の車名がUX300hなら、この改良後の型です。
持ち帰り:年式を4つの条件で絞る
・スマホをつないで地図や音楽を使いたい → 2020年10月以降
・12.3インチ画面・拡充された運転支援・OTA更新がほしい → 2022年7月以降
・12.3インチメーター・電子式シフト・HVの高出力がほしい → 車名がUX300hの個体
・ガソリンで安く入りたい → UX200(2WDのみ、2023年12月まで)
UX200・UX250h・UX300h・UX300e、どれを選ぶか
パワートレインは、ガソリンのUX200、HVのUX250hとUX300h、BEVのUX300eの4種類です。
ガソリンのUX200は、新車時にHVより350,000〜356,000円安かった
UX200は2.0Lのガソリンで、2WDのみ。2023年12月で生産を終えています(くるまのニュースが伝えた公式サイトの告知)。
筆者の検証(2026年10月)|公式の価格表で見るUX200とUX250hの価格差(2WD・3時点)(レクサス公式ニュースリリース3本の価格表)
UX250hとUX200の新車時価格差(2WD・税込)は、2018年11月が全グレード350,000円、2020年10月と2022年7月が全グレード356,000円でした。
差額が全グレードで揃っているので、ガソリンとHVの選択はグレード選びとは別の話です。燃費は初期のUX250hがJC08モードで27.0km/L(2WD)、UX300hがWLTCモードで23.4〜26.3km/L。測り方が違うので、並べて比べられません。
UX250hからUX300hへ、出力は135kWから146kW
UX300hの出力は135kWから146kWへ向上し、AWDのリヤモーター出力は30kWになりました。AWDの追加額は、新車時どの年式も260,000〜265,000円。雪道を走るかどうかで決めれば足ります。
UX300eは、年式で航続距離が367kmから512kmに
UX300eは2020年10月22日に、2020年度分135台の限定で商談申込み(抽選)が始まりました。WLTCの航続距離は367km、電池容量は54.4kWhです(2020年10月22日のレクサス公式リリース)。
2023年3月30日の一部改良で電池は72.8kWhになり、航続距離は512kmに(2023年3月30日のレクサス公式リリース)。
BEVの中古は、年式が航続距離に直結します。2023年3月より前は367kmが前提なので、1回の充電で走りたい距離から逆算してください。UX300eは2025年11月に生産終了と報じられました(くるまのニュース)。2023年12月の価格表では、グレードはversion Cとversion Lの2つです。
version C、F SPORT、version L。グレードの違いは年式で変わる
グレードの差は固定ではなく、2020年10月と2022年7月に動いています。


グレードごとの変化を、年式の線で並べる








横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| グレード | 2018年11月(初期) | 2020年10月 | 2022年7月 |
|---|---|---|---|
| version C | 17インチホイールが標準 | パドルシフトが標準に | 記載なし |
| F SPORT | 専用ペダル・ステアリング・8インチTFTメーター。AVSとダンパーはオプション | 記載なし(パドルシフトは従来から標準) | AVSとダンパーが標準。アルミ製フットレスト追加 |
| version L | AHSが標準。AVSとダンパーはオプション | パドルシフトが標準に | 標準タイヤがランフラットからノーマルタイヤに |
| ベース(名称なし) | HVで4,250,000円 | 2段階デッキボードが標準 | 2025年12月の価格表にはない |
F SPORTは、2022年7月に新車価格が173,000円上がった
筆者の検証(2026年10月)|公式の価格表で見るUXのHV・2WDの新車時価格(5時点)(レクサス公式ニュースリリース5本の価格表)
HV・2WDの新車時価格は、2018年11月から2025年12月までにversion Cが+413,000円、F SPORTが+561,000円、version Lが+402,000円。2022年7月の上げ幅はF SPORTが173,000円、version Cが30,000円、version Lが8,000円でした(税込のメーカー希望小売価格)。






横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 時点 | version C | F SPORT | version L |
|---|---|---|---|
| 2018年11月(UX250h) | 4,490,000円 | 4,780,000円 | 5,090,000円 |
| 2020年10月(UX250h) | 4,573,000円 | 4,868,000円 | 5,184,000円 |
| 2022年7月(UX250h) | 4,603,000円 | 5,041,000円 | 5,192,000円 |
| 2023年12月(UX300h) | 4,803,000円 | 5,241,000円 | 5,392,000円 |
| 2025年12月(UX300h) | 4,903,000円 | 5,341,000円 | 5,492,000円 |


2022年7月のF SPORTの上がり幅が大きいのは、パフォーマンスダンパーとAVSの標準化と同じ時期。2022年7月以降のF SPORTは、足まわりが初期型と別物です。
version Cは、いちばん「素のUX」に近い
version Cの強みは、新車時の価格が3つのうち最も低かったこと。2020年10月以降なら、スマホ連携とパドルシフトが付きます。
version Cをベースにした特別仕様車は、パノラミックビューモニターなどが標準です。特別仕様車かどうかも見ておきたいところ。version Cの新車注文はすでに終わっていて(くるまのニュース)、これから入るなら中古です。
F SPORTは、走りで選ぶなら2022年7月以降
F SPORTは、専用のシートとステアリング、メーターを持つグレード。2022年7月以降は、パフォーマンスダンパーとAVSが標準です。
私の見方では、F SPORTを選ぶ理由は「走り」の一点です。狙うのは2022年7月以降の個体。初期型なら、AVSとダンパーのオプションの有無を確かめます。
version Lは、静かさで選ぶなら2022年7月以降
version Lは、初期型からAHSが標準。2022年7月には、標準の18インチタイヤがランフラットからノーマルタイヤに変わり、レクサスは乗り心地と静粛性が向上したと説明しています。
2022年7月以降のversion Lは、静かさを買うグレードです。新車時の価格は、2025年12月でversion Cより589,000円高い。その差を払う理由が静かさなら、2022年7月以降を探してください。



「結局、version CとF SPORTはどっち?」



2022年7月以降に絞ってから、走りならF SPORT、予算ならversion C。
特別仕様車は、どの年式にどんな装備が付いたか
特別仕様車は、ベースのグレードに装備を足した個体です。












横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 時期 | 名前 | ベース | 新車時価格(UX250h・2WD) |
|---|---|---|---|
| 2020年10月 | Urban Elegance | version C | 4,723,000円 |
| 2022年7月 | F SPORT Emotional Explorer | F SPORT | 5,268,000円 |
| 2022年7月 | Graceful Explorer | version C | 4,888,000円 |
| 2024年10月 | F SPORT Emotional Explorer(UX300h) | F SPORT | 5,452,000円 |
| 2024年10月 | Graceful Explorer(UX300h) | version C | 5,110,000円 |
2022年7月のGraceful Explorerは、モーヴ色の内装、ベンチレーション付きのシート、パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、ハンズフリーパワーバックドアが標準。ベースのversion Cとの価格差は285,000円(4,888,000円と4,603,000円)でした。同じ年式で並んでいたら、標準装備と価格差を見比べてください。
売る人、乗り続ける人の確かめどころ
税金・保証・乗り出しの総額は、レクサスUXの乗り出し価格の記事にあります。
売るときは、査定書の年式・車名・グレード・特別仕様車かどうかの欄が、車検証と合っているかを見てください。下取りの前に概算の査定額を知っておくと、下取り額が高いか安いか自分で判断できます。仕組みの違いは、下取りと買取の違いの記事とMOTA車買取の解説にまとめました。
UXの売値の目安を、下取りの前に確かめられます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
近い車はLBX。2026年10月22日に一部改良が発表された
UXの次に見る小型のレクサスSUVなら、LBXです。2026年10月22日に一部改良が発表され、11月3日に発売されます(レクサス公式リリース)。
入口のElegantは改良後に2WD 4,450,000円で、UX300hのShining Essence(2WD 5,210,000円)とは760,000円の差です。
レクサスはUXの後継車を発表していません(2026年10月時点)。LBXは近い車で、後継ではありません。
推し・惜しい・やめておけ
私が推すのは、2022年7月という線がはっきりしていること。年式を見るだけで水準が分かる。選びやすくて、私は好きです。
正直、惜しいのはグレード名が装備を語りきらないこと。F SPORTもversion Lも、2022年7月で中身が変わっています。同じ名前でも年式で別の車で、ここは迷いやすいところです。
やめておけ条件は、次の3つです。
- スマホ連携を使いたいのに、2020年10月より前の個体を選ぶ人
- 長距離をBEVで走りたいのに、航続距離367kmの2023年3月より前のUX300eを選ぶ人
- 新車の色やパッケージを選びたい人。販売終了で、新車は在庫車に限られる
よくある質問
- レクサスUXの中古は、何年式がおすすめですか?
-
迷うなら2022年7月以降です。12.3インチの画面と拡充された運転支援が全車に付き、F SPORTの足まわりとversion Lのタイヤも変わっています。
- UX200とUX250hはどちらがいいですか?
-
価格を抑えるならUX200、HVならUX250hです。UX200は2WDのみで、新車時はHVより350,000〜356,000円安く、2023年12月で生産を終えています。
- UX300eの中古は買っても大丈夫ですか?
-
年式を見てから決めましょう。2023年3月より前は航続距離が367km、改良後は512km(WLTC)と、同じ名前でも差が大きいためです。
- レクサスUXの生産終了はいつですか?
-
2027年2月とされます。公式ページに月の表示はなく、くるまのニュース(2026年9月4日)が公式サイトの告知として報じました。
まとめ
UXの中古は、2020年10月・2022年7月・2023年12月の3本の線で絞ると選びやすくなります。グレードは、走りならF SPORT、静かさならversion L、価格ならversion Cが基本線。UX200とUX250hの新車時の差は350,000〜356,000円、UX300eは2023年3月で航続距離が512kmに伸びました。
次の一歩
今日やることは1つ。気になるUXの中古車情報を開き、「年式」「車名」「グレード名」の3つをスマホのメモに書き出して、2020年10月・2022年7月・2023年12月のどの線の内側かに印を付ける。それで、この記事の表のどの行を見ればいいかが決まります。
UXへの乗り換えでも、下取りの前に売値の目安を確かめられます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
出典:販売状況と価格はレクサス公式サイト、各年の価格・装備はレクサス公式リリース、UX200・UX300e・生産終了の月は報道(2026年10月22日時点)。
参考URL一覧
- くるまのニュース、2026年9月4日:https://kuruma-news.jp/post/1108360
- 2018年11月27日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/25335208.html
- 2020年10月1日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759881.html
- 2022年7月7日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/pages/news/images/2022/07/07/1330_UX/Press_Release_jp.pdf
- レクサス公式のUX安全装備ページ:https://lexus.jp/models/ux/features/safety/
- 2023年12月19日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.html
- くるまのニュース:https://kuruma-news.jp/post/665097
- 2020年10月22日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/34009601.html
- 2023年3月30日のレクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38935115.html
- レクサス公式リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/44911793.html

