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アウトランダーPHEVのモデルチェンジ情報とは、三菱のPHEV SUV「アウトランダーPHEV」の全面刷新と、その後の改良の動きをまとめたものです。
次のアウトランダーPHEVについて、三菱の公式発表は2026年10月21日の時点でありません。いまの型は2021年12月16日の発売で、直近の改良は2026年6月25日。新車の価格は5,369,100〜6,901,400円(税込)です。国の補助金は、2026年内に登録すれば840,000円、2027年1月1日以降は504,000円に下がり、1月以降も受付が続くかは決まっていません。
この記事のポイント
- 次期型の公式発表はまだない
- 直近の改良は2026年6月25日
- 補助金は登録が2027年1月1日以降だと504,000円(2026年内は840,000円)。1月以降の受付が続くかは未定
| 30秒でわかる | 内容 |
|---|---|
| 次のフルモデルチェンジ | 三菱の公式発表なし(2026年10月21日時点) |
| 現行型 | 2021年12月16日発売 |
| 直近の改良 | 2026年6月25日(先行車発進通知など) |
| 新車価格(税込) | 5,369,100〜6,901,400円 |
| 国の補助金 | 2026年内の登録は840,000円、2027年1月1日以降は504,000円(受付が続く場合。続くかは未定) |
| いまの車の売値を先に知る | MOTA車買取(無料・概算査定額) |
次のアウトランダーPHEVはいつ? 公式の発表はまだない
結論から言います。次のフルモデルチェンジがいつなのか、いまは誰にも言い切れません。三菱の日本語・英語のニュースルームに、新しい型の発表はありません(2026年10月21日時点)。報道は「2028年」に寄っていますが、公式の裏づけがない時期の話として読むのが安全です。

公式の資料に、次期型の記載はない
2026年5月29日の新中長期ビジョンは、今後6年間で13車種を投入し、パジェロを今年度中に出すと書いています。リリース本文にアウトランダーの名前はなく、同日の説明資料(PDF)では「ブランドモデル」の例を並べた注記に出るだけ。
ジャパンモビリティショー2025の出展リリース(2025年9月30日)でも、アウトランダーPHEVは現行車として紹介されただけです。
「2028年」の報道は、3本とも同じ執筆元
2026年9月17日のcarview!、9月24日のResponse、9月25日のMotor Fanが、2028年にもフルモデルチェンジするとの情報を伝えました。3本とも署名はAPOLLO NEWS SERVICE系(Motor FanはAPOLLO)で、情報源は書かれず、画像は予想イラストか予想CGです。1つの情報が3つの媒体に載っただけで、独立した裏づけではありません。私は、2028年説を買う時期の判断材料にはしないつもりです。
直近の公式の動きは?
アウトランダーPHEVの追加改良・新グレード・販売終了の公式発表は、2026年10月21日時点でありません。ニュースルームの最新の一覧も同じです。
発売から58か月。ただ、改良は約11か月おき
筆者の検証(2026年10月)|現行型の発売・改良の間隔と経過日数(三菱自動車の公式ニュースリリースの発売日)
現行型の発売(2021年12月16日)から2026年10月21日までは1,770日、58か月。発売と5回の改良のあいだは、315日・406日・329日・308日・294日で、平均330.4日(約11か月)でした。直近の改良(2026年6月25日)から2026年10月21日までは118日です。
間隔が一定なのは三菱の改良のペースの話で、フルモデルチェンジの時期は言えません。特別仕様車BLACK Editionは、改良の数から外しました。
いまのアウトランダーPHEVは? 2026年6月の改良で変わったこと
2026年6月25日の一部改良は、運転支援と使い勝手が中心です。パワートレーンや内外装の変更は、リリースに書かれていません。
先行車発進通知と、接近時アンロックが加わった
三菱e-Assistに、先行車発進通知[LCDN]が追加されました。先行車が発進しても自車が止まったままのとき、警報ブザーとメーター表示で知らせます。
もう一つが、接近時アンロックと降車時オートロック。キーを持っていれば、約1m以内に近づくと解錠、約3m以上離れると施錠される仕組みです。公式のリリースは、荷物や傘で両手がふさがっていても、キーを携帯していれば自動で解錠・施錠できると説明しています。
価格表(2026年10月時点・税込)
| グレード | 5人乗り | 7人乗り |
|---|---|---|
| M | 5,369,100円 | — |
| G | 5,985,100円 | 6,076,400円 |
| P | 6,419,600円 | 6,510,900円 |
| P Executive Package | 6,700,100円 | 6,791,400円 |
| BLACK Edition(特別仕様車) | 6,810,100円 | 6,901,400円 |
Mは5人乗りだけの設定です。重量税は、新車の登録時と初回車検時に100%免税と案内されています。
EV走行距離(WLTC)は、Mが106km、ほかのグレードが102km。ハイブリッド燃費(WLTC)はMが17.6km/L、ほかが17.2km/Lです。この数字は2024年10月の大幅改良で決まったもので、2026年6月の改良では変わっていません。
国の補助金は、登録が2027年1月1日以降だと504,000円
補助金の正式名は、令和7年度補正予算のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金。アウトランダーPHEVのCEV補助金は、2026年12月31日までの登録で84万円、2027年1月1日以降の登録で50.4万円です(2026年10月21日の経済産業省の見直し、2026年10月時点)。次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(別表1、令和8年10月21日現在)では、三菱アウトランダーの9行すべてが、登録2026年4月1日〜12月31日で840千円、2027年1月1日以降は504千円。補助額は契約日ではなく、登録日で決まります。
差は336,000円。申請は先着順で、センターは2026年10月9日に、受付の終了を2026年12月上旬〜下旬の見込みと公表しています。いまの制度で補助の対象になるのは2027年2月1日までの登録で、申請書は2月12日必着。予算に達すれば、それより前に受付が終わります。2月2日以降の登録は対象外です(次世代自動車振興センター)。処分制限期間(保有義務)は、自家用・貸自動車業用とも4年。
504,000円は、1月以降も受付が続く場合の額で、続くかは決まっていません。受付が12月に終わると、1月以降に登録する車は補助を受けられない可能性があります。日刊自動車新聞(2026年10月21日)は、経産省が財務省と調整し、切れ目なく補助金を出す考えだと報じました。事務局のFAQは、予算を使い切った場合の別の補助金への申請について「現時点では決定している事項はありません」と答えています。
2021年の発売から、どう改良されてきたか
公式リリースで発売日が分かる6回です。最大の山は2024年10月で、バッテリーが20kWhから22.7kWhになり、EV走行距離が約20km伸びました。
| 時期 | 出来事 | 最安(M)の価格 |
|---|---|---|
| 2021年12月16日 | 現行型を発売(フルモデルチェンジ) | 4,621,100円 |
| 2022年10月27日 | 特別仕様車BLACK Editionを設定、コネクティッド機能を充実 | 4,621,100円 |
| 2023年12月7日 | HDMIポートを全車標準、ボディカラー全12色 | 4,995,100円 |
| 2024年10月31日 | 大幅改良(バッテリー22.7kWh) | 5,263,500円 |
| 2025年9月4日 | センターコンソール刷新、後退時の歩行者検知 | 5,294,300円 |
| 2026年6月25日 | 先行車発進通知、接近時アンロック | 5,369,100円 |
2021年12月:フルモデルチェンジで発売
発売のリリースによると、価格は4,621,100〜5,320,700円。グレードはM・G・Pの3つで、駆動用バッテリーは20kWh、EV走行換算距離はMが87km、PとGが83km(WLTC)でした。発売日までの約1か月半で、受注は6,915台。月販目標1,000台の約7倍だったと、三菱は発表しています。

2024年10月:バッテリーとグレードの大きな見直し
大幅改良のリリースで、変わったことを挙げます。
- 駆動用バッテリーが22.7kWhになり、EV航続距離がMで87→106km、ほかで83→102km(WLTC)
- ハイブリッド燃費がMで16.6→17.6km/L、ほかで16.2→17.2km/L
- 急速充電で80%までが約32分(6分短縮)
- 最上級のP Executive Packageを新設

2025年9月〜2026年6月:使い勝手の積み上げ(特別仕様車も)
2026年2月5日には、P Executive Packageをベースにした特別仕様車BLACK Editionが発売されました。グレードの選び方は、関連記事のおすすめグレードにあります。
旧型(〜2021年)とは、バッテリーの大きさがまるで違う
2018年8月の旧型の改良で、電池が増えました。いまの22.7kWhは、旧型の13.8kWhの1.6倍超です。
総電力量は12.0kWhから22.7kWhへ
筆者の検証(2026年10月)|駆動用バッテリーの総電力量を旧型から現行まで並べる(三菱自動車の公式ニュースリリース4本)
総電力量は、旧型の改良前が12.0kWh、2018年8月の改良で13.8kWh(+15.0%)。2021年12月の現行型が20kWh、2024年10月の大幅改良で22.7kWh(+2.7kWh)でした。
20kWhから22.7kWhへの単純計算は+13.5%です。三菱の2024年10月の日本語リリースは「約10%増」、2026年1月のカナダ向けは「約13%増」と書いていて、10%は計算と合いません。理由は公式の資料に載っていない。
| 項目 | 旧型・2018年8月 | 現行・2021年12月 | 現行・2024年10月 |
|---|---|---|---|
| 駆動用バッテリー | 13.8kWh | 20kWh | 22.7kWh |
| EV走行距離 | 65.0km(JC08) | 87km(M)・83km(他)(WLTC) | 106km(M)・102km(他)(WLTC) |
| 新車価格の幅(税込) | 3,939,840〜5,090,040円 | 4,621,100〜5,320,700円 | 5,263,500〜6,685,800円 |

距離の行は試験方法が違います。旧型はJC08、現行はWLTCなので、並べられません。同じ試験方法なら、2018年の改良は+4.2km(JC08)、2024年は+19km(WLTC)です。2018年の旧型の改良は、エンジンを2.0Lから2.4Lにした年でもあります。
新車の価格は、4年10か月でどう動いた?
最安のMは発売から+748,000円。ただ補助金を引いた額は、登録が2026年内か2027年以降かで大きく変わります。
筆者の検証(2026年10月)|アウトランダーPHEV(現行型)の新車価格を6時点で比べる(三菱自動車の公式ニュースリリース6本)
最安のM(5人乗り)は、4,621,100円(2021年12月)から5,369,100円(2026年6月)へ、+748,000円(+16.2%)の上がりです。
2026年6月の改良では、全9通りの価格が、2025年9月(BLACK Editionは2026年2月の発売時)より一律で+74,800円でした。補助金は、リリースで額が確定している2024年10月以降の3時点と、2027年1月以降の504,000円で引きました。
2021年12月のリリースは補助金が参考額なので、確定額のある3時点で出しています。
| 時点 | 最安(M)の価格 | 補助金 | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 2024年10月 | 5,263,500円 | 550,000円 | 4,713,500円 |
| 2025年9月 | 5,294,300円 | 580,000円 | 4,714,300円 |
| 2026年6月(2026年内に登録) | 5,369,100円 | 840,000円 | 4,529,100円 |
| 同じ価格で2027年1月1日以降に登録(受付が続く場合) | 5,369,100円 | 504,000円 | 4,865,100円 |
補助金を引いた最安は、2026年内に登録するなら、2026年6月がいちばん低い。2025年9月より185,200円ほど下がります。ところが2027年1月以降の登録だと、受付が続く場合の額で4,865,100円と、表のどの時点よりも高い。補助金は年度ごとに条件が変わります。申し込む前に、販売店の見積書に「登録予定月」と補助金の額が書かれているかを確かめてください。

持ち帰り:最安(M)の価格と補助金後の額
・2021年12月:4,621,100円(発売)
・2024年10月:5,263,500円(補助金550,000円で4,713,500円)
・2025年9月:5,294,300円(補助金580,000円で4,714,300円)
・2026年6月:5,369,100円(2026年内の登録は補助金840,000円で4,529,100円。価格が同じで、2027年1月以降も受付が続いて504,000円なら4,865,100円)
「◯◯万円から」という価格を見かけたら、どの時点の価格で、補助金がいくらの登録月かを先に確かめると、いまの車と比べ間違えません。
本音のコーナー
推しはバッテリー、惜しいのは入口の価格と補助金の期限です。
推しポイント
バッテリーです。22.7kWhでEV走行距離は102km(WLTC)ですが、WLTCは決められた試験で測った数字。往復で100km前後の日は、電気だけで収まらないつもりで予定を立てるのが無難です。日常は片道が短い人ほど、この車の価値が出ます。ここが私の推しです。

惜しいポイント
正直、入口の価格です。最安が発売から+748,000円になり、5,369,100円から。待って買う価格は、次期型の発表がなく知りようがありません。待つ間に補助金の額が下がるのも、見えにくい損です。
やめておけ条件
- 自宅や職場で充電できない人は、PHEVの強みを使い切れません。EV走行は充電した分だけなので、ハイブリッド燃費(17.2km/L、WLTC)が実質の燃費になります
- 予算が536万円(M)に届かないなら、新車のアウトランダーPHEVは選べません。補助金後の約453万円(2026年内の登録)は、先に払う額ではありません
- 「次の新型が出るまで」とだけ決めて乗り続ける作戦は、期間を決められないので不安定です。公式の発表がありません
買い替えるなら、いまの車の売値を先に
下取りの額は、見積書の中で値引きと混ざりがちです。概算の査定額を先に一つ持っておけば、見積書の下取り額が高いのか安いのかを自分で判断できます。
MOTA車買取は、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社までです。最短3時間後にWebで概算査定額が分かります(利用料は無料。任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話が来ます。
下取りに出す前に、売値の目安を確かめられます。
買取と下取りの違いは下取りと買取の違い、MOTAの仕組みはMOTA車買取の記事にまとめています。関連記事は、アウトランダーPHEVの値引きと実燃費です。
よくある質問
- 次のアウトランダーPHEVのフルモデルチェンジはいつですか?
-
三菱の公式発表は、2026年10月21日時点でありません。2028年にもという報道はありますが、3本とも執筆元が同じで情報源がなく、公式の裏づけは無い状態です。
- アウトランダーPHEVの最新の改良はいつですか?
-
2026年6月25日です。先行車発進通知、接近時アンロック、降車時オートロックが加わりました。
- アウトランダーPHEVの新車価格はいくらですか?
-
2026年10月時点で5,369,100〜6,901,400円(税込)です。最安はMの5人乗り。
- アウトランダーPHEVのEV走行距離は何kmですか?
-
WLTCモードで、Mが106km、ほかのグレードが102kmです。
- アウトランダーPHEVの補助金はいくらですか?
-
登録が2026年内なら840,000円、2027年1月1日以降は504,000円(受付が続く場合)です。次世代自動車振興センターの補助対象車両一覧で確かめられます。申請は先着順で、受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込み。1月以降も続くかは決まっていません。対象は2027年2月1日までの登録で、2月12日必着(予算に達すれば、それより前に終わります)。
まとめ
次のアウトランダーPHEVは、三菱の公式発表がありません。いまの型は2021年12月16日の発売から58か月で、直近の改良は2026年6月25日。新車は5,369,100〜6,901,400円です。Mの入口は、補助金を引くと、2026年内の登録で4,529,100円。2027年1月以降は、受付が続く場合に4,865,100円で、続くかは決まっていません。
待つかどうかは、噂ではなく、乗り換えたい時期と予算、いまの車の売値で決めましょう。
次の一歩
三菱自動車のニュースリリースの一覧(mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/)で、題に「アウトランダーPHEV」と「一部改良」か「フルモデルチェンジ」が入っている行を探し、いちばん新しい日付をスマホのメモに書き留める。基準は2026年6月25日。それより新しい日付の行が出てきたら、改良か新型の発表があったということです。
確かめメモ:確かめたこと=三菱自動車の公式サイトとニュースリリース、次世代自動車振興センターの案内/時点=2026年10月21日。
参考URL一覧
- 新中長期ビジョン:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/2026/20260529_1.html
- 一部改良:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/2026/20260625_1.html
- 銘柄ごとの補助額(別表1、令和8年10月21日現在):https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- 次世代自動車振興センター:https://www.cev-pc.or.jp/notice/pdf/20261009_R7ho-cev_kigen-oshirase.pdf
- 発売のリリース:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/2021/20211028_1.html
- 大幅改良のリリース:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/2024/20241009_2.html
- 2018年の旧型の改良:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5232.html
