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日産アリアは、日産の電気自動車のSUVで、2026年2月の改良後は6グレード・6,675,900円から9,510,600円です。
同じB6でも、2026年12月31日までに登録できれば国の補助金129万円を引いて5,385,900円。2027年2月2日以降の登録になると、いまの補助金の制度の対象外です。
家で充電できて、補助金の段に間に合う車が手に入るなら、B6はいい選択です。間に合わないなら、グレード選びより先に「いつ登録できるか」を考えたい車。
総額の内訳はアリアの乗り出し価格の記事、交渉の順番はアリアの値引きの記事にまとめています。
この記事のポイント
- 物差しは平均3.0(6/7軸)
- 補助金は登録日で129万円差
- 電気代は1km約5.2円
30秒でわかる日産アリア(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格帯(税込) | 6,675,900〜9,510,600円(全国希望小売価格・NISMOを含む6グレード) |
| 補助金を引いた額 | B6 5,385,900円(2026年12月31日までの登録) |
| 一充電走行距離(WLTC) | 460〜640km(NISMOは公表なし) |
| 電気代 | 1kmあたり約5.2円(B6・31円/kWh) |
| サイズ | 全長4,595×全幅1,850mm(NISMOは全長4,650mm)・最小回転半径5.4m |
| 納期の目処 | 工場出荷の目処4〜5ヶ月程度(2026年10月23日時点・納車日ではない) |
| CARVELの物差し | 3.0(7軸のうち6軸・安全評価は未公表) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
価格と工場出荷の目処は日産の公式サイト、補助金の額は次世代自動車振興センターの2026年10月28日現在の一覧、電費と寸法は日産の主要諸元表によります。いずれも2026年10月時点の数字です。
公開日:2026年10月29日 / 最終更新日:2026年10月29日
日産アリアの評価:CARVELの物差しはB6で平均3.0
いちばん安いB6(2WD)で測ると、7軸のうち6軸を採点して平均3.0です。電気代の軸が★4で強く、価格の軸が★2で弱い。安全の軸は、自動車アセスメントの評価がまだ公表されていないので付けていません。

| # | 軸 | B6(2WD)の公式の数字 | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 5,385,900円(2026年12月31日までの登録・補助金129万円) | ★2 | 補助金があっても600万円の線の内側 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり514.6円(166Wh/km×31円/kWh) | ★4 | ここは強い |
| 3 | 1回で走れる距離 | 一充電走行距離470km(WLTC) | ★3 | B9なら640km |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.4m | ★3 | 全グレード同じ |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WD(e-4ORCE)あり・B6 e-4ORCEの最低地上高170mm | ★3 | 4WDのほうが10mm低い |
| 6 | 公的な安全評価 | —(未評価) | — | 低評価という意味ではない |
| 7 | 手に入る早さ | 工場出荷の目処4〜5ヶ月程度の長いほう5ヶ月 | ★3 | 3ヶ月以内なら★4 |
| 平均 | 3.0(6/7) |
基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。軸1は補助金ありの額で付けていて、補助金なしで登録すると6,675,900円で★1、平均は2.8に下がります。2027年1月1日〜2月1日の登録(補助金77.4万円。受付が続いていれば)なら5,901,900円で、★2のまま。
筆者の検証(2026年10月)|公式の数字で測るアリアの物差し(B6 2WD)(日産の価格表・主要諸元表・工場出荷の目処・自動車アセスメントの評価車一覧)
B6(2WD)の公式値を物差し v1.1 の基準に当てると、★2/4/3/3/3/—/3で、採点した軸6/7・平均3.0です。軸1は2026年12月31日までの登録で補助金129万円を引いた5,385,900円、補助金なしなら★1で平均2.8。電気代の単価は31円/kWh、工場出荷の目処は2026年10月23日時点の値。
★4の電気代と、★2の価格 — 改良後の評価の分かれ目
2026年2月20日発売の改良では、グリルのボディ同色化、乗り心地を重視したサスペンション、Googleの搭載、1,500WのAC外部給電が入りました。それでも評価を分けるのは装備ではなく、電気代と価格の2つだと思う。
2026年に公開された改良後の試乗記では、webCGやレスポンスが乗り心地の変化を取り上げ、tvk「クルマでいこう!」(2026年5月)は電費が最新のライバルに見劣りすると伝えています。運転の印象は、CARVELとしては持っていません。
実は、「電費が凡庸」をお金に直すと話が変わる。B6の電気代は1kmあたり約5.2円で、物差しの軸2は★4。弱いのは電気代ではなく、車両価格のほうです。
安全の軸を付けていない理由
国土交通省とNASVAの自動車アセスメントの評価車一覧に、アリアはありません(2026年10月時点)。評価が無いので、軸6は「—(未評価)」です。
未評価は、低い評価という意味ではありません。点数が無いぶん、平均は6軸で出しています。7軸すべてを採点できた車と、平均を単純に比べないでください。

平均3.0って、正直ちょっと微妙じゃない?



価格の★を補助金が支えてます。登録日しだいで点が動くんです
アリアのグレードと価格:6グレードと、登録日で変わる4つの額
B6からB9は+79.2万円、2WDから4WD(e-4ORCE)は+60.5万円です。国の補助金は5グレードが同じ129万円で、NISMO B9だけ103.2万円。どのグレードも、登録が12月か2月2日以降かで手出しが変わります。差は129万円(NISMO B9は103.2万円)。


6グレードの価格と補助金を引いた額(登録日の3段)
| グレード | 価格(税込) | 2026年12月31日までの登録 | 2027年1月1日〜2月1日の登録(受付が続いていれば) | 2027年2月2日以降の登録 |
|---|---|---|---|---|
| B6(2WD) | 6,675,900円 | 5,385,900円 | 5,901,900円 | 6,675,900円(今の制度の対象外) |
| B6 e-4ORCE(4WD) | 7,280,900円 | 5,990,900円 | 6,506,900円 | 7,280,900円(同) |
| B9(2WD) | 7,467,900円 | 6,177,900円 | 6,693,900円 | 7,467,900円(同) |
| B9 e-4ORCE(4WD) | 8,072,900円 | 6,782,900円 | 7,298,900円 | 8,072,900円(同) |
| NISMO B6 e-4ORCE | 8,498,600円 | 7,208,600円 | 7,724,600円 | 8,498,600円(同) |
| NISMO B9 e-4ORCE | 9,510,600円 | 8,478,600円 | 8,891,600円 | 9,510,600円(同) |
価格は日産アリアの車種ページの価格(税込・2026年10月時点)。12月31日までの列は、同じページの「受給後の参考価格」と6グレードとも同じ額です。
補助金の額は、次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額(2026年10月28日現在)によります。2027年1月1日〜2月1日の登録の77.4万円(NISMO B9は61.9万円)も、この一覧の値で、受付が続いている間に申請できた場合の額です。額は登録日で決まり、申請書は2027年2月12日必着、4年の保有義務があります。2月2日以降の登録は今の制度の対象外で、次の制度は発表されていません。
筆者の検証(2026年10月)|アリア6グレードの価格と、登録日で変わる補助金を引いた額(日産の価格表と次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額)
6グレードの価格から登録日の段ごとの補助金を引くと、B6は12月31日までの登録で5,385,900円、1月1日〜2月1日で5,901,900円、2月2日以降は6,675,900円。12月31日までの額は、日産の受給後の参考価格と6グレードとも同じ。補助金は2026年10月28日現在の一覧の額です。


B6とB9、2WDと4WD — 価格の階段と、何が増えるか
B9は、B6より792,000円高いグレード。電池の総電力量が66kWhから91kWhになり、一充電走行距離は470kmから640kmへ170km延びます。最高出力も、2WDどうしで160kWから178kWに上がる。
e-4ORCE(4WD)は、2WDより605,000円高い設定です。B6どうしで比べると一充電走行距離は470kmから460kmに縮み、最低地上高は180mmから170mmに下がります(主要諸元表(2026年2月版))。
私の見立ては単純。遠出が月に数回までならB6、高速で300km以上を走る日が多いならB9。170kmの差に792,000円を払えるかどうかで決めてください。
NISMOの価格と、B9だけ補助金が少ない理由
NISMOは、B6 e-4ORCEが8,498,600円、B9 e-4ORCEが9,510,600円です。B9のほうだけ補助金が103.2万円で、ほかのグレードより25.8万円少なくなります。
理由は価格です。補助金の一覧では、税抜の定価が840万円以上の車は額に0.8をかけます。NISMO B9は税抜で840万円を超え、NISMO B6は超えない。ちなみにNISMOは持込み登録(NMC扱い)で、主要諸元表にWLTCの電費と一充電走行距離の記載がありません。
4つの額で見ると、B6の実質は5,643,200円(12月31日までの登録)
スクショ用:アリアの4つの額(2026年10月時点・売る額0円)
・払う額:B6 6,675,900円/B6 e-4ORCE 7,280,900円/B9 7,467,900円/B9 e-4ORCE 8,072,900円
・戻る額(国の補助金):2026年12月31日までの登録 1,290,000円/2027年1月1日〜2月1日 774,000円(受付が続いていれば)/2月2日以降 今の制度の対象外
・走る額(5年5万km・31円/kWh):B6 257,300円/B6 e-4ORCE 261,950円/B9 261,950円/B9 e-4ORCE 265,050円
・売る額:いまの車の査定額(見積もりを取らないと埋まらない)
・実質 B6:5,643,200円(12月31日まで)/6,159,200円(1月1日〜2月1日)/6,933,200円(2月2日以降)
・実質 B6 e-4ORCE:6,252,850円/6,768,850円/7,542,850円
・実質 B9:6,439,850円/6,955,850円/7,729,850円
・実質 B9 e-4ORCE:7,047,950円/7,563,950円/8,337,950円
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。同じグレードでも、登録が12月か2月2日以降かで1,290,000円違います。1月1日以降の額は、受付が終わる前に申請できた場合だけです。諸費用・オプション・値引き・自治体の補助金は入れていません。
売る額の行は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見ると埋まります。NISMOは電費の公表が無いので、走る額を出していません。
筆者の検証(2026年10月)|4つの額で見るアリアの実質(登録日の3段)(日産の価格表・主要諸元表と次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額)
払う額=税込の車両価格、戻る額=国の補助金、走る額=5年5万kmの電気代(WLTC・31円/kWh)、売る額=0円で、B6の実質は5,643,200円・6,159,200円・6,933,200円。B9 e-4ORCEは7,047,950円・7,563,950円・8,337,950円です(補助金は2026年10月28日現在の一覧の額)。
税金・保険料・登録の費用を入れた乗り出し総額は、アリアの乗り出し価格の記事に6グレード分そろえています。
4つの額のうち、読者ごとに違うのは売る額の1行だけ。いまの車の査定額を先に出しておくと、手出しの額がそこで決まります。MOTA車買取なら、申し込みの最短3時間後にWebで概算査定額が出ます(MOTAの公式ページ、2026年10月時点)。入札するのは最大20社ですが、電話で連絡してくるのは高額査定の上位3社まで。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。
アリアの電費は凡庸? 円に直すと1km約5.2円
WLTCの電費は、B6で166Wh/kmです。31円/kWhで計算すると1万kmで51,460円、5年5万kmで257,300円。いちばん電費の悪いB9 e-4ORCEの20インチでも、5年5万kmで289,850円です。


グレード別の電気代(19インチ・20インチ)
| グレード | タイヤ | 電費(WLTC) | 1kWhで走る距離 | 1万kmの電気代 | 5年5万km | 一充電走行距離 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| B6(2WD) | 19インチ | 166Wh/km | 6.02km | 51,460円 | 257,300円 | 470km |
| B6 e-4ORCE | 19インチ | 169Wh/km | 5.92km | 52,390円 | 261,950円 | 460km |
| B9(2WD) | 19インチ | 169Wh/km | 5.92km | 52,390円 | 261,950円 | 640km |
| B9(2WD) | 20インチ | 180Wh/km | 5.56km | 55,800円 | 279,000円 | 600km |
| B9 e-4ORCE | 19インチ | 171Wh/km | 5.85km | 53,010円 | 265,050円 | 610km |
| B9 e-4ORCE | 20インチ | 187Wh/km | 5.35km | 57,970円 | 289,850円 | 560km |
単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金の目安単価31円/kWh(2022年7月改定)。家で普通充電した場合の目安で、急速充電の料金や電気の契約で変わります。WLTCは試験条件の値なので、気温・速度・エアコンの使い方で実際の電費は変わる(2026年10月時点の主要諸元表)。
筆者の検証(2026年10月)|アリアの電費を円に直した電気代(日産の主要諸元表と電力料金の目安単価)
WLTCの交流電力量消費率×31円/kWhで、B6は1万km 51,460円(1kmあたり5.15円)、5年5万km 257,300円。B9 e-4ORCEの20インチは1万km 57,970円・5年5万km 289,850円です。NISMOは諸元表にWLTCの記載が無いので計算していません。
20インチを選ぶと、5年で約2万円増える
B9の19インチと20インチでは、電費が169Wh/kmから180Wh/kmに落ちます。5年5万kmの電気代は17,050円の差で、一充電走行距離も640kmから600kmへ40km縮む。
B9 e-4ORCEなら、171Wh/kmから187Wh/km。電気代は5年で24,800円増え、610kmが560kmに縮む。見た目だけで20インチを選ぶのは、正直もったいないと私は思います。50km近い目減りまで込みで決めたいところ。
アリアのサイズと4WD:最小回転半径5.4m、標準車の4WDは最低地上高170mm
標準車(B6・B9)は、全長4,595mm・全幅1,850mm・全高1,655mm(プロパイロット2.0の装備車は1,665mm)、ホイールベースは2,775mmです。最小回転半径は全グレード5.4m。最低地上高は2WDが180mm、4WDのe-4ORCEが170mmです。
NISMOは寸法が違います。NISMOの主要諸元表では、全長4,650mm・全高1,650〜1,660mmで、最低地上高はNISMO B6 e-4ORCEが170mm、NISMO B9 e-4ORCEが165mmです。


街で困るか — 全幅1,850mm・5.4m
全幅1,850mmは、幅1,850mmまでの機械式駐車場なら数字の上では入る幅といえる。ただし余裕は0mm。自宅や職場の駐車場の制限は、全高1,655mmと一緒に先に見ておきたいところ。
最小回転半径5.4mは、物差しの軸4で★3の帯です。★4の線(5.3m以下)には0.1m届きません。
e-4ORCE(4WD)に60.5万円払うか
雪道や凍結した坂を走る日が冬に何日もあるなら、e-4ORCEは候補に入れていい装備です。そうでなければ、2WDで605,000円を残すほうが筋がいい。
標準車は4WDなのに、最低地上高が2WDより10mm低い170mmです。NISMO B9 e-4ORCEは165mmとさらに低い。悪路を越えるための4WDというより、滑りやすい路面で前後の駆動を配る仕組みとして読むほうが数字に合う。一充電走行距離も、B6どうしで10km短くなります。
ほかの電気SUVと比べるなら
トヨタの電気SUVは、bZ4Xの評価の記事とbZ4X Touringの評価の記事に同じ物差しでまとめています。単価の週や採点した軸の数がそろわないことがあるので、平均を横に並べるときは、採点した軸の数を先に見ておきたい。



4WDなのに地上高が低いの?



そう、170mm。走破より安定のための4WDです
いまアリアを注文すると、補助金はどうなる? 工場出荷の目処4〜5ヶ月から逆算
日産の工場出荷の目処では、アリアは4〜5ヶ月程度です(2026年10月23日時点)。2026年10月29日に注文した場合、出荷の目処は2027年2月28日〜3月29日。出荷の日に登録できたとしても2月2日以降になり、いまの補助金の制度の対象外になる見込みです。


注文日から逆算した補助金の段
| 注文日(仮定) | 出荷の目処(4ヶ月) | 出荷の目処(5ヶ月) | 補助金の段(出荷の日に登録できた場合。77.4万円は受付が続いていれば) |
|---|---|---|---|
| 2026年8月1日 | 2026年12月1日 | 2027年1月1日 | 129万円 〜 77.4万円 |
| 2026年9月1日 | 2027年1月1日 | 2027年2月1日 | 77.4万円 |
| 2026年10月1日 | 2027年2月1日 | 2027年3月1日 | 77.4万円 〜 今の制度の対象外 |
| 2026年10月29日 | 2027年2月28日 | 2027年3月29日 | 今の制度の対象外 |
| 2026年11月15日 | 2027年3月15日 | 2027年4月15日 | 今の制度の対象外 |
| 2026年12月1日 | 2027年4月1日 | 2027年5月1日 | 今の制度の対象外 |
工場出荷の目処は、納車日でも登録日でもありません。登録は出荷の後です。販売店の在庫車や、生産の枠がすでに決まった車はこの計算の外にあるので、販売店で確かめてください。表は目処どおりに進んだ場合の見込みで、約束ではありません。NISMO B9の補助金は、129万円の段で103.2万円、77.4万円の段で61.9万円です。
筆者の検証(2026年10月)|注文した日と工場出荷の目処から見た補助金の段(日産の工場出荷の目処と補助金の登録期限からの計算)
仮の注文日に4ヶ月と5ヶ月を足し、出荷の日に登録できたと仮定して段を当てると、2026年10月29日の注文は出荷の目処が2027年2月28日〜3月29日で、今の制度の対象外の見込み。10月1日の注文でも、早い側で77.4万円の段の最終日、2月1日にとどまります。目処は2026年10月23日時点の値です。


補助金の3段と、申請の決まり
いまの国の補助金(CEV補助金・令和7年度補正)は、登録日で3段に分かれます。
- 2026年12月31日までの登録:129万円(NISMO B9は103.2万円)
- 2027年1月1日〜2月1日の登録:77.4万円(NISMO B9は61.9万円)。次世代自動車振興センターの一覧(2026年10月28日現在)の額で、受付が続いていれば
- 2027年2月2日以降の登録:今の制度の対象外。次の制度は発表されていません
額は契約日ではなく、登録日で決まります。申請書は2027年2月12日必着で、処分制限期間(保有義務)は4年です。受付は予算に達すると早めに終わり、その時期は2026年12月上旬〜下旬の見込みと案内されています(2026年10月時点)。締め切られた後は、12月中に登録できても申請できない場合があります。登録日が2027年1月1日以降でも、受付終了前でなければ申請できません。
販売店で最初に聞く3つ
- 在庫車か、生産の枠がすでに決まった車はあるか
- その車の登録予定日は、何月何日か
- その日付だと、補助金は3段のどれになるか
値引きの話は、この3つの答えが出てからで足ります。交渉の順番は、アリアの値引きの記事に4つの手順で並べている。
補助金の段が決まれば、残りの調整はいまの車の売値だけ。下取りの額を聞く前に、Webの査定額を1つ手元に置いておくと、見積書の下取り欄が高いか安いかをその場で判断できます。
アリアの本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件
試乗の感想は持っていないので、本音は数字で言える範囲にとどめます。


推しポイント:電気代の★4と、B9の640km
推しの1つ目は電気代です。B6で1kmあたり約5.2円、物差しの軸2は★4。電費が凡庸と言われる車でも、家で充電するならお金の面ではちゃんと強い。
2つ目は、B9の一充電走行距離640km(WLTC・19インチ)です。B6より170km長く、遠出の多い人には792,000円の差に意味が出てきます。私はこの2つがそろう「B9の2WD・19インチ」がいちばん好き。
惜しいポイント:価格の★2と、4WDの地上高・20インチの電費
価格の★2は、補助金129万円を引いた後の評価です。補助金なしで登録すると★1。国の制度しだいで評価が揺れる、という弱さだと思う。
標準車は4WDのe-4ORCEでも最低地上高が170mmで、2WDより10mm低い数字です(NISMO B9 e-4ORCEは165mm)。20インチを選ぶと、B9 e-4ORCEは一充電走行距離が50km縮みます。雪国で4WD・20インチを選ぶ人には、ここが惜しい。
納期を待てないなら、中古車や登録済み未使用車(新古車)を探す道もあります。ズバット車販売の公式ページによると(2026年10月時点)、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。国のCEV補助金は、中古車・登録済み未使用車には出ません(次世代自動車振興センターの応募要領)。
アリアはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)



②は車の出来じゃなく時期の話。そこだけは強く言いたい
日産アリアのよくある質問
- アリアの補助金はいつまで受けられますか?
-
いまの制度で補助の対象になるのは、2027年2月1日までの登録です。ただし受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みで、登録日が2027年1月1日以降でも、受付終了前でなければ申請できません。額は2026年12月31日までの登録で129万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で77.4万円(NISMO B9は103.2万円・61.9万円。次世代自動車振興センターの銘柄ごとの一覧の額)。申請書は2月12日必着で、予算に達するとそれより前に受付が終わります。
- アリアの納期は何ヶ月ですか?
-
日産の工場出荷の目処は4〜5ヶ月程度です(2026年10月23日時点)。これは工場から出る時期の目処で、納車日ではありません。実際の登録予定日は、在庫車の有無とあわせて販売店で聞くのが確実です。
- アリアは東京都だと安くなりますか?
-
はい。国の補助金とは別に、東京都の補助を上乗せできる仕組みです。日産のアリアの補助金のページでは、2026年10月時点で東京都の例として、再生可能エネルギーの電力の契約がある場合の75万円と、ない場合の60万円が示されています。東京都は電気自動車の自動車税も5年度分を免除。
- アリアNISMOの補助金はいくらですか?
-
2026年12月31日までの登録で、NISMO B6は129万円、NISMO B9は103.2万円です。B9は税抜の定価が840万円以上のため、額に0.8がかかります。2027年1月1日〜2月1日の登録なら、同センターの銘柄ごとの一覧で77.4万円と61.9万円です(受付が続いていれば)。
- アリアの値引きはありますか?
-
値引き額は、日産から公表されていません(2026年10月時点)。価格は販売会社が決めるもので、出回っている数字がいつの車の話かは、アリアの値引きの記事に出どころつきでまとめています。
まとめ:アリアはB6で物差し3.0、決め手はグレードより登録日
アリアは、家で充電するなら電気代が強く、価格の重さを補助金が支えている車です。評価の★も実質の額も、動かすのは登録日になる。
- 2026年10月時点の価格はB6の6,675,900円から。12月31日までの登録なら補助金129万円を引いて5,385,900円
- CARVELの物差しはB6で3.0(6/7)。電気代★4・価格★2、安全評価は未公表
- 工場出荷の目処は4〜5ヶ月程度。10月下旬からの注文は、登録が2027年2月2日以降で今の制度の対象外になる見込み(在庫車は別)
次の一歩
今日やることは1つ。近くの日産の販売店に電話して、「アリアの在庫車か、生産枠の決まった車はありますか。あるなら登録予定日は何月何日ですか」と聞いてください。答えが12月31日までなら129万円。2027年1月1日〜2月1日なら77.4万円ですが、受付が終わる前に申請できた場合だけです。それより後は補助金を引かない額で、予算が組めるかを先に見てください。
登録日の答えが出たら、残る空欄はいまの車の売値です。下取りと買取のどちらに出すかは、下取りと買取の違いとMOTA車買取の仕組みの記事で比べられます。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAP ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
確かめたこと:車種ページの全国希望小売価格と受給後の参考価格・主要諸元表の電費と一充電走行距離と寸法・補助金の銘柄ごとの一覧の3段の額・工場出荷の目処のアリアの行と時点・自動車アセスメントの評価車一覧にアリアが無いこと・電力料金の目安単価
出典:日産自動車、次世代自動車振興センター、経済産業省、NASVA、全国家庭電気製品公正取引協議会
時点:2026年10月。走りの感想・実際の電費・冬の航続距離・販売店ごとの在庫と登録予定日は分かりません。
参考URL一覧
- 自動車アセスメントの評価車一覧:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/list/1?brand_id=&model_id=&type_id=&keyword=&testfy=
- 日産アリアの車種ページ:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html
- 次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額(2026年10月28日現在):https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- 主要諸元表(2026年2月版):https://www-asia.nissan-cdn.net/content/dam/Nissan/jp/vehicles/ariya/2602/pdf/ariya_specsheet.pdf
- 全国家庭電気製品公正取引協議会:https://www.eftc.or.jp/
- NISMOの主要諸元表:https://www-asia.nissan-cdn.net/content/dam/Nissan/jp/vehicles/ariya/2602/pdf/ariya_nismo_specsheet.pdf
- 日産の工場出荷の目処:https://www3.nissan.co.jp/siteinfo/product.html
- 日刊自動車新聞:https://www.netdenjd.com/archives/705025
- 補助金のページ:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya-details/specifications/subsidy.html
