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BMW X1の内装とは、全車共通の曲面ディスプレイとアームレストの操作部に、グレードで変わるシートと後席を組み合わせた室内のことです。
いまのX1(3代目)は、画面・40:20:40の後席・足で開くテールゲートまでは全グレード共通。差が出るのはシートの表皮と電動調整、後席のスライドです。525万円のoriginalでも室内の骨格が同じなのは、私は好きだ。ただ、後席に人を乗せて荷物も積む家族なら、後席がスライドしないoriginalは選ばないほうがいい。
この記事のポイント
- 画面と40:20:40の後席は全車共通
- 荷室は500L、後席を倒して1,545L
- originalは後席スライドなし
- 本革はハイライン・パッケージだけ
- 足で開くテールゲートは全車標準
30秒でわかるBMW X1の内装(2026年10月時点)





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| グレード | 価格(税込) | シート | 後席スライド | 荷室(後席を倒すと) |
|---|---|---|---|---|
| sDrive20i original | 525万円 | ファブリック(電動・ヒーターなし) | なし | 500L(1,545L) |
| sDrive20i M Sport | 567万円 | 電動・ヒーター付き | あり | 500L(1,545L) |
| xDrive20d xLine/M Sport | 653万円 | 電動・ヒーター付き | あり | 500L(1,545L) |
| M35i xDrive | 810万円 | Mスポーツ・シート(電動・ヒーター付き) | あり | 540L(1,600L) |
| iX1(電気自動車) | 678万円〜 | 電動・ヒーター付き | なし | 490L(1,495L) |
価格・荷室はBMWの装備・価格表(2026年9月8日現在)による、2026年10月27日時点の内容です。シートと後席スライドの欄も、同じ表の「標準装備」「設定なし」の記号に沿っています。
公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日
BMW X1の内装は、画面とアームレストが全車共通
いまのX1の運転席まわりは、どのグレードでも同じ作りです。メーターとセンターの画面を1枚につないだ「BMWカーブド・ディスプレイ」(10.25インチ+10.7インチ)が、originalにも付きます。違うのは、そこに映せる機能だけ。

日本で3代目が発表されたのは2023年2月17日のBMWの発表です。このときから、従来の大きなシフト・レバーは廃止。BMW Japanの発表の言葉では「シフト・レバーを廃止し、センター・アームレストに操作系を全て納める」作りです。R・N・Dの切り替えは、アームレストの操作パネルにある小さなトグル式のセレクターが受け持ちます。BMWの米国法人の発表(2022年5月)での呼び名は「toggle-style gear selector lever」。スマートフォンを置いて充電できる場所は、センター・コンソールにあります。webCGの試乗記(2026年9月)の表現では、センター・コンソールは「フローティングタイプ」。
装備・価格表で全モデル標準になっている内装は、こんな顔ぶれです。
- 40:20:40分割可倒式のリヤ・シート(真ん中だけ倒せる)
- リヤの背もたれの角度調節
- アンビエント・ライト(室内の間接照明)
- ワイヤレス・チャージング
- 2ゾーンのオートエアコン(後席用の吹き出し口付き)
- USB Type-Cのソケット
画面と空調、後席の倒し方は、525万円のoriginalでも810万円のM35iでも同じ。originalの試乗車が無い店でも、画面と空調はM Sportで触れば同じものを確かめられます。

筆者の検証(2026年10月)|公式の装備・価格表で見るX1の内装:全車共通16項目・グレードで変わる16項目のうちoriginalの標準は2項目(BMW X1 装備・価格表(2026年9月8日現在))
X1の装備・価格表のインテリア欄は、全モデル標準が16項目、グレードやパッケージで変わる項目が16項目です(2026年10月時点。全モデル標準は行頭の項目ごと、グレード別は記号の並ぶ行ごとに1項目とした場合)。グレードで変わる16項目には、電動シート、シート・ヒーティング、リヤのスライディング・シート、harman/kardonのスピーカー、ARビュー付きのライブ・コックピット・プロフェッショナルが入ります。
この16項目のうち、originalの列が「標準装備」なのは2項目だけ。ライブ・コックピット・プラス(ナビ付きの画面)と、100W・6スピーカーのスピーカー・システムです。残りの14項目は「設定なし」。
選べるシートの表皮は7種類、インテリア・トリム(内装の飾り板)は4種類。後席を倒したときの荷室は、500Lのグレードで1,545L。増え方は1,045Lで、約3.09倍になります。
見積もりで迷うのは、グレード別の16項目のほうだけ。共通の16項目は、どのグレードを選んでも付いてきます。
ひとつ注意があります。ヘッドアップ・ディスプレイとARビューは、テクノロジー・パッケージ(33万3,000円)の中身です。xDrive20dとM35iには標準で、sDrive20i M Sportではオプション。originalには設定がありません。グレードごとの差と価格はX1のおすすめグレードの記事にまとめています。
後席は広い? 大人3人分の幅、スライドの有無はグレード次第
後席は、2023年のBMWの発表で「大人3名が座れる空間」とされています。背もたれの角度調節は全車標準。広さを決めるホイールベースも、全グレード2,690mmで同じです。

差が出るのは前後のスライドで、originalと電気自動車のiX1には付きません。装備・価格表の「スライディング・シート(リヤ)」の行は、この2モデルだけが「設定なし」です。2026年5月27日に加わったoriginalについては、webCGの試乗記も、M Sportから外れた装備として電動シート・シートヒーター・スライディングリアシートを挙げています。
どれだけ動くかは、日本の装備・価格表にもBMW Japanの公式ページにも載っていません。試乗では、スライド付きのグレードで後席をいちばん前とうしろに動かし、足元と荷室の奥行きがどう変わるかを見ておくと確実です。後ろに子ども、荷室にベビーカーという日には、この差が効くと思う。


originalって、後ろの席が狭いの?



広さの骨格は同じです。動かせないだけ。
骨格が共通なので、スライドが無いからといって「狭くなる」わけではありません。困るのは、後席の足元と荷室を日によって入れ替えたい人です。
荷室は500L、後席を倒すと1,545L。足で開くゲートは全車標準
荷室はsDrive20iとxDrive20dが500L。後席を倒すと1,545Lまで広がります。M35i xDriveだけは540L(1,600L)、iX1は490L(1,495L)です。






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| グレード | 後席を使うとき | 後席を倒したとき | 増える量 |
|---|---|---|---|
| sDrive20i・xDrive20d | 500L | 1,545L | 1,045L |
| M35i xDrive | 540L | 1,600L | 1,060L |
| iX1 | 490L | 1,495L | 1,005L |


2023年の発表時、エンジン車のxDrive20iは540L(最大1,600L)でした。いまの48Vハイブリッドのグレードは500L。同じX1でも、2023年の資料の540Lと、いまの500Lが混ざって出回っている点は覚えておきたい。中古車の情報を見るときは、年式とグレードで数字が変わります。
足の動きでテールゲートを開け閉めする機能は、いまのX1では全車標準です。装備・価格表の名前は「オートマチック・テールゲート(フット・オープン/クローズ機能付)」。キーを身につけたまま解錠できるコンフォート・アクセスも全モデルに付きます。両手がふさがる買い物帰りに、実はいちばん効く装備かもしれない。
持ち帰り:試乗車の後席と荷室で見る5つ
・後席が前後にスライドするか(originalとiX1は動かない)
・真ん中の背もたれ(20の部分)だけ倒せるか
・荷室の表示:エンジン車500L・M35i 540L・iX1 490L
・後席を倒した最大:1,545L/1,600L/1,495L
・テールゲートが足の動きで開くか(全車標準)
試乗車が自分の候補と違うグレードなら、この5行を営業担当に見せて「候補のグレードではどうか」を聞けば足ります。
シートと内装色は、本革がハイライン・パッケージだけ
シートの表皮は7種類、内装の飾り板は4種類から選べます。ただ、自由に組み合わせられるわけではありません。originalは表皮も飾り板も1種類ずつ。本革と、グレー系・茶系の明るい色は、M Sport・xLine・iX1にパッケージを付けたときだけです。M35iの赤(コーラル・レッド)だけは、無償オプションで選べます。


originalのシートは、ファブリックの「クロス・アルクタール・アンソラジット」。飾り板はクオーツ・シルバー・マット・トリムです。M Sport系の写真に写るのは「M アルカンタラ/ヴェガンザ・コンビネーション」(ヴェガンザは動物の革を使わない素材の名前)。
本革のヴァーネスカ・レザー(ブラック)と、明るいアトラス・グレー/スモーク・ホワイト、茶系のカスタネアは、装備・価格表で「ハイライン・パッケージでのみ装着可能」です。木目のユーカリ・ファインウッド・トリムも同じ扱いで、選べるのはxLine用のパッケージだけ。ハイライン・パッケージには運転席のアクティブ・シートとharman/kardonのスピーカー(205W・12スピーカー)も入り、xLine用が33万8,000円、M Sport用(iX1を含む)が29万円です。originalとM35iには、このパッケージ自体の設定がありません。M35iのパーフォレーテッド・ヴェガンザ コーラル・レッドは、パッケージ不要の無償オプションです。




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| 欲しいもの | 付け方(2026年10月時点) |
|---|---|
| 本革・グレー系・茶系の表皮 | ハイライン・パッケージ(29万〜33万8,000円) |
| harman/kardon | ハイライン・パッケージ(M35iは標準) |
| ガラスのサンルーフ | パノラマ・ガラス・サンルーフ 21万2,000円 |
| ハンドルのヒーター | ステアリング・ホイール・ヒーティング 4万円 |
| 全部入り | 限定車 Luxury Edition(679万円〜) |
サンルーフとハンドルのヒーターは、original以外の全グレードで選べるオプションです。originalの列は、どちらも「設定なし」。
パノラマ・ガラス・サンルーフはチルトとスライドができ、ブラインドも付きます。付けると車両重量はsDrive20i M Sportで20kg、ほかのグレードで30kg増える。2026年9月18日に出た限定車のLuxury Editionは、ブラックのヴァーネスカ・レザー、サンルーフ、harman/kardon、ハンドルのヒーターまで最初から付いた仕様です(sDrive20iが150台、xDrive20dが400台)。



グレーや茶系の内装にしたいなら、パッケージ必須?



はい。グレーや茶系の表皮は、パッケージの中にしかありません。赤はM35iだけの無償オプションです。
先代(2代目)との違いは、シフト・レバーと画面の2点
2023年に入れ替わる前の2代目と、いまの3代目では、運転席まわりの作りが別物です。見分ける目印は、センター・コンソールの大きなシフト・レバーの有無と画面の形の2つだけ。


いちばん大きいのは、大きなシフト・レバーが無くなり、アームレストの小さなセレクターに置き換わったこと。2023年の発表では、iDriveのダイヤル式コントローラーの廃止も挙げられています。画面は大きな曲面ディスプレイにまとまり、操作の多くを画面のタッチと音声、アームレストの操作部でこなす作りになった。中古の2代目と新車を比べる人は、写真の雰囲気より「大きなレバーがあるか・画面が1枚か」で世代を見分けると早いです。
本音で言います:推し・惜しい・やめておけ
X1の内装で推せるのは荷室まわりの標準装備、惜しいのは画面に寄せた操作とoriginalの後席です。525万円のoriginalを選んでいい人と、やめておく人の線引きも、ここではっきりさせておきたい。
推し:足で開くテールゲートと40:20:40が、525万円から付く
推しは1点です。オートマチック・テールゲートのフット・オープン機能と、真ん中だけ倒せる40:20:40の後席が、originalにも標準で付くこと。1シリーズのoriginalでは、足で開くテールゲートと3分割の後席が外されました。X1のoriginalに両方とも残っているのは、大きな差です。


惜しい:物理スイッチが少なく、originalは後席が動かない
惜しいのは2点。ひとつは大きなシフト・レバーをやめ、操作を画面とアームレストに寄せたこと。英国のAutocarの試乗テスト(2023年)は、操作系を「Baffling and infuriating user interface」(分かりにくく、いら立つ)と書いています。慣れの問題もありますが、物理ボタンの多い車から乗り換える人は、試乗で画面の操作を必ず触ってください。
もうひとつは、originalの後席スライドが無いこと。42万円の差の中身として、ここは見落としやすいんです。
買う前・売る前にやること
工場装着のオプション(ハイライン・パッケージやサンルーフ)は、納車まで3〜4か月かかる場合があると装備・価格表に書かれています。在庫車は、内装の組み合わせがもう決まっている車です。明るい表皮やサンルーフが欲しいなら、在庫車の装備欄にその行があるかを先に見て、無ければ注文して待つ。この順番なら迷いません。
内装の好みが決まったら、次はお金の段取りです。下取りの見積もりを受け取る前に、
最短3時間後に、Webで概算査定額が出ます。利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
外寸とライバル車との比較はX1の価格・サイズの記事、燃料代はX1の燃費の記事にあります。下取りと買取の違いは下取りと買取の比較、一括査定の選び方は買取一括査定の比較とMOTA車買取の解説へ。関連:X1の値引き
よくある質問
- BMW X1にシートヒーターは付いていますか?
-
originalには付きません。M Sportとの42万円の差に、電動シート・後席スライドと一緒に入っている装備です。ハンドルのヒーターは別のオプション(4万円)で、これもoriginalでは選べません。
- X1のシフトレバーはどこにありますか?
-
センター・アームレストの操作パネルにあります。従来の大きなレバーは無く、R・N・Dは小さなトグル式のセレクターで切り替える作り。2023年2月の日本発表の時点から同じです。
- X1にパノラマサンルーフは付けられますか?
-
21万2,000円のオプションで付けられます。選べるのはoriginal以外の全グレード。チルトとスライド、ブラインド付きで、限定車のLuxury Editionには標準です。
- X1の内装色は選べますか?
-
表皮は7種類から選べます。ただし、本革のブラックや明るいグレー系、茶系はハイライン・パッケージを付けたときだけ。originalはファブリック1種類です。
- iX1の内装はX1と同じですか?
-
画面と40:20:40の後席は同じ作り。違いは荷室が490L(後席を倒して1,495L)で、後席のスライドが無いところです。
BMW X1の内装のまとめ:共通部分は525万円から、差はシートと後席
いまのX1は、曲面ディスプレイ、アームレストの操作部、40:20:40の後席、足で開くテールゲートまでが全車共通。荷室は500L、後席を倒して1,545Lです。差が出るのはシート(電動・ヒーター・表皮)と後席のスライドで、originalはどちらも割り切った仕様。家族を後ろに乗せる人はsDrive20i M Sport(567万円)以上。明るい内装や本革が欲しいなら、M Sportの567万円にハイライン・パッケージの29万円を足した596万円を見積もりの上限に置くと、ほかの車と比べやすくなります。
次の一歩
BMWの公式サイトで「X1 装備・価格表」のPDFを開き、インテリアの欄で「スライディング・シート(リヤ)」と「シート・ヒーティング(フロント)」の行を探してください。自分の候補のグレードに印が付いているかで、選ぶグレードがひとつに絞れます。
見積書を取る前に、いまの車の概算査定額を知っておくと、下取り額の高い安いが判断できます。
\ その下取り額、決める前に比較! /
MOTAで下取りと比べる目安を確認
出典は、BMWの装備・価格表(2026年9月8日現在)、BMW X1の公式ページ、BMWのプレスリリース(2023年2月17日・2026年5月27日・9月18日)、BMWの米国法人の発表(2022年5月31日)、webCGの試乗記(2026年9月)、Car Watchの記事(2026年9月9日)、Autocarの試乗テスト(2023年)です。乗っての感想は含みません。時点は2026年10月。
参考URL一覧
- 装備・価格表:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/i/X1-U11-202607V2.pdf.asset.1788764184849.pdf
- 2023年2月17日のBMWの発表:https://www.press.bmwgroup.com/japan/article/detail/T0409160JA/
- BMWの米国法人の発表:https://www.press.bmwgroup.com/usa/article/detail/T0394853EN_US/the-all-new-2023-bmw-x1
- webCGの試乗記:https://www.webcg.net/articles/-/54233
- Luxury Edition:https://www.press.bmwgroup.com/japan/article/detail/T0460855JA/
- BMW X1の公式ページ:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/x1/bmw-x1.html
- Autocarの試乗テスト:https://www.autocar.co.uk/car-review/bmw/x1

