XC60の内装はグレードで何が違う?Plus・Ultra・T6の装備と色

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ボルボXC60の内装を、PlusとUltraの違いで見る記事のアイキャッチ。センターディスプレイとエアコン吹き出し口を写した公式の内装画像に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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XC60の内装は、11.2インチの縦長のセンターディスプレイとウッドパネルを全グレードに持つ、ボルボのミッドサイズSUVの室内です。

いま売っているのは、B5 AWDのPlus・Ultra・Ultra Dark Editionと、PHEVのUltra T6の4グレード(2026年10月時点。台数限定車を除く)。室内の差はほぼ「PlusかUltraか」で決まり、Dark EditionはUltraと同じ室内、T6はエアコンが2ゾーンです。

内装で選ぶなら、私はUltra B5 AWDを推します。ヘッドアップディスプレイ、ナッパレザー、前席のベンチレーションがそろい、エアコンも4ゾーン。T6は最上位なのに、空調だけはB5より1段シンプル。

この記事のポイント

  • 室内の差はPlusとUltraの間に集中
  • Dark Editionの室内はUltraと同じ
  • T6だけエアコンが2ゾーン
  • シートはノルディコかナッパの2系統

30秒でわかるXC60の内装(2026年10月時点)

30秒でわかるXC60の内装の表を図にしたもの(1/4枚目)。列:グレード・価格(税込)・シート・オーディオ・HUD・エアコン、行:Plus B5 AWD
30秒でわかるXC60の内装の表を図にしたもの(2/4枚目)。列:グレード・価格(税込)・シート・オーディオ・HUD・エアコン、行:Ultra B5 AWD
30秒でわかるXC60の内装の表を図にしたもの(3/4枚目)。列:グレード・価格(税込)・シート・オーディオ・HUD・エアコン、行:Ultra B5 AWD Dark Edition
30秒でわかるXC60の内装の表を図にしたもの(4/4枚目)。列:グレード・価格(税込)・シート・オーディオ・HUD・エアコン、行:Ultra T6 AWD Plug-in hybrid

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表で見る(タップで開く)
スクロールできます
グレード価格(税込)シートオーディオHUDエアコン
Plus B5 AWD7,990,000円ノルディコ(レザーフリー)220W・10スピーカーなし4ゾーン
Ultra B5 AWD8,790,000円ファインナッパレザーharman/kardon 600W・14スピーカーあり4ゾーン
Ultra B5 AWD Dark Edition8,890,000円ファインナッパレザーharman/kardon 600W・14スピーカーあり4ゾーン
Ultra T6 AWD Plug-in hybrid10,290,000円ファインナッパレザーharman/kardon 600W・14スピーカーあり2ゾーン

装備と価格はボルボ・カー・ジャパンの価格表(B5は2027年モデル・2026年6月現在、T6は2026年モデル・2025年11月現在)。グレードごとの価格の考え方はXC60の価格の記事にまとめています。

公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日

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目次

XC60の内装はグレードで何が違う? 差はPlusとUltraの間に集中

室内の装備で見ると、XC60のグレードは「Plus」と「Ultraの3つ」の2段に分かれます。Ultra B5 AWDとDark Editionの室内は同じで、T6との違いは空調の2点だけ。迷うのは、Plusにするか、Ultraに上げるかの1か所です。

XC60プラグインハイブリッドの海外仕様のダッシュボードを白背景に示したメーカー構成CG。左ハンドル、センターディスプレイ、木目パネルとスピーカーが見える
画像:ボルボ・カー・ジャパン。海外仕様のXC60プラグインハイブリッドを示すメーカー構成CGです。日本仕様は右ハンドルで、装備や表示は異なる場合があります。Bowers & Wilkinsなどは掲載例です。 公式掲載元
室内装備20項目のうち、Plus B5 AWDとUltra B5 AWDで違うのは14項目(2026年10月時点)

2027年モデルの価格表(2026年6月現在)では、B5 AWDの3グレードに4ゾーンのフルオートエアコンが標準です。PHEVのT6は2026年モデルの価格表(2025年11月現在)の装備で、こちらは2ゾーン。

筆者の検証(2026年10月)|価格表で見る、XC60のグレードごとの室内装備の違い(ボルボ公式の諸元&価格表(2027年モデル Ver1・2026年モデル ver5))
価格表にある、室内で座る・触る・見る・聞く装備は20項目(計器、前席の機能、シート地、オーディオ、ウッドパネル、ステアリング、ダッシュボード、空調、サンルーフ、後席のチャイルド・クッションとシートヒーター)。標準・オプション・なしの別(空調はゾーン数)が違えば1項目とすると、Plus B5 AWDとUltra B5 AWDで違うのは14項目です。シート地とオーディオは、表にある3種類をそれぞれ1項目にしています。

Ultra B5 AWDとDark Editionは0項目。Ultra B5 AWDとUltra T6の違いは2項目で、T6はエアコンが2ゾーン、トンネルコンソール後部の送風口がありません。標準で付く項目は、20項目のうちPlusが7、UltraとDarkが15、T6が14です(2026年10月時点の価格表。B5は2027年モデル、T6は2026年モデルの表)。項目の選び方を変えれば数も変わるので、差の大きさの目安として見てください。

Plusにない装備:HUD・前席の3機能・ナッパレザー

Plus B5 AWDにないのは、ヘッドアップディスプレイ、前席の電動サイドサポート、マッサージをするリラクゼーション機能、座面と背もたれから風が出るベンチレーション。シートはナッパレザーではなく、ノルディコという素材になります。

Plus B5 AWDはノルディコのシートでHUDと前席の3機能がなく、Ultra B5 AWDはナッパレザーでHUDと前席の3機能が付く。エアコンはどちらも4ゾーン(2026年10月時点)

オーディオは220W・10スピーカーが標準で、harman/kardon(600W・14スピーカー)はオプション。Ultraで選べるBowers & Wilkins(1,410W・15スピーカー)は、Plusでは選べません。パノラマ・ガラス・サンルーフもPlusはオプションです。

もう1つ、ダッシュボードの上を人工皮革で仕立てた「テイラード・ダッシュボード」は、2027年モデルの表ではPlusが「-」。2025年6月の改良では全グレードに採用とボルボ・カー・ジャパンの発表(2025年6月2日)にあり、2026年モデルの表でも全車標準でした。いま並ぶ在庫には、2026年モデルのPlus B5(前輪駆動)が残っていることもあります。同じPlusでも、ここは年式で分かれるところ。

Plusにも付いている、全グレード共通の室内

共通の装備も厚めです。前席は運転席・助手席とも8ウェイのパワーシート(メモリー付き)で、4ウェイの電動ランバーサポートと座面の長さを変える電動クッション・エクステンション付き。前後のシートヒーター、ステアリングヒーター、PM2.5センサー付きのエアピュリファイヤーも全グレードに付きます。

12.3インチのメーター、11.2インチのセンターディスプレイ、スマホのワイヤレス充電、オレフォス社のクリスタル・シフトノブも共通。Plusでも、室内の「見た目の格」はほとんど落ちません。

じゃあ、Plusでも十分ってこと?

見た目はね。差が出るのは、座ったときの機能のほうです。

シートの素材と色:ノルディコ・ナッパ・ヘリンボーンの3つ

XC60のシートの素材は3種類です。Plusはノルディコ、Ultraの3グレードはファインナッパレザーが標準で、Ultra系だけ0円のオプションでヘリンボーン織りのテキスタイルを選べます。色はグレードごとに2〜3通り。標準の組み合わせは、車体の色で決まるといっていい。

XC60のカルダモン色ノルディコの背もたれを示すメーカーCG。表面、縫い目、サイド部の模様が見える
画像:ボルボ・カー・ジャパン。ノルディコの質感を示す2027年式・海外仕様のメーカーCGです。背もたれの接写で、記事が扱う国内車の年式・グレード・注文可能な色を保証する写真ではありません。 公式掲載元

ノルディコ・ナッパ・ヘリンボーンの中身

ノルディコは、価格表では「バイオベースのレザーフリーシート素材」。ボルボ・カー・ジャパンの発表(2025年6月2日)によると、リサイクル素材とバイオベース素材から作られ、Plusの本革シートと入れ替わった素材です。

ファインナッパレザーは、価格表の注記で「座面および背もたれ表面部が一部本革」。全部が本革ではない、という書き方です。

XC60のブロンド色ファインナッパレザーの背もたれを示すメーカーCG。パンチングと縫い目が見える
画像:ボルボ・カー・ジャパン。ファインナッパレザーの素材参考となる2027年式・海外仕様のメーカーCGです。背もたれ部分の例で、国内車の注文仕様やベンチレーションの標準装備を画像だけで保証しません。 公式掲載元

ネイビー・ヘリンボーンウィーブ・テキスタイル(グラファイトブルー)は、同じ発表によると100%リサイクルポリエステル素材。選ぶと前席の電動サイドサポート、ベンチレーション、リラクゼーションが外れます。0円でも、Ultraの前席の機能と引き換えです。

XC60のネイビーのヘリンボーン織テキスタイルの背もたれを示すメーカーCG。青と黒の織り模様と縫い目が見える
画像:ボルボ・カー・ジャパン。ヘリンボーン織の素材参考となる2027年式・海外仕様のメーカーCGです。前席全景ではなく背もたれの接写で、国内グレードの選択条件・年式・装備を示す写真ではありません。 公式掲載元

筆者の検証(2026年10月)|価格表で見る、XC60の内装の色と組み合わせ(ボルボ公式の諸元&価格表(2027年モデル Ver1・2026年モデル ver5))
価格表の標準的な組み合わせと0円オプションでは、内装はPlus B5 AWDが2通り、Ultra B5 AWD・Dark Edition・Ultra T6が3通りです。

Plusはノルディコのカルダモン(明るい色)とチャコール。Ultra系はナッパレザーのブロンドとチャコールに、オプションのグラファイトブルーのヘリンボーンが加わります。標準の組み合わせでは、クリスタルホワイト・デニムブルー・ブライトダスクの車体に明るい内装、オニキスブラック・ヴェイパーグレー・フォレストレイクにチャコールの内装です。Dark Editionの標準の組み合わせ表に載る車体色は3色だけ(2026年10月時点の価格表。特別注文の組み合わせは含まない)。

ノルディコ・ナッパ・ヘリンボーンの中身の表を図にしたもの(1/3枚目)。列:車体の色・Plus B5 AWD・Ultra・Dark Edition・T6、行:クリスタルホワイト・デニムブルー・ブライトダスク
ノルディコ・ナッパ・ヘリンボーンの中身の表を図にしたもの(2/3枚目)。列:車体の色・Plus B5 AWD・Ultra・Dark Edition・T6、行:オニキスブラック・ヴェイパーグレー・フォレストレイク
ノルディコ・ナッパ・ヘリンボーンの中身の表を図にしたもの(3/3枚目)。列:車体の色・Plus B5 AWD・Ultra・Dark Edition・T6、行:どの色でも(Ultra系のみ・0円)

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持ち帰り:車体の色から決まる、XC60の内装の早見表
| 車体の色 | Plus B5 AWD | Ultra・Dark Edition・T6 ||—|—|—|| クリスタルホワイト・デニムブルー・ブライトダスク | カルダモン(ノルディコ)+ナチュラルドリフトのパネル+チャコールの天井 | ブロンド(ナッパ)+ホワイトドリフトのパネル || オニキスブラック・ヴェイパーグレー・フォレストレイク | チャコール(ノルディコ)+ナチュラルドリフトのパネル | チャコール(ナッパ)+ナチュラルドリフトのパネル || どの色でも(Ultra系のみ・0円) | — | グラファイトブルーのヘリンボーン+ホワイトドリフトのパネル+チャコールの天井(前席の3機能は外れる) |

Dark Editionの標準の組み合わせは、クリスタルホワイトがブロンド、オニキスブラックとフォレストレイクがチャコールです。表以外の組み合わせは特別注文(メーカー受注生産)で、価格表には注文から納車まで通常約4〜6ヶ月かかる場合があると書かれています。天井の色は、表に書いた2つ以外はブロンドです。

運転席まわり:縦長の11.2インチ画面とウッドパネル

XC60の運転席まわりは、縦長のセンターディスプレイに操作をまとめた形です。画面は2025年6月の改良で9インチから11.2インチに大きくなり、全グレードに付きます。木目のパネルは2種類。どちらになるかは内装の色しだいです。

11.2インチの画面と、12.3インチのメーター

ボルボ・カー・ジャパンの発表(2025年6月2日)によると、11.2インチの画面は従来より解像度が21%上がり、情報処理の速さは2倍以上、画面を描く速さは10倍です(同じ内容をCar Watchも報じています)。ナビ・音声操作・アプリはGoogleで、ボルボ公式のXC60のページによれば、5年間は無償で、6年目からは有償になります。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応。

メーターは12.3インチのデジタル液晶で全グレード共通。Ultraの3グレードは、フロントガラスに速度などを映すヘッドアップディスプレイが加わります。

私がいちばん好きなのは、このメーターとHUDの組み合わせです。HUDがあれば、速度を見るたびに視線を下げずに済みます。高速道路を使う日が多い人ほど差が出る装備です。

ウッドパネルは2種類、ステアリングは内装で変わる

価格表に載る木目のパネルは2種類。チャコールの内装に合わせるナチュラルドリフトと、ブロンドの内装やヘリンボーンに合わせるホワイトドリフトです。Plusはどの色でもナチュラルドリフト。

ステアリングは、人工皮革仕上げのテイラード・シルクメタル・スポーツが基本。Ultra系でブロンドの内装を選ぶと、外周がチャコールで内側がブロンドの、本革巻きのデュアルトーンに変わります。シフトノブはオレフォス社のクリスタルで、全グレード共通です。

後席と荷室:60:40分割とスルーハッチ、T6は後ろの送風口に注意

後席は全グレードで60:40に分かれて倒れ、中央にはスキー板のような長い物を通すスルーハッチがあります。シートヒーターは後席にも標準。違いが出るのは空調で、T6はトンネルコンソール後部の送風口がありません。

XC60の後席3人分の座面と背もたれを示すメーカー掲載画像。すべての背もたれが起立している
画像:ボルボ・カー・ジャパン。プラグインハイブリッド商品ページに掲載された海外仕様の後席例です。国内B5や特定グレードの表皮・シートヒーター・足元寸法を実証する写真ではありません。 公式掲載元

後席の装備と、チャイルド・クッションの交換条件

ボルボ公式のXC60のページでは、40/60分割の後席を片方ずつでも両方でも倒せて、スルーハッチを使うときも両サイドの座席はそのまま使える、と説明されています。後席には2カップのアームレストと、左右2席のISOFIX。

後席に組み込む2段階調整式のチャイルド・クッションは、39,000円で全グレードに設定があります。ただし選ぶと、標準のリア・シートヒーターが外れる。冬に大人も後ろに座る家なら、ここは迷いどころです。

エアコンの4ゾーンと2ゾーン

4ゾーンは、運転席・助手席の左右に加えて、後席の左右も別々に温度を決められる仕組みです(ボルボ公式サポートの説明)。2ゾーンは左右だけ。B5の3グレードは4ゾーン、T6は2ゾーンです。

T6はさらに、トンネルコンソール後部の送風口が付きません。ボルボ公式サポートのPHEVのエアコンの説明(2026年7月22日更新)には、冷却がバッテリーと車内で分け合われるため、吹き出す風が期待ほど冷たくない場合がある、という注記もあります。

いちばん高いT6なのに、後ろの空調はB5より少ないんですか?

そう。後席に人を乗せる夏が長い家ほど、ここは見ておきたいところです。

荷室の使い勝手

B5の荷室は483Lで、これは公式のXC60のページにある2027年モデルの数字です。PHEVは床下に電池があるぶん468Lで、後席を倒すと最大950Lまで広がります(公式のXC60 plug-in hybridのページの2026年モデル)。床の奥行きは960mm、後席を倒すと1,746mm、幅は1,120mmあります(ボルボ公式サポートの車両寸法)。寸法と駐車場の話はXC60のサイズの記事に詳しく書いています。

XC60の後席背もたれをすべて起こした空の荷室。床、左側のネット、後席の背面が見える
画像:ボルボ・カー・ジャパン。後席をすべて立てた空荷室の参考画像です。格納状態ではなく、国内B5とT6の床形状・荷室容量が同じであることを示すものではありません。 公式掲載元

テールゲートは全グレードが電動で、リアバンパーの下に足をかざして開け閉めできます。荷室にはカバー、セーフティネット、左右の買い物袋フック、12Vソケット、テールゲートを開けたときに点くライトまで標準。荷物の多い家族には、正直ここがいちばん効く装備かもしれません。

2017年の発売時からの変化:画面とシートが変わった

2代目XC60は2017年10月に日本で発売された車です(Car Watch・2017年10月16日)。内装でいちばん変わったのは、2025年6月の改良。センターディスプレイが9インチから11.2インチになり、Plusのシートは本革からノルディコに替わりました。

ボルボの発表では、この改良でトンネルコンソールの2+1のカップホルダーとワイヤレス充電器の位置も変わりました。ピラーやエンジンルームの遮音材が足されたことは、Car Watch(2025年6月2日)が伝えています。中古車で2025年5月以前の型を見るなら、画面の大きさがいちばん分かりやすい見分け方です。

海外では2026年9月15日に、内外装のデザインも変わる改良型が発表されています(AUTOCAR JAPAN・2026年9月17日)。日本への導入は2026年10月時点で発表されていません。待つかどうかの考え方はXC60のモデルチェンジの記事も関連します。

本音のコーナー:推しはUltraの前席、惜しいのはT6の空調

内装だけで言えば、XC60はUltra B5 AWDがいちばん筋のいい選び方だと思います。Dark Editionとの室内の差は、価格表の上ではゼロ。T6は走りと電気の距離にお金を払う車で、室内の装備は増えません。

推しポイント:Ultraの前席は、機能が4つ増える

Ultraの3グレードは、HUD、前席のベンチレーション、リラクゼーション、電動サイドサポートがそろいます。夏の長距離で背中が蒸れにくい装備と、視線を下げずに済む装備が同時に付く。毎日長く運転する人ほど、Plusとの差を感じやすい部分です。

惜しいポイント:T6は2ゾーンで、後部の送風口もない

10,290,000円の最上位なのに、空調は2ゾーン。ここは実に惜しい。トンネルコンソール後部の送風口もなく、後席の空調はB5のほうが手厚い作りです。PHEVを選ぶ理由は電気で走れる距離(EV走行換算距離・WLTCモードで81km)で、室内の快適装備ではありません。

正直なところ:この条件なら、内装目当てのグレード選びはやめておく
・後席に人を乗せる時間が長く、空調を前後で分けたい人は、T6を内装目当てで選ばない(T6は2ゾーンで、トンネルコンソール後部の送風口なし)
・前席のベンチレーションとHUDが欲しい人は、Plusにオプションを足しても届かない(どちらもPlusでは選べない)
・グラファイトブルーのヘリンボーンは、前席の3機能(電動サイドサポート・ベンチレーション・リラクゼーション)と引き換え。夏の汗が気になる人には向かない
・冬に後席の大人もシートヒーターを使う家は、チャイルド・クッションを付けるとリア・シートヒーターが外れる

4つとも、価格表の装備の表と注記に書かれている条件です。

やめておけ条件:内装で選ぶなら3つ

  • 「最上位=室内も最上」と考えてT6を選ぶ(空調はB5のほうが手厚い)
  • 本革のシートだけが欲しくてPlusを選ぶ(Plusはノルディコで、本革は選べない)
  • Dark Editionを室内の違いで選ぶ(室内はUltraと同じ。違いは外装とホイール)

いまの車を売る額を先に知る

内装でUltraに上げると、本体価格はPlusより800,000円上がります(2026年10月時点)。その差をどこで埋めるかは、いまの車の売値で変わります。

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仕組みはMOTA車買取の記事、下取りとの違いは下取りと買取の記事にあります。

よくある質問

XC60の内装はグレードで何が違う?

違いはほぼPlusとUltraの間です。UltraにはHUD、ナッパレザー、前席のベンチレーションとマッサージ、harman/kardonが付き、PlusはノルディコのシートでHUDはありません。

XC60のPlusのシートは本革?

本革ではありません。バイオベースのレザーフリー素材「ノルディコ」で、本革は選べない仕様です。

XC60のエアコンは何ゾーン?

B5の3グレードは4ゾーン、PHEVのT6は2ゾーンです。4ゾーンなら、前席と後席のそれぞれ左右で温度を分けられます。

XC60のセンターディスプレイは何インチ?

全グレード11.2インチです。2025年6月の改良で9インチから大きくなりました。

XC60 Dark Editionの内装はUltraと違う?

室内の装備は同じです。違いはグリルやモールの黒、20インチホイールなど外装にあります。

まとめ:内装で選ぶならUltra B5 AWD、T6は空調に注意

XC60の室内の差は、Plus B5 AWDとUltraの3グレードの間に集中しています(2026年10月時点)。Ultraの3グレードはHUD・ナッパレザー・前席の3機能・harman/kardonが標準で、Dark Editionの室内はUltraと同じ。T6だけはエアコンが2ゾーンで、トンネルコンソール後部の送風口がありません。

シートはPlusがノルディコ、Ultra系はナッパが基本で、0円のヘリンボーンは前席の機能と引き換えです。内装の色は、車体の色で標準の組み合わせが決まります。

次の一歩:試乗の予約で「後席」と「色」を1つずつ頼む
販売店に試乗を予約するとき、「Ultra B5 AWDの後席に座って4ゾーンの操作を見たい」「欲しい車体の色と同じ内装の車があるか」の2つを伝えます。標準の組み合わせ以外は特別注文になるので、展示車や在庫の内装の色を先に聞いておくと、見積もりの話が早く進むはずです。

(CARVEL編集部・検証担当) XC60の室内装備・内装の組み合わせ・価格はボルボ・カー・ジャパンの諸元&価格表(2027年モデル・2026年6月現在、2026年モデル・2025年11月現在)、後席と荷室の使い方・荷室容量は公式のXC60のページ、荷室の寸法とエアコンのゾーンの説明は公式サポート(いずれも2026年10月27日に閲覧)。2025年6月の改良の内容はボルボ・カー・ジャパンの発表とCar Watch、日本での発売時期はCar Watchの2017年の報道、海外の改良型はAUTOCAR JAPANの報道。関連記事:XC60の価格、XC60のサイズ、レクサスLXの後席と荷室。

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