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ラングラーのモデルチェンジとは、ジープの本格四駆SUVが2018年11月23日に現行のJL型へ全面刷新された出来事と、その後の改良の流れのことです。
現行のJL型は、発売から8年目に入っています。外観と装備を広く変えた改良は2024年5月10日です。次のフルモデルチェンジについて、日本の公式が示した時期は2026年10月時点でありません。2028年ごろという話は報道と予想にあります。
この記事のポイント
- 現行JL型は2018年11月23日に発売
- 外観と装備が大きく変わった改良は2024年5月10日
- 次期型は、日本の公式に発表が見当たらない
- 2028年ごろは報道・予想の段階



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| 30秒でわかる | 内容 |
|---|---|
| 現行型の発売 | 2018年11月23日(JL型) |
| 直近の大きな改良 | 2024年5月10日(アンリミテッド スポーツ復活・12.3インチ画面を全車標準) |
| 現在のグレード(税込) | スポーツ8,140,000円/サハラ8,840,000円/ルビコン9,340,000円 |
| 次期型 | 日本の公式に発表なし。2028年ごろ・電動化が報じられている(確度は低い) |
| 2ドア | 2026年9月発売のファイナル エディション(140台)が最後と報じられている |
| 売る額 | 買い替えなら、MOTA車買取で概算査定額を見る(無料・任意の有料サポートを除く) |
価格はジープ公式の価格表(2026年10月7日現在)、そのほかの出来事は各発売記事の日付によります。
公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日
次のラングラーはいつ出る?公式発表はまだ
ここを先に知りたい人が多いと思うので、結論から書きます。次期ラングラーについて、日本のジープ公式サイトに時期も中身も出ていません。

ジープ公式のラングラーのページに、フルモデルチェンジの案内はありません。ステランティスジャパンのニュースにも、フルモデルチェンジの案内は出ていません(2026年10月時点)。時期も動力も、日本ではメーカーから示されていません。直近のラングラー関連は、2026年8月5日の85周年記念車の発表と、9月10日の2ドア ファイナル エディションの発表です。
では、報じられている話は何なのか。出どころは2つあります。
- 米国メディアのMotor1が2023年11月3日に報じた記事。ステランティスと全米自動車労組(UAW)の暫定労使合意に関する文書として、次期ラングラー(コードネームJ70)が2028年生産開始、電動の2種類(バッテリーEVと、エンジンを発電専用に使うレンジエクステンダー)と書かれていたとする内容で、Motor1はジープの広報が確認とコメントを控えたと書いています
- 日本のgoo-netの2024年5月11日の記事。筆者がJL型のフルモデルチェンジを2028年ごろと予想しています。根拠はほぼ10年周期のモデルサイクルで、メーカーの発表ではありません
つまり、2028年ごろは「流出文書の報道」と「周期からの予想」の2本立てです。どちらも2年以上前の話で、メーカーが認めたものではありません。

2028年って、もう決まりじゃないんですか?



決まりとは言えません。公式が時期を出すまでは、噂の域を出ないと見ておきましょう。
日本の公式に出ているのは「2ドアの最後」だけ
次の型につながる動きとして確かなのは、2ドアの区切りです。2026年9月に発売された「ルビコン 2-Door ファイナル エディション」は140台限定、価格は899万円。くるまのニュースは「現行型の2ドア仕様として日本市場に導入される最後のモデル」と伝えています。
ただし、これは現行型の2ドアの話です。4ドアのアンリミテッドが続くかどうか、次期型で2ドアが復活するかどうかは、何も示されていません。
現行JL型の改良の履歴|2018年から2026年まで
JL型は2018年の発売から、日本では次のように動いてきました。年表にすると、グレードの顔ぶれが大きく変わっているのが分かります。












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| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年11月23日 | 発売。スポーツ(2ドア・3.6L V6)、アンリミテッド スポーツ(2.0Lターボ)、アンリミテッド サハラ ローンチ エディション(3.6L V6) |
| 2019年3月20日 | サハラ2.0Lを追加(3.6L V6のサハラが完売したため) |
| 2019年5月18日 | アンリミテッド ルビコンを追加(3.6L V6) |
| 2019年11月23日 | 仕様変更。アンリミテッド スポーツが3.6L V6に、サハラは2.0Lと3.6Lから選べるように。前面衝突警報とアダプティブクルーズコントロールをスポーツ系に標準追加。限定車アルティテュード(210台)も同時発売 |
| 2022年12月14日 | PHEVのアンリミテッド ルビコン 4xeの受注開始(1030万円・左ハンドルのみ) |
| 2024年5月10日 | 外観と装備を広く変えた改良。アンリミテッド スポーツが復活 |
| 2026年7月〜10月 | 限定車3つ(7月3日にホワイトキャップ100台、9月10日発表のルビコン 2ドア ファイナル140台、10月3日に85thアニバーサリー100台) |
2018年の発売はCar Watchの記事のとおり、2.0Lターボ(272PS・400N・m)と3.6L V6(284PS・347N・m)の2本立てでした。2019年3月のサハラ2.0L追加はwebCGが伝えました。同年5月のルビコン追加はCar Watchの記事、11月の仕様変更はCar Watchの記事、2022年の4xeの受注開始はCar Watchの4xeの記事に出ています。
2024年5月の改良で変わったこと
いまの3グレードの土台は、この改良です。webCGとCar Watchによると、中身は次のとおり。
- アンリミテッド スポーツが復活(799万円)。サハラは839万円、ルビコンは889万円で、従来より約31万円・約16万円安くなった
- 12.3インチのUconnect 5を全グレードに標準装備
- コーニング ゴリラガラスのフロントウインドウとサイドカーテンエアバッグを全車標準に
- 7スロットグリルとホイールのデザインを変更。アンテナはウインドシールドに一体化
- サハラとルビコンに12ウェイのパワーフロントシートを初採用
- ルビコンのリアアクスルがフルフロート式になり、最大牽引能力が向上


Car Watchは、発売から6年ぶりのモデルチェンジと表現しています。フルモデルチェンジではなく、大きな改良です。ここを混同すると、「もう次の型が出たのでは」と勘違いしやすいので注意してください。


2018年の導入時と、いまの違い
先代から乗り換える人や、中古の年式を選ぶ人が知っておきたい違いを絞ると、パワートレーンとグレードです。






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| 項目 | 2018年の導入時 | 2026年10月時点 |
|---|---|---|
| エンジン | 2.0Lターボ/3.6L V6 | 2.0Lターボのみ(1,995cc) |
| 4ドアの顔ぶれ | アンリミテッド スポーツ・サハラ | アンリミテッド スポーツ・サハラ・ルビコン |
| 2ドア | スポーツ(受注生産) | 限定車のみ |
| PHEV(4xe) | なし | 価格表に記載なし |
ジープ公式の価格表(2026年10月7日現在)には、2.0Lのアンリミテッド3グレードだけです。3.6L V6も4xeも載っておらず、ディーゼルの設定もありません。V6や4xeは、中古で探す選択肢です。
同じグレードは、発売から何円上がった?
価格の動きも、モデルチェンジの履歴の一部です。ジープの価格は2018年からどう変わったのかを、3つの時点で見ます。


筆者の検証(2026年10月)|ラングラーの価格の推移(2018年・2024年・2026年)(Car Watch・webCGの発売記事とジープ公式の価格表(2026年10月7日現在))
アンリミテッド スポーツは、4,940,000円(2018年11月)から7,990,000円(2024年5月)、8,140,000円(2026年10月)へ。8年弱で+3,200,000円(+64.8%)です。
サハラは、5,300,000円(2018年11月・3.6L V6のローンチ エディション)から8,390,000円(2024年5月)、8,840,000円(2026年10月)へ。+3,540,000円(+66.8%)になります。
2024年5月から2026年10月までの差は、スポーツ+150,000円、サハラ+450,000円、ルビコン+450,000円(8,890,000円から9,340,000円)。2026年の価格には、経済変動加算額(税込20万円または40万円)が含まれます。2018年の価格は税込(消費税8%)、2024年以降は消費税10%です。装備とエンジンが変わった分を含む差額で、同じ中身のまま上がった額ではありません。
持ち帰り:ラングラー現行型の価格の動き(税込)
・スポーツ:494万円(2018年11月)→799万円(2024年5月)→814万円(2026年10月)
・サハラ:530万円(2018年11月・V6)→839万円(2024年5月)→884万円(2026年10月)
・ルビコン:889万円(2024年5月)→934万円(2026年10月)
・2024年5月からの上がり幅:スポーツ+15万円/サハラ・ルビコン+45万円
中古の年式を選ぶときは、この表で「その年に新車がいくらだったか」を押さえると、見積もりの高い安いが判断しやすくなります。
2024年5月の改良は値下げを伴うものでしたが、それ以降の2年5か月で、サハラとルビコンは+45万円になりました。値上げの背景として、公式は2026年1月からの経済変動加算額を価格表に明記しています。
ラングラーはいま買う?次の型を待つ?
待つ根拠が公式にない以上、いま必要なら買う、が基本線です。理由は3つあります。
- 次期型の時期は、公式発表がない。報道の2028年ごろが外れる可能性も、当たる可能性も、現時点では判断できません
- 2024年5月に大きく改良された型が、いま売られている。装備面の古さは、同年に12.3インチ画面と12ウェイシートが入ったことで小さくなっています
- 北米の話ですが、2026年1月にステランティスがWrangler 4xeを含むPHEVを2026年モデルイヤー以降打ち切ると報じられました。日本の価格表にも4xeはなく、電動化の道筋が読みにくくなっています
日本の公式が示していないことを材料に「待つ」と決めるのは、お勧めしません。北米では2027年型としてラングラー ラレードが2026年7月13日に報じられ、現行型の特別仕様が北米で続いています。ただ、日本向けの2027年型の発表は、2026年10月時点でありません。
買うなら、グレード選びは別の記事で
選び方は記事ごとに分けています。価格とグレードなら、ラングラーのおすすめグレードが詳しい記事です。関連記事は、内装のラングラーの内装、燃料代のラングラーの燃費、値引きの見方のラングラーの値引き。
本音のコーナー
私はラングラーに乗っていないので、乗り味は書きません。価格と装備の話に絞ります。
推しポイント
好きなのは、2024年5月の改良の中身です。画面を全車12.3インチにして、ゴリラガラスとサイドカーテンエアバッグも全車に付けました。安全と使い勝手の底上げを、エントリーグレードにも入れたのは評価したい点です。
惜しいポイント
価格の上がり方です。8年弱で、スポーツは+320万円。2024年5月に下げた額(サハラ約31万円・ルビコン約16万円)を、2年5か月で上回る+45万円が乗りました。
やめておけ条件
- 次期型の電動化を前提に「いまのガソリン車は買わない」と決めている人は、時期も中身も公式に出ていません。決まるまで待つ間も価格は動きます(2026年1月から経済変動加算額が入りました)
- 総額の上限が決まっている人は、814万円のスポーツでも経済変動加算額を含む価格だと知っておいてください



じゃあ、いま買ってもいいんですか?



必要なら買ってよいと思います。乗りたい時期が決まっているなら、噂を待たずに見積もりへ進みましょう。
買い替えるなら、いまの車の売値を先に
ラングラーの買い替えは、新車の価格が800万円台からです。値引きの数万円より、いまの車を売る額の差のほうが大きいことがあります。
ラングラーの見積もりをもらう前に、売値の目安を確かめられます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
仕組みの詳細はMOTA車買取とは、下取りとの違いは下取りと買取の違いにまとめています。
ラングラーのモデルチェンジでよくある質問
- ラングラーのフルモデルチェンジはいつ?
-
現行のJL型は2018年11月23日の発売で、次のフルモデルチェンジについて、日本では公式発表がありません。2028年ごろという報道と予想はあるものの、メーカーが認めた話ではないのです。
- ラングラーの現行型はいつ改良された?
-
直近の大きな改良は2024年5月10日です。アンリミテッド スポーツが復活し、12.3インチ画面が全グレードの標準になりました。
- ラングラーの新車価格はいくら?
-
スポーツ8,140,000円、サハラ8,840,000円、ルビコン9,340,000円(税込)です。2026年10月7日現在の価格表で、経済変動加算額を含みます。
- ラングラーの2ドアは新車で買える?
-
通常のグレードでは買えません。2026年9月発売のルビコン 2-Door ファイナル エディション(140台・899万円)が、現行型の最後の2ドアと報じられています。
- ラングラーにPHEV(4xe)はある?
-
日本の2026年10月の価格表にはありません。2022年12月に受注を開始したアンリミテッド ルビコン 4xe(1030万円・左ハンドルのみ)が過去にありました。
- ラングラーにディーゼルはある?
-
日本の価格表にはありません。設定は2.0Lのガソリンターボ(1,995cc)のみです。
- ラングラーの3.6L V6は新車で買える?
-
買えません。2018年の導入時にあったV6は、2026年10月の価格表から消えました。
- 次のラングラーは電動になる?
-
時期も動力も、公式には示されていません。
まとめ
ラングラーの現行JL型は2018年11月23日の発売で、外観と装備を広く変えた改良は2024年5月10日です。グレードはスポーツ8,140,000円・サハラ8,840,000円・ルビコン9,340,000円の3つで、スポーツは発売から+320万円になりました。次期型は日本の公式発表がなく、2028年ごろは報道と予想の段階にとどまります。
次の一歩
今日やることは1つ。ジープ公式のラングラーのページをブックマークして、ニュース欄の更新日をスマホのメモに「2026年10月22日時点:日本の公式に次期型の案内なし」と書き残す。次に見るときの比較の基準になります。
参考URL一覧
- ジープ公式の価格表:https://dl.stellantisjapan.jp/data/jeep/loan/jeep_pricelist_dealer.pdf
- ラングラーのページ:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html
- Motor1:https://www.motor1.com/news/694694/stellantis-uaw-agreement-reveals-jeep-dodge-production/
- JL型のフルモデルチェンジを2028年ごろ:https://www.goo-net.com/magazine/?p=227239
- くるまのニュース:https://kuruma-news.jp/post/1116133
- Car Watchの記事:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1149932.html
- webCG:https://www.webcg.net/articles/-/40618
- Car Watchの記事:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1178920.html
- Car Watchの記事:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1218705.html
- Car Watchの4xeの記事:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1463595.html
- webCG:https://www.webcg.net/articles/-/50220
- Car Watch:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1590607.html
- 2026年1月にステランティスがWrangler 4xeを含むPHEVを2026年モデルイヤー以降打ち切る:https://www.cars.com/articles/stellantis-discontinues-chrysler-and-jeep-plug-in-hybrid-vehicles-520181/
- ラングラー ラレード:https://www.rttnews.com/3666267/stellantis-jeep-brand-brings-back-wrangler-laredo-with-2027-model.aspx

