ヴェゼルの乗り出し価格と見積もり|7仕様の総額は2,921,420円から、諸費用は3種類

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ヴェゼルの乗り出し価格の記事のアイキャッチ。7仕様の総額は2,921,420円からと示した文字だけの画像(11月登録・2026年10月時点)
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ヴェゼルの乗り出し価格は、車体価格に税金・保険・手続きの諸費用を足した、登録までに払う総額です。数字はすべて、2026年10月23日発売の改良版が前提。

同じe:HEVでも、FFの新車の重量税は5,600円、4WDは16,800円。ガソリンのGは36,900円です。ヴェゼルの諸費用は、この重量税の違い(とGだけ少し安いリサイクル料金)で、ちょうど3種類に分かれます。

ホンダ公式のセルフ見積り(2026年10月時点のデータ・11月登録・追加料金のない色・オプションなし)で、改良後7仕様の総額はG 4WDの2,921,420円からe:HEV Z・PLaYパッケージ 4WDの4,009,650円まで。諸費用は113,250円・124,450円・143,920円の3つしかありません。

乗り出しの額を大きく動かすのは、どの仕様を選ぶかと車体の色です。正直、諸費用の差はいちばん開いても30,670円。見積書でじっくり見る行は、重量税と手続き費用の2つで足りるといえます。ヴェゼルそのものの評価や、ガソリンのGとe:HEVのどちらを選ぶかなら、ヴェゼルの評価の記事の比べ方が早い。

この記事のポイント

  • 総額は292万円台から
  • 諸費用は3種類だけ
  • 残クレ月々3.3万円から

30秒でわかるヴェゼルの乗り出し価格(2026年10月時点)

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項目数字
総額(11月登録・公式見積り)G 4WD 2,921,420円〜e:HEV Z・PLaYパッケージ 4WD 4,009,650円(7仕様・追加料金のない色・オプションなし)
諸費用e:HEV FF 113,250円/e:HEV 4WD 124,450円/G 143,920円の3種類
重量税(新車・3年分)e:HEV FF 5,600円・75%軽減/e:HEV 4WD 16,800円・25%軽減/G 36,900円・減税なし
登録の月11月→12月で2,500円、12月→1月で2,600円安くなる(自動車税の月割)
残クレ(公式の試算)60回・頭金0円・実質年率2.9%で月々33,000円(G)〜46,200円(PLaY 4WD)。最終回は車両価格の40%
改良前との差PLaYパッケージは追加料金のない色なら34,100円安く、2トーンなら20,900円高い。G・X・Zは18,700〜40,700円上がった
RS・HuNTパッケージ今回の価格表に無く、いまの公式見積りでも選べない
いまの車の売値頭金に回すなら、下取りとは別にMOTA車買取で概算査定額を見ておく

総額と諸費用は、2026年10月時点のホンダ公式のセルフ見積り(11月登録の場合)の値です。

公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日

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目次

ヴェゼルの乗り出し価格:7仕様の総額は2,921,420円〜4,009,650円(11月登録・2026年10月時点)

ホンダ公式のセルフ見積りで、追加料金のない色・オプションなしの総額は、G 4WDが2,921,420円、e:HEV X FFが3,152,550円、e:HEV Z FFが3,401,150円、PLaYパッケージ 4WDが4,009,650円。12月や1月の登録なら、ここから2,500円前後ずつ下がります。

ヴェゼルのパノラマルーフと前席。天井に2枚のガラスルーフが並び、その下にベージュの前席が2つ見える
画像:Honda 公式サイト

7仕様の総額:11月・12月・1月の登録で並べる

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仕様車体価格11月登録(公式見積り)12月登録1月登録
G 4WD2,777,500円2,921,420円2,918,920円2,916,320円
e:HEV X FF3,039,300円3,152,550円3,150,050円3,147,450円
e:HEV X 4WD3,259,300円3,383,750円3,381,250円3,378,650円
e:HEV Z FF3,287,900円3,401,150円3,398,650円3,396,050円
e:HEV Z 4WD3,507,900円3,632,350円3,629,850円3,627,250円
e:HEV Z・PLaYパッケージ FF3,665,200円3,778,450円3,775,950円3,773,350円
e:HEV Z・PLaYパッケージ 4WD3,885,200円4,009,650円4,007,150円4,004,550円

ヴェゼルの乗り出し総額(税込)。11月の列はホンダ公式のセルフ見積りの「お支払い総額」、12月・1月の列は同じ内訳に自動車税の月割を当てた額です。色は追加料金のないクリスタルブラック・パール、オプションなし。料率・税・価格は2026年10月時点で、登録のときに変わることがあります。車体価格はホンダのニュースリリース(2026年10月22日)の改良後の価格と同じ額。

総額の差は、車体価格の差に諸費用の差を足しただけ。5年の燃料代まで足した実質の額は、ヴェゼルの評価の記事の4つの額の表で見られます。

スクショ用:予算の線で見るヴェゼル7仕様(11月登録の総額)
・300万円以内:G 4WDだけ(2,921,420円)
・350万円以内:e:HEV X FF(3,152,550円)・X 4WD(3,383,750円)・Z FF(3,401,150円)が加わる
・400万円以内:Z 4WD(3,632,350円)・PLaYパッケージ FF(3,778,450円)が加わる
・400万円を超える:PLaYパッケージ 4WD(4,009,650円。1月登録でも4,004,550円)

追加料金のない色・オプションなしの線です。色を変えるなら、この額に38,500円・60,500円・82,500円・104,500円のどれかを足して線と比べます。

筆者の検証(2026年10月)|ホンダ公式セルフ見積りで見る改良後7仕様の乗り出し総額(ホンダ公式のセルフ見積り(11月登録の場合))
11月の列は、2026年10月時点のセルフ見積り(改良後のデータ・追加料金のない色・オプションなし)の「お支払い総額」です。総額は車体価格と諸費用の合計、諸費用は内訳の各行の合計にあたります。車体価格は7仕様ともニュースリリースの改良後の価格と同じ額。

いま注文すると何月の登録?ホンダは目処を公表していない

ホンダは、車種ごとの工場出荷の目処を公表していません(2026年10月時点)。ある販売会社の公式サイトの掲示(2026年10月16日時点・改良の発表より前の掲示)では、ヴェゼルの納期の目安は「26年11〜12月」でした。

いま注文した人の登録は、早くても11月以降になる見込みです。仮に10月中に登録すると、自賠責は24,190円に下がる一方で自動車税の月割が12,700円に上がり、総額は11月登録より1,610円多くなります。

結局、何月の列を見ればいいの?

販売店で登録予定日を聞いて、その月の列を見てください。11月から1月まで動いても5,100円なので、月の読み違いで予算が崩れることはまずありません。私なら、月より色を決めるほうに時間を使う。

色を足した総額:38,500円〜104,500円、PLaYの2トーンは改良前より20,900円高い

追加料金のある色を選ぶと、総額はその額だけ増えます。たとえばe:HEV Z FFをプラチナホワイト・パール(38,500円)にすると、11月登録の総額は3,439,650円。

PLaYパッケージの2トーンは82,500円、プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラックは104,500円です。改良でPLaYパッケージの車体価格は34,100円下がったのに、2トーンの追加料金が55,000円上がったので、2トーンを選ぶなら改良前より20,900円高くなります。PLaYパッケージ 4WDに104,500円の色なら、総額は4,114,150円。改良前と比べた値札の動きは、評価の記事の変更点の章で表にしています。

総額が見えたら、次はそこからいくら差し引けるかです。いまの車の値段を下取りとは別に1つ持っておくと、頭金に回せる額と、見積書の下取り額の高い安いが分かります。2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話で連絡が来るので、出られる時間帯に申し込むと話が早く進みます。

ヴェゼルの諸費用は3つの束:113,250円・124,450円・143,920円を分けるのは重量税

ここでいう「束」は、見積書の諸費用のうち、仕様で決まる行の組み合わせのこと。ヴェゼルの7仕様は、e:HEVのFF・e:HEVの4WD・Gの3つの束に分かれます。束を分けるのは重量税とリサイクル料金で、ほかの行は7仕様とも同じ額です。

7仕様に共通の行:自動車税10,100円(11月登録)・自賠責25,180円・手続き費用47,300円

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行額決まり方
自動車税(11月登録)10,100円年30,500円の4か月分(100円未満切り捨て)
自動車税環境性能割0円2026年3月31日で廃止
自賠責保険(37か月)25,180円保険期間の始まりが2026年11月1日以降の料率
手続き費用(参考価格)47,300円販売会社が独自に決める額
預かり法定費用6,400円登録などの法定の手数料として預かる額

この5行で88,980円。自動車税は東京都主税局の自動車税のページにある「年額×月数÷12」の月割、自賠責は損害保険料率算出機構の基準料率(沖縄と離島を除く)で決まります。販売店ごとに違ってくるのは手続き費用の1行だけ。ほかは公的な表と登録の月で出てくる額です。

ヴェゼルのテールゲート内側のスイッチ。開閉ボタンと、高さ設定を示す英語の表記がある
画像:Honda 公式サイト

重量税の3段:e:HEV FF 5,600円・4WD 16,800円・G 36,900円

新車で払う重量税(3年分)は、e:HEVのFFが5,600円、4WDが16,800円、ガソリンのGが36,900円です。e:HEVはエコカー減税の対象で、FFは75%軽減、4WDは25%軽減。Gは対象から外れています。

区分を分けているのは、2030年度(令和12年度)燃費基準の達成率。2026年5月からの日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧では、e:HEVのFFにあたる型式RV5が100%、4WDのRV6が80%。GのRV4は一覧に載っていません。

同じハイブリッドなのに、税が3倍?

そう、4WDの分だけ燃費基準に届く割合が下がるからです。「ハイブリッドは重量税がかからない」と読める記事もありますが、ヴェゼルのe:HEVはゼロではなく軽減で、FFでも5,600円は払います。この区分は、2027年4月30日までに新車で登録する場合の値。額そのものは国土交通省の自動車重量税の税額表の1.5t以下の欄と同じです。Gとe:HEVのどちらが5年で少なく済むかは、燃料代まで入れてヴェゼルの評価の記事で比べています。

束の早見表:共通の行+重量税+リサイクル料金=諸費用

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束当てはまる仕様重量税リサイクル料金諸費用(11月登録)
e:HEV FFX FF・Z FF・PLaYパッケージ FF5,600円18,670円113,250円
e:HEV 4WDX 4WD・Z 4WD・PLaYパッケージ 4WD16,800円18,670円124,450円
GG 4WD36,900円18,040円143,920円

総額=車体価格+この束の額+色の追加料金。7仕様の総額は、どれもこの足し算で出ます。同じe:HEVのFFと4WDで諸費用が11,200円違うのは、重量税の差(16,800円−5,600円)がそのまま出ているからです。

ヴェゼルの諸費用3つの束の積み上げ図。共通の行88,980円の上に、重量税5,600円・16,800円・36,900円とリサイクル料金18,670円・18,670円・18,040円を積み、合計は113,250円・124,450円・143,920円
ヴェゼルの諸費用の3つの束(出典:ホンダ公式セルフ見積り〈11月登録〉・日本自動車工業会 エコカー減税対象車一覧・2026年10月時点)

最初の車検でも差は残る:e:HEVは15,000円、Gは24,600円

新車から3年後、最初の車検で払う2年分の重量税は、e:HEVがFFも4WDも本則の税率で15,000円。Gは24,600円です。新車のときと最初の車検を足すと、e:HEV FFが20,600円、e:HEV 4WDが31,800円、Gが61,500円になります。

筆者の検証(2026年10月)|新車と最初の車検で並べた重量税の3つの束(国土交通省の重量税の税額表と日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧)
自工会の一覧では、FFのRV5と4WDのRV6のどの行も、新車の額が5,600円・16,800円、最初の車検の額が15,000円で、最初の車検は本則の税率と注記されています。Gは一覧に無く、国交省の税額表の1.5t以下・軽減なしの欄で新車36,900円、2年分24,600円。最初の車検だけでもGが9,600円多く、新車と合わせるとe:HEV FFより40,900円多くなります。どちらも2026年10月時点の表の額。

2回目からの車検の重量税は、自工会の一覧の範囲の外です。

諸費用は仕様を選んだ時点でほぼ決まり、残りで動くのは手続き費用くらい。総額をもう一段動かせるのは、いまの車の値段のほうです。商談の前に、売ったらいくらになるかの目安を1つ持っておきましょう。

ヴェゼルの月々はいくら?残クレ60回で33,000円〜46,200円、最終回は車両価格の40%

ホンダ公式のお支払いシミュレーションで、頭金0円・ボーナスなし・60回・月間走行1,000km・実質年率2.9%(キャンペーン)にすると、月々はGの33,000円からPLaYパッケージ 4WDの46,200円まで。5年後の最終回は、どの仕様も車両価格(税込)の40%です。

7仕様の月々と最終回(60回・2.9%・頭金0円)

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仕様所要資金(車両価格)月々(58回)最終回
G 4WD2,777,500円33,000円1,111,000円
e:HEV X FF3,039,300円36,100円1,215,720円
e:HEV X 4WD3,259,300円38,800円1,303,720円
e:HEV Z FF3,287,900円39,100円1,315,160円
e:HEV Z 4WD3,507,900円41,700円1,403,160円
e:HEV Z・PLaYパッケージ FF3,665,200円43,600円1,466,080円
e:HEV Z・PLaYパッケージ 4WD3,885,200円46,200円1,554,080円

ホンダ公式のお支払いシミュレーション(2026年10月時点)。頭金0円・均等払い・60回・月間走行1,000km・実質年率2.9%(キャンペーン。予告なく終わる場合があります)・初回2026年12月。初回の額は通常の月と少し違います。所要資金は車両価格だけで、諸費用は別に払う形です。

最終回は、5年後にいくらで売れるかの予想ではありません。契約のときに決まる額です。頭金を入れれば月々は下がるので、いまの車を売った額を頭金に回すつもりなら、下取りとは別にMOTA車買取で概算査定額を見ておくと、使える額の目安になります。

筆者の検証(2026年10月)|ホンダ公式シミュレーションで見る残クレ60回の月々と最終回(ホンダ公式のお支払いシミュレーション)
条件は頭金0円・均等払い・60回・月間走行1,000km・実質年率2.9%・初回2026年12月(2026年10月時点)。最終回は7仕様とも車両価格(税込)のちょうど40%、税抜価格で見ると44%にそろいます。

ヴェゼル7仕様の残クレ60回の月々と最終回を横棒で並べた図。月々はGの33,000円からPLaYパッケージ 4WDの46,200円、最終回は車両価格の40%
ヴェゼルの残クレの月々と最終回(出典:ホンダ公式お支払いシミュレーション・頭金0円・60回・実質年率2.9%・2026年10月時点)

36回にすると:Z FFで月々50,600円、最終回は1,733,620円

36回に縮めると、e:HEV Z FFの月々は50,600円、最終回は1,733,620円。Gなら43,400円と1,439,250円。3年後の最終回は、e:HEVが税抜価格の58%、Gが57%に当たります。

返すときに最終回を払わずに済むのは、内外装の減点が100点以内で、月間の走行距離が1,000km以下のとき。超えた分は、減点1点につき1,000円、走行距離は1kmにつき車種ごとの規定の額を払います(ホンダ公式のお支払いプランのページ・2026年10月時点)。シミュレーションでは月1,500kmも選べて、選ぶと最終回の額が変わります。距離を多く走るなら、1,500kmで試算し直してから比べてください。

5年乗り続けた総額:現金の乗り出し総額より28万〜40万円多い

最終回まで払って乗り続けると、公式の試算の「お支払い総額」はe:HEV Z FFで3,737,775円。意外なのは、この額に諸費用113,250円まで入っていること。だから比べる相手は車両価格ではなく、現金の乗り出し総額3,401,150円で、差は336,625円になります。

筆者の検証(2026年10月)|残クレ60回で5年乗り続けた総額と現金の乗り出し総額の差(ホンダ公式のお支払いシミュレーションとセルフ見積りの数字)
公式シミュレーションの「乗り続ける」のお支払い総額は、初回・通常月58回・最終回の合計に、諸費用の額を足した額です(7仕様とも)。11月登録の現金の乗り出し総額との差は、G 284,247円、e:HEV X FF 310,996円、X 4WD 333,855円、Z FF 336,625円、Z 4WD 359,089円、PLaYパッケージ FF 375,312円、PLaYパッケージ 4WD 397,773円で、どれも車両価格の約10.2%。36回で乗り続けた場合は183,926円〜258,877円です(実質年率2.9%・2026年10月時点)。

乗り続けるなら、最終回まで足して比べる

返すつもりなら月々の額、乗り続けるつもりなら総額。見る数字が違います。5年後も手放さない予定の人は、現金や通常のローンと、この差額で比べてみてください。

月々や総額が予算をはみ出すなら、新車にこだわらず、登録済み未使用車や中古車から探す手もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、条件を伝えると提携先の中古車販売店ネクステージ1社が在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる無料の窓口です。車の代金と諸費用はネクステージとの契約で別にかかり、店舗から取り寄せる車には陸送費もかかります。改良前の型が候補に入ることもあるので、年式と型は契約の前に見てください。

ヴェゼルの見積書の読み方:販売店で変わるのは手続き費用と用品、税と保険は公的な表

見積書を受け取ったら、3つの順に見ていきます。①重量税の行が仕様の額と同じか、②手続き費用が参考価格の47,300円とどれだけ違うか、③下取りの額が値引きと別の行になっているか。

手続き費用47,300円は参考価格:販売会社が独自に決める

セルフ見積りの手続き費用47,300円は、消費税込みの「参考価格」です。額は販売会社が独自に決めるもので、登録の代行や車庫証明、納車にかかる費用の内訳は、セルフ見積りには出てきません。

販売店の見積書でこの行が47,300円より大きいなら、何の代行がいくら入っているのかを1行ずつ出してもらいましょう。自分で車庫証明を取るなど、外せる行が見つかる場合もあります。ここは店で額が変わる唯一の行なので、内訳を聞くのは失礼でも何でもありません。

重量税の行を仕様と照らす:5,600円・16,800円・36,900円

見積書の「自動車重量税」が、e:HEVのFFなら5,600円、4WDなら16,800円、Gなら36,900円になっているか。違っていたら、仕様の取り違えや区分の読み違いがないかを聞いてください。値引きの額は、この諸費用とは別の行です。数字の読み方と交渉の順番はヴェゼルの値引きの記事で扱っています。

下取りは別の数字で比べる

値引きと下取りが同じ行に混ざっていると、総額が安く見えても、どこで得をしたのかが分かりません。下取りの額は、買取の見積もりなど別の数字と並べてから決めてください。並べる数字が無いと、店の出した額が高いか安いかを言えません。2つの売り方の違いは、下取りと買取の違いの記事にまとめています。

ヴェゼルの運転席まわり。黒いインパネの中央にナビの画面があり、右にステアリングとシフトレバー、手前に格子柄の黒い布張りの前席が見える
画像:Honda 公式サイト

ヴェゼルの乗り出しの本音:惜しいところと、それで困る人

ヴェゼルの乗り出しには、惜しいところが3つあります。Gの諸費用の重さ、残クレで乗り続けたときの上乗せ、RSとHuNTパッケージが見積もれないこと。どれも、条件に当てはまる人には「やめておけ」に変わる惜しさです。

惜しいところと、それで困る人(3組)

正直なところ:惜しい点が、そのまま「やめておけ」になる3組
・惜しい:Gは重量税の減税が無く、諸費用143,920円はe:HEV FFより30,670円多い。最初の車検の重量税も9,600円多い → やめておけ:本体価格の安さだけでGに決める人。GはFFの設定が無く4WDだけなので、FFで足りるならe:HEV X FF(総額3,152,550円)と並べてから決めたほうがいい
・惜しい:残クレで5年乗り続けると、現金の乗り出し総額より284,247円〜397,773円多く払う → やめておけ:5年後も乗り続けるつもりなのに、月々の安さだけで残クレを選ぶ人
・惜しい:e:HEV RSとHuNTパッケージは今回の価格表に無く、いまの公式見積りでも選べない → やめておけ:RSの総額を前提に予算を組んでいる人。いま見積もれるのは4タイプ7仕様だけ

言われ方との差も2つ。手続き費用47,300円は公式の参考価格で、販売会社ごとに額が違います。12月・1月の総額は公式見積りの内訳に自動車税の月割を当てた額で、見積りに出てくる数字そのものではありません。当てはまる行があるなら、その条件を見直してから判を押しましょう。

ここは推せる:e:HEVのFFは諸費用113,250円、重量税5,600円で7仕様の中でいちばん少ない

私が推すのは、e:HEVのFFの諸費用の軽さです。諸費用113,250円、重量税5,600円は、FFの3仕様がそろって7仕様の最少。総額でいちばん安いG 4WDより、諸費用だけならe:HEV FFのほうが30,670円少ない。

登録の月で悩まなくていいのも、気が楽なところ。11月から1月まで待っても動くのは5,100円で、色を1つ変えるだけで38,500円動きます。待って安くする額ではないので、決めるのは仕様と色が先です。

ヴェゼルの後席。ベージュと黒の座面と背もたれを横から見たところ
画像:Honda 公式サイト

ヴェゼルの乗り出し価格のよくある質問

ヴェゼルe:HEV Zの税金はいくら?

新車の重量税はFFが5,600円、4WDが16,800円で、自動車税は年30,500円です。11月に登録した年は月割で10,100円。環境性能割は2026年3月31日で廃止され、0円になりました。

ヴェゼルの1500ccの自動車税は年いくら?

年30,500円です(2019年10月1日以降に初めて登録した排気量1.0L超1.5L以下の自家用乗用車。ヴェゼルは1.496L)。登録した年は、登録の翌月から3月までの月割で払います。

ヴェゼルRSやHuNTの乗り出し価格は?

どちらも、いまの公式見積りでは選べません。e:HEV RSとe:HEV X HuNTパッケージは、2026年10月23日の改良後の価格表に無いためです(2026年10月時点)。見積もれるのはG・e:HEV X・e:HEV Z・e:HEV Z・PLaYパッケージの4タイプ7仕様です。

ヴェゼルハイブリッドの車検の重量税はいくら?

新車から3年後の最初の車検(2年分)は、FFも4WDも15,000円になります(本則の税率)。新車のときはFFが5,600円、4WDが16,800円で、エコカー減税で軽くなっています。

まとめ:ヴェゼルの乗り出しは仕様と色で決まり、諸費用は3種類

ヴェゼルの乗り出し総額は、どの仕様を選ぶかと色で、ほぼ決まります。諸費用は3種類しかないので、見積書で見る行は重量税と手続き費用の2つで十分。

  • 総額はホンダ公式のセルフ見積り(11月登録)でG 4WD 2,921,420円〜PLaYパッケージ 4WD 4,009,650円
  • 諸費用はe:HEV FF 113,250円・e:HEV 4WD 124,450円・G 143,920円の3種類(差は重量税とリサイクル料金)
  • 残クレ(2.9%・60回・頭金0円)の月々は33,000円〜46,200円、最終回は車両価格の40%

次の一歩:見積書の「自動車重量税」の1行を照らす
今日やることは1つ。販売店で見積書を受け取ったら、「自動車重量税」の行に指を置いてください。e:HEVのFFなら5,600円、4WDなら16,800円、Gなら36,900円。この記事の束の表と同じなら、諸費用の残りで店に聞くのは手続き費用の1行だけです。額が違えば、国土交通省の税額表の1.5t以下の欄と見比べて、どの区分で計上されているかを販売店に尋ねます。

重量税と手続き費用の2行を見終えたら、残る空欄は下取りの欄です。総額と同じ紙に、いまの車の売値の目安を書き込んでから商談に入りましょう。

確かめメモ

確かめたこと:ホンダ公式のセルフ見積りの改良後7仕様の総額と諸費用の内訳、お支払いシミュレーションの残クレ(60回・36回)、お支払いプランのページの返却条件、日本自動車工業会のエコカー減税対象車一覧、国土交通省の重量税の税額表、損害保険料率算出機構の自賠責の料率、自治体の自動車税の月割の決まり。時点は2026年10月時点。この記事に無い数字:販売会社ごとの手続き費用の額(店ごとに違う)、メーカーオプションの単価、改良後の納期の月数(ホンダは公表していない)、2回目からの車検の重量税。

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