Gクラスのおすすめグレードは?多くの人にG 450 d、G 580・G 63との差額で選ぶ

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Gクラスのおすすめグレードを、G 450 d・G 580・G 63の3つで比べる記事のアイキャッチ。岩場の採石場に停まる紺色のGクラスの外観写真(メルセデス・ベンツ日本公式画像)に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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いまのGクラスのグレードは、ディーゼルのG 450 d、電気のG 580 with EQ Technology、AMGのG 63の3本立てです。

おすすめは、多くの人にG 450 d(MP202602・税込18,660,000円)。3つの中でいちばん安く、デフロックとローレンジも付いて、計算上は満タンで1,000km以上走れます。家で充電できて静かさを取りたいならG 580(22,370,000円)、585PSのV8を味わいたいならG 63(28,680,000円)。かつてのディーゼルのG 350 dは、いまの価格表にはもう無い名前です。

この記事のポイント

  • 価格表に並ぶのはG 450 d・G 580・G 63の3グレード(2026年10月時点)
  • G 450 dとG 580の差は3,710,000円、G 63とは10,020,000円
  • G 580の電気代はG 450 dの燃料代より年91,857円安いが、価格差を埋めるには約40年
  • G 580にはデフロックの設定が無い。4つのモーターが前後左右の車輪を受け持つ
30秒でわかるの表を図にしたもの(1/3枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:グレード・価格(税込)
30秒でわかるの表を図にしたもの(2/3枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:パワートレイン・燃費・電費(WLTC)
30秒でわかるの表を図にしたもの(3/3枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:多くの人に・家で充電できる人に・性能を最優先する人に

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30秒でわかる内容
グレードG 450 d/G 580 with EQ Technology/Mercedes-AMG G 63
価格(税込)G 450 d 18,660,000円/G 580 22,370,000円/G 63 28,680,000円(メルセデス・ベンツ日本のData Informationの価格表・2026年10月時点)
パワートレイン直6ディーゼル+ISG/4モーターの電気自動車/V8ツインターボ+ISG
燃費・電費(WLTC)11.7km/L/262Wh/km(一充電530km)/6.8km/L
多くの人にG 450 d
家で充電できる人にG 580
性能を最優先する人にG 63

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目次

いまのGクラスはどのグレードがある? 2つのコードで分かれる値札

Gクラスを調べると、同じグレード名なのに値段が2つ出てきて戸惑いますよね。理由は、メルセデス・ベンツ日本のData Information(諸元と価格の資料)に「MP202601」と「MP202602」という2つのモデル識別コードがあり、コードごとに値札が違うからです。

ショールームのような白い空間に停まる紺色のGクラスを、左斜め前から見た外観。後ろの壁には色違いのパネルとGの文字が並ぶ
画像:メルセデス・ベンツ日本 公式サイト

新しいのはMP202602で、2026年7月30日に発表された一部仕様変更と価格改定の後の型だと、カタログ情報のcarviewが伝えています。MP202602があるのはG 450 dとG 63だけで、G 580はMP202601のままです。

いまのGクラスはどのグレードがある? 2つのコードで分かれる値札の表を図にしたもの(1/3枚目)。列:コード・グレード・価格(税込)、行:MP202602・MP202602
いまのGクラスはどのグレードがある? 2つのコードで分かれる値札の表を図にしたもの(2/3枚目)。列:コード・グレード・価格(税込)、行:MP202601・MP202601
いまのGクラスはどのグレードがある? 2つのコードで分かれる値札の表を図にしたもの(3/3枚目)。列:コード・グレード・価格(税込)、行:MP202601

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コードグレード価格(税込)
MP202602G 450 d (ISG)18,660,000円
MP202602Mercedes-AMG G 63 (ISG)28,680,000円
MP202601G 450 d (ISG)18,570,000円
MP202601Mercedes-AMG G 63 (ISG)28,620,000円
MP202601G 580 with EQ Technology22,370,000円

価格は、メルセデス・ベンツ日本のData Information(MP202602)と同(MP202601)の価格表に載るメーカー希望小売価格で、2026年10月時点の額です。保険料、税金(消費税を除く)、登録の諸費用は含まれず、リサイクル料金も別。販売価格は正規販売店が独自に決める、と注記があります。最新の額は公式のプライスリストで確かめてください。

電気のG 580には、2024年10月の発売時に導入記念の特別仕様車「G 580 with EQ Technology Edition 1」も26,350,000円で出ています(Car Watch)。

Gクラスの3グレードを3つのマスに並べた図解。G 450 dは直6ディーゼル、18,660,000円、最高出力367PS、燃費11.7km/L、デフロック標準で「多くの人に」。G 580は4モーターの電気、22,370,000円、587PS、電費262Wh/km、デフロック設定なしで「家で充電できる人に」。G 63はV8ツインターボ、28,680,000円、585PS、燃費6.8km/L、デフロック標準で「性能を最優先する人に」。下の帯にG 450 dとの差(G 580は3,710,000円、G 63は10,020,000円)
図解:メルセデス・ベンツ日本のData Information(2026年10月時点)

MP202602はG 450 dで90,000円、G 63で60,000円高い

同じグレードでも、MP202602はMP202601よりG 450 dで90,000円、G 63で60,000円高くなっています。 装備の違いは、同じData Informationの装備表を並べれば分かる。MP202602では、G 450 dとG 63の両方にSRSセンターエアバッグと指紋認証機能が標準で加わりました。一方、MP202601のG 63に標準だったAMGトラックペース(サーキット走行向けの機能)は、MP202602の装備表にもオプションにも載っていません。ほかの変更点は、Gクラスのモデルチェンジの記事で一覧にしました。見積もりを取るときは、どちらのコードの車なのかを販売店に聞いておくと安心です。

「同じG 450 dで、値段が2つあるのはややこしいですね」

差は9万円です。見積書のコードを見れば、どっちの値札か追えますよ。

2026年10月には、G 63の限定車も出た

2026年10月9日には、全国200台の限定車「Mercedes-AMG G 63 MANUFAKTUR Edition (ISG)」がメルセデス・ベンツ日本から発表されました。価格は34,680,000円で、Car Watchも同じ額を伝えています。カタログモデルとは別枠の限定車なので、ここでの比べ方には入れていません。

筆者の検証(2026年10月)|公式の価格表と諸元表で見るGクラス3グレードの差(2026年10月時点)(メルセデス・ベンツ日本のプライスリストとData Information(MP202601・MP202602))
2026年10月時点の価格表(Data Information)で、G 580とG 450 d(MP202602)の差は3,710,000円、G 63とG 450 dの差は10,020,000円、G 63とG 580の差は6,310,000円です。G 450 dにAMGラインパッケージ(1,397,000円)を付けると20,057,000円になり、G 580との差は2,313,000円まで縮みます。年1万kmの燃料代・電気代は、G 450 dが173,077円、G 580が81,220円、G 63が329,118円(WLTC・補助が無い場合の燃料単価の目安)です。

3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8

3グレードは、見た目は同じGクラスでも中身がまるで別物。軽油の直6、4つのモーター、ガソリンのV8と、数字を横に並べると性格の違いがはっきり出ます。

3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(1/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:動力
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(2/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:最高出力・最大トルク
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(3/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:燃料・電池
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(4/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:WLTC・車両重量
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(5/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:全長×全幅×全高
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(6/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:最低地上高・ローレンジ
3つのパワートレインは何が違う? ディーゼル・電気・V8の表を図にしたもの(7/7枚目)。列:項目・G 450 d・G 580・G 63、行:デフロック

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項目G 450 dG 580G 63
動力直6 2,988cc ディーゼルターボ+ISG前後各2基のモーター(計4基)V8 3,982cc ツインターボ+ISG
最高出力270kW(367PS)432kW(587PS)430kW(585PS)
最大トルク750N·m1,164N·m850N·m
燃料・電池軽油・タンク100L一充電走行距離530km無鉛プレミアム・タンク100L
WLTC11.7km/L262Wh/km6.8km/L
車両重量2,540kg3,120kg2,570kg
全長×全幅×全高4,670×1,930×1,980mm4,680×1,985×1,990mm4,690×1,985×1,985mm
最低地上高230mm250mm240mm
ローレンジ標準標準標準
デフロック標準設定なし標準

諸元も、同じData Information(MP202602・MP202601)によるものです。最低地上高は社内測定値。G 450 dはAMGラインパッケージを付けると全長4,680mm・全幅1,985mmになります。

G 450 dは、トルク750N·mのディーゼル

G 450 dの心臓は3.0Lの直6ディーゼルで、1,350〜2,800rpmで750N·mを出します。2021年5月に出たG 400 dは330PS・700N·mだったので、37PS・50N·mの上乗せです。ディーゼルとV8には、2024年7月の新型からISG(モーター機能付きの発電機)が付きます。燃費はWLTCで11.7km/Lと、G 63の6.8km/Lを大きく上回る数字です。

赤茶色のG 450 dの後部上側。後ろの窓、背面の円形スペアタイヤカバーと車名バッジが見える
画像:メルセデス・ベンツ日本公式サイト。G 450 dの後部外観の一部です。荷室内、全長、年式による変更点や燃費を実証する写真ではありません。 公式掲載元

G 580は重いけれど、トルクは1,164N·m

G 580は4つのモーターで4輪を駆動する電気のGクラス。トルクは1,164N·mと3グレードで最大ですが、車両重量はG 450 dより580kg重い3,120kgあります。3トンを超えるので、自宅や職場の駐車場に重量の制限があるなら、先に確かめておきたいところ。

黒系のG 580 with EQ Technologyの車体側面部分。前後輪、ドア、ルーフが見える
画像:メルセデス・ベンツ日本公式サイト。電気自動車G 580 with EQ Technologyの側面部分です。前部を含む全車体の写真ではなく、G 450 dやG 63の外観、電費や車体寸法の実測を示すものではありません。 公式掲載元

もう1つ大事なのが、デフロックの設定が無い点です。G 450 dとG 63には標準のデフロックが、G 580の装備表では「—」になっています。ローレンジは付くので、悪路を走れないわけではありません。ただ、オフロードを「デフロックを掛けて走る車」として選ぶなら、ディーゼルかV8のほうが話は早いでしょう。

G 63は585PSのV8

G 63は4.0LのV8ツインターボで585PS・850N·m。AMG ACTIVE RIDE CONTROLやAMGパフォーマンスエグゾーストが標準です。そのぶんWLTC燃費は6.8km/Lで、燃料も無鉛プレミアム。走りの楽しさに燃料代を払う車、と私は受け取っています。

青いMercedes-AMG G 63の車体側面の一部。前輪、ドアミラー、ドアとサイドステップが見える
画像:メルセデス・ベンツ日本公式サイト。Mercedes-AMG G 63の外観の参考です。G 450 dやG 580とは仕様が異なり、燃費・安全性・寸法の実測や限定車そのものを示す写真ではありません。 公式掲載元

運転支援のドライビングアシスタンスパッケージや360°カメラは、3グレードとも標準。あくまで運転を支える機能で、自動運転ではないことは覚えておきたいところです。

走らせるお金はどれくらい? 年1万kmの燃料代・電気代

車両価格の次に気になるのが、毎年のお金じゃないでしょうか。WLTCの値で、100kmと年1万kmの燃料代・電気代を出すとこうなります。

走らせるお金はどれくらい? 年1万kmの燃料代・電気代の表を図にしたもの(1/3枚目)。列:グレード・100kmあたり・年1万km・自動車税(年額)、行:G 450 d
走らせるお金はどれくらい? 年1万kmの燃料代・電気代の表を図にしたもの(2/3枚目)。列:グレード・100kmあたり・年1万km・自動車税(年額)、行:G 580
走らせるお金はどれくらい? 年1万kmの燃料代・電気代の表を図にしたもの(3/3枚目)。列:グレード・100kmあたり・年1万km・自動車税(年額)、行:G 63

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グレード100kmあたり年1万km自動車税(年額)
G 450 d1,730.8円173,077円50,000円
G 580812.2円81,220円25,000円(東京都は課税免除あり)
G 633,291.2円329,118円65,500円

燃料単価は資源エネルギー庁の2026年10月26日調査(10月28日公表)の、補助なしの単価(軽油202.5円/L・ハイオク223.8円/L)です。店頭の値(軽油159.7円・ハイオク181.0円)に、その週(10月22〜28日)の支給単価42.8円を足すと、この額になります。補助込みの店頭の値のままなら、100kmあたりG 450 dは1,365.0円、G 63は2,661.8円。電気は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(2022年7月改定)を使っています。

自動車税は東京都主税局の税率表の、自家用で2019年10月1日以後に初めて登録した車の年額です。グリーン化特例を受けない場合の数字になります。

ただし東京都で登録する電気自動車は、ZEV導入促進税制で、初回新規登録の年度(月割)と翌年度から5年度分の自動車税が全額免除。令和12年度までに初回新規登録した車が対象で、自家用もリース車も含まれます(2026年10月時点)。東京都でG 580を新車で登録するなら、最初の数年は自動車税がかからない計算です。

G 580の安い電気代で、価格差を埋めるには約40年

G 580はG 450 dより年91,857円安く走れますが、価格差3,710,000円を電気代だけで埋めるには約40.4年かかります。 CEV補助金の544,000円を引いても約34.5年です。

年1万kmの燃料代・電気代を比べる横棒グラフ。G 450 dは173,077円、G 580は81,220円、G 63は329,118円。下の3つの欄に、G 580はG 450 dより年91,857円安い、価格差は3,710,000円、埋めるには約40.4年と書いてある
図解:WLTC値と資源エネルギー庁の調査などによる(2026年10月時点)

正直なところ
「電気だから維持費で得をする」という理由でG 580を選ぶのは、やめておいたほうがいい。年1万km走っても、燃料代の差は年91,857円です。G 450 dとの差額3,710,000円を埋めるには約40年かかります。G 580を選ぶ理由は、静かさと電気の走りと、家で充電できる暮らしに合うことであって、お金の節約ではありません。

満タンで走れる距離は、G 450 dが頭ひとつ抜ける

タンク100LとWLTC 11.7km/Lを掛けると、G 450 dは計算上1,170km。G 63は同じ100Lで680km、G 580の一充電走行距離は530km(WLTC)です。遠出の多い人ほど、ディーゼルの気楽さが効いてきます。

おすすめはG 450 d。推しポイントと惜しいポイント

おすすめを1つに絞るなら、私の答えはG 450 d。3グレードでいちばん安く、Gクラスらしいオフロードの装備も全部そろっています。安いほうにデフロックまで付いている。ここがG 450 dを推す決め手です。

Gクラスの運転席まわり。ステアリング、横に並ぶ2枚のディスプレイ、丸い送風口、ひし形のステッチが入った黒いレザーシートが見える
画像:メルセデス・ベンツ日本 公式サイト

推しポイント

  • 価格が18,660,000円と、3グレードでいちばん安い
  • ローレンジとデフロックが標準で、Gクラスの「らしさ」を削っていない
  • 計算上は満タンで1,170km。給油の回数が少なくて済む
  • 最低地上高230mm、トルク750N·mで、街でも雪道でも余裕がある
  • メルセデス・ケアの後に入れる延長のサービスプログラムが3種類から選べる(G 63は保証プラスだけ、G 580は対象外)

惜しいポイント

惜しいのは、標準のタイヤが18インチで、Gクラスらしい見た目に寄せるとAMGラインパッケージ(1,397,000円)が欲しくなることです。 付けると20インチのAMGアルミ、ナッパレザーシート、AMGラインのエクステリアが入り、価格は20,057,000円。G 580との差は2,313,000円まで縮みます。

それから、全幅は1,930mm(AMGライン付きは1,985mm)、全高は1,980mm。どのグレードでも大きさはほぼ同じなので、ここは「Gクラスを買う」と決めた時点で覚悟がいる部分ですね。

持ち帰り:グレード選びの早見表
・予算を抑えてGクラスらしさを取る → G 450 d 18,660,000円(MP202602)
・G 450 dで見た目を整える → AMGラインパッケージ付き 20,057,000円
・家で充電できて静かさを取る → G 580 22,370,000円(CEV補助は2026年12月31日までの登録で544,000円)
・性能と音を取る → G 63 28,680,000円
・年1万kmの燃料代・電気代 → G 450 d 173,077円/G 580 81,220円/G 63 329,118円
・自動車税(年額) → G 450 d 50,000円/G 580 25,000円(東京都は登録年度と翌年度から5年度分が免除)/G 63 65,500円

販売店で見積もりをもらったら、この数字と並べるだけで、オプションと諸費用にいくら乗っているかが見えます。

G 580とG 63は、どんな人に向く?

G 450 dが本命だとして、残りの2台を選ぶ理由もちゃんとあります。G 580なら家で充電できること、G 63なら音と加速にお金を払えること。この条件がそろうなら、G 450 dより満足できるはずです。

G 580は、家で充電できる人の車

G 580は、家に充電設備を置けるかどうかで評価が180度変わります。メルセデス・ベンツの社内テストの値として公式の電気のGクラスのページやEV DAYSが伝えるのは、150kWのCHAdeMO急速充電で10→80%が約41分(屋外21.0℃)。家の普通充電は最大6kWまでの受け入れなので、夜のあいだにゆっくり満たす使い方が前提になります。

CEV補助金は、次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(別表1、令和8年10月21日現在)で、価格表のG 580(型式ZAA-465600C・類別の左から2桁目が0)が2026年12月31日までの登録なら544,000円、2027年1月1日以降の登録なら326,000円です(2026年10月21日の経済産業省の見直し)。額は契約日ではなく登録日で決まり、保有義務(処分制限期間)は4年。

いまの制度(令和7年度補正)で補助の対象になるのは、2027年2月1日までの登録です。申請書は2月12日必着で、予算に達するとそれより前に受付が終わります(次世代自動車振興センター)。経済産業省は、申請受付が2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みと案内しています(2026年10月9日時点)。

同じ別表には、型式ZAA-465601のG 580(8/24以降の登録車)が784,000円/470,000円で載っています。こちらは税抜きの基準価格が20,381,819円で、価格表のG 580(税抜き20,336,364円)とは別の行です。補助額は型式と類別の行で決まるので、見積もりの段階で、型式と登録日の見込みを販売店に確かめておきたいところ。

「補助金があるならG 580もありかな、と思ったんですが」

補助を引いても差は約317万円。家で充電できるかが先ですね。

G 63は、音と加速にお金を払える人の車

G 63は、585PSのV8と専用の足回りが欲しい人のためのグレード。G 450 dより10,020,000円高く、年1万kmの燃料代も約2倍です。年1万kmで燃料代が15万円ほど増えても、585PSのV8を選ぶ。そう割り切れる人の車です。

こんな人は、このグレードはやめておけ

Gクラスのグレード選びで、後悔につながりやすい条件を3つ挙げます。

  1. 家で充電できないのにG 580を選ぶ: 外での充電だけに頼ると、静かさや安い電気代という長所が生きません。一充電530km(WLTC)、車両重量3,120kgの車を、急速充電だけで回すのは気をつかいます。
  2. 燃料代の節約のためにG 580を選ぶ: 年1万kmで差は年91,857円。価格差を埋めるには約40年かかります。
  3. 駐車場の寸法を測らずに買う: 全幅は1,930〜1,985mm、全高は1,980〜1,990mm。機械式の立体駐車場や、全幅・全高に制限のある駐車場なら、どのグレードでも入らないことがあります。契約の前に、自宅と職場の駐車場の制限を確かめておきましょう。

G 350 dはどこへ? ディーゼルはG 450 dへ

かつてのディーゼルのG 350 dは、いまの価格表にはありません。2021年5月には、同じ3.0Lの直6ディーゼルで出力を上げたG 400 d(330PS)が加わり、2024年7月の新型からディーゼルはG 450 dになりました。

ディーゼルで燃料代を抑えながら、ローレンジもデフロックも持っている。この選び方は、名前がG 450 dになったいまもそのまま当てはまる、と私は見ています。

Gクラスに乗り換えるなら、いまの車の売値を先に

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買取と下取りの違いは下取りと買取の違いに、MOTAの仕組みはMOTA車買取の解説にまとめました。ほかの一括査定と比べるなら一括査定の比較が参考になるはず。Gクラスと同じ価格帯の本格SUVなら、レクサスLX・ランドクルーザー300・レクサスGXの記事も関連します。

よくある質問

Gクラスのおすすめグレードは?

多くの人にはG 450 d(MP202602・18,660,000円)です。家で充電できるならG 580、性能を最優先するならG 63が向きます。

Gクラスでいちばん安いグレードは?

G 450 dです。2026年10月時点のData Informationの価格表で、MP202601が18,570,000円、MP202602が18,660,000円(税込)となっています。

G 450 dとG 580の価格差は?

3,710,000円です。G 580は22,370,000円、G 450 d(MP202602)は18,660,000円になります。

G 580にデフロックは付きますか?

付きません。装備表でデフロックは設定なしです。ローレンジは標準で、4つのモーターが4輪を別々に駆動します。

Gクラスの燃費はグレードでどれくらい違う?

WLTCでG 450 dが11.7km/L、G 63が6.8km/Lです。電気のG 580は262Wh/kmで、一充電走行距離は530kmになります。

G 350 dはいまも新車で買えますか?

買えません。いまの価格表にG 350 dは無く、ディーゼルはG 450 dです。

まとめ

いまのGクラスは、G 450 d・G 580・G 63の3グレードで、税込18,660,000円〜28,680,000円(2026年10月時点)。G 450 dとG 580の差は3,710,000円、G 63とは10,020,000円です。

多くの人にはG 450 d。家で充電できて静かさを取るならG 580、走りにお金を払えるならG 63。G 580の電気代の安さで価格差を埋めるには約40年かかるので、選ぶ理由は暮らしに合うかどうかで決めるのが近道です。

次の一歩
今日やることは1つ。自宅の駐車場の全幅・全高の制限をメジャーか管理会社の資料で確かめ、Gクラスの全幅1,930mm(AMGライン・G 580・G 63は1,985mm)と全高1,980〜1,990mmが入るかをスマホのメモに書いておく。そのメモを持って販売店へ行けば、見積もりのコード(MP202601かMP202602か)とG 580の型式も、その場で一緒に聞けます。

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