レクサスGXの価格と評価|1,240万円から、ランクル250との差を物差しで判定

レクサスGXの価格と評価を公式の数字で判定する記事のアイキャッチ。ビルの並ぶ道路を走る白いレクサスGX550の外観写真(レクサス公式画像)に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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レクサスGXは、2026年9月24日に一部改良したレクサスの本格SUVで、現行はOVERTRAIL+(5人乗り)とversion L(7人乗り)の2つです。

「何年待ち?」と調べられがちなGXですが、レクサスの工場出荷の目処は2.0〜2.5ヶ月(2026年10月16日更新・納車日ではない)。いまのレクサスのSUVの表では最短です。

価格はOVERTRAIL+が12,400,000円、version Lが13,150,000円(税込)。CARVELの物差しは平均2.8(採点した軸6/7)で、悪路と満タンの距離が★5、価格・燃料代・最小回転半径が★1でした。補助金もエコカー減税も対象外です。

私の結論はこうです。GXは、悪路の装備と満タン632km(計算値)の距離に1,240万円を払える人の車。兄弟車のランクル250 VXとの差6,620,600円は、物差しの★では1つ分。GXで手に入るのは353PS(VXは163PS)と、OVERTRAIL+のE-KDSS・リヤのディファレンシャルロックです。

この記事のポイント

  • 現行は2つで1,240万円〜
  • 物差しは平均2.8(6/7)
  • 補助金も減税も対象外
シルバーのレクサスGX550の外観。左斜め前から見た姿で、背景は暗いグレーのスタジオ
画像:レクサス 公式サイト

30秒でわかるレクサス GX(2026年10月時点)

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項目数字
価格(税込)OVERTRAIL+ 12,400,000円/version L 13,150,000円(リサイクル料金は別)
乗り出し(公式の試算)12,587,160円/13,349,460円(2026年10月21日の試算・登録予定日2027年1月21日・販売店は選ばず東京地区の参考額・無料色など条件つき)
実質いくら(5年・年1万km)13,545,570円/14,310,256円(売る額0円・計算)
燃費(WLTC)と燃料7.9km/L/7.8km/L・ハイオク指定
サイズ全幅2,000mm/1,980mm・最小回転半径6.0m
納期の目処工場出荷の目処2.0〜2.5ヶ月(10月16日更新)
CARVELの物差し平均2.8(採点した軸6/7)
いまの車の売値先に知るならMOTA車買取で概算査定額

総額の内訳はレクサスGXの乗り出し価格の記事にあります。数字は2026年10月21日にレクサスのGXページと価格表・諸元表で確認しました。

公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日

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目次

レクサスGXの価格と評価:1,240万円と1,315万円の2つだけ、物差しは平均2.8(6/7)(2026年10月時点)

選べるのは2つだけで、差は750,000円です。安いほうのOVERTRAIL+の7軸は平均2.8でした。

暗い背景に浮かぶレクサスGX550を左斜め前から見た外観。大きな縦格子のグリルと細いヘッドランプ、ナンバープレートの「GX550」の文字が見える
画像:レクサス 公式サイト

2つのパッケージ:悪路の装備のOVERTRAIL+、7人乗りのversion L(差750,000円)

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項目OVERTRAIL+version L
税込価格・定員12,400,000円・5人13,150,000円・7人
最低地上高(社内測定値)225mm215mm
タイヤ・車両重量265/70R18・2,490kg265/50R22・2,520kg
片方だけに付く装備E-KDSS・ディファレンシャルロック(リヤ)・マルチテレインセレクト・クロールコントロールなど電動リクライニングのサードシート・オート電動格納式ステップ

エンジンと駆動は同じV6 3.5Lツインターボ・10速AT・AWDです。2026年10月時点の主要装備一覧表では、3列目が要るならversion L、悪路の装備が要るならOVERTRAIL+。

7軸の採点:★5は悪路と満タン632km、★1は3つ、JNCAPは未評価

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#軸使った公式の数字(OVERTRAIL+)★
1補助金後の価格12,400,000円(CEV補助金の対象外)★1
2走る費用100kmあたり2,291.1円(7.9km/L・ハイオク181.0円/L)★1
31回で走れる距離80L×7.9km/L=632km(計算値)★5
4取り回し最小回転半径6.0m★1
5悪路・雪道4WD・最低地上高225mm(version Lの215mmでも★5)★5
6公的な安全評価—(未評価)—
7手に入る早さ工場出荷の目処2.5ヶ月(2.0〜2.5の長いほう)★4
平均2.8(6/7)

基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。軸2の単価は資源エネルギー庁の調査のハイオク全国平均(2026年10月13日調査)、諸元はレクサスの主要諸元表(’26年9月現在)です。

JNCAPの「—」は、NASVAの2025年度の評価結果一覧と2023・2024年度の一覧にGXが見当たらないという意味で、低評価ではありません。採点した軸の数が違う記事とは、平均を単純に比べないでください。

筆者の検証(2026年10月)|物差しで採点(公式資料+Python)
最安のOVERTRAIL+の公式値を、基準どおり機械的に採点しました。

GXの欠点は?★1の3つ:燃料代はハイオク110.6円/L以下まで★1、6.0mは★2まで0.1m

GXの欠点を公式の数字で言うなら、物差しの★1の3つです。

1つ目は燃料代。使用燃料は無鉛プレミアムガソリンで、100kmあたり2,291.1円が★2の上限1,400円に下がるのは、ハイオクが110.6円/L以下のとき(計算)。レギュラーの170.1円/Lで数えても2,153.2円で、★は1のままでした。2つ目の回転半径は、★2の上限5.9mを0.1m超えています。3つ目の価格は補助金が無いので12,400,000円のまま、★2の上限600万円の約2.1倍です。

3つとも、注文の前に自宅の駐車場と年間の走行距離で確かめられる欠点です。驚いたのは、GXの価格・評価・納期を扱う日本語のページ11本(2026年10月時点)では、ハイオクの単価で燃料代を計算したもの、JNCAPが未評価と明記したものが0本だったこと。

GXの★1の3軸と境目:燃料代は100km 2,291.1円で★2の上限1,400円の上、ハイオク110.6円/L以下で★2。最小回転半径6.0mは★2の上限5.9mまであと0.1m。価格12,400,000円は600万円の線の約2.1倍
物差し v1.1・OVERTRAIL+・ハイオク181.0円/L(2026年10月13日調査)・計算

レクサスGXの買い方と納期:全国のレクサス店で注文、公式の工場出荷の目処は2.0〜2.5ヶ月(10月16日更新)

GXを日本で買うには、全国のレクサス店で注文します。公式が出すのは「工場出荷の目処」で、納車の日ではありません。月数は、いつの表かで変わります。

売り方:2024年4月は100台の抽選、2025年4月3日から通常の販売

GXは2024年4月19日に、OVERTRAIL+を100台、抽選で売ると発表されました(トヨタのニュースルーム・受付は5月12日まで)。通常の販売は2025年4月3日からで、このときversion Lが加わっています。

荒れ地の道路を走るレクサスGX550を後ろ斜めから見た外観。横一本につながった赤いテールランプとLEXUSの文字が見える
画像:レクサス 公式サイト

「何年待ち」はいつの話か:2026年3月の公式の表は月数なし、10月16日の表は2.0〜2.5ヶ月

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時点出どころ書かれていたこと
2024年4〜5月トヨタのニュースルームOVERTRAIL+ 100台の抽選販売
2026年3月13日時点当時のレクサス公式の表を引いた記事「詳しくは販売店にお問い合わせください」(月数なし)
2026年5月時点くるまのニュース(2026年8月28日の記事)新規の受注を停止していると報道(公式の発表ではない)
2026年10月16日更新レクサスの工場出荷時期目処GX550 2.0ヶ月〜2.5ヶ月

何年も待つって聞いてたけど、違うの?

その話は、抽選の時期か、表に月数が無かった時期のものです。いまのレクサスの表では、GXは2.0〜2.5ヶ月(10月16日更新)。月数が出ているレクサスのSUV(GX・RXの4行・LBX MORIZO RR)では、GXがいちばん短い目処です。

「何年待ち」はいつの話か:2024年4月に100台の抽選、2025年4月3日に通常販売、2026年3月は公式の表に月数なし、2026年9月24日に一部改良、2026年10月16日の表で目処2.0〜2.5ヶ月
目処は工場出荷の目安で、納車日ではない(レクサスの注記)。2026年3月の表は当時の表を引いた記事による

受注停止の表示は見当たらない:主要諸元表の注記は「生産状況によっては受注できない可能性」

2026年10月時点で、GXページ・工場出荷時期目処・改良の発表に、受注停止の表示はありません。主要諸元表には「生産状況によっては受注できない可能性がございます」という注記があります。2026年5月時点で新規の受注を停止していたという報道(くるまのニュース・8月28日)はありますが、10月16日の公式の表には月数が出ているのが現状です。注文を受けられるかは、注文する店で聞いてください。

どちらを選んでも、いまの車は下取りと買取を分けて見る

レクサスの購入ガイドでは、下取りは新車の購入金額から下取り額が値引きされる形です。分けて見る理由と見積もりの取り方は、下取りと買取の違いと一括査定サイトの比べ方にまとめました。

レクサスGXの価格の推移と4つの額:改良で2つとも+450,000円、5年の実質は13,545,570円から

GXは補助金も減税も対象外なので、戻る額は0円。OVERTRAIL+の5年の実質は13,545,570円(売る額0円)で、残る空欄はいまの車の売値だけです。

価格の推移:2024年の抽選は12,350,000円、2025年は11,950,000円、いまは12,400,000円

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時点OVERTRAIL+version L
2024年4月(抽選・100台)12,350,000円—
2025年4月3日(通常販売の開始)11,950,000円12,700,000円
2026年9月24日(一部改良)12,400,000円13,150,000円

改良で2つとも450,000円上がり(2025年4月の発売時の公式価格との差)、2つの差750,000円は変わっていません。トヨタのニュースルームの発表によると、改良ではOVERTRAIL+のサスペンション(AVS)とステアリング(EPS)の制御を見直し、タイヤを265/70R18に変えて最低地上高を高めました。

環境性能割は2026年3月31日で廃止されました。改良前の価格で3月31日までに登録した人は、OVERTRAIL+で293,300円、version Lで311,700円を払っていた計算。その人と比べた負担の増え方は156,700円と138,300円で、総務省が示す、燃費基準に届かない自家用の登録車の税率3%で計算した参考値です。

筆者の検証(2026年10月)|価格の推移と差し引き(公式の発表+Python)
発表3本の価格を並べ、税抜の価格は価格表と一致しています。

4つの額:補助金も減税も無いので、戻る額は0円

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額OVERTRAIL+version L
払う額12,400,000円13,150,000円
戻る額0円0円
走る額(5年)+1,145,570円+1,160,256円
売る額?(見積もりを取らないと埋まらない)?
実質(売る額0円)13,545,570円14,310,256円

実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。5年・年1万km・WLTC燃費・ハイオク181.0円/L(2026年10月13日調査)で計算しました。この181.0円は国の補助で下がった店頭価格で、10月13日調査の価格にはその週の補助(1Lあたり42.4円)が入っています。額は週ごとに動くもので、燃料油価格の支援の特設サイトではガソリンの支給単価が2026年10月15日以降1Lあたり43.0円。補助が無ければ223.4円/Lで、走る額は5年で1,413,924円です。

GXは、次世代自動車振興センターの補助金の銘柄の一覧(2026年10月13日現在)にも、自工会のエコカー減税の一覧(7月30日更新)にも行がありません。重量税は軽減なしの満額です。

筆者の検証(2026年10月)|4つの額(公式資料+Python)
売る額は0円と置いています。

売る額の欄は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見れば数字になります。

戻る額が0円のGXで、自分で動かせるのは売る額の1行だけ。MOTAの公式ページ(2026年10月時点)の仕組みは、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)だけ。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。

税金はパッケージで違う:重量税は61,500円と73,800円、自動車税は公的な表で年57,000円

新車のときの重量税(3年分)は、OVERTRAIL+が61,500円、version Lが73,800円です。車両重量が2,490kgと2,520kgで、2.5トンの区分をまたぐため。どちらも軽減はありません。

自動車税は総排気量3.444Lの区分で年57,000円。初年度は登録の月で変わり、登録予定日が2027年1月21日なら9,500円になります。自賠責は37か月で25,180円でした。

税金と店の費用を足すと、OVERTRAIL+は車両価格に187,160円が上乗せ(乗り出し価格の記事)。

レクサスGXはトヨタでいうと何?ランクル250と同じGA-F、6,620,600円の差は物差しで★1つ分

GXとランクル250は同じGA-Fの兄弟車です。いま注文できるVX(5,779,400円)とOVERTRAIL+の価格は約2.1倍なのに、差が★に出るのは1つ分でした。

グレーの背景に置かれたレクサスGXを真横から見た外観。四角いボディの形と、細いスポークのホイールが分かる
画像:レクサス 公式サイト

同じ骨格:GA-F、ホイールベース2,850mm、最小回転半径6.0m、全幅1,980mm

レクサスは2023年6月の世界初公開の発表で、GXに「LXと同じ新GA-Fプラットフォーム」を使うとしています。ランクル250も、webCG(2025年5月29日)がGA-Fの車として並べる1台。ホイールベースはどちらも2,850mm、最小回転半径も6.0mで、version Lとランクル250の全幅は同じ1,980mmです。ランクル250の物差しと4つの額はランクル250の評価の記事へ。

物差しを並べる:★が違うのは価格と手に入る早さの2軸だけ

7軸のうち4軸は同じ★で、JNCAPはどちらも未評価。違うのは軸1の価格(GX ★1・ランクル250 ★2)と、軸7の手に入る早さだけ。ランクル250はトヨタの工場出荷の目処(10月16日更新)が「詳しくは販売店にお問い合わせください」で、軸7を採点していません。

倍以上高いのに、★はほとんど同じってこと?

物差しの上では、そうなります。GXの上乗せは、7つの軸のどれにも入らない所にある。

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項目GX OVERTRAIL+GX version Lランクル250 VX
税込価格・定員12,400,000円・5人13,150,000円・7人5,779,400円・7人
WLTC燃費・燃料7.9km/L・ハイオク7.8km/L・ハイオク7.5km/L・レギュラー
100kmの燃料代2,291.1円2,320.5円2,268.0円
満タンの距離(計算値)632km624km600.0km
回転半径・地上高6.0m・225mm6.0m・215mm6.0m・215mm
CARVELの物差し2.8(6/7)—(参考)2.8(5/7)
実質(5年・売る額0円)13,545,570円14,310,256円6,913,400円

version Lの物差しは、最安グレードで測る決まりで付けていません。ランクル250の値はランクル250の記事の台帳(トヨタの主要諸元表・2026年10月20日確認)から取り、燃料代は2台とも2026年10月13日調査の単価で計算しました。

スクショ用:GXとランクル250を同じ物差しで並べた4行
・同じ骨格で、価格の差はOVERTRAIL+とVXで6,620,600円
・★が違うのは軸1(★1と★2)と軸7(★4と採点なし)の2つだけ
・5年・年1万kmの燃料代の差は11,570円、実質の差は6,632,170円(売る額0円・計算)
・平均はどちらも2.8だが、採点した軸が6/7と5/7なので同じ点数とは読まない

筆者の検証(2026年10月)|GXとランクル250の並べ(E1・E2とランクル250の記事の値+Python)
同じ週の単価で計算し、ランクル250の記事の実質6,913,400円と一致。両社の目処は2026年10月時点です。

GXとランクル250を物差しで並べると、★が違うのは軸1の価格(★1と★2)と軸7の早さ(★4と採点なし)の2つだけ。平均はどちらも2.8だが採点した軸は6/7と5/7。価格差6,620,600円・5年の燃料代の差11,570円
物差し v1.1・GX OVERTRAIL+とランクル250 VX・2026年10月13日調査の単価・計算

5年の燃料代の差は11,570円:ハイオクでも、WLTCは7.9km/Lと7.5km/LでGXが上

5年・年1万kmの燃料代は、GXのOVERTRAIL+が1,145,570円、ランクル250 VXが1,134,000円。差は11,570円です。

実は、ここがいちばん意外でした。単価はハイオクが10.9円/L高いのに、WLTCはGXのほうが良いので、100kmあたりの差は23.1円にとどまります。補助が終わって2台とも42.4円/L上がれば、GXが5年で2,743円安い計算。燃料代は、2台の差を説明する理由になりません。

差は物差しの外にある:353PSと163PS、OVERTRAIL+の悪路の装備、version Lの3列目

エンジンは、GXがV6 3.5Lツインターボで353PS・650N·m、ランクル250 VXが2.7Lで163PS・246N·m(それぞれの主要諸元表)。最高出力で約2.2倍、最大トルクで約2.6倍です。装備も、OVERTRAIL+にはE-KDSSやリヤのディファレンシャルロック、version Lには電動リクライニングの3列目が付きます(主要装備一覧表)。

物差しは、出力や装備の中身、内装の質、レクサス店で買う値打ちを測りません。6,620,600円の差は、ほとんどがこの「測っていない部分」への支払いです。私ならこう線を引きます。岩場や深い轍を走る予定があって、E-KDSSとデフロックを使うならGX。舗装路と雪道が中心なら、軸5が同じ★5のランクル250で足ります。

GXは、物差しの外にお金を払う車です。

ランクル250との差6,620,600円のうち、自分で縮められるのは、いまの車の売値だけです。差を払う価値があるかを決める前に、手元の車がいくらになるかを並べてみてください。

レクサスGXの本音:惜しいのはハイオクと6.0m、やめておけは3条件、推しは225mmと満タン632km

本音も数字で言える分だけ。惜しいのは燃料代と回転半径、好きなのは悪路と距離の★5の2つ。走りの感想は、試乗していないので入れていません。

レクサスGXの運転席まわり。ステアリングと、大きなセンターディスプレイ、茶色と黒のシートが見える
画像:レクサス 公式サイト

惜しいポイント:全車ハイオク指定で100km 2,291.1円、最小回転半径6.0m

燃料代も回転半径も★1です。荷室は、公式の価格・パッケージのページに寸法(OVERTRAIL+の荷室長 約1,122mm・荷室幅 最小 約1,100mm・荷室高 約1,040mm、社内測定値)はありますが、容量(L)の数字はありません(2026年10月21日確認)。JNCAPの評価もまだ無く、公的な衝突安全の星で比べられません。

レクサスGXはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

正直に言います。1つでも当てはまるなら、GXはいま買う車ではありません。

レクサスGXはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
・①駐車場の幅・高さ・回転に余裕がない:全幅2,000mm/1,980mm、全高1,935mm/1,920mm、最小回転半径6.0m(レクサスの諸元表の値)。自宅や職場の制限に足りなければ見送り
・②5年で約115万円の燃料代を、予算の外に置きたい:5年・年1万kmで1,145,570円、燃料の補助が無ければ約141万円(計算)。払う前提に入れられないなら合わない
・③7人乗りと悪路の装備を、1台で両方欲しい:7人乗りのversion LにはE-KDSS・リヤのディファレンシャルロック・マルチテレインセレクトが無く、それが付くOVERTRAIL+は5人乗り(主要装備一覧表)

数字の注意も2つ。満タン632kmはWLTCで計算した値で実際の距離ではなく、口コミの3.89は改良前の2024年モデル5件の集計です。

推しポイント:225mmと4WDで悪路は★5、満タン632km(計算値)も★5

OVERTRAIL+は最低地上高225mm(社内測定値)で、E-KDSSとリヤのディファレンシャルロックまで付きます。燃料タンク80Lに7.9km/Lをかけると632kmで、物差しの★5が2つ。悪路と遠出の数字は、私はかなり好きです。

レクサスGXのタイヤとホイール。黒いホイールの中央にLEXUSのマークがあり、タイヤの表面に深い溝が見える
画像:レクサス 公式サイト

レクサスGXのよくある質問

レクサスGXにハイブリッドやディーゼルはありますか?

2026年10月時点の日本のGXは、V6 3.5Lツインターボのガソリン車だけです。2023年6月の世界初公開の発表では、プロトタイプの諸元に2.4Lターボハイブリッドの仕様もありましたが、日本への導入は公式に発表されていません(2026年10月21日確認)。

レクサスGXの値引きはありますか?

値引き額は、レクサス公式には示されていません。モデル一覧・価格表・購入ガイド・見積りシミュレーション(2026年10月時点)でも同じで、公式の注記は「価格はレクサス販売店が独自に定めています」。投稿や取材の数字の中身はレクサスGXの値引きの記事へ。

1,240万円が予算を超えるなら、登録済み未使用車(新古車)や中古車のGXを探す道もあります。ズバット車販売の公式ページ(2026年10月確認)では、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです。依頼は無料。車の代金・諸費用・陸送費は、ネクステージとの契約で別にかかります。新車を扱うかどうかは、公式ページに書かれていません。

レクサスGXとLXの違いは?

LXはGXと同じGA-Fを使う上の車で、価格は15,600,000〜22,100,000円です。最安どうしの差は3,200,000円(レクサス公式のLXのページ・2026年10月21日)。LXの評価はレクサスLXの記事へ。

レクサスGXの燃費はリッター何キロですか?

WLTCモードで、OVERTRAIL+が7.9km/L、version Lが7.8km/Lです(主要諸元表)。市街地は5.4km/L、郊外は8.1〜8.2km/L、高速道路は9.4〜9.5km/Lで、どれも国の試験の値。燃料はハイオク指定です。

レクサスGXの口コミの評価は?

価格.comの満足度は3.89です(2026年10月21日時点)。2024年モデルのレビュー5件の集計で、カテゴリ平均は4.26。改良後の点数はまだ無く、試乗していないCARVELは同意も反論もしません。

まとめ:レクサスGXは悪路と632kmに1,240万円を払える人の車、ランクル250との差は物差しの外

GXは、悪路の装備と満タン632km、物差しでは測れない出力と仕立てに1,240万円を払う車です。燃料代と6.0mを受け入れられるかが、分かれ目になります。

  • 2026年10月時点の現行はOVERTRAIL+(12,400,000円)とversion L(13,150,000円)の2つ
  • CARVELの物差しは平均2.8(採点した軸6/7)、OVERTRAIL+の5年の実質は13,545,570円(売る額0円)
  • ランクル250 VXとの差6,620,600円は、物差しでは★1つ分。5年の燃料代の差は11,570円

次の一歩
今日やることは1つ。満タンから次の満タンまでの給油1回分のレシートとトリップメーターで、いまの車の100kmあたりの燃料代を出します(給油額÷走った距離×100)。それをGXの2,291.1円(ハイオク181.0円/L・2026年10月13日調査)の横に書き、差に「年に走る距離÷100」をかければ、GXにしたときに1年で増減する燃料代です。

燃料代の年の差と、いまの車の概算査定額。この2つを持って販売店に行けば、見積書の下取り欄が高いか低いかを自分で判断できます。

CARVELの物差し v1.1 の★の境目

スクロールできます
軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用(100km)500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 最低地上高4WD・210mm以上4WD・180mm以上4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
7 工場出荷の目処1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

確かめメモ
出典:レクサス、トヨタ、次世代自動車振興センター、自工会、NASVA、資源エネルギー庁
時点:2026年10月21日。走りの感想・実際の燃費・荷室の容量・店が注文を受けるか・次の改良は分かりません。

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