カイエンの評価・口コミ270件は平均4.3|辛口は価格と車幅

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カイエンの口コミと評価をまとめた記事のアイキャッチ。ポルシェ公式のグレーのカイエン クーペを斜め前から写した車体写真に、記事タイトルと「口コミ270件の平均は4.3。辛口は価格に集まる」の一文を添えた(2026年10月時点)
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カイエンの評価とは、ポルシェのSUV「カイエン」へのオーナーの口コミと、自動車メディアの試乗記の評判のことです。

答えから言うと、点数は高めで、辛口の矛先は価格に向いています。carview!のユーザーレビューは270件で平均4.3。ただ、2023年の改良後の年式に絞ると9件で平均3.78まで下がり、項目別でいちばん低いのは価格の2.25でした(2026年10月時点)。

実は、走りの評価は世代をまたいでほとんどぶれません。私はここが、この車のいちばんの強みだと見ています。そのぶん「12,660,000円からの車に、オプションでさらに数百万円」という財布の不満は、いまの型でむしろ強くなっている。買う前に知っておきたいのは、この落差のほうです。

この記事のポイント

  • 口コミは270件で平均4.3
  • 改良後の年式は平均3.78、価格が2.25
  • 走りの点はどの世代も4点台
  • 電気のカイエンの評判は試乗記が中心

30秒でわかるカイエンの評価(2026年10月時点)

30秒でわかるカイエンの評価の表を図にしたもの(1/3枚目)。列:項目・内容、行:口コミの点数・いまの型の口コミ
30秒でわかるカイエンの評価の表を図にしたもの(2/3枚目)。列:項目・内容、行:売っている型・最安の価格(税込)
30秒でわかるカイエンの評価の表を図にしたもの(3/3枚目)。列:項目・内容、行:メディアの評判・辛口の声

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項目内容
口コミの点数carview! 270件・平均4.3(走行性能4.4・燃費2.7・価格3.5)
いまの型の口コミ2023・2024年式の9件・平均3.78(価格2.25・燃費2.50)
売っている型ガソリン・E-Hybrid(プラグインハイブリッド)・エレクトリック(電気自動車)
最安の価格(税込)12,660,000円(Cayenne)、13,350,000円(Cayenne Electric)
メディアの評判エレクトリックは「異様なまでに速い」(webCG)。E-Hybridは発進が静か、21インチは一般道で揺れる
辛口の声価格とオプション、車幅、燃費

口コミはcarview!のカイエンのユーザーレビュー、価格はポルシェ ジャパンのカイエンのモデルページの表示です。口コミは投稿者の自己申告で、CARVELの運転の感想ではありません。

公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年10月31日

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目次

カイエンの評価は? 口コミ270件の平均は4.3

カイエンの口コミの点数は高めです。carview!のユーザーレビューは270件で平均総合4.3、★4以上が223件(82.6%)を占めます。ただし270件は2003年からの全世代の合計で、いまの型の声はそのうちのわずかだといえる。

シルバーのカイエン(2023年発表の現行型)が、街なかの道ばたに止まっている写真。ボディの側面と大きなホイールが見え、車体の大きさが分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)
カイエンの評価は? 口コミ270件の平均は4.3の表を図にしたもの(1/4枚目)。列:項目・全270件の平均・いまの3代目(37件)・2023年の改良後(9件)、行:総合・走行性能
カイエンの評価は? 口コミ270件の平均は4.3の表を図にしたもの(2/4枚目)。列:項目・全270件の平均・いまの3代目(37件)・2023年の改良後(9件)、行:乗り心地・燃費
カイエンの評価は? 口コミ270件の平均は4.3の表を図にしたもの(3/4枚目)。列:項目・全270件の平均・いまの3代目(37件)・2023年の改良後(9件)、行:デザイン・積載性
カイエンの評価は? 口コミ270件の平均は4.3の表を図にしたもの(4/4枚目)。列:項目・全270件の平均・いまの3代目(37件)・2023年の改良後(9件)、行:価格

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項目全270件の平均いまの3代目(37件)2023年の改良後(9件)
総合4.334.413.78
走行性能4.424.444.00
乗り心地4.074.253.75
燃費2.693.002.50
デザイン4.424.273.88
積載性4.194.214.12
価格3.513.092.25

いまのエンジン車は3代目の改良型で、ポルシェは2023年に新しいカイエンを発表しました。carview!のカタログでも3代目は2023年4月にマイナーチェンジしており、年式表記が2023・2024年式の投稿がこの改良後の型にあたります。

筆者の検証(2026年10月)|carview!のカイエンのユーザーレビュー270件の世代別の点数と、100kmあたりのハイオク代(2026年10月時点)(carview! ユーザーレビュー・ポルシェ公式サイト(日本・欧州)・資源エネルギー庁 石油製品価格調査)
3代目の37件は、carview!の年式表記で2020年以降の投稿と、2017年式のうち排気量2.9L・3.0L・4.0Lのグレードかグレード未記入の投稿です。この37件の平均は、carview!の3代目(2017年10月〜)のページの件数・7項目の平均と一致します。2017年式の3.6L・4.8Lは2代目のグレード。改良後は2023・2024年式の9件で、年式の書かれていない69件はどの世代にも属しません。項目別の平均は、点の付いた投稿だけのもの。改良後は9件と少なく、1件で平均が大きく動きます。

カイエンの口コミは、全270件の総合が4.33、2023年の改良後の9件は3.78。走行性能は4.42から4.00で高いままだが、価格は3.51から2.25へ大きく下がる(carview!・2026年10月時点)

いまの型の点数を下げているのは、価格と燃費

改良後の9件で、項目別の平均がいちばん低いのは価格の2.25でした。 走行性能は4.00、積載性は4.12と高いまま。点を落としているのは「走り」ではなく「お金」。

改良後の9件のうち、価格に1点を付けた投稿が3件あります。2023年式の3.0Lのオーナーは、総評で新車時のオプションの高さに触れ、オプションだけで200万〜300万円は要ると書いていました(2023年11月の投稿)。同じ年式の別のオーナーは、「価格の割に驚きのない古臭い車」と辛口です(2024年1月)。

点数は高いのに、満点ばかりではない

全270件のうち、★1と★2は合わせて15件。3代目の37件に限っても★1が1件、★3が5件ありました。走りに不満がなくても、価格や装備の期待との差で点を下げる人がいる。そういう車です。

「平均4.3なら、買って後悔する人は少なそうですけど」

走りは裏切らない。迷うのはお金のほうです。

いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判

いま日本で売っているカイエンは、ガソリン・E-Hybrid・エレクトリックの3つの動力です。最安はガソリンの12,660,000円で、エレクトリックは690,000円高い13,350,000円から。E-Hybridは2,000,000円高い14,660,000円からになります(2026年10月時点)。

いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判の表を図にしたもの(1/5枚目)。列:型・最安の価格(税込)・最高出力・0-100km/h、行:Cayenne(3.0L V6ターボ)・Cayenne S(4.0L V8ツインターボ)
いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判の表を図にしたもの(2/5枚目)。列:型・最安の価格(税込)・最高出力・0-100km/h、行:Cayenne GTS(4.0L V8ツインターボ)・Cayenne E-Hybrid
いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判の表を図にしたもの(3/5枚目)。列:型・最安の価格(税込)・最高出力・0-100km/h、行:Cayenne S E-Hybrid・Cayenne Turbo E-Hybrid
いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判の表を図にしたもの(4/5枚目)。列:型・最安の価格(税込)・最高出力・0-100km/h、行:Cayenne Electric
いまのカイエンは3つの動力。型ごとの評判の表を図にしたもの(5/5枚目)。列:型・最安の価格(税込)・最高出力・0-100km/h、行:Cayenne S Electric・Cayenne Turbo Electric

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型最安の価格(税込)最高出力0-100km/h
Cayenne(3.0L V6ターボ)12,660,000円353PS6.0秒
Cayenne S(4.0L V8ツインターボ)16,430,000円474PS5.0秒
Cayenne GTS(4.0L V8ツインターボ)19,060,000円500PS4.7秒
Cayenne E-Hybrid14,660,000円470PS(システム)4.9秒
Cayenne S E-Hybrid16,730,000円519PS(システム)4.7秒
Cayenne Turbo E-Hybrid24,900,000円739PS(システム)3.7秒
Cayenne Electric13,350,000円442PS(ローンチコントロール時)4.8秒
Cayenne S Electric16,760,000円666PS(同)3.8秒
Cayenne Turbo Electric21,010,000円1,156PS(同)2.5秒

価格・出力・加速は、ポルシェ ジャパンのカイエンのページとカイエン エレクトリックのページの表示です。E-Hybridの0-100km/hはスポーツ クロノ パッケージ装着時の値。クーペはどの動力にもあり、SUVより高い価格です。

いま日本で売っているカイエンの最安の価格は、ガソリンが12,660,000円、エレクトリックが13,350,000円、E-Hybridが14,660,000円の順に高くなる(税込・2026年10月時点)

ガソリンのカイエン:V8の余裕と高速の安定が評判

ガソリンのカイエンでは、V8の余裕を挙げる声があります。2024年式のCayenne Sのオーナーは、V8の余裕あるパワーと高速での安定感を気に入った点に挙げ、総合5点を付けていました(2026年10月の投稿)。

赤いカイエン クーペ(エンジン車・2023年発表の現行型)を斜め前から見た写真。大きなグリルと、後ろへなだらかに下がるルーフが分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)

一方で、同じオーナーも不満には車幅と、燃費・維持費を書いています。webCGのカイエンGTSクーペの試乗記(2024年11月)は、2,260kgの車重と強力なパワーを足まわりが「まったく持て余すことがない」と評価していました。このオーナーの満足も、加速より「余裕」に向いています。私はここがガソリンのカイエンを選ぶいちばんの理由だと思う。

E-Hybrid:発進は静か。21インチは一般道で揺れる

E-Hybridの評判は、モーターで静かに走り出すところ。webCGのカイエンEハイブリッドの試乗記(2024年6月)は、モーター主体の発進を「音もなく」と表しています。

ただ同じ試乗記は、オプションの21インチのタイヤで一般道の凹凸が伝わり、スポーツプラスのモードは「ちょっと硬すぎる」とも書いていました。車重は2,500kgで、エンジンだけのモデルより370kg重い数字です。乗り心地を重く見るなら、タイヤのサイズを決める前に試乗で確かめたい。

電気だけで走れる距離は、欧州仕様のWLTPでE-Hybridが69〜76kmです(ポルシェの国際サイト)。ポルシェ ジャパンのモデルページには、この距離の表示がありません(2026年10月時点)。

カイエン エレクトリック:試乗記の評判は「速さ」と「曲がり」

カイエン エレクトリックの評判は、いまのところメディアの試乗記が中心です。carview!のエレクトリックの口コミは1件だけで、その投稿日(2025年8月10日)は日本での予約受注の開始(2025年11月20日)より前でした。ポルシェ ジャパンは、日本での納車を2026年9月2日に始める予定と発表していました(webCG)。

グリーンのカイエン エレクトリックが、海沿いの砂利道を走る写真。低く構えたフロントと、土煙を上げる大きなタイヤが分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)

webCGのカイエン ターボ エレクトリックの試乗記(2026年7月15日)は、見出しで「異様なまでに速い」と評し、巨体が難なく向きを変えると書いています。WEB CARTOPの中谷明彦さんの試乗記(同日)も、2.6トン級の車体の姿勢変化が「驚くほど穏やか」と評価。どちらもポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のコースでの試乗です。

辛口の指摘もあります。webCGの試乗記は、日本仕様の急速充電の受け入れが150kWに抑えられている点を「惜しい」と書きました。webCGの日本発表の記事も、日本仕様の急速充電は出力150kWまでと伝えています。ポルシェ ジャパンのモデルページは充電性能を欧州の充電規格(CCS)の条件で示し、日本仕様では異なる場合があると注記しているので、日本の急速充電器での速さは販売店で確かめておくと安心です。WEB CARTOPは、日本語表示の文字がやや小さいこと、コンフォートモードで通常の車と逆の向きに荷重が移り一瞬違和感があることを挙げていました。一充電走行距離は、Cayenne Electricで最大636km(国土交通省審査値・WLTCモード。ポルシェ ジャパンの表示)です。

ターボは、電気のほうが3,890,000円安い

旧来の「いちばん上のカイエン」は、いまは2つあります。Turbo E-Hybridは739PSで24,900,000円、Turbo Electricはローンチコントロール時1,156PSで21,010,000円。いちばん速い型が、いちばん高い型ではありません。 エンジンの音と給油の手軽さに3,890,000円を払うか。ターボを狙う人の判断は、ここに集まります。

持ち帰り:口コミと試乗記から見るカイエンの型の選び方(2026年10月時点)
・予算を抑えて走りの評判を取りたい:Cayenne(12,660,000円)。走行性能の口コミはどの世代も4点台
・V8の余裕が欲しい:Cayenne S(16,430,000円)。2024年式Sのオーナーが挙げたのは、加速より余裕と高速の安定
・静かに走り出したい・短い距離は電気で:E-Hybrid(14,660,000円)。電気だけで69〜76km(欧州仕様WLTP)
・速さと曲がりを最優先:Turbo Electric(21,010,000円)。Turbo E-Hybridより3,890,000円安い
・乗り心地を重く見る:21インチ以上のタイヤは試乗で確かめる(webCGのE-Hybridの試乗記)

カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目

燃費は、カイエンの口コミでいちばん点の低い項目です。全270件の平均は2.69、改良後の9件では2.50でした。財布で見ると、ガソリンのCayenneのハイオク代は100kmあたり約2,400〜2,600円になります。

シルバーのカイエン クーペを真横から見た写真。後ろへ下がるルーフラインと、赤いブレーキキャリパーの大きなホイールが分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)
カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目の表を図にしたもの(1/5枚目)。列:型と燃費・100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)・同(店頭181.0円/L)、行:Cayenne(WLTP 10.6〜11.7L/100km)
カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目の表を図にしたもの(2/5枚目)。列:型と燃費・100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)・同(店頭181.0円/L)、行:Cayenne S(同 12.0〜12.6L)
カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目の表を図にしたもの(3/5枚目)。列:型と燃費・100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)・同(店頭181.0円/L)、行:Cayenne GTS(同 12.1〜12.7L)
カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目の表を図にしたもの(4/5枚目)。列:型と燃費・100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)・同(店頭181.0円/L)、行:E-Hybrid(webCGの満タン法 9.7km/L)
カイエンの燃費の評価は? 口コミで最も低い項目の表を図にしたもの(5/5枚目)。列:型と燃費・100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)・同(店頭181.0円/L)、行:GTSクーペ(webCGの満タン法 5.9km/L)

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型と燃費100kmあたりのハイオク代(補助なし223.4円/L)同(店頭181.0円/L)
Cayenne(WLTP 10.6〜11.7L/100km)2,368〜2,614円1,919〜2,118円
Cayenne S(同 12.0〜12.6L)2,681〜2,815円2,172〜2,281円
Cayenne GTS(同 12.1〜12.7L)2,703〜2,837円2,190〜2,299円
E-Hybrid(webCGの満タン法 9.7km/L)2,303円1,866円
GTSクーペ(webCGの満タン法 5.9km/L)3,786円3,068円

燃費はポルシェの国際サイトの欧州仕様のWLTP複合燃費で、日本のWLTCとは別の値です。ポルシェ ジャパンのモデルページに燃費の表示はありません(2026年10月時点)。ハイオクの単価は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査の10月13日調査で店頭181.0円/L。この店頭価格には、その週の補助(1Lあたり42.4円)が入っています。補助が無い場合の目安は223.4円。補助の額は週で変わるので、上の表は補助なしと店頭の2つの単価で示しています。

webCGの満タン法の値は、1回の試乗の燃費です。E-Hybridは303.2km(市街地2・高速7・山岳1の割合)、GTSクーペは約284kmを走った値。E-Hybridはプラグインハイブリッドなので、充電して電気で走る割合が変われば、燃費も変わります。

辛口の口コミ:価格・車幅・冬のタイヤ

辛口の声が集まるのは、まず価格とオプション。次に車幅と冬の装備です。走りそのものへの不満は少数派といえる。ディーゼルを待っている人には、ポルシェ全体の答えがもう出ています。

ダークグレーのカイエン(エンジン車・2023年発表の現行型)を正面寄りの斜めから見た写真。横に広い大きなグリルと、幅のある車体が分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)

オプションで数百万円。価格の点は改良後に下がった

価格の点は、全270件で3.51、3代目で3.09、改良後で2.25と、新しい年式ほど低くなります。2024年式のGTSのオーナーは、燃費・価格・インフォテインメント・販売店の対応を不満に挙げつつ総合5点でした(2025年4月の投稿)。走りに満足し、お金には不満。この組み合わせが、いまのカイエンの口コミの典型だと感じる。

車幅は1,980mm級。冬のタイヤは高くつくという声

車幅の不満も、改良後の口コミに続けて出てきます。全幅はエレクトリックが1,980mm、エンジン車が国内のカタログ諸元で1,985mm。都内の狭い道や駐車場で気を使うという声は、2024年式のSのオーナーも書いていました。

2024年式のGTSのオーナーは、装着できるスタッドレスタイヤが無く、純正ウィンタータイヤはホイールごとで126万円と不満を書き、総合3点でした(2025年10月の投稿)。走りと乗り心地は5点で、雪国で使えるかどうかが評価を分けた形でしょう。あくまで1人のオーナーの経験ですが、雪道を走るなら注文の前に、選ぶホイールのサイズで履けるスタッドレスと費用を販売店で確かめておきましょう。

ディーゼルは、ポルシェ全体でやめている

「カイエンのディーゼルが日本に来ないか」と待つ人には、いま答えがあります。ポルシェは2018年2月からディーゼルをラインアップに入れておらず(ポルシェのニュースルーム)、2018年9月23日にディーゼルをやめると発表しました。発表時、2017年の販売に占めるディーゼルは12%でした(Porsche drops diesel)。

いまのカイエンで燃料代を抑える道は、E-Hybridかエレクトリック。ポルシェは2018年の決定以降、ディーゼルを出していません。

カイエンの評価で、ここが好き・ここが惜しい

口コミと試乗記を合わせて読むと、走りの評価はぶれず、不満はお金と大きさに集まる。走りの点は世代をまたいで4点台、価格の点は改良後に2.25。好きなところと惜しいところも、この2つに分かれます。

グレーのカイエン エレクトリックを真横から見た写真。長いホイールベースと、大径ホイールを収めた伸びやかなボディが分かる
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)

推しポイント:走りの点が、世代をまたいでぶれない

いちばん好きなのは、走行性能の点がどの世代でも4点台を保っているところ。全270件で4.42、3代目で4.44です。辛口の点を付けたオーナーでも、走りの不満は少ない。改良後の9件だけを見ると4.00とやや下がりますが、件数が少なく、4点台は保っています。

惜しいポイント:いまの型ほど、価格の点が低い

惜しいのは、価格の点が新しい年式ほど下がること。改良後の9件の平均2.25は、7項目でいちばん低い数字です。標準の価格で止まらず、オプションを足していくとすぐ数百万円になる。見積もりの段階で、ここを読み違えたくない。

正直なところ
燃費を気にする人が、ガソリンのカイエンを選ぶのはやめておきましょう。口コミの燃費の点は2.69で最も低く、欧州仕様のWLTPでもCayenneは100kmあたり10.6〜11.7Lのハイオクを使います。標準の価格だけで予算を決めるのもおすすめしません。改良後のオーナー9件のうち3件が価格に1点を付け、そのうち2件はオプションについて、200万〜300万円は要る、240万円を出したと書いています。エレクトリックを、オーナーの声で判断したい人も注意。2026年10月時点では試乗会の記事が中心で、carview!の口コミは予約受注の開始より前の日付の1件だけです。

「結局、オーナーが後悔しているのはどこなんですか」

走りではなく、見積もりの総額と車幅です。

いまの型の後ろの席の広さや電動の後席はカイエンの後部座席の記事、内装の色と画面はカイエンの内装の記事で比べています。ほかの大型SUVと価格・サイズを比べたX5とカイエンなどの記事も関連記事です。同じポルシェのSUVでマカンを見たい人は、マカンの評価へ。マカンで新車を注文できるのはElectricだけです(2026年10月時点)。

カイエンに乗り換えるなら、いまの車の売値を先に

カイエンの価格は、いちばん安いCayenneでも12,660,000円。口コミの不満がいちばん多いのも、このお金の話です。予算の上限を決めるには、いまの車がいくらで売れるかが先に要ります。

コンクリートの駐車スペースに、白いエンジン車のカイエンとグレーのカイエン エレクトリックが並んで止まっている後ろ姿の写真
画像:ポルシェ ジャパン 公式サイト(切り抜き・加工)

いまの車の売値は、車ごとに違い、見積もりを取るまで分かりません。販売店の下取り額だけで決めず、売値の目安を先に持っておくと、下取りの提示が妥当かを自分で判断できます。

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よくある質問

カイエンの口コミの評価は高い?

高めです。carview!では270件で平均4.3、★4以上が82.6%でした(2026年10月時点)。

カイエンの燃費は悪い?

口コミの項目では最も低い2.69点です。欧州仕様のWLTPで見ると、Cayenneは100kmあたり10.6〜11.7Lのハイオクを使います。

カイエンにディーゼルはある?

ありません。ポルシェは2018年9月23日にディーゼルをやめると発表し、以降の新型にもディーゼルは無い。

カイエン エレクトリックは何km走る?

Cayenne Electricの一充電走行距離は、WLTCモードで最大636kmです。国土交通省審査値としてポルシェ ジャパンが示しています。

カイエンでいちばん速いのはどれ?

Cayenne Turbo Electricで、0-100km/hは2.5秒(ローンチコントロール時)。価格は21,010,000円で、Turbo E-Hybridより安い設定です。

型の移り変わりはカイエンのモデルチェンジの記事も関連しています。同じ大型SUVの口コミを読み比べたい人は、BMW X5の口コミの記事もどうぞ。

まとめ

カイエンの口コミは270件で平均4.3と高く、走行性能はどの世代も4点台です。一方、2023年の改良後の年式9件は平均3.78で、価格が2.25と最も低い。ガソリンは12,660,000円、エレクトリックは13,350,000円からで、燃費の点は2.69です(2026年10月時点)。

走りで迷う必要は、ほぼ無いと思う。決めるべきは、オプションを含めた総額と、車幅1,980mm級を置ける駐車場があるかの2つです。

次の一歩
次にやることは1つ。自宅と職場の駐車場の幅を測り、1,985mmの車幅とドアを開ける余裕が取れるかを確かめてください。収まるなら、ポルシェ ジャパンのコンフィギュレーターで欲しいオプションを入れた総額を出し、標準の価格との差を見ておくと、販売店での見積もりを冷静に読めます。

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