日産リーフの価格と評価|B5 Sは補助金後309万9,000円、物差しは平均3.7

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日産リーフの価格と評価の記事のアイキャッチ。海を見下ろす高台に止めたターコイズのリーフを斜め前から写した公式写真に、記事のタイトルを重ねた(2026年10月時点)
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日産リーフは日産の電気自動車で、2025年10月発表の3代目からクロスオーバーの形です。価格は10グレード・438万9,000円から722万7,000円。

日産の工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度(2026年10月23日時点)。2026年10月中の注文でも、出荷が12月29日以降になると年内には登録できません(運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁で、年内最後の登録日は12月28日(月))。出荷が12月28日までなら、国の補助金129万円の段に入る計算です。B5 Sなら補助金を引いて309万9,000円。

私の結論は、家で充電できるならB5 Sがいちばん割安、というもの。補助金は10グレードとも同じ額なので、上のグレードほど補助の効き目は薄くなります。

諸費用まで入れた総額を知りたいならリーフの乗り出し価格の記事へ。値引きの交渉の順番はリーフの値引きの記事が担当です。

この記事のポイント

  • 物差しは平均3.7(6/7軸)
  • 補助金は登録日で最大129万円差
  • 電気代は1km約3.7円(B5 S)

30秒でわかる日産リーフ(2026年10月時点)

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項目数字
価格帯(税込)4,389,000〜7,227,000円(全国希望小売価格・AUTECHとNISMOを含む10グレード)
補助金を引いた額B5 S 3,099,000円(2026年12月31日までの登録)
一充電走行距離(WLTC)461〜702km(AUTECHとNISMOは主要諸元表に記載なし)
電気代1kmあたり約3.7円(B5 S・31円/kWh)
サイズ全長4,360×全幅1,810mm・最小回転半径5.3m・最低地上高135mm
納期の目処工場出荷の目処1〜2ヶ月程度(2026年10月23日時点・納車日ではない)
CARVELの物差し3.7(7軸のうち6軸・安全評価は未公表)
いまの車の売値先に知るならMOTA車買取で概算査定額

価格と工場出荷の目処は日産の公式サイト、補助金の額は次世代自動車振興センターの2026年10月28日現在の一覧、電費と寸法は日産の主要諸元表(2026年9月版)によります。いずれも2026年10月時点の数字です。

公開日:2026年10月29日 / 最終更新日:2026年10月29日

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目次

日産リーフの評価:CARVELの物差しはB5 Sで平均3.7

いちばん安いB5 Sで測ると、7軸のうち6軸を採点して平均3.7です。電気代の軸が★5でいちばん強く、悪路の軸が★1でいちばん弱い。安全の軸は、自動車アセスメントの評価がまだ公表されていないので付けていません。

日産リーフを斜め前から見た外観。ターコイズのボディに黒いルーフで、細く光る横一文字のランプの下に日産のエンブレムと「LEAF」のプレートが付く
画像:日産自動車 公式サイト
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#軸B5 Sの公式の数字★ひとこと
1補助金後の価格3,099,000円(2026年12月31日までの登録・補助金129万円)★4補助金で350万円の線を割る
2走る費用100kmあたり365.8円(118Wh/km×31円/kWh)★5ここがいちばん強い
31回で走れる距離一充電走行距離521km(WLTC)★4B7 Xなら702km
4取り回し最小回転半径5.3m★4★4の線ちょうど
5悪路・雪道4WDの設定なし(全車2WD)・最低地上高135mm★1SUVとしては割り切り
6公的な安全評価—(未評価)—低評価という意味ではない
7手に入る早さ工場出荷の目処1〜2ヶ月程度の長いほう2ヶ月★41ヶ月以内なら★5
平均3.7(6/7)

基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。軸1は補助金ありの額で付けています。2027年1月1日〜2月1日の登録(補助金77.4万円。受付が続いていれば)なら3,615,000円、補助金なしなら4,389,000円で、どちらも★3。そのとき平均は3.5に下がります。

筆者の検証(2026年10月)|公式の数字で測るリーフの物差し(B5 S)(日産の価格表・主要諸元表・工場出荷の目処・自動車アセスメントの評価車一覧)
B5 Sの公式値を物差し v1.1 の基準に当てると、★4/5/4/4/1/—/4で、採点した軸6/7・平均3.7です。軸1は2026年12月31日までの登録で補助金129万円を引いた3,099,000円。77.4万円の段か補助金なしなら軸1は★3で、平均3.5。電気代の単価は31円/kWh、工場出荷の目処は2026年10月23日時点の値です。

★5の電気代と、★1の悪路 — SUVとして見るときの分かれ目

B5 SのWLTC電費は118Wh/kmで、100kmあたり365.8円。物差しの7軸でいちばん高い★5です。

反対に、悪路の軸は★1。4WDの設定が無く、最低地上高は135mmです。AUTECHとNISMOも135mmで変わりません。見た目はクロスオーバーでも、数字の上では「舗装路の電気自動車」として選ぶ車です。

試乗記では、webCG(2026年6月)が、B5の外観を「BEVとしてごく常識的で、万人受けの方向性」と評しています。GetNavi(2026年5月)は、オプションを重ねると総額がかなり上がる点に触れていました。運転の印象は、CARVELとしては持っていません。

安全の軸を付けていない理由

国土交通省とNASVAの自動車アセスメントの評価車一覧に、3代目のリーフはまだありません(2026年10月時点)。評価が無いので、軸6は「—(未評価)」です。

2代目のリーフの評価結果は、別の車の結果なので当てはめていません。平均は6軸で出しています。7軸すべてを採点できた車と、平均を単純に比べないでください。

平均3.7って高いほう?

電気代と補助金が押し上げてます。悪路の★1は、雪道を走る人には重い減点

リーフのグレードと価格:10グレードと、登録日で変わる4つの額

B5 SからB5 Xは+349,800円、B5 XからB7 Xは+449,900円です。国の補助金は10グレードとも同じ129万円(2026年12月31日までの登録。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、実際に年内で登録できる最後の日は12月28日(月))。どのグレードも、登録が12月か2月2日以降かで手出しが1,290,000円変わります。

日産リーフ NISMOが木立の中の道を走る外観。灰色がかった青のボディで、フロントバンパーの下と側面の下端に赤い線が入る
画像:日産自動車 公式サイト

10グレードの価格と補助金を引いた額(登録日の3段)

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グレード価格(税込)2026年12月31日までの登録2027年1月1日〜2月1日の登録(受付が続いていれば)2027年2月2日以降の登録
B5 S4,389,000円3,099,000円3,615,000円4,389,000円(今の制度の対象外)
B5 X4,738,800円3,448,800円3,964,800円4,738,800円(同)
B7 X5,188,700円3,898,700円4,414,700円5,188,700円(同)
B5 G5,648,500円4,358,500円4,874,500円5,648,500円(同)
B7 G5,999,400円4,709,400円5,225,400円5,999,400円(同)
AUTECH B56,162,200円4,872,200円5,388,200円6,162,200円(同)
AUTECH B76,513,100円5,223,100円5,739,100円6,513,100円(同)
NISMO B56,601,100円5,311,100円5,827,100円6,601,100円(同)
NISMO B76,952,000円5,662,000円6,178,000円6,952,000円(同)
NISMO B7 RECARO製スポーツシート装着車7,227,000円5,937,000円6,453,000円7,227,000円(同)

価格は日産リーフの車種ページとセルフ見積りの全国希望小売価格(税込・2026年10月時点)です。

補助金の額は、次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額(2026年10月28日現在)によります。2027年1月1日〜2月1日の登録の77.4万円も、この一覧の値で、受付が続いている間に申請できた場合の額です。額は登録日で決まり、申請書は2027年2月12日必着、4年の保有義務があります。2月2日以降の登録は今の制度の対象外で、次の制度は発表されていません。

RECARO製スポーツシート装着車は、この一覧に独立した行がありません。日産のリーフの補助金のページは「全グレード一律」の129万円と案内しているので、表もその額で計算しています。購入前に販売店で確かめてください。

額が同じぶん、価格に対する補助の割合はグレードで大きく違います。B5 Sは29.4%、NISMO B7 RECARO製スポーツシート装着車は17.8%。安いグレードほど、補助金の恩恵が大きい計算です。

日産リーフB5 Sの登録日の3段と補助金を引いた額:2026年12月31日までの登録で3,099,000円、2027年1月1日〜2月1日(受付が続いていれば)で3,615,000円、2月2日以降は今の制度の対象外で4,389,000円。補助金は10グレードとも同じ129万円・77.4万円
出典:日産リーフの車種ページ(価格・税込)、次世代自動車振興センター 銘柄ごとの補助金交付額(2026年10月28日現在)、日産 主要諸元表(電費)。電気代は31円/kWh。2月2日以降の登録は今の制度の対象外で、次の制度は未発表。1月1日以降の額は受付が続いていれば

筆者の検証(2026年10月)|リーフ10グレードの価格と、登録日で変わる補助金を引いた額(日産の価格表と次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額)
10グレードの価格から登録日の段ごとの補助金を引くと、B5 Sは12月31日までの登録で3,099,000円、1月1日〜2月1日で3,615,000円、2月2日以降は4,389,000円。RECAROを除く9グレードは、一覧の税抜の額に1.1をかけた額と税込価格が1円単位で一致します。補助金の段1つの差は516,000円で、B5 SからB5 Xへの価格差349,800円より大きい。

B5とB7 — 電池55kWhと78kWh、+449,900円で何が増えるか

B7 Xは、B5 Xより449,900円高いグレードです。電池は55kWhから78kWhになり、一充電走行距離(WLTC)は469kmから702kmへ233km延びます。最高出力も130kW(177PS)から160kW(218PS)に上がる。

電費は、電池の大きいB7のほうが良い。B5 Xの131Wh/kmに対して、B7 Xは130Wh/kmで、電池が大きく重いほうが、WLTCでは1Wh/km良い数字になっています(主要諸元表 2026年9月版)。

私の見立ては単純です。片道100kmを超える遠出が月に何度もあるならB7、そうでなければB5。233kmの差に449,900円を払うかどうかで決めてください。

AUTECHとNISMOの価格

AUTECHはB5が6,162,200円、B7が6,513,100円。NISMOはB5が6,601,100円、B7が6,952,000円、RECARO製スポーツシート装着車が7,227,000円です。補助金は、ここでも129万円(2026年12月31日までの登録)。

ただし、AUTECHとNISMOの主要諸元表(2026年9月版)には、WLTCの電費と一充電走行距離の行がありません。電気代と4つの額の表には入れていないので、気になる人は販売店で数字を聞いてください。

4つの額で見ると、B5 Sの実質は3,281,900円(12月31日までの登録)

スクショ用:リーフの4つの額(2026年10月時点・売る額0円)
・払う額:B5 S 4,389,000円/B5 X 4,738,800円/B7 X 5,188,700円/B5 G 5,648,500円/B7 G 5,999,400円
・戻る額(国の補助金):2026年12月31日までの登録 1,290,000円/2027年1月1日〜2月1日 774,000円(受付が続いていれば)/2月2日以降 今の制度の対象外
・走る額(5年5万km・31円/kWh):B5 S 182,900円/B5 X・B5 G 203,050円/B7 X 201,500円/B7 G 206,150円
・売る額:いまの車の査定額(見積もりを取らないと埋まらない)
・実質 B5 S:3,281,900円(12月31日まで)/3,797,900円(1月1日〜2月1日)/4,571,900円(2月2日以降)
・実質 B5 X:3,651,850円/4,167,850円/4,941,850円
・実質 B7 X:4,100,200円/4,616,200円/5,390,200円
・実質 B5 G:4,561,550円/5,077,550円/5,851,550円
・実質 B7 G:4,915,550円/5,431,550円/6,205,550円

実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。同じグレードでも、登録が12月か2月2日以降かで1,290,000円違います。1月1日以降の額は、受付が終わる前に申請できた場合だけ。諸費用・オプション・値引き・自治体の補助金は入れていません。

売る額の行は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見ると埋まります。AUTECHとNISMOは電費の記載が無いので、走る額を出していません。

筆者の検証(2026年10月)|4つの額で見るリーフの実質(登録日の3段)(日産の価格表・主要諸元表と次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額)
払う額=税込の車両価格、戻る額=国の補助金、走る額=5年5万kmの電気代(WLTC・31円/kWh)、売る額=0円で、B5 Sの実質は3,281,900円・3,797,900円・4,571,900円。B7 Gは4,915,550円・5,431,550円・6,205,550円です(補助金は2026年10月28日現在の一覧の額)。

税金・保険料・登録の費用を入れた乗り出し総額と、残クレの月々の例は、リーフの乗り出し価格の記事に10グレード分そろえています。

4つの額のうち、まだ空いているのは売る額の1行です。いまの車の査定額が分かれば、手出しの額はほぼ決まる。MOTA車買取なら、申し込みの最短3時間後にWebで概算査定額が出ます(MOTAの公式ページ、2026年10月時点)。入札するのは最大20社ですが、電話で連絡してくるのは高額査定の上位3社まで。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。

リーフの電気代:1km約3.7円、同じ費用のガソリン車なら燃費58.2km/L

B5 SのWLTC電費は118Wh/kmです。31円/kWhで計算すると1万kmで36,580円、5年5万kmで182,900円。いちばん電費の悪いB7 Gのプロパイロット2.0装着車でも、5年5万kmで212,350円に収まります。

日産の公式サイトに載るリーフ用の充電ケーブル。コンセント側のプラグと車につなぐコネクターの間に、日産のマークの付いた黒い箱がある
画像:日産自動車 公式サイト

グレード別の電気代

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グレード仕様電費(WLTC)1kWhで走る距離1万kmの電気代5年5万km一充電走行距離
B5 S標準118Wh/km8.47km36,580円182,900円521km
B5 X・B5 G標準131Wh/km7.63km40,610円203,050円469km
B5 X・B5 Gプロパイロット2.0装着車135Wh/km7.41km41,850円209,250円461km
B7 X標準130Wh/km7.69km40,300円201,500円702km
B7 Xプロパイロット2.0装着車133Wh/km7.52km41,230円206,150円687km
B7 G標準133Wh/km7.52km41,230円206,150円685km
B7 Gプロパイロット2.0装着車137Wh/km7.30km42,470円212,350円670km

単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金の目安単価31円/kWh(2022年7月改定)。家で普通充電した場合の目安で、急速充電の料金や電気の契約で変わります。WLTCは試験条件の値なので、気温・速度・エアコンの使い方で実際の電費は変わる(2026年10月時点の主要諸元表)。

筆者の検証(2026年10月)|リーフの電費を円に直した電気代(日産の主要諸元表と電力料金の目安単価・資源エネルギー庁のガソリン価格)
WLTCの交流電力量消費率×31円/kWhで、B5 Sは1kmあたり3.658円、1万km 36,580円、5年5万km 182,900円。B7 Gのプロパイロット2.0装着車は1万km 42,470円・5年5万km 212,350円です。同じ1kmの費用になるガソリン車の燃費は、B5 Sで58.2km/L(補助が無い場合のレギュラー212.9円/L)と46.5km/L(店頭170.1円/L)。AUTECHとNISMOは諸元表にWLTCの記載が無いので計算していません。

同じ1kmの費用になるガソリン車の燃費

B5 Sの1kmあたり3.658円を、ガソリン車の燃費に置き換えてみます。資源エネルギー庁の10月26日の調査では、レギュラーの全国平均は店頭で170.1円/L、国の補助が無い場合は212.9円/Lでした。

補助が無い場合の単価なら、同じ費用で走れるガソリン車の燃費は58.2km/L。店頭の単価でも46.5km/Lです。いちばん電費の悪いB7 Gのプロパイロット2.0装着車でも、50.1km/Lと40.1km/Lになります。

店頭の値は国の補助(10月26日の調査で42.8円/L)が入った値で、補助が無い場合との差は約43円。どちらの単価で見ても、B5 Sの同等燃費は46.5km/L以上になります。

ただし、これは家の電気で充電した場合の話。急速充電が中心になると単価が上がり、この比べ方はそのまま崩れます。

リーフのサイズと走る場所:最小回転半径5.3m、4WDは無く最低地上高135mm

全長は4,360mm(AUTECHは4,385mm、NISMOは4,415mm)、全幅1,810mm、全高1,550mm(プロパイロット2.0装着車は1,565mm)、ホイールベース2,690mmです。最小回転半径は5.3m。駆動は全車2WDで、最低地上高は135mmです。

トンネルの中のカーブを走るターコイズの日産リーフを後ろ上から見た外観。横一文字のリアランプの間にNISSANの文字が並ぶ
画像:日産自動車 公式サイト

街で困るか — 全長4,360mm・5.3m

全長4,360mmは、SUVとしてはコンパクトな部類といえる。最小回転半径5.3mは、物差しの軸4で★4の帯のちょうど上限です。

全幅1,810mmは、幅の制限が1,800mmの機械式駐車場には数字の上で入りません。自宅や職場の駐車場に幅の制限があるなら、全高1,550mmと一緒に先に見ておきたいところ。

SUVとして見るなら — 全車2WD・最低地上高135mm

4WDの設定はありません。最低地上高は135mmで、AUTECHとNISMOも同じです(主要諸元表 2026年9月版)。

雪が積もる道や未舗装の林道、段差の多い駐車場を日常的に走るなら、4WDのある電気SUVを候補に入れたほうがいいと私は考えます。リーフは「クロスオーバーの形をした、街と高速の電気自動車」として見るのが数字に合う。

ほかの電気SUVと比べるなら

同じ日産の電気SUVなら、日産アリアの評価の記事に同じ物差しでまとめています。アリアには4WDの設定があり、工場出荷の目処は4〜5ヶ月程度(2026年10月23日時点)。リーフとは補助金の段の見え方が逆になります。

トヨタの電気SUVはbZ4Xの評価の記事へ。充電の要らない日産のクロスオーバーを見るなら、e-POWERのノート AUTECH CROSSOVERの評価の記事も同じ物差しです。平均を横に並べるときは、採点した軸の数と単価の週を先にそろえて見てください。

クロスオーバーなのに地上高135mm?

形はSUV寄り、数字は乗用車寄り。悪路の★1はそこから来ています

いまリーフを注文すると、補助金はどうなる? 工場出荷の目処1〜2ヶ月から逆算

日産の工場出荷の目処では、リーフは1〜2ヶ月程度です(2026年10月23日時点)。2026年10月29日に注文した場合、出荷の目処は2026年11月29日〜12月29日。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁で、年内に登録できるのは12月28日(月)まで。遅い側の12月29日の出荷は、登録が1月4日以降の77.4万円の段(受付が続いていれば)。

日産リーフの運転席まわり。横に長くつながった2つの画面と、日産のマークの付いたハンドル、黒い布のシートが見える
画像:日産自動車 公式サイト

注文日から逆算した補助金の段

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注文日(仮定)出荷の目処(1ヶ月)出荷の目処(2ヶ月)補助金の段(出荷の日に登録できた場合。77.4万円は受付が続いていれば)
2026年10月29日2026年11月29日2026年12月29日129万円 〜 77.4万円
2026年11月1日2026年12月1日2027年1月1日129万円 〜 77.4万円
2026年11月15日2026年12月15日2027年1月15日129万円 〜 77.4万円
2026年11月30日2026年12月30日2027年1月30日77.4万円
2026年12月1日2027年1月1日2027年2月1日77.4万円
2026年12月15日2027年1月15日2027年2月15日77.4万円 〜 今の制度の対象外
2027年1月5日2027年2月5日2027年3月5日今の制度の対象外

工場出荷の目処は、納車日でも登録日でもありません。登録は出荷の後です。販売店の在庫車や、生産の枠がすでに決まった車はこの計算の外にあるので、販売店で確かめてください。日産の掲示には、一部の仕様・グレードは記載の時期どおりに用意できない場合があるとも書かれています。表は目処どおりに進んだ場合の見込みで、約束ではありません。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、12月29日〜1月3日の出荷は、登録が1月4日(月)以降になるものとして段を当てています。

もう1つの不確かさが、受付の締め切りです。国の補助金の受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みと案内されていて、12月中に登録できても、受付が先に終わると申請できない場合があります。

注文日から工場出荷の目処と補助金の段:2026年10月29日の注文は11月29日〜12月29日で129万円〜77.4万円(運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁で、年内の登録は12月28日まで)、11月15日は12月15日〜1月15日で129万円〜77.4万円、12月1日は1月1日〜2月1日で77.4万円、2027年1月5日は2月5日〜3月5日で今の制度の対象外の見込み。77.4万円の段は受付が続いていれば
出典:日産 工場出荷の目処(リーフ1〜2ヶ月程度・2026年10月23日時点)、次世代自動車振興センター。出荷の日に登録できた場合の見込みで、在庫車は別。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁(年内の登録は12月28日まで)。受付は12月上旬〜下旬に終わる見込み。※77.4万円は受付が続いていれば

筆者の検証(2026年10月)|注文した日と工場出荷の目処から見た補助金の段(日産の工場出荷の目処と補助金の登録期限からの計算)
仮の注文日に1ヶ月と2ヶ月を足し、出荷の日に登録できたと仮定して段を当てると、2026年10月29日の注文は出荷の目処が2026年11月29日〜12月29日で、早い側は129万円の段、遅い側は12月29日が閉庁にかかり、登録が1月4日以降になって77.4万円の段の見込み。11月1日〜15日の注文は早い側が129万円、遅い側が77.4万円の段に分かれ、11月30日の注文は両側とも77.4万円、12月15日の注文は遅い側で今の制度の対象外になります。目処は2026年10月23日時点の値で、運輸支局の閉庁(12月29日〜1月3日)を入れ、受付が続いている前提の計算です。

補助金の3段と、申請の決まり

いまの国の補助金(CEV補助金・令和7年度補正)は、登録日で3段に分かれます。リーフはAUTECHとNISMOを含めて、どの段もグレードによる差がありません。

  1. 2026年12月31日までの登録:129万円
  2. 2027年1月1日〜2月1日の登録:77.4万円。次世代自動車振興センターの一覧(2026年10月28日現在)の額で、受付が続いていれば
  3. 2027年2月2日以降の登録:今の制度の対象外。次の制度は発表されていません

額は契約日ではなく、登録日で決まります。制度の区切りは2026年12月31日ですが、運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)。申請書は2027年2月12日必着で、処分制限期間(保有義務)は4年です。受付は予算に達すると早めに終わり、その時期は2026年12月上旬〜下旬の見込み(2026年10月時点)。登録日が2027年1月1日以降でも、受付終了前でなければ申請できません。

東京都など、自治体の補助は国とは別。都の例と条件の内訳は、リーフの乗り出し価格の記事で扱っています。

販売店で最初に聞く3つ

  1. 在庫車か、生産の枠がすでに決まった車はあるか
  2. その車の登録予定日は、何月何日か
  3. その日付だと、補助金は3段のどれになるか

値引きの話は、この3つの答えが出てからで足ります。交渉の順番と、出回っている値引きの数字の出どころはリーフの値引きの記事へ。ちなみに、日産の2026年度下期の乗換えキャッシュバックの対象車種に、リーフは入っていません(2026年10月時点のキャンペーンページ)。

登録日が決まれば、残る調整はいまの車の売値です。下取りの額を聞く前に、Webの査定額を1つ手元に置いておく。見積書の下取り欄が高いか安いかを、その場で判断できます。

リーフの本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件

試乗の感想は持っていないので、本音は数字で言える範囲にとどめます。

トンネルの中を走るターコイズの日産リーフを前から見た外観。細く光る横一文字のランプと「LEAF」のプレートが付く
画像:日産自動車 公式サイト

推しポイント:★5の電気代と、309万9,000円のB5 S

推しの1つ目は電気代です。B5 Sで1kmあたり約3.7円、物差しの軸2は★5。同じ費用で走れるガソリン車の燃費に直すと58.2km/L(補助が無い場合の単価)で、家で充電できる人には、ここがいちばん効いてきます。

2つ目は、補助金が全グレード同じことです。いちばん安いB5 Sは、12月31日までの登録なら3,099,000円。価格に対する補助の割合は29.4%で、10グレードで最も大きい。私が選ぶなら、B5 S。

惜しいポイント:4WDが無く、地上高135mm。安全評価もまだ

4WDの設定が無く、最低地上高は135mm。物差しの軸5は★1です。正直、クロスオーバーの形に雪道の安心を期待する人には、ここがいちばん惜しい。

もう1つは、自動車アセスメントの評価がまだ無いこと(2026年10月時点)。評価の星で車を選ぶ人は、公表を待つことになります。

補助金の段に間に合わない時期になったら、中古車や登録済み未使用車(新古車)を探す道もあります。ズバット車販売の公式ページによると(2026年10月時点)、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージが非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。国のCEV補助金は、中古車・登録済み未使用車には出ません(次世代自動車振興センターの応募要領)。

リーフはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

リーフはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
・①家で充電できない:1km約3.7円は、家の電気を31円/kWhとした計算です。急速充電が中心になると、電気代の★5もガソリン車の58.2km/Lとの比べも成り立ちません
・②雪道や未舗装の道を日常的に走る:全車2WDで、最低地上高は135mm。4WDの電気SUVを選んだほうが、使う場所に合います
・③4年以内に手放す予定がある:国の補助金には4年の保有義務があります。短い期間で乗り換える前提なら、補助金を引いた3,099,000円で計算するのをやめてください

数字の注意も2つ。安全の軸は自動車アセスメントの評価が無いので「未評価」で、AUTECHとNISMOは主要諸元表にWLTCの電費と一充電走行距離の記載がありません。

②は車の出来じゃなく、使う場所の問題。そこが合えば、この価格帯で計算の立つEVです

日産リーフのよくある質問

リーフの補助金はいつまで受けられますか?

いまの制度で補助の対象になるのは、2027年2月1日までの登録です。額は2026年12月31日までの登録で129万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で77.4万円(次世代自動車振興センターの銘柄ごとの一覧)。申請書は2月12日必着で、受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みのため、登録日が1月以降なら受付終了前でなければ申請できません。

リーフの納期は何ヶ月ですか?

日産の工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度です(2026年10月23日時点)。工場から出る時期の目処で、納車日ではありません。実際の登録予定日は、在庫車の有無とあわせて販売店で聞くのが確実です。

リーフは東京都だと安くなりますか?

国の補助金とは別に、東京都の補助を上乗せできる仕組みがあります。日産のリーフの補助金のページでは、東京都の例として90万円が示されています(2026年10月時点)。額は給電機能の有無などで変わるので、内訳はリーフの乗り出し価格の記事で確かめてください。

リーフのB5とB7はどっちがいいですか?

遠出が多いならB7、街乗り中心ならB5が向きます。一充電走行距離(WLTC)はB5が461〜521km、B7が670〜702kmで、B5 XからB7 Xへの価格差は449,900円です。

リーフに4WDはありますか?

ありません。2026年10月時点で全グレードが2WDで、最低地上高は135mmです。

まとめ:リーフはB5 Sで物差し3.7、決め手は家の充電と登録日

リーフは、家で充電するなら電気代がいちばんの強みで、補助金が全グレード同じぶん安いグレードほど得をする車です。弱点は悪路の★1と、まだ無い安全評価。

  • 2026年10月時点の価格はB5 Sの4,389,000円から。12月28日までに登録できれば補助金129万円を引いて3,099,000円(運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁)
  • CARVELの物差しはB5 Sで3.7(6/7)。電気代★5・悪路★1、安全評価は未公表
  • 工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度。10月中の注文は、出荷が12月28日までなら129万円の段の見込みで、11月の注文から77.4万円の段が混ざり始める(運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁・在庫車は別・受付の締め切りに注意)

次の一歩
今日やることは1つ。近くの日産の販売店に電話して、「リーフの在庫車か、生産枠の決まった車はありますか。登録予定日は何月何日ですか」と聞いてください。答えが12月28日までなら129万円の段(運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁)。1月4日以降で2月1日までなら77.4万円ですが、受付が終わる前に申請できた場合だけです。それより後なら、補助金を引かない額で予算が組めるかを先に見てください。

登録日の答えが出たら、残る空欄はいまの車の売値です。下取りと買取のどちらに出すかは下取りと買取の違い、買取の一括査定の選び方は一括査定サービスの比較で比べられます。

CARVELの物差し v1.1 の★の境目

スクロールできます
軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用(100km)500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 最低地上高4WD・210mm以上4WD・180mm以上4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
6 公的な安全評価JNCAP ★5★4★3★2★1
7 工場出荷の目処1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

確かめメモ
確かめたこと:車種ページとセルフ見積りの全国希望小売価格・主要諸元表の電費と一充電走行距離と寸法・補助金の銘柄ごとの一覧の3段の額・日産の補助金のページの「全グレード一律」・工場出荷の目処のリーフの行と時点・自動車アセスメントの評価車一覧・電力料金の目安単価・資源エネルギー庁のガソリン価格
出典:日産自動車、次世代自動車振興センター、経済産業省、NASVA、全国家庭電気製品公正取引協議会、資源エネルギー庁
時点:2026年10月。走りの感想・実際の電費・冬の航続距離・販売店ごとの在庫と登録予定日は分かりません。

参考URL一覧

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