タフトの評価|143万5500円から、物差しは4.3。ターボの燃料代差は5年で2,335円

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ダイハツ タフトの評価の記事のアイキャッチ。公式のイラスト調の背景にオレンジ色のタフトが走る絵に、「タフトの評価|物差しは4.3、ターボの差は5年2,335円」というタイトルを載せた
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タフトは、ダイハツの軽のクロスオーバーで、全車にガラスルーフを備え、2026年7月15日に一部改良と特別仕様車の追加を受けました。

価格は8グレード×2WD/4WDの16通りで143万5500円〜193万0500円(税込・2026年10月時点)。CARVELの物差しはX 2WDで平均4.3(採点した軸6/7)で、点を落としたのは補助なしの単価で見た燃料代と、公式の納期の目処が無いことです。

ターボで迷っている人に先に言っておきます。NAとターボの燃料代の差は、2WDで5年乗って2,335円しかありません。差がつくのは値札のほうで、GからGターボで82,500円、XからXターボで93,500円。タフトのターボは「燃費で損するか」ではなく「この値札の差を力に払うか」で決める車です。

この記事のポイント

  • 価格は143万5500円から
  • 物差しは平均4.3(6/7)
  • ターボの燃料代差は5年2,335円
  • ACCが付くのはG系だけ
  • 4WDはフルタイムで切り替えなし

30秒でわかるタフト(2026年10月時点)

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項目数字
価格(税込)X 2WD 1,435,500円〜Gターボ“アクティブモード” 4WD 1,930,500円の16通り
グレードX・Xターボ・G・Gターボと、特別仕様車 G/Gターボの“ラギッドベンチャー”“アクティブモード”(それぞれ2WD/4WD)
乗り出し(11月登録)X 2WDで1,470,730円から(公式見積りの合計。販売会社の手続き代行費用・リサイクル料金は別)
実質いくら・5年5万kmX 2WDで1,932,930円から(売る額0円の4つの額)
燃費(WLTC)NA 2WD 21.4km/L・NA 4WD 20.6km/L・ターボ 2WD 21.3km/L・ターボ 4WD 20.7km/L。レギュラー
サイズ3,395×1,475×1,630mm・最小回転半径4.8m・最低地上高190mm・4人乗り
安全評価JNCAP 自動車安全性能2020で★4。試験車は改良前のタフト G
納期の目処ダイハツは工場出荷の目処を公表していない
CARVELの物差し平均4.3・採点した軸6/7・X 2WDで採点
いまの車の売値先に知るならMOTA車買取で概算査定額

価格・燃費は2026年10月時点のダイハツのタフトのグレード・価格のページ、寸法と駆動方式は主要諸元表の値です。

公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年10月31日

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目次

タフトの評価は?物差しは4.3、点を落としたのは燃料代と納期の見通し

X 2WDを7つの軸に当てると、平均は4.3で採点した軸は6/7。★5が価格・満タンで走れる距離・取り回しの3つ、★4が悪路と安全評価、燃料代は★3でした。納期はダイハツが目処を出していないので採点の外です。

オリーブグリーンのタフトを斜め前から写したスタジオ撮影の公式写真。黒いバンパーとフェンダー、TAFTの文字が入ったグリルが見える
画像:ダイハツ 公式サイト

7軸の採点:X 2WDで★5・★3・★5・★5・★4・★4・—

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#軸使った公式の数字・X 2WD★ひとこと
1補助金後の価格1,435,500円・CEV補助金の対象外★5入口が低い
2走る費用100kmあたり994.9円。21.4km/L×補助なしレギュラー212.9円/L★3店頭の単価なら★4
31回で走れる距離30L×21.4km/L=642.0km(計算値)★530Lのタンクが効く
4取り回し最小回転半径4.8m★5軽らしい小回り
5悪路・雪道4WDの設定あり・最低地上高190mm(全グレード共通)★4★5まであと20mm
6公的な安全評価JNCAP 自動車安全性能2020 ★4。試験車は改良前のタフト G★4改良前の試験
7手に入る早さダイハツの工場出荷の目処は公表されていない—公式値なし
平均4.3・6/7
タフトX 2WDの7軸の採点:価格・満タンで走れる距離・取り回しが★5、悪路・雪道と公的な安全評価が★4、走る費用が★3、手に入る早さは公式の目処が無く採点なしで、平均は4.3(6/7)
出典:ダイハツ公式の税込価格・WLTC燃費・燃料タンク容量・最小回転半径・最低地上高とNASVAの評価から、CARVELの物差し v1.1 で採点

★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1)。最低地上高は2WDも4WDも190mmなので、どの駆動を選んでも軸5は同じ★4になります。

筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 でX 2WDを採点(公式の価格表と諸元表からの計算)
ダイハツ公式の税込価格・WLTC燃費・燃料タンク容量・最小回転半径・最低地上高と、NASVAの評価を、物差し v1.1 の境目に当てはめた★です。燃料単価は2026年10月26日調査の補助なしのレギュラー212.9円/L。いちばん高いGターボ“アクティブモード” 4WDで出しても、燃料代が100kmあたり1,028.5円、満タンの計算値が621kmで★は変わらず、平均は同じ4.3でした。

燃料代の★3は、補助なしの単価で出した値

212.9円/Lは、資源エネルギー庁の石油製品価格調査のレギュラー全国平均170.1円/L(2026年10月26日調査・10月28日公表)に、その週の国の支給42.8円/Lを足した、補助が無いときの単価です。数字の出どころは燃料油価格定額引下げ措置のガソリン価格の推移にまとまっています。

給油所で実際に払うのは補助の入った170.1円/Lのほうで、こちらで計算すると100kmあたり794.9円。軸2は★4に上がります。補助が続くあいだの燃料代は★4の水準で、★3は補助が終わったときの姿です。なお資源エネルギー庁が示す10月29日〜11月4日の支給単価は52.4円/Lですが、この記事の燃料代はすべて補助なしの単価で出しています。

安全評価は自動車安全性能2020の★4。試験車は改良前のタフト G

NASVAの自動車アセスメントでは、タフトは自動車安全性能2020で★4(161.68/190点・85%)で、試験車は2026年7月の一部改良より前のタフト G(6BA-LA900S)です。内訳は予防安全が95%、衝突安全が83%でした。

つまり、改良で加わった対横断自転車や交差点での右左折時の検知は、この★4の外にあります。改良後の車での評価は、2026年10月時点で出ていません。

★4って、いま売っている車の点数じゃないんだ?

2020年に試験した、2026年7月の改良より前のGの点です。新しい検知機能は点の外です

オーナーの評価は総合4.6、いちばん低いのは積載性の3.3

カービューに集まったオーナーのレビュー(2026年10月時点で500件超)は、総合が4.6。項目別でいちばん低いのは積載性の3.3でした。これは個人の評価の集まりで、公式の数字ではありません。

それでも「荷物が積めない」と感じる人が一定数いるのは、4人乗り・全長3,395mmの軽で、室内長が2,050mmという寸法を見れば、荷室の広さに不満が出るのは分かります。荷室を重く見る人は、下の「やめておけ」の条件に先に目を通してください。

2026年7月の一部改良で何が変わった?サイズと4WDの仕組みも

ダイハツの2026年7月15日の発表によると、改良の柱は予防安全の検知の追加とメーターの変更、そして特別仕様車2種の設定です。旧クロムベンチャー系は、いまのグレード一覧にありません。

ベージュのタフトを斜め後ろから写したスタジオ撮影の公式写真。リアのTAFTの文字と、縦長のテールランプが見える
画像:ダイハツ 公式サイト

スマートアシストに3つの検知が加わった

全グレード共通で、スマートアシストに対横断自転車の検知、交差点右折時の対向車線の車両、右左折時に対向方向から来る横断歩行者の検知が加わりました。対歩行者の最高速度条件も60km/h→80km/hに広がっています。

ACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)も、先行車の検知距離と精度、作動時のふらつきが改善されたとダイハツは説明しています。ただしACCとLKCはG系の装備で、X・Xターボには付きません(主要装備一覧表)。ここは次の章で詳しく見ます。

特別仕様車は2種類。どちらもG・Gターボがベース

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特別仕様車主な特別装備2WDの価格
G“ラギッドベンチャー”フード・バックドアのガーニッシュ(スモークメッキ×ブラック)、シルバーのアンダーガーニッシュ、ガンメタリックの15インチアルミ、ガンメタリックの内装加飾1,705,000円
Gターボ“ラギッドベンチャー”同上1,787,500円
G“アクティブモード”ブラックのガーニッシュ類、ブラック塗装の15インチアルミ、ガンメタリックの内装加飾1,721,500円
Gターボ“アクティブモード”同上1,804,000円

ラゲージアンダーボックスは今回の改良で加わった装備で、主要装備一覧表を見ると標準の4グレードにも付く。アクティブモードに販売店オプションの「アクティブモードプラン」(サイドロアデカール・オレンジのフォグランプガーニッシュなど)を足した姿を、ダイハツは「アクティブモードスタイル」と呼んでいます。新色はスパークオレンジです。

改良後のサイズ:全長3,395mm、4.8m、地上高190mm

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項目数字(2026年10月時点の主要諸元)
全長×全幅×全高3,395×1,475×1,630mm
室内長×室内幅×室内高2,050×1,305×1,270mm
ホイールベース2,460mm
最小回転半径4.8m
最低地上高190mm(全グレード・2WD/4WDとも)
乗車定員4人
燃料タンク30L・レギュラー
満タンで走れる距離(計算値)NA 2WD 642.0km〜NA 4WD 618.0km
エンジンKF型658cc。NA 52PS・60N·m/ターボ 64PS・100N·m。CVT

ガラスルーフのスカイフィールトップは全車に標準で、スーパーUV&IRカット機能とシェードが付きます(主要装備一覧表)。上のグレードを選ばないと付かない、という装備ではありません。

4WDはフルタイム。切り替えるスイッチは無い

「4WDの切り替え方」を探す人は多いのですが、タフトの4WDは諸元表で「フルタイム4WD」。2WDと4WDを手で切り替える仕組みではありません。後ろのサスペンションは2WDがトーションビーム、4WDが3リンクです。

4WDはどのグレードも2WDより126,500円高く、NAの5年5万kmの燃料代は19,318円増えます。

タフトの価格は143万5500円から。4つの額で並べると

タフトはCEV補助金の対象外なので、4つの額の「戻る額」は0円。X 2WDを5年5万km乗ると、燃料代を足した実質は売る額0円で1,932,930円です。

オレンジ色のタフトを斜め前から写したスタジオ撮影の公式写真。四角いフロントグリルにTAFTの文字が入る
画像:ダイハツ 公式サイト

16通りの価格表(税込・2026年10月時点)

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グレードエンジン2WD4WD
XNA1,435,500円1,562,000円
Xターボターボ1,529,000円1,655,500円
GNA1,622,500円1,749,000円
Gターボターボ1,705,000円1,831,500円
G“ラギッドベンチャー”NA1,705,000円1,831,500円
G“アクティブモード”NA1,721,500円1,848,000円
Gターボ“ラギッドベンチャー”ターボ1,787,500円1,914,000円
Gターボ“アクティブモード”ターボ1,804,000円1,930,500円

シャイニングホワイトパールなどの有料色は22,000円高。価格には保険料・税金・リサイクル料金・登録に伴う費用は含まれません。

新車の値札が予算に届かないときは、改良前のタフトを中古で探す道もあります。ズバット車販売は、メーカー・車種・予算などを入力すると、提携先の中古車販売店ネクステージが非公開車両を含む在庫から探してくれる仕組みで、連絡は基本的に電話で来ます(2026年10月時点の公式ページ)。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用はネクステージとの契約で別にかかり、遠くの在庫を取り寄せるときは陸送費も別にかかり、新車の販売は公式に書かれていません。

\ 希望条件に合う中古車を相談 /

車両代金・諸費用などは別途必要です

4つの額:払う・戻る・走る・売る(X 2WD・5年5万km)

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額X 2WDの中身金額
払う額税込の車両価格1,435,500円
戻る額CEV補助金の対象外0円
走る額5万km÷21.4km/L×212.9円/L+497,430円
売る額いまの車の売値(読者ごとに違う)0円で計算
実質払う額−戻る額+走る額−売る額1,932,930円

燃料代を月に直すと8,290円。GもNAの2WDなので、走る額は同じ497,430円になります。

筆者の検証(2026年10月)|16通りの4つの額(公式の価格表と諸元表からの計算)
公式の税込価格・WLTC燃費と、2026年10月26日調査の補助なしのレギュラー212.9円/Lから出した16通りの額です。いちばん高いGターボ“アクティブモード” 4WDは2,444,751円。5年5万kmの燃料代はNA 2WD 497,430円・NA 4WD 516,748円・ターボ 2WD 499,765円・ターボ 4WD 514,251円で、売る額は0円、オプションと諸費用は入っていません。

売る額の行は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見ると埋まります。

戻る額が0円のタフトで、実質を手元で動かせるのはこの行だけです。2026年10月時点のMOTAの公式ページでは、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)です。申し込んだ後は、上位3社から電話で連絡が来ます。

\ 買い替え予算は、今の車の査定から /

残債・費用を引いた手取りで比較

乗り出しは11月登録で147万0730円から

重量税と自賠責を足した総額は、11月登録・オプションなしのX 2WDで1,470,730円から(ダイハツの公式見積りの合計で、販売会社の手続き代行費用・リサイクル料金は別)。16通りの総額と残クレの月々は、タフトの乗り出し価格の記事にまとめています。

Gで十分?Xとの187,000円の中身

X 2WDとG 2WDの値札の差は187,000円。どちらもNAで燃費は同じなので、この差はまるごと装備の値段です。決め手は、全車速追従のACCとシートヒーターが要るかどうか。ここに尽きます。

タフトの運転席まわりを正面から写した公式写真。ステアリング、中央のディスプレイ、シフトレバーが見える
画像:ダイハツ 公式サイト

Gにあって、Xに無いもの

主要装備一覧表で2つの列を見比べると、差は運転支援・灯火・内装にまたがります。Gに付いて、Xに付かない主なものは次のとおりです。

  • 運転支援:全車速追従機能付ACC、LKC(レーンキープコントロール)、ADB(アダプティブドライビングビーム。XはAHB)
  • 見える所:15インチアルミホイール(Xは15インチスチール・ブラック塗装)、ルーフレール、LEDフォグランプ、LEDドアミラーターンランプ、オートレベリングのLEDヘッドランプ(Xはマニュアルレベリング)
  • 触れる所:運転席/助手席シートヒーター、本革巻ステアリングとシフト(Xはウレタン)、フロントセンターアームレスト、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)
  • メーター:7インチTFTのアクティブマルチインフォメーションメーターとデジタルスピードメーター(Xはマルチインフォメーションディスプレイ)

標識認識機能はGに標準で、Xではメーカーオプションのディスプレイオーディオのパックを選ぶと付く設定です。衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制など、ぶつからないための基本の装備はXにもそろっています。

燃費も5年の燃料代も同じ。差は装備だけ

XもGも、2WDならWLTC 21.4km/L。5年5万kmの燃料代はどちらも497,430円で、新車時の重量税も9,900円で同じです。2030年度燃費基準の達成は2WDが75%、4WDが70%で、どのグレードもエコカー減税の対象外。維持のお金で差は開かないので、187,000円を装備に払う価値があるかだけを考えればいい。

払う+走るで並べても、X 2WDの1,932,930円に対してG 2WDは2,119,930円。差は187,000円のまま動きません。

高速と雪の多い人はG、街乗り中心ならX

高速道路を月に何度も走るならACCとLKCの付くG、冬の朝が冷え込む地域ならシートヒーターの付くGが合います。逆に、街の中の買い物と送り迎えが中心なら、ぶつからないための装備はXにもあるので、Xの1,435,500円で足りるでしょう。

冬にスタッドレスを別のホイールで履くなら、アルミとスチールの差も気になりにくいはず。何に187,000円を払うのかを、自分の走る道で数えてみてください。

ターボは要る?燃料代の差は5年で2,335円、値札の差は82,500円から

タフトのNAとターボは、燃費がほぼ同じです。5年5万kmの燃料代の差は2WDでターボが2,335円多いだけで、4WDではむしろターボが2,497円少ない。差がつくのは値札で、GからGターボは82,500円、XからXターボは93,500円です。

ダークグリーンのタフトを斜め前から写したスタジオ撮影の公式写真。黒いバンパーとTAFTの文字が見える
画像:ダイハツ 公式サイト

NAとターボを同じ表で比べる

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比べる項目NAターボ差
値札(X→Xターボ・2WD)1,435,500円1,529,000円+93,500円
値札(G→Gターボ・2WD)1,622,500円1,705,000円+82,500円
WLTC(2WD)21.4km/L21.3km/L−0.1km/L
WLTC(4WD)20.6km/L20.7km/L+0.1km/L
5年5万kmの燃料代(2WD)497,430円499,765円+2,335円
5年5万kmの燃料代(4WD)516,748円514,251円−2,497円
最高出力52PS64PS+12PS
最大トルク60N·m100N·m+40N·m
タフトG 2WDのNAとGターボ 2WDの比較:値札はターボが82,500円高く、WLTC燃費は21.4km/Lと21.3km/Lでほぼ同じ、5年5万kmの燃料代の差は2,335円、最大トルクは60N·mから100N·mに上がる
出典:ダイハツ公式の価格表・諸元表・WLTC燃費。燃料代は補助なしのレギュラー212.9円/Lで計算(2026年10月時点)

燃料代は4つの額と同じ計算で、単価は補助なしのレギュラー212.9円/L、燃費は公式のWLTCの値です。実際の燃費は走り方で変わります。

払う+走るで見ると、G 2WDが2,119,930円、Gターボ 2WDが2,204,765円で、差は84,835円。ほぼ値札の差そのものです。「ターボは燃費が悪いから要らない」という話は、タフトでは数字が支えていません。

GターボとG“ラギッドベンチャー”は同じ1,705,000円

2WDで1,705,000円(4WDなら1,831,500円)を出すと、選べるのは2台あります。ターボのGターボか、NAに専用の加飾が付いたG“ラギッドベンチャー”か。

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1,705,000円(2WD)の2台GターボG“ラギッドベンチャー”
エンジンターボ 64PS・100N·mNA 52PS・60N·m
5年5万kmの燃料代499,765円497,430円
アルミホイール15インチ・シルバー塗装15インチ・ガンメタリック塗装
専用の加飾なしフード・バックドアのガーニッシュ、アンダーガーニッシュ、ガンメタリックの内装加飾

値札は同点で、燃料代の差も2,335円。この2台は、力を取るか見た目を取るかの二択。どちらを選んでも後で「高い方を選べばよかった」とはならない並びで、私はこの同額の設定がタフトでいちばんおもしろい所だと思っています。

ターボを選ぶ人、NAで足りる人

ターボの最大トルクは100N·mで、NAは60N·m。高速道路の合流や長い上り坂を月に何度も走る人、4人で乗る機会が多い人は、82,500円を払ってターボにする理由があります。

街乗りが中心で、坂の少ない地域ならNAで足ります。浮いた82,500円を、Gへの格上げやナビに回すほうが使い道は広いかもしれません。

ターボって燃料代で元が取れないんでしょ?

5年の燃料代の差は2,335円。8万円台を坂と高速の余裕に払えるかで決めていい

持ち帰り:ターボで迷ったら見る4行(2026年10月時点・2WD)
・値札の差:G→Gターボ 82,500円、X→Xターボ 93,500円
・5年5万kmの燃料代の差:ターボが2,335円多い(4WDならターボが2,497円少ない)
・力の差:トルク60N·m→100N·m
・同じ1,705,000円で選べるのは、GターボかG“ラギッドベンチャー”

燃料代の行は判断にほぼ効かないので、見るのは値札とトルクの2行だけ。坂と高速の多さに8万円台を払うかで決まります。

ターボの8万円台や4WDの126,500円を、いまの車の売値でどこまで埋められるか。販売店で下取りの額を言われる前に、手放す車の相場を持っておけば、その額を自分の物差しで測れます。

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本音:タフトの推し・惜しい・やめておけ

公式の数字で見える強みは「4.8mの小回りと190mmの地上高」「Gに付く運転支援」「ターボの燃料代の軽さ」。弱みは、安全評価の古さとXの装備、納期の見通しです。

タフトの前席と後席を運転席側から写した公式写真。迷彩調の柄のシートが並び、窓の外に海が見える
画像:ダイハツ 公式サイト

推し:4.8mと190mm、それにターボの燃料代

いちばんの推しは、最小回転半径4.8mと最低地上高190mmが、2WDのXから全グレードでそろっていること。軽の小回りのまま、地上高を上のグレードで買い足さなくていい。私がタフトでいちばん買っている点です。

もう1つは、ターボを選んでも燃料代がほとんど増えないこと。4WDならターボのほうが燃費が良いくらいで、NAとターボを燃費で悩まなくていい。軽のターボでこの並びは、選ぶ側にはありがたい。

惜しい:安全評価は改良前、XにはACCもシートヒーターも無い

正直に言うと、惜しいのはJNCAPの★4が、2020年に試験した2026年7月の改良より前のタフト Gの点だということ。改良で増えた検知機能が点に入っていないので、安全評価を重く見る人には材料が足りません。

もう1つはXの装備です。全車速追従のACCもシートヒーターも、2026年10月時点のタフトではG系にしか付きません。いちばん安いXを選ぶと、高速の多い人には物足りなくなる。公式の納期の目処が出ていないのも、登録の月を決めたい人には惜しい点です。

やめておけ:この3つに当てはまるなら

正直なところ:タフトが合わない3つの条件(2026年10月時点)
・5人で乗る:乗車定員は4人。割り切りではなく、そもそも合わない
・後席と荷室を最優先にする:全長3,395mmの軽で室内長は2,050mm。オーナーのレビューでも積載性は3.3と項目別でいちばん低い
・総額170万円以内でGの4WDを考えている:11月登録・オプションなしの公式見積りの合計で、G 4WDは1,784,230円(手続き代行費用・リサイクル料金は別)。170万円に収まるのはX・Xターボの2WD/4WDとG 2WD(1,657,730円)まで

当てはまるなら、別の車の見積もりも1枚取っておく。

5人乗りが要るなら、軽の枠を出て普通車の小さなSUVを見るのが早道です。たとえばトヨタ ライズの評価にも、同じ物差しの表を置いています。総額の内訳は乗り出し価格の記事へ。

タフトの買い方:納期・値引き・リコール・いまの車(2026年10月時点)

公式の納期の目処は無いので、注文の前に販売店で聞くのが先です。値引きは申告の中央値で車両本体5万円・付属品5万円。リコールの3件は、いずれも2023年10月4日以前に作られた車が対象です。

ダークブルーのタフトを斜め後ろから写したスタジオ撮影の公式写真。リアのTAFTの文字とテールランプが見える
画像:ダイハツ 公式サイト

納期は公表されていない。報道は「7月下旬時点で9月上旬頃」

ダイハツの商品サイトにも発表にも、工場出荷の目処は載っていないんです。くるまのニュースの報道(2026年8月17日)は、首都圏の販売店への取材として「7月下旬時点で注文すると9月上旬の納車予定」と伝えていますが、これは販売店の見立てで、いまの納期を示すものではありません。

グレード・駆動・色・オプションを決めてから、販売店に工場出荷の見込みを聞くのが確実です。

値引きの目安は車両5万円・付属品5万円。相見積もりはハスラーと

価格.comの値引きの申告(46件・2020年6月〜2025年5月の購入)では、中央値が車両本体5万円・付属品5万円。2026年7月の改良後の申告は、2026年10月時点でまだありません。申告の中身と値引き後の総額はタフトの値引きの記事にあります。

相見積もりの相手には、スズキのハスラーが組みやすいです。月刊自家用車WEB(2026年10月8日公開)はハスラーの値引きの項で「タフトとの競合を伝えると上乗せが取れる確率が高い」と書いていて、ハスラーを買う側から見ても、タフトは比べる相手に挙がっている。ハスラーの値札や地上高はハスラーの評価に同じ物差しで並べています。

認証とリコール:いま買う新車は、どの対象にも入らない

ダイハツの認証の問題を受けた国交省の基準適合性の検証で、検証結果一覧(令和6年6月25日時点)のタフト(5BA-LA900S・5BA-LA910S)は「○」、公表日は2024年3月29日です。これを受けて、タフトの出荷停止の指示は解除されました。

リコールは次の3件で、3件とも2023年10月4日以前に作られた車が対象です。

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届出日・届出番号内容タフトの対象の製作期間
2023年1月19日・届出番号5266電動パーキングブレーキを制御するコンピュータのプログラム2020年5月29日〜2022年2月28日
2023年2月2日・届出番号5270エアバッグコンピュータのコンデンサの製造工程2022年11月4日〜2022年12月20日
2024年9月20日・届出番号5540前部座席の取付けボルトの締付け2020年5月29日〜2023年10月4日

3件目の中身はダイハツのリコールのお知らせ(届出番号5540)に載っています。中古で改良前のタフトを探す場合は、車台番号で対象かどうかと、修理が済んでいるかを販売店に確かめてから決めてください。

いまの車は、下取りと買取を分けて見る

見積書の下取り額は、値引きと同じ紙に載ると、どこまでが値引きなのかが見えにくい。商談の前にMOTA車買取などで買取の概算を見ておけば、下取りの数字を比べる相手が手元にそろいます。

分けて見る理由は下取りと買取の違い、見積もりの取り方は一括査定サービスの比べ方、MOTAの仕組みはMOTA車買取の仕組みにあります。

タフトのよくある質問

タフトの4WDは切り替えできますか?

切り替えはできません。タフトの4WDは、諸元表で「フルタイム4WD」とされる方式です。2WDより値札は全グレードで126,500円高くなります。

タフトにターボは必要ですか?

高速道路や長い坂が多い人には意味があるでしょう。燃料代の差は5年5万kmで2,335円(2WD)しかなく、判断の材料は値札の82,500〜93,500円とトルクの差になります。

タフトとハスラーはどっちがいい?

何を重く見るかで変わります。タフトは全車にガラスルーフと190mmの地上高があり、ACCはG系だけ。ハスラーの数字はハスラーの評価の物差しの表と並べると比べやすいでしょう。

タフトは満タンで何km走れますか?

計算ではNA 2WDで642.0kmです。タンク30LにWLTC燃費を掛けた値で、NA 4WDは618.0km。実際の距離は走り方で縮みます。

タフトの新型(フルモデルチェンジ)はいつ?

ダイハツの発表はありません(2026年10月時点)。いま売られているのは、2026年7月15日に一部改良を受けたモデルです。

タフトはリコールの対象ですか?

いま買う新車は対象外です。2023年1月・2月と2024年9月の3件は、どれも2023年10月4日以前に作られた車が対象でした。

まとめ:タフトはGで装備がそろい、ターボは値札で決める

タフトは、全車にガラスルーフと190mmの地上高を持つ軽のクロスオーバーです。グレード選びは「Gで十分か」と「ターボを足すか」の2段で考えると迷いません。

  • 2026年10月時点の価格は16通りで1,435,500〜1,930,500円。物差しは平均4.3(6/7)
  • XとGの差187,000円は装備の値段。ACC・LKC・ADB・シートヒーターはG系だけ
  • ターボの燃料代の差は5年で2,335円(2WD)。決め手は値札の82,500円〜とトルク

次の一歩:同じ条件の見積もりを3枚
今週やることは1つ。グレード・駆動・色・オプション・登録の月を決めて、ダイハツの販売会社を2社と、ハスラーを扱うスズキの販売店を1店まわり、見積もりをもらってください。3枚の「車両本体の値引き」「付属品」「下取り」の行を横に並べれば、どの行で交渉すればいいかが見えてきます。

3枚の差が数万円に収まるなら、効いてくるのはいまの車の売値のほうかもしれません。商談に入る前に、手放す車の値段だけは押さえておきましょう。

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CARVELの物差し v1.1 の★の境目

スクロールできます
軸★5★4★3★2★1
1 補助金後の価格250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用・100km500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 最低地上高4WD・210mm以上4WD・180mm以上4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
6 国の安全評価 JNCAP の星★5★4★3★2★1
7 工場出荷の目処1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

出典:ダイハツ(ニュースリリース・グレードと価格・主要諸元表・主要装備一覧表・公式見積り・リコール情報)、国土交通省、NASVA、次世代自動車振興センター、資源エネルギー庁、燃料油価格定額引下げ措置の公式サイト、価格.com、月刊自家用車WEB、くるまのニュース、カービュー(オーナーのレビュー)
時点:2026年10月。走りの感想・実際の燃費・改良後の車での安全評価・公式の納期は分かりません。

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