ヤリスクロスの見積もりと乗り出し価格|18通りの総額、250万円以内は2通り

ヤリス クロスの見積もりと乗り出し価格を、トヨタ公式の試算でそろえた18通りの総額と、250万円以内に入る2通りで読み解く記事のアイキャッチ。街を走るベージュのヤリス クロスの公式写真(トヨタ自動車公式画像)に記事タイトルを添えた(2026年10月時点)
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ヤリス クロスの乗り出し価格は、車両本体に税金・保険料・登録の費用を足した支払いの総額で、トヨタの見積りシミュレーションで18通りすべて出せます。

いま注文すると、トヨタの工場出荷の目処は4〜5ヵ月(2026年10月16日更新)。販売会社の公式サイトには、2027年3〜5月以降の目安を出す店もあります。登録が3月か4月かで、見積書の自動車税は0円と27,900円に分かれる。

2026年10月20日のトヨタ公式の試算では、総額はガソリンX 2WDの2,267,640円からZ“Adventure”のハイブリッド E-Fourの3,465,040円まで。250万円以内に収まるのはガソリンのXとGの2WDの2通りで、300万円以内なら10通りです。

正直に言うと、グレードどうしの総額の差は、ほぼ車両本体の差。税金・諸費用は車で3通りしかありません。だから先に決めたいのは登録予定日です。2社の見積書の日付が違うと、自動車税の行がずれて比べられなくなります。

車そのものの評価や、5年の燃料代まで入れた実質額が気になるなら、ヤリス クロスの評価の記事へ。

この記事のポイント

  • 250万円以内は2通り
  • 動かない費用は46,040円
  • 3月登録でも5月に1年分
公園沿いの道にいるベージュのヤリス クロスを後ろ斜めから見た外観。テールランプと背面のYARIS CROSSの文字が見える
画像:トヨタ自動車 公式サイト

30秒でわかるヤリス クロスの乗り出し価格(2026年10月時点・トヨタ公式の試算)

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項目数字
総額の範囲(18通り)2,267,640〜3,465,040円
いちばん安いガソリンX 2WD 2,267,640円
税金・諸費用ガソリン141,340円/ハイブリッド104,440円か110,040円
250万円以内ガソリンのX 2WD・G 2WDの2通り
店で変わる費用北海道〜九州の18社の設定で34,690〜74,490円(代行・法定・納車の費用。希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除く)
登録の日11月1日から自賠責25,180円/3月登録の自動車税0円・4月登録27,900円
値引き総額に入れていない

条件:トヨタの見積りシミュレーションで、販売店は選ばず(東京地区の参考額)、登録予定日2026年11月20日、無料色・オプションなし・下取りなし・現金一括。参考価格で、販売価格ではありません。

公開日:2026年10月21日 / 最終更新日:2026年10月21日

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目次

ヤリス クロスの乗り出し価格:250万円以内は2通り、300万円以内は10通り(公式の試算・2026年10月時点)

値引きもオプションも入れない公式の試算で、250万円を切るのはガソリンのX 2WD(2,267,640円)とG 2WD(2,483,240円)だけ。4WDにしても、ハイブリッドにしても、250万円を超えます。

予算の線の表:Gのガソリンは250万円まで16,760円、ガソリンのX 4WDは店によって線をまたぐ

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予算の線入る組み合わせ数
250万円以内ガソリンのX 2WD・G 2WD2通り
300万円以内上の2つ+ガソリンのX 4WD・G 4WD・Z 2WD・Z“Adventure”2WD・GR SPORT、ハイブリッドのX 2WD・X E-Four・G 2WD10通り
350万円以内18通りすべて18通り

きわどいのは2か所。ガソリンのX 4WDは試算で2,515,140円です。東京地区の参考額の店の費用58,400円を、販売会社18社の設定の34,690〜74,490円に置き換えると2,491,430〜2,531,230円になり、250万円の線をまたぎます。ガソリンのZ 4WDも同じ置き換えで2,986,430〜3,026,230円。300万円の線の上と下に分かれる。

ガソリンのG 2WDは、費用がいちばん高い会社の設定でも2,499,330円で線の内側でした。ただ、そのときの余裕は670円。G 2WDで250万円以内に収めたいなら、オプションを足す余地は店によって1,000円もないと考えておきたい。

あと少し足りない組み合わせで、ネットの値引きの数字をどう読むかはヤリス クロスの値引きの記事で整理しています。

筆者の検証(2026年10月)|250万・300万・350万円の線と、店ごとの総額の幅を計算(Python(E1の総額とE4の18社の費用の幅から計算))
18通りの総額を3本の線と比べ、18社の費用の最小・最大に置き換えた幅も出しました。値引き・オプションなしの税込です。

予算の線を3段の階段で示した図解。250万円の段にガソリンのX 2WDとG 2WDの2通り、300万円の段に10通り、350万円の段に18通り。店ごとの幅で線をまたぐガソリンのX 4WDとZ 4WDに印がついている
予算の線と入る組み合わせ(トヨタ公式の試算・2026年10月20日)

線をまたぐ数万円は、いまの車の売値でも動きます。MOTA車買取は最大20社が入札し、やりとりは高額査定の上位3社(最大)だけ。その上位3社からは電話が来るので、出られる時間に申し込むのが楽です。最短3時間後にWebで概算査定額が見られ、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)。

ヤリス クロスの18通りの乗り出し総額:2,267,640〜3,465,040円(トヨタ公式の試算)

ここでいう乗り出し価格は、トヨタの見積りシミュレーションの「現金販売時お支払い総額」です。車両本体と、税金・保険料・登録の費用を合わせた額。下の表は、任意保険もオプションも入れていない値です。

ガソリン9通り:税金・諸費用はどれも141,340円

ガソリン車は9通りとも、税金・諸費用が141,340円で横並び。

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グレード・駆動車両本体総額(公式の試算)
X 2WD2,126,300円2,267,640円
X 4WD2,373,800円2,515,140円
G 2WD2,341,900円2,483,240円
G 4WD2,589,400円2,730,740円
Z 2WD2,621,300円2,762,640円
Z 4WD2,868,800円3,010,140円
Z“Adventure”2WD2,736,800円2,878,140円
Z“Adventure”4WD2,984,300円3,125,640円
GR SPORT(2WDのみ)2,789,600円2,930,940円

ハイブリッド9通り:税金・諸費用は104,440円か110,040円、差は重量税

ハイブリッドは、重量税が0円か5,600円かで、税金・諸費用が2通りに分かれる。

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グレード・駆動車両本体総額(公式の試算)
X 2WD2,510,200円2,614,640円
X E-Four2,757,700円2,862,140円
G 2WD2,712,600円2,817,040円
G E-Four2,960,100円3,064,540円
Z 2WD2,992,000円3,096,440円
Z E-Four3,239,500円3,349,540円
Z“Adventure”2WD3,107,500円3,211,940円
Z“Adventure”E-Four3,355,000円3,465,040円
GR SPORT(2WDのみ)3,169,100円3,279,140円

同じX 2WDで比べると、ハイブリッドの総額はガソリンより347,000円高い計算です。車両本体の差は383,900円ですが、重量税の差36,900円のぶん縮む。この差を燃料代で取り戻すのに何年かかるかは、評価の記事で計算した年数を見てください。

筆者の検証(2026年10月)|トヨタ公式の見積りシミュレーションで18通りの総額を取得(toyota.jp 見積りシミュレーション(Playwrightで人と同じ画面操作)+Python)
初期色が有料色だった6通りは、無料色で取り直して33,000円下がることを確かめました。

シミュレーションの初期色に注意:ZとGR SPORTは有料色(+33,000円)で始まる

XとGとZ“Adventure”は最初から無料色なのに、Zはプラチナホワイトパールマイカ〈089〉、GR SPORTはセンシュアルレッドマイカ〈3T3〉で始まります。どちらも33,000円の有料色で、最初から総額に足されている。初期色のままだと、Z 2WDのガソリンは2,795,640円と表示されました。上の表は無料のブラックマイカ〈209〉に直した値です。自分で試算するときは、総額を見る前に色を選び直してください。

特別仕様車のZ“URBANO”は、2026年10月20日にトヨタ公式の価格ページと見積りシミュレーションで確かめた範囲では設定が見当たらず、表に入れていません。

乗り出しの内訳:動かない46,040円、車で3通りの重量税、店で変わる費用

ガソリンX 2WDの税金・諸費用141,340円を分けると、どの車でも同じ46,040円、車で決まる重量税36,900円、販売店の費用58,400円。重量税はハイブリッドなら0円か5,600円まで下がります。

動かない46,040円:自動車税10,100円・自賠責25,180円・リサイクル料金10,760円

登録日が同じなら、本土のどの店で買っても同じ額になる費用です。

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費目金額(登録2026年11月20日)決まり方
自動車税10,100円年30,500円の4か月分(東京税務協会の令和8年度版の税率表)
自賠責25,180円37か月・2026年11月1日以降の始期(損害保険料率算出機構)
リサイクル料金10,760円全車共通(トヨタの環境仕様・2026年8月時点)
環境性能割0円2026年3月31日をもって廃止(東京税務協会の令和8年度版・東京都主税局)

公的な表から自分で計算すると、18通りすべてでシミュレーションと一致しました。なお、東京都主税局によれば2026年4月1日から「自動車税種別割」は「自動車税」になりましたが、シミュレーションの内訳は旧い呼び名のままでした。

筆者の検証(2026年10月)|法定費用を公的な表から計算し、公式の試算と突き合わせ(Python(総務省・国土交通省・自動車工業会・損害保険料率算出機構・トヨタの表))
登録2026年11月20日として18通りを計算し、18/18で一致。販売店の費用はシミュレーションの値をそのまま使ったので、そこは独立した確認ではありません。

重量税は車で3通り:ガソリンは全部36,900円、ハイブリッドは0円か5,600円

  • ガソリン9通り:36,900円(減税の対象外)
  • ハイブリッドのX・G・Z・Z“Adventure”の2WDと、XとGのE-Four:0円(免税)
  • ハイブリッドのZとZ“Adventure”のE-Four、ハイブリッドのGR SPORT:5,600円(75%軽減)

区分は自動車工業会の減税対象車の一覧(2026年9月28日更新)と国土交通省の税額表で、2026年5月1日〜2027年4月30日の新規登録のもの。「ハイブリッドは重量税0円」と覚えていると、ZのE-FourとGR SPORTで5,600円の差が出ます。

店で変わる費用:18社で34,690〜74,490円、希望ナンバーとETCの手数料が初期値で入っている

シミュレーションに登録された販売会社211社から機械的に選んだ18社では、登録の代行の主な費用が17,710〜43,450円で、中央値は34,100円。代行・法定・納車の費用を足すと、希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除いて34,690〜74,490円で、差は39,800円でした。18社は北海道(2社)から九州までの17道府県の会社なので、同じ地域の2社なら、差はこれより小さい場合もあります。それでも、車庫証明の代行を別の行に立てる会社が6社、納車費用の行がある会社が17社と、費目の立て方まで店で違いました。

東京地区の参考額の中身は、販売諸費用が69,160円。OSS申請代行45,760円・車庫証明の法定2,300円・希望ナンバーの代行7,590円・ETCのセットアップ2,750円・リサイクル料金10,760円の合計です。希望ナンバーとETCは、頼んでいなくても初期値で入っています。画面で外せるかは確かめていないので、見積書で店に聞いてください。この2つを除くと、東京地区の参考額は48,060円(納車費用の行は無い)で、18社の幅の中に入ります。

筆者の検証(2026年10月)|販売会社18社の「販売諸費用」の設定を取得(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答(販売会社ごとの設定)+Python)
211社から11社おきに18社を選び、各1回取得。希望ナンバー・ETCのような選べる行は外して集計しました。16時33分の取り直しでも18社とも同じ。全国の傾向を示すものではありません。

ガソリンX 2WDの総額2,267,640円を4層に積み上げた図解。車両本体2,126,300円、動かない46,040円、重量税36,900円、東京地区の参考額の店の費用58,400円。下に、店の費用は18社の設定で34,690〜74,490円と注記
総額の内訳(ガソリンX 2WD・東京地区の参考額・2026年10月20日)

登録の日で総額が変わる:3月登録は自動車税0円、4月登録は27,900円。ただし3月登録でも5月に1年分

11月1日から自賠責が990円上がり、自動車税は登録の翌月から3月までの月割。登録が年度をまたぐと、ここがいちばん大きく動きます。

いま注文すると登録はいつ?公式の目処は4〜5ヵ月、販売会社の目安は2027年3〜5月以降の店も

トヨタの工場出荷時期の目処の表では、ヤリス クロスは「4〜5ヵ月程度」で、2026年10月16日の更新です。工場を出る時期の目処で、納車日ではありません。10月20日の注文に当てはめると、目処どおりなら工場を出るのは2027年2月20日〜3月20日ごろの計算です。

一方、販売会社2社の公式サイトでは、GR SPORT以外では、ハイブリッドが2027年3月以降、ガソリンが4月以降か5月以降の目安でした(2026年10月1日現在と18日現在)。これなら、ハイブリッドは3月か4月、ガソリンは4月以降の登録が見えてきます。実際の登録日は販売店が決めるので、商談で確かめてください。

11月1日から自賠責は25,180円:10月31日までの始期なら24,190円

自賠責は、保険期間の始まりが2026年11月1日以降なら25,180円。10月31日までの24,190円より990円上がりました。もっとも、いま注文する人の登録は、ほぼ11月より後になる。シミュレーションも登録予定日を作成日の1か月後に自動で置くので、ここは気にしなくていい。

自動車税は月割:11月登録10,100円、12月7,600円、1月5,000円、2月2,500円、3月0円、4月27,900円

登録日だけを変えた、公式の試算の応答がこちら。

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登録日見積書に載る自動車税何か月分か
2026年11月20日10,100円4か月(12月〜3月)
2026年12月20日7,600円3か月
2027年1月20日5,000円2か月
2027年2月20日2,500円1か月
2027年3月25日0円0か月
2027年4月30日27,900円11か月(5月〜3月)
2027年5月2日25,400円10か月

100円未満は切り捨てるので、1か月ずれたときの差は2,500円のときと2,600円のときがあります。重量税は登録の日では動かない。ガソリン36,900円、ハイブリッドのXは0円、ZのE-Fourは5,600円のままです。

筆者の検証(2026年10月)|登録日を11通り変えて、自動車税と自賠責を確かめる(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答(登録予定日だけを変更)+Python)
2026年10月30日〜2027年5月2日の11日を、ガソリンX 2WD・ハイブリッドZ E-Four・ハイブリッドX 2WDの3台で記録しました。33件すべてが自分の月割の計算と一致しています。

3月登録の0円は「払わなくていい」ではない:4月1日の持ち主に1年分30,500円が5月に届く

3月に登録してもらえば、自動車税が1年分浮くんじゃないの?

残念ながら、1年分は浮かない。東京都主税局と東京税務協会の『わかりやすい自動車税 令和8年度版』によれば、自動車税は毎年4月1日に車検証に載っている持ち主にかかる1年分の税です。3月25日に登録した車は、見積書の自動車税が0円でも、2027年4月1日の持ち主として、いまの税率なら1年分30,500円の納税通知を受けます。東京都なら5月上旬に届き、納期限は5月末です。

見積書の総額だけ比べると、3月登録は4月登録より27,900円安く見える。ところが2027年5月末までに出ていく自動車税は、3月登録30,500円・4月登録27,900円。27,900円の差は、払うのが登録のときか5月かの違いです。最後に3月登録が2,600円多く払うのは、4月分の税がかかるぶん。

登録月の早見表(ヤリス クロス・2026年10月時点の制度と税率)
・11月20日の登録:見積書10,100円+5月の通知30,500円=40,600円(2028年3月までに16か月分)
・12月20日の登録:7,600円+30,500円=38,100円(15か月分)
・1月20日の登録:5,000円+30,500円=35,500円(14か月分)
・2月20日の登録:2,500円+30,500円=33,000円(13か月分)
・3月25日の登録:0円+30,500円=30,500円(12か月分)
・4月30日の登録:27,900円だけ。5月の通知は来ず、次は2028年5月(11か月分)
・5月2日の登録:25,400円だけ(10か月分)

1か月あたりの額は、どの月でもほぼ同じ。2社の見積書で自動車税の行が違ったら、まず登録予定日を見比べてください。

4月1日ちょうどの登録だけは、扱いを決めきれませんでした。地方税法は4月1日を賦課期日とし、その後に持ち主になった人を月割にしています。ところが県の案内は、神奈川県が「4月1日後」、島根県が「4月1日以後」の新規登録を月割と書いていて、当日がどちらかは読み取れません(2026年10月20日に確認)。公式の試算は4月1日でも27,900円。この日になりそうなら、県の税事務所で確かめてください。

筆者の検証(2026年10月)|登録日ごとに、見積書の自動車税と2027年5月末までに払う額を並べる(Python(E3の公式試算の応答と、東京都の自動車税の説明から計算))
E3の11日それぞれに、4月1日の持ち主に来る1年分を足しました。2027年度も年額30,500円のままと置いた計算です。確かめたのは東京都の説明だけで、ほかの県の通知の時期は見ていません。

2026年11月から2027年5月までの月の帯に、登録した月ごとの見積書の自動車税(10,100円から3月の0円まで下がり、4月は27,900円)を並べた図解。3月登録の上に「2027年5月に30,500円の通知」の矢印、4月登録に「登録時27,900円・次は2028年5月」の注記
登録月で変わる自動車税の払い方(年額30,500円・2026年10月時点の制度)

2027年5月1日以降の登録は、重量税の区分を確かめる

重量税の減税の区分は、2026年5月1日〜2027年4月30日の新規登録のものです。ガソリンは販売会社の目安で5月以降の店もあるので、登録が5月以降にずれ込むなら、その時点の減税対象車の一覧で確かめてください。2027年5月2日の登録日で試算しても額は同じでしたが、これは確定した値ではありません。

目処どおりでも納車まで4か月以上。いまの車の売り方を決める材料として、先にMOTA車買取で概算査定額を見ておくと、下取りの提示と並べられます。

見積書で動くのは3つの行:値引き・下取り・店の費用、2社は同じ登録予定日で比べる

税金と保険の行は、本土なら車と登録予定日がそろえば店をまたいでも同じ額。2社で違ってよいのは、残りの値引き・下取り・店の費用です。

2社以上の見積もりは取れる:トヨタの販売店は原則どの店でも全車種を扱う

トヨタの2019年6月の発表によれば、2020年5月から国内の販売店で原則すべての車種を扱う体制になりました。車両本体の価格も、トヨタの主要諸元表(2026年8月版)に「価格は販売店が独自に定めています」とあります。店の費用は18社の設定で最大39,800円違うので、1社目の総額だけでは高いか安いかを決められない。

比べる前にそろえる3つ:登録予定日・色とオプション・下取りの有無

2社目に頼む前に、この3つは1社目と同じにしておきたい。

  1. 登録予定日:月が違うと自賠責と自動車税が動く
  2. 色とオプション:有料色だけで33,000円
  3. 下取りを入れるか:下取りは購入代金から引かれる

値引きの欄の読み方は、値引きと下取りは同じ総額の中で動く話にまとめました。

いまの車は下取りの前に買取の見積もりを:総額から引けるのは「売る額」

見積書で総額を下げる欄は、値引きのほかにもう1つ。いまの車の売る額です。下取りの欄に入るのは、新車を売る店が出す1つの数字だけ。

4つの額の「売る額」は、いまの車の見積もりを取らないと埋まらない

CARVELは、実際に出ていくお金を「実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額」で数えています。ガソリンX 2WDなら、車両本体2,126,300円に5年・年1万kmの燃料代を足し、補助金の対象外で戻る額は0円、売る額も0円と置いた実質は2,576,300円です。燃料代は資源エネルギー庁の調査の2026年10月13日のレギュラー全国平均170.1円/Lで計算(税金・諸費用は除く)。売る額だけは、人によってまったく違う。ここだけは、私には予想できません。MOTA車買取の概算査定額を入れれば、この行が埋まります。払う額・戻る額・走る額までそろえた表は、評価の記事の4つの額で。

下取りと買取の違いと、売るときの注意

下取りは、新車の代金と一体の取引です。トヨタの購入ガイドは「新車のご購入金額から下取り金額が値引きされます」と案内し、日本自動車購入協会(JPUC)が国民生活センターの情報誌『国民生活』2023年4月号に書いた解説も、購入を取りやめれば下取りも基本的に取りやめと説明しています。買取は、いまの車を売るだけです。

注意も1つ。車の売却は、山形県消費生活センターの2025年12月号が案内するとおり、クーリング・オフの対象外です。仕組みの違いは下取りと買取の違いで整理しました。

下取りの提示を聞く前に、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を1つ持っておくと、見積書の下取りの欄を比べる相手ができます。

ヤリス クロスの見積もりの本音:やめておけ3条件と、推し・惜しいところ

4WDで250万円、初期色、登録予定日。見積もりでつまずきやすいのはこの3か所で、どれも数万円単位で総額が動きます。私なら、商談の最初にこの3つを店に確かめる。

ヤリス クロスの見積もりで、やめておけの3条件(2026年10月時点)

ヤリス クロスの見積もりで、やめておけの3条件
・総額250万円以内で4WDを買うつもりで話を進める:ガソリンXの4WDは試算で2,515,140円。北海道〜九州の18社の設定に置き換えると2,491,430〜2,531,230円で、線の内側に入るかは店しだいです
・シミュレーションの初期色のまま比べる:ZとGR SPORTは有料色(+33,000円)で始まり、無料色の見積書より高く見えます
・登録予定日をそろえずに2社の総額を比べる:自動車税は3月と4月で27,900円、自賠責は11月1日の前後で990円ずれます

1つでも当てはまるなら、見積書を見比べる前に条件をそろえ直してください。

4WDだと公式の試算で250万円を超える、工場出荷の目処の4〜5ヵ月も待てない。そんなときは、登録済み未使用車(新古車)や中古車のヤリス クロスも候補に入ります。ズバット車販売は、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組み。利用は無料で、車の代金と諸費用(取り寄せなら陸送費も)は別にかかります。

推しポイント:ガソリンのX 2WDは250万円まで232,360円、ハイブリッドのXとGは重量税0円

ヤリス クロスの室内。オレンジ系のシートが並ぶ運転席と後席を斜め後ろから見た様子
画像:トヨタ自動車 公式サイト

推したいのは、ガソリンのX 2WDの余裕です。総額2,267,640円で250万円まで232,360円。店の費用がいちばん高い会社の設定(+16,090円)に置き換えても、21万円あまり残ります。ハイブリッドのXとGは、2WDでもE-Fourでも重量税が免税の0円。車両本体の差の一部を、税金で取り返せる。

惜しいポイント:登録日が読めないので、見積書の税金の行が決まらない

正直、ここは惜しい。工場出荷の目処は4〜5ヵ月で、店の目安には2027年3〜5月以降もある。つまり見積書の自動車税は、登録予定日を仮に置いた数字にすぎません。日付が1か月動けば2,500〜2,600円、3月から4月なら27,900円変わる。

見積書をもらったら、まず登録予定日の欄を見てください

ヤリス クロスの見積もり・乗り出し価格のよくある質問

数字は2026年10月時点のトヨタ公式の試算です。

乗り出し価格と支払総額は同じですか?

店や媒体で範囲が少し違う言葉です。CARVELでは、トヨタの見積りシミュレーションの「現金販売時お支払い総額」を、無料色・オプションなし・下取りなしの条件で乗り出し価格と呼んでいます。任意保険・メンテナンスパック・保証の延長・ローンの利息は入らない額です。

4WD・E-Fourにすると総額はいくら上がりますか?

4WDを選べるグレードなら、車両本体はどれも247,500円上がります。総額の差も247,500円で、例外はハイブリッドのZとZ“Adventure”だけ。E-Fourだと重量税が5,600円かかるので、総額の差は253,100円になります。

「見積もり公開」のページの金額は参考になりますか?

見積りの日付・グレード・色・登録予定日を確かめてからなら、使えます。原文を読んだ8つのサイトの主張13件では、現行と食い違うか数字が旧いものが6件。2021年の見積例を2026年10月の記事に載せているページもありました。

まとめ:ヤリス クロスの乗り出しはガソリンX 2WDで2,267,640円(公式の試算)、見積書はまず登録予定日を見る

値引きと下取りを除けば、見積書で動くのは店の費用と、登録の月で変わる自動車税。私なら税金の行は登録予定日と一緒に確かめるだけにして、時間は店の費用と下取りの欄に使う。

  • 総額は2,267,640〜3,465,040円(18通り・2026年10月20日のトヨタ公式の試算・販売店は選ばず東京地区の参考額)
  • 250万円以内は2通り、300万円以内は10通り(値引き・オプションなし)
  • 登録が3月なら見積書の自動車税は0円でも、5月に1年分30,500円

次の一歩
今日やることは2つ。販売店で「この見積書の登録予定日は何月何日ですか」と1つ聞き、自動車税の欄が上の早見表と合うか確かめる。そのうえで、下取りの提示を聞く前に、いまの車の買取の見積もりを1つ取っておく。

乗り換えの資金計画で最後まで空いているのは、4つの額の「売る額」の行です。

確かめメモ:確かめたのは、トヨタ公式の見積りシミュレーションの18通りの総額、法定費用の検算(18/18一致)、販売会社18社の費用の設定、登録日11通りの税と保険(33/33一致)、自動車税の4月1日の決まり。いずれも2026年10月20日です。実際の販売店の見積書、値引き、オプションの最新の価格は分かりません。

参考URL一覧

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