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ハリアーのGRスポーツとは、2017年9月19日に先代(3代目・60系)へ設定された「ELEGANCE GR SPORT」というグレードです。
2026年10月時点で買える新車のハリアーに、GRの名が付くグレードはありません。現行(4代目・80系)は2.5LのHEV 10通りだけで、価格は4,396,700円から5,561,600円。走りに寄せたいなら、販売店で付けるGR PARTSの3点セット413,600円が公式の答えです。
正直、GR SPORTを探しに来た人には肩透かしの答えだと思います。それでも、GRの名前が付いたパーツは公式にあるんですよ。注意書きは地上高・後方視界・20インチ・組み合わせの4点。先に読めば、縁石で擦る失敗は減らせる。60系の中古を狙う人は、専用装備6項目が目印になります。
この記事のポイント
- 現行ハリアーにGRの名が付くグレードはない(10通りすべて2.5L HEV)
- GR PARTSの3点セットは413,600円で、出力を上げる部品は公式の一覧にない
- Z 2WDに3点セットを足すと、車両と部品で5,280,000円
- 60系GR SPORTは2017年9月発売で、専用装備は6項目
- 60系ターボの燃料代は年1万kmで約174,500円
30秒でわかるハリアーのGRスポーツ(2026年10月時点)



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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現行のGR系グレード | なし(G・Z・Z“Leather Package”と、特別仕様車Night Shadeの10通り) |
| 現行の価格 | 4,396,700〜5,561,600円(税込) |
| GRの名が付くもの | GR PARTS(販売店で装着)。3点セットは413,600円 |
| 60系 GR SPORT | 2017年9月19日発売。ELEGANCE 1グレード、当時3,398,760〜3,996,000円 |
| 60系ターボの燃料 | 無鉛プレミアムガソリン。年1万kmの燃料代は約174,500円 |
| 先に売値を知る | MOTA車買取(無料・概算査定額) |
価格はメーカー希望小売価格(税込・リサイクル料金別)で、2026年10月時点でトヨタの公式サイトに出ている値です。
ハリアーにGR SPORTはある?現行のグレードにGRの名前はありません
いまの新車で選べるのは2.5LのHEV 10通りで、GRの名が付くものは1つもない。トヨタの2026年8月3日の改良リリースにも、GR SPORTは出てきません。

公式の価格データにあるのは10通り
筆者の検証(2026年10月)|公式の価格データで見る現行ハリアーのグレード(2026年10月時点)(トヨタ公式 価格データ(2026年8月3日更新)・GR PARTSのページ)
現行ハリアーのグレードは10通りです。G、Z、Z“Leather Package”、Z“Night Shade”、Z“Leather Package・Night Shade”の5種に、2WDとE-Fourがあります。パワートレーンはすべて「2.5L+モーター」で、GRの名が付くグレードは0です。
トヨタの価格データのとおりです。グレードごとの差額はハリアーのグレード違いに、全10通りの価格の読み方はハリアーの評価と口コミにあります。
GRの名が付くのは、販売店で付けるGR PARTSだけ
GR PARTSは、TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)扱いの用品で、販売店に頼んで取り付ける用品です。トヨタのGR PARTSのページには、価格は取付費・塗装費を含まない各事業者の希望小売価格(消費税込み)で参考価格、取付費は販売店が独自に定めると書かれています。
ハリアーで走りを重視するなら:GR PARTSは3点セットで413,600円
現行でGRの名前を付ける公式の方法は、GR PARTSです。中心は、フロントスポイラー・サイドスカート・リヤスポイラー&スポーツマフラーの3点セット。中身はスポイラー類とマフラーで、エンジンやモーターに手を入れる部品は含まれません。

3点セットの中身と値段



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| 部品 | 価格(税込) | 公式の寸法の変化 |
|---|---|---|
| GRフロントスポイラー | 72,600円 | 地上高が約56mmダウン |
| GRサイドスカート | 89,100円 | 地上高が約47mmダウン |
| GRリヤバンパースポイラー&GRスポーツマフラー | 251,900円 | 地上高が約65mmダウン、全長が約49mmプラス |
| 3点セットの合計 | 413,600円 | — |
寸法は、どれも「オリジナルより」の値。単品では、GRバックドアスポイラーが38,500円、20インチアルミホイールセットが244,750円(タイヤ付きは477,950円)。
出力を上げる部品は、公式の一覧にありません
14品目は、外装とマフラー、ホイール、小物。マフラーの注意書きも「音質、性能が変化する場合があります」という書き方。エンジンは131kW・221N·m、フロントモーターは88kW・202N·mのままで、パワートレーンの数字はハリアーのターボとパワートレーンの記事にまとめています。
GRの名前で買えるのは見た目・低さ・音。公式の一覧に、加速や出力を謳う部品は載っていません。それが私の読み方です。
Z 2WDに3点セットをつけると5,280,000円
筆者の検証(2026年10月)|公式価格で見る、現行ハリアー+GR 3点セットの総額(2026年10月時点)(トヨタ公式 価格データ・GR PARTSのページ)
Z 2WDの4,866,400円に3点セットの413,600円を足すと、5,280,000円です。Z E-Fourなら5,500,000円。Z 2WDに20インチアルミホイールセットの244,750円も足すと、5,524,750円になります。
どれも取付費を含まない、希望小売価格(参考価格)の合計です。
持ち帰り:現行ハリアー+GR 3点セットの総額早見(税込・取付費別・2026年10月時点)
・G 2WD:4,396,700円+413,600円=4,810,300円
・G E-Four:4,616,700円+413,600円=5,030,300円
・Z 2WD:4,866,400円+413,600円=5,280,000円
・Z E-Four:5,086,400円+413,600円=5,500,000円
・20インチホイールセットを足すなら+244,750円
付ける前に読みたい、公式の注意書き
- 地上高:エアロパーツを付けると路面とのクリアランスが狭くなり、縁石・段差・スロープで破損することがあります
- 後方視界:GRバックドアスポイラーは、標準車より後方視界が狭くなります
- 20インチ:走行音の増加や雪道のグリップの低下が起こる場合があります。タイヤサイズが変わると、運転支援装置や予防安全機能を一部無効にする対応が必要な場合もあります
- 組み合わせ:トヨタ純正用品やモデリスタパーツとは、原則として組み合わせられません
20インチ(245/45R20)の側壁は110.25mmで、Gの18インチより24.75mm低い計算です。乗り心地の側面はハリアーの乗り心地と静粛性にあります。
60系ハリアーGR SPORT(2017年9月〜)は、中古で買う・乗り続ける人向けの選択肢
GRの名が付いたハリアーのグレードは、先代の「ELEGANCE GR SPORT」だけです。

ELEGANCEの1グレードだけ、専用装備は6項目
トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)の2017年9月19日のリリースによると、ハリアーのGR SPORTはELEGANCEをベースにした1グレード。全国のトヨペット店で発売され、車両登録は持ち込み登録でした。専用装備は次の6項目です。
- 専用チューニングサスペンション
- スポット打点の追加とブレースの追加
- GRロゴ入りの専用メーター
- 専用マフラー
- カーボン調の加飾(ドアスイッチベースなど)
- 小径ステアリングホイール

筆者の検証(2026年10月)|公式の価格表で見る2017年のハリアー:ELEGANCEとELEGANCE GR SPORTの差額(トヨタ公式 ニュースリリース(2017年6月8日・9月19日)の価格表)
2017年の新車価格(税込・リサイクル別)で、GR SPORTはELEGANCEより、2.0L自然吸気の2WDと4WDがどちらも449,280円、2.0L直噴ターボの4WDが421,200円高く設定されていました。
内訳は、自然吸気の2WDが2,949,480円→3,398,760円、4WDが3,143,880円→3,593,160円、ターボの4WDが3,574,800円→3,996,000円です。新車時の価格表で、いまの中古相場ではありません。
当時の評価:手応えとシャープさは好評、エンジン本体は同じ
Car Watchの2017年9月19日の試乗記(岡本幸一郎氏)は、標準車からGR SPORTに乗り換えると印象がけっこう違うと書きました。「ステアリングの操舵フィールにしっかりとした手応えがあり、動きがシャープになって、全体的に運動神経がよくなったように感じる」。「それでいて快適性が損なわれた印象もない」とも。
同じ記事によれば、「パワートレーン本体には手が加えられていない」ものの、吸排気系は交換されています。価格も「内容のわりに価格が控えめなところもよい」という評価でした。ただし試乗会コースでの、1人の評価。
ターボは無鉛プレミアム、年1万kmの燃料代は約174,500円
筆者の検証(2026年10月)|年1万kmの燃料代:60系ターボ4WDと現行ハリアー(補助なしの単価)(トヨタ公式 主要諸元表(2026年8月版)・ニュースリリース(2017年6月))
年1万km、補助が無い場合の単価(レギュラー212.5円・ハイオク223.4円。2026年10月13日調査)で見ると、現行の燃料代はG 2WDが93,612円、G E-Fourが96,591円、Z 2WDが94,866円、Z E-Fourが97,926円です。
60系ターボの4WDは、JC08モード12.8km/L(ELEGANCEの公称値)で174,531円。現行G 2WDとの差は80,919円、G E-Fourとの差は77,940円です。JC08とWLTCは測り方が違うため、差は目安として読んでください。
トヨタの中古車カタログでは、GR SPORTのターボの使用燃料は無鉛プレミアムガソリンで、車両重量は1,720kgです。GR SPORTのJC08燃費はカタログに記載がありません。上の燃料代は同じエンジン(8AR-FTS)の4WD ELEGANCEの公称値によるもので、GR SPORTでも同じとは限らない。
中古は16台が本体185万〜265万円、平均は約238万円
カーセンサーの「ハリアー 2.0 エレガンス GR スポーツ」のページ(2026年10月22日時点)の冒頭には「平均価格203万円(96.8万〜439万円)」とありますが、集計の範囲はページに書かれていません。並ぶ16台は2.0Lの2017〜2019年式で、車両本体価格は185.0万〜265.3万円、平均は約238万円(掲載価格から計算)。支払総額は193.2万〜274.9万円です。ターボの4WDはカーセンサーでは別グレード(2.0 ターボ エレガンス GR スポーツ 4WD)なので、この16台にターボはありません。
見分ける手がかりは、上の専用装備6項目。ターボ車のエンジン型式は8AR-FTS(2.0L直噴ターボ)で、4WDだけの設定です。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
乗り換えるなら、下取り前に売値の目安があると、見積書の下取り額を判断できます。MOTA車買取は、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が分かります。上位3社からは電話が来る形です。利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。
現行ハリアーの中古を買う人へ:GRパフォーマンスダンパーは2026年7月までのガソリン車だけ
TRDのハリアーのページには、「GR「パフォーマンスダンパー®」は2026年7月までのGAS車のみ適合となります」とあります。取付・取扱要領書の適合欄も、型式MXUA8#・2020年6月以降の「ガソリン車」です。HEVには付けられません。

前後セットの価格は、TRDのハリアー用GRパーツ価格表(8#系・2020年6月〜2026年7月)で99,000円(税込、税抜90,000円)。2026年8月3日の改良後のトヨタの価格データにガソリン車はないため、これから付けるなら中古のガソリン車が対象だろう。
ハリアーの走り重視の本音:推しは3点セット、惜しいのは出力、やめておけは3条件
3点セットで寄せられるのは外装と音まで。加速そのものを変えたい人は、別の車を探すほうが早いでしょう。
推しポイント:選べる3点セットと、レギュラーで年93,612円
私が推すのは、公式のGR PARTSで外装と音を寄せつつ、燃料代は抑えられる現行HEV。年1万kmのガソリン代はG 2WDで93,612円と、60系ターボの約半分です。前後で別々に買えるので、まず3点セットだけ付けて様子を見るという組み方もできます。

惜しいポイント:出力を上げる部品が、公式の一覧にない
惜しいのは、公式の一覧に出力を上げる部品が無いこと。60系のGR SPORTは吸排気系を替えたものの、エンジン本体は同じで、ターボ車は選べました。現行にターボは無く、速さの上積みを望む人には物足りないでしょう。
ハリアーのGRスポーツのよくある質問
- ハリアーにGRスポーツはありますか?
-
現行(2026年10月時点)の新車にはありません。GR SPORTは2017年9月に先代へ設定された、ELEGANCE GR SPORTだけです。
- ハリアーのGR PARTSはいくらですか?
-
3点セット(フロントスポイラー・サイドスカート・リヤスポイラー&スポーツマフラー)が413,600円です。取付費は販売店が独自に定めるため、見積もりで総額を確認してください。
- 60系ハリアーGR SPORTのターボはハイオクですか?
-
無鉛プレミアムガソリンです。トヨタの中古車カタログの使用燃料欄に、そう記載されています。
- ハリアーのGR SPORTはいつまで売っていましたか?
-
GR SPORTだけの販売終了時期は、トヨタの資料に載っていません。発売は2017年9月19日で、60系は2020年6月17日の4代目の発売で世代が替わりました。
- 次期ハリアーにGR SPORTは出ますか?
-
2026年10月時点で、トヨタの公式発表はありません。次のモデルの見立てはハリアーのモデルチェンジ情報にあります。
まとめ:現行ハリアーにGR SPORTはなく、走りに寄せるならGR PARTSの3点セット413,600円
現行ハリアーは2.5LのHEV 10通りで、GRの名が付くグレードはありません(2026年10月時点)。GR PARTSの3点セットは413,600円で、Z 2WDに付けると5,280,000円。ただし出力を上げる部品は公式の一覧になく、地上高と後方視界の注意書きもあります。
60系のGR SPORTは2017年9月発売で、専用装備は6項目。年1万kmの燃料代は、ターボだと現行G 2WDより約8万円高い計算でした。乗り出し総額はハリアーの乗り出し価格に、未使用車の注意はハリアーの未使用車にあります。
次の一歩
トヨタのGR PARTSのページを開き、付けたい品目の価格を、検討中のグレードの車両価格に足して総額を出す(Z 2WDに3点セットなら5,280,000円)。そのうえで、販売店で取付費つきの見積書を1枚もらう。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
出典:トヨタ自動車(価格データ・GR PARTSのページ・主要諸元表・中古車カタログ・2017年6月と9月・2020年6月・2026年8月のニュースリリース)、TRD(ホームページ・GRパーツ価格表)、Car Watch、カーセンサー、資源エネルギー庁。
時点:2026年10月22日。GR PARTSの取付費、60系GR SPORTのJC08燃費、次期型でのGR SPORTの有無は公式に記載がなく分かりません。
参考URL一覧
- トヨタの2026年8月3日の改良リリース:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44698256.html
- トヨタの価格データ:https://toyota.jp/pages/contents/include/carpage_format/carlineup/data/json/grades34.json
- トヨタのGR PARTSのページ:https://toyota.jp/harrier/customizecar/grparts1/
- CC BY-SA 4.0:https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_HARRIER_ELEGANCE_%22GR_SPORT%22_%28DBA-ZSU60W-VLJBXM%29_front.jpg
- トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)の2017年9月19日のリリース:https://toyotagazooracing.com/jp/pressrelease/2017/0919-01/
- Car Watchの2017年9月19日の試乗記:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1081296.html
- トヨタの中古車カタログ:https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-HARRIER/201709/10111896/
- カーセンサーの「ハリアー 2.0 エレガンス GR スポーツ」のページ:https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s114/f003/m004/g027/index.html
- TRDのハリアーのページ:https://www.trdparts.jp/product/harrier/
- TRDのハリアー用GRパーツ価格表:https://www.trdparts.jp/product/harrier/price2/spec_price.pdf

