クラウンスポーツの見積もり・乗り出し価格|公式の試算は4か所直して使う

クラウンスポーツの見積もりと乗り出し価格を、トヨタ公式の試算の総額を4か所直して読み解く記事のアイキャッチ。山道を走る白いクラウン スポーツの外観写真(トヨタ自動車公式画像)に記事タイトルを重ねた(2026年10月時点)
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クラウンスポーツの乗り出し価格とは、車両本体に税金・保険料・登録などの諸費用を足した、最初に払う総額です。

2026年10月20日のトヨタ公式の見積りシミュレーションでは、Gの総額が5,441,140円、RSが7,890,840円。無料色・オプションなし・下取りなしで、販売店は選ばず東京地区の参考額として出た参考価格です。PHEVのZ・RSは、補助金85万円が引かれていません。

先に言うと、公式の見積りシミュレーションの総額は、そのままでは自分の総額になりません。乗り出しで600万円を切るのはGだけ。PHEVの総額は、補助金と登録日の2つを確かめるまで予算にしないでおきたい。

車そのものの評価と、HEVとPHEVのどちらを選ぶかは、クラウンスポーツの評価の記事で計算しています。

この記事のポイント

  • 公式試算でGは5,441,140円
  • 試算の総額は4か所で直す
  • 補助金は別の行で数える

30秒でわかるクラウンスポーツの乗り出し(2026年10月時点・トヨタ公式の試算)

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項目数字
4グレードの総額5,441,140〜7,890,840円
税金・諸費用113,840円。4グレードとも同じ・東京地区の参考額
うち動かない費用55,440円。自動車税・重量税・自賠責・リサイクル料金
600万円未満Gだけ。値引き・オプションなし
PHEVの補助金85万円は試算の総額から引かれていない
初期色PHEVのZは55,000円、RSは110,000円の有料色が最初に入る
値引きこの表はすべて値引き前

販売価格は販売店が決めます。値引きを入れた総額は、値引きの記事で別に計算しました。

公開日:2026年10月21日 / 最終更新日:2026年10月21日

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目次

クラウンスポーツの乗り出し価格は5,441,140〜7,890,840円、600万円未満はGだけ(トヨタ公式の試算・2026年10月時点)

どのグレードも、総額は「車両本体+113,840円」。トヨタ公式の見積りシミュレーションで条件を1つにそろえると、総額の差は、車両価格の差そのまま。

赤いクラウン スポーツを斜め後ろから見た外観の写真。リアのCROWNの文字、テールランプ、後輪まわりが写る
画像:トヨタ自動車 公式サイト
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グレードパワートレイン車両本体(税込)税金・諸費用総額(公式の試算)
GHEV5,327,300円113,840円5,441,140円
ZHEV6,061,000円113,840円6,174,840円
ZPHEV6,927,800円113,840円7,041,640円
RSPHEV7,777,000円113,840円7,890,840円

条件:2026年10月20日にトヨタ公式の見積りシミュレーションで取った参考価格。車両本体はトヨタの窓口のコラムにある2026年9月時点の価格と同じで、PHEVの2行は補助金85万円を引く前の総額です。

筆者の検証(2026年10月)|トヨタ公式の見積りシミュレーションで4グレードの総額を取得(toyota.jp 見積りシミュレーション(Playwright で人と同じ画面操作)+Python)
4グレードの明細を保存。初期色が有料色の2グレードは、無料色で取り直しました。

クラウンスポーツ4グレードの乗り出し総額を横棒で並べた図解。どの棒も車両本体に税金・諸費用113,840円を積んだ形で、Gの5,441,140円からRSの7,890,840円まで。600万円・700万円・800万円の線を引き、PHEVの2本には補助金を引く前の総額と注記している
4グレードの総額(トヨタ公式の試算・2026年10月20日・東京地区の参考額)

この表の条件:販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月20日・無料色

販売店は選んでいません(画面は「メーカー参考価格」「税金・諸費用は東京地区の参考額」の表示)。登録予定日はシミュレーションが「作成日から1ヶ月後」として置いた日です。色は無料色のニュートラルブラック〈229〉、オプションと下取りはなしの現金一括。画面には、販売価格としての効力は無いと注記があります。この表は、比べるための物差し。特別仕様車のRS“THE LIMITED-MATTE METAL”(2026年9月時点で8,294,000円)は試算していません。

原文を読んで意外だったのは、検索の上位7ページのうち5ページで価格が2026年9月21日発売の一部改良(トヨタの2026年9月3日の発表)より前のままだったこと。ネットの総額は、改良後の値かを先に確かめたい。

予算の線:700万円未満はGとHEVのZ、RSは800万円まで109,160円

値引きもオプションも無い状態だと、乗り出し500万円未満のグレードはありません。600万円未満はGだけで、余裕は558,860円。700万円未満ならGとHEVのZ、800万円未満なら4グレードすべてで、RSの余裕は109,160円です。

600万円を切るクラウンを探すなら、クラウン クロスオーバーの評価も同じ公式の数字です。

総額から引ける数字のうち、店の外で用意できるのは、いまの車の売値だけです。MOTA車買取は最大20社が入札し、最短3時間後にWebで概算査定額が出ます。やりとりは高額査定の上位3社(最大)で、その3社からは電話で連絡が来る仕組み。

クラウンスポーツの見積りシミュレーションの総額は「自分の総額」ではない:色・登録日・補助金・東京都の4か所で直す

画面の総額は、色・登録日・補助金・東京都の4か所で実際の総額とずれます。ずれが大きいのはPHEVで、HEVで直すのは登録日の7,300円だけ。

スクショ用:試算の総額を自分の総額に直す4か所
・①色:PHEVのZは−55,000円、RSは−110,000円で無料色に戻る。GとHEVのZは0円
・②登録日:工場出荷の目処どおりなら、HEVは2027年1月20日の登録で−7,300円、PHEVは2027年4月20日の登録で+25,300円(東京都以外)
・③補助金:PHEVだけ。予算が尽きる前(受付は12月上旬〜12月下旬に終わる見込み)に登録して申請書が届き、登録が2027年2月1日までなら−850,000円。目処どおりの4月20日なら0円で数える
・④東京都で登録:PHEVだけ自動車税の行が0円。11月20日の登録なら−14,500円、4月20日の登録なら39,800円がまるごと消える

補助金は、受付が終わる前に登録と申請を済ませられると店で確かめてから引く。

例:PHEVのZの画面の総額7,096,640円(初期色のまま)は、色を直して東京都以外で目処どおりに登録すると7,066,940円。試算の11月20日に登録できた場合の補助金ありの総額は6,191,640円です。RSは目処どおりなら7,916,140円、東京都で目処どおりなら7,876,340円。

筆者の検証(2026年10月)|試算の総額を4か所で1段ずつ直した表(4グレード)(Python(E1・E3・E7の記録だけを使った計算))
色→登録日→補助金→登録地の順に1段ずつ直し、先に出した9つの値と一致。RSの4月の自動車税は、試算の応答でも39,800円でした。

PHEVのZを例に、画面の総額7,096,640円から4か所を1段ずつ直す図解。①色で−55,000円、②登録日を工場出荷の目処どおり(2027年4月20日)にすると+25,300円、③補助金は目処どおりの登録だと対象外で0円(2027年2月1日までの登録なら−850,000円)、④東京都で登録すれば自動車税の行が0円で−39,800円になり、7,027,140円。横にGの列を並べ、①0円・②−7,300円・③④は対象外で5,433,840円になる
試算の総額を直す4か所(2026年10月20日の試算・工場出荷から登録まで0日の計算)

①色:PHEVのZの初期色は55,000円、RSは110,000円。無料色はニュートラルブラックとアッシュ

実は、PHEVのZとRSは、シミュレーションを開いた時点で有料色が入っています。Zはプレシャスホワイトパール〈090〉、RSはブラック×エモーショナルレッドⅢ〈2ZR〉。GとHEVのZの初期色は0円でした。無料色はアッシュとニュートラルブラック〈229〉が全グレード、マスタードはGで確認。全11色の価格はGの画面で見ただけですが、有料色は55,000円か110,000円です。自分で試算するなら、最初に色を選び直したい。

黒・白・赤・茶・黄など、ボディカラーの違うクラウン スポーツ6台が駐車場に斜めに並んだ外観の写真
画像:トヨタ自動車 公式サイト

②登録日:試算は2026年11月20日で固定。目処どおりなら乗り出しはHEVが7,300円低く、PHEVは25,300円高い(計算)

トヨタの工場出荷時期の目処の表は2026年10月16日更新で、クラウン(スポーツ)が3ヵ月程度、PHEVが6ヵ月程度。納車日ではなく、工場を出る時期の目処です。

今日(2026年10月20日)注文し、工場出荷から登録まで0日と置くと、HEVは2027年1月20日の登録で自動車税が2か月分の7,200円。Gの乗り出しは5,433,840円です。PHEVのZは2027年4月20日の登録で11か月分の39,800円がかかり、7,066,940円。登録日は販売店が決めるので、商談で確かめてください。

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登録日自動車税自賠責
2026年10月31日18,100円・5か月分24,190円
2026年11月2日14,500円・4か月分25,180円
2027年1月20日7,200円・2か月分25,180円
2027年3月25日0円25,180円
2027年4月1日39,800円・11か月分25,180円

自動車税は年43,500円の月割で、100円未満は切り捨て。自賠責は、保険期間の始まりが2026年11月1日以降なら損害保険料率算出機構の基準料率表で25,180円と、990円上がります。乗り出しは11月2日の登録のほうが10月31日より2,610円低い計算ですが、自動車税は払う時期が1か月ずれるだけ。純粋に増えるのは自賠責の990円です。

筆者の検証(2026年10月)|登録日を11通り変えて、自動車税と自賠責を確かめる(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答(登録予定日だけを変更)+Python)
登録予定日だけを11通りに変え、GとPHEVのZの22回とも応答と自分の計算が一致。

納車が遅いほうが、総額は安くなるの?

乗り出しの総額だけなら、そうです。ただ自動車税は持っている月の分だけで、1月登録で減るのは乗っていない月の分。5月には次の年度の43,500円が来ます。4月登録のPHEVはその年度の分を登録時に払い、5月の納税がありません。どちらも払う時期の違いで、得や損の話ではない。

③補助金:試算は85万円を引かない。補助金ありなら、PHEVのZは6,191,640円でHEVのZより16,800円高い

シミュレーションはPHEVに「CEV補助金の対象車です」と表示するだけで、85万円を総額から引きません。次世代自動車振興センターの交付額の表では、令和8年10月13日現在でPHEVのZとRSが850,000円、保有の義務は4年です。補助金ありの総額は、PHEVのZが6,191,640円、RSが7,040,840円。HEVのZとの差は16,800円まで縮み、受け取れなければ866,800円のまま。

受け取れるのは、予算が尽きる前に初度登録して申請書が届き、登録が2027年2月1日までのときだけです(申請書は2027年2月12日必着)。2026年10月9日公表の受付終了見込みのお知らせでは、受付の終わりは2026年12月上旬〜12月下旬目処で、前後する可能性もあります。今日注文したPHEVは、目処の6ヵ月程度どおりなら登録が2027年4月20日ごろ。初度登録の期限(同センターの同日の公表)の78日後で、受付が終わる見込みよりさらに後の計算です。在庫や割当の車は計算の外なので、登録予定日は販売店で確かめてください。同じクラウンのPHEVの補助金と納期の計算は、クラウン エステートの評価にもあります。

筆者の検証(2026年10月)|補助金を引いた支払う総額と、補助金の期限×納期の日付を計算(次世代自動車振興センターの別表と公表PDF・トヨタの工場出荷時期の目処の表+Python)
総額から850,000円を引き、今日の注文に工場出荷の目処を足した登録日を期限と比べた計算。受け取れるかは判断していません。

④東京都:東京都で登録するPHEVは自動車税が免除(ZEV導入促進税制)、試算は14,500円のまま

東京都主税局によると、令和12年度までに初回新規登録したPHEVは、初回新規登録時の自動車税の月割と、翌年度から5年度分が課税免除(ZEV導入促進税制)。シミュレーションは東京地区の参考額でも、自動車税14,500円を表示したままです。東京都で登録した場合の補助金ありの総額は、PHEVのZが6,177,140円でHEVのZとの差は2,300円、受け取れなかった場合は7,027,140円。目処どおりの4月20日の登録でも、自動車税の行は0円。

都のZEVの購入費補助もあり、PHEVは最大115万円(国のCEV補助金の対象車が対象・申請は2027年3月31日まで)。地域を限った制度なので、計算には入れていません。ほかの道府県は確かめていないので、登録する都道府県の窓口で聞いてください。HEVは、どちらも対象外。

4か所を直した総額から、さらに引けるのはいまの車の売値。下取りの額が出る前に概算査定額を見ておけば、見積書の下取りの欄が高いか安いかを自分で判断できます。

税金・諸費用113,840円の内訳:動かない55,440円と、販売店で変わる58,400円(東京地区の参考額)

税金・諸費用は、税金・保険料とリサイクル料金の「動かない費用」と、販売店が決める代行の費用に分かれます。113,840円のうち動かないのは55,440円で、残りの58,400円は店ごとに違う。

動かない55,440円:自動車税14,500円・重量税0円・自賠責25,180円・リサイクル15,760円

画面の明細は「税金・保険料」39,680円と「販売諸費用」74,160円の2行。販売諸費用に入るリサイクル料金も、登録日が同じならどの店でも同じ額。

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費目金額(登録2026年11月20日)決まり方
自動車税14,500円年43,500円の4か月分
重量税0円HEV・PHEVとも。国土交通省の税額表(2026年5月1日から)
自賠責25,180円37か月・2026年11月1日以降の始期
リサイクル料金15,760円トヨタの環境仕様のリサイクル料金表(全車・2026年9月時点)と同じ
環境性能割0円2026年3月31日で廃止(総務省の通知)

重量税の期限は読み違えやすい。国土交通省の資料(2026年5月1日の改正)では、エコカー減税は2026年5月1日から2028年4月30日まで。画面の「2027年4月30日までの新規ご登録車」は、2つに分けた期間の1つ目の区切りで、2027年5月2日の登録でも試算は0円でした。PHEVは国の表で免税、HEVの0円は燃費基準の式による計算。

筆者の検証(2026年10月)|法定費用を公的な表から計算し、公式の試算と突き合わせ(Python(東京都主税局・総務省・国土交通省・損害保険料率算出機構の表と、シミュレーションの応答))
公的な表から登録2026年11月20日で4グレードを計算し、すべてシミュレーションと一致。リサイクル料金は公的な表に無いので、この計算の外です。

税金・諸費用113,840円の内訳を、動かない55,440円(自動車税14,500円・重量税0円・自賠責25,180円・リサイクル料金15,760円)と、店で変わる58,400円(登録の代行45,760円・車庫証明2,300円・希望ナンバー7,590円・ETC2,750円)に色分けして積んだ図解。下に、販売会社18社の設定では代行・法定・納車の費用(希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除く)が34,690〜74,490円と添えている
113,840円の内訳(東京地区の参考額・2026年10月20日)

販売店で変わる費用:18社の設定では、代行・法定・納車の費用が34,690〜74,490円

販売店が決める費用は、店ごとにはっきり違う。シミュレーションの211社から、並び順で機械的に18社を選びました。登録の代行の主な費用は17,710〜43,450円で、中央値は34,100円。車庫証明・納車の費用と法定の手数料まで足した代行・法定・納車の費用は、希望ナンバー・ETCなど任意に近い費用を除いて34,690〜74,490円で、差は39,800円でした。ただし18社は北海道から九州まで地域がばらばらで、車庫証明のような法定の費用も地域で違います。同じ北海道の2社(旭川・北見)では、代行・法定・納車の費用の差は2,600円でした。

東京地区の参考額に入っている店の費用は、希望ナンバーとETCを除くと48,060円で、18社の幅の中。ただし東京地区の参考額に納車費用の行は無く、18社では17社にありました。東京地区の参考額の58,400円には希望ナンバーの代行7,590円とETCのセットアップ2,750円が最初から入っていて、外せるかは見積書の段階で店に聞いておきたい。

筆者の検証(2026年10月)|販売会社18社の「販売諸費用」の設定を取得(トヨタ公式の見積りシミュレーションの応答(販売会社ごとの設定)+Python)
各社1回ずつ取り、希望ナンバー・ETC・下取りのような選べる行は外して集計。全国の傾向を示すものではありません。

クラウンスポーツの見積書で先に見る3行:補助金の行・登録予定日・販売諸費用の名前

見積書を受け取ったら、補助金の行・登録予定日・販売諸費用の行の3つを先に見ます。ここが違えば、同じクラウンスポーツでも総額どうしは比べられない。

補助金の行:見積書の総額から85万円が引かれているか、別の行か

見積書の総額から85万円が引かれていたら、その前提を店に聞きます。登録予定日は2027年2月1日より前か。受付が終わる見込みの12月までに、申請書を誰がいつ出すのか。引かれているだけで、受け取れると決めるのはまだ早い。どれかがあいまいなら、850,000円を戻した総額を隣に書いておく。どちらに転んでも支払う総額が手元に残るので、私はこれがいちばん迷わないと思います。

登録予定日の欄:日付が違えば、税金と補助金の両方が変わる

2つの見積書の登録予定月がそろっていなければ、総額は比べられません。月割の自動車税が変わり、11月をまたげば自賠責も990円動きます。PHEVなら、850,000円の行を付けてよいかにも関わる。日付ごとの税と保険は、上の②の早見表で引けます。

販売諸費用の行の名前:店で名前が違う。2社目の見積書は同じ条件で

同じ中身の費用でも、18社の設定には「OSS申請代行費用」「検査登録手続代行費用」「登録等事務手数料」と名前が並びます。総額が近い2社なら、差はこの行のどこか。トヨタの販売店は2020年5月から原則すべての車種を扱う体制なので(トヨタの2019年6月24日の発表)、別の販売会社でも同じ条件の見積書を取れます。比べ方と交渉の順番は、クラウンスポーツの値引きの記事へ。

総額が数万円違うなら、まず販売諸費用の行を並べます

いまの車は下取りの前に買取の見積もりを:最後に出ていくお金=総額−値引き−売る額

総額から値引きと売る額を引いた残りが、最後に出ていくお金です。店の外でしか数字が取れないのは売る額だけなので、下取りの話の前に埋めておきたい。

売る額だけは見積もりを取らないと埋まらない:AIは予想しない

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額中身決まり方
売る額いまの車を売った額人によって違うので予想しない。MOTA車買取などの見積もりで埋める

払う額・戻る額・走る額は、評価の記事の4つの額にあります。PHEVの補助金には4年の保有の義務があり、ここで売るのは「いまの車」の話。

下取りは購入代金から引かれる:買取の見積もりがあれば下取りの額を比べられる

下取りは、新車の代金と一体の取引です。トヨタのクルマ購入ガイドも「新車のご購入金額から下取り金額が値引きされます」と書きます。日本自動車購入協会(JPUC)が国民生活センターの情報誌『国民生活』(2023年4月号)に書いた解説でも、購入をやめれば下取りも基本的にやめになる。買取は、いまの車を売るだけの取引。下取りの欄の数字は、それだけでは高いか安いか分かりません。

注意も2つ。車の売却はクーリング・オフの対象外です(国民生活センター・2024年6月18日)。一括査定では車の情報や個人情報が複数の買取業者に渡ると、同じJPUCの解説は書いています。仕組みの違いは、下取りと買取の違いで整理しました。

下取りの提示を聞く前に、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を1つ持っておくと、見積書の下取りの欄に比べる相手ができます。

クラウンスポーツの見積もりの本音:推しは税金・諸費用が4グレード同じこと、やめておけは3条件

推しは、税金・諸費用が4グレードとも113,840円で、差がそのまま総額の差になること。惜しいのは、画面が補助金と東京都の免除を映さないこと。やめておけの条件は3つ。

推しポイント:税金・諸費用は4グレードとも113,840円、PHEVでも同じ

私がクラウンスポーツの見積もりで好きなのは、計算が素直なところ。PHEVでも重量税は0円、自動車税も同じ区分で同額です。試算の上では、HEVとPHEVの総額の差は車両価格の差866,800円だけ。あとは補助金と東京都の免除を足し引きすればいい。HEVとPHEVで迷っている人にとって、ここは助かるところです。同じ式でHEVとPHEVを比べた例は、RAV4の評価の記事にもあります。

この総額の使い方はやめておけ、の3条件(2026年10月時点)

正直に言います。次の3つのどれかに当てはまるなら、その総額の使い方はやめておきましょう。どれも、公式の試算と公表された期限から計算で言える条件だけ。

この総額の使い方はやめておけ、の3条件
・試算の画面の総額をそのまま予算にする:PHEVのZは55,000円、RSは110,000円の初期色が入ったままで、登録日も1か月後に固定。PHEVは目処どおりの登録なら、東京都以外で乗り出しが25,300円上がる計算です
・補助金85万円を引いた総額で予算を組むのに、登録予定日を確かめない:目処どおりなら登録は期限の78日後で、受付自体も12月に終わる見込み。受け取れなければ、PHEVのZはHEVのZより866,800円高いまま
・総額だけで店を比べ、販売諸費用の行を見ない:代行・法定・納車の費用の計は、18社の設定で34,690〜74,490円。北海道から九州まで地域のばらばらな会社どうしの幅ですが、行の名前と中身は会社ごとに違います

もう1つ。公式の試算は、販売店を選ばない東京地区の参考額で、販売価格ではありません。1つでも当てはまるなら、予算の組み方から変えてください。

4か所を直した総額が予算を超える、補助金の期限に登録が間に合わない。そのときは、登録済み未使用車(新古車)や中古車も候補。ズバット車販売は提携先のネクステージ1社が在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みで、新車は扱っていません。利用は無料でも、車の代金・諸費用・取り寄せの陸送費はネクステージとの契約で別。国のCEV補助金は新車新規登録の車が対象なので、中古車は対象外です(次世代自動車振興センターの応募要領・2026年10月9日に期限を追記した版)。登録済み未使用車も新規登録ではないので、出ない見込み。

惜しいポイント:試算は補助金85万円も東京都の免除も映さず、色は有料色から始まる

正直、ここは惜しい。公式の画面なのに、PHEVを選ぶ人ほど直す行が増えます。東京都で登録するPHEVのZなら、色の55,000円、補助金の850,000円、自動車税の14,500円。HEVのGで直すのは、登録日の7,300円くらいです。PHEVを選ぶ人にこそ、画面に出してほしい数字。

クラウンスポーツの見積もり・乗り出し価格のよくある質問

年収の問いには線を引かず、総額が年収の何倍かだけを出しました。

クラウンスポーツは年収いくらで買えますか?

乗り出しの総額は、年収500万円ならGで1.09倍、PHEVのZで1.41倍です。年収800万円なら、Gは0.68倍、RSは0.99倍。購入者の年収の公表データも、「年収の何割まで」という公的な基準も見当たらないので(2026年10月20日確認)、線は引きません。

クラウンスポーツは月々いくらで買えますか?

頭金・回数・金利・残価で変わります。シミュレーションの分割払いは店ごとの金利の設定が要り、数字を取れていないので、出したのは一括払いの総額だけ。

諸費用は値引きしてもらえますか?

税金・保険料とリサイクル料金の55,440円は動かず、店が決めるのは代行の費用の行です。どの行を外せるか、下げられるかは店に聞くしかありません。

乗り出し価格と支払総額は同じですか?

ほぼ同じ範囲です。トヨタのシミュレーションの「現金販売時お支払い総額」は車両本体・オプション・税金・諸費用の合計で、任意保険・メンテナンスパック・ローンの利息は入りません。

まとめ:クラウンスポーツの乗り出しはG 5,441,140円から(公式の試算)、PHEVは補助金と登録日を確かめてから予算に

HEVなら画面の総額をほぼそのまま使え、PHEVは直す行が多い。私ならPHEVの総額は、登録予定日と申請の段取りを店から聞くまで鉛筆書きにしておきます。

  • 公式の試算(2026年10月20日・販売店は選ばず東京地区の参考額)で総額は5,441,140〜7,890,840円
  • 税金・諸費用113,840円のうち、動かないのは55,440円
  • PHEVの補助金85万円は、受け取れた場合だけ別の行で

次の一歩:4つの空欄を埋めてから販売店へ
販売店に行く前に、スマホのメモに4つの空欄を作って埋めます。- ①色:有料色なら55,000円か110,000円を足す- ②登録予定月:店に聞く。工場出荷の目処はHEVが3ヵ月程度、PHEVが6ヵ月程度- ③補助金:登録が2027年2月1日より前で、受付が終わる見込みの12月までに申請できるときだけ、−850,000円の行を別に作る- ④登録する都道府県:東京都でPHEVなら、自動車税の行は0円

4つが埋まった総額と、いまの車の買取の見積もりを1つ持って、見積書を受け取りに行きます。

メモの最後の空欄は、いまの車の売値。概算査定額が手元にあれば、販売店で下取りの額を聞いたときにその場で比べられます。

値引きを入れた総額と交渉の順番は、クラウンスポーツの値引きの記事で計算しています。

確かめメモ:確かめたのは、公式の試算の4グレードの総額、法定費用の検算、18社の費用の設定、登録日別の税と保険、補助金の表と期限です(2026年10月20日)。実際の見積書の総額と値引き、東京都以外のPHEVの自動車税、G以外の全色の価格、希望ナンバーとETCを外せるかは分かりません。

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