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ランドクルーザー“70”は、トヨタが2023年11月29日に継続販売モデルとして発売した、2.8Lディーゼル・6速ATの本格4WD車です。
いま売られているのは、AXの1グレード・4,800,000円の1台だけ。トヨタの工場出荷時期目処(2026年10月16日更新)では、その欄の月数が空で、備考は「現在 生産を休止させていただいております」とあります。
「受注停止」という言葉は、公式の表のどこにも出てきません。
私はこの車の、選ぶものが色しかない分かりやすさが好きです。ただ、最小回転半径6.3mは暮らす場所を選ぶ数字。いま決めるのは「買うかどうか」より、「注文できる日に備えるかどうか」だと思う。
このページの前の版は2019年の記事で、ガソリン・5速MTの2014年の復刻版を扱っていました。いまのAXとは別の車の話です。
この記事のポイント
- いまはAX 1グレードの4,800,000円
- みんカラの口コミの点数は旧型を含む。物差しは2.6
- 公式は「生産休止」、再開の発表は無い
- 2014年の復刻版とは税も車検の周期も違う

30秒でわかるランクル70(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | AX 1グレード 4,800,000円(リサイクル料金は別・沖縄は別価格・2023年11月の発売から同じ) |
| いま注文できるか | 公式の表示は「現在 生産を休止」(2026年10月16日更新)。受注再開の公式の発表は見当たらない(10月21日確認) |
| 乗り出し(公式の試算) | 4,974,320円(トヨタの見積りシミュレーション・販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月21日・オプションなし・下取りなし) |
| CARVELの物差し | 平均2.6(採点した軸5/7) |
| 実質いくら(5年) | 5,590,099円(車両価格+5年・年1万kmの燃料代・売る額0円の計算) |
| 燃費と満タンの距離 | WLTC 10.1km/L・タンク130L・満タンで1,313.0km(計算値) |
| サイズと回転半径 | 全長4,890×全幅1,870×全高1,920mm・最小回転半径6.3m |
| いまの車の売値 | 先に知っておくと、4つの額の「売る額」が埋まる(MOTA車買取の概算査定額) |
価格・諸元・工場出荷の目処は、2026年10月21日にトヨタの見積りシミュレーション・主要諸元表・工場出荷時期目処で確認しました。総額の内訳と、ネットの見積もり例との差はランクル70の乗り出し価格の記事で1行ずつ確かめています。
公開日:2026年10月21日 / 最終更新日:2026年10月21日
ランクル70の評価:いまはAX 1グレード4,800,000円、物差しは2.6(採点5/7・2026年10月時点)
いまのランクル70は、AXの1グレード・4,800,000円の1台だけです。CARVELの物差しは、採点した5軸の平均で2.6。満タンの距離と4WDは強く、燃料代と取り回しは弱い。★5の満タン距離と★1の燃料代は、どちらも「燃料」の話です。130Lの大きなタンクが距離を伸ばし、10.1km/Lの燃費が財布を削る。この車の長所と短所は、同じところから出ています。
どんな車か:2.8Lディーゼル・6速ATのみ、メーカーオプションは0件
トヨタの主要諸元表によると、AXのエンジンは1GD-FTVの2.8L直4ディーゼルターボで、150kW(204PS)・500N・m。変速機は6 Super ECT(6速AT)だけで、MTとガソリン車はありません。駆動はパートタイム4WD、電動デフロックは前後とも標準装備です。

乗車定員は5人で、登録は3ナンバー(乗用)。ボディ色は3色あり、どれを選んでも追加の料金はかかりませんでした。
意外だったのは、トヨタの見積りシミュレーションの「オプションを選ぶ」です。並ぶ63行はすべて販売店装着の用品で、メーカーオプションは0件(2026年10月21日)。買う段階で選ぶのは、ほぼ色だけの車です。生産はトヨタ車体の吉原工場で、月販基準台数は400台と発売時のリリースにあります。
筆者の検証(2026年10月)|公式の資料で「いまのランクル70」を確定(トヨタ見積りシミュレーションのグレード一覧・オプション一覧+工場出荷時期目処(factory.json)+主要諸元表2023年11月版+Python)
2026年10月21日にグレード一覧を取り出すと、行はAX(ディーゼル2.8L・4WD・5名・GDJ76W)の1件で4,800,000円でした。3色とも追加の料金は0円、オプション一覧の63行はすべて販売店装着の用品です。工場出荷時期目処の70の行は、月数の欄が空で備考が「生産を休止」でした。
合う人・合わない人:公式の数字で言える範囲
合うのは、舗装されていない道や雪道を走る人と、給油の回数を減らしたい人です。4WDに前後のデフロック、最低地上高は社内測定値で200mm。タンク130LとWLTC 10.1km/Lで、満タンなら1,313.0km走れる計算になります。
合わないのは、狭い道や駐車場で切り返しが多い人と、燃料代を抑えたい人。最小回転半径は6.3m。軽油159.6円/L(資源エネルギー庁・2026年10月13日調査)で計算すると、燃料代は100kmあたり約1,580円でした。走りの感想は、CARVELではまだ書けません。
ランクル70の評判は、どの車の点数?口コミの点数と、公式の数字で採点し直した物差し2.6
「ランクル70の口コミは4点台」。その点数、どのランクル70のものでしょうか。みんカラの点数は、1984年からの70や2014年の復刻版の投稿も、1つにまとめています(価格.comは年式のモデルごとに分かれています)。そこで、いまのAXの投稿を数え直し、公式の数字でも採点し直しました。
口コミの点数は旧型を含む:みんカラの一覧436件のうち、いまのAXと分かるのは71件
みんカラの点数は、旧型の投稿を混ぜたまま表示されています。2026年10月21日に、2つの集計を取り直しました。
| 集計(取得日) | 表示の総合点 | 件数 | いまのAXの投稿 |
|---|---|---|---|
| 価格.com 2023年モデル(10月21日取得・9月22日更新) | 4.00 | 3人 | 3人とも(モデル別の一覧) |
| みんカラ(10月21日取得) | 4.28 | 443件(一覧に並んだのは436件) | 71件(一覧の436件の16.3%) |
みんカラの一覧88ページを1件ずつ数えると、仕様欄が「AX_4WD(AT_2.8)(2023年)」の投稿は436件中71件でした。4.28という点数のうち、いまのAXと分かる投稿は2割に届きません。正直、ここまで少ないとは思っていませんでした。年式2023年でグレードの書かれていない14件を足しても85件です。ページの件数の表示は443件で、一覧に並ぶ436件と7件合いません。理由はページに書かれていませんでした。残りは2014年式が94件で、そのうち4.0L・MTの復刻版と分かるものが91件。2013年以前の年式が233件、年式不明が24件ありました。
いまのAXの71件だけでおすすめ度を平均すると、4.70になります。ただ、仕様欄は投稿者の入力で、発売より前の日付なのに2023年式の投稿も2件ありました。投稿は満足した人に偏りやすいので、この数字で世代の良し悪しは決められません。
筆者の検証(2026年10月)|口コミの集計の母集団を数え直す(Python(公開ページの取得だけ・ログインなし・2秒間隔))
みんカラの一覧を全88ページ取得し、各投稿の仕様欄・レビュー日・おすすめ度だけを記録しました。本文は保存していません。価格.comは2023年モデルの一覧(3件)を記録。FLEXはrobots.txtがこの取得を断っているため数えず、グーネットは今回取っていません。
検索上位の記事も照合しました。原文を読んだ16媒体の主張30件のうち、公式の数字と一致したのは13件。6媒体に、古い税率の自動車税や存在しないメーカーオプションなど、いまの公式と合わない数字や文がありました。
筆者の検証(2026年10月)|評価・価格・受注の主張を公式・公的な資料と照合(手作業+Python)
30件を、一致13・食い違い5・確認不能5・古い4・定義の違い3に分けました。照合に使ったのは、公式の見積りシミュレーション・主要諸元表・東京都主税局・国土交通省・工場出荷時期目処です。
いまのAXの3人の項目別:低いのはインテリア2.67と燃費3.00
2026年10月21日に取った価格.comの2023年モデルの項目別は、エクステリア4.00・インテリア2.67・エンジン4.00・走行4.50・乗り心地3.33・燃費3.00・価格3.33。カテゴリ平均は4.26なので、総合の4.00はそれより低めですね。
3人の平均なので、傾向とまでは言えません。納車から半年の2025年7月8日の投稿には「後部座席はオマケかな」という1文がありました。後席に家族を乗せる予定なら、販売店で一度は後ろに座ってから決めたい。

じゃあ、口コミの点数は当てにならないってこと?
点数は「どの車の・何人の」まで読めば使えます。足りない分は、公式の数字で埋めればいいんですよ。
公式の数字で採点し直す:CARVELの物差し v1.1 で2.6(採点した軸5/7)
公式の数字だけで7つの軸に★を付けると、平均は2.6(採点した軸5/7)でした。
| 軸 | 使った公式の数値 | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 4,800,000円(CEV補助金の対象外のため0円) | ★2 | 600万円以下の帯 |
| 2 走る費用 | 100kmあたり約1,580円(WLTC 10.1km/L×軽油159.6円/L) | ★1 | 1,400円超の帯 |
| 3 1回で走れる距離 | 1,313.0km(130L×10.1km/L・計算値) | ★5 | ここは強い |
| 4 取り回し | 最小回転半径6.3m | ★1 | 5.9m超の帯 |
| 5 悪路・雪道 | 4WDあり・最低地上高200mm(社内測定値) | ★4 | ★5の210mmまで10mm |
| 6 公的な安全評価 | —(未評価) | — | 低評価という意味ではない |
| 7 手に入る早さ | —(公式の月数なし) | — | 公式の表は月数の欄が空 |
基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)です。軽油は資源エネルギー庁の全国平均の推移の2026年10月13日調査の値を使いました。
軸6は、2026年10月21日に確かめた範囲で、NASVAの2025年度までの試験結果一覧と報道発表の一覧に、2023年発売のランクル70の評価結果がありません。軸7は、工場出荷時期目処の月数が空で「生産を休止」。ほかの車と同じく、公式の月数が無い軸は採点していません。
平均は採点した5軸だけの値なので、7軸すべてを採点できた車の平均とは単純に比べないでください。補助のない202.0円/Lで計算しても★は同じで、JNCAPで★5が付けば平均は3.0(6/7)に上がります。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 でランクル70 AXを採点(Python(CARVEL_STYLE 2章の基準を機械的に当てる))
軸1〜5は主要諸元表と公式の価格、軸6はNASVAの一覧と報道発表、軸7は工場出荷時期目処で判定しました。軽油を202.0円/Lに置き換えても、軸2は★1のままです。
点数を読んで候補に残したなら、注文できる日を待つあいだに先に分かる数字が1つあります。いまの車の売値です。MOTAの公式ページによると(2026年10月確認)、最大20社が入札し、やりとりは高額査定の上位3社(最大)だけ。最短3時間後にWebで概算査定額が分かり、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話で連絡が来ます。
ランクル70はいま注文できる?公式の表示は「生産休止」、受注再開の発表は無い(2026年10月時点)
「現在 生産を休止させていただいております」。トヨタの工場出荷時期目処(2026年10月16日更新)の、ランクル70の欄の備考です。確かめた販売会社5社は、5社とも「受注停止」「販売一時停止」「×」のいずれかを表示し、受注再開の公式の発表は見当たりませんでした(10月21日確認)。
出どころ別に並べる:公式・販売会社・KINTO・海外
受注の話は、誰が言ったかで重みがまるで違う。日付と一緒に並べました。
| 出どころ | 表示(原文の要約) | 日付 |
|---|---|---|
| トヨタ 工場出荷時期目処 | 月数の欄は空・備考「現在 生産を休止させていただいております」 | 2026年10月16日更新 |
| トヨタのランクル70のページ・ニュースルーム | 受注再開・改良・販売終了の発表は見当たらない | 2026年10月21日確認 |
| 確かめた販売会社5社 | 5社とも停止(受注停止・販売一時停止)か×の表示。抽選の表示は見当たらない | 2026年10月1日〜17日の表示(1社は表示日不明・10月21日確認) |
| KINTO | 「現在WEBでの取り扱いを停止しております」 | 2026年10月21日の表示 |
| 豪州のトヨタ(参考) | AT版の受注を再開(生産は8月から再開の予定と発表) | 2026年7月6日(日本の発表ではない) |
販売会社の表示は、会社ごと・日ごとに動きます。表は公開の日に取り直したものです。


筆者の検証(2026年10月)|ランクル70の受注・生産の状況の台帳(公式JSON(factory.json)+販売会社の公式サイト+KINTO公式+報道+Python)
公式・販売会社・KINTO・報道・海外の14行を、原文と日付つきで台帳にしました。販売会社5社は、5社とも受注停止・販売一時停止・×のいずれかの表示でした。表示日が分かる4社は2026年10月1日〜17日です。
「受注停止」と「生産休止」は何が違う?言えるのは公式の語まで
トヨタの表の語は、あくまで「生産休止」。「受注停止」「×」「販売一時停止」は、販売会社がそれぞれの表で使っている言い方でした。
生産がいつ戻るのか、受注がいつ開くのかは、公式の発表が無いので分かりません。豪州で7月にAT版の受注が再開したのも、日本の時期を占う根拠にはならないだろう。
いまできること:販売店で確かめる3つ
予想の日付を追うより、販売店で3つ確かめるほうが早い。1つ目は、受注を再開したときに連絡をもらえるか、どう申し込めばいいか。2つ目は、キャンセル待ちや抽選の扱いがあるかどうか。3つ目は、誓約書など購入の条件があるかです。
2026年10月14日の月刊自家用車WEBは、近くの販売店をまわってキャンセル待ちを申し込む方法を挙げつつ、手に入る確率は低いとも書いています。トヨタは2019年6月24日の発表で、2020年5月から原則すべての販売店で全車種を扱う方針を出しました。それでも受け付けの扱いは店ごとに違い得るので、2〜3店に同じ3つを聞いておくと比べやすいと思う。
ランクル70の再再販と2014年の復刻版の違い:3ナンバーで自動車税は年50,000円、車検は初回3年
2014年の復刻版はガソリン4.0L・5速MTの1ナンバー、いまのAXは2.8Lディーゼル・6速ATの3ナンバーです。登録が乗用になって、自動車税は年16,000円から50,000円へ。代わりに車検は、初回2年・以降毎年から、初回3年・以降2年になりました。
対照表:価格・エンジン・変速機・ナンバー・車検・自動車税
| 項目 | 2014年の復刻版(2014年8月25日発売・2015年6月30日生産分で受注終了) | いまの再再販(2023年11月29日発売) |
|---|---|---|
| 価格 | バン3,600,000円・ピックアップ3,500,000円 | AX 4,800,000円 |
| エンジン | V6 4.0L ガソリン(1GR-FE) | 直4 2.8L ディーゼルターボ(1GD-FTV) |
| 変速機 | 5速MT | 6速AT |
| ナンバー | 1ナンバー(貨物) | 3ナンバー(乗用) |
| 車検の周期 | 初回2年・以降1年 | 初回3年・以降2年 |
| 自動車税(年・自家用) | 16,000円(貨客兼用・最大積載量1t以下・1.5L超) | 50,000円(2.5L超3L以下・2019年10月1日以後の登録) |
2014年版は期間限定で、いまは新車では買えません。燃費は試験の方式が違うので、この表には並べないことにしました。出典は2014年の発売のリリースと2023年のリリース、国土交通省の自動車検査証の有効期間、東京都主税局の税率表です。


筆者の検証(2026年10月)|2014年の復刻版と2023年の再再販の対照表(トヨタのリリース・国土交通省・東京都主税局の表+Python)
2014年8月25日と2023年11月29日のリリース、車検の有効期間の表、自動車税の税率表から同じ項目を並べ、手元のファイルで確かめられる値はスクリプトで照合しました。
3ナンバーで増えた税・減った車検:年34,000円と、車検の回数
自動車税は、年16,000円から50,000円で、差は年34,000円。差の34,000円は、5年なら170,000円です。いっぽう車検は、5年のうちに受ける回数が1ナンバーなら4回(2・3・4・5年目)、3ナンバーなら2回(3・5年目)。税は増えても、車検に出す回数は半分になります。
2014年版に乗っていた人の感覚で「自動車税は1.6万円」と見積もると、毎年34,000円ずれます。車検の整備費用や保険は公的な表が無いので、ここでは数字にしていません。
中古や旧記事で見かける数字の読み方
「360万円」「5速MT」「1ナンバー」が出てくる記事や広告は、2014年版か、それより前の70の話です。中古の市場には両方の世代が並ぶので、年式と型式で見分けたい。いまのAXの型式は、GDJ76W。



旧記事の数字で迷ったら、まず変速機とナンバー。そこで世代が分かれます
スクショ用:2014年の復刻版と、いまのランクル70を見分ける5つの印
・変速機:5速MTなら2014年版、6速ATならいまのAX
・エンジン:4.0Lガソリンなら2014年版、2.8Lディーゼルならいま
・ナンバー:1ナンバー(貨物)なら2014年版、3ナンバー(乗用)ならいま
・新車価格:360万円・350万円は2014年版、480万円がいま
・型式:いまのAXはGDJ76W(車検証や広告の型式の欄)
中古の広告や古い記事を読むときは、この5つで先に世代を決めてから、価格や燃費の数字を読んでください。
ランクル70の価格と4つの額:AXは4,800,000円、5年の実質は5,590,099円(売る額0円)
実質いくら=払う額4,800,000円−戻る額0円+走る額790,099円−売る額。売る額を0円とすると、5,590,099円です。売る額だけは、いまの車の見積もりを取らないと埋まりません。
価格は発売から4,800,000円のまま(メーカー希望小売価格・税込)
再再販のランクル70の価格は、2023年11月29日の発売のときと同じ4,800,000円です。2026年10月21日のトヨタの見積りシミュレーションでも、額は変わっていませんでした。リサイクル料金は別で、沖縄は価格が異なる、と公式に注記があります。
4つの額の表(5年・年1万km・補助金なし)
車両価格に5年分の燃料代を足し、いまの車の売値を引くと、財布から出ていくお金が見えます。
| 額 | 中身 | 金額 |
|---|---|---|
| 払う額 | 車両価格(AX・税込)。税金・諸費用は入れない | 4,800,000円 |
| 戻る額 | 国のCEV補助金は、ディーゼル車は対象外。重量税もエコカー減税の対象外で軽減なし | 0円 |
| 走る額 | 5年・5万km÷WLTC 10.1km/L×軽油159.6円/L(2026年10月13日調査) | 790,099円 |
| 売る額 | いまの車を売った額(読者ごとに違う) | 空欄 → MOTA車買取で概算査定額を見る |
売る額を0円とすると、実質は5,590,099円。軽油の補助が無くなって、同じ資料の補助なしの価格202.0円/Lになれば、走る額は1,000,000円で、209,901円増えます。
戻る額の0円は、次世代自動車振興センターの銘柄表(2026年10月13日現在)にランドクルーザーの行が無いことと、日本自動車工業会のエコカー減税の一覧に載っていないことから置きました。重量税は、軽減なしで3年分61,500円です。
筆者の検証(2026年10月)|4つの額(実質いくら)をAXで計算(Python)
走る額は5万km÷10.1km/L×159.6円/Lで、年158,020円になります。保険・車検・オプション・販売店の諸費用・AdBlue(尿素水)の補給は入れていません。1円/L違うと、5年で4,950円変わる計算です。
乗り出し・値引き・月々は別の記事で
乗り出しの総額は4,974,320円でした(公式の試算・販売店は選ばず東京地区の参考額・登録2026年11月21日)。税金・諸費用の174,320円は、CARVELの数え方では払う額に入れていません。内訳と予算の組み方はランクル70の乗り出し価格の記事にあります。
2026年10月21日にトヨタの主要諸元表と見積りシミュレーションで確かめた範囲では、メーカーは値引き額を公表していません。購入者の報告の中身は、ランクル70の値引きの記事で1件ずつ並べました。KINTOのランクル70は、2026年10月21日の表示で「現在WEBでの取り扱いを停止」です。
4つの額で埋まっていないのは、売る額の1行だけ。下取りを出す前にいまの車の概算査定額を見ておくと、のちの見積書の下取り額が高いか安いかを判断できます。
ランクル70の本音:推しは前後デフロックが標準、惜しいのは最小回転半径6.3m、やめておけは3条件
好きなのは、デフロックが前後とも最初から付いていること。オプション表で悩まずに済むのがいいんですよ。惜しいのは6.3mの回転半径と、100kmで約1,580円(2026年10月時点)の燃料代。次の3つに当てはまるなら、やめておきましょう。
推しポイント:前後デフロックが標準、満タン1,313.0km(計算値)
電動デフロックは、前後とも標準装備。私がいちばん推したいのは、ここだと思う。メーカーオプションは0件なので、悪路の装備を付け忘れる心配がありません。


満タンの距離は、130L×10.1km/L=1,313.0kmの計算値。2024年のwebCGの試乗記2本は、車載燃費計で9.5km/Lと8.7km/Lと報告しています。低いほうの8.7km/Lで計算しても、満タンで1,000kmを超える計算です。



デフロックが前後に付いていても、雪道や河原へ行かないなら★4の軸は活きません。使う場面があるかで決めたいところです
惜しいポイント:最小回転半径6.3mと、100kmで約1,580円
物差しの★1は2つ。100kmあたり約1,580円(2026年10月の軽油単価で計算)の走る費用と、6.3mの取り回しです。JNCAPの評価が無いので、安全の★を物差しに入れられないのも惜しいところ。
2024年7月23日のwebCGの試乗記は、ハンドルのロック・トゥ・ロックが4回転以上あると書いています。駐車場の出入りで切り返しが要るかは、契約の前に実車で確かめたい。
ランクル70でやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
ランクル70のよくある質問
- ランクル70にMT車やガソリン車はありますか?
-
ありません。いまのAXは2.8Lディーゼル・6速ATだけです(トヨタの主要諸元表)。オーストラリアで2024年12月に追加されたMTは、日本の仕様ではない別の話です。
- ランクル70の荷室の容量は何リットル?
-
トヨタの主要諸元表に、荷室の容量(L)は載っていません。公式の値は室内長1,760×室内幅1,440×室内高1,240mmで、荷室の大きさは販売店で実車を測って確かめるのが確実でしょう。
- ランクル250とランクル70、どちらにする?
-
価格・燃料・注文の状況がそれぞれ違うので、条件で選び分けます。250はランクル250の評価の記事で同じ物差しを使って採点しました。
- ランクル70は中古なら買えますか?
-
中古の掲載はあるものの、新車の480万円より高い値で並んでいます。価格.comの表示は708〜1,057万円・157物件(2026年10月21日の表示)。CARVELは新車の記事なので、中古の選び方までは扱っていません。
待てない場合は、中古車・登録済み未使用車(新古車)も選択肢になります。ズバット車販売は、条件を入力すると提携先のネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本は電話で連絡するサービスです。利用は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。新車は扱いません。希少な車は見つかるとは限らず、公式も条件の一部変更や調整が要る場合があると案内しています。ランクル70の中古は、上の価格.comの表示のとおり、新車の480万円より高い値です。
まとめ:ランクル70は4WDと満タンの距離に価値を感じる人の車、いまは注文できる日に備える
いまのランクル70は、2023年11月の発売から変わらず、AX 1グレードの4,800,000円です。みんカラの口コミの点数は旧型の投稿を多く含み、公式の数字だけの物差しは2.6(採点した軸5/7)。公式の表示は「生産休止」で、受注再開の発表は見当たりません(2026年10月21日確認)。
切り返しの少ない道で使え、燃料代より4WDと満タンの距離を取るなら、待つ価値のある1台。私はそう判断しました。
次の一歩
今日やることは、販売店への電話1本です。①受注を再開したら連絡をもらえるか ②キャンセル待ちや抽選の扱いはあるか ③誓約書など購入の条件はあるか。この3つを聞いて、答えと日付をスマホのメモに残してください。
販売店の3つのメモの隣に、いまの車の売値を1行足しておくと、再開の連絡が来た日にすぐ予算を組めます。
次に読むなら、総額の内訳はランクル70の乗り出し価格の記事、いまの車の手放し方は下取りと買取の違いと車の一括査定サイトの比較にまとめています。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 100kmの走る費用 | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WDあり・210mm以上 | 4WDあり・180mm以上 | 4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 JNCAP | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
確かめたこと:トヨタの見積りシミュレーション・主要諸元表・工場出荷時期目処(2026年10月16日更新)、NASVA・国土交通省・東京都主税局の表、口コミの集計の取得日と件数
出典:トヨタ、NASVA、資源エネルギー庁、国土交通省、東京都主税局、次世代自動車振興センター、日本自動車工業会、価格.com、みんカラ
時点:2026年10月21日時点。確かめたのはここまでで、走りの感想、実燃費、受注再開の時期は分かりません。
参考URL一覧
- トヨタの主要諸元表:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiser70/003_p_001/pdf/landcruiser70_spec_202311.pdf
- 発売時のリリース:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/40139766.html
- 資源エネルギー庁の全国平均の推移:https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/current_graph.pdf
- 報道発表の一覧:https://www.nasva.go.jp/gaiyou/houdou01.html
- トヨタ 工場出荷時期目処:https://toyota.jp/news/delivery/
- 2014年の発売のリリース:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21793608.html
- 東京都主税局の税率表:https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/automobiles/shubetsu

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