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ジープ コンパスは、全長4,550mmのミドルサイズSUVです。2026年10月7日に新型が出て、1.2Lの48Vハイブリッド・前輪駆動(FF)で520万円から。
いまのコンパスは、新型と旧型が同じ価格表に並んでいる車です。本体の差は60,000円しかなく、燃費と装備で選ぶなら新型。4WDと幅の狭さが要るなら旧型、と分かれ道ははっきりしている。
総額の内訳はコンパスの乗り出し価格の記事へ、値引きと公式の金利はコンパスの値引きの記事へどうぞ。
この記事のポイント
- 物差しは新型3.0・旧型2.8
- 新型は全車FF・ハイオク
- 旧型も価格表にまだ載る
- 本体差6万円、燃料代は新型が安い
- 幅1,910mmは駐車場で要確認
30秒でわかるジープ コンパス(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 新型の価格(税込) | Altitude 5,200,000円/Summit 5,700,000円/Summit Style Package 5,900,000円/限定 The First Edition 5,950,000円 |
| 旧型の価格(税込) | Longitude 5,140,000円/Limited 5,700,000円/Limited サンルーフ付 5,863,000円 |
| 4つの額で見た実質 | 新型 Altitude 5,770,918円(5年5万kmの燃料代込み・いまの車の売値0円とした場合) |
| 燃費(WLTC) | 新型19.6km/L・ハイオク/旧型 Longitude 11.8km/L・レギュラー |
| サイズ(新型) | 全長4,550×全幅1,910×全高1,670mm・5人乗り |
| 駆動 | 新型はFFだけ。4WDは旧型 Limited |
| CARVELの物差し | 新型3.0・旧型2.8(どちらも7軸のうち5軸を採点) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
価格はジープの価格表(2026年10月7日現在・経済変動加算額350,000円込み)、新型の諸元はNew Compass の主要諸元・装備表、旧型の諸元は主要諸元表(2024年11月現在)によります。
公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日
ジープ コンパスの評価:CARVELの物差しは新型3.0・旧型2.8
CARVELの物差しで採点すると、新型 Altitude は7軸のうち5軸で平均3.0、旧型 Longitude は2.8です。航続距離はどちらも★5。差がつくのは走る費用と取り回しで、悪路の軸だけは4WDのある旧型が上になる。
| # | 軸 | 新型 Altitude の公式の数字 | ★ | 旧型 Longitude の公式の数字 | ★ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 税込価格 | 5,200,000円 | ★2 | 5,140,000円 | ★2 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,141.8円(19.6km/L・ハイオク) | ★2 | 100kmあたり1,804.2円(11.8km/L・レギュラー) | ★1 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 1,078km(55L×19.6km/Lの計算値) | ★5 | 708km(60L×11.8km/Lの計算値) | ★5 |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.4m | ★3 | 5.7m | ★2 |
| 5 | 悪路・雪道 | 2WDのみ・最低地上高200mm | ★3 | 4WDあり(Limited)・180mm | ★4 |
| 6 | 公的な安全評価 | —(評価なし) | — | —(評価なし) | — |
| 7 | 手に入る早さ | —(公式の目処の公表なし) | — | —(公式の目処の公表なし) | — |
| 平均 | 3.0(5/7) | 2.8(5/7) |
基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。★の境目は記事の末尾に載せています。2台とも採点した軸は5つなので、この2つの平均なら並べて比べられる。7軸すべてで採点した車種の平均とは、単純に比べないでください。

筆者の検証(2026年11月)|CARVELの物差し(v1.1)で見た新型 Altitude と旧型 Longitude(ジープ公式の価格表・主要諸元表・プレスリリースと資源エネルギー庁の燃料単価を物差しの基準に当てた計算)
新型 Altitude は、軸1 ★2(5,200,000円)・軸2 ★2(100kmあたり1,141.8円)・軸3 ★5(1,078km)・軸4 ★3(5.4m)・軸5 ★3(2WDのみ・200mm)で、平均3.0(採点した軸 5/7)。旧型 Longitude は★2・★1(1,804.2円)・★5(708km)・★2(5.7m)・★4(4WDあり・180mm)で平均2.8です。燃料単価は資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査)の補助なしの値で、ハイオク223.8円/L・レギュラー212.9円/L。国の補助金はどちらも対象外なので、補助金を引く前と後で★は変わりません。
走る費用の差は、燃費19.6km/Lが効いている
新型はハイオク指定でも、100kmあたり1,141.8円。レギュラーの旧型 Longitude より662.4円少なくなります。
燃料の単価は新型のほうが高い。それでも、WLTCが11.8km/Lから19.6km/Lへ上がった効きのほうが大きい。走る距離が長い人ほど、新型と旧型の差は燃料代で開いていきます。
悪路の軸は、新型がFFだけなので★3まで
新型の駆動は前輪駆動だけで、主要諸元表の駆動方式は「前輪駆動」です。最低地上高は200mmと旧型より20mm高いものの、基準では2WDのみ・200mm以上で★3止まり。
旧型は4WDの Limited があるので★4。雪道や林道を走る人は、ここで旧型 Limited(5,700,000円)が候補に残ります。
安全と納期の軸が空いている理由
NASVAの自動車アセスメントに、コンパスの評価は載っていません(新型・旧型とも、2026年10月時点)。軸6は「—(評価なし)」で、低い評価という意味ではありません。
納期の目処も公式に出ていないため、軸7も空欄です。新型は発売から1か月たらず。納期は見積もりのときに、販売店に登録の予定日を日付で書いてもらうのが確実です。
いま買えるコンパスは「新型」と「価格表に残る旧型」
いま新車で注文できるのは、2026年10月7日発売の新型 New Compass の3グレードと、限定の The First Edition(残りの台数は非公表)です。旧型(2代目)も、新型の発売後の価格表とラインアップに載っています。欧州の新型コンパスにある電動4WDの4xeと、前輪駆動のEVは、日本の価格表にありません。
新型 New Compass:1.2Lの48Vハイブリッド、全車FF
新型の発売の発表によると、2026年10月7日から全国のジープ正規販売店で売り出され、9年ぶりの全面刷新になりました。型式は7AA-J4UHN09。1,199ccの直列3気筒ターボ(136ps・230N・m)に16kWのモーターを組み合わせ、システム最高出力は145PSです。
変速機は6速デュアルクラッチ、駆動は前輪駆動だけ。価格は Altitude 5,200,000円・Summit 5,700,000円・Summit Style Package 5,900,000円で、どれも経済変動加算額350,000円を含んだ額です。

燃料は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)、タンクは55L。荷室は550L(最大1,560L)、最低地上高は200mmと、New Compass の車種ページとプレスリリースに載っています。
限定の The First Edition は「残っているか」を販売店で
The First Edition は、Summit Style Package をベースに専用色ハワイを塗った全国限定100台の仕様で、5,950,000円です。新型と同じ2026年10月7日に売り出されました。
公式の限定車ページに完売の表示はありません(2026年10月時点)。ただ、残りの台数は公開されていない。欲しい色なら、最初に販売店へ「まだ注文できるか」を聞くのが確実です。
旧型 Compass:価格表とラインアップにまだ載る
旧型は2.4Lのガソリン車で、Longitude(FF・6速AT)5,140,000円、Limited(4WD・9速AT)5,700,000円、Limited のサンルーフ付5,863,000円。新型の発売後の価格表(2026年10月7日現在)にも、この3つが並んでいます。

旧型の車種ページも公式のラインアップに残り、販売終了の告知は出ていません。一方で、新しく生産の注文ができるのか、在庫だけなのかも公表されていない。旧型を選ぶなら、まず「どの仕様と色が残っているか」を販売店で聞くところから始まる。
旧型をベースにした限定車も出ています。Limited ベースの Track Edition(5,680,000円・2026年2月21日発売)は、プレスリリースでは100台で、公式の限定車の一覧ページには150台と載っている。もう1つは2026年9月17日発売の Field Style Edition(50台・ベースと同じ価格)。どちらも完売の表示は無く、台数も残りも販売店で確かめる車です。
4xe・EVは日本の価格表に無い
報道では、欧州の新型にはエンジンを積まない電動4WDの4xe(約380馬力)があり、2026年6月23日に欧州で受注が始まっています(くるまのニュース・2026年9月)。日本の価格表に4xeとEVの行は無く、日本への導入の公式の発表も出ていません(2026年11月時点)。
新型は外部から充電しないマイルドハイブリッド、旧型はガソリン車です。国のCEV補助金も、EV・PHEV向けの自動車税のグリーン化特例も、どの型にも当てはまりません。
持ち帰り:いま買えるコンパスの早見表(2026年11月時点)
・新型 Altitude・Summit・Summit Style Package:新車で注文できる。全車FF・ハイオク
・限定 The First Edition(100台):完売の表示なし。残りは販売店で聞く
・旧型 Longitude(FF)・Limited(4WD):価格表とラインアップに載る。残っている仕様は販売店で聞く
・4xe・EV:日本の価格表に無い。CEV補助金はどの型も対象外
販売店への最初の質問は「旧型の Limited と The First Edition は、まだ注文できますか」の1行で足ります。
新型と旧型、どっちを選ぶ?
新型 Altitude と旧型 Longitude の本体の差は60,000円です。5年5万kmの燃料代は新型が331,201円安く、4WDと幅の狭さは旧型にしかありません。値段ではなく、何を優先するかで決まる比べ方になる。
| 項目 | 新型 Altitude | 旧型 Longitude | 旧型 Limited |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 5,200,000円 | 5,140,000円 | 5,700,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,550×1,910×1,670mm | 4,420×1,810×1,640mm | 4,420×1,810×1,640mm |
| ホイールベース | 2,785mm | 2,635mm | 2,635mm |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.7m | 5.7m |
| 駆動・変速機 | FF・6速デュアルクラッチ | FF・6速AT | 4WD・9速AT |
| WLTC燃費・燃料 | 19.6km/L・ハイオク | 11.8km/L・レギュラー | 11.5km/L・レギュラー |
| 最低地上高 | 200mm | 180mm | 180mm |
| 5年5万kmの燃料代 | 570,918円 | 902,119円 | 925,652円 |
価格は価格表(2026年10月7日現在)、寸法と燃費は新型・旧型それぞれの主要諸元表によります。燃料代は補助なしの単価(ハイオク223.8円/L・レギュラー212.9円/L・2026年10月26日調査)での計算です。
筆者の検証(2026年11月)|新型と旧型、同じジープの近い車の寸法・価格・燃費の差(ジープ公式の価格表と各車の主要諸元表の値からの計算)
新型 Altitude は旧型 Longitude より本体が60,000円高く、全長+130mm・全幅+100mm・全高+30mm・ホイールベース+150mm、最小回転半径は−0.3mです。WLTCは19.6km/Lと11.8km/L。新型の全幅1,910mmは幅1,850mm制限に車体で60mm収まらず、旧型は40mmの余りがあります。新型 Summit と旧型 Limited は、どちらも5,700,000円。数字は2026年10月時点の公式の価格表と主要諸元表からの計算です。
本体の差は60,000円、燃料代は新型が331,201円安い
新型 Altitude は旧型 Longitude より60,000円高い。ところが5年5万kmの燃料代は、ハイオクの新型のほうが331,201円少なく済みます。

本体と燃料代を合わせると、新型が271,201円安い計算です。年に1万kmも走らない人なら差は縮みますが、それでも本体の60,000円は燃料代で埋まる側に入る。数字だけなら、私は新型を選びます。
4WDが要るなら旧型 Limited(残っていれば)
新型に4WDの設定はありません。4WDのコンパスが欲しいなら、旧型 Limited の5,700,000円が候補になります。

実はおもしろいのは、新型 Summit と旧型 Limited がまったく同じ5,700,000円なこと。同じ予算で「装備と燃費の新型」か「4WDの旧型」かを選ぶ形になります。走行モードを切り替えるセレクテレインは、新型にも標準で付く。4WDのほかに Limited だけにあるのは、ヒルディセントコントロールとコンパクトスペアタイヤで、新型の装備表はパンク修理キットです。
幅:新型1,910mm、旧型1,810mm
新型の全幅は1,910mmで、旧型より100mm広くなりました。幅1,850mm制限の駐車場には、車体の幅だけで60mm収まりません。

旧型なら1,810mmで、同じ制限に40mmの余りがあります。ドアミラーを含む幅は、新型・旧型とも諸元表に載っていない。機械式駐車場を使う人は、自分の駐車場の制限の数字を先に確かめてください。
装備:新型は360°ビジョン、旧型はETC2.0が標準
新型は全車に、16インチのタッチスクリーン、360°ビジョン、ブラインドスポットモニター、ジープとして初めての誤発進抑制サポートが付きます(新型の装備表・プレスリリース)。運転支援は新型のほうが厚い。

旧型は、10.1インチのナビにETC2.0が標準で入っています。新型の装備表にはETCの記載が無く、付けると付属品の価格がかかる。この差の額はコンパスの乗り出し価格の記事で計算しています。

本体がほぼ同じなら、新型一択じゃないの?



4WDと駐車場の幅、この2つで止まる人がいるんですよ
新型コンパスのグレードの選び方
新型の段は、Altitude から Summit が+500,000円、Summit Style Package がさらに+200,000円、The First Edition がさらに+50,000円です。いちばん大きいのは最初の50万円の段で、ここに何が入っているかを見れば決めやすい。
| グレード | 価格(税込) | 1つ下との差 | 差で付くもの |
|---|---|---|---|
| Altitude | 5,200,000円 | — | 18インチ・6スピーカー。運転支援と360°ビジョンは標準 |
| Summit | 5,700,000円 | +500,000円 | マトリクスLEDヘッドライト・19インチ・プレミアム合成皮革・前席8ウェイ電動+ベンチレーター・FOCAL 9スピーカー+サブウーファー ほか |
| Summit Style Package | 5,900,000円 | +200,000円 | ブラックルーフ+デュアルパネル パノラミック スライディングルーフ+ヘッドアップディスプレイ |
| The First Edition | 5,950,000円 | +50,000円 | 専用色ハワイ(全国限定100台) |
筆者の検証(2026年11月)|新型のグレードの段の価格差と、その差で付くもの(ジープ公式の価格表・New Compass 主要装備表・プレスリリース・限定車ページの集計)
Altitude から Summit は+500,000円で、マトリクスLEDヘッドライト・イルミネーテッド7スロットグリル・プレミアムLEDリアランプ・19インチ・プレミアム合成皮革シート・前席8ウェイ電動+ベンチレーター・マルチカラーアンビエントライト・FOCAL 9スピーカー+サブウーファー・ルーフレール・リアのティンテッドガラスが加わります。Summit Style Package は+200,000円で、ブラックルーフとデュアルパネル パノラミック スライディングルーフ、ヘッドアップディスプレイ。車両重量は30kg増えて、WLTCは19.4km/Lです。The First Edition は+50,000円で専用色ハワイ。経済変動加算額350,000円は、どのグレードにも同じ額が含まれます。数字は2026年10月時点の公表値です。
Altitude 5,200,000円:運転支援は全部入りの入口
入口の Altitude でも、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、360°ビジョン、誤発進抑制サポートは標準です。安全と運転支援のために上のグレードへ行く必要はありません。
足りないと感じやすいのは、ヘッドライト・音・シートの質感。ここにこだわらない人は Altitude で十分で、物差しと4つの額もこのグレードの数字です。
Summit +500,000円:ライトと音とシートにお金を払う段
+500,000円で、マトリクスLEDヘッドライト、19インチ、プレミアム合成皮革のシートと前席の電動調整・ベンチレーター、FOCAL のスピーカーが付きます。燃費は、車種ページの表記で Altitude と同じ19.6km/L(主要諸元表の Summit の列は19.4km/L)。
夏に前席のベンチレーターが欲しい、音にこだわりたい人向け。逆に言うと、この段に走りの性能の差はありません。Summit の50万円は「質感の段」と割り切ると選びやすい。
Summit Style Package +200,000円:ガラスルーフとヘッドアップディスプレイ
+200,000円で、黒いルーフとデュアルパネルのパノラミック スライディングルーフ、ヘッドアップディスプレイが付きます。車両重量は1,650kgへ30kg増え、WLTCは19.4km/Lとわずかに下がる。
5年5万kmの燃料代では、Summit より5,886円増えるだけです。ガラスルーフが欲しいかどうか、それだけで決めていい段だと思います。
The First Edition +50,000円:色で選ぶ100台
Summit Style Package に専用色ハワイを塗った限定車で、差は50,000円です。中身は Style Package と同じなので、この色が気に入ったかどうかで決まる。
全国限定100台で、残りは販売店で確かめる車。グレードごとの総額はコンパスの乗り出し価格の記事の表にあります。
大きさと、同じジープの近い車との違い
新型コンパスは、レネゲードより全長が295mm長く、価格は390,000円安い。4WDが欲しいなら、10,000円安いアベンジャー 4xe Hybrid が同じジープの中の対抗になります。
| 車種(比べたグレード) | 全長×全幅×全高 | 最小回転半径 | 駆動 | WLTC燃費・燃料 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| 新型コンパス Altitude | 4,550×1,910×1,670mm | 5.4m | FF | 19.6km/L・ハイオク | 5,200,000円 |
| レネゲード Altitude e-Hybrid | 4,255×1,805×1,695mm | 5.5m | FF | 17.7km/L・ハイオク | 5,590,000円 |
| アベンジャー 4xe Hybrid Upland | 4,120×1,775×1,600mm | 5.3m | 4WD | 19.0km/L・ハイオク | 5,190,000円 |
価格は価格表(2026年10月7日現在)、寸法と燃費は各車の主要諸元表によります。同じ価格表では、7人乗りのコマンダーが Limited 6,190,000円、ラングラーがアンリミテッド スポーツ 8,140,000円からです。
駐車場:全幅1,910mm・全高1,670mm
新型の全幅1,910mmは、比べた3台でいちばん広い数字です。幅1,850mm制限に対して、レネゲードは45mm、アベンジャーは75mmの余りがありますが、新型コンパスは60mm超える。
全高は1,670mmあります。機械式駐車場は、高さの制限が施設ごとに違う。契約の前に、自宅と職場の駐車場の幅と高さの制限を数字で確かめておきたいところです。
アベンジャー 4xe Hybrid を選ぶ人、コンパスを選ぶ人
4WDが要る、駐車場が狭い、小回りがほしい。このどれかなら、アベンジャー 4xe Hybrid を先に見ておく価値があります。10,000円安く、4WDで19.0km/L、最小回転半径は5.3m。
コンパスを選ぶ理由は、全長が430mm長いぶんの後席と荷室。新型の荷室は550Lあります。家族4人で荷物を積んで出かける使い方なら、私はコンパスを推したい。


レネゲードは390,000円高く、全長295mm短い
レネゲードは、全長4,255mm・全幅1,805mmと、新型コンパスよりひと回り小さい車です。それでいて価格は390,000円高い。
四角い形と短い全長に価値を感じる人の車といえる。詳しい比べ方はレネゲードの評価の記事で同じ物差しを使って出しました。
予算や駆動で、別の車も見たいとき
トヨタのRAV4の評価と比べるなら、新型コンパスは全長が50mm短く、全幅が55mm広い車です(くるまのニュース・2026年10月)。もっと本格的な4WDなら、ラングラーのグレードの選び方が次の候補です。
新車にこだわらないなら、登録済み未使用車(新古車)や中古車も選択肢になります。ズバット車販売は、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです(ズバット車販売の公式ページ、2026年10月時点)。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかり、扱うのは中古車と新古車で新車ではありません。
\ 希望条件に合う中古車を相談 /
車両代金・諸費用などは別途必要です
いまの車を手放して乗り換えるなら、その売値で予算の上限が動く。
コンパスの4つの額:5年5万kmで実質577万円
新型 Altitude の払う額5,200,000円に、5年5万kmの燃料代570,918円を足すと、実質5,770,918円です(いまの車の売値0円とした場合)。国の補助金や減税で戻る額は、新型・旧型とも0円。
| 仕様 | 払う額 | 戻る額 | 走る額(5年5万km) | 実質 |
|---|---|---|---|---|
| 新型 Altitude | 5,200,000円 | 0円 | 570,918円 | 5,770,918円 |
| 新型 Summit | 5,700,000円 | 0円 | 570,918円 | 6,270,918円 |
| 新型 Summit Style Package | 5,900,000円 | 0円 | 576,804円 | 6,476,804円 |
| The First Edition | 5,950,000円 | 0円 | 576,804円 | 6,526,804円 |
| 旧型 Longitude | 5,140,000円 | 0円 | 902,119円 | 6,042,119円 |
| 旧型 Limited | 5,700,000円 | 0円 | 925,652円 | 6,625,652円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額(売る額0円の場合)。戻る額が0円なのは、CEV補助金の対象外・エコカー減税の対象外(日本自動車輸入組合の一覧・2026年10月27日更新)で、環境性能割は2026年3月31日で廃止されたためです。諸費用・オプション・値引きは入れていません。
筆者の検証(2026年11月)|4つの額(払う・戻る・走る・売る)を5年5万kmで(ジープ公式の価格表と主要諸元表、資源エネルギー庁の燃料単価からの計算)
走る額は、5万km÷WLTC×補助なしの単価で出しています。新型 Altitude は19.6km/L・ハイオク223.8円/Lで570,918円、旧型 Longitude は11.8km/L・レギュラー212.9円/Lで902,119円です。新型 Altitude は旧型 Longitude より走る額が331,201円少なく、実質で271,201円安い。補助込みの店頭のハイオク181.0円/Lで計算すると、新型 Altitude の走る額は461,735円になります。単価は2026年10月26日調査の値です。
燃料代はハイオク223.8円/Lで計算
新型の燃料は、主要諸元表で無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)と決まっています。レギュラーの単価で計算した新型の燃料代を見かけたら、その数字は低く出ている。
単価は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査)の店頭のハイオク181.0円/Lに、その週の国の支給単価42.8円/Lを足した補助なしの値。補助が続く間は、走る額は表より小さくなります。
乗り出し価格と値引きは別の記事で
11月に登録すると、車両に重量税・自賠責・自動車税・リサイクル料金を足して、新型 Altitude は5,304,910円からです。販売店の諸費用はジープ公式に公表が無く、見積書で確かめる部分。内訳はコンパスの乗り出し価格の記事にあります。
値引きの額は、ジープ公式の公表がありません。新型の購入者の申告も公開データにまだ無い。公式の支援は2026年11月1日〜12月末の成約かつ登録の低金利プランで、新型は2.85%、旧型は0%(37回・61回のみ)。年内に登録できる最後の日は12月28日(月)です。条件の読み方はコンパスの値引きの記事で整理しました。
売る額は見積もりで埋まる
4つの額のうち、読者ごとに違うのは売る額の1行だけです。コンパス自体の5年後の売値は予想しません。埋められるのは、いまの車の売値のほう。
MOTA車買取は、最大20社が入札し、申し込みの最短3時間後にWebで概算査定額が出ます(MOTAの公式ページ、2026年10月時点)。申し込むと電話で連絡が来ますが、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。
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査定条件をそろえて、売却の目安を確認
コンパスの本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件
運転の感想は持っていないので、本音は公式の数字で言える範囲です。そのうえで言うと、新型コンパスは「街で使うジープ」としてかなりまとまった車だと思っています。
推しポイント:燃費19.6km/Lと、全車標準の運転支援
推しの1つ目は燃費です。19.6km/Lと55Lのタンクで、計算上の航続は1,078km。旧型の11.8km/Lから見ると、同じ名前の車とは思えない伸び方。
2つ目は、入口の Altitude から360°ビジョンと誤発進抑制サポートまで全部付くこと。荷室も550Lあり、旧型とほぼ同じ本体価格でここまで中身が変わったのは素直にうれしい。
惜しいポイント:FFだけ、幅1,910mm、ハイオク
いちばん惜しいのは、新型がFFだけになったこと。ジープに4WDを期待して来た人には、ここは正直つらいところです。
幅1,910mmも、日本の駐車場では重い数字。ハイオク指定、ETCが標準装備に無いこと、公的な安全評価がまだ無いことも、物差しが3.0にとどまる理由として残ります。



FFで足りて駐車場に入るなら、新型を推します
候補が新型に決まったら、次はお金の段取りです。520万円を超える買い物で総額をいちばん動かすのは、いまの車をどこに売るか。下取りの額を聞く前にWebの査定額を1つ持っておくと、見積書の下取りの欄をその場で比べられます。2つの出し先の分け方は下取りと買取の違いにまとめました。
\ その下取り額、決める前に比較! /
MOTAで下取りと比べる目安を確認
ジープ コンパスのよくある質問
- 新型コンパスに4WDはありますか?
-
ありません。日本の新型は全車が前輪駆動(FF)です。4WDのコンパスが欲しいなら、価格表に残る旧型 Limited が候補になります。
- 新型コンパスはハイオクですか?
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ハイオクです。主要諸元表の燃料は無鉛プレミアムガソリンで、タンクは55L。旧型の2.4Lはレギュラー指定でした。
- 旧型コンパスはまだ買えますか?
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公式の価格表(2026年10月7日現在)とラインアップには、Longitude・Limited・Limited サンルーフ付が載っています。どの仕様と色が残っているかは公表されていないので、販売店で確かめてください。
- コンパスとレネゲードはどっちが大きいですか?
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新型コンパスのほうが大きいです。全長は295mm長い4,550mm、全幅は105mm広い1,910mmで、価格はコンパスが390,000円安くなっています。
- コンパスのPHEV(4xe)は日本で買えますか?
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新型の4xeはプラグインハイブリッドではなく電動4WDで、日本の価格表にコンパスの4xeはありません(2026年11月時点)。報道では欧州の新型に電動4WDの4xeがありますが、日本への導入の公式の発表は出ていません。
まとめ:コンパスは物差し3.0、決め手は4WDと幅
新型コンパスは、燃費19.6km/Lと全車標準の運転支援を、旧型とほぼ同じ本体価格で手に入れた車です。そのかわり、4WDと幅の狭さは手放しました。
- いま注文できるのは新型の Altitude(5,200,000円)・Summit・Summit Style Package と限定の The First Edition。旧型の Longitude・Limited も価格表に載る(残りは販売店で)
- CARVELの物差しは新型3.0・旧型2.8(どちらも5/7)。5年5万kmの実質は新型 Altitude で5,770,918円、旧型 Longitude より271,201円安い
- 4WDが要るなら旧型 Limited かアベンジャー 4xe Hybrid、幅1,850mm制限の駐車場なら新型は入らない
次の一歩
今日やることは1つ。メジャーか管理会社の資料で、自宅の駐車場の幅の制限を数字で調べてください。1,910mmより広ければ新型、狭ければ旧型かアベンジャー。そのうえで販売店に「旧型 Limited はまだ注文できるか」を聞けば、見積もりを取る車が1台に絞れます。
見積もりの前に、コンパスの乗り出し価格の記事でグレードごとの総額を出し、コンパスの値引きの記事で2.85%と0%の条件と期限を見ておくと話が早い。一括査定のサービスの違いは車の一括査定の比較で比べられます。
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CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 税込価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAPの★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:Stellantis ジャパン(ジープ)、日本自動車輸入組合、NASVA、資源エネルギー庁、報道(くるまのニュース)
時点:2026年11月(価格は2026年10月7日現在の価格表)。走りの感想・実際の燃費・販売店ごとの在庫と納期は分かりません。
参考URL一覧
- ジープの価格表:https://dl.stellantisjapan.jp/data/jeep/loan/jeep_pricelist_dealer.pdf
- New Compass の主要諸元・装備表:https://dl.stellantisjapan.jp/data/jeep/spec/New_Compass_Web_Specsheet_261006.pdf
- 新型の発売の発表:https://www.stellantis.jp/news/20261007_jeep_new_compass
- New Compass の車種ページ:https://www.jeep-japan.com/compass_mw.html
- 旧型の車種ページ:https://www.jeep-japan.com/compass.html
- 2026年11月1日〜12月末の成約かつ登録の低金利プラン:https://www.jeep-japan.com/campaign/offer.html

