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カイエンの内装とは、ポルシェのSUV「カイエン」の運転席まわりの画面とスイッチ、シートの色と素材のこと。
エンジン車と電気の「カイエン エレクトリック」で、つくりは大きく違います。いまの内装は、大きく分けて2種類。エンジン(ガソリン・E-Hybrid)は12.6インチの曲面メーターと12.3インチの中央の画面、その下に大きな空調パネルの組み合わせです。エレクトリックは14.25インチのOLEDメーターに、センターコンソールまで流れる曲面OLEDの「Flow Display」を組み合わせています。温度と音量を手で変えるスイッチは、どちらにも残る。
赤とベージュの内装は、いまも選べるのがうれしいところ。日本の最安グレードでは、赤(ブラック/ボルドーレッドのツートーンのレザー)がエンジン車で600,000円、エレクトリックで583,000円のオプションです。ベージュはブラックとのツートーンのパーシャルレザーなら54,000円からで、どれも2026年10月時点の公式コンフィギュレーターの税込価格になります。私は、画面の新しさより先に「何色で何年乗るか」を決めたほうが、カイエンの内装選びは迷わないと思う。
この記事のポイント
- 内装はエンジン車とEVで別物
- 赤はボルドーレッドで約60万円
- ベージュは54,000円から選べる
- レザーなしの内装はEVだけ
30秒でわかるカイエンの内装(日本の最安グレード・2026年10月時点)





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| 項目 | カイエン(ガソリン) | カイエン エレクトリック |
|---|---|---|
| 車両価格(税込) | 12,660,000円 | 13,350,000円 |
| メーター | 12.6インチの曲面デジタル | 14.25インチのOLED |
| 中央の画面 | 12.3インチ | 曲面OLEDの「Flow Display」 |
| 助手席の画面(オプション) | 10.9インチ・213,000円 | 14.9インチ・293,000円 |
| ヘッドアップディスプレイ | 193,000円 | 拡張現実(AR)・359,000円 |
| 標準の内装 | パーシャルレザー(ブラック) | パーシャルレザー(ブラック) |
| 内装色の選択肢(標準を含む) | 10通り | 11通り |
| 赤の内装 | 600,000円 | 583,000円 |
| レザーを使わない内装 | なし | Race-Tex(166,000円) |
価格と内装色は、ポルシェ ジャパンのコンフィギュレーター(カイエン・カイエン エレクトリック)に出る税込の参考価格。メーターと中央の画面の大きさは、ポルシェの発表の値です。内装色の数は日本の最安グレードの「インテリアカラー」欄に並ぶ選択肢の数で、標準の0円も1つに入ります。ポルシェが世界向けに発表したエレクトリックの「13通り」とは、地域とグレードの前提が違う点に気をつけたい。
公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年11月2日
カイエンの内装は、エンジン車とエレクトリックで別物
どの動力を選ぶかで、カイエンの画面もスイッチも変わります。エンジン(ガソリン・E-Hybrid)は2023年に発表されたコックピット、エレクトリックは2025年に発表された新しいコックピット。同じ「カイエン」でも、運転席に座った景色は別の車といっていい。

エンジン車は、12.6インチの曲面メーターとガラス調の空調パネル
エンジンのカイエンのメーターは、フードの無い12.6インチの曲面デジタル表示です。ポルシェの2023年の発表によると、装備に応じて最大7つの表示を選べ、その1つが「クラシック」。ポルシェ伝統の5連メーターを、デジタルで再現した表示になります。
中央は12.3インチの画面。シフトセレクターはステアリングの右に移り、空いたセンターコンソールに大きな空調パネルが置かれました。空調はガラス調のパネルに、機械式のスイッチと音量のダイヤルを残した形です。 走りながら手探りで温度を変えたい人には、ここが正直ありがたい。

助手席の前には、オプションで10.9インチの画面を足せます。ポルシェの説明では、専用のフィルターで運転席からは見えない画面。MotorFan(2025年7月8日)のレンジローバー スポーツとの比較記事も、曲面の12.6インチのメーターと12.3インチの中央の画面の組み合わせを伝えました。
エレクトリックは、14.25インチのOLEDメーターと「Flow Display」
エレクトリックの中心にあるのが「Flow Display」。曲面のOLEDの画面が、ダッシュボードからセンターコンソールへ切れ目なく流れ込む形です。メーターは14.25インチのOLEDで、助手席の前にはオプションで14.9インチの画面を置けます。

2025年9月30日のポルシェの発表によれば、画面全体の配色を5つの中から選べる「Themes」アプリも用意された。ポルシェ ジャパンのカイエン エレクトリックのページの言い方は「Porsche史上最大のディスプレイ エリア」。Car Watch(2026年10月12日)も、14.25インチのメーターと14.9インチの助手席の画面、10m前方に87インチの表示が見えるARヘッドアップディスプレイを紹介しています。エアコンの温度やオーディオの音量のように使う回数の多いボタンは、エレクトリックでもアナログ式のままだと、同じ記事は伝えている。
エレクトリックで目を引くのが、室内の照明。ポルシェのプレスキット(2026年7月24日)は、アンビエントライトとコミュニケーションライトを標準とし、色は30色から選べるとしています。フロントガラスの下を走る光の帯が乗り込むときに迎え、充電中などの状態も光で知らせるつくりです。Autocar Indiaも、インド向けの最安グレードの装備に30色のアンビエントライトを挙げていました。日本のコンフィギュレーターでも、標準装備に「エクステンデッド アンビエントおよびコミュニケーション ライト」が並びます。


「画面が大きいほうが、新しくて良いんですよね?」



温度と音量のスイッチはどちらにも残るので、画面の広さは好みで決めていいと思いますよ。
カイエンの内装色は何色? 赤もベージュもいまも選べる
日本の最安グレードのコンフィギュレーターに並ぶ内装色は、エンジンのカイエンが10通り、カイエン エレクトリックが11通り(標準を含む・2026年10月時点)。標準はどちらも、ブラックのパーシャルレザーです。シートの中央やヘッドレスト、ステアリングなどに、なめらかなレザーを使う内装になります。












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| 内装色(ブラックとの組み合わせ) | カイエン(ガソリン) | カイエン エレクトリック |
|---|---|---|
| ブラック(パーシャルレザー・標準) | 0円 | 0円 |
| ベージュ(パーシャルレザー) | モハーヴェ ベージュ 54,000円 | チョーク ベージュ 54,000円 |
| ブラック(レザー) | 494,000円 | 494,000円 |
| ツートーンのレザー | クレヨン・モハーヴェ ベージュ・ナイトグリーン・ボルドーレッド・ブランブル 各600,000円 | ラベンダー・マグネシウム グレー・セージ グレー・ボルドーレッド・チョーク ベージュ 各583,000円 |
| Race-Tex(レザーを使わない) | — | ペピタ ブラック 166,000円 |
| クラブレザー | バサルト ブラック 734,000円、バサルト ブラック/バリック 805,000円 | エスプレッソ ネオ・ブランブル 各694,000円 |
価格はポルシェ ジャパンのコンフィギュレーターの最安グレードの表示で、税込の参考価格。S・GTS・Turbo などの上のグレードでは、選べる色と価格が変わる場合があります。
赤の内装は「ボルドーレッド」。ブラックとのツートーン
赤い内装の名前は、エンジン車もエレクトリックも「ボルドーレッド」。どちらもブラックとのツートーンのレザーで、エンジン車が600,000円、エレクトリックが583,000円です。ブラック一色のレザー(494,000円)との差は、エンジン車で106,000円、エレクトリックで89,000円になります。
レザーにすると決めたなら、赤にする追加は10万円前後。 ここで迷うなら、私は赤を選びます。ポルシェらしさがいちばん分かりやすく出る色だと思うからです。
ベージュは54,000円から。茶色と白の名前の内装色は無い
明るい色をいちばん手軽に足せるのがベージュ。ブラックとのツートーンのパーシャルレザーなら、エンジン車のモハーヴェ ベージュも、エレクトリックのチョーク ベージュも54,000円です。ベージュのレザーにしたいなら、ツートーンのレザー(600,000円・583,000円)を選ぶことになります。
茶色を探している人は、少し戸惑うかもしれません。最安グレードの「インテリアカラー」欄に、名前に「ブラウン」や「茶」が付く内装色は無いからです(2026年10月時点)。白も同じで、「ホワイト」の付く内装色は並んでいない。
色名だけでは色味を決められないので、ブランブルやバリック、エスプレッソ ネオが気になるなら販売店で実物の見本を見るのが確実。コンフィギュレーターにも、画面の色は商談の参考だと注記があります。
レザーを使わない内装は、エレクトリックだけ
レザーを使わない内装を選べるのは、カイエン エレクトリックだけです。Race-Tex(ペピタ ブラック)が166,000円。ペピタ柄のテキスタイルで、往年のポルシェのデザインへのオマージュだとポルシェは説明しています。エンジン車の「インテリアカラー」欄に、Race-Tex の内装は無い。
エレクトリックの内装色について、ポルシェは2025年9月の世界向けの発表で「13通りの内装色の組み合わせ、4つのインテリアパッケージ、5つのアクセントパッケージ」としています。新色はマグネシウム グレー、ラベンダー、セージ グレー。13通りは世界向けの発表の数、11通りは日本の最安グレードのページに並ぶ選択肢の数で、比べる土台が違います。日本で選べる色は、コンフィギュレーターで車種とグレードを選んで見るのが確実です。
持ち帰り:カイエンの内装色の値段早見表(最安グレード・税込・2026年10月時点)
・標準のブラック:0円(エンジン車もエレクトリックも)
・ベージュをいちばん安く:54,000円(ブラックとのツートーンのパーシャルレザー)
・ブラックのレザー:494,000円(どちらも同じ)
・赤(ボルドーレッド)のレザー:エンジン車600,000円、エレクトリック583,000円
・レザーを使わない Race-Tex:166,000円(エレクトリックだけ)
・クラブレザー:エンジン車734,000円から、エレクトリック694,000円
見積もりの「インテリアカラー」の行がこの金額と合っているかを見れば、色の追加費用を取り違えずに済みます。
画面と天井のオプションは、いくら足す?
内装の印象を大きく変えるのは、色のほかに助手席の画面・ヘッドアップディスプレイ・ガラスの屋根。どれもオプションです。助手席の画面は80,000円、ヘッドアップディスプレイは166,000円、エレクトリックのほうが高い。








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| オプション(最安グレード・税込・2026年10月時点) | カイエン(ガソリン) | カイエン エレクトリック |
|---|---|---|
| 助手席の画面 | 10.9インチ 213,000円 | 14.9インチ 293,000円 |
| ヘッドアップディスプレイ | 193,000円 | 拡張現実(AR)359,000円 |
| ガラスの屋根 | パノラミック ルーフ システム 291,000円 | スライド式パノラマ ルーフ 270,000円/調光付き 785,000円 |
| ムード モード | — | 36,000円 |
エレクトリックのARヘッドアップディスプレイは、コンフィギュレーターの説明によると、10m先に最大87インチ相当の画面として主要な情報を映します。調光付きのパノラマルーフは、透明とすりガラスのような状態を電気で切り替えられるガラスの屋根。ポルシェは、ポルシェで最大のガラスルーフだとしています。
筆者の検証(2026年10月)|公式コンフィギュレーターで見るカイエンの内装色と内装オプションの価格(2026年10月時点)(ポルシェ ジャパンのコンフィギュレーター(Cayenne・Cayenne Electric))
赤の内装(ブラック/ボルドーレッドのレザー)に、助手席の画面とヘッドアップディスプレイを足すと、エンジンのカイエンで1,006,000円、カイエン エレクトリックで1,235,000円です。車両価格に対しては、それぞれ7.9%と9.3%。赤の内装だけならエレクトリックが17,000円安いのに、画面2つを足すと、差は逆向きに229,000円まで開きます。助手席の画面で80,000円、ヘッドアップディスプレイで166,000円、エレクトリックのほうが高いからです。数字はどれも、2026年10月28日時点のポルシェ ジャパンのコンフィギュレーターの最安グレード(Cayenne・Cayenne Electric)の税込の参考価格で、上のグレードでは変わる場合があります。


ムード モードは、照明・空調・音楽・シートの位置などをまとめて切り替える機能です。プレスキットでは6つのモードがいつでも使え、オプションのマッサージ機能と組み合わせると、さらに3つが加わります。日本のコンフィギュレーターでは36,000円のオプション。



「全部足したら、いくらになるんですか」



赤と画面2つで、エンジン車でも100万円を超えます。
カイエンの内装で、ここが好き・ここが惜しい
色で遊べる幅の広さは、エンジン車もエレクトリックも共通。好きなのは色の組み合わせ、惜しいのはエレクトリックの画面の値段です。


推しポイント:赤もベージュも、ブラックとの組み合わせで品よくまとまる
いちばん好きなのは、赤もベージュもブラックとのツートーンで用意されているところ。ボルドーレッドはエンジン車でもエレクトリックでも選べて、ベージュなら54,000円の追加で室内の印象が明るく変わります。派手すぎない形でポルシェらしさを足せる。黒一色に飽きた人でも、5万円台から室内を明るくできるのはうれしいところです。
惜しいポイント:エレクトリックの画面まわりは、足すほど差が開く
惜しいのは、エレクトリックの画面まわりのオプションが、エンジン車より高いこと。ARヘッドアップディスプレイは359,000円で、エンジン車のヘッドアップディスプレイより166,000円高い。赤の内装だけならエレクトリックのほうが17,000円安いので、画面を足した途端に逆転するのは正直意外でした。
Flow Display に惹かれてエレクトリックを選ぶなら、助手席の画面とARヘッドアップディスプレイまで含めた額で見積もるのが現実的です。
後ろの席の広さや電動で動く後席の話は、カイエンの後部座席の記事で4つの型ごとに比べています。ほかの大型SUVと並べたX5とカイエンなどの記事も関連記事です。マカンまで並べたい人は、マカンの評価で、いま注文できるモデルを確かめられます。
カイエンに乗り換えるなら、いまの車の売値を先に
カイエンは、最安のエンジン車でも12,660,000円。そこに赤の内装と画面を足すと、オプションだけで100万円を超えます。どこまで足せるかを決めるには、いまの車がいくらで売れるかを先に知っておきたいところ。
いまの車の売値は車ごとに違い、見積もりを取るまで分かりません。販売店の下取り額だけで決めず、売値の目安を先に持っておくと、オプションにいくら回せるかを自分で判断できる。
下取りの前に、売値の目安を持っておけます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
下取りと買取の違いは下取りと買取の違い、MOTAの仕組みはMOTA車買取の解説にまとめています。
よくある質問
- カイエンの内装色は何色から選べる?
-
エンジン車は10通り、エレクトリックは11通りです。日本の最安グレードのコンフィギュレーターに並ぶ数で、標準のブラックを含みます(2026年10月時点)。世界向けの発表の「13通り」とは、地域とグレードの前提が違う。
- カイエンの内装を赤にするといくら?
-
エンジン車は600,000円、エレクトリックは583,000円です。ブラック/ボルドーレッドのツートーンのレザーで、最安グレードの税込のオプション価格になります。
- カイエンに茶色の内装はある?
-
最安グレードには、名前に「ブラウン」「茶」が付く内装色はありません。ブランブル・バリック・エスプレッソ ネオの色味は、販売店で実物の見本を見て確かめてください。
- カイエンの内装に白はある?
-
名前に「ホワイト」が付く内装色はありません(最安グレード・2026年10月時点)。明るい色なら、ベージュが54,000円から選べます。
- カイエンのメーター表示は変えられる?
-
変えられます。エンジン車は装備に応じて最大7つの表示から選べ、その1つ「クラシック」が伝統の5連メーターをデジタルで再現した表示です。
- カイエン エレクトリックの画面は何インチ?
-
メーターは14.25インチのOLED、助手席の画面はオプションの14.9インチです。中央は曲面OLEDの「Flow Display」になります。
カイエンの評価や型の移り変わりは、カイエンの評価の記事やカイエンのモデルチェンジの記事も関連しています。
まとめ
カイエンの内装は、12.6インチの曲面メーターと12.3インチの中央の画面のエンジン車と、14.25インチのOLEDメーターと Flow Display のエレクトリックで別物です。温度と音量を手で変えるスイッチは、どちらにも残ります。赤はボルドーレッドでエンジン車600,000円・エレクトリック583,000円、ベージュは54,000円から。レザーを使わない Race-Tex はエレクトリックだけです(最安グレード・2026年10月時点)。
色と画面を足していくと、エンジン車でもオプションだけで100万円を超えます。先に「何色にするか」と「画面をいくつ足すか」を決めておけば、販売店で「全部で何万円足すか」を自分から言えるはず。
次の一歩
次にやることは1つ。ポルシェ ジャパンのコンフィギュレーターで、エンジン車かエレクトリックの最安グレードを開き、「インテリアカラー」で気になる色を1つ選んでください。画面に出る合計額をメモしておけば、販売店で実物の見本と見積もりを比べるときの基準になります。
参考URL一覧
- カイエン:https://configurator.porsche.com/ja-JP/mode/model/9YAAI1
- カイエン エレクトリック:https://configurator.porsche.com/ja-JP/mode/model/X1AAA1
- 2023年の発表:https://newsroom.porsche.com/en_US/2023/products/New-Cayenne-debuts-Porsche-Driver-Experience-.html
- MotorFan(2025年7月8日):https://motor-fan.jp/article/149655
- 2025年9月30日のポルシェの発表:https://newsroom.porsche.com/en_US/2025/products/porsche-cayenne-interior-experience-digital-operating-concept-40687.html
- カイエン エレクトリックのページ:https://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-electric-models/cayenne-electric/
- Car Watch(2026年10月12日):https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2146562.html
- プレスキット(2026年7月24日):https://newsroom.porsche.com/en/press-kits/Cayenne-Electric-and-Cayenne-Coup%C3%A9-Electric/Comfort.html
- Autocar India:https://www.autocarindia.com/cars/porsche/cayenne-electric

