新型パジェロとランクル300比較|最安差107,800円・7人乗りはパジェロ

当ページのリンクには広告が含まれています。
新型パジェロ(左)とランドクルーザー300(右)を並べた比較記事のアイキャッチ
  • URLをコピーしました!

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。

新型パジェロとランクル300は、どちらも悪路向けの4WDを持つ大型SUVです。パジェロは2026年10月29日に国内価格が発表されました。

いちばん安い同士なら、差はわずか107,800円。しかもランクル300のGXは、パジェロのGSR・EXCEED・SUPER EXCEEDより安い値札です。

本音を言うと、この2台は値段より「何人で乗るか」と「いつ届くか」で決まります。7人で乗るならパジェロでほぼ決まり。5人で足りて、悪路の装備を最優先するなら、GXを探す価値は十分あります。

この記事のポイント

  • 最安同士の差は107,800円
  • GXはパジェロGSRより安い
  • 7人乗り同士なら差は360万円超
  • 燃料代はディーゼル同士で年4万円前後、ハイブリッドとは約7万円、パジェロが安い
新型パジェロの真横から見た外観。ブロンズ系の車体と黒いルーフが並ぶ
画像:三菱自動車 公式サイト

30秒でわかる 新型パジェロ vs ランクル300(2026年10月時点)

スクロールできます
項目新型パジェロランクル300
価格(税込)6,193,000〜7,950,800円(4グレード)6,300,800〜10,200,300円(ディーゼル3・ハイブリッド2)
定員全グレード7人ディーゼル5人・ハイブリッド7人
エンジン2.4Lディーゼルターボ 204PS・480N·m・8AT3.3Lディーゼルターボ 307PS・700N·m/3.5Lハイブリッド・10AT
WLTC燃費12.1km/L(軽油)9.7〜9.8km/L(軽油)・9.4km/L(ハイオク)
年1万kmの燃料代167,355円206,633〜238,085円
全長×全幅4,920×1,925mm4,950〜4,985×1,980〜1,990mm
最小回転半径5.8m5.9m
駆動スーパーセレクト4WD-II(2H走行もできる)フルタイム4WD
手に入る時期発売は2026年12月17日。EXCEEDとGLSは2027年4月から生産トヨタの目処は「詳しくは販売店にお問い合わせください」
いまの車の売値どちらを選んでも、MOTA車買取の概算査定額が「売る額」の材料になる同左

価格・諸元は三菱とトヨタの公式サイト・主要諸元表(2026年10月時点)、燃料代は資源エネルギー庁の2026年10月26日調査をもとにした補助なしの単価で出した額です。

公開日:2026年10月29日 / 最終更新日:2026年10月29日

スポンサーリンク
目次

新型パジェロとランクル300の価格比較:GXはパジェロGSRより464,200円安い

正式価格で並べると、ランクル300のGX(6,300,800円)は、パジェロの上の3グレードより安くなります。パジェロのほうが安いのはGLSだけで、その差は107,800円。ランクル300のほうが高い、と決めてかかると、GSRとGXの逆転を見落とします。

塩の平原に立つ新型パジェロを後ろから見た外観。横一直線に光るテールランプが特徴
画像:三菱自動車 公式サイト

グレードを向かい合わせると、差は-46万円から+185万円まで

パジェロの価格は三菱の公式サイト、ランクル300はトヨタの公式サイトに載る5グレードの値です(どちらも税込・2026年10月時点)。

スクロールできます
組み合わせパジェロランクル300差(ランクル300−パジェロ)
いちばん安い同士GLS 6,193,000円GX 6,300,800円+107,800円
リヤデフロックが標準の同士GSR 6,765,000円GX 6,300,800円−464,200円
ディーゼルの上級同士SUPER EXCEED 7,950,800円ZX(ディーゼル)8,750,500円+799,700円
7人乗りの上級同士SUPER EXCEED 7,950,800円ZX(ハイブリッド)9,801,000円+1,850,200円

パジェロのEXCEEDは6,930,000円で、これもGXより629,200円高い。ランクル300の入口のGXは、パジェロの4グレードの真ん中より下に入る値段です。

ただし、GXは5人乗りです。ここを見落とすと、比べ方そのものがずれます。パジェロのGLSで7人乗りを狙うなら、注文できる時期を先に販売店で確かめてください。

筆者の検証(2026年10月)|対応グレードの価格差・自動車税の差・重量あたりの出力(公式の価格表と諸元表からの計算)
いちばん安い同士(GLS×GX)は+107,800円、リヤデフロックが標準の同士(GSR×GX)は−464,200円で、GXのほうが安くなります。ディーゼルの上級同士(SUPER EXCEED×ZX)は+799,700円、7人乗りの上級同士(SUPER EXCEED×ハイブリッドのZX)は+1,850,200円。価格は車両本体の税込で、オプションと諸費用は入っていません(2026年10月29日時点の公式価格)。

7人乗りで比べると、差は3,608,000円に広がる

ランクル300で7人乗りなのは、ハイブリッドのZXとGR SPORTの2グレードだけ。ディーゼルは3グレードとも5人乗りです。

7人乗り同士のいちばん安い組み合わせは、パジェロGLS(6,193,000円)とランクル300のハイブリッドZX(9,801,000円)。差は3,608,000円になります。1席あたりの値段で割っても、GLSは884,714円、5人乗りのGXは1,260,160円。

GXが安いのは5人乗りだから、ってこと?

そう。3列目が要る人には、GXは候補に入りません。

4つの額(払う・戻る・走る・売る):5年の燃料代を足すと、GLSとGXの差は304,186円

スクロールできます
車とグレード払う額戻る額走る額(5年)売る額実質(売る額0円)
パジェロ GLS6,193,000円0円836,777円?7,029,777円
パジェロ GSR6,765,000円0円836,777円?7,601,777円
パジェロ SUPER EXCEED7,950,800円0円836,777円?8,787,577円
ランクル300 GX6,300,800円0円1,033,163円?7,333,963円
ランクル300 ZX(ディーゼル)8,750,500円0円1,043,814円?9,794,314円
ランクル300 ZX(ハイブリッド)9,801,000円0円1,190,426円?10,991,426円

実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。5年で手放す前提で、走る額は年1万km×5年の燃料代(補助なしの単価)です。税金・保険・諸費用は入れていません。戻る額はどちらも0円として置いています(補助金や値引きは入れていません)。

燃料代を足しても、GSRとGXの関係は逆転しないんですよ。GXのほうが267,814円安いまま。ランクル300だけ高い自動車税の5年分(67,500円)を足しても、まだ200,314円の差が残ります。

筆者の検証(2026年10月)|4つの額(5年・売る額0円)の差と、三菱の支払例に出る残価の割合(公式の価格表・諸元表・支払例からの計算)
実質はパジェロGLSが7,029,777円、ランクル300のGXが7,333,963円で、差は304,186円です。GSRとGXでは、GXのほうが267,814円安いまま。燃料代は年1万km・5年・補助なしの単価(軽油202.5円/L・ハイオク223.8円/L)で、売る額は0円にしています(2026年10月29日時点の公式価格)。三菱の残価設定ローンの支払例では、5年後の最終回が4グレードとも車両本体価格の54.5%に置かれています。

スクショ用:グレード選びの3行
・7人乗りが要る → パジェロ全グレードか、ランクル300のハイブリッド(9,801,000円〜)
・5人で足りて、前後のデフロックが欲しい → ランクル300 GX(6,300,800円)
・5年の実質(燃料代込み・売る額0円)は、GLS 7,029,777円/GX 7,333,963円/GSR 7,601,777円

売る額の欄にいまの車の概算査定額を入れて引けば、自分の実質が出ます。

総額(税金と諸費用込み)は、ランクル300の乗り出し価格の記事にまとめています。パジェロの値引きの話はパジェロの値引きの記事へ。

MOTAの公式ページによると(2026年10月時点)、MOTA車買取は最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話が来るので、正直、出られる日に申し込むのがいちばん話が早いと思います。

GLSとGXの5年の差は304,186円。いまの車の売値がこの額より大きく動くなら、どちらが得かの答えも変わります。表の「売る額」を埋める数字を、下取りの話より先に1つ持っておきましょう。

新型パジェロとランクル300のサイズとパワー:幅は55〜65mm、出力は103PSの差

ボディもパワーもランクル300が上です。ただ、長さの差は30〜65mmで、はっきり違うのは幅。出力はディーゼル同士で103PS離れていて、パジェロは小さく回れることと、自動車税の安さで返します。

水しぶきを上げて走るランドクルーザー300を前から見た外観
画像:トヨタ自動車 公式サイト

寸法と取り回し:回転半径はパジェロが0.1m小さい

スクロールできます
項目新型パジェロランクル300差
全長4,920mm4,950〜4,985mm+30〜65mm
全幅1,925mm1,980mm(GR SPORTは1,990mm)+55〜65mm
全高1,910mm(GSR・GLSは1,900mm)1,925mm(ディーゼル)・1,935mm(ハイブリッド)+15〜35mm
ホイールベース2,870mm2,850mm−20mm
最小回転半径5.8m5.9m+0.1m
車両重量2,390〜2,480kg2,460〜2,690kg—

ホイールベースだけは、パジェロのほうが20mm長い。それでも最小回転半径は5.8mで、ランクル300の5.9mより0.1m小さく回れます。数字は三菱の主要諸元とトヨタの主要諸元表(2026年10月版)の値です。

正直、全幅1,925mmでも都市部の機械式駐車場は厳しい数字です。ランクル250との寸法比べや、駐車場の目安への当てはめは新型パジェロのサイズの記事に置いています。

パワーと重さ:307PSのランクル300に、パジェロは204PSで挑む

出力ははっきりランクル300が上です。ディーゼル同士で103PS、トルクは220N·mの差。重さで割っても、ランクル300は1PSあたり約8kg、パジェロは約12kgを受け持ちます。

スクロールできます
項目新型パジェロランクル300 ディーゼルランクル300 ハイブリッド
エンジン2.4L 4気筒ディーゼルターボ(4N16)3.3L V6ディーゼルツインターボ(F33A-FTV)3.5L V6ツインターボ(V35A-FTS)+モーター
総排気量2.439L3.345L3.444L
最高出力150kW(204PS)226kW(307PS)エンジン300kW(408PS)+モーター40kW(54PS)
最大トルク480N·m700N·mエンジン650N·m+モーター290N·m
変速機8速AT10速AT10速AT
1PSあたりの重さ11.72〜12.16kg8.01〜8.50kg6.52〜6.59kg(エンジン出力だけで割った値)

ハイブリッドの出力は、エンジンとモーターの値を分けて並べています。トヨタの主要諸元表は合計の出力を載せていません。

数字だけなら、パジェロは完敗です。それでも私は、2.4Lに8速ATを合わせたパジェロの割り切りが嫌いじゃない。排気量が2.5L以下に収まったおかげで、自動車税は毎年13,500円安くなります。この話の続きは、燃料代の章で。

204PSで2.4トンって、坂道で遅くない?

走りの感想はまだ書けません。数字の差はこの表のとおりです。

悪路性能:デフロックの付き方は、2台でグレードの向きが逆

悪路の装備は、どちらも上のレベルにあります。違いは仕組みとグレードの配り方。ランクル300はいちばん安いGXに前後のデフロックが付き、パジェロはSUPER EXCEEDとGSRにリヤだけが付きます。

岩場の谷を走る新型パジェロを後ろから見た外観
画像:三菱自動車 公式サイト

4WDの仕組み:パジェロは2Hに切り替えられ、ランクル300は常に4WD

パジェロのスーパーセレクト4WD-IIは、2H・4H・4HLc・4LLcの4つを選べます。4Hは前40:後60の配分が基本です(三菱の走行性能のページ)。7つのドライブモード(NORMAL・ECO・GRAVEL・SNOW・MUD・SAND・ROCK)とS-AWCは全グレードに標準で(三菱の主要装備表)、三菱のリリース(2026年10月29日)にもこの構成が載っています。

ランクル300はトルセンLSDをセンターデフに使うフルタイム4WDで、電動センターデフロックとクロールコントロールは全車に付きます。舗装路を2輪駆動で流せるのはパジェロだけ。乾いた道では2H、雪や砂利では4Hと、走り分けたい人に向く仕組みです。

デフロックと最低地上高をグレード別に並べる

スクロールできます
項目新型パジェロランクル300
センターのロック4HLc・4LLc(全グレード)電動センターデフロック(全車)
リヤデフロックSUPER EXCEED・GSRに標準(EXCEED・GLSは設定なし)GR SPORT・GXに標準、ZXはメーカーオプション
フロントデフロック設定なしGR SPORT・GXに標準
最低地上高230mm(SUPER EXCEED・EXCEED)/220mm(GSR・GLS)225mm
アプローチアングル30.4度(20インチ装着車)32度(ZXは24度)
ランプブレークオーバーアングル22.6度(20インチ装着車)25度
デパーチャーアングル25.8度(20インチ装着車)26度
渡河性能公表値なし最大700mm

最低地上高は、20インチのパジェロが5mm高く、18インチのGSR・GLSは5mm低い。ほぼ横並びです。

角度の数字は、ランクル300のほうが少しずつ大きい。ただしパジェロは三菱の社内測定値、ランクル300はトヨタの走行性能のページに載る設計値で、測り方が同じとは限りません。1〜2度の差より、ZXだけアプローチが24度に下がることのほうが、選ぶときには効きます。

岩場やぬかるみで前輪までロックしたい人なら、この2台の中でGXの「前後デフロック標準で6,300,800円」に代わる組み合わせはありません。パジェロで悪路を選ぶなら、リヤデフロックの付くGSRかSUPER EXCEEDに絞りましょう。

装備と3列目:7人乗りと150Wのコンセントは、パジェロなら全グレード

パジェロは4グレードすべてが7人乗りで、AC100V(最大150W)のアクセサリーコンセントも全グレードに付きます。ランクル300は、3列目と1500Wのコンセントがハイブリッドだけの装備です(2026年10月時点)。

新型パジェロの3列シートの室内。茶色の革シートが3列並ぶ
画像:三菱自動車 公式サイト
スクロールできます
装備新型パジェロランクル300
3列目全グレード(5:5分割のベンチ)ハイブリッドだけ(電動の5:5分割格納)
AC100Vコンセント最大150W(全グレード)ディーゼルは100W(ラゲージ左側1個)、ハイブリッドは1500W(2個・非常時給電システム付)
メーター14.3インチ(SUPER EXCEED・GSR)/12.3インチ(EXCEED・GLS)12.3インチ(ZX・GR SPORT)/7.0インチ(GX)
タイヤ20インチ(SUPER EXCEED・EXCEED)/18インチ(GSR・GLS)20インチ(ZX)/18インチ(GR SPORT・GX)

パジェロは高速道路の同一車線運転支援「マイパイロット」(全車速追従のレーダークルーズと車線維持支援)、3Dマルチアラウンドモニター、運転席ニーとセンターを含む8つのエアバッグが全グレードに標準です。マイパイロットは、あくまで運転を支援する機能。作動の条件は三菱の公式サイトの注意書きで確かめてください。

車内で家電を使いたい人は、消費電力の表示を先に見てください。パジェロのコンセントで使えるのは150Wまでの機器です。1500Wが要るなら、ランクル300のハイブリッド(9,801,000円〜)しか選択肢はありません。

グレードごとの装備の差は新型パジェロのグレードの記事、パジェロの諸元の一覧はパジェロのスペックの記事で見られます。

燃料代と税金:年1万kmでパジェロが39,278〜70,730円安い

WLTC燃費はパジェロが12.1km/L、ランクル300は9.4〜9.8km/L。補助なしの単価で年1万km走ると、ディーゼル同士で年39,278〜41,408円、ハイブリッドとは年70,730円の差になります。自動車税の差(年13,500円)も足すと、毎年5万〜8万円台の違いです。

年1万km走った燃料代は、パジェロが167,355円、ランクル300 GXが206,633円で、年39,278円の差
出典:三菱 環境仕様・トヨタ 主要諸元表・資源エネルギー庁 石油製品価格調査(2026年10月26日調査)・計算
スクロールできます
項目パジェロランクル300 GXZX・GR SPORT(ディーゼル)ハイブリッド
WLTC燃費・燃料12.1km/L・軽油9.8km/L・軽油9.7km/L・軽油9.4km/L・ハイオク
100kmあたり1,674円2,066円2,088円2,381円
年1万km167,355円206,633円208,763円238,085円
5年5万km836,777円1,033,163円1,043,814円1,190,426円
燃料タンク80L80L80L68L
満タンで走れる距離(計算)968.0km784.0km776.0km639.2km
自動車税(年)43,500円57,000円57,000円57,000円

単価は資源エネルギー庁の調査(2026年10月26日調査)をもとにした補助なしの軽油202.5円/L・ハイオク223.8円/L。国の補助が入った店頭価格(軽油159.7円・ハイオク181.0円)は、これより約43円/L安くなります。補助の額は、週ごとの見直し。自動車税は総務省の税率表(2019年10月1日以降の新車登録)で、排気量2.0L超2.5L以下が43,500円、3.0L超3.5L以下が57,000円です。

筆者の検証(2026年10月)|燃料代と満タンで走れる距離(公式のWLTC燃費×補助なしの燃料単価)(公式の諸元表からの計算)
年1万kmの燃料代は、パジェロが167,355円。ランクル300のGXは206,633円で年39,278円、ハイブリッドは238,085円で年70,730円の差です。満タンで走れる距離はパジェロが968.0km、ランクル300は639.2〜784.0km。WLTCは公式のモード値で、実際の燃費は運転と道路の条件で変わります。

満タンで968.0kmは、この2台の比較でいちばん地味で、遠出の多い人にいちばん効く数字だと思います。1回の遠出が700kmなら、パジェロとランクル300のディーゼルは満タンで足り、ハイブリッド(639.2km)は途中で1回給油する計算です。燃費と維持費の全体はパジェロの燃費と維持費の記事にあります。

納期と買いやすさ:パジェロは先に届くグレードが決まっている

パジェロは2026年12月17日の発売で、EXCEEDとGLSは2027年4月からの生産予定です。ランクル300は、トヨタの工場出荷の目処が「詳しくは販売店にお問い合わせください」のまま。届く時期は、どちらも販売店で確かめる必要があります。

雪道を走るランドクルーザー300を前から見た外観
画像:トヨタ自動車 公式サイト

パジェロ:予約は約5,500台、SUPER EXCEEDとGSRが先

三菱によると、予約注文は2026年10月1日に始まり、10月28日までに約5,500台。年度の目標を上回る受注です。EXCEEDとGLSの生産が始まるのは2027年4月なので、先に届くのはSUPER EXCEEDとGSRになります。

FORZA STYLE(2026年10月27日)は、販売店の話として、いま予約できるSUPER EXCEEDとGSRは10月中旬の注文で2027年3月の納車見込み、EXCEEDとGLSは2027年3月以降に受注を始める予定と伝えています。これは販売店1社の見込みで、三菱の公式の値ではありません。届く時期の最新は新型パジェロの納期の記事で追っています。

ランクル300:トヨタは月数を出していない

トヨタの工場出荷時期の目処では、ランクル300は「詳しくは販売店にお問い合わせください」(2026年10月23日更新)。注文の受け方は販売店ごとに違うので、まず近くの販売店に聞くしかありません。販売店ごとの受注の様子はランクル300の値引きの記事に書いています。

手放すときの目安:三菱の支払例の残価は54.5%、ランクル300の中古は平均1,070万円

パジェロはまだ中古の流通が無く、相場はありません。手がかりになるのは、三菱の残価設定ローン(スーパーマイカープラン)の支払例です。60回払い・実質年率3.7%・走行距離が月1,000kmまでの条件で、5年後の最終回の額は4グレードとも車両本体価格の54.5%に置かれています(2026年10月現在の支払例)。たとえばGLSなら6,193,000円に対して3,378,000円です。

ランクル300は、カーセンサーの掲載(2026年10月29日時点・本体価格)で411台、748万〜1,638万円、平均1,070万円。新車の価格帯(6,300,800〜10,200,300円)より、中古の平均のほうが高い状態です。

支払例の残価はローンの条件で、下取り額の約束ではありません。ランクル300の中古の値も日々動くので、注文する前の週にもう一度カーセンサーを見直しておくと、下取りの提示が妥当かを測れます。

新車を待つ間に、いまの車の値段は下がっていくんですよ。

新車を注文するなら、いまの車を手放す時期も一緒に決めておきたいところです。下取りと買取の違いは下取りと買取の違いの記事で比べています。

納車を待つ車なら、いまの車の売値は「いつ売るか」で変わります。注文の前に一度、概算査定額を見ておけば、下取りの提示額と比べる物差しに使えるはずです。

新型パジェロとランクル300、どっちを選ぶ?本音で判定

7人乗り、燃料代、取り回しを取るならパジェロ。5人で足りて、前後デフロックと307PSが欲しいならランクル300のGX。上級のディーゼル同士なら、差の799,700円をどう見るかで決まります。

土ぼこりを上げて走る新型パジェロの前まわり。縦型のライトとハニカム状のグリルが見える
画像:三菱自動車 公式サイト

推しポイント:パジェロの「7人乗りで6,193,000円から」

私がいちばん好きなのは、パジェロが全グレード7人乗りで、いちばん安いGLSでも3列目が付くことです。ランクル300で同じ7人乗りを選ぶと9,801,000円から。3,608,000円の差は、家族で乗る人には決定打になります。

満タンで968.0kmという航続も推したい。ランクル300のハイブリッドより約330km長く走れる計算です。

惜しいポイント:GSRがGXより高いこと

惜しいのは、悪路寄りのGSR(6,765,000円)が、前後デフロック付きのランクル300 GXより464,200円高いこと。フロントのデフロックが無いぶん、悪路の装備だけで比べると割高に見えてしまいます。

もう1つは、EXCEEDとGLSを選ぶと生産が2027年4月からになること。販売店の話では受注の開始も2027年3月以降の予定で、最安のGLSはいま注文できないことになります。安いグレードほど待つ。ここは素直に残念です。

正直なところ:この条件ならやめておきましょう
・1500Wの電気を車から取りたい人は、パジェロはやめておきましょう。コンセントは全グレード最大150Wで、1500Wはランクル300のハイブリッドだけです
・5人乗りで十分、前後のデフロックが欲しい人がパジェロGSRを選ぶ理由は薄い。GXのほうが464,200円安く、5年の燃料代と自動車税を足してもまだ200,314円安い計算です
・3列目が要る人は、ランクル300のディーゼルはやめておきましょう。3グレードとも5人乗りです
・自宅の駐車場の幅が1,925mmの車でぎりぎりなら、ランクル300(1,980〜1,990mm)は入りません

迷ったら、まず「3列目が要るか」を決める。要るならパジェロか、360万円以上高いランクル300のハイブリッド。要らないなら、GXが手に入るかを販売店に聞くところから始めると、遠回りが減ります。

よくある質問

2WDで走れるのはどっち?

2WDで走れるのはパジェロだけです。スーパーセレクト4WD-IIで2Hを選べます。ランクル300はフルタイム4WDで、2輪駆動には切り替えられません。

7人乗りのランクル300はある?

ハイブリッドのZXとGR SPORTの2グレードが7人乗り。価格は9,801,000円と10,200,300円で、ディーゼルの3グレードはすべて5人乗りです。

パジェロとランクル300、燃料は同じ?

パジェロとランクル300のディーゼルは軽油です。ランクル300のハイブリッドは無鉛プレミアム(ハイオク)を使い、燃料タンクも68Lと小さくなります。

ランクル300の全幅は、パジェロより何mm広い?

ランクル300はGX・ZXが1,980mm、GR SPORTだけ1,990mm。パジェロの1,925mmより55〜65mm広い数字です。ランクル250との比較は新型パジェロのサイズの記事にまとめています。

パジェロの購入予約金はいくら?

三菱の購入予約では、予約金は登録車で5万円です。クレジットカードで払い、注文の後に全額が車両代金に充てられます。

まとめ:3列目が要るならパジェロ、5人で悪路ならランクル300 GX

値段の差は、組み合わせしだいで-464,200円から+3,608,000円まで動きます。決め手は価格表より、定員とデフロックと届く時期です。

  • 最安同士はパジェロGLS 6,193,000円とランクル300 GX 6,300,800円で、差は107,800円。GXはパジェロGSRより464,200円安い
  • 7人乗り同士の最安差は3,608,000円。燃料代はパジェロが年39,278〜70,730円安く、満タンで968.0km走れる計算
  • パジェロのEXCEEDとGLSは2027年4月から生産、ランクル300はトヨタの目処に月数が無い(2026年10月時点)

次の一歩
今日やることは1つです。家族の人数と、年に何回3列目を使うかを紙に書き出してください。3列目が年に数回でも要るならパジェロの見積もりを(EXCEEDとGLSは、販売店の話では受注が2027年3月以降の予定です。いま予約できるのはSUPER EXCEEDとGSR)、要らないならランクル300 GXの受注の有無を、近くの販売店に電話で1本聞く。どちらもパジェロの公式サイトとトヨタの販売店検索から店を探せます。

どちらに決めても、最後に残る空欄は「売る額」です。見積書の下取り額が高いか安いかは、買取の概算査定額と並べて初めて分かります。

確かめメモ
確かめたこと:両車の正式価格・定員・寸法・出力・WLTC燃費・デフロックのグレード差・生産と出荷の目処・燃料代と5年の実質
出典:三菱自動車(公式サイト・主要諸元表・主要装備表・2026年10月29日のリリース)、トヨタ(主要諸元表2026年10月版・装備比較・走行性能のページ・工場出荷時期目処)、資源エネルギー庁、総務省、カーセンサー
時点:2026年10月29日。走りの感想と実際の燃費は、まだ分かりません。

新型パジェロの全体像は新型パジェロの記事、ランクル300の評価はランクル300の評価と口コミの記事にまとめています。

参考URL一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次