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日産エクストレイルは、1.5Lのエンジンで発電してモーターで走るe-POWERだけを積むSUVで、2026年9月3日に一部仕様変更をしました。
同じエクストレイルでも、どのグレードで測るかで点数が変わります。いちばん安いX(2WD)で測ると、CARVELの物差しは3.9(採点した軸7/7)。雪道向けのe-4ORCEで燃料代を測ると、その軸の★が1つ下がります。
価格はX(2WD)の4,092,000円から(税込)。Sは2026年9月の一部仕様変更で価格表から外れました。★5は満タンで走れる距離1,067km(計算値)とJNCAPの2023年度★5、★3は価格・燃料代・最小回転半径5.4mです。
評判で低く言われる燃費と価格は、グレードの選び方で浅くできます。雪道を走らないならX(2WD)、走るならX e-4ORCE。私が見積もりの1台目に置くのは、この2つのどちらかです。
この記事のポイント
- 価格は409.2万円から
- 物差しは3.9(X 2WD)
- e-4ORCEは燃料代★2
30秒でわかるエクストレイル(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | 標準5グレード 4,092,000〜4,950,000円(X 2WD〜G e-4ORCE)。NISMO・AUTECH・ROCK CREEKを含めると5,962,000円まで |
| 乗り出し(試算) | X(2WD)4,215,264円〜(日産公式のセルフ見積りをもとに、12月登録・無料色・オプションなし・下取りなしに直した試算) |
| 実質いくら(5年・年1万km) | X(2WD)4,639,680円/X e-4ORCE 4,976,017円(売る額0円・計算値) |
| 燃費(WLTC)と燃料 | 2WD 19.4km/L・e-4ORCE 18.1km/L(3列18.0km/L)・レギュラー |
| パワートレイン | e-POWER(1.5L VCターボで発電)のみ。2WDとe-4ORCE(4WD) |
| サイズ | 全長4,690×全幅1,840×全高1,720mm・最小回転半径5.4m・定員5名(3列は7名) |
| 安全評価 | JNCAP 自動車安全性能2023 ★5(試験車 X e-4ORCE・改良後の車は未試験) |
| 納期の目処 | 日産の工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度(2026年10月16日時点・納車日ではない) |
| CARVELの物差し | 3.9(採点した軸7/7・X 2WDで採点) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額(売る額の欄を埋める材料) |
税金と諸費用を足した14グレードの総額は、エクストレイルの乗り出し価格の記事にそろえています。
公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日
エクストレイルの評価:X(2WD)で測った物差しは3.9(7/7)、価格は4,092,000円から(2026年10月時点)
★1と★2の軸が1つも無いのが、この車の物差しの特徴です。測ったのはいちばん安いX(2WD)で、強いのは満タンの距離とJNCAP、並なのは価格・燃料代・回転半径。

7軸の採点:★5は満タン1,067km(計算値)とJNCAP、★3は価格・燃料代・回転半径
| # | 軸 | 使った公式の数字(X 2WD) | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 4,092,000円(CEV補助金の対象外) | ★3 | 450万円の線まで408,000円 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,095.4円(19.4km/L・補助なしレギュラー212.5円/L) | ★3 | 境目ぎりぎり |
| 3 | 1回で走れる距離 | 55L×19.4km/L=1,067km(計算値) | ★5 | ここは強い |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.4m(全グレード) | ★3 | 3台比べなら小さい側 |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WD(e-4ORCE)あり・最低地上高185mm(社内測定値。2WDは200mm) | ★4 | 4WDのほうが低い |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP 2023年度★5(試験車 X e-4ORCE) | ★5 | 改良前の車の評価 |
| 7 | 手に入る早さ | 工場出荷の目処1〜2ヶ月程度の長いほう2ヶ月 | ★4 | 3ヶ月を超えると★3 |
| 平均 | 3.9(7/7) |
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1)。燃料代の軸だけは単価が記事によって違い、この記事は補助なしの212.5円/L、ハリアーやRAV4の記事は店頭の170.1円/Lで付けています。どの車種も最安グレードで測る決まりで、諸元の出典は日産の主要諸元表(2026年9月版)。
e-4ORCE(2列・18.1km/L)で軸2を測ると、100kmあたり1,174.0円で★2になります。単価は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査のレギュラー全国平均170.1円/L(2026年10月13日調査)に、その週の国の補助42.4円/Lを足した補助なしの212.5円/L。国の補助が入った店頭価格は約42円安く、店頭の単価なら2WDは876.8円。どちらの単価でも★3なので、平均3.9は動きません。
軸7の目処は日産の工場出荷の目処で、納車の日ではありません。採点した軸の数が違う車(RAV4の評価の記事など)とは、平均を単純に比べないでください。
筆者の検証(2026年10月)|公式の数字で測るエクストレイルの物差し(X 2WD)(日産 主要諸元表・NASVA・工場出荷の目処・資源エネルギー庁+Python)
X(2WD)の公式値を物差し v1.1 の基準に当てると、★3/3/5/3/4/5/4で平均3.9(7/7)。軸2は補助なしレギュラー212.5円/L(2026年10月13日調査の170.1円/L+補助42.4円/L)での値で、単価が213.4円/Lを超えると★2に下がり、平均は3.7になります。
JNCAPは2023年度★5、試験したのはX e-4ORCEで改良後の車は未試験
国土交通省とNASVAの自動車アセスメントで、エクストレイルは自動車安全性能2023の★5(ファイブスター賞)です。試験車はX e-4ORCE(2列シート車)で、NASVAの評価結果の公表は2023年11月。
2025年9月のマイナーチェンジ、2026年9月の一部仕様変更の後の車は試験されていません。★5は改良前の車の評価として読むのが筋です。総得点は年度で配点が違うので、他の車の点数とは比べません。
エクストレイルの価格と4つの額:標準5グレードは4,092,000〜4,950,000円、X(2WD)の5年の実質は4,639,680円
標準の5グレードは4,092,000円から4,950,000円。国の補助金の対象外なので戻る額は0円で、X(2WD)の5年の実質は4,639,680円(売る額0円)です。残る空欄は、いまの車の売値と、10万円の乗換えキャッシュバックを使うかどうかだけ。

グレードと価格:Sは2026年9月の一部仕様変更で価格表から外れ、入口は248,600円上がった
| グレード | 駆動・列 | 税込価格 |
|---|---|---|
| X | 2WD・2列 | 4,092,000円 |
| G | 2WD・2列 | 4,653,000円 |
| X e-4ORCE | 4WD・2列 | 4,389,000円 |
| G e-4ORCE | 4WD・2列 | 4,950,000円 |
| X e-4ORCE | 4WD・3列 | 4,521,000円 |
カスタムカーは、ROCK CREEK e-4ORCE 4,757,500円(3列 4,889,500円)、AUTECH 5,365,800〜5,904,800円(e-4ORCEの3列 5,559,400円)、NISMO e-4ORCE 5,754,100円とAdvanced Package 5,962,000円。マルチベッドはROCK CREEKが5,362,500円、G e-4ORCEが5,635,300円です。NISMOは持込み登録になります。
Sは、2026年9月3日の一部仕様変更の発表の価格表から外れました(報道は「廃止」と伝えています)。いまいちばん安いX(2WD)は、2025年9月のS(3,843,400円)より248,600円高い入口です。同じグレードの値上がりではありません。
改良の後に公開された記事でも、改良前の価格とSを現行として載せたものがあります。価格は日付つきで見てください。発売からの価格の推移と改良の中身は、エクストレイルのモデルチェンジの記事にまとめています。
3つの分かれ道の値段:2WD→e-4ORCEは297,000円、2列→3列は132,000円、X→Gは561,000円
| 分かれ道 | 車両価格の差 | 燃料代の差(5年・補助なし) | 変わる公式の数字 |
|---|---|---|---|
| 2WD→e-4ORCE(X) | 297,000円 | 39,337円 | WLTC 19.4→18.1km/L・地上高200→185mm |
| 2列→3列(X e-4ORCE) | 132,000円 | 3,261円 | 定員5→7名・WLTC 18.1→18.0km/L |
| X→G(同じ駆動) | 561,000円 | 0円 | 装備の差 |
e-4ORCEは4WDなのに、最低地上高は2WDの200mmより15mm低い185mm(社内測定値)です。3列はe-4ORCEにしかなく、2WDで7人乗りは選べない。

雪道を走らないなら、2WDで★を1つ守れます
4つの額:戻る額は0円、売る額は「下取りの額+10万円」と買取の額を比べてから
| 額 | X(2WD) | X e-4ORCE(2列) | G e-4ORCE |
|---|---|---|---|
| 払う額 | 4,092,000円 | 4,389,000円 | 4,950,000円 |
| 戻る額 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 走る額(5年) | +547,680円 | +587,017円 | +587,017円 |
| 売る額 | ?(見積もりを取らないと埋まらない) | ? | ? |
| 実質(売る額0円) | 4,639,680円 | 4,976,017円 | 5,537,017円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。5年・年1万km・WLTC燃費・補助なしレギュラー212.5円/Lの条件での計算値です。店頭の単価170.1円/Lなら、2WDの走る額は438,402円で109,278円少なくなります。
エクストレイルはe-POWERで、国のCEV補助金の対象外です(次世代自動車振興センターの銘柄の一覧〈2026年10月13日現在〉に行が無い)。新車のときの重量税はエコカー減税で7,500円軽くなるものの、払う額に税を入れていないので戻る額にも入れていません。
筆者の検証(2026年10月)|4つの額で見るエクストレイルの5年の実質(日産の価格表・主要諸元表・資源エネルギー庁+Python)
標準5グレードの実質(売る額0円)は、X(2WD)4,639,680円、G(2WD)5,200,680円、X e-4ORCE(2列)4,976,017円、G e-4ORCE 5,537,017円、X e-4ORCE(3列)5,111,278円。条件は5年・年1万km・WLTC・補助なしレギュラー212.5円/L(2026年10月13日調査)・戻る額0円です。
日産の乗換えキャッシュバックは、エクストレイルなら10万円(税込)。注文は2026年10月1日〜2027年3月31日、登録は2027年4月30日までが対象で、日産の販売店でいまの車を下取りに出すのが条件です(条件は販売会社で異なる場合あり)。つまり売る額は、買取の額が「下取りの額+10万円」を超えるかどうかで決まります。条件の細かい読み方と交渉の順番は、エクストレイルの値引きの記事へ。
売る額の欄は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見ると埋まります。税金と諸費用を足した総額なら、X(2WD)は乗り出し価格の記事の試算で4,215,264円です。
4つの額のうち、自分の手で動かせるのは売る額の1行だけ。下取りに出すと10万円がつく条件があるぶん、買取の額を先に1つ持っていないと、どちらが手元に多く残るか比べられません。MOTAの公式ページ(2026年10月時点)によると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)だけ。最短3時間後にWebで概算査定額が出る仕組みです。上位3社からは電話で連絡が来ます。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです。
エクストレイルの評判が悪い理由は? 口コミで低い燃費と価格を、グレードごとの★で測る
グーネットでもcarview!でも、口コミの点数でいちばん低い2つは燃費と価格です。その2つは、どのグレードで買うかで深さが変わります。X(2WD)なら燃料代も価格も★3、Gや3列は価格が★2、e-4ORCEは燃料代が★2(補助なしの単価)です。


口コミの点数でいちばん低いのは燃費と価格(グーネット・carview!)
グーネットの総合は4.1(412件)で、項目別に低いのは燃費3.6と価格3.9。carview!の平均総合は4.7(420件)で、低いのは価格3.4と燃費3.7です(2026年10月時点)。
どちらも現行の4代目だけを集めた点数ではなく、世代の範囲がそろっていません。読めるのは点数そのものより、「どちらも燃費と価格がいちばん下」という並びです。運転して分かる不満ではなく、買う前に数字で分かる2つ。ここが、この車の評判を読むときのいちばんの手がかりだと私は見ています。
価格の谷:3列は450万円の線を21,000円超え、Gは2WDでも★2
物差しの軸1は、450万円以下が★3、600万円以下が★2。X(2WD)は4,092,000円で★3、X e-4ORCEも4,389,000円で★3です。3列のX e-4ORCEは4,521,000円で、線を21,000円だけ超えて★2に下がります。
Gは2WDでも4,653,000円で、線を153,000円超えます。価格の★を3で止めたいなら、Xの2列が分かれ目。21,000円の差で★が1つ動く3列は、正直もったいない位置です。
燃費の谷:2WDは★3まであと4.6円、e-4ORCEは★2(店頭の単価なら★3)
軸2の★3の上限は100kmあたり1,100円。X(2WD)は1,095.4円で、あと4.6円の所にいます。補助なしの単価が213.4円/Lを超えると★2です。
e-4ORCE(2列)は1,174.0円で★2。ただ、国の補助が入った店頭の単価(170.1円/L)で測ると939.8円で、★3に戻ります。e-4ORCEが★3でいられるのは、単価が199.1円/L以下のとき。燃費の谷は、駆動を選べば浅くなります。雪道を走らないのにe-4ORCEを選ぶと、燃料代の★を1つ手放すことになる。
スクショ用:グレードで変わる価格と燃料代の★(2026年10月時点)
・X(2WD):4,092,000円 ★3(450万円まで−408,000円)/100km 1,095.4円 ★3(店頭876.8円 ★3)/満タン1,067km/5年の実質4,639,680円
・G(2WD):4,653,000円 ★2(+153,000円)/1,095.4円 ★3(876.8円 ★3)/1,067km/5,200,680円
・X e-4ORCE(2列):4,389,000円 ★3(−111,000円)/1,174.0円 ★2(939.8円 ★3)/995.5km/4,976,017円
・G e-4ORCE:4,950,000円 ★2(+450,000円)/1,174.0円 ★2(939.8円 ★3)/995.5km/5,537,017円
・X e-4ORCE(3列):4,521,000円 ★2(+21,000円)/1,180.6円 ★2(945.0円 ★3)/990km/5,111,278円
価格も燃料代も★3で止まるのはX(2WD)だけ。X e-4ORCEは価格が★3、燃料代は補助なしの単価で★2です。★は軸1・軸2の参考で、物差しの平均はいちばん安いX(2WD)で出す決まりなので、グレードごとの平均はありません。単価は補助なし212.5円/L・店頭170.1円/L(2026年10月13日調査)、満タンの距離と実質は計算値です。


筆者の検証(2026年10月)|グレードで変わる価格と燃料代の★(日産の価格表・主要諸元表・資源エネルギー庁+Python)
標準5グレードに物差し v1.1 の軸1〜3の基準を当てると、価格はX(2WD)とX e-4ORCE(2列)が★3、G(2WD)・G e-4ORCE・3列が★2。燃料代は補助なし212.5円/Lで2WDが★3、e-4ORCEが★2、店頭170.1円/Lなら全グレード★3です(2026年10月13日調査の単価)。満タンの距離は全グレード★5。
売れていないのは本当? 2025年度は19,675台で31位、2026年9月は1,108台で44位
| 期間 | 台数(順位) | 前年比 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 26,293台(28位) | 82.0% |
| 2025年度 | 19,675台(31位) | 74.8% |
| 2026年4〜9月 | 7,065台(41位) | 75.3% |
| 2026年9月 | 1,108台(44位) | 36.8% |
自販連の乗用車ブランド通称名別順位(2026年10月6日公表)では、台数は2年続けて減っています。実は、2026年9月の36.8%は、前年の2025年9月がマイナーチェンジの発売月(3,013台)だった影響を含む数字です。同じ2026年9月に、ハリアーは2,884台、RAV4は5,120台、フォレスターは4,360台でした。



売れてないなら、買わないほうがいいってこと?
そこは分けて考えてください。登録台数は納車の台数で、注文や人気そのものではありません。減った理由の公表も、日産からは出ていない。いまも工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度で、受注停止の表示もありません(2026年10月時点)。買うかどうかは台数ではなく、自分の使い方で燃料代と価格の★がいくつになるかで決めてください。


筆者の検証(2026年10月)|自販連の登録台数で見るエクストレイルの売れ行き(自販連 乗用車ブランド通称名別順位(xlsx)+Python)
2026年9月はエクストレイル1,108台(44位)に対し、ハリアー2,884台・RAV4 5,120台・CX-5 4,394台・フォレスター4,360台・ZR-V 901台・アウトランダー777台。2025年度は19,675台(31位・前年比74.8%)です(2026年10月6日公表の表)。
価格の谷を1段越えるか(3列で132,000円、Gで561,000円)は、いまの車の売値しだいで答えが変わります。グレードを決める前に、手元の車がいくらになるかを並べてみてください。
エクストレイルとハリアー・RAV4の大きさと値段:全幅1,840mmと回転半径5.4mは3台で最小
ハリアー・RAV4と並べると、エクストレイルは全幅がいちばん狭く、最小回転半径もいちばん小さい車です。全高はいちばん高く、3列7人乗りを選べるのは3台でエクストレイルだけ。最安どうしの価格も、3台でいちばん低い設定です。


寸法を同じ表で:全長はハリアーより50mm短く、2WDの地上高200mmは3台でいちばん高い
| 項目 | エクストレイル | ハリアー | RAV4 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,690mm | 4,740mm | 4,600mm(Z) |
| 全幅 | 1,840mm | 1,855mm | 1,855mm(Z) |
| 全高 | 1,720mm | 1,660mm | 1,680mm(Z) |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.5m(G) | 5.7m |
| 最低地上高 | 200mm(2WD)・185mm(e-4ORCE) | 190mm | 190mm(HEV) |
| 定員 | 5名(3列は7名) | 5名 | 5名 |
| 最安の税込価格 | 4,092,000円(X 2WD) | 4,396,700円(G 2WD) | 4,500,000円(HEVのAdventure) |
ハリアー・RAV4の値は、トヨタの主要諸元表と価格ページ(2026年10月時点)によります。数字で見る限り、3台の中で大きすぎるのはエクストレイルではありません。
ハリアーの採点はハリアーの評価の記事、RAV4はRAV4の評価の記事にあります。燃料代を同じ補助なしの212.5円/Lにそろえると、平均はエクストレイル3.9(7/7)、ハリアー3.7(7/7)、RAV4 3.5(6/7)。2つの記事の3.9・3.7は店頭170.1円/Lでの値です。RAV4は安全評価の軸が無いので、平均を単純には比べられません。
値段:最安どうしでハリアーより304,700円、RAV4のハイブリッドより408,000円低い
最安のグレードどうしで比べると、エクストレイルのX(2WD)4,092,000円は、ハリアーのG(2WD)4,396,700円より304,700円、RAV4のハイブリッドの最安4,500,000円より408,000円低い設定です。
ただし装備の組み方と駆動がそろっていないので、ハリアーより安い、とまでは言い切れません。比べられるのは、最安の入口の高さまで。
燃料代は逆になります。ハイブリッドのハリアーG(WLTC 22.7km/L)は、同じ補助なしの単価212.5円/Lで100kmあたり936.1円(計算値)。エクストレイルの2WDより約159円安い数字です。入口の安さを取るならエクストレイル、燃料代を取るならハリアー。どちらを上に置くかで、答えはひっくり返ります。


エクストレイルをいま買うなら:日産の工場出荷の目処は1〜2ヶ月程度、次の型は日本では未発表(2026年10月時点)
日産が出しているのは「工場出荷の目処」で、納車の日とは別物です。エクストレイルは1〜2ヶ月程度。次の型は海外で発表済みですが、日本での発売時期はまだ発表がない状態。
納期と受注:公式の目処は1〜2ヶ月程度(10月16日時点)、受注停止の表示は無い
日産の工場出荷の目処では、エクストレイルは1〜2ヶ月程度です(2026年10月16日時点)。同じ表で1〜2ヶ月程度の車はほかにもあり、エクストレイルだけが早いわけではありません。実際の納車時期は、販売店の状況で前後します。
日産の車種ページ・工場出荷の目処・ニュースルームには、受注停止の表示はありません(2026年10月時点)。
次の型:海外では新型ローグが発表済み、日本での発売時期は発表されていない
日産は2026年4月の長期ビジョンの発表で、新しいエクストレイル/ローグのe-POWERを公開しました。9月21日には米国向けの新型「ローグ ハイブリッド」を発表。9月10日の発表では、日産自動車九州の第2工場でローグ/エクストレイルを生産するとしています。
日本での発売時期は、日産から発表されていません(2026年10月時点)。待つか買うかの考え方は、モデルチェンジの記事にまとめています。
買い方:価格は販売会社が決める、いまの車は下取りと買取の両方の額を持って
日産のエクストレイルのページの価格はメーカー希望小売価格で、「価格は販売会社が独自に決めて」いると注記されています。日産の販売店は、地域ごとに別の販売会社です。だから段取りは、次の3つにします。
- いまの車の買取の額を、先に1つ持つ
- 見積もりは、販売会社の違う店で2つ取る(公式の販売店検索で会社名を見る)
- 下取りの額を聞いたら、「下取りの額+10万円」と1の額を比べる
下取りと買取の違いは下取りと買取の違い、査定サイトの選び方は一括査定サイトの比べ方にあります。
エクストレイルの本音:惜しいのは燃料代の境目、やめておけは3条件、推しは満タン1,067kmと3列
本音を1つだけ先に言うと、いちばん惜しいのは燃料代の★3が境目まで4.6円しかないことです。好きなのは満タン1,067kmと、132,000円で選べる3列。


惜しいポイント:燃料代の★3は境目まで4.6円、ROCK CREEK・NISMOは公式のWLTCが無い
燃料代の★3は、境目まで4.6円しかありません。補助なしの単価が213.4円/Lを超えれば★2です。
ROCK CREEK・NISMO・AUTECHは、主要諸元表にWLTCの燃費が載っていない。燃料代を同じ物差しで比べられないのは、カスタムカーを選ぶ人には惜しい点です。Sの時代より入口が248,600円高くなったのも、価格を気にする人には痛いところだろう。
エクストレイルはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
1つでも当てはまるなら、エクストレイルはいま買う車ではありません。
推しポイント:満タン1,067km(計算値)と、132,000円で選べる3列
タンク55Lに19.4km/Lをかけると1,067km。遠出のときの給油の回数に効く数字で、物差しの★5です。
3列7人乗りを、2列との差132,000円で選べるのも好きな点。ハリアーとRAV4には3列がありません。数字で見る限り、遠くへ行く人と、ときどき7人乗る人に向く車だと私は思います。
エクストレイルのよくある質問
- エクストレイルに7人乗りはありますか?
-
あります。3列シートはX e-4ORCE(4,521,000円)、ROCK CREEK e-4ORCE(4,889,500円)、AUTECH e-4ORCE(5,559,400円)の3つです(2026年10月時点)。3列はどれもe-4ORCEで、2WDの3列はありません。
- 400万円以下で買える新車のエクストレイルはありますか?
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ありません。2026年10月時点の新車は、X(2WD)の4,092,000円がいちばん安いグレードです。2026年9月の一部仕様変更の前まであったS(2025年9月のマイナーチェンジ時は3,843,400円)は、いまの価格表にありません。
新車の入口が予算を超えるなら、登録済み未使用車(新古車)や中古車を探す道もあります。ズバット車販売の公式ページによると(2026年10月時点)、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです。依頼は無料。車の代金・諸費用・陸送費は、ネクステージとの契約で別にかかります。新車を扱うかどうかは、公式ページに書かれていません。
- エクストレイルのe-POWERは充電が要りますか?
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要りません。1.5L VCターボのエンジンで発電し、その電気でモーターを回して走る仕組みで、給油するのはレギュラーガソリンです。電気自動車やプラグインハイブリッドではないため、国のCEV補助金の対象外になります。
- エクストレイルの値引きはありますか?
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値引き額は、日産から公表されていません(2026年10月時点)。日産は「価格は販売会社が独自に決めて」いると注記しています。雑誌や購入者の数字を時点つきで並べた一覧は、エクストレイルの値引きの記事へ。
まとめ:エクストレイルはX(2WD)で物差し3.9、燃費と価格の谷はグレード選びで浅くできる
エクストレイルは、満タンの距離と安全評価が強く、評判で低い燃費と価格はX(2WD)なら★3で止まる車です。
- 2026年10月時点の価格はX(2WD)4,092,000円から。Sは9月の一部仕様変更で価格表から外れた
- CARVELの物差しはX(2WD)で3.9(7/7)。e-4ORCEで燃料代を測ると★2(補助なしの単価)
- 5年の実質はX(2WD)4,639,680円(売る額0円)。売る額は「下取りの額+10万円」と買取の額を比べて決める
次の一歩
今日やることは1つ。去年のカレンダーかスマホの写真を見返して、雪道・凍結路・未舗装路を走った日を数えてください。0日ならX(2WD)、1日以上ならX e-4ORCEを、見積もりの1台目にします。2台の差は車両価格で297,000円、5年の燃料代を足すと336,337円です(補助なしの単価での計算値)。
見積もりの1台目が決まったら、下取りの額を聞く前に、いまの車の査定額を1つ持っておいてください。「下取りの額+10万円」と並べれば、売り先はその場で決められます。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAP ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
確かめたこと:車種ページの価格と一部仕様変更の発表の価格表・主要諸元表の寸法と燃費と地上高・工場出荷の目処のエクストレイルの行と時点・NASVAの評価結果と試験車・補助金の銘柄の一覧にエクストレイルの行が無いこと・自販連の公表・乗換えキャッシュバックの条件・ハリアーとRAV4の値はCARVELのハリアー・RAV4の評価記事(トヨタの主要諸元表)
出典:日産自動車、NASVA、国土交通省、次世代自動車振興センター、資源エネルギー庁、自販連
時点:2026年10月。走りの感想・実際の燃費・荷室の容量・店が注文を受けるか・次の型の日本の時期は分かりません。
参考URL一覧
- 主要諸元表(2026年9月版):https://www-asia.nissan-cdn.net/content/dam/Nissan/jp/vehicles/x-trail/2609/pdf/x-trail_2609_specsheet.pdf
- 資源エネルギー庁の石油製品価格調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/xlsx/261015.xlsx
- 日産の工場出荷の目処:https://www3.nissan.co.jp/siteinfo/product.html
- NASVAの評価結果:https://www.nasva.go.jp/mamoru/pdf/sv/detail/256.pdf
- 2026年9月3日の一部仕様変更の発表:https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/260903-01-j
- 自販連の乗用車ブランド通称名別順位:https://www.jada.or.jp/files/libs/7725/202610051042024460.xlsx
- 日産のエクストレイルのページ:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

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