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アウディ Q2 は、全長4,200mm・全高1,530mmのコンパクトSUVです。本国の生産は2026年4月に終わり、日本の公式カタログには4グレードが442万円から載っています。
立体駐車場に入るアウディを探しているなら、比べた5車種の中で寸法の答えが出るのは Q2 だけ。ただしアダプティブクルーズは4グレードともオプションです。グレードより先に、その装備が付くかを販売店で聞くところから始めてください。
総額の内訳はQ2の乗り出し価格の記事、値引きの公開データと商談の順番はQ2の値引きの記事にまとめています。
この記事のポイント
- 物差しは平均3.6(5/7軸)
- 全高1,530mmで1,550mm制限に収まる
- ACCは全グレードでオプション
- 本国の生産は2026年4月に終了
30秒でわかるアウディ Q2(2026年11月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | 4,420,000円(35 TFSI advanced)〜5,110,000円(35 TDI quattro S line)。SQ2 は6,590,000円 |
| 払う額+走る額 | 5,414,939円(35 TFSI advanced・11月登録の車両+法定費用と、5年5万kmの燃料代・税。いまの車の売値0円とした場合) |
| 燃費(WLTC) | 35 TFSI 15.7km/L(無鉛プレミアム)・35 TDI quattro 16.9km/L(軽油) |
| サイズ | 全長4,200×全幅1,795×全高1,530mm(S line は全高1,520mm)・5人乗り |
| 生産と販売 | 本国の生産は2026年4月に終了。日本の公式カタログに価格の掲載あり(2026年8月31日更新)。今回確認した公式資料では、日本での受注終了・販売終了の発表は確認できない(2026年11月時点)。注文か在庫かは販売店で |
| CARVELの物差し | 3.6(7軸のうち5軸を採点) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
価格・諸元・オプションは、アウディ ジャパンのAudi Product Information(Q2)と、Q2/SQ2 Product Information の資料(2026年8月31日更新。資料の中の価格は「2026年6月現在」の表記)の掲載によります。Web版の公式カタログの価格も同じで、数字は2026年11月時点のものです。
公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日
アウディQ2の評価:CARVELの物差しは平均3.6(5/7軸)
最安の 35 TFSI advanced で採点すると、CARVELの物差しは7軸のうち5軸で平均3.6です。強いのは航続の★5と悪路・雪道の★5、取り回しの★4。弱いのは走る費用の★1でした。
| # | 軸 | 35 TFSI advanced の公式の数字 | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 税込価格 | 4,420,000円(国の補助金の対象外) | ★3 | 450万円の線の内側 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,425.5円(WLTC 15.7km/L・ハイオク) | ★1 | ここは重い |
| 3 | 1回で走れる距離 | 785km(タンク50L×15.7km/Lの計算値) | ★5 | 給油は少なくて済む |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.1m | ★4 | 5.0mまであと0.1m |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WDあり(35 TDI quattro)・最低地上高210mm(advanced・社内参考値) | ★5 | 4WDを選べるのが効く |
| 6 | 公的な安全評価 | —(評価なし) | — | 低評価という意味ではない |
| 7 | 手に入る早さ | —(公式の納期の目安なし) | — | 販売店で聞く項目 |
| 平均 | 3.6(5/7) |
基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。★の境目は記事の末尾に載せています。採点した軸が5つなので、7軸すべてで採点した車種の平均と単純には比べないでください。
筆者の検証(2026年11月)|CARVELの物差し(v1.1)で Q2 35 TFSI advanced を採点(Audi Product Information の価格と諸元・NASVA の自動車アセスメント・燃料単価からの採点)
最安グレードの公式値を物差し v1.1 に当てると、軸1 ★3(4,420,000円)・軸2 ★1(100kmあたり1,425.5円)・軸3 ★5(785km)・軸4 ★4(5.1m)・軸5 ★5(4WDのグレードの最低地上高210mm)で、平均3.6(採点した軸 5/7)。燃料単価は資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査)の補助なしのハイオク223.8円/Lです。最低地上高はアウディ ジャパンが「社内参考値」としている数字になります。
TDI quattro で同じ式に当てると
★は最安グレードで付ける決まりなので、表は 35 TFSI advanced の数字です。35 TDI quattro advanced を同じ式に当てると、100kmあたりの燃料代は軽油で1,198.2円、56Lのタンクで航続は946km。走る費用は★2に上がり、価格は4,730,000円で★2に下がります。
空欄が2つある理由
NASVAの自動車アセスメントには、Q2 の評価が載っていません(2026年11月時点)。納期は、公式カタログに目安の月数が出ていない。空欄は「悪い」ではなく「数字が無い」なので、比べるときは軸ごとの★を見てください。
アウディQ2の生産終了と、日本の新車の扱い
本国インゴルシュタットでの Q2 の生産は、2026年4月に終わりました。一方で、日本の公式カタログには4グレードと SQ2 の価格が載っています。今回確認した公式資料では、2026年11月時点の日本での受注終了・販売終了の発表は確認できません。新車を注文できるか、在庫の車から選ぶ形かは、販売店で確かめる部分です。

本国の生産は2026年4月に終了
AUDI AG のプレスリリース(2026年4月23日)は、インゴルシュタットでの Q2 の生産が4月で終わると発表しました。日本でもAUTOCAR JAPAN(2026年4月28日)が、A1 と Q2 の生産終了を伝えています。 アウディ ジャパンの公式資料(2026年5月13日掲載、4月23日付本国資料の翻訳)は、インゴルシュタットでのQ2生産は4月に終了したと記した公式翻訳です。

AUDI AG によると、2016年からの Q2 の納車は累計887,231台。AUTOCAR JAPAN の同じ報道は、直接の後継車の計画は無いと伝えています。
日本の公式カタログには価格が載っている
日付の分かる公開資料を並べると、次のようになります。
| 日付 | 出来事 | 出どころ |
|---|---|---|
| 2024年12月 | 日本で改良型を発売。MIB3のタッチスクリーンを標準にし、35 TDI quattro を設定 | 報道(Car Watch) |
| 2026年4月23日 | インゴルシュタットでの Q2 の生産を4月で終えると発表 | AUDI AG |
| 2026年4月28日 | 日本の報道が A1 と Q2 の生産終了を伝える | AUTOCAR JAPAN |
| 2026年5月13日 | 日本公式の翻訳資料が、インゴルシュタットでのQ2生産は4月に終了したと記載 | アウディ ジャパン |
| 2026年8月31日 | Q2/SQ2 Product Information を更新。4グレードと SQ2 の価格を掲載 | アウディ ジャパン |
| 2026年9月29日 | 新車のリサイクル料金一覧(MY26)に Q2 の4グレード | アウディ ジャパン |
| 2026年11月時点 | 今回確認した公式資料では、日本での受注終了・販売終了の発表は確認できない | — |
筆者の検証(2026年11月)|Q2 の生産終了から日本の公式資料までの日付の並び(AUDI AG のプレスリリース・日本の報道・アウディ ジャパンの Product Information とリサイクル料金一覧の公開日)
公開日のある資料を日付順に並べると、本国の生産終了の発表(2026年4月23日)のあとに、アウディ ジャパンの Q2/SQ2 Product Information の更新(2026年8月31日)と、MY26 のリサイクル料金一覧(2026年9月29日)が続きます。どちらにも Q2 の4グレードが載っている。今回確認した公式資料では、受注の締め切りの日付や在庫の台数を確認できません(2026年11月時点)。
新車を注文できるかは販売店で
公式の資料から分かるのは「生産は終わった」「日本のカタログに価格は載っている」の2つまでです。新しく工場に注文できるのか、日本にある在庫の車から選ぶ形なのかは、公式の資料からは読み取れません。Q2/SQ2 Product Information の注意事項にあるのは、「ドイツ側での生産の都合上、受付に制限が発生する場合があります。」という一文です。
ここは推測で決めないほうがいい。販売店で聞く項目です。在庫の車なら、グレード・色・オプションはもう決まっている。欲しい装備が付いた車があるかで、選べるグレードが変わります。
持ち帰り:Q2を販売店で聞くときの3つ(2026年11月時点)
・新車を注文できるか、在庫の車だけか
・在庫なら、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ(210,000円・アダプティブクルーズ入り)が付いた車はあるか
・35 TFSI と 35 TDI quattro、advanced と S line のどれなら用意できるか
この3つの答えで、比べるグレードがほぼ決まります。

生産が終わったなら、もう新車は無理なのかと思ってた



カタログに価格は載っています。注文か在庫かは、店で聞く話です
新車にこだわらないなら
希望の組み合わせの新車が見つからないときは、登録済み未使用車(新古車)や中古車も選択肢になります。台数と価格は在庫ごとに変わるので、年式・走行距離・装備・保証条件をそろえた支払総額で比べてください。
ズバット車販売は、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです(ズバット車販売の公式ページ、2026年11月時点)。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。扱うのは中古車と新古車で、新車ではありません。
\ 希望条件に合う中古車を相談 /
車両代金・諸費用などは別途必要です
中古で探すときは、年式で装備が違います。2024年12月の改良で MIB3 のタッチスクリーンが標準になり、35 TDI quattro が設定されました。それより前の型は、いまのカタログと装備をそろえて比べてください。
Q2のグレードの選び方:TFSIかTDI quattroか、advancedかS lineか
4グレードの差は、動力と駆動(+310,000円)と、足回りと見た目(+380,000円)の2つだけです。迷ったら、4WDが要るかを先に決めてください。燃料代で TDI の差額を取り返すには、5万kmでは足りません。


| 項目 | 35 TFSI advanced | 35 TFSI S line | 35 TDI quattro advanced | 35 TDI quattro S line |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,420,000円 | 4,800,000円 | 4,730,000円 | 5,110,000円 |
| エンジン | 1,497cc ガソリンターボ・150PS・250N・m | 同左 | 1,968cc ディーゼルターボ・150PS・360N・m | 同左 |
| 駆動・変速 | 前輪駆動・7速Sトロニック | 同左 | 四輪駆動(quattro)・7速Sトロニック | 同左 |
| 燃料・タンク | 無鉛プレミアム・50L | 同左 | 軽油・56L | 同左 |
| WLTC燃費 | 15.7km/L | 15.7km/L | 16.9km/L | 16.9km/L |
| 車両重量 | 1,350kg | 1,350kg | 1,540kg | 1,540kg |
| 全高・最低地上高 | 1,530mm・210mm | 1,520mm・200mm | 1,530mm・210mm | 1,520mm・200mm |
| 自動車税(年額) | 30,500円 | 30,500円 | 36,000円 | 36,000円 |
| 航続(計算値) | 785km | 785km | 946km | 946km |
数字は Audi Product Information(2026年11月時点)によります。最低地上高は社内参考値で、パノラマサンルーフを付けると車両重量は20kg増える。
筆者の検証(2026年11月)|Q2 4グレードの価格差と、差額で変わるもの(Audi Product Information の価格・諸元・装備・オプションからの計算)
35 TFSI advanced を基準にすると、S line は+380,000円で、標準装備の差はスポーツサスペンション(全高1,520mm・最低地上高200mm)、17インチホイールのデザイン、ブレードの色、ドアシルです。35 TDI quattro advanced は+310,000円で、標準装備の差はありません。変わるのは1,968ccのディーゼル・360N・m・四輪駆動・WLTC 16.9km/L・タンク56L。アダプティブクルーズは4グレードとも標準に無く、210,000円のコンビニエンス&アシスタンスパッケージの中にあります。数字は2026年11月時点の公表値です。
35 TFSI advanced:街乗りと雪の少ない地域
4,420,000円で、Q2 のいちばん安い入口です。1,497ccのガソリンターボで150PS・250N・m、前輪駆動。燃料は無鉛プレミアムの指定になります。
1,350kgの軽さに対して、タンクは50L。WLTCの15.7km/Lをかけると航続は785kmです。雪道を走らない人なら、ここで足りると私は思います。
35 TDI quattro:+310,000円は動力と駆動だけ
TDI quattro の+310,000円で増えるのは、ディーゼルと四輪駆動です。実は、標準装備の差は1つもありません。トルクは360N・mで、TFSI の250N・mより110N・m大きくなります。
WLTCは16.9km/Lで、内訳は市街地12.9・郊外17.4・高速19.2km/L。燃料は軽油です。5年5万kmで比べると、払う額は325,100円高く、燃料代と税の走る額は77,927円安い。差し引き+247,173円になります。
車両本体の差310,000円に、5年分の法定費用・自動車税・初回車検の差50,800円を足すと360,800円。これを燃料代の差(1kmあたり約2.27円)で取り返すには約15.9万km走る計算です。走る距離ごとの差はQ2の乗り出し価格の記事に載せました。TDI を選ぶ理由は、燃料代ではなく四輪駆動です。
S line:+380,000円で10mm低く
S line の差額で変わるのは、スポーツサスペンションと見た目です。全高と最低地上高は10mmずつ下がり、1,520mmと200mm。17インチホイールのデザイン、ブレードの色、ドアシルも S line 用になります。
S line にだけ用意されるオプションもある。S lineプラスパッケージ300,000円(スポーツシートなど)と、マトリクスLEDヘッドライト120,000円です。どちらもコンビニエンス&アシスタンスパッケージが必須になります。
アダプティブクルーズは全グレードでオプション
アダプティブクルーズアシストは、4グレードとも標準装備にありません。入っているのは、210,000円のコンビニエンス&アシスタンスパッケージです。
パッケージの中身は、アダプティブクルーズアシスト/アクティブレーンデパーチャーワーニング、アウディサイドアシスト、ハイビームアシスト、フロントのシートヒーター、オートマチックテールゲートなど。標準で付くのは、アウディプレセンスフロント・リヤビューカメラ・アウディパーキングシステムです。
ナビもオプションで、ナビゲーションパッケージは280,000円(MMIナビゲーションと Audi connect)。advanced に主なオプションを全部付けると+1,500,000円になります。高速道路をよく走る人は、グレードより先にこのパッケージの有無で車を絞ってください。パッケージを足した総額はQ2の乗り出し価格の記事にあります。
Q2の大きさと立体駐車場:全高1,530mm・全幅1,795mm
Q2 は全高1,530mm(S line 1,520mm)、全幅1,795mmです。全高1,550mm・全幅1,850mmの制限がある機械式駐車場に、車体の寸法で両方とも収まります。比べた Q3・X1・GLA・XC40 は、どれも高さで制限を超える。


寸法と小回り
全長は4,200mm(S line 4,205mm)、ホイールベースは2,595mmです。最小回転半径は全グレードで5.1m。荷室は VDA 方式で405Lになります(SQ2 は355L)。


5.1mは、物差しの軸4で★5の5.0mまで0.1m。狭い路地の多い街で使う人には、数字の上でも扱いやすい部類といえる。
1,550mm・1,850mm の駐車場に収まるか
Q2 の余裕は、高さ20mm(S line は30mm)、幅55mmです。
| 車種(比べたグレード) | 全幅 | 全高 | 幅1,850mm制限 | 高さ1,550mm制限 |
|---|---|---|---|---|
| アウディ Q2 35 TFSI advanced | 1,795mm | 1,530mm | 収まる | 収まる |
| アウディ Q2 35 TFSI S line | 1,795mm | 1,520mm | 収まる | 収まる |
| アウディ SQ2 | 1,800mm | 1,525mm | 収まる | 収まる |
| アウディ Q3 TFSI 110kW advanced | 1,860mm | 1,610mm | 10mm超える | 60mm超える |
| BMW X1 sDrive20i original | 1,835mm | 1,645mm | 収まる | 95mm超える |
| メルセデス・ベンツ GLA 180 Urban Stars | 1,850mm | 1,605mm | 収まる | 55mm超える |
| ボルボ XC40 Essential B3 | 1,875mm | 1,655mm | 25mm超える | 105mm超える |
筆者の検証(2026年11月)|Q2 と Q3・X1・GLA・XC40 の寸法と最安価格、全幅1,850mm・全高1,550mmへの当てはめ(アウディ ジャパンの Product Information と、各社の日本法人の価格表・諸元表の値からの計算)
全幅1,850mm・全高1,550mmを代表的な制限として当てはめると、両方に収まるのは比べた7台のうち Q2 の2グレードと SQ2 だけでした。Q3 は幅10mm・高さ60mm、X1 は高さ95mm、GLA は高さ55mm、XC40 は幅25mm・高さ105mm超えます。数字は各社の公表値(2026年11月時点)で、アンテナやミラーを含む寸法は入れていません。
アンテナを含む高さやミラーを含む幅は、公式の図面が無いので扱っていません。駐車場を契約する前に、管理会社の資料で制限の数字を見て、販売店で実車の寸法と並べてください。



1,550mmの立体駐車場、うちのマンションがそれなんだよね



なら候補は Q2 です。ほかの4台は高さで入りません
アウディQ2の実質額とライバル比較:5年5万kmで541万円
35 TFSI advanced を11月に登録すると、車両+法定費用は4,506,540円。5年5万kmの燃料代と税を足すと5,414,939円です(いまの車の売値0円とした場合)。国の補助金や減税で戻る額は、4グレードとも0円になります。


| 額 | 中身 | 35 TFSI advanced | 35 TFSI S line | 35 TDI quattro advanced | 35 TDI quattro S line |
|---|---|---|---|---|---|
| 払う額 | 車両+法定費用(2026年11月登録) | 4,506,540円 | 4,886,540円 | 4,831,640円 | 5,211,640円 |
| 戻る額 | 国の補助金・エコカー減税の対象外、環境性能割は廃止 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 走る額 | 5年5万kmの燃料代と、税・車検の法定費用 | 908,399円 | 908,399円 | 830,472円 | 830,472円 |
| 売る額 | いまの車を売った額(読者ごとに違う) | 見積もりで埋まる | 見積もりで埋まる | 見積もりで埋まる | 見積もりで埋まる |
| 実質 | 払う−戻る+走る−売る | 5,414,939円 | 5,794,939円 | 5,662,112円 | 6,042,112円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額(売る額0円の場合)。オプション・販売店の諸費用・値引きは入れていません。SQ2 は払う額6,691,590円、走る額1,179,665円です。
筆者の検証(2026年11月)|4つの額(払う・戻る・走る・売る)4グレード・5年5万km(公式カタログの価格・国交省の重量税の表・損保料率機構の自賠責・東京都主税局の自動車税・アウディのリサイクル料金一覧・資源エネルギー庁の石油製品価格調査からの計算)
35 TFSI advanced の払う額は4,506,540円、走る額は908,399円で、うち燃料代は712,739円(100kmあたり1,425.5円)。35 TDI quattro advanced は払う額4,831,640円、走る額830,472円で、燃料代は599,112円(100kmあたり1,198.2円)です。2つの5年の差は+247,173円。単価は2026年10月26日調査の補助なしの値です。
燃料代の単価
単価は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査・10月28日公表)の全国平均に、その週の国の支給単価42.8円/Lを足した補助なしの値です。ハイオクは223.8円/L、軽油は202.5円/L。
補助が入った店頭の価格は、これより42.8円/L安くなります。補助が続く間は、走る額は表より小さい。
戻る額が0円になる理由
国の CEV 補助金は電気自動車・PHEV などが対象で、Q2 は外れます。日本自動車輸入組合のエコカー減税の対象車一覧(2026年10月27日更新)にも、Q2 の型式はありません。ディーゼルの 35 TDI quattro も対象外です。環境性能割は2026年3月31日で廃止されました。
乗り出し価格と値引きは別の記事で
車両+法定費用の内訳、コンビニエンス&アシスタンスパッケージを足した総額、登録の月による違いはQ2の乗り出し価格の記事にあります。販売店の諸費用は公表されていないので、その先は見積書で確かめる部分です。
値引きは、いまの型の公開データがありません。値引きより先に決めることはQ2の値引きの記事で整理しました。
売る額は見積もりで埋まる
4つの額のうち、読者ごとに違うのは売る額の1行だけです。Q2 自体の5年後の売値は予想しません。埋められるのは、いまの車の売値のほう。
MOTA車買取は、最大20社が入札し、申し込みの最短3時間後にWebで概算査定額が出ます。電話でやりとりするのは高額査定の上位3社まで。利用料は無料で、有料なのは任意のサポートだけです(MOTAの公式ページ、2026年11月時点)。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
Q2とQ3・X1・GLA・XC40を比べると
Q2 は、比べた中でいちばん安い入口です。Q3 より1,080,000円、X1 より830,000円、XC40 より670,000円、GLA より2,110,000円安い。代わりに、全長は4,200mmで最も短くなります。


| 車種(比べたグレード) | 全長 | 全幅 | 全高 | 価格(税込) | Q2との価格差 |
|---|---|---|---|---|---|
| アウディ Q2 35 TFSI advanced | 4,200mm | 1,795mm | 1,530mm | 4,420,000円 | — |
| アウディ Q3 TFSI 110kW advanced | 4,530mm | 1,860mm | 1,610mm | 5,500,000円 | +1,080,000円 |
| BMW X1 sDrive20i original | 4,500mm | 1,835mm | 1,645mm | 5,250,000円 | +830,000円 |
| メルセデス・ベンツ GLA 180 Urban Stars | 4,445mm | 1,850mm | 1,605mm | 6,530,000円 | +2,110,000円 |
| ボルボ XC40 Essential B3 | 4,440mm | 1,875mm | 1,655mm | 5,090,000円 | +670,000円 |
各車の数字は、それぞれの日本法人の価格表と諸元表によります(2026年11月時点)。
Q3 にする人
後席と荷室を重く見る人です。Q3 は全長が330mm長く、荷室は通常時で488L。Q2 の405Lより大きい数字です。2026年5月に出た3代目で、いまの装備を選びたい人にも合う。
Q3 の評価はQ3の評価の記事、総額はQ3の乗り出し価格の記事で、Q2 と同じ形で並べています。
X1・GLA・XC40 を選ぶ人
駐車場の高さに制限がなく、ほかのブランドの装備を比べたい人です。X1 は Q2 より830,000円高く、全高は115mm高い1,645mm。X1 の口コミの傾向はX1の評価の記事、GLA はGLAの評価の記事へ。
XC40 は Q2 との差が670,000円で、比べた3車の中ではいちばん近い価格です。全幅1,875mmは、幅の制限にも引っかかる数字。XC40 の評価はXC40の評価の記事にまとめています。
Q5 まで上げる人
Q5 の入口の TFSI 150kW advanced LE は7,490,000円で、Q2 より3,070,000円高い。Q2 に主なオプションを全部付けても+1,500,000円なので、Q5 は別の予算の車です。ひとつ上の広さと格がほしいなら、Q5の評価の記事と並べてください。
どの車を選んでも、総額をいちばん大きく動かせるのは、いまの車をいくらで売るかです。
アウディQ2の欠点として挙がる5つと、公式の数字
評価記事や試乗記で Q2 の欠点として挙がるのは、主に乗り心地の硬さ、電動シート、荷室、装備がオプションなこと、内装の5つです。乗り心地と内装の質感以外は、公式の数字と装備表で大きさが分かる。
乗り心地:S line はスポーツサスペンション
硬さの感じ方は、運転の体験が無いと言い切れません。公式の装備表から言えるのは、S line にスポーツサスペンションが標準で付き、全高と最低地上高が10mm下がることです。乗り心地を重く見る人は、advanced と S line を試乗で比べてください。
電動シートの設定がない
フロントシートの調整は、標準装備で「シート手動高さ調整機能」です。オプションの一覧にも電動シートはありません。家族で運転を代わる回数が多い人は、ここで候補から外れます。
荷室は405L
荷室は VDA 方式で405L、後席は可倒式です。SQ2 は355Lになります。Q3 の488Lとの差は83L。ベビーカーと旅行かばんを同時に積む家族は、展示車で置き方を試してから決めたいところです。
ACC とナビがオプション
アダプティブクルーズは210,000円のパッケージ、ナビは280,000円のパッケージの中です。両方を足すと490,000円。TDI quattro との差額310,000円より大きい額になります。
内装とインフォテインメント
2024年12月の改良で、MIB3のタッチスクリーンが標準になりました。メーターはバーチャルコックピットプラスです。古い型のレビューにある「ナビがタッチ操作でない」は、いまの型には当てはまりません。内装の質感は、展示車で触って決める部分です。
アウディQ2の本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件
運転の感想は持っていないので、本音は公式の数字で言える範囲に限ります。そのうえで言うと、私はこの車の「1,550mmの立体駐車場に入るアウディ」という一点が好きです。
推しポイント:1,530mmと5.1m
推しの1つ目は全高1,530mm。比べた5車種で、全高1,550mm・全幅1,850mmの両方に収まるのは Q2 だけでした。マンションの機械式駐車場の人には、ほかに代わりがありません。
2つ目は最小回転半径5.1mと航続785km。小回りと給油の少なさは、街乗りの毎日に効く。3つ目に、442万円の FF のほかに、473万円で四輪駆動を選べる点も挙げておきます。
惜しいポイント:装備の組み合わせと燃料代
惜しいのは、アダプティブクルーズが全グレードでオプションなこと。在庫の車から選ぶ形なら、欲しいパッケージの付いた車があるかで選べるグレードが変わります。
もう1つは燃料代。正直、ハイオクで100kmあたり1,425.5円は重く、物差しの軸2で★1です。公的な安全評価が無いのも、数字で比べたい人には物足りないところ。



1,550mmの駐車場の人には、442万円の答えがちゃんとある車です
候補に残ったなら、次はお金の段取りです。442万円からの買い物で、値引きの公開データが無い分、総額を動かせるのは、いまの車の売り先のほう。下取りの額を聞く前に、Webの査定額を1つ手元に置いておくと、見積書の下取りの欄をその場で比べられます。
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アウディ Q2のよくある質問
- アウディQ2は生産終了しましたか?
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本国インゴルシュタットでの生産は、2026年4月に終了したと、アウディ ジャパンの5月13日付公式資料に記載されています。日本の公式カタログ(2026年8月31日更新の資料)には価格が載っていて、今回確認した公式資料では、2026年11月時点の受注終了・販売終了の発表は確認できません。注文できるか在庫だけかは販売店で確かめてください。
- Q2に4WDはありますか?
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あります。35 TDI quattro advanced と 35 TDI quattro S line が四輪駆動で、ガソリンの 35 TFSI は前輪駆動だけです。
- Q2は立体駐車場に入りますか?
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全高1,550mm・全幅1,850mmの制限なら、車体の寸法で収まります。全高は1,530mm(S line 1,520mm)、全幅は1,795mm。アンテナやミラーを含む寸法は販売店で確かめてください。
- Q2にACCは付いていますか?
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標準では付きません。4グレードとも、210,000円のコンビニエンス&アシスタンスパッケージの中にあります。
- Q2はハイオクですか?
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35 TFSI は無鉛プレミアム(ハイオク)の指定で、35 TDI quattro は軽油です。
- Q2とQ3の違いは?
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いちばん大きいのは価格と大きさです。Q3 の110kWは Q2 の 35 TFSI advanced より1,080,000円高く、全高は80mm、全幅は65mm大きい。
まとめ:Q2は物差し3.6、決め手は駐車場とパッケージ
Q2 は、442万円の 35 TFSI advanced を入口に、駆動とパッケージで値段が決まる車です。弱点は燃料代と装備の組み合わせで、どちらも公式の数字に出ています。
- 本国の生産は2026年4月に終了。日本の公式カタログには4グレードの価格が載り、今回確認した公式資料では、受注終了・販売終了の発表は確認できない(2026年11月時点)。注文か在庫かは販売店で
- CARVELの物差しは3.6(5/7)。航続★5・悪路★5・取り回し★4、走る費用は★1
- 全高1,530mmで、比べた5車種のうち1,550mm・1,850mmの駐車場に収まるのは Q2 だけ。アダプティブクルーズは210,000円のパッケージ
次の一歩
今日やることは1つ。近くのアウディ正規販売店に電話して、「Q2 を新車で注文できるか、在庫の車だけか」と「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ付きの車はあるか」の2点を聞いてください。答えが出たら、比べるグレードは1つか2つに絞れます。
答えが出たら、Q2の乗り出し価格の記事で自分のグレードとパッケージの総額を出し、Q2の値引きの記事で商談の順番を確かめてください。いまの車を下取りと買取のどちらに出すかは下取りと買取の違い、一括査定のサービスの違いは車の一括査定の比較で比べられます。
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CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 税込価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAPの★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:アウディ ジャパン、AUDI AG、BMW、メルセデス・ベンツ日本、ボルボ・カー・ジャパン、日本自動車輸入組合、NASVA、資源エネルギー庁、報道(AUTOCAR JAPAN・Car Watch)
時点:2026年11月。走りの感想・実際の燃費・販売店ごとの在庫と納期は分かりません。
参考URL一覧
- Audi Product Information(Q2):https://www.productinfo.audi.co.jp/models/q2/
- Q2/SQ2 Product Information の資料:https://www.productinfo.audi.co.jp/related_link/151/top/332/pdf/Q2_SQ2_Product_Information.pdf
- NASVAの自動車アセスメント:https://www.nasva.go.jp/mamoru/
- AUDI AG のプレスリリース:https://www.audi.com/en/press-releases/audi-strengthens-production-network-integrated-production-and-new-fully-electric-model-in-ingolstadt-17105
- AUTOCAR JAPAN:https://www.autocar.jp/post/1238715
- アウディ ジャパンの公式資料:https://www.audi-press.jp/press-releases/2026/s5n52g00000066xj.html
- 日本自動車輸入組合のエコカー減税の対象車一覧:https://www.jaia-jp.org/ja/member/ecocar-tax-deduction

