FJクルーザーのおすすめグレード|新車で約22万円高いオフロードが中古では横並び

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FJクルーザーのグレードの記事のアイキャッチ。黄色いボディのFJクルーザーを後ろ斜めから写し、タイトルで「どれを選ぶ?」と問う(2026年10月時点)
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FJクルーザーのグレードとは、ベースグレードに、色・足まわり・悪路の装備が違うパッケージと特別仕様車を加えた選び分けのことです。

FJクルーザーは2018年1月に国内での新車の販売を終えています(トヨタの認定中古車カタログは「2010年12月~2018年1月」)。エンジン・駆動方式・ボディの大きさは全グレード同じで、違うのは足まわり・オフロードの装備・外装の色・内装の一部です。

私の推しはオフロードパッケージです。新車のときはベースグレードより22万6,286円高かったのに、2026年10月時点の中古車の値札では、その差がほとんど見えません。年式を2014〜2017年にそろえても、オフロードの値札の中央値はベースより低いくらい。ビルシュタインのショックとクロールコントロールが、ほぼ同じ値段で付いてきます。舗装路だけで乗るなら、内装が少し良いカラーパッケージで十分。

この記事のポイント

  • 新車の販売は2018年1月に終了
  • グレードはベース+3つのパッケージ+特別仕様車
  • 新車のときの差はベースと最大22万6,286円
  • オフロード装備の4点はオフロードパッケージだけが標準
  • 中古の値札ではベース・カラー・オフロードがほぼ横並び

公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日

30秒でわかるの表を図にしたもの(1/5枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:販売時期・全グレード共通
30秒でわかるの表を図にしたもの(2/5枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:グレード
30秒でわかるの表を図にしたもの(3/5枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:新車のときの価格(2014年4月以降)
30秒でわかるの表を図にしたもの(4/5枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:中古車の値札(支払総額の中央値)
30秒でわかるの表を図にしたもの(5/5枚目)。列:30秒でわかる・内容、行:推し・いまの車の売値を先に知る

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30秒でわかる内容
販売時期2010年12月〜2018年1月(トヨタ公式の表記)。トヨタは後継を示していない
全グレード共通V6 4.0L(276PS)・5AT・パートタイム4WD・5人乗り。2WDの設定は無い
グレードベースグレード/カラーパッケージ/オフロードパッケージ/ブラックカラーパッケージ/レッドカラーパッケージ/ファイナルエディション
新車のときの価格(2014年4月以降)ベース324万円・カラー334万2,857円・ブラック345万6,000円・オフロード346万6,286円・ファイナル349万2,720円
中古車の値札(支払総額の中央値)カラー299.95万円・ベース305.0万円・ブラック307.9万円・オフロード297.5万円・ファイナル427.8万円(カーセンサー・2026年10月時点の331台)
推し悪路に行くならオフロード、舗装路ならカラー、色で選ぶならブラック
いまの車の売値を先に知るMOTA車買取(無料・概算査定額)

グレードと装備はトヨタ認定中古車カタログ(2026年10月時点の表示)とトヨタのカタログ(価格は2015年6月現在)、中古車の値札はカーセンサーの2026年10月27日の表示によります。

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目次

FJクルーザーのグレードは何がある? ベース+3つのパッケージ+特別仕様車

グレードの軸は1本です。「FJクルーザー」というベースグレードがあり、そこに色や装備を足した「パッケージ」が並ぶ形。トヨタのカタログには「“カラーパッケージ”“ブラックカラーパッケージ”“オフロードパッケージ”はグレード名称ではありません」という注記まで入っている。

実は同じトヨタでも、認定中古車カタログのモデル説明は「4グレード」と呼び、中古車の掲載もグレードとして扱うので、以下もその呼び方に合わせます。

青いボディに白いルーフのFJクルーザーを斜め前から見た展示車。丸いヘッドライトとオレンジのウインカー、黒い樹脂のバンパー、太いタイヤが見える
写真:toshinori baba / CC0 1.0(Wikimedia Commons)
FJクルーザーのグレードは何がある? ベース+3つのパッケージ+特別仕様車の表を図にしたもの(1/2枚目)。列:販売時期(認定中古車カタログの区切り)・選べたグレード、行:2010年12月〜2012年7月・2012年7月〜2014年4月
FJクルーザーのグレードは何がある? ベース+3つのパッケージ+特別仕様車の表を図にしたもの(2/2枚目)。列:販売時期(認定中古車カタログの区切り)・選べたグレード、行:2014年4月〜2018年1月・2017年10月〜2018年1月

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販売時期(認定中古車カタログの区切り)選べたグレード
2010年12月〜2012年7月ベース・カラー・オフロード(2011年12月からブラック・レッドが加わる)
2012年7月〜2014年4月ベース・カラー・ブラック・オフロード
2014年4月〜2018年1月ベース・カラー・ブラック・オフロード
2017年10月〜2018年1月特別仕様車のファイナルエディション

レッドカラーパッケージは、認定中古車カタログのグレードのページが2011年12月〜2012年7月の1期だけ。カーセンサーの掲載(2026年10月時点)でも6台と、いちばん少ない。

筆者の検証(2026年10月)|トヨタの公式資料で見る、FJクルーザーのグレードと装備の差(トヨタ認定中古車カタログ・トヨタのカタログ(2015年6月現在の価格)・トヨタのニュースリリース)
認定中古車カタログのグレードのページは、7つのモデルで22件(同じグレード名でもモデルが違えば別の1件)。22件すべてがV6 4.0Lの1GR-FE・276PS・380N·m・5AT・パートタイム4WD・全長4,635×全幅1,905×全高1,840mm・最低地上高230mm・最小回転半径6.2mで、VSC+TRCも全件に付いています。車両重量は21件が1,940kg、ファイナルエディションだけ1,950kg。グレードで分かれるのは、足まわり・オフロードの装備・外装の色とホイール・本革巻きステアリングとクルーズコントロールです。

新車のときの価格差:ベースとの差は最大22万6,286円

新車の価格は、モデルが変わるたびに少しずつ動いています。認定中古車カタログの「当時のメーカー希望小売価格」を並べた表がこちら。

新車のときの価格差:ベースとの差は最大22万6,286円の表を図にしたもの(1/3枚目)。列:モデル・ベース・カラー・ブラック・オフロード、行:2010年12月〜2012年7月
新車のときの価格差:ベースとの差は最大22万6,286円の表を図にしたもの(2/3枚目)。列:モデル・ベース・カラー・ブラック・オフロード、行:2012年7月〜2014年4月
新車のときの価格差:ベースとの差は最大22万6,286円の表を図にしたもの(3/3枚目)。列:モデル・ベース・カラー・ブラック・オフロード、行:2014年4月〜2018年1月

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モデルベースカラーブラックオフロード
2010年12月〜2012年7月314万円324万円(+10万円)335万円(2011年12月〜)332万円(+18万円)
2012年7月〜2014年4月315万円325万円(+10万円)336万円(+21万円)337万円(+22万円)
2014年4月〜2018年1月324万円334万2,857円(+10万2,857円)345万6,000円(+21万6,000円)346万6,286円(+22万6,286円)

レッドカラーパッケージは324万円、ファイナルエディションは349万2,720円でした。2014年4月の価格の変更は、消費税の変更に伴うもの。

いちばん高いオフロードと、いちばん安いベースの差は、最後のモデルで22万6,286円。ところが中古の値札では、この22万円がほぼ消えている。

オフロードパッケージは何が違う? ショックと悪路の装備4点

ショックと悪路の装備が違うのは、オフロードパッケージだけです。2014年のカタログの「グレード別 主な標準装備比較表」で、オフロードパッケージだけに付いているのは次の4点。

  • ビルシュタイン製モノチューブのショックアブソーバー(ほかはツインチューブのガスショック)
  • クロールコントロール
  • アクティブトラクションコントロール(A-TRAC)
  • リヤデフロック
オフロードパッケージだけが標準で持つ装備は4点。ビルシュタイン製のショック、クロールコントロール、A-TRAC、リヤデフロック

年式で中身が違う:2010年はA-TRACがオプション、クロールは2012年7月から

最初のモデルは、いまの中古車と中身が少し違います。トヨタの2010年11月25日の発表では、リヤデフロックはオフロードパッケージに標準、A-TRACはオプション。webCGの同じ日の記事は「全グレードにオプション設定」と書いています。

クロールコントロールは、2012年7月24日のトヨタの発表で「オフロードパッケージ」の標準装備になりました。それより前、2010年12月〜2012年7月のオフロードパッケージには付いていません。A-TRACは2014年のカタログではオフロードパッケージの標準ですが、いつ標準になったかはトヨタの発表に書かれていないので、初期のオフロードは装備を1つずつ見ておきたいところ。

逆に、ほかのグレードでも悪路の装備が付いている車はあります。トヨタの2015年12月現在の装備一覧では、ベース・カラー・ブラックにA-TRAC(10,800円)とリヤデフロック(54,000円)のメーカーオプションがありました。裏を返すと、ほかのグレードで選べなかったのはビルシュタインのショックとクロールコントロールの2つだけ。オフロードを選ぶ理由は、この2つに絞られると思う。

クロールコントロールは「過信しない」が前提の装備

クロールコントロールは、アクセルとブレーキを踏まずに、凹凸の大きな悪路を一定の低い速度で進む装備です。トヨタの取扱書(2017年1月版)にある作動条件は4つ。

  • エンジンが回っている
  • シフトレバーがP・N以外
  • トランスファーレバーがL4
  • 運転席のドアが閉まっている

約25km/hを超えると、エンジンとブレーキの制御は一時的に止まります。取扱書は「クロールコントロールを過信しないでください。車両の限界性能を高めるものではない」と書き、極端な急勾配・凹凸の激しい路面・積雪路などのすべりやすい路面では、一定の速度を保てないことがあるとしています。自動で悪路を走る装備ではありません。ハンドルと周りの確認は、いつも運転する人の仕事。

A-TRACも、停車してシフトをN、トランスファーをL4にしてから使う装備。リヤデフロックを使っている間は、約6km/h以下でしか働きません。スイッチの場所はインパネとコックピットの記事にあります。

オフロードに行かないなら、オフロードパッケージの意味はありますか?

ショックがベースと別物です。乗り味は販売店で乗り比べたいところ。

カラー・ブラック・レッドは何が違う? 見た目と内装の差

この3つは、エンジンも標準の足まわりもベースグレードと同じです。違うのは外装の色と、ステアリングやノブのように手が触れる部分。新車のときの差は、カラーで約10万円、ブラックで約21万円。色と飾りに払う額としては、ブラックの21万円は大きいと感じる。

ベージュのボディに白いルーフのFJクルーザー カラーパッケージを後ろ斜めから見た展示車。背面のスペアタイヤと銀色のリヤバンパーが見える
写真:Tokumeigakarinoaoshima / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)。2019年5月撮影

カラーパッケージは、ドアトリムなどにボディ色を入れ、シフトノブとトランスファーノブにメタルカラーの加飾が付きます。ブラックカラーパッケージは、ブラック×ホワイトのツートーンに、ブラックのグリル・前後バンパー・ドアミラー・アウトサイドドアハンドル、ブラック塗装の専用17インチアルミが標準で、メタルカラー加飾のノブはカラーパッケージと同じ。レッドカラーパッケージは、レッドのモノトーンに、ブラックとレッドの専用本革巻きステアリングです。

内装で分かれるのは、ステアリングとクルーズコントロール

本革巻きステアリングとクルーズコントロールは、カラー・ブラック・レッド・ファイナルで標準。ベースとオフロードは、ステアリングがウレタンで、クルーズコントロールは28,080円のオプションでした(2015年6月現在の価格)。車体の寸法は全グレード同じなので、後席と荷室の広さも変わりません(シートの色はファイナルだけベージュ)。詳しくは後部座席と荷室の記事にまとめています。

FJクルーザーの右ハンドルの運転席。ステアリングとメーター、青いセンターパネル、シフトレバーの一部が見える
写真:toshinori baba(2011年1月撮影、CC BY-SA 4.0、トリミング)。右ハンドル展示個体の運転席です。撮影個体のグレード・追加装備は確認できていません。 Wikimedia Commons掲載元 / CC BY-SA 4.0

ベースやオフロードでも、オプションで付いている車はあります。探すなら、掲載の写真でクルーズコントロールのスイッチが写っているかを先に見ておきたい。

ホイール:標準は17インチのスチール、20インチはオプション

ベース・カラー・オフロードの標準は17インチのスチールホイール。アルミはオプションです。2014年のカタログ(2015年6月現在の価格)では、ベースとカラーに20インチアルミのセットが166,320円、ロールやピッチングを抑えるX-REASが20インチ装着時に86,400円のオプション。17インチアルミのセットは115,560円で、ベース・カラー・オフロードで選べました。2015年12月現在の装備一覧でも、3つの価格は同じです。

青いボディのFJクルーザーのフロントまわり。丸形のヘッドライトとTOYOTAのロゴ入りグリル、黒い樹脂のバンパーと前輪のホイールが見える
写真:OSX / パブリックドメイン(Wikimedia Commons)。2010年10月にシドニーのモーターショーで撮影・トリミングあり

20インチを履いた中古車は、見た目は華やか。ただ、20インチは245/60R20で、標準の17インチ(265/70R17)より幅も厚みも小さい。悪路に入るなら、17インチに戻す費用まで見込んでおきたい。

ファイナルエディションは何が特別? ベージュと20インチの国内最後の特別仕様車

ファイナルエディションは、トヨタが2017年9月12日に発表し、10月16日に売り出した特別仕様車です。特別設定色のベージュを、外板色・シート表皮・センタークラスターガーニッシュに使い、内外装の随所にブラック塗装。20インチアルミとサイドステップも付いて、価格は349万2,720円でした。

中東向けのFJクルーザー ファイナルエディション(バーレーンの展示車)。ベージュのボディに黒いバンパーと丸いヘッドライトが見える
写真:Mohammed Hamad / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)。2023年1月撮影・バーレーンで展示された中東向けの車(日本のファイナルエディションとは別)

車両重量は1,950kgで、ほかのグレードより10kg重い。フロントフォグランプも標準。

中古の値札は、ほかのグレードより120万円前後高いところにあります。年式が新しく、走行距離も短い車が多いので、その分も乗っている値段だろう。

中古の値札にグレードの差は残っている? 331台で見る

結論から言うと、ほとんど残っていない。カーセンサーに2026年10月時点で載っていたFJクルーザー331台を、掲載のタイトルのグレード名で分けると、ベース・カラー・オフロードの支払総額の中央値は297.5万〜305.0万円の幅に収まります。

FJクルーザーのグレード別の価格。新車のときはオフロードが346万6,286円で最も高かったが、中古の値札の中央値はオフロード297.5万円でベース305.0万円より低い。ファイナルエディションだけ427.8万円と高い

筆者の検証(2026年10月)|カーセンサー掲載のFJクルーザー331台をグレード別に見る(2026年10月時点)(カーセンサーの中古車一覧(FJクルーザー・2026年10月27日の表示))
掲載1件を1台、グレードは掲載のタイトルの表記によります(パッケージ名の無いタイトルはベースグレード)。カラーパッケージ124台・中央値299.95万円(170.0万〜440.3万円)、ベースグレード101台・305.0万円(162.0万〜518.0万円)、ブラックカラーパッケージ41台・307.9万円(167.0万〜409.9万円)、オフロードパッケージ38台・297.5万円(187.5万〜413.0万円)、ファイナルエディション21台・427.8万円(348.6万〜492.0万円)、レッドカラーパッケージ6台・283.05万円(230.3万〜409.9万円)。全体の中央値は308.6万円。年式を2014〜2017年にそろえると、カラー56台・325.85万円、ベース33台・343.00万円、ブラック20台・347.50万円、オフロード18台・321.95万円です。

年式を2014〜2017年にそろえても、オフロードパッケージの中央値はベースグレードより低い位置にあります。新車のとき22万円あった差は、値札の上では逆になっている形。正直、ここは意外でした。

ただし、これは販売店の値札で、相場や買取の額ではありません。中央値には、年式・走行距離・修復歴・付いているオプションの違う車が混ざっています。走行距離の中央値はオフロードが8.9万kmで、ベースの8.0万kmより長め。悪路を走った車が混じる可能性も含めて、1台ずつ見る前提の数字です。

持ち帰り:中古車の現車でグレードを見分ける手がかり
・本革巻きステアリング+クルーズコントロールのスイッチ:カラー・ブラック・レッド・ファイナルのどれか(ベース・オフロードでもクルーズコントロールはオプションで付くことがある)
・ブラックのグリル・前後バンパー・ドアミラー+ブラック塗装の17インチアルミ:ブラックカラーパッケージ(ホイールの交換歴に注意)
・クロールコントロールのスイッチ:2012年7月以降のオフロードパッケージ(A-TRACとリヤデフロックのスイッチは、ほかのグレードでもオプションで付いていることがある)
・屋根までベージュの単色+ベージュのシート:ファイナルエディション(2017年10月〜2018年1月。白い屋根のツートーン ベージュは、ほかのグレードにもある)
・値札の目安(支払総額の中央値・2026年10月時点):ベース・カラー・オフロードは300万円前後、ファイナルは427.8万円

タイトルに「カラーパッケージ」と書いてあれば、そのまま信じていいですか?

ステアリングの素材とスイッチを見れば、だいたい裏が取れます。

本音のコーナー:推しはオフロード、惜しいのは2点、やめておけは3条件

悪路に行くかどうか。FJのグレード選びは、ほぼこの1問で決まる。行くならオフロード、舗装路だけならカラー、色にこだわるならブラック。惜しい点とやめておけの条件も、この1問を軸に見ていこう。

推しポイント:オフロードパッケージは、中古では「割高」になっていない

新車で22万6,286円高かった装備が、値札ではほぼ横並び。ビルシュタインのショック、クロールコントロール、A-TRAC、リヤデフロックの4点がそろうのはこのグレードだけです。悪路に行く予定が少しでもあるなら、これを選ばない理由は見当たらないといえる。

惜しいポイント:内装の差が小さく、色の選択肢は年式で決まる

1つは、内装で分かれるのがステアリングとクルーズコントロールだけで、上級の内装を選ぶ道が無いこと。もう1つは、ボディカラーが年式ごとに入れ替わることです。2014年7月のツートーンイエローの復活のように、欲しい色が決まっていると年式の幅が狭まります。

FJクルーザーのグレード選びでやめておけ、の3条件

正直なところ:この3つに当てはまる選び方は、やめておきましょう
・「新車で高かったから」でオフロードやブラックを高く買う:値札の中央値では、グレードの差はほぼ消えている。払う理由は装備と車の状態
・2010年12月〜2012年7月のオフロードに、クロールコントロールが付いていると思い込む:標準になったのは2012年7月のモデルから
・悪路で使う前提で、20インチを履いたカラーパッケージを選ぶ:足まわりはベースと同じで、悪路の装備4点も標準ではない

逆に、舗装路が中心で、高速道路も使うなら、クルーズコントロールが標準のカラーパッケージは筋のいい選び方です。

乗り続ける? 売る? グレードは査定でも伝える

いまFJクルーザーに乗っていて、乗り換えを考えているなら、自分の車のグレードと付いているオプションを先に書き出しておくと話が早い。クルーズコントロールやA-TRAC、20インチアルミの有無は、口で伝えないと見落とされることもあります。

MOTA車買取は、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社までです。最短3時間後にWebで概算査定額が分かります(利用料は無料。任意の有料サポートを除く)。上位3社からは電話が来ます。

乗り続けるか売るか決める前に、売値の目安を確かめられます。

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仕組みはMOTA車買取の記事、下取りとの違いは下取りと買取の違いの記事にあります。オーナーの評価はFJクルーザーの口コミの記事、燃料代と税は燃費と維持費の記事へ。

トヨタはFJクルーザーの後継を示していません。新車で近い車を探すなら、2026年5月14日に発売されたランドクルーザーFJ(VXは450万100円・2026年10月時点)があります。ランクルFJの評価・乗り出し価格・値引きの記事も合わせてどうぞ。

よくある質問

FJクルーザーのおすすめグレードは?

悪路に行くならオフロードパッケージです。中古の値札ではベースやカラーとほぼ同じ価格帯で、ビルシュタインのショックや悪路の装備4点が付きます。舗装路中心なら、カラーパッケージで不足はないでしょう。

オフロードパッケージとほかのグレードの違いは?

ビルシュタイン製ショック、クロールコントロール、A-TRAC、リヤデフロックの4点です。2014年のカタログの比較表によるもので、クロールコントロールが標準になったのは2012年7月のモデルから。

FJクルーザーに2WDはありますか?

ありません。全グレードがパートタイム4WDで、2WD走行と4WD走行をトランスファーノブで切り替えます。

ファイナルエディションの新車価格は?

349万2,720円です。2017年10月16日に発売された特別仕様車で、ベージュの特別色と20インチアルミ、サイドステップが付きます。

カラーパッケージとベースグレードの違いは?

本革巻きステアリングとクルーズコントロールが標準で、ボディ色のドアトリムやメタルカラー加飾のノブが付きます。エンジンや足まわりは同じです。

FJクルーザーの新車価格はいくらでしたか?

2010年の発売時は314万〜332万円、2014年4月以降は324万〜346万6,286円でした(特別仕様車を除く)。

まとめ

FJクルーザーは、2018年1月に国内の新車販売を終えたSUVです。エンジン・駆動方式・大きさは全グレード同じで、分かれるのは足まわりと悪路の装備(オフロード)、外装の色(ブラック・レッド・ファイナル)、ステアリングとクルーズコントロール(カラー以上)。新車のときのベースとの差は最大22万6,286円でしたが、2026年10月時点の中古の値札では、ベース・カラー・オフロードの中央値は297.5万〜305.0万円に並んでいます。

「どのグレードがおすすめか」への私の答えは、悪路に行くならオフロード、行かないならカラー。グレード名より、付いている装備と車の状態で選ぶ車です。

次の一歩
気になる中古車が見つかったら、販売店に問い合わせるときに「グレード名」「クルーズコントロールの有無」「A-TRACとクロールコントロールの有無」「ホイールは純正か」の4つを聞く。答えをメモして、上の見分け方の手がかりと合わない車は、現車を見る前に候補から外す。

グレードの構成・モデルの区切り・グレードごとの新車価格と装備・モデルの説明はトヨタ認定中古車カタログ(2026年10月時点の表示)。パッケージ名がグレード名称ではないこと・グレード別の標準装備・オプションの価格はトヨタのカタログ(価格は2015年6月現在・消費税8%込み)。2010年の発売・価格・A-TRACとリヤデフロックの設定はトヨタの2010年11月25日の発表とwebCG・Car Watch(同日)。ブラック/レッドカラーパッケージはトヨタの2011年11月14日の発表、2014年7月の改良は2014年7月30日の発表、ファイナルエディションは2017年9月12日の発表とas-web(同日)。2012年7月のクロールコントロールの標準装備はトヨタの2012年7月24日の発表とカーセンサーのカタログ。オプションの価格はトヨタの装備一覧(2015年12月現在)とも同じ。クロールコントロールとA-TRACの作動条件・注意はトヨタの取扱書(2017年1月版)。中古車の値札はカーセンサーの2026年10月27日の表示(331台)。生産終了の時期はベストカーWeb(2021年11月5日)も「2018年1月」と伝えています。

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