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公開日:2026年11月3日 / 最終更新日:2026年11月3日
CX-8の後部座席を選ぶポイントは、2列目と3列目の使い方を分け、必要な人数と荷物を同時に確かめることです。
2026年11月時点で中古を選ぶなら、私はまず3列目を使う頻度から考えたい。毎日使う席か、時々だけの席かで、乗り降りや荷室の見方も変わります。メーカーの設計説明や容量の数字は参考になりますが、家族全員の快適性や安全性を一律に保証するものとして使わないでください。
- 普段乗る人が各席を試す
- 2列目の構成と通路を確認
- 3列目の操作を別に見る
- 全員が座った状態で積む
CX-8の3列目は、体格と前後席の位置を揃えて試す
3列目があることと、毎日の使い方に合うことは別の確認です。最初に運転席、次に2列目、その後に3列目を、普段の姿勢へ合わせていきましょう。
身長170cmの説明はメーカーの設計上の紹介
2017年9月14日の公式発表は、身長170cmの乗員も過ごせる3列目の空間を追求したと説明しています。同じ身長なら全員が長時間快適、という実測保証にはできません。 体形や前席の位置、使う時間も関わるので、実際に座る人に膝と頭上、足の置き場所を確かめてもらいます。

2列目を極端に前へ寄せた状態だけで判断しない
前席を普段の位置にし、2列目に座る人の居場所を決めたうえで、3列目へ座ります。3列目だけの余裕を作り、2列目の日常の姿勢を見落とさないことがポイント。写真の足元だけでは両方の席を同時に使えるかは分かりません。家族の体格と使い方で、前後の位置を販売店と調整してみてください。
2022年改良の乗り心地への説明を全初期車へ広げない
2022年11月2日の公式発表は、サスペンションなどを改良し、乗員の揺れや疲れ、車酔いの低減を図ったと説明しています。全員が酔わなくなる、あるいは初期車も同じ乗り味という意味ではありません。 可能な範囲で後席にも乗り、普段に近い道で感触を確かめましょう。
2列目は6人・7人乗りと、中央部の構成を確認
乗車定員だけでは、3列目への入り方まで分かりません。キャプテンシートとベンチ、コンソールの有無を、年式と機種に対応させて見ます。
6人乗りは中央通路とコンソールを照合する
2017年発表には、中央を通れるキャプテンシートと、XD L Package用の大型コンソール付きの構成があります。6人乗りだから必ず中央を通れる、と決めないでください。荷物や子ども用シートを使う状態でも出入りできるかを確認します。後年の機種は装備が違うので、初期の写真だけで操作を決めないようにしましょう。

7人乗りはベンチ中央席まで使って試す
7人乗りでは2列目の中央席も使う可能性があります。左右席の感想だけで、3人全員の座り方を判断しないことが基本。中央席の座面、足元、ベルトの位置を見て、3列目へ乗り降りする際の動きも確かめます。内装の記事で、素材や年式別の構成も合わせて確認してください。

3列目が広ければ、家族全員も大丈夫そうだけど?



2列目の人と荷物も、同時に使う状態で試しましょう。
2列目の位置調整と、3列目の前倒し操作を区別
シートを動かせるという説明にも、乗車姿勢を調整するものと、荷室を広げるものがあります。別の席の機構を同じものとして案内しないことが大切です。
初期の説明書は2列目のスライドと角度調整を案内
今回確認した2018年3月更新版の取扱説明書のシートの章には、2列目のベンチとキャプテンの構成別の説明があります。後年型へそのまま操作を流用せず、候補年式の説明書で照合してください。販売店の案内で停車中に試し、周りの人や荷物との干渉、戻したときの固定も確認します。


3列目の「2段階」は収納操作として読む
同説明書の印刷70~71頁では、3列目を前へ倒すときの操作を2段階で案内しています。ストラップ等でヘッドレストを倒し、その後に背もたれを前倒しする説明です。この2段階を、着座時のリクライニングの段数と読み替えないでください。3列目の角度調整を期待する場合も、対象年式の資料と現車で機構を確かめます。


移動できることと、走行中に使える座席状態を分ける
説明書は、倒した背もたれの上や荷室に人を乗せて走行しないこと、荷物を確実に固定することを案内しています。シートアレンジは停車中に行い、正規の着座状態とベルトを確認しましょう。座席を戻す際の固定、ベルトの取り回しなども、候補車の説明書と販売店の説明を優先してください。
荷室239L・572Lは、Bose無しなどの条件付き
人数と荷物を同時に確認すると、購入後の使い方を考えやすくなります。容量の数字を読むときは、年式、シート状態、含む場所を揃えてください。
2017年発表は定員乗車239L、3列目格納572L
2017年の公式発表は、3列目まで乗る状態で239L、3列目を倒すと572Lと説明しています。どちらもVDA方式、サブトランク65L込み、Boseサウンドシステム無しの場合という条件です。床より上だけの容量や、後年の全装備の共通値にはできません。手持ちの荷物が収まるかも別に確認しましょう。


筆者の検証(2026年11月)|同条件の荷室容量記載値差(公式原本とPythonの参考計算)
2017年公式の同じ条件で示された239Lと572Lを比べると、差は333Lです。VDA方式・サブトランク65L込み・Bose無しの記載値による比較で、荷物を333L分追加できる保証ではありません。公式の記載値を計算したもので、筆者による実車測定ではない点にも注意してください。対象は2017年発表の条件です。
ベビーカーや旅行荷物は、必要人数が座ったまま積む
普段使う大きな荷物を持参し、必要な人が座った状態で積ませてもらいましょう。荷室を広げた写真だけで、全員乗車時にも同じ荷物が載るとは判断しないでください。開口部や向き、積み降ろす姿勢、荷物を載せた後の視界も確認します。買い物用と旅行用など、よく使う場面を分けて試してみてください。
人数と荷物を揃える
運転席、2列目、3列目の順で普段の座る位置を決め、そのまま荷物を積みます。3列目を畳む使い方も別に試し、乗れる人数と積める荷物の両方をメモしておきましょう。
安全装備は、対象の席と使い方を具体的に確認
安全への配慮や装備の有無を、すべての事故で同じ安全性という保証にはできません。候補車の装備、正しい着座、子ども用シートの適合を照合してください。
カーテンエアバッグの対象と、個席の安全性は分ける
2023年5月表記の公式仕様表は、フロント・セカンド・サードシートを対象とするカーテンエアバッグを説明しています。2022年発表にも3列目乗車時の後方からの追突への配慮がありますが、3列目がどの席より安全、すべての事故で守られる、という比較結果にはしません。
ISOFIXの固定位置を3列目まで一括りにしない
同仕様表は、ISOFIX対応ロアアンカレッジとトップテザーアンカレッジを2列目の左右席として案内しています。車にISOFIXがあるから、3列目でも同じ固定方法で使えるとは判断しないでください。使う製品の適合表と、年式に対応する車両説明書を照合し、取り付けとベルトの条件を販売店へ相談しましょう。
中古車の状態と使い道を見て、購入条件を揃える
座れるかだけでなく、日常の出入りや操作に無理がないかを確かめます。確認できなかった点は、他人の感想で問題なしと埋めずに残してください。
車中泊向きかは、床の長さと段差まで測って考える
シートを倒せることから、家族の車中泊に十分とは断定できません。使う人数、寝具、床の長さと段差、荷物の置き場を実際に確認してください。筆者による就寝環境の実測は行っていません。普段の乗車と荷物の用途を先に確かめ、車中泊まで求める場合は別の利用条件として検討します。
整備・保証を含む見積もりで候補を比べる
座席の固定やベルト、操作部の状態など気になった点は販売店へ伝え、整備記録と対応を確認します。 マツダのリコール情報も確認し、対象の判定と必要作業の実施状況を販売店へ尋ねてください。納車前に直す項目と、保証の対象を見積書へ残すことがポイント。グレード選びで仕様を揃え、乗り出し価格の記事も使い、購入総額を比較しましょう。
次の一歩
普段乗る人と大きな荷物を揃え、候補車の年式と乗車定員を添えて販売店へ予約しましょう。乗降、座席調整、全員乗車での積載を試し、整備と保証を含む同条件の見積書を取ってください。
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CX-8の後部座席・3列目でよくある質問
座席の操作と収納、容量と実際の積載、安全装備を混同しやすい点を整理しました。初期の説明を、後年の全車へ無条件で適用しないでください。
- 3列目は大人でも快適ですか?
-
2017年の公式発表は身長170cmの乗員も想定した空間を説明していますが、体格や前後席の位置、時間で変わります。使う人が実際に座って確かめましょう。
- 6人乗りなら中央を通って3列目へ行けますか?
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大型コンソールを備える仕様もあります。乗車定員だけで判断せず、年式と2列目中央部、実際の出入りを確認してください。
- 3列目は2段階でリクライニングしますか?
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確認した初期説明書の2段階は、ヘッドレストと背もたれを倒す収納手順の説明です。着座角度の段数とせず、候補年式の資料と現車で確認します。
- 2列目と3列目は同じように調整できますか?
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位置や構成で機構が異なります。初期説明書では、2列目のベンチ・キャプテン別の操作と、3列目の前倒し・復帰は別の項目です。
- 全員乗車時の荷室は239Lですか?
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2017年発表の条件値です。VDA方式、サブトランク65L込み、Bose無しで、後年の全装備に共通の無条件の値ではありません。
- 3列目にもカーテンエアバッグがありますか?
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2023年5月表記の仕様表はフロント・セカンド・サードを対象とするカーテンエアバッグを説明しています。候補車の年式・装備と状態も確認してください。
- 3列目にもISOFIXで取り付けられますか?
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同仕様表のISOFIX固定位置は2列目左右席の説明です。3列目へ同じ方法を広げず、製品と車両の適合、取り付け条件を確認しましょう。
- シートを倒せば家族で楽に車中泊できますか?
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人数、寝具、床の長さと段差、荷物の置き場が関わります。就寝環境の実測結果はないため、収納できることだけで快適性を保証できるものではありません。
参考URL一覧
- 2017年9月14日の公式発表:https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201709/170914a.html
- 2022年11月2日の公式発表:https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202211/221102a.html
- 2018年3月更新版の取扱説明書:https://www.mazda.co.jp/content/dam/mazda/official/mazda-co-jp/owner_support/manual/cx-8/cx-8_201803.pdf
- 2023年5月表記の公式仕様表:https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/cx-8/common/pdf/cx-8_specification_202302.pdf
- マツダのリコール情報:https://www2.mazda.co.jp/service/recall/

