公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年11月2日
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ランドクルーザー200の内装とは、トヨタが2007年9月から2021年にかけて売った大型SUVの室内を、年式ごとに変えてきた仕様の違いのことです。
ランドクルーザー200は、新車の販売をすでに終えています。トヨタ公式の販売時期は「2007年9月~2021年春」で、2021年8月2日に後継のランドクルーザー300が発売されました。内装が大きく変わったのは、2012年1月と2015年8月の2回。中古で選ぶなら、年式ごとの色・メーターの違いを先に押さえておくと、現物を見たときに迷いません。
この記事のポイント
- 新車の販売は2021年春までで、同年8月に300が発売
- 内装色は2012年に3色、2015年に4色
- 2015年8月以降は安全装備が全車標準
- 乗り続けるなら燃料代は年約33万円



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| 30秒でわかる | 内容 |
|---|---|
| 販売時期 | 2007年9月〜2021年春(トヨタ公式の表記)。後継はランドクルーザー300 |
| 内装が大きく変わった年 | 2012年1月(木目調・ステアリングヒーター等)/2015年8月(ブラウン・6眼メーター等) |
| 乗車定員 | GXは5人、AX・ZXは8人 |
| 最終型の燃費 | WLTC 6.7km/L(無鉛プレミアム、タンク93L) |
| トヨタ認定中古車の掲載 | 13台、支払総額332.5万〜648.2万円(2026年10月22日時点) |
| いまの車の売値を先に知る | MOTA車買取(無料・概算査定額) |
内容は2026年10月時点で、トヨタ公式のニュースルームと中古車カタログに載っている事実です。
ランドクルーザー200の内装は、年式でここが違う
200の内装は、2012年1月と2015年8月の2回で一気に変わっています。それ以外の年は、色の追加や装備の足し算が中心です。





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| 発売 | 内装の主な変更(トヨタの発表) |
|---|---|
| 2007年9月 | 水平基調のインパネ。室内長は従来型より175mm拡大。前後左右独立温度コントロールのフルオートエアコンが標準 |
| 2009年5月 | 最上級のZXを新設。ムーンルーフ、18スピーカー、8ウェイパワーシートが標準 |
| 2012年1月 | 内装色は新色シェルを含む3色。光沢のある木目調加飾。ZXにシートベンチレーション、ZXとAX“Gセレクション”にステアリングヒーター |
| 2015年8月 | 内装色は新設定のブラウンを含む4色。セミアニリン本革。6眼のオプティトロンメーター |
| 2016年8月 | 特別仕様車ZX“G-FRONTIER”。ブラックの内装にナッパ本革シート |
| 2017年7月 | 内装色にニュートラルベージュを追加。ZXにパワーイージーアクセスシステム |
2018年8月、2019年10月、2020年6月の発売分は、トヨタの中古車カタログに載る違いが価格だけです。内装の変更点は公式に示されていないため、現物で確かめる前提にしておきましょう。

結局、中古なら何年式を見ればいいんですか?



色とメーターなら2015年8月以降、木目調なら2012年以降です。
内装色は年式で3色・4色。名前が分かるのは公式に載った色だけ
内装色の数は、2012年1月発売の型で3色、2015年8月発売の型で4色です。ただ、色の名前まで公式の発表に載っているのは一部だけ。


- 2007年9月:サンドベージュ(AX“Gセレクション”の内装色として写真に掲載)
- 2012年1月:新色のシェルを含む3色
- 2015年8月:新設定のブラウンを含む4色。天井色にブラックも追加
- 2016年8月:ZX“G-FRONTIER”のブラック
- 2017年7月:ニュートラルベージュを新採用
ブラウンの内装がほしいなら、2015年8月以降の型です。 それ以前の型に、ブラウンの設定は発表にありません。ここは見分けやすくて、個人的には助かると感じます。
シートの素材も年式で動いています。2015年8月の型はセミアニリン本革、2016年8月のG-FRONTIERはキルティングステッチ入りのプレミアムナッパ本革です。ただ、中古車は前のオーナーの使い方で表皮の傷みが変わります。年式の表より、現物のシワや擦れを見るほうが大事でしょう。
持ち帰り:内装で年式を見分ける3つの目印
・ブラウンの内装:2015年8月以降の型
・6眼のメーターと中央の4.2インチ液晶:2015年8月以降の型
・運転席に乗り降りでステアリングが自動で動く機能:2017年7月以降のZX
この3つを車両の写真と見比べておくと、年式の記載ミスや思い込みに気づきやすくなります。
コックピットは2015年8月に6眼メーターになった
2012年1月の型から、GXを除くグレードに大型のカラーTFTを使ったマルチインフォメーションディスプレイが付きました。


そして2015年8月の型で、メーターは6眼のオプティトロンに変わり、中央に4.2インチのTFTカラー液晶が入っています。ナビと連携した情報も表示可能です。2015年8月の型は、四輪それぞれのタイヤ空気圧もディスプレイに表示できます。
マルチテレインモニターは、周囲を車載カメラの映像で確認する機能で、2012年1月の型でGXを除くグレードに設定されました。HDDナビ装着時に選べる、とトヨタは書いています。2015年8月の型では、車の下の路面を映すアンダーフロアビューと、前方の路面の傾きを示すフロントビュー回転表示が加わりました。トヨタは、どちらも世界初の採用だと説明しています(2015年8月時点、トヨタ調べ)。
安全装備も、このとき変わりました。2015年8月の型から、歩行者検知機能付きのプリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームがToyota Safety Sense Pとして全車標準です。作動条件には限りがあり、運転を任せられる機能ではないと、公式の注意書きにもあります。



メーターの見た目って、年式でそんなに変わるんですか?



2015年8月で別物です。6眼の並びが好みなら、2015年8月以降の型が候補になります。
グレードで変わる内装:GXは5人、AXとZXは8人
2012年1月以降のグレードは4つです。GXが5人乗り、AXとZXが8人乗りで、AX“Gセレクション”はAXの上位にあたります。


内装の差が出るのは主に上位のZXです。2009年5月の発表では、ZXの運転席は8ウェイパワーシートで、クッションの長さを電動で変えられ、メモリーも付きます。ステアリングは電動チルト&テレスコピックでメモリー付き。2列目はパワースライドです。2012年1月からは、ZXのフロントシートにシートベンチレーション(送風)も付きます。
最終型(2020年6月発売)のZXは、シングルサンルーフ、ウッドパネル、革シート、運転席パワーシートが標準です。新車価格は6,974,000円でした。
新車価格は、2012年1月から2015年8月で税抜32万円上がっている
内装の充実とあわせて、価格がどう動いたかも見ておきましょう。
筆者の検証(2026年10月)|公式の中古車カタログで見るZXの価格の推移(2009年〜2020年)(トヨタ公式 中古車カタログの販売当時のメーカー希望小売価格)
ZXの税込価格は、2009年5月が6,900,000円(税抜6,571,429円)、2012年1月が6,300,000円(税抜6,000,000円)でした。2015年8月は6,825,600円(税抜6,320,000円)で、2012年1月より税抜で320,000円高くなっています。
2018年8月の6,847,200円と、2019年10月・2020年6月の6,974,000円は、税抜がどちらも6,340,000円です。税込の+126,800円は、消費税が8%から10%になった分にあたります。ZXとGXの税込差は、2012年1月が1,900,000円、2020年6月が2,147,200円でした。
税抜は税込を当時の税率で割った計算値で、中古車の相場ではありません。
2015年8月の型は、Toyota Safety Sense Pの全車標準化など、装備が増えたうえでの価格です。価格の差には、装備の追加分も含まれています。


中古で買うなら、現物でここを見る
トヨタ認定中古車の全国検索には、2026年10月22日時点で13台が掲載されています。支払総額は332.5万円から648.2万円、ページに表示された平均は490.5万円です。年式は2008年から2021年、走行距離は2万2,000kmから9万2,000km。お取り寄せの車や、販売地域が限られる車も含まれます。
これはトヨタの認定中古車に限った数字です。他の中古車サイトの相場とは条件が違うので、比べるときは年式・グレード・走行距離をそろえましょう。
持ち帰り:現物を見るときの内装チェック6点
・運転席の革シート:座面の端と背もたれのサイドに、シワや擦れ、割れがないか
・運転席パワーシート:前後・背もたれ・クッション長が動くか(ZXはメモリーも)
・ステアリング:チルト&テレスコピックが動くか。ZXと一部グレードはヒーターも入るか
・メーター中央の液晶:表示が欠けていないか。警告灯が点きっぱなしになっていないか
・ナビ・マルチテレインモニター:映像が出るか。年式によってナビの世代が違う
・3列目シート:格納と固定がスムーズか(2012年1月以降はセミパワー)
6点をメモに写して持っていけば、販売店で聞く内容が決まります。
乗り続けるなら、燃料代は年約33万円、税は88,000円前後
燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)指定で、タンクは93Lです。最終型のカタログ燃費はWLTCで6.7km/L。コストは公式の数字で計算できます。単価は補助なしの223.4円/Lです。店頭の表示価格は、補助が出ている間はこれより安くなります。
筆者の検証(2026年10月)|ランドクルーザー200の燃料代と自動車税を公式の数値で計算(トヨタ公式 中古車カタログの諸元、東京都主税局・京都府の自動車税の税額表)
補助なしのハイオク223.4円/L(10月13日調査の店頭181.0円に、その週の補助42.4円を足し戻した値)で、100kmあたりの燃料代は3,334円です。満タン93Lの計算距離は623km、満タン1回は20,776円、年1万km走ると333,433円になります。
自動車税は、4.5L超6.0L以下の区分で、2019年9月以前の登録が年88,000円、10月以降の登録が年87,000円です。ガソリン車は4月1日現在で初回新規登録から13年を超えると(東京都主税局の記載)、概ね15%の重課がかかり、101,200円(2019年10月以降の登録は100,050円)になります。
カタログ燃費は実走行の数字ではありません。
重課が始まる時期は、年式で決まります。初度登録が発売月と同じだと仮定した目安は、2012年1月発売の型が2025年度から、2015年8月が2029年度から、2017年7月が2031年度から、2018年8月が2032年度から、2020年6月が2034年度からです。実際の初度登録月は車検証で確かめましょう。


本音のコーナー:ここが好き、ここが惜しい、ここはやめておく
ここまでの年式の違いをふまえて、2015年8月以降の型を推せる理由、惜しいと感じる点、乗る前にやめておいたほうがいい条件を、私の考えでまとめます。
推しポイント
2015年8月以降の6眼メーターとブラウンの内装は、年式の違いが見た目で分かる数少ない要素です。しかも安全装備が全車標準になるので、年式を絞る理由がはっきりしています。私の一番の推しは、ここです。
惜しいポイント
内装色の名前が、公式の発表に全部は載っていません。色で選ぶなら、現物の写真と車検証のカラーコードを合わせて確認することになります。ここは正直、もどかしい。旧型の中古は個体ごとに状態も違うので、写真だけで決めないほうが安全です。
やめておけ条件
- 3列目を使わないのに、大きさだけで選ぶなら、やめておきましょう。全長4,950mm・最小回転半径5.9mの車です
- 年の走行が多く、維持費を抑えたいなら、やめておきましょう。WLTC 6.7km/Lの車です
- 新しい安全装備を重視するなら、2015年8月より前の型はやめておきましょう
ランドクルーザー300と比べると、数字ではここが違う
後継の300との違いを、全長・回転半径・エンジン・乗車定員・燃費・新車価格の6項目で並べると次のとおりです(2026年10月時点)。












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| 項目 | 200(最終型ZX・2020年6月発売) | 300(2026年10月時点) |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,950×1,980×1,870mm | GX 4,950×1,980×1,925mm/ZX(ディーゼル)4,985×1,980×1,925mm |
| 最小回転半径 | 5.9m | 5.9m |
| エンジン | 4.6L V8ガソリン・318ps | ディーゼル3.3L V6ターボ・307PS/ハイブリッド3.5L V6ターボ・408PS+モーター |
| 乗車定員 | GX 5人、AX・ZX 8人 | ディーゼル5人、ハイブリッド7人 |
| 燃費(WLTC) | 6.7km/L | ディーゼル9.7〜9.8km/L、ハイブリッド9.4km/L |
| 新車価格 | ZX 6,974,000円(2020年6月) | GX 6,300,800円、ZX(ディーゼル)8,750,500円 |
300は全高が55mm高く、乗車定員の組み合わせも違います。数字で見える差は、ここまで。300の最新の評価や価格はランクル300の評価の記事に、見積もりの目安はランクル300の見積もりの記事にあります。200の室内の広さや後席の話は、関連の後部座席・ラゲッジ編も参考になるでしょう。
売るなら、いまの車の売値を先に
200を手放す人も、乗り換えで200を売る人も、先に売値の目安を知っておくと判断しやすくなります。下取りに出す前に概算の査定額を取っておけば、店頭の提示額と比べる物差しにできるはずです。
下取りに出す前に、売値の目安を確かめられます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
仕組みはMOTA車買取の記事、下取りとの違いは下取りと買取の違いの記事が詳しいです。
よくある質問
- ランクル200はいつまで売っていましたか?
-
新車の販売は2021年に終わりました。トヨタは販売時期を「2007年9月~2021年春」と案内していて、同年8月2日に後継の300が発売されています。
- ランクル200の内装色は何色ですか?
-
年式で違い、2012年1月の型が3色、2015年8月の型が4色です。色名まで公式の発表で分かるのは、シェル、ブラウン、ブラック、ニュートラルベージュなど一部に限られます。
- ランクル200は何人乗りですか?
-
GXが5人乗り、AXとZXが8人乗りです。中古車カタログでも、ZXの乗車定員は8名と記載されています。
- ランクル200の燃費は何km/Lですか?
-
最終型(2020年6月発売)のカタログ燃費はWLTCで6.7km/Lです。使う燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)で、タンク容量は93L。
- ランクル200の内装は何年式がいいですか?
-
ブラウンの内装と6眼メーターなら2015年8月以降、木目調とステアリングヒーターなら2012年1月以降の型です。
- ランクル200とランクル300の違いは何ですか?
-
エンジンが違います。200は4.6L V8ガソリンで、300はディーゼルとハイブリッドです。全高は300が55mm高く、最小回転半径は、どちらも5.9mとなっています。
まとめ
ランドクルーザー200は、2021年春までに新車の販売を終えた大型SUVです。内装は2012年1月と2015年8月に大きく変わり、ブラウンの内装と6眼メーターは2015年8月以降の型にあります。乗り続けるなら、補助なしのハイオク単価で燃料代が年1万kmで約33万円、自動車税は88,000円前後です。
最初に気になった「どの年式の内装を選ぶか」は、色なら2015年8月以降、木目調とステアリングヒーターで足りるなら2012年1月以降、と整理できます。
次の一歩
気になる車両の車検証か販売店の資料で「初度登録」の年月を見て、この記事の年式の表と照らし合わせる。次に、現物でメーター中央の液晶とシートのシワを確認する。メモは2行で足ります。
出典:年式別の内装・価格・諸元は、トヨタ公式のニュースルーム、中古車カタログ、2026年10月の認定中古車検索。自動車税は東京都主税局と京都府の税額表。時点は2026年10月です。
参考URL一覧
- ランドクルーザー300が発売:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/35758385.html
- 中古車カタログ:https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-LAND_CRUISER/
- 2012年1月:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21780685.html
- 2015年8月:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21806646.html
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lc200interior.jpg
- CC BY-SA 4.0:https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_Land_Cruiser_ZX_%28URJ202W%29_Interior_2015_4201.jpg
- 新採用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21824661.html
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_LAND_CRUISER_AX%22G_selection%22_%28CBA-URJ202W-GNTAK-G%29_interior.jpg
- CC0:https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/deed.ja
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_LAND_CRUISER_ZX_4WD_%28URJ202W%29_rear.JPG
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_Land_Cruiser_ZX_%28URJ202W%29_2015_4201.jpg
- Wikimedia Commons:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_LAND_CRUISER_ZX_4WD_%28URJ202W%29_front.JPG
- 東京都主税局:https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/automobiles/shubetsu
- 販売時期を「2007年9月~2021年春」:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/35323401.html

