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ロッキーは、ダイハツの5ナンバーの小さなSUVです。現行モデルは2026年8月下旬に生産を終え、再開は「改めてご案内」とされています。
ダイハツ公式は「2026年8月下旬をもちまして、ロッキーの現行モデルの生産を終了いたしました。」と案内しています(2026年10月31日時点)。いま手に入るのは、販売店に残る在庫車、登録済み未使用車、中古車のどれか。CARVELの物差しはL 2WDで平均4.5(採点した軸6/7)、ハイブリッドの差額は燃料代で取り返すのに約11.4万kmかかります。
私の結論はシンプルです。ロッキーは「いま買える1台を、保証の残りと支払総額で選ぶ車」になりました。ハイブリッドを燃料代の元を取るために選ぶ理由は、年1万kmの人にはほぼありません。
この記事のポイント
- 2026年8月下旬に生産終了
- 物差しは平均4.5(6/7)
- 4WDは1.0Lターボ
- HEVの元が取れるのは約11.4万km
- 全車速ACCはPremium G系だけ
30秒でわかるロッキー(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| いまの状態 | 2026年8月下旬に現行モデルの生産を終了。再開は「今後の状況を踏まえて改めてご案内」(ダイハツ公式) |
| 買い方 | 販売店に残る在庫車・登録済み未使用車・中古車 |
| 価格(税込・生産終了時点の公式価格) | L 2WD 1,761,100円〜Premium G HEV 2,460,700円の8通り |
| 乗り出し(11月登録) | L 2WDで1,820,980円から(公式見積りの合計。販売会社の手続き代行費用・リサイクル料金は別) |
| 実質いくら・5年5万km | L 2WDで2,275,351円から(売る額0円の4つの額) |
| 燃費(WLTC) | ハイブリッド 28.0km/L・1.2L 2WD 20.7km/L・1.0Lターボ 4WD 17.4km/L |
| サイズ | 3,995×1,695×1,620mm・最小回転半径4.9m・最低地上高185mm |
| 安全評価 | JNCAP 2019年の衝突安全性能★5(ロッキー・ライズ・レックス共通の評価) |
| CARVELの物差し | 平均4.5・採点した軸6/7・L 2WDで採点 |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
価格はダイハツのロッキーのグレード・価格のページ、寸法・燃費・駆動方式は主要諸元表の値です。北海道地区は2WD(ハイブリッドを含む)だけが別の価格で、4WDは同じ額。
公開日:2026年10月31日 / 最終更新日:2026年10月31日
ロッキーはいま新車で買える?2026年8月下旬に生産終了
ロッキーの現行モデルは、2026年8月下旬に生産を終えました(ダイハツ公式・2026年10月31日時点)。生産の再開は「改めてご案内」とだけ書かれ、時期は出ていません。新しく工場から出てくる車は無いので、買えるのは販売店に残る在庫と、登録済み未使用車・中古車です。

ダイハツ公式の文言はこの2文
ダイハツのロッキーのページの案内は、次の2文です。
- 「2026年8月下旬をもちまして、ロッキーの現行モデルの生産を終了いたしました。」
- 「生産再開につきましては、今後の状況を踏まえて改めてご案内申しあげます。」
再開に触れてはいますが、いつ・どんな形で、という話はありません。公式の見積りのページにも「生産を終了しております。」の表示。ロッキーの新車は「選んで作ってもらう」車ではなく、「残っている車から選ぶ」車になりました。
改良や生産再開の発表は、まだない
ダイハツのニュースリリースに、ロッキーの改良や生産再開の発表はありません(2026年10月時点)。
この記事は、公式に出ている事実だけで組んでいます。時期の分からない次の型を前提に「待つか買うか」を決めるのは、まだ早い。
兄弟車の今:レックスも在庫のみ、ライズは注文できるかを販売店で確かめる
同じ車をスバルが売るレックスも、スバル公式の案内は「掲載の現行モデルは生産終了に伴い、販売店での在庫対応のみとなります。」の一文です。
トヨタのライズには、2026年10月時点で生産終了の告知はありません。ただ、報道では新規の注文が止まっているとされています(carview! 2026年10月16日、月刊自家用車WEB 2026年10月14日、くるまのニュース 2026年10月1日)。注文できるかは、トヨタの販売店で確かめてください。トヨタ公式の工場出荷時期の目処も、ライズは「詳しくは販売店にお問い合わせください」の表示です。ライズの価格は’24年11月現在の表で1,800,700円から。ロッキーとの関係は、下の買い方の章で整理します。
CARVELの物差しでは4.5。点を落としたのは燃料代
L 2WDを7つの軸に当てると、平均4.5で採点した軸は6/7です。★5が価格・満タンで走れる距離・取り回し・安全評価の4つ、★4が悪路・雪道、燃料代は★3でした。手に入る早さは、生産終了で工場出荷の目処そのものが無いので採点の外にしています。

7軸の採点:L 2WDで★5・★3・★5・★5・★4・★5・—
| # | 軸 | 使った公式の数字・L 2WD | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 1,761,100円(CEV補助金は対象外) | ★5 | 入口は低い |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,028.5円。20.7km/L×補助なしレギュラー212.9円/L | ★3 | ハイブリッドなら★4 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 36L×20.7km/L=745.2km(計算値) | ★5 | 給油の回数は少ない |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径4.9m(16インチ) | ★5 | 5mを切る |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WDの設定あり・最低地上高185mm | ★4 | ★5まであと25mm |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP 衝突安全性能★5(2019年・ロッキー/ライズ/レックス共通) | ★5 | 試験は2019年 |
| 7 | 手に入る早さ | 2026年8月下旬に生産終了。工場出荷の目処は無い | — | 在庫から選ぶ |
| 平均 | 4.5・6/7 |
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1)。軸7は「受注停止」の★1と読む手もあり、その場合の平均は4.0(7/7)になります。ただ、在庫車を買う人にとって工場出荷の早さは意味を持たないので、ここでは「—」として採点から外しました。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 でL 2WDを採点(公式の価格表と諸元表からの計算)
ダイハツ公式の税込価格・WLTC燃費・燃料タンク容量・最小回転半径・最低地上高と、NASVAの評価を、物差し v1.1 の境目に当てはめた★です。燃料単価は2026年10月26日調査の補助なしのレギュラー212.9円/L。ハイブリッドで出すと、燃料代は100kmあたり760.4円で★4、満タンの計算値は924.0kmでした。軸7を★1で数えると平均は4.0(7/7)、「—」にすると4.5(6/7)です。
燃料代の★3は、補助なしの単価で出した値
212.9円/Lは、資源エネルギー庁の石油製品価格調査のレギュラー全国平均170.1円/L(2026年10月26日調査・10月28日公表)に、その週の国の支給42.8円/Lを足した、補助が無いときの単価です。給油所で払う値段は、これより約43円安い。
店頭の170.1円/Lで計算し直すと、1.2Lの2WDは100kmあたり821.7円。それでも★4の境目(800円)にわずかに届かず、★3のままです。10月29日〜11月4日の支給単価は52.4円/Lですが、この記事の燃料代はすべて補助なしの単価で出しています。
安全評価の★5は、2019年の試験
NASVAの自動車アセスメントでは、ロッキー・ライズ・レックスが1つの評価にまとめられ、衝突安全性能は★5(85.7/100点・2019年)、予防安全性能はASV++(73.6/141点・2019年)です。
評価は2019年のものです。そのあと加わった機能や改良は、この点には入っていません。

★5なら、安全面はもう気にしなくていい?



衝突の★5は2019年の点です。いま選ぶ1台の装備は、グレードで別に見てください
8グレードの価格と4つの額
ロッキーはCEV補助金が対象外なので、4つの額の「戻る額」は0円です。L 2WDを5年5万km乗ると、燃料代を足した実質は売る額0円で2,275,351円。いちばん高いPremium G 4WDは3,043,882円になります。


8通りの価格(税込・生産終了時点の公式価格)
| グレード | パワートレイン | 価格 | 実質(払う+走る・5年5万km) |
|---|---|---|---|
| L 2WD | 1.2L | 1,761,100円 | 2,275,351円 |
| L 4WD | 1.0Lターボ | 2,039,400円 | 2,651,182円 |
| X 2WD | 1.2L | 1,910,700円 | 2,424,951円 |
| X 4WD | 1.0Lターボ | 2,187,900円 | 2,799,682円 |
| Premium G 2WD | 1.2L | 2,171,400円 | 2,685,651円 |
| Premium G 4WD | 1.0Lターボ | 2,432,100円 | 3,043,882円 |
| X HEV | 1.2L+モーター | 2,216,500円 | 2,596,679円 |
| Premium G HEV | 1.2L+モーター | 2,460,700円 | 2,840,879円 |
在庫車の値札は、販売店の付属品や値引きで、この価格から動きます。見積書の「車両本体価格」の行が、この表の額と同じかをまず見てください。
4つの額:払う・戻る・走る・売る(L 2WD・5年5万km)
| 額 | L 2WDの中身 | 金額 |
|---|---|---|
| 払う額 | 税込の車両価格 | 1,761,100円 |
| 戻る額 | CEV補助金は対象外 | 0円 |
| 走る額 | 5万km÷20.7km/L×212.9円/L | +514,251円 |
| 売る額 | いまの車の売値(読者ごとに違う) | 0円で計算 |
| 実質 | 払う額−戻る額+走る額−売る額 | 2,275,351円 |
筆者の検証(2026年10月)|8通りの4つの額とグレード間の差(公式の価格表と諸元表からの計算)
公式の税込価格・WLTC燃費と、2026年10月26日調査の補助なしのレギュラー212.9円/Lから出した額です。5年5万kmの燃料代は、ハイブリッド380,179円・1.2L 2WD 514,251円・1.0Lターボ 4WD 611,782円。売る額は0円で、オプションと諸費用は入っていません。
売る額の行は、
生産終了の車は、下取りを店任せにすると差が見えません。戻る額が0円のロッキーで、実質を手元で動かせるのはこの行だけ。2026年10月時点のMOTAの公式ページでは、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)です。申し込んだ後は、上位3社から電話で連絡が来ます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
乗り出しは11月登録で182万0980円から
重量税・自賠責・自動車税(種別割)を足した総額は、11月登録・オプションなしのL 2WDで1,820,980円から(ダイハツ公式見積りのデータの合計。販売会社の手続き代行費用・リサイクル料金は別)。8グレードの総額と、未使用車で変わる税・保険の行はロッキーの乗り出し価格の記事にまとめています。
4WDは1.0Lターボ、ハイブリッドは2WDだけ。どれを選ぶ?
ロッキーのパワートレインは3つあり、組み合わせが決まっています。1.2Lのガソリンは2WD、1.0Lターボは4WD、ハイブリッドは2WDだけ。雪の地域で4WDを取ると、ハイブリッドは選べません。燃料代で見ると、ハイブリッドの差額を取り返すのは約11.4万km先です。


3つのパワートレインを同じ表で比べる
| 比べる項目 | 1.2L 2WD | 1.0Lターボ 4WD | 1.2Lハイブリッド 2WD |
|---|---|---|---|
| エンジン | WA-VE・1,196cc | 1KR-VET・996cc | WA-VEX・1,196cc+モーター |
| WLTC燃費 | 20.7km/L | 17.4km/L | 28.0km/L |
| 燃料タンク | 36L | 36L | 33L |
| 満タンで走れる距離(計算値) | 745.2km | 626.4km | 924.0km |
| 自動車税(種別割)・年額 | 30,500円 | 25,000円 | 30,500円 |
| 5年5万kmの燃料代 | 514,251円 | 611,782円 | 380,179円 |
燃料代は4つの額と同じ計算で、単価は補助なしのレギュラー212.9円/Lです。実際の燃費は走り方で変わります。
実は4WDのエンジンは1.0Lなので、自動車税は年25,000円と、2WDより5,500円安くなります。「ロッキーは1.2L」とだけ覚えていると、4WDの見積もりで税の行が合わずに戸惑うかもしれません。
ハイブリッドの差額305,800円は、114,043km走って取り返す
X 2WDとX HEVの値札の差は305,800円。5年5万kmの燃料代は134,072円縮みますが、価格差を燃料代だけで取り返すには114,043km走る必要があります。Premium G系なら差は289,300円で、107,889kmです。
年1万kmなら11年あまり。店頭の170.1円/Lで計算すると、X系は142,738kmまで延びます。正直に言うと、燃料代の損得だけでハイブリッドを選ぶのは、5年で取り返す計算なら年に約2.3万km走る人でないと合いません。選ぶ理由は、満タン924.0kmの航続や、Premium G HEVの装備のほうに置くのが筋だと思います。
4WDは値札も燃料代も上がる
2WDから4WDにすると、値札はLで278,300円、Xで277,200円、Premium Gで260,700円上がります。5年5万kmの燃料代も97,531円増える。
それでも、雪道や未舗装の道を日常で走る人には、4WDが選べることがロッキーの価値です。185mmの最低地上高は2WDも4WDも同じなので、地上高のために4WDを選ぶ必要はありません。4WDにするかは、冬に滑る道を走るかどうかだけで決めていいと思います。
持ち帰り:パワートレインで迷ったら見る4行(2026年10月時点)
・ハイブリッドの差額:X系305,800円・Premium G系289,300円
・燃料代で取り返す距離:X系114,043km(年1万kmで11年あまり)
・4WDは1.0Lターボだけ。ハイブリッドは2WDのみ
・4WDの上乗せ:値札260,700〜278,300円+5年の燃料代97,531円
雪の道を走るなら4WD、走らないならガソリンの2WDかハイブリッド。ハイブリッドは燃料代ではなく、航続と装備に払うと考えると迷いません。
ハイブリッドの30万円台、4WDの27万円台を、いまの車の売値でどこまで埋められるか。販売店で下取りの額を言われる前に、手放す車の相場を持っておくと、その額を自分の物差しで測れます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
装備と安全:全車速ACCはPremium G系だけ
グレードの差は、LからXで149,600円、XからPremium Gで260,700円(いずれも2WD)。いちばん大きいのは運転支援で、全車速追従のACCとLKCは、2026年10月時点の装備表でPremium GとPremium G HEVにしか付きません。


Xを選ぶと、全車速ACCは付かない
ダイハツの主要装備一覧表の安全装備の表で、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)が塗られているのは、Premium G HEVとPremium G(2WD・4WD)の列だけです。X・X HEV・Lには付きません。
BSM(ブラインドスポットモニター)は66,000円のメーカーオプションで、L以外のグレードで選べます。衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制など、ぶつからないための基本の機能はLでも同じ。
高速道路を月に何度も走る人は、在庫車や未使用車を探すときに、グレード名でPremium G系かどうかを先に見てください。後から付けられない装備です。
2023年の認証の問題:ハイブリッドのポール側面衝突試験
国土交通省の報道発表(令和5年5月26日)によると、ロッキーとライズのハイブリッドの型式指定の申請で、ポール側面衝突試験について、運転席側の社内試験データを出すべきところ、助手席側の社内試験データが出されていた、という内容です。ダイハツは当時、この2車種の出荷と販売を自主的に止めました。
同じ発表では、社内での確認試験の結果、運転席側の安全性能も基準に適合していたと報告され、国交省は立会いのもとで試験を改めて行うとしました。経緯の全体は、国交省のダイハツ工業の認証不正のページにまとまっています。中古のハイブリッドを選ぶときは、この経緯を知ったうえで、販売店に車台番号ごとの扱いを聞くのが確実です。
在庫車・未使用車・中古、それとも兄弟車?買い方の選び方
生産終了のロッキーは、在庫車・登録済み未使用車・中古車の3つから選びます。どれを選んでも、保証は新車を登録した日から数えるので、登録が古いほど残りは短い。値札だけでなく、保証と車検の残りを同じ紙に書いて比べるのがコツです。


在庫車(新車):残っている仕様から選ぶ
販売店に残る新車は、グレード・色・付属品がすでに決まっています。欲しい組み合わせがあるかは、ダイハツの販売会社に聞くしかありません。年内に登録したいなら、運輸支局が12月29日〜1月3日は閉まるので、最後の日は12月28日(月)です。
価格.comに寄せられた値引きの実例は、2024年11月の一部仕様変更の後では2件だけでした(2026年10月31日時点の掲載)。値引きの実例と、在庫車と未使用車の比べ方はロッキーの値引きの記事にあります。
登録済み未使用車:中古車で、保証は登録日から
自動車公正取引協議会の決まりでは、登録済み未使用車は登録された中古車で、走行が100kmを超えた車は「登録済未使用車」と表示しません。中身は新車に近くても、扱いは中古車です。
保証はダイハツの案内で「新車を登録した日から」一般保証3年6万km・特別保証5年10万km。販売店が登録した日から、保証も車検も減り始めています。税と保険の行がどう変わるかは、乗り出し価格の記事で行ごとに比べました。
条件に合う未使用車や中古車を、店を回らずに探してもらう方法もあります。ズバット車販売は、メーカー・車種・予算などを入力すると、提携先の中古車販売店ネクステージが条件に合う車を探す仕組みで、連絡は基本的に電話で来ます(2026年10月時点の公式ページ)。依頼は無料ですが、車の代金と諸費用は販売店との契約で別にかかり、遠くの在庫を取り寄せるときは陸送費も別です。
\ 希望条件に合う中古車を相談 /
車両代金・諸費用などは別途必要です
中古車:年式で保証の残りと装備を見分ける
中古のロッキーは、2024年11月の一部仕様変更(ダイハツは「安全性能の向上など」と発表)の前と後で価格表が違います。この記事の価格・装備は、その後の最後の公式価格表のものなので、中古の古い年式とはそのまま比べられません。
見るのは3つ。登録の年月(保証の残り)、グレード名(全車速ACCの有無)、ハイブリッドなら2023年の認証の件の扱いです。相場の予想より、この3つを先にそろえるほうが外れません。
ライズは注文できるかを先に聞く、軽でよければタフト
同じ中身の車を探すなら、トヨタのライズも候補に入ります。2026年10月時点で生産終了の告知はありません。ただ、報道では新規の注文が止まっているとされています(carview! 2026年10月16日、月刊自家用車WEB 2026年10月14日、くるまのニュース 2026年10月1日)。注文できるかと納期は、トヨタの販売店で確かめてください。店にライズの在庫車や登録済み未使用車があれば、ロッキーと同じく保証の残りと支払総額で比べられます。入口のXはロッキー Lより39,600円高い1,800,700円(’24年11月現在の価格)。ライズの評価はライズの記事に同じ物差しで並べています。
同じ車をスバルの店で売るのがレックスです。値札が同じグレードと、レックスにしか無い上のグレードの違いはレックスの記事で見てください。軽でよければ、ダイハツで今も買えるSUVにタフトがあります。
いまの車は、下取りと買取を分けて見る
在庫車でも未使用車でも、見積書に下取りが入ると、どこまでが値引きなのかが見えにくくなるんですよ。商談の前に
分けて見る理由は下取りと買取の違い、見積もりの取り方は一括査定サービスの比べ方、MOTAの仕組みはMOTA車買取の仕組みにあります。
本音:ロッキーの推し・惜しい・やめておけ
公式の数字で見える強みは、5ナンバーの小ささと4.9mの小回り、ハイブリッドの航続、そして4WDが選べること。弱みは、生産終了で仕様を選べないこと、全車速ACCの範囲、4WDの燃費です。


推し:全長3,995mmと4.9m、それに4WDの選択肢
いちばんの推しは、全長3,995mm・全幅1,695mmの5ナンバーに収まり、最小回転半径が4.9m(16インチ)なこと。狭い駐車場や細い道の多い人には、この数字がそのまま効きます。私がロッキーでいちばん買っている点です。
もう1つは、この大きさで4WDが選べること。1.0Lターボの4WDは燃費こそ17.4km/Lですが、雪の地域で小さなSUVを探す人には、選択肢があること自体がありがたい。
惜しい:仕様を選べない、ACCはPremium G系だけ
惜しいのは、やはり生産終了で色や付属品を選んで頼めないこと。在庫と未使用車の中から探すしかなく、欲しい組み合わせが近くに無い場合もあります。
もう1つは、全車速ACCとLKCがPremium G系にしか無いこと。Xを選ぶと、渋滞まで追従する全車速のACCは使えません。JNCAPの★5が2019年の評価だという点も、新しさを重く見る人には惜しいところです。
やめておけ:この3つに当てはまるなら
ロッキーのよくある質問
- ロッキーは生産終了したの?
-
現行モデルは2026年8月下旬に生産を終えました(ダイハツ公式・2026年10月31日時点)。再開は「今後の状況を踏まえて改めてご案内」とされ、時期は出ていません。
- ロッキーの新型はいつ出る?
-
ダイハツの発表はありません(2026年10月時点)。ニュースリリースにも、改良や生産再開の案内は出ていません。
- ロッキーとライズの違いは?
-
2台は兄弟車で、売るメーカーと値札が違います。ライズは生産終了の告知がない一方、新規の注文は止まっていると報道されています(2026年10月時点)。注文できるかは販売店で確かめます。
- ロッキーの4WDはハイブリッド?
-
いいえ、4WDは1.0Lターボのガソリン車です。ハイブリッドは2WDだけで、WLTC燃費は4WDが17.4km/L、ハイブリッドが28.0km/Lになります。
- ロッキーは軽自動車ですか?
-
普通車(5ナンバー)です。排気量は2WDとハイブリッドが1,196cc、4WDが996ccで、自動車税は年30,500円と年25,000円に分かれます。
- ロッキーの未使用車の保証は?
-
新車を登録した日から数える決まりです。一般保証は3年6万km、特別保証は5年10万kmで、販売店が登録した日から残りが減っていきます。
まとめ:ロッキーは在庫から、保証の残りと支払総額で選ぶ
ロッキーは2026年8月下旬に生産を終えた5ナンバーのSUVで、いまは在庫車・未使用車・中古車から選ぶ車です。
- 価格は生産終了時点の公式価格で1,761,100〜2,460,700円。物差しは平均4.5(6/7)
- 4WDは1.0Lターボ、ハイブリッドは2WDだけ。ハイブリッドの差額は約11.4万kmで取り返す
- 全車速ACCはPremium G系だけ。保証は新車を登録した日から数える
次の一歩:同じ条件の見積もりを2枚、ライズは注文できるかを1問
今週やることは1つ。ダイハツの販売会社に電話して、在庫に残っているロッキーのグレード・駆動・色を聞き、在庫車と未使用車の見積もりを同じグレード・同じ付属品・同じ登録の月で1枚ずつもらってください。トヨタの販売店には、ライズの注文を受けているかと納期を聞いておく。2枚の支払総額と保証の残りを横に並べれば、どれを買うかが決まります。
2枚の差が数万円なら、効いてくるのは手放す車の値段のほうです。商談に入る前に、その額だけは押さえておきましょう。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用・100km | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 国の安全評価 JNCAP の星 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:ダイハツ(車種ページ・グレードと価格・主要諸元表・主要装備一覧表・公式見積り・よくある質問)、スバル(レックス)、トヨタ(ライズの装備比較表・工場出荷時期の目処)、国土交通省、NASVA、次世代自動車振興センター、資源エネルギー庁、燃料油価格定額引下げ措置の公式サイト、自動車公正取引協議会、価格.com、carview!、月刊自家用車WEB、くるまのニュース
時点:2026年10月。生産再開の時期・在庫の台数・走りの感想・実際の燃費は分かりません。
参考URL一覧
- ダイハツのロッキーのグレード・価格のページ:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/02_grade.htm
- 主要諸元表:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/pdf/specifications.pdf
- ダイハツのロッキーのページ:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/
- スバル公式:https://www.subaru.jp/rex/rex/
- 工場出荷時期の目処:https://toyota.jp/news/delivery/index.html
- NASVAの自動車アセスメント:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/190
- 国土交通省の報道発表(令和5年5月26日):https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004792.html
- ダイハツの案内:https://faq2.daihatsu.co.jp/s/article/15215

