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ホンダ CR-Vは、2026年2月27日に発売された6代目のSUVです。国内の新車は2.0Lハイブリッド e:HEV の3通りだけ。
タイプは RS の FF と4WD、RS BLACK EDITION の3つで、メーカーオプションは1つもありません。それなのに発売前の先行受注では、約8割がいちばん高い BLACK EDITION でした(ホンダの説明として2026年2月に報道)。
価格は512万2,700〜577万9,400円(税込・2026年10月時点)。CARVELの物差しは平均3.6で採点した軸は5/7、満タンで走れる距離と雪道が★5、価格は★2です。
私の結論は、遠出も雪の日も5人乗りも1台で片づけたい人に向けた500万円台の車、です。分かれ目はたぶん1つだけ。FF のままか、26万9,500円を足して4WD にするかです。
この記事のポイント
- 3通りで512万円から
- 物差しは平均3.6(5/7)
- 注文は一部受け付けず
30秒でわかるホンダ CR-V(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | RS(FF)5,122,700円・RS(4WD)5,392,200円・RS BLACK EDITION(4WD)5,779,400円。メーカーオプションなし、有料色は44,000円高 |
| 乗り出し・公式の試算 | 5,257,940円〜5,914,640円。セルフ見積りの11月登録・色とオプションなしの参考額 |
| 実質いくら・5年・年1万km | RS FF 5,659,316円/BLACK EDITION 6,369,678円。売る額0円の計算 |
| 燃費(WLTC)と燃料 | FF 19.8km/L・4WD 18.2km/L・BLACK EDITION 18.0km/L・無鉛レギュラー・タンク57L |
| サイズ | 全長4,700×全幅1,865×全高1,680mm(4WD は1,690mm)・最小回転半径5.5m・5人乗り |
| 安全評価 | 国の自動車アセスメントJNCAPは未評価 |
| 注文と納期 | 公式は「一部のタイプ・カラーでオーダーを受け付けておりません」と案内。工場出荷の目処の掲載は無い |
| 国の補助金と e:FCEV | e:HEV はCEV補助金の対象外。水素の e:FCEV は8,336,900円・リース専用で、補助金は2026年12月31日までの登録で150万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で90万円(2月2日以降は、いまの制度では対象外) |
| CARVELの物差し | 平均3.6・採点した軸5/7・RS FF で採点 |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
税金と諸費用を足した3通りの総額はCR-Vの乗り出し価格の記事で出しています。
価格・諸元・装備・注文の案内は、2026年10月時点のホンダ公式サイト(タイプ一覧・諸元表・装備表・セルフ見積り)の値です。
公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日
CR-Vの評価:物差しは平均3.6(採点した軸5/7)、走れる距離と雪道は★5、価格は★2(2026年10月時点)
CR-Vは、遠くまで走れて雪に強く、価格で点を落とす車です。RS FF を公式の数字だけで7つの軸に当てると、満タンで走れる距離と雪道が★5、燃料代と取り回しが★3、価格が★2。国の安全評価と公式の工場出荷の目処が無いので、2つの軸は採点していません。

7軸の採点:RS FFで★2・★3・★5・★3・★5・—・—
| # | 軸 | 使った公式の数字・RS FF | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 5,122,700円・CEV補助金の対象外 | ★2 | 3通りとも★2の帯 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,073.2円。100÷19.8km/L×補助なしレギュラー212.5円/L | ★3 | 4WD は★2 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 57L×19.8km/L=1,128.6km(計算値) | ★5 | 給油の回数が少ない |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.5m | ★3 | 小回りは並 |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WD あり・4WD の最低地上高210mm | ★5 | FF は200mm |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP 未評価 | —(未評価) | 採点しない |
| 7 | 手に入る早さ | 公式の工場出荷の目処の掲載なし | —(公式の目処なし) | 採点しない |
| 平均 | 3.6・5/7 |
★の境目はCARVELの全記事で共通で(物差し v1.1)、どの車種も最安グレードで測ります。燃料代の軸だけは単価が記事ごとに違い、この記事は補助なしの212.5円/L(資源エネルギー庁の石油製品価格調査のレギュラー全国平均170.1円/L・2026年10月13日調査に、その週の国の補助42.4円/Lを足した値)、ハリアーや RAV4 の記事は店頭の170.1円/Lが単価です。国の補助が入った店頭価格は約42円安く、170.1円/Lなら100kmあたり859.1円で、★3は変わりません。
燃費と寸法はホンダの主要諸元表の値。同じ基準だと4WD と BLACK EDITION は軸2が★2になり、平均は3.4です。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 で RS FF を採点(ホンダ公式の価格表と主要諸元表からの計算)
RS FF の公式値を物差し v1.1 の基準どおり★に置き換えた結果で、燃料単価は2026年10月13日調査の補助なし212.5円/Lです。数値の無い2軸は採点に入れていません。

採点しない2つの軸:国の安全評価はまだ、公式の工場出荷の目処は掲載なし
国の自動車アセスメント JNCAP で、6代目 CR-V は2026年10月時点で未評価です。
ホンダの公式サイトには、トヨタやマツダのような工場出荷の目処の掲載がありません。注文の案内は「一部のタイプ・カラー」を受け付けていないという内容で、全面的な受注停止の発表ではないので、軸7は★1ではなく「—(公式の目処なし)」です。

★が2つ空いてるのは、点が悪いってこと?
違います。空欄は、国の試験と公式の掲載がまだ無いというだけ。採点した軸が5つなので、6つや7つで採点した車と平均3.6を単純に比べないでください。
強い2軸と割り切る2軸:1,128.6km・210mmと、512万円・5.5m
満タンで1,128.6km(計算値)。正直、ここは素直にうれしい数字です。57Lのタンクと19.8km/Lの組み合わせなので、遠出でも給油の回数を減らせます。
雪道の★5は4WD の最低地上高210mm で付けた点で、FF は200mm。ここは4WD を選ぶ理由の1つになります。


一方で価格は★2、最小回転半径5.5m は★3。安くも小回りも利かない、と割り切れる人向けです。
CR-Vの価格と4つの額:3通り5,122,700〜5,779,400円、RS FFの5年の実質は5,659,316円
e:HEV は国のCEV補助金の対象外なので、4つの額の「戻る額」は0円。RS FF を5年・年1万km乗ると、燃料代を足した実質は5,659,316円(売る額0円)で、BLACK EDITION とは710,362円の開きです。
3通りの価格(2026年10月時点):FFから4WDは269,500円、4WDからBLACK EDITIONは387,200円
| タイプ | 駆動 | 税込価格 | 前のタイプとの差 |
|---|---|---|---|
| e:HEV RS | FF | 5,122,700円 | — |
| e:HEV RS | 4WD | 5,392,200円 | +269,500円 |
| e:HEV RS BLACK EDITION | 4WD | 5,779,400円 | +387,200円 |
2026年10月時点のホンダ公式の税込価格です。BLACK EDITION は4WD だけで、FF はありません。
有料色の4色は44,000円高。メーカーオプションは無く、ETC やドライブレコーダーは販売店で付けるディーラーオプションになります。
2022年12月に新車販売を終えた先代は、最後の型(2020年6月発表)で336万1,600円からでした。最安どうしで約176万円の差です。
4つの額:戻る額は0円、走る額はRS FFで536,616円(5年・年1万km)
| タイプ | 払う額 | 戻る額 | 走る額・5年 | 実質・売る額0円 |
|---|---|---|---|---|
| RS FF | 5,122,700円 | 0円 | +536,616円 | 5,659,316円 |
| RS 4WD | 5,392,200円 | 0円 | +583,791円 | 5,975,991円 |
| RS BLACK EDITION | 5,779,400円 | 0円 | +590,278円 | 6,369,678円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。走る額は補助なし212.5円/LとWLTC燃費で出した5万km分で、RS FF なら1年あたり107,323円です。店頭の170.1円/Lで計算すると、5年の走る額は107,071円少なくなります。
戻る額に入れるのは、補助金のように現金で戻ってくる額だけ。重量税は3通りとも22,500円(エコカー減税の25%軽減)で、乗り出しの税金にもう入っています。
筆者の検証(2026年10月)|3通りの4つの額(ホンダ公式の価格表と主要諸元表からの計算)
公式の税込価格とWLTC燃費、2026年10月13日調査の補助なし212.5円/Lから出した額で、売る額は0円、オプションと諸費用は入れていません。
最後の「売る額」の行は、いまの車の値段で決まる欄。MOTA車買取で概算査定額を出しておくと、見積書の下取り額と並べられます。
実質を手元で小さくできるのはこの行だけ。2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が見られ、利用料は無料です(任意の有料サポートを除く)。その上位3社からは電話で連絡が来ます。
乗り出し総額と値引きは別の記事で:公式見積りの合計は5,257,940円から
税金と諸費用を足した総額は、ホンダのセルフ見積り(2026年10月時点の11月登録の試算・色とオプションなし・販売店は選ばない参考額)で、5,257,940円から5,914,640円まで。登録の月や残クレの計算はCR-Vの乗り出し価格の記事に置きました。
値引きは、ホンダが「販売価格は販売会社が独自に定めております」と書くとおり、販売会社しだい。値引きの数字の読み方はCR-Vの値引きの記事で分けています。
CR-Vはどのタイプ?FF→4WDの269,500円とBLACK EDITIONの387,200円、2段の値上がりで付くもの
FF から4WD で+269,500円、4WD から BLACK EDITION で+387,200円。1段目で増えるのは3つの装備と地上高10mm、2段目で増えるのは4つの装備です。燃料代はどちらの段でも少し増え、物差しは1段目で3.6から3.4に下がります。
スクショ用:CR-Vの2段の値上がりを1枚で
・税込価格:RS FF 5,122,700円/RS 4WD 5,392,200円/BLACK EDITION 5,779,400円
・前のタイプとの差:—/+269,500円/+387,200円
・増える装備:—/リア左右席シートヒーター・ステアリングヒーター・フロントドア撥水ガラス/Honda SENSING 360・ヘッドアップディスプレー・前席シートベンチレーション・電動パノラミックサンルーフ
・最低地上高:200mm/210mm/210mm
・100kmの燃料代と軸2:1,073.2円・★3/1,167.6円・★2/1,180.6円・★2(補助なし212.5円/L)
・物差しの平均:3.6/3.4/3.4(いずれも採点した軸5/7)
・5年の実質・売る額0円:5,659,316円/5,975,991円/6,369,678円
・先行受注の内訳:約9割が4WD、約8割が BLACK EDITION(ホンダの説明として2026年2月に報道。FF の割合は公表なし)
装備の行は、ホンダ公式の主要装備表のうちタイプで違うものだけです。


筆者の検証(2026年10月)|3タイプの装備差と、e:HEVとe:FCEVの違い(ホンダ公式の価格表・主要諸元表・主要装備表からの比較)
2026年10月時点の公式の価格・主要諸元表・主要装備表をタイプごとに並べ、タイプごとの差額と、タイプで違う装備です。
1段目 FF→4WD(+269,500円):リア左右席シートヒーター・ステアリングヒーター・フロントドア撥水ガラスと地上高+10mm
4WD にすると、後席左右のシートヒーター、ハンドルのヒーター、前のドアの撥水ガラスが付きます。FF にはこの3つが無く、前席のシートヒーターだけは全タイプに付く装備です。


最低地上高は FF 200mm、4WD 210mm。全高は10mm 上がり、車重は50kg 重い1,800kg。燃費は19.8km/L から18.2km/L に下がり、5年の燃料代は47,175円多い計算です。
冬に後ろの席へ人を乗せる家なら、269,500円は駆動方式だけの値段ではありません。



雪の日か、冬の後ろの席か。どちらかに丸が付けば4WDでいい
丸が付かなければ、FF のままで5年の実質は316,675円低く収まる。
2段目 4WD→BLACK EDITION(+387,200円):Honda SENSING 360・ヘッドアップディスプレー・前席ベンチレーション・電動パノラミックサンルーフ
BLACK EDITION だけに付くのは4つ。周りの車をより広く見張る Honda SENSING 360(前方交差車両警報・車線変更時衝突抑制機能・車線変更支援機能)は安全運転支援で、ヘッドアップディスプレー、運転席と助手席のシートベンチレーション、電動パノラミックサンルーフは快適装備です。内外装を黒でまとめた日本専用のタイプでもあります。
サンルーフが付くぶん、室内高は1,220mm から1,185mm に下がります。背の高い家族がいるなら、私はここが惜しいと感じる。車重は1,830kg。燃料代は100kmあたり1,180.6円の★2で、4WD とほとんど変わりません。
発売前の先行受注では、約8割が BLACK EDITION、約9割が4WD でした(ホンダの説明として2026年2月に報道)。387,200円で増えるのは、見張る範囲とシートの換気と頭上の開放感。夏の渋滞で背中が蒸れる人や、高速の車線変更が多い人なら元が取りやすく、街乗り中心なら4WD で止めて差額を残すほうが手堅い。
FFで割り切る人・4WDで止める人・BLACK EDITIONまで行く人
FF で割り切るのは、雪の日に車を出さず、後席にあまり人を乗せず、512万円台を上限にしたい人です。
4WD で止めるのは、雪道や凍った坂を走る人と、冬に後席へ人を乗せる人。
BLACK EDITION まで行くのは、見張る範囲と前席の換気・サンルーフに、さらに387,200円を払える人です。
迷ったら4WD、というのが私の意見。FF との差269,500円で、雪と冬の後席の両方に備えられるからです。
FF と BLACK EDITION の差は656,700円。いまの車がいくらで売れるかで、手の届くタイプの上限が1段変わることもあります。
CR-Vはいま注文できる?公式は「一部のタイプ・カラーでオーダーを受け付けておりません」
ホンダは公式のセルフ見積りで「一部のタイプ・カラーでオーダーを受け付けておりません」と案内し、どのタイプ・色かは書いていません(2026年10月時点)。工場出荷の目処の掲載も無いので、注文の可否と届く時期は販売店で聞くことになります。
公式の案内はこの2行だけ:どのタイプ・色かは販売店で
ホンダのセルフ見積りには「※一部のタイプ・カラーでオーダーを受け付けておりません。詳しくは販売会社にお問い合わせください。」、商品ページには「一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合があります。」とあります(2026年10月時点)。
どのタイプが注文できないかは、公式には書かれていません。特定のタイプの名前を挙げるネットの記事は、ホンダの発表ではない点に注意してください。
販売会社の公式サイトの表示では、納期目安を「26年11〜12月」、即納できる車は無し、とした例があります(1社・2026年10月16日時点)。その会社の一例で、全国の納期ではありません。
販売店へ行く前に決めておくのは、タイプ・色・登録したい月の3つ。聞くのは「この組み合わせはいま注文できますか。登録はいつごろになりますか」の1問で足ります。
価格は販売会社が決める:ホンダ公式に購入キャンペーンの掲載はない(2026年10月時点)
セルフ見積りの総額は参考の金額という扱いです。2026年10月時点で、ホンダの公式サイトに CR-V の購入キャンペーンや割引の掲載はありません。販売会社ごとのフェアは別の話です。
ホンダの販売店は、店名の頭の会社が違えば別の経営。同じ組み合わせを2社で見積もると、価格と注文の可否を比べられます。値引きの数字の読み方と交渉の順番は、CR-Vの値引きの記事で。
注文の前に、いまの車は下取りと買取を分けて見る
組み合わせが決まったら、次は見積書の下取り額。値引きと混ざると見分けにくいので、いまの車の値段は別の数字で持っておきましょう。違いは下取りと買取の違いの記事、選び方は一括査定サービスの比べ方にあります。
狙うタイプや色が注文できず待てないなら、登録済み未使用車や中古車を探す手もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、中古車販売のネクステージ1社に条件を伝えて車を探してもらう無料の窓口で、連絡は基本的に電話です。車の代金・諸費用・取り寄せの陸送費は別で、契約はネクステージと結びます。登録済み未使用車は一度登録された車なので、新車より価格が下がる代わりに、色やタイプは在庫しだいです。
CR-V e:FCEV(水素):リース専用で8,336,900円、補助金は2027年1月からの登録で90万円
CR-V e:FCEV は、水素で発電して走る燃料電池車に、家で充電できる電池を足したもう1つの CR-V です。買い取りはできず、リース専用。国の補助金は2027年1月1日以降の登録から下がります(2026年10月21日の経済産業省の見直し)。
販売の形:リース専用、一部の取扱店では注文を停止(2026年10月時点)
e:FCEV の商品ページで、ホンダは「本車両はリース専用車両です。リース料金などの詳細は販売会社にお問い合わせください」と書いています。取り扱いの無い販売会社もあり、さらに「現在一部の取扱店ではご注文の受付を停止しております」とも案内しています(2026年10月時点)。
メーカー希望小売価格は税込8,336,900円。2024年7月19日に発売された車です。
補助金:2026年12月31日までの登録で150万円、2027年1月1日〜2月1日は90万円。申請するのはリースで使う人
CR-V e:FCEV のCEV補助金は、2026年12月31日までの登録で150万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で90万円です。いまの制度の登録の期限は2027年2月1日(申請書は2月12日必着)で、2月2日以降の登録は対象外になります。根拠は次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(別表1・令和8年10月21日現在)。額は契約日ではなく、登録日で決まります。
実は、リースの車でも補助金を申請するのはリース会社ではなく、車を使う人、つまりリースの契約者です。リースの期間が処分制限期間の4年以上であることが条件になります(次世代自動車振興センター)。
申請の受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みです(経済産業省、2026年10月9日時点)。登録が2027年1月1日以降でも、受付が終わる前でなければ申請できません。e:HEV の CR-V は、この補助金の対象外です。
e:HEVとの違い:地上高170mm・2,010kg、水素で約621km・電気だけで約61km
e:FCEV は全長4,805mm、最低地上高170mm、車重2,010kg の FF です。水素を満たして約621km、電気だけで約61km 走れます(公式の値)。メーカー希望小売価格の差は、RS FF と比べて3,214,200円です。
水素の値段には公的な全国平均が無いので、e:FCEV の燃料代は出さず、物差しも e:HEV で付けています。
2026年6月4日には、e:FCEV(118台)のパンク応急修理用具のリコールが届け出られました。e:HEV は対象外です。
CR-Vのサイズ・安全・ライバル:全幅1,865mm・回転半径5.5m、4WDの入口どうしで並べる
4WD の入口どうしで並べると、CR-V の RS 4WD は6台で価格がいちばん高く、最低地上高は2番目、満タンの距離は3番目。全幅1,865mm なので、駐車場の幅は先に確かめてください。
寸法と取り回し:全長4,700×全幅1,865×全高1,680mm、最小回転半径5.5m
ホイールベースは2,700mm、乗車定員は5人で、製造はタイです。


機械式の駐車場なら、幅と高さの制限の数字を、全幅1,865mm・全高1,680mm(4WD は1,690mm)と並べて見てください。
安全:JNCAPは未評価、Honda SENSING 360はBLACK EDITIONだけ
2026年10月時点で、国の試験 JNCAP の評価はまだありません。周りを広く見張る Honda SENSING 360 の3つの機能は、BLACK EDITION だけに付きます。
e:HEV の CR-V に、リコールの届出はありません(2026年10月時点)。
4WDの入口どうしで並べる:CR-V RS 4WDとハリアー・RAV4・CX-5・フォレスター・エクストレイル
| 車・4WD の最安グレード | 税込価格 | 100kmの燃料代 | 満タンで走れる距離(計算値) | 最小回転半径 | 最低地上高 |
|---|---|---|---|---|---|
| CR-V RS 4WD(e:HEV) | 5,392,200円 | 1,167.6円 | 1,037.4km | 5.5m | 210mm |
| ハリアー G E-Four(ハイブリッド) | 4,616,700円 | 965.9円 | 1,210.0km | 5.5m | 190mm |
| RAV4 Adventure(ハイブリッド・E-Four) | 4,500,000円 | 927.9円 | 1,259.5km | 5.7m | 190mm |
| エクストレイル X e-4ORCE 2列(e-POWER) | 4,389,000円 | 1,174.0円 | 995.5km | 5.4m | 185mm |
| フォレスター Touring(1.8Lターボ・AWD) | 3,850,000円 | 1,562.5円 | 856.8km | 5.4m | 220mm |
| CX-5 S 4WD(2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド) | 3,536,500円 | 1,496.5円 | 823.6km | 5.6m | 205mm |
価格は2026年10月時点の各社公式の値で、RAV4 は一部改良が報じられています。燃料代は6台とも無鉛レギュラーで、2026年10月13日調査の補助なし212.5円/Lにそろえた値。ハリアーや RAV4 の記事の物差しは店頭の170.1円/Lで付けています。採点した軸の数が違う車があるので、物差しの平均は並べていません。
並べると、入口がいちばん高いのに燃料代では勝てません。100kmの燃料代は安いほうから3番目で、ハリアーより201.7円、RAV4 より239.7円高くかかる計算。そのかわり地上高210mm はフォレスターの220mm に次ぐ2番目で、満タンの距離も1,000kmを超えます。



結局、同じお金ならどれがいいの?
何を先に取るかで答えが変わります。燃料代と距離ならトヨタのハイブリッド2台、地上高なら CR-V とフォレスター、入口の安さなら CX-5。


筆者の検証(2026年10月)|4WDの入口どうしを同じ単価で並べる(各社の公式の価格表と主要諸元表からの計算)
2026年10月時点の各車の4WD の最安グレードの公式値から、100kmの燃料代(補助なし212.5円/L)と満タンの距離(タンク容量×WLTC燃費)を出した値です。
各車の物差しと4つの額は、ハリアーの評価・RAV4の評価・CX-5の評価・フォレスターの評価・エクストレイルの評価の記事で読めます。
CR-Vの本音:やめておけは3条件、そのうえでFF・4WD・BLACK EDITIONの推しと惜しい
先に CR-V 自体を見送ったほうがいい人の3条件。当てはまらなければ、次の表で自分のタイプの推しと惜しいを読んでください。


CR-Vを買ってはいけない人は?3つの条件(2026年10月時点)
1つでも当てはまるなら、CR-V はいま選ぶ車ではないと思う。
タイプ別の推しと惜しい:FF・4WD・BLACK EDITIONを1行ずつ
| タイプ | 推し | 惜しい |
|---|---|---|
| RS FF | 満タン1,128.6km(計算値)、100km 1,073.2円で3通りの中でいちばん安く走れる | ステアリングヒーターと後席のシートヒーターが無い。地上高200mm |
| RS 4WD | 269,500円で後席ヒーター・ハンドルのヒーター・撥水ガラス・地上高210mm がまとめて付く | 燃料代の軸2は★2に下がる(100km 1,167.6円) |
| BLACK EDITION | Honda SENSING 360・ヘッドアップディスプレー・前席の換気・サンルーフ。オプションを選ぶ手間がない | 室内高が35mm 低くなる。5年の実質は6,369,678円 |
どのタイプでもメーカーオプションは無く、ETC やドライブレコーダーは販売店で付けるディーラーオプションです。
4WD をすすめる理由は前の節と同じなので繰り返しません。惜しいのは燃料代で、100kmあたり94.4円、5年で47,175円 FF より多くかかります。
試乗記では、国内で売ったり引っ込めたりを繰り返してきた売り方を売れにくさの理由に挙げる指摘があり(webCG・2026年2月26日)、買い得は RS の4WD とする評価もあります(月刊自家用車・2026年5月16日)。CARVEL は試乗していないので、乗り味は展示車と試乗で確かめてください。
CR-Vのよくある質問
- なぜCR-Vは不人気と言われるのですか?
-
国内での販売が約3年途切れ、街で見かける台数が多くないことが背景にあります。先代は2022年12月に販売を終え、6代目は2026年2月27日発売で月の販売計画は400台。受注は2026年3月24日時点で4,000台と報じられています。
- 新型CR-Vのフルモデルチェンジや改良はいつですか?
-
2026年10月時点で、ホンダから改良の発表はありません。改良や値上げの時期を予想する記事は、ホンダの発表ではないと見ておくのが無難です。
- CR-Vは7人乗りですか?
-
6代目は5人乗りだけです。3列シートは先代にあった仕様で、6代目の国内のタイプには用意されていません。
- CR-VのライバルはRAV4ですか?
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RAV4 は比べる相手の1台です。同じくらいの大きさの4WD なら、トヨタ ハリアー、マツダ CX-5、スバル フォレスター、日産 エクストレイルも候補になります。燃料代と満タンの距離なら RAV4 が上で、100kmあたり239.7円安い。地上高は CR-V が20mm 高い210mm。RAV4 の物差しはRAV4の評価で。
まとめ:CR-Vは遠く・雪・5人を1台で済ませる500万円台。迷ったら4WD、注文できる組み合わせは販売店で
CR-V は、満タンで1,000kmを超えて走り、4WD なら地上高210mm で雪にも備えられる500万円台の SUV です。タイプは269,500円で何が付くかで決め、注文できるかを販売店で聞いてから商談へ。
- 2026年10月時点の新車は e:HEV の3通り、5,122,700〜5,779,400円で、メーカーオプションなし
- CARVELの物差しは平均3.6・採点した軸5/7。RS FF の5年の実質は5,659,316円(売る額0円)
- 公式は一部のタイプ・カラーで注文を受け付けていない。水素の e:FCEV はリース専用
次の一歩
今日やることは1つ。ホンダのセルフ見積りで CR-V の狙うタイプと色を1つ選び、結果を印刷かスクリーンショットで保存してください。それを販売店で見せて、「この組み合わせはいま注文できますか」とだけ聞く。注文できると分かってから、値引きと下取りの話に進めば十分です。
注文できると分かったら、空いているのはいまの車の売値の欄だけ。下取りと比べる数字を、商談の前に持っておきましょう。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用・100km | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 国の安全評価 JNCAP の星 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
出典:ホンダ(タイプ一覧・主要諸元表・主要装備表・セルフ見積り・e:FCEV 商品ページ)、次世代自動車振興センター、経済産業省、NASVA、国土交通省、資源エネルギー庁、ライバルは各社の公式値
時点:2026年10月。走りの感想・実際の燃費・どのタイプや色が注文できないか・全国の納期・e:FCEV のリース料金と水素代は分かりません。
参考URL一覧
- タイプ一覧:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/type/list/
- 資源エネルギー庁の石油製品価格調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/xlsx/261015.xlsx
- 主要諸元表:https://www.honda.co.jp/CR-V/common/pdf/cr-v_spec_list.pdf
- 主要装備表:https://www.honda.co.jp/CR-V/common/pdf/cr-v_equipment_list.pdf
- ホンダのセルフ見積り:https://slf.honda.co.jp/
- e:FCEV の商品ページ:https://www.honda.co.jp/CR-V-efcev/
- 次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
