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マツダ CX-5は、2026年5月21日に販売が始まった3代目のSUVです。パワートレインは2.5Lガソリンとマイルドハイブリッドの1種類だけ。
330万円から買えるのに、発売から1か月の受注の65%は、407万円からの最上位グレード L でした。S はわずか3%。2026年6月21日時点のマツダの発表です。
価格は税込330万〜430万6,500円の6グレード(2026年10月時点)。CARVELの物差しは平均3.7で採点した軸は6/7、満タンで走れる距離が★5、燃料代は★2の上限まで残り2円という位置にいます。
私の見立てを先に言います。CX-5は、入口の S より、G に EX Package を足すか L で買う車。S で割り切るなら、付かない装備の中身を知ってから決めてください。
この記事のポイント
- 6グレード330万円から
- 物差しは平均3.7(6/7)
- 公式の目処は2〜3ヶ月
30秒でわかるマツダ CX-5(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込) | S 3,300,000円〜L 4WD 4,306,500円の6グレード。4WD はどれも236,500円高 |
| 乗り出し・いま注文 | 2027年1月登録の計算で3,468,500円〜4,475,000円。マツダのカンタン見積り(色とオプションなし・販売店は選ばない参考額)がもと |
| 実質いくら・5年・年1万km | S 2WD 3,999,013円/L 2WD 4,769,013円。売る額0円の計算 |
| 燃費(WLTC)と燃料 | 2WD 15.2km/L・4WD 14.2km/L・無鉛レギュラー・タンク56L/58L |
| サイズ | 全長4,690×全幅1,860×全高1,695mm・最小回転半径5.6m・最低地上高205mm |
| 安全評価 | 国の自動車アセスメントJNCAPは未評価 |
| 納期の目処 | 工場出荷の目処は全グレード2〜3ヶ月程度。10月2日更新で、納車日ではない |
| ディーゼル | 新型には無い。従来型は公式の出荷の目処が残る |
| 国の補助金 | CEV補助金の対象外 |
| CARVELの物差し | 平均3.7・採点した軸6/7・S 2WD で採点 |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
6グレードの総額は、CX-5の乗り出し価格の記事で登録の月ごとに出しています。
価格・装備・諸元・工場出荷の目処は、2026年10月時点のマツダ公式サイトのグレード比較などの値です。
公開日:2026年10月22日 / 最終更新日:2026年10月22日
CX-5の評価:物差しは平均3.7(6/7)、「やめとけ」の正体は燃料代★2と取り回し★3(2026年10月時点)
いちばん安い S 2WD を公式の数字だけで7つの軸に当てると、平均は3.7で採点した軸は6/7。点を上げるのは満タンの距離・価格・雪道・納期、下げるのは燃料代の★2と取り回しの★3。安全評価は国の試験がまだで、採点していません。

7軸の採点:S 2WDで★4・★2・★5・★3・★4・—・★4
| # | 軸 | 使った公式の数字・S 2WD | ★ | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 3,300,000円・CEV補助金の対象外 | ★4 | 入口は強い |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,398.0円。15.2km/L×補助なしレギュラー212.5円/L | ★2 | ★1の手前 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 56L×15.2km/L=851.2km(計算値) | ★5 | 給油が少ない |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.6m | ★3 | ★3の上限ちょうど |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WD あり・最低地上高205mm・社内測定値 | ★4 | ★5まで5mm |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP 未評価 | — | 採点しない |
| 7 | 手に入る早さ | 工場出荷の目処 全グレード2〜3ヶ月程度・10月2日更新 | ★4 | 長いほうの3ヶ月で判定 |
| 平均 | 3.7・6/7 |
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1)。燃料代の軸だけは単価が記事ごとに違い、この記事は補助なしの212.5円/L、ハリアーやRAV4の記事は店頭の170.1円/Lで付けています。諸元はマツダの主要諸元表、納期は工場出荷時期目処のご案内の値。目処は納車の日ではなく、3ヶ月を超えると軸7は★3に下がります。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 で S 2WD を採点(マツダ公式資料)
S 2WD の公式値を物差し v1.1 の基準どおり★に置き換えた計算で、燃料単価は2026年10月13日調査の値です。公式の数値が無い安全評価は採点に入れていません。
燃料代の★2は上限まで2円:補助なし212.5円/Lで1,398.0円、単価が212.8円/Lを超えると★1
★2の上限は100kmあたり1,400円。S 2WD は1,398.0円なので、余白はたった2円です。レギュラーが212.8円/Lを超えた時点で★1に落ちる計算。正直、際どい位置です。
資源エネルギー庁の調査のレギュラー全国平均170.1円/L(2026年10月13日調査)は、その週42.4円の国の補助が入った店頭価格で、補助なしより約42円安い値です。店頭の単価なら1,119.1円で★2のままで、平均3.7も変わりません。★3に上がるのは、167.2円/L以下まで下がったときだけ。

2円って、ほぼ★1じゃない?
単価しだいで★1に転ぶ、が答えです。「燃費が悪い」は物差しでは★2の端で、燃料代を気にする人のやめとけは、この数字なら筋が通ります。


軸6は「—」:新型はJNCAP未評価、海外ではIIHS TSP+とEuro NCAP・ANCAPの5つ星(マツダ発表)
国の自動車アセスメントJNCAPで、新型CX-5は2026年10月時点で未評価です。NASVAの2025年度の評価結果一覧にも行が無く、平均は残りの6軸だけの値。
マツダの発表では、米国仕様が IIHS の TOP SAFETY PICK+、欧州の Euro NCAP と豪州の ANCAP で5つ星。試験が違うので★にはしない決まりです。
CX-5の価格と4つの額:6グレード330万〜430万6,500円、S 2WDの5年の実質は3,999,013円
CEV補助金も重量税のエコカー減税も対象外なので、4つの額の「戻る額」は0円。S 2WD を5年・年1万km乗ると、燃料代を足した実質は売る額0円で3,999,013円になる。
6グレードの価格(2026年10月時点):4WDはどのグレードも236,500円高
| グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| S | 3,300,000円 | 3,536,500円 |
| G | 3,520,000円 | 3,756,500円 |
| L | 4,070,000円 | 4,306,500円 |
2026年10月時点のマツダ公式の税込価格です。S から G は220,000円、G から L は550,000円の差。全車6速ATで、パワートレインはどのグレードも同じ。
4つの額:戻る額は0円、走る額はS 2WDで699,013円(5年・年1万km)
| グレード | 払う額 | 戻る額 | 走る額・5年 | 実質・売る額0円 |
|---|---|---|---|---|
| S 2WD | 3,300,000円 | 0円 | +699,013円 | 3,999,013円 |
| S 4WD | 3,536,500円 | 0円 | +748,239円 | 4,284,739円 |
| G 2WD | 3,520,000円 | 0円 | +699,013円 | 4,219,013円 |
| G 4WD | 3,756,500円 | 0円 | +748,239円 | 4,504,739円 |
| L 2WD | 4,070,000円 | 0円 | +699,013円 | 4,769,013円 |
| L 4WD | 4,306,500円 | 0円 | +748,239円 | 5,054,739円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。走る額は、補助なし212.5円/LとWLTC燃費で出した5年5万km分です。店頭の170.1円/Lなら、2WDの走る額は559,539円まで下がる。
次世代自動車振興センターの銘柄の一覧(2026年10月13日現在)にCX-5の行は無く、新車の重量税49,200円も自工会のエコカー減税の対象車一覧に載っていません。
筆者の検証(2026年10月)|6グレードの4つの額(マツダ公式資料)
公式の税込価格・WLTC燃費と2026年10月13日調査の単価から出した額で、売る額は0円、オプションと諸費用は入れていません。
売る額の行は、MOTA車買取でいまの車の概算査定額を見ると数字が入ります。
戻る額が0円のCX-5で、実質を手元で動かせるのは売る額の行だけ。見積書に下取り額が書かれる前に自分の側の数字を1つ持っておけば、その額が妥当かを判断できる。2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です。有料なのは任意のサポートだけで、上位3社からは電話で連絡が来ます。
乗り出し総額と値引きは別の記事で:いま注文して1月に登録すると3,468,500円から
工場出荷の目処どおりなら、いま注文した車の登録は年明け。2027年1月登録の計算で、総額は S 2WD が3,468,500円、L 4WD が4,475,000円です。カンタン見積りの10月登録の額に、11月からの自賠責と1月登録の自動車税を当てた額で、税・保険料・価格は2026年10月時点のもの。月ごとの表と残クレはCX-5の乗り出し価格の記事にあります。
値引きは、マツダが「価格については販売会社が独自に定めて」いると書くとおり販売会社しだい。読み方はCX-5の値引きの記事で分けて扱っています。
CX-5のグレードの選び方:S・Gに無い装備の数と、G+EX PackageとLの差322,300円で決める
ここでいう「引き算」は、マツダ公式のグレード比較で S や G の欄が「―」、つまり装備なしの装備のことです。S と L の77万円の差は、この「―」の数と中身の差。初期受注は L が65%、G が32%、S が3%でした(2026年6月21日時点・マツダの発表)。
引き算の早見表:S・G・G+EX Package・Lで「―」になる装備の数と価格
スクショ用:CX-5の4つの仕様で「―」になる装備と価格の1枚
・税込価格・2WD:S 3,300,000円/G 3,520,000円/G+EX Package 3,747,700円/L 4,070,000円
・「―」の装備・グレード比較の27行中:S 18/G 5/G+EX Package 5/L 0
・付かない安全装備・安全の8行中:S 6/G 4、EX Package で付く/G+EX Package 0/L 0
・センターディスプレイ:S・G・G+EX は12.9インチ/L は15.6インチ
・タイヤ:S は17インチ/G・G+EX・L は19インチ
・シート:S はクロス/G・G+EX は合成皮革/L はレザー
・サウンド:S・G は8スピーカー/G+EX・L は BOSE 12スピーカー
・初期受注の構成比:S 3%/G 32%、EX Package の有無の内訳は公表なし/L 65%。2026年6月21日時点
・5年の実質:S 2WD 3,999,013円/L 2WD 4,769,013円。売る額0円の4つの額
表の元は、公式のグレード比較のうちグレードで違う装備だけの27行で、内訳は外装5・内装14・安全8。凡例は「〇 標準装備|△ メーカーオプション|- 装備なし」で、G の△はまとめて「EX Package」で選ぶ決まりです。


筆者の検証(2026年10月)|グレード比較の装備表を S・G・L で集計(マツダ公式 グレード比較)
2026年10月時点の公式のグレード比較の「主な装備比較」を装備名で重なりなく27行にし、S・G・G+EX Package・L ごとの「―」と「△」の数です。G+EX Package の列は、G の「△」を「〇」として扱います。
S 3,300,000円で割り切るもの:19インチもパワーリフトゲートもパワーシートも付かない
S の「―」は18行。毎日触る所から挙げると、タイヤは17インチで、G と L は19インチ。パワーリフトゲートは無く、運転席の調整もレバーで高さを変える方式です。フロントガラスに映すアクティブ・ドライビング・ディスプレイ、ステアリングヒーター、ルーフレールも付かない。


安全の行では、前側方接近車両検知とドライバー・モニタリングが S には付きません。メーカーオプションの設定も無いので、あとから足す道もない。
330万円は★4の価格です。ただ私は、毎日触る装備を削った値段だと読むのが正確だと思う。
GはEX Package(227,700円)で安全装備の一部が埋まる:前側方接近車両検知・ドライバー・モニタリング・BOSE
G の「△」10行は、すべて227,700円の EX Package に入ります。BOSE の12スピーカー、助手席の6Wayパワーシート、後席のシートヒーター、上位のクルージング&トラフィック・サポート、前側方接近車両検知、ドライバー・モニタリングなど。G に付かない安全装備4行は、これで全部埋まります。
G 2WD に付けると3,747,700円で、L 2WD より322,300円安い。メーカーオプションなので、注文の後からは付けられません。
G+EX PackageとLの322,300円:Lだけに付くのは15.6インチ画面・レザー・シートベンチレーション・アダプティブLEDヘッドライト
EX Package を付けても「―」のまま残る行が5つあります。フロントドアのアンビエントライト、ドライバーパーソナライズ、運転席と助手席のシートベンチレーション、ステアリングシフトスイッチ、それに L だけで選べるパノラマサンルーフ。


同じ「〇」でも、L で中身が1段上がる行もあります。
- センターディスプレイが15.6インチ。G は12.9インチ
- シートがレザー。G は合成皮革
- ヘッドライトがアダプティブ・LED・ヘッドライト。G はハイ・ビーム・コントロール
- パワーリフトゲートがハンズフリー機能付き
L だけは121,000円のパノラマサンルーフと44,000円のスポーツタンの内装を選べて、両方で165,000円。マツダの発表では、初期受注の L の約4割がスポーツタンでした。



迷ったら、G+EXかLの2つに絞っていい
15.6インチの画面とシートの換気に32万円を払うかどうか。ここが G+EX と L の分かれ目。内装の色や素材の違いは新型CX-5の内装の記事、外装の違いはグレード別の見た目の記事で写真と並べています。
4WDの236,500円:物差しは3.3に下がり、5年の燃料代は49,226円多い
4WD は WLTC 14.2km/L で、100kmあたり1,496.5円の★1。価格の★も3に下がり、物差しは3.3で採点した軸は6/7。5年の燃料代は2WD より49,226円多い計算になる。
最低地上高は主要諸元表で2WD も4WD も205mm。車高では差が出ません。4WDに払う236,500円と5年で49,226円多い燃料代は、冬に雪道や凍った坂を走る日のための額です。
S と L の差は77万円。いまの車の値段でどこまで埋まるかで、選べるグレードの上限が変わります。
CX-5のディーゼル(従来型)はいま買える?公式の出荷の目処は残り、注文できるかは販売店しだい
新型にディーゼルはありません。ディーゼルがある2代目の従来型は、マツダ公式の車種一覧に281万500円〜で残り、工場出荷の目処の表にも行があります(2026年10月時点)。
従来型の販売の状況:公式に終了の告知は無く、生産終了は「予定」の報道だけ
くるまのニュース(2025年12月)は、販売会社の案内として、ガソリン車は2026年3月末、ディーゼル車は6月末で生産を終える予定と報じていました。一方でマツダの工場出荷の目処(2026年10月2日更新)には、従来型ディーゼル(SKYACTIV-D 2.2)の「1〜1.5ヶ月程度」が「納期が大きく異なる場合や販売できない場合がございます」の注記付きで載っています。従来型のグレードと価格のページも残り、公式に終了の告知はありません(2026年10月時点)。



じゃあディーゼルは、もう新車で買えないの?
注文できるか、在庫から選ぶかは販売店ごとに違います。公式の目処が残る以上、まず近くの販売店で両方を聞くのが先。
新型Sと従来型ディーゼルの差:価格は170,500円、燃料代は年23,711円新型が高い
新型 S 2WD の3,300,000円と、従来型 XD i Selection 2WD の3,129,500円の差は170,500円。年1万kmの燃料代は、レギュラーの新型が139,803円、補助なし202.0円/Lの軽油を使う従来型が116,092円。新型が23,711円高い計算になる。
出力は新型が178PS/237N·m、従来型ディーゼルが200PS/450N·m。同じ物差しで測ると、従来型 XD i Selection 2WD は平均3.8で採点した軸は6/7。実は新型 S より0.1高いものの、新車で手に入るかを販売店で聞いてからの参考値です。
筆者の検証(2026年10月)|新型 S と従来型ディーゼルの価格・燃料代(マツダ公式資料)
公式の価格とWLTC燃費から、年1万kmの燃料代を2026年10月13日調査の補助なし単価(レギュラー212.5円/L・軽油202.0円/L)で出し、差を取った計算です。
発売の経緯やパワートレインの中身など、新型と従来型の違いの詳しい話は新型CX-5の発売と違いの記事にあります。
CX-5のサイズとライバル:全幅1,860mm・回転半径5.6m、同じ単価でハリアー・フォレスター・エクストレイル・RAV4と並べる
最安グレードどうしなら、CX-5 の S 2WD は3,300,000円で5台でいちばん安い入口。一方、同じ単価の100kmの燃料代は5台で2番目に高く、最小回転半径5.6mは★3の上限。
寸法と取り回し:全長4,690×全幅1,860×全高1,695mm、最小回転半径5.6m
ホイールベースは2,815mm、乗車定員は5人。荷室は466Lですが、測り方の記載が無いので、ほかの車の数字と大小を比べないほうがいい。


機械式の駐車場なら、幅と高さの制限の数字を、全幅1,860mm・全高1,695mmと並べて見てください。全幅はマツダの諸元表の値で、ライバル4台と並べると RAV4 の次に広い数字です。
ライバル4台との並べ:入口はCX-5がいちばん安く、燃料代の★はハリアー・RAV4・エクストレイルより1つ低い
| 車・最安グレード | 税込価格 | 100kmの燃料代と★ | 最小回転半径 | 全幅 | 物差しの平均・採点した軸 |
|---|---|---|---|---|---|
| CX-5 S 2WD | 3,300,000円 | 1,398.0円・★2 | 5.6m | 1,860mm | 3.7・6/7 |
| フォレスター Touring | 3,850,000円 | 1,562.5円・★1 | 5.4m | 1,830mm | 3.7・7/7 |
| エクストレイル X 2WD | 4,092,000円 | 1,095.4円・★3 | 5.4m | 1,840mm | 3.9・7/7 |
| ハリアー G 2WD | 4,396,700円 | 936.1円・★3 | 5.5m | 1,855mm | 3.7・7/7 |
| RAV4 Adventure | 4,500,000円 | 927.9円・★3 | 5.7m | 1,880mm | 3.5・6/7 |
燃料代は5台とも、2026年10月13日調査の補助なし212.5円/Lでそろえた値です。ハリアーと RAV4 の平均は、各記事の採点と違いこの単価にそろえた値。6/7 と 7/7 が混ざるので、平均は単純に比べないでください。JNCAP はフォレスターが2025年度、エクストレイルが2023年度、ハリアーが2020年度の★5で、CX-5 と RAV4 は未評価。
並べて目立つのは順位のねじれ。入口はフォレスターより550,000円安いのに、燃料代の★はフォレスターより1つ上なだけ。e-POWER のエクストレイルと、ハイブリッドのハリアー・RAV4 には1つ負けます。年1万kmの燃料代は、ハリアーより46,191円、RAV4 より47,008円高いといえる。



入口の安さはCX-5、燃料代は電気の力を借りる3台が先


筆者の検証(2026年10月)|ライバル4台を同じ単価で並べる(CARVELの各車の物差しの計算)
最安グレードどうしで、燃料代を2026年10月13日調査の補助なしレギュラー212.5円/Lにそろえて並べた値です。ほかの軸の★は各車の記事の値のまま。
各車の物差しと4つの額は、フォレスターの評価・エクストレイルの評価・ハリアーの評価・RAV4の評価の記事で読めます。
CX-5の本音:満タン851kmと燃料代★2は同じ燃費の表と裏、やめておけは3条件
15.2km/Lの燃費は、満タンなら851kmで★5、100kmの燃料代なら★2。同じ数字が、遠出の多い人には推しに、燃料代を最優先にする人には見送る理由になります。
推しと惜しい①:満タン851km(★5)と100km 1,398.0円(★2)は、同じ15.2km/Lの表と裏
推しは、タンク56Lで851.2km走れる距離です。計算値とはいえ、遠出の多い人には給油の少なさが素直にうれしい。
惜しいのは、同じ燃費が100kmの燃料代では1,398.0円で★2の端になること。4WD は1,496.5円で★1です。市街地の WLTC は2WDで11.7km/Lなので、街乗りが中心なら15.2km/Lより下がる前提で見ておきたい。
CX-5を買ってはいけない人は?3つの条件(2026年10月時点)
1つでも当てはまるなら、CX-5はいま買う車ではありません。
新車で手に入らなければ、ディーゼルの CX-5 は中古車か登録済み未使用車で探すことになります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、車種や予算を入れると、中古車販売のネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組み。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。新車を扱うかどうかは、公式ページに書かれていません。
推しと惜しい②:E10ガソリンに対応した新しさと、発売直後のソフトの改修(7月24日のサービスキャンペーン)
推しは、新型が E10 ガソリンに対応したこと。マツダの発表では、国内のマツダ車で初めて。


惜しいのは、発売直後の車にソフトの改修が出たこと。2026年7月24日から、通信の制御プログラムとエンジンの点火時期の補正を直すサービスキャンペーンが始まっています。対象は2026年4月1日〜7月8日に作られた7,173台(点火時期の改修はうち5,509台)。リコールではない。改善対策でもありません。在庫車や登録済み未使用車を選ぶなら、この改修が済んでいるかを販売店で聞いてください。
試乗記では、ベストカーWeb(2026年5月26日)が車格の向上と高速の登り坂での178馬力の限界を、@DIME(2026年6月13日)が荒れた路面のロードノイズを挙げています。CARVELは試乗していないので、乗り味は試乗で確かめてください。
CX-5の買い方:公式の工場出荷の目処は全グレード2〜3ヶ月(10月2日更新)、価格は販売会社が決める
工場を出るまで2〜3ヶ月、そこから納車までさらに日数がかかります。欲しい登録の月から逆算して、注文する時期を決めてください。
いま注文するといつ工場を出る?全グレード2〜3ヶ月(7月23日の更新では1.5〜2ヶ月)
マツダの工場出荷の目処は、新型の全グレードで2〜3ヶ月程度(2026年10月2日更新)。7月23日の更新では1.5〜2ヶ月程度でした。納車には、工場を出たあとの日数が別に要ります。
発売1か月の受注は1万台を超え、月の販売計画2,000台の5倍以上でした(2026年6月21日時点・マツダの発表)。欲しい登録の月が決まっているなら、長いほうの3ヶ月で逆算しておくのが安全だろう。
価格と値引きは販売会社が決める:公式の購入キャンペーンは無い(2026年10月時点)
マツダの見積りは参考価格の扱いで、CX-5 の購入キャンペーンや割引の掲載も公式サイトにはありません(2026年10月時点)。販売会社ごとのフェアは別の話。
値引きの数字の読み方と交渉の順番は、CX-5の値引きの記事で扱っています。
どのグレードでも、いまの車は下取りと買取を分けて見る
見積書の下取り額は、値引きと混ざると高いか安いか分からなくなります。分けて見る理由と見積もりの取り方は、下取りと買取の違いと一括査定サービスの比べ方にまとめました。
CX-5のよくある質問
- なぜCX-5はディーゼルを廃止したのですか?
-
マツダは理由を公式に説明していません(2026年10月時点)。新型のパワートレインは、2.5Lガソリンとマイルドハイブリッドの1種類です。
- CX-5のハイブリッドはいつ出ますか?
-
マツダは2025年3月18日に「2027年中に次期 CX-5 から導入」と発表しています。独自のハイブリッドと SKYACTIV-Z の組み合わせで、発売の時期や価格の続報は2026年10月時点で出ていません。
- CX-5の自動車税はいくらですか?
-
新型の2.5Lは年43,500円です。2019年10月1日以降に初めて登録した車の額で、従来型の2.2Lディーゼルも同じ43,500円、2.0Lガソリンは36,000円。登録の月ごとの額と重量税は乗り出し価格の記事にまとめました。
- CX-5の燃費は実際どのくらいですか?
-
公式の WLTC は2WD 15.2km/L、4WD 14.2km/L です。走り方別の2WDの値は郊外15.5km/L・高速17.2km/L。実際の燃費は乗り方で変わるので、この幅で見ておくと外しにくいでしょう。
まとめ:CX-5は330万円の入口より、G+EX PackageかLで選ぶ車。燃料代は★2の境目
CX-5は、330万円から入れて満タンで851km走る、入口の安い SUV。ただ毎日触る装備と安全装備の一部は S と G に付かないので、G+EX Package か L で考え、燃料代は★2の境目と分かったうえで選んでください。
- 2026年10月時点の新型は6グレード、3,300,000〜4,306,500円。4WD は236,500円高
- CARVELの物差しは平均3.7、採点した軸6/7。S 2WD の5年の実質は3,999,013円で、売る額0円の計算
- ディーゼルは新型に無く、従来型は公式の出荷の目処が残る。新車で買えるかは販売店で聞く
次の一歩
今日やることは1つ。マツダ公式の CX-5 のグレード比較で「走行・安全性能」の表を開き、G の列が「△」の4行(前側方接近車両検知・前進時左右接近物検知・ドライバー・モニタリング・バーグラアラーム)のうち、自分に要るものに印を付けてください。印が1つでもあれば、候補は2WD 3,747,700円の G+EX Package か、4,070,000円の L の2つ。印が0なら、S と G を4つの額の表で比べれば足ります。
G+EX Package と L の差は322,300円。下取りの額がこの差を超えるかどうかを、商談の前に見ておきましょう。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用・100km | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 国の安全評価 JNCAP の星 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
確かめメモ
出典:マツダ、NASVA、次世代自動車振興センター、自工会、資源エネルギー庁
時点:2026年10月。走りの感想・実際の燃費・荷室の測り方・従来型の在庫の有無・ハイブリッドの発売時期は分かりません。
参考URL一覧
- グレード比較:https://www.mazda.co.jp/cars/passenger/cx-5/grade/
- 主要諸元表:https://www.mazda.co.jp/content/dam/mazda/official/mazda-co-jp/cars/cx-5/common/pdf/cx-5_specification_202605.pdf
- 工場出荷時期目処のご案内:https://www.mazda.co.jp/cars/info/1/
- 資源エネルギー庁の調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/xlsx/261015.xlsx
- 2025年度の評価結果一覧:https://www.nasva.go.jp/mamoru/download/Result_Excerpts_2025_j.pdf
- 次世代自動車振興センターの銘柄の一覧:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- 従来型のグレードと価格:https://www.mazda.co.jp/cars/passenger/cx-5_kf/grade/

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