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スズキ e ビターラは、インドのグジャラート工場で生産される、スズキ初のバッテリーEV(BEV)のSUVです。
価格は3,993,000〜4,928,000円(税込・補助金を引く前・2026年10月時点)で、物差しは平均3.8(採点した軸6/7)。補助金は年内(12月28日(月)まで)の登録で127万円、2027年1月1日〜2月1日は76.2万円(どちらも申請の受付が続いていれば。センターは12月上旬〜下旬の終了を見込む)、2月2日以降は今の制度の対象外です。
入口の値段は安い。ただ100kmの電気代は384.4円で、bZ4X・ソルテラより高くつきます。私の推しはXの価格と5.2mの小回りで、迷うべきはグレードより登録日のほうです。
この記事のポイント
- 物差しは平均3.8(採点した軸6/7)
- 100kmの電気代は384.4円
- 補助金は登録日で3段
30秒でわかる e ビターラ(2026年10月時点)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込・補助金を引く前) | 3,993,000〜4,928,000円(X 2WD・Z 2WD・Z 4WDの3グレード) |
| 一充電走行距離(WLTC) | X 2WD 433km・Z 2WD 520km・Z 4WD 472km |
| サイズ | 全長4,275×全幅1,800×全高1,640mm・最小回転半径5.2m |
| CARVELの物差し | 平均3.8(採点した軸6/7・X 2WDを補助金を引く前の価格で採点) |
| 4つの額(X 2WD) | 4,185,200円(補助金を引く前・5年5万kmの電気代込み・売る額0円)。年内の登録で127万円を引くと2,915,200円(申請の受付が続いていれば) |
| CEV補助金(どちらも申請の受付が続いていれば) | 127万円(2026年12月31日までの登録。年内に登録できる最後の日は12月28日(月))・76.2万円(2027年1月1日〜2月1日の登録) |
| 工場出荷の目処 | スズキは公表していない(2026年10月時点) |
| 電池の保証 | 新車登録から8年・走行160,000kmまで(期間内に容量劣化度が70%未満になった場合も保証) |
| 公的な安全評価 | JNCAP ★4(2026年度) |
| いまの車の売値 | 先に知るならMOTA車買取で概算査定額 |
価格はスズキの公式サイト、補助金の額は次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(令和8年10月30日現在)、電費と寸法はスズキの主要諸元表によります。諸費用を入れた総額はe ビターラの乗り出し価格の記事、値引きの数字の出どころはe ビターラの値引きの記事が詳しい。
公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日
e ビターラの評価:CARVELの物差しはX 2WDで平均3.8、補助金を引く前の価格で採点
いちばん安いX 2WDを公式の数字で7つの軸に当てると、平均は3.8(採点した軸6/7)。★5は電気代の1つで、★3は価格の3,993,000円と距離の433kmです。手に入る早さの軸は、スズキが工場出荷の目処を公表していないため採点していません。年内の登録で補助金127万円を引いた価格(申請の受付が続いていれば)で数えると、平均は4.0に上がります。

7軸の採点:★3・★5・★3・★4・★4・★4・—
| # | 軸 | 使った公式の数字(X 2WD) | ★ |
|---|---|---|---|
| 1 | 税込価格(国の補助金を引く前) | 3,993,000円(補助金なしの前提)。参考:年内の登録で1,270,000円を引くと2,723,000円で★4(申請の受付が続いていれば・年内の最後の登録日は12月28日(月)) | ★3 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり384.4円(WLTC 124Wh/km×31円/kWh) | ★5 |
| 3 | 1回で走れる距離 | WLTC 433km | ★3 |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.2m | ★4 |
| 5 | 悪路・雪道 | 4WDの設定あり(Z 4WD)・最低地上高185mm | ★4 |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP ★4(2026年度・試験車のグレードは公表なし) | ★4 |
| 7 | 手に入る早さ | —(スズキは工場出荷の目処を公表していない。見るのは工場出荷で、納車日ではない) | — |
| 平均 | 3.8(採点した軸6/7) |
電気代の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(2022年7月改定)です。軸1は補助金を引く前の3,993,000円で★3、平均は3.8。年内の登録で補助金127万円を引いた2,723,000円なら軸1は★4で平均4.0、2027年1月1日〜2月1日の登録で76.2万円を引いた3,231,000円でも★4です(どちらも申請の受付が続いていれば)。

軸7は採点していないので、7軸そろった車の平均とは単純に比べられません。「—」は低い評価という意味ではなく、公式の数字が無いという印です。★の境目はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)で、表は記事の最後にあります。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 でX 2WDを採点(公式の価格表と諸元表からの計算)
いちばん安いグレードのX 2WDの公式値を、物差し v1.1 の境目に当てはめて★にした結果です。価格は補助金を引く前の3,993,000円、電気代は31円/kWh。軸7は「—」とし、平均は残りの6軸で割っています。
★3の2軸:価格は補助金を引く前で3,993,000円、433kmは★4まであと67km
価格の軸は、補助金を引く前の3,993,000円が★4の「350万円以下」に49.3万円届かず、★3です。年内の登録で127万円を引いた2,723,000円(申請の受付が続いていれば)なら★4に上がります。
距離の軸は、X 2WDのWLTC 433kmが★4の「500km以上」に67km届きません。電池が61kWhのZ 2WDなら520kmで、この軸は★4に上がります。
Xにするか迷ったら、距離の87kmに495,000円を払うかどうかが分かれ目です。中身はグレードの差の章で見ていきます。
JNCAPの★4は2026年度の評価:予防安全A・衝突安全B
国土交通省の発表(2026年10月20日)で、e ビターラは自動車アセスメントの総合評価★4を受けました。5段階で上から2番目。内訳は予防安全性能がAランク、衝突安全性能がBランクで、事故自動緊急通報装置は先進型Ⅱです(ナスバの評価結果のページ)。
2026年度は、交差点での対二輪の場面などが試験に加わった年度。配点は年度で変わるので、前の年度の★5の車と星の数だけで上下を決めないほうがいい。
e ビターラの価格と4つの額:X 2WDは3,993,000円から
3グレードはX 2WD 3,993,000円・Z 2WD 4,488,000円・Z 4WD 4,928,000円で、CEV補助金は3グレードとも同じ額です。5年5万kmの電気代を足した4つの額は、補助金を引く前でX 2WDが4,185,200円。年内に登録できて127万円を引けば2,915,200円です(申請の受付が続いていれば。売る額0円)。

3グレードの価格:Xから+495,000円、4WDはさらに+440,000円
| グレード | 電池 | 税込価格 | WLTC | 1つ下との差 |
|---|---|---|---|---|
| X(2WD) | 49kWh | 3,993,000円 | 433km | — |
| Z(2WD) | 61kWh | 4,488,000円 | 520km | +495,000円 |
| Z(4WD) | 61kWh | 4,928,000円 | 472km | +440,000円 |
価格はスズキの e ビターラの価格・グレードのページの値(2026年10月時点)で、4WDはZにだけ設定があります。
追加料金がかからない色は、ブルーイッシュブラックパール4とスプレンディッドシルバーパールメタリックの2色。アークティックホワイトパールは+33,000円、2トーンルーフは+55,000円、アークティックホワイトパールに2トーンルーフを組み合わせると+88,000円かかります。

4つの額:払う額−戻る額+走る額−売る額
| 額(戻る額と実質は年内の登録で、申請の受付が続いていれば) | X 2WD | Z 2WD | Z 4WD |
|---|---|---|---|
| 払う額 | 3,993,000円 | 4,488,000円 | 4,928,000円 |
| 戻る額(年内の登録) | −1,270,000円 | −1,270,000円 | −1,270,000円 |
| 走る額(5年5万km) | +192,200円 | +203,050円 | +223,200円 |
| 売る額 | ?(いまの車の売却額。見積もりを取らないと埋まらない) | ? | ? |
| 実質(売る額0円) | 2,915,200円 | 3,421,050円 | 3,881,200円 |
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。走る額はWLTCの電費×5万km×31円/kWhで、X 2WDなら月3,203円です。戻る額は2026年12月31日までの登録の127万円(申請の受付が続いていれば)で、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)。
登録が2027年1月1日〜2月1日になると、受付が続いていれば戻る額は76.2万円で、どの列も508,000円増えます(X 2WDは3,423,200円)。2月2日以降の登録は今の制度の対象外で、差は1,270,000円(同4,185,200円)。
払う額は車両価格だけです。税金・自賠責・登録諸費用を足した11月登録の総額は、行ごとの内訳つきで乗り出し価格の記事にあります。
筆者の検証(2026年10月)|4つの額を3グレード×登録の3段で(公式の価格表と諸元表からの計算)
戻る額は次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(令和8年10月30日現在)、走る額は5万km×WLTCの交流電力量消費率×31円/kWhで、売る額は0円と置いた値です。色は追加料金のないもの、オプションなし。年25,000円の自動車税は含めていません。
売る額はいまの車で決まる
4つの額のうち、空いたまま残るのが売る額の行です。いまの車の値段は、年式と走行距離と状態で1台ずつ違う。下取りの額は新車の見積書で値引きと一緒に書かれやすいので、MOTA車買取で概算査定額を1つ持っておくと、下取りの行が高いのか安いのかを自分で比べられます。
2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)。申し込むと、上位3社からは電話で連絡が来ます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
CEV補助金には処分制限期間(4年)があるので、ここで売るのは「いまの車」の話。e ビターラを買ってすぐ手放す話ではありません。
グレードの差:XとZ、2WDと4WDで何が変わる?
XからZ 2WDへの+495,000円で増えるのは、電池(49kWh→61kWh)と87kmの距離、それに快適装備5点です。Z 4WDの+440,000円はリヤモーターと悪路向けの機能で、距離は48km縮みます。安全装備と寒冷地を考えた仕様は全車共通。

電池・距離・出力の差:49kWhと61kWh
| 項目 | X 2WD | Z 2WD | Z 4WD |
|---|---|---|---|
| 電池(総電力量) | 49kWh | 61kWh | 61kWh |
| 一充電走行距離(WLTC) | 433km | 520km | 472km |
| 電費(WLTC) | 124Wh/km | 131Wh/km | 144Wh/km |
| 最高出力 | 106kW | 128kW | 135kW(システム) |
| 最大トルク | 193N·m | 193N·m | 307N·m(システム) |
| 車両重量 | 1,700kg | 1,790kg | 1,890kg |
| 5年5万kmの電気代 | 192,200円 | 203,050円 | 223,200円 |
筆者の検証(2026年10月)|グレードの差の中身(X→Z 2WD・Z 2WD→Z 4WD)(公式の価格表と諸元表からの計算)
主要諸元表・主要装備表と価格表を突き合わせた差です。5年5万kmの電気代は31円/kWhで、Z 2WDはXより10,850円、Z 4WDはZ 2WDより20,150円多くかかります。
+495,000円で増えるもの:87kmと快適装備5点
Z 2WDで増える装備は、ナノイーX、IRカット機能付ガラスルーフ(サンシェード付)、運転席10WAYパワーシート、レザー調&ファブリックのシート表皮、Infinityの8スピーカー+サブウーハー(Xは4スピーカー)。どれも快適装備で、安全装備の差ではありません。
距離の差87kmで値段の差を割ると、1kmあたり5,690円。毎日の距離が短く、遠出が年に数回なら、私はXで足りると思います。ガラスルーフと8スピーカーに惹かれる人には、Zの495,000円は「装備代に87kmが付いてくる」くらいの見方がしっくりくる。
充電:車載6kW、急速90kWで約45分
普通充電の車載充電器は全車6kWで、付属の普通充電ケーブルを使うと約3kW(200V)になります。スズキのEV性能のページでは、残量警告灯が点いてから満充電までの目安は61kWhが6kWで約10.5時間・3kWで約22時間、49kWhが6kWで約8.5時間・3kWで約15時間です。
急速充電はCHAdeMOで、残量警告灯が点いてから80%までが90kWの充電器で約45分、50kWで約55分。Xを6kWで夜10時に挿せば、約8.5時間で朝7時前には終わる計算です。
Z 4WDの+440,000円:リヤ48kWと悪路の機能、距離は−48km
Z 4WDは後ろにも48kW・114N·mのモーターを持ち、システム最高出力は135kW、トルクは307N·mになります。その代わり、WLTCは520kmから472kmへ48km縮み、電費は131Wh/kmから144Wh/kmに増える。
雪道や未舗装路を走る日が冬に何度もあるなら、私はこの440,000円は払う価値があると考えます。そうでなければZ 2WDの520kmを取ったほうが、毎日の使い勝手に効く。

Xだと、安全装備は削られていませんか?



安全装備と寒冷地仕様は全車同じ。差は快適装備です。
サイズとほかのEVとの違い:入口は安く、電気代は高い
全長4,275mmで、最小回転半径は5.2m。補助金のあるbZ4X・ソルテラと同じ式で比べると、e ビターラは4つの額がこの3台で最も安く、100kmの電気代はこの3台で最も高くなります。


寸法:4,275×1,800×1,640mm、最低地上高185mm
全長4,275×全幅1,800×全高1,640mmで、ホイールベースは2,700mm。最低地上高は全車185mm、最小回転半径は全車5.2m、タイヤは225/55R18です。
全高1,640mmは、機械式の立体駐車場では高さの上限に掛かることがある数字。使う駐車場の上限を先に見ておきたいところです。
bZ4X・ソルテラと同じ式で比べる
| 項目 | e ビターラ X 2WD | bZ4X G FWD | ソルテラ ET-SS FWD |
|---|---|---|---|
| 税込価格 | 3,993,000円 | 4,800,000円 | 5,170,000円 |
| CEV補助金(年内の登録→2027年1月1日〜2月1日の登録) | 127万円→76.2万円(受付が続いていれば) | 130万円→78万円(同) | 129万円→77.4万円(同) |
| 4つの額(年内の登録で補助金を引き、申請の受付が続いていれば・売る額0円) | 2,915,200円 | 3,672,050円 | 4,055,150円 |
| 100kmの電気代 | 384.4円 | 344.1円 | 350.3円 |
| 一充電走行距離(WLTC) | 433km | 544km | 746km |
| 最小回転半径 | 5.2m | 5.6m | 5.6m |
| 4WDの最低地上高 | 185mm(全車同じ・4WDはZ 4WD) | 180mm | 210mm |
bZ4Xとソルテラの値は、bZ4Xの評価の記事とソルテラの評価の記事の値で、時点は2026年10月。
筆者の検証(2026年10月)|補助金のある3台を同じ4つの額で(公式の価格表と諸元表からの計算)
3台とも入口のグレードで、5年5万km・31円/kWh・売る額0円の同じ式にそろえた値です。bZ4Xとソルテラの価格と補助額も、各メーカーの公式と次世代自動車振興センターの表の値。
この3台の中では、e ビターラは入口が最も安く、100kmの電気代が最も高い車です。電費が124Wh/kmで、2台より電気を多く使うから。ただ5年5万kmの電気代の差は、bZ4Xと比べて20,150円。年内の登録で補助金を引いた4つの額(申請の受付が続いていれば)の差756,850円の3%ほどです。
距離あたりの値段で見ると、話は変わる。補助金を引く前の価格をWLTCの距離で割ると、ソルテラは1kmあたり6,930円、bZ4Xは8,824円、e ビターラは9,222円で、e ビターラがいちばん高くなります。年内の登録で補助金を引くと(申請の受付が続いていれば)、ソルテラ5,201円、e ビターラ6,289円、bZ4X 6,434円。週末に300km以上走る日が月に何度もあるなら、ソルテラの見積もりも1枚取っておきたいところです。
電池はリン酸鉄リチウムイオン、保証は8年16万km
電池は3グレードともリン酸鉄リチウムイオン(LFP)。スズキの保証は新車登録から8年、その期間内でも走行距離は160,000kmまでで、保証期間内に駆動用バッテリーの容量劣化度が70%未満になった場合も保証します。
外部給電は全車で使える。V2L・V2H(急速充電ポートを使う。機器は別売で、車両側の最大出力はDC9kW)と、車内のAC100V 1500Wのコンセント。停電のときに家へ電気を回すなら、V2Hの機器と工事の見積もりは別に取ることになります。
ガソリンのフロンクス、ほかのEVは別の記事で
同じスズキでガソリンのSUVと比べたいならフロンクスの評価、日産のEVならリーフの評価とアリアの評価が同じ物差しです。スズキの小さめのSUVから選ぶなら、クロスビーの評価も入口になります。



小さいのに電気代が高いのは、なぜですか?



電費が124Wh/km。2台より電気を多く使います。
いつ登録になるかで補助金が変わる:スズキは工場出荷の目処を出していない
スズキは e ビターラの工場出荷の目処を公表していません(2026年10月時点)。年内に登録できる最後の日は12月28日(月)で、2027年1月の登録にずれると、受付が続いていれば補助金は508,000円減り、2月2日以降なら1,270,000円の差です。
目処が無いとき、注文の前に聞く3つのこと
スズキの価格表の注記は「納期はボディーカラー・注文装備等により異なりますので、詳しくは販売会社にお問い合わせください。」。月数の目安は公式に出ていないので、年内に間に合うかどうかは販売店ごとに違います。
- この色とグレードの登録予定日を、注文書か見積書に書いてもらう
- その車が販売店の在庫の車か、これから工場に頼む車かを聞く
- 色やグレードを変えると、登録予定日が早まるかを聞く
答えの日付で、補助金がどの段に入るかが決まる。口頭の「たぶん年内」より、紙に書かれた日付のほうが頼りになります。
段の差は508,000円と1,270,000円、3グレードとも同じ
| 登録日 | CEV補助金(どちらの額も申請の受付が続いていれば) | X 2WDの4つの額(上の2段は同じ条件) | Z 2WD(同じ条件) | Z 4WD(同じ条件) |
|---|---|---|---|---|
| 12月28日(月)まで(2026年12月31日までの登録の区分) | 127万円 | 2,915,200円 | 3,421,050円 | 3,881,200円 |
| 2027年1月1日〜2月1日 | 76.2万円(受付が続いていれば) | 3,423,200円 | 3,929,050円 | 4,389,200円 |
| 2027年2月2日以降 | 今の制度の対象外(次の制度は未発表) | 4,185,200円 | 4,691,050円 | 5,151,200円 |
次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額(令和8年10月30日現在)で、3グレードの額は同じです。1月からの額は、年内の額より下がっています。
だから段の差も、グレードによらず508,000円と1,270,000円(受付が続いていれば)。XからZ 2WDへの差495,000円より、年内と1月の段の差のほうが大きくなります。


メモ用:登録日で変わる e ビターラの補助金(2026年10月時点)
・年内の登録は12月28日(月)まで:127万円(受付が続いていれば。運輸支局は12月29日〜1月3日閉庁)
・2027年1月1日〜2月1日の登録:受付が続いていれば76.2万円。年内より508,000円少ない
・2月2日以降の登録:今の制度の対象外で、年内との差は1,270,000円
・額は契約日ではなく登録日で決まる。スズキは工場出荷の目処を公表していない
・交付申請書は2027年2月12日必着。処分制限期間は4年
申請は2月12日必着、受付は12月上旬〜下旬に終わる見込み
今の制度(令和7年度補正)で補助の対象になるのは、2027年2月1日までの登録です。交付申請書は2月12日必着で、予算に達すると受付はそれより前に終わります(次世代自動車振興センターの最終期限のお知らせ・2026年10月9日)。
次世代自動車振興センターの見込み(2026年10月9日公表)では、申請受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる目処で、申請の状況で前後します。どの段の額も、受付が終わる前に申請できることが前提。補助金を受けた車には処分制限期間(保有義務)4年があり、期間内に売ると返納の対象になります。
段取り:登録日 → 値引き → いまの車の値段
順番は3つ。販売店に登録予定日を書いてもらって段を決める、車両本体と付属品の値引きを見積書の2行に分けてもらう、いまの車の値段を下取りと買取で比べる、です。値引きの数字の出どころと、値引きと段の差の大きさ比べはe ビターラの値引きの記事にあります。
段と値引きが決まれば、見積書で動く数字は下取りの行だけ。その行に入る値段を、販売店とは別に1つ持っておく。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
e ビターラの本音:推しはXの価格と5.2m、惜しいのは電気代と距離
推しはXの3,993,000円(補助金を引く前)と、5.2mの小回り。惜しいのは100kmの電気代384.4円とXの433km、それに工場出荷の目処が出ていないことです。家で充電できず、登録が2月2日以降になりそうなら、やめておきましょう。


推し:入口3,993,000円、5.2m、全車V2Hと寒冷地仕様
Xの3,993,000円(補助金を引く前)は、物差しの軸1で★3。年内の登録で127万円を引いた2,723,000円(申請の受付が続いていれば)なら★4で、補助金のある3台の中でも4つの額がいちばん下です。
5.2mの回転半径も、私の好きなところ。bZ4X・ソルテラの5.6mより0.4m小さく、狭い駐車場での切り返しの回数に効いてきます。V2L・V2H、AC100V 1500Wのコンセント、寒冷地での使用を考えた仕様が全グレードに付くのも、Xを選びやすくしている理由。
惜しい:電気代384.4円、Xは433km、出荷の目処が無い
正直に言うと、100kmの電気代384.4円は惜しい。物差しでは★5の範囲でも、bZ4X・ソルテラより高くつきます。Xの433kmも★3で、遠出の多い人には物足りない数字です。
もう1つは、工場出荷の目処が公表されていないこと。補助金が登録日で3段に分かれる時期に、月数の目安が無いのは買う側に不利だと思う。
新車の総額が予算を超えるなら、登録済み未使用車や中古車を探す道もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、中古車お探しサービスの利用は無料。希望する車の条件を入れると、提携先の中古車販売店ネクステージから電話で連絡が来る流れです。車の代金・諸費用はネクステージとの契約で別に払い、取り寄せには陸送費用もかかります。国のCEV補助金は、中古車は対象外です(次世代自動車振興センターの応募要領)。登録済み未使用車も新規登録ではないので、出ない見込み。
\ 希望条件に合う中古車を相談 /
車両代金・諸費用などは別途必要です
やめておけ:この3つに当てはまるなら、e ビターラは待つか別の車に
長い距離を走る日が多い人は、e ビターラをやめる前にZ 2WDの520kmを見てください。1つでも当てはまるなら、今年のうちに慌てて決める車ではありません。迷っているあいだにいまの車の値段を見ておけば、4つの額の最後の行まで数字で比べられます。
JNCAPの★4と、2026年4月のリコール
安全の数字は、JNCAP★4(2026年度)をそのまま受け止めればいい。★5ではありません。
国土交通省へのリコールの届出(2026年4月2日・届出番号5795)は、取扱説明書のチャイルドシートの適合表の誤りでした。i-Sizeの欄の誤記で、対象は242台、訂正シールで直します。在庫の車や登録済み未使用車を選ぶなら、車台番号で対象かを販売店に聞いておくと安心。



家で充電できるか。最初の分かれ目はそこです。
e ビターラのよくある質問
- eビターラの欠点は何ですか?
-
100kmの電気代が384.4円と、bZ4X・ソルテラより高いことです。Xの航続距離はWLTCで433kmで、工場出荷の目処も公表されていません(2026年10月時点)。
- eビターラは日本でいつ発売されましたか?
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2026年1月16日の発売です。発表は2025年9月16日で、生産はインドのグジャラート工場になります。
- なぜeビターラは安いのですか?
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車両価格が3,993,000円からと低く、CEV補助金も127万円あるからです(申請の受付が続いていれば)。補助金の額は2026年12月31日までの登録で、3グレードとも同じ。走る費用まで入れると100kmの電気代は384.4円で、安いのは入口の価格のほうです。
- eビターラの補助金はいくらですか?
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2026年12月31日までの登録で127万円、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)です。2027年1月1日〜2月1日の登録は76.2万円(どちらも申請の受付が続いていれば)になり、2月2日以降は今の制度の対象外。
- eビターラの自動車税はいくらですか?
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年25,000円で、購入の翌年度は概ね75%軽減されます(2028年3月31日までの新車登録)。重量税は免税です(2028年4月30日までの登録)。
- eビターラの安全性能の評価は?
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JNCAPの総合評価は★4(2026年度)。予防安全性能がAランク、衝突安全性能がBランクでした。
まとめ:e ビターラはXの3,993,000円を、登録日の段から決める車
e ビターラは3,993,000円から。物差しは平均3.8(採点した軸6/7)で、電気代が★5、価格と距離が★3です。補助金のある3台の中で、入口は最も安く、電気代は最も高い車になります。
- 価格はX 2WD 3,993,000円・Z 2WD 4,488,000円・Z 4WD 4,928,000円(2026年10月時点)
- 4つの額はX 2WDで2,915,200円・3,423,200円・4,185,200円(登録の3段。補助金を引く前は4,185,200円で、上の2つは申請の受付が続いていれば・売る額0円)
- 工場出荷の目処はスズキが公表していない。年内の登録は12月28日(月)まで
次の一歩:注文書に登録予定日を1行書いてもらう
販売店で見積もりを頼むとき、最初に「この色とグレードの登録予定日」を注文書か見積書に書いてもらってください。日付が分かれば、補助金の段は登録日の表で決まる。そのあとで値引きと下取りの話に進めば、順番を間違えずに済みます。
下取りの額は、値引きと同じ見積書の中で動く。判を押す前に買取の額を1つ見ておけば、その動きが見えます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
下取りと買取を分けて見る理由は下取りと買取の違い、査定サイトの選び方は一括査定サイトの比べ方が手がかりになる。
CARVELの物差し v1.1 の★の境目
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 税込価格(国の補助金を引く前) | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用(100km) | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 JNCAP | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:スズキ、国土交通省、ナスバ、次世代自動車振興センター、全国家庭電気製品公正取引協議会
時点:2026年10月。走りの感想・実際の電費・次の改良の時期は分かりません。
参考URL一覧
- 国土交通省の発表:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000575.html
- ナスバの評価結果のページ:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/274
- スズキの e ビターラの価格・グレードのページ:https://www.suzuki.co.jp/car/evitara/detail/
- スズキのEV性能のページ:https://www.suzuki.co.jp/car/evitara/performance_ev/
- 次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助額:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf
- 次世代自動車振興センターの最終期限のお知らせ:https://www.cev-pc.or.jp/notice/pdf/20261009_R7ho-cev_kigen-oshirase.pdf
- 次世代自動車振興センターの見込み:https://www.cev-pc.or.jp/notice/pdf/20261009_R7ho-cev_oshirase.pdf
- 国土交通省へのリコールの届出:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_005704.html

