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MX-30 ROTARY-EVは、ロータリーエンジンを発電機に使う、マツダのプラグインハイブリッドSUVです。
2026年10月時点のマツダの車種一覧で、MX-30はこの1タイプだけ。マイルドハイブリッドは2026年8月末、電気自動車の EV MODEL は2025年3月31日に生産を終えました。いま選べるのは、443万3,000円の Rotary-EV と498万3,000円の Natural Monotone の2つです。
CARVELの物差しは3.0(6つの軸を採点)。弱いのは悪路と燃料代です。5年5万kmの燃料代は、ガソリンだけで走ると691,234円、電気だけなら272,800円で、家で充電できるかどうかで約2.5倍の差になります。
私の本音を先に言います。家で充電できて、毎日の距離が電気で走れる107kmの内側に収まる人には、筋の通った1台です。充電できないなら、全長・全幅・ホイールベースが同じ CX-30 を先に比べたほうが、5年で出ていくお金は小さくなります。
この記事のポイント
- 物差し3.0、悪路は★1
- 充電しだいで燃料代2.5倍
- 補助金は登録日で決まる
30秒でわかる MX-30 ROTARY-EV(2026年10月時点)





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| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 価格(税込・2WD のみ) | Rotary-EV 4,433,000円/Natural Monotone 4,983,000円 |
| CARVELの物差し | Rotary-EV で3.0・採点した軸6/7(2026年12月31日までの登録で補助金84万円を引いた値札で採点。年内の登録は12月28日(月)まで、2月2日以降の登録はいまの制度の対象外) |
| 燃費と電気で走れる距離 | ハイブリッド燃料消費率 WLTC 15.4km/L・プラグインレンジ107km |
| 5年5万kmの燃料代 | ガソリンだけで走る:691,234円/電気だけで走る:272,800円 |
| CEV補助金 | 2026年12月31日までの登録で84万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円。額は登録日で決まり、2月2日以降の登録はいまの制度の対象外。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁で、年内に登録できる最後の日は12月28日(月) |
| 乗り出し(マツダ公式の見積り・11月登録) | Rotary-EV 4,549,840円/Natural Monotone 5,099,840円(補助金を引く前・オプションなし) |
| 工場出荷の目処 | 3〜4か月程度(2026年10月2日時点)。納車日ではない |
| 国の安全評価(JNCAP) | 評価を受けていない(2026年10月時点) |
| いまの車の売値 | 先に知るなら MOTA車買取の概算査定額 |
補助金を引いた総額と、注文日から見た登録の見込みはMX-30 ROTARY-EVの乗り出し価格の記事にまとめています。
価格・諸元・工場出荷の目処は、2026年10月時点のマツダ公式サイトのMX-30 ROTARY-EVの商品ページなどにある値です。
公開日:2026年10月30日 / 最終更新日:2026年10月30日
MX-30 ROTARY-EVの評価:CARVELの物差しは3.0、弱いのは悪路と燃料代(2026年10月時点)
最安の Rotary-EV で採点すると、平均3.0(6/7)。満タンで走れる距離は★5、小回りは★4と強めで、最低地上高130mmの悪路が★1、ガソリンで走ったときの燃料代が★2です。

7軸の採点:Rotary-EV は★3・★2・★5・★4・★1・—・★3





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| # | 軸 | 使った公式の数字・Rotary-EV | ★ |
|---|---|---|---|
| 1 | 補助金後の価格 | 4,433,000円−CEV補助金840,000円=3,593,000円(2026年12月31日までの登録。年内の登録は12月28日(月)まで。2月2日以降の登録は対象外) | ★3 |
| 2 | 走る費用 | 100kmあたり1,382.5円。15.4km/L×補助なしレギュラー212.9円/L | ★2 |
| 3 | 1回で走れる距離 | 50L×15.4km/L=770km・計算値 | ★5 |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径5.3m | ★4 |
| 5 | 悪路・雪道 | 2WD のみ・最低地上高130mm | ★1 |
| 6 | 公的な安全評価 | JNCAP の評価を受けていない(2026年10月時点) | — |
| 7 | 手に入る早さ | 工場出荷の目処3〜4か月程度(2026年10月2日時点)。長いほうの4か月で採点 | ★3 |
| 平均 | 3.0・6/7 |
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1・境目の表は記事の最後)。諸元はマツダの主要諸元表(2026年9月現在)、軸7は工場出荷時期目処のご案内の値で、工場を出る時期の目安です。納車の日ではありません。

軸2のレギュラーは、資源エネルギー庁の石油製品価格調査の10月26日調査(10月28日公表)の全国平均170.1円/Lに、その週の国の支給42.8円/Lを足した補助なしの212.9円/L。国の支給が入った店頭の170.1円/Lでも100kmあたり1,104.5円で、★2のままです。★3に届くのは、レギュラーが169.4円/L以下のとき。
筆者の検証(2026年10月)|物差し v1.1 で MX-30 ROTARY-EV を採点(最安の Rotary-EV と参考の6通り)(公式の価格表と諸元表からの計算)
2026年10月時点の公式の価格・主要諸元・工場出荷の目処と、次世代自動車振興センターの補助額を物差し v1.1 の境目で★にした結果です。燃料単価は10月26日調査の補助なしの値(212.9円/L)、電気は31円/kWh。
電気だけで走れば3.3、グレードと補助金の区分では動かない
電気だけで走る使い方なら、軸2は交流電力量消費率176Wh/km×31円/kWhで100kmあたり545.6円の★4になり、平均は3.3に上がります。物差しは充電しない前提で採点しているので、3.0は、いちばん条件の悪い使い方の点。充電できる家なら3.3です。
補助金が50.4万円になる2027年1月1日〜2月1日の登録でも、対象外になる2月2日以降の登録でも、軸1は★3のままで平均は3.0。Natural Monotone も補助金84万円を引けば3.0、補助金なしなら軸1が★2になり2.8です。
安全の軸は「—」:JNCAP の評価が無い
国の自動車アセスメント(JNCAP)の評価車種に、MX-30 は入っていません(2026年10月時点)。採点できない軸は空けておくのが物差しの決まりで、低い評価という意味ではありません。
その代わりに何が付いているかは、本音の章で全車標準の安全装備を並べます。
いまの MX-30 は ROTARY-EV だけ:2グレードの価格と5年の実質の額
2026年10月時点の値札は、Rotary-EV が4,433,000円、Natural Monotone が4,983,000円で、どちらも2WD(FF)の5人乗り。燃料代を足した5年5万kmの実質は、2026年内(12月28日(月)まで)の登録・充電しない使い方で Rotary-EV が4,284,234円です。
マイルドハイブリッドと EV MODEL は生産終了、2026年の諸元で変わったこと
中国新聞(2026年9月3日)によると、マイルドハイブリッドは8月末で生産を終え、MX-30 はプラグインハイブリッドだけになりました。記事が伝えるマツダの説明は「車外騒音規制への対応コストと販売状況を踏まえた」というもの。電気自動車の EV MODEL は、2025年3月31日に生産を終えています。
いまの主要諸元表(2026年9月現在)を2025年3月の版と並べると、違いは4つあります。値札は77,000円上がり、グレードは Modern Confidence と Retro Sports Edition が消えて2つに。WLTC の市街地モードは11.1km/Lから16.1km/Lに。実は総合の15.4km/Lは変わっていないので、「燃費が上がった」とまでは言えません。
4つ目は車外騒音の規制で、加速したときの音の上限が70dBから68dBの区分に変わりました。マイルドハイブリッドの生産終了の理由に中国新聞が挙げた「車外騒音規制への対応」を、ROTARY-EV は済ませたということです。ネットに残る「435万6,000円から」や Modern Confidence の名前は、2025年3月の版の価格とグレード。
2グレードの価格と、550,000円の差で付くもの





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| 装備 | Rotary-EV | Natural Monotone |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,433,000円 | 4,983,000円 |
| 360°ビュー・モニター、ブラインド・スポット・モニタリング、後退時・前進時の左右の接近車両の警報、ドライバー・モニタリング | 標準 | 標準 |
| アダプティブ・LED・ヘッドライト、クルージング&トラフィック・サポート、交通標識認識システム | — | 標準 |
| 本革巻ステアリング(ヒーター付き)、運転席10Wayパワーシート&メモリー、運転席と助手席のシートヒーター | — | 標準 |
| Bose サウンドシステム(12スピーカー)、自動防眩ルームミラー、アドバンストキーレス | — | 標準 |
| AC1500W/AC150W 電源 | 66,000円のメーカーオプション | 標準 |
装備の有無は主要諸元表(2026年9月現在)の値です。特別塗装色は、マシーングレープレミアムメタリックが両方のグレードで55,000円高、ソウルレッドクリスタルメタリックの2トーンは Natural Monotone だけで110,000円高。

Rotary-EV に電源のオプションを足すと4,499,000円で、差は484,000円まで縮みます。高速を月に何度も走るなら、クルージング&トラフィック・サポートとアダプティブ・LED・ヘッドライトの付く Natural Monotone。街乗りが中心なら、私は Rotary-EV に電源の66,000円を足すほうを選びます。
4つの額:払う・戻る・走る・売る(5年5万km)


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| グレード・使い方 | 払う額 | 戻る額 | 走る額・5年5万km | 実質・売る額0円 |
|---|---|---|---|---|
| Rotary-EV・充電しない | 4,433,000円 | 840,000円 | +691,234円 | 4,284,234円 |
| Rotary-EV・電気だけ | 4,433,000円 | 840,000円 | +272,800円 | 3,865,800円 |
| Natural Monotone・充電しない | 4,983,000円 | 840,000円 | +691,234円 | 4,834,234円 |
| Natural Monotone・電気だけ | 4,983,000円 | 840,000円 | +272,800円 | 4,415,800円 |
戻る額は、2026年12月31日までの登録の CEV補助金84万円。補助額は登録日で決まり、2027年1月1日〜2月1日の登録なら50.4万円で、実質は336,000円上がります。2月2日以降の登録はいまの制度の対象外で、840,000円上。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)です。
実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額。走る額は、充電しない場合が WLTC 15.4km/L と補助なしのレギュラー212.9円/L、電気だけの場合が176Wh/km と31円/kWh で出した5年5万km分です。オプションと諸費用は入れていません。
筆者の検証(2026年10月)|2グレードの4つの額と、電気で走る割合ごとの5年の燃料代(公式の価格表と諸元表、次世代自動車振興センターの補助額からの計算)
2026年10月時点の公式の税込価格と WLTC の値に、10月26日調査の補助なしのレギュラー単価と31円/kWh をかけた5年5万kmの額です。売る額は0円、オプションと諸費用は入れていません。
スクショ用:MX-30 ROTARY-EVの4つの額(2026年10月時点)
・払う額:Rotary-EV 4,433,000円/Natural Monotone 4,983,000円(差550,000円)
・戻る額:2026年12月31日までの登録で840,000円、2027年1月1日〜2月1日の登録で504,000円、2月2日以降の登録は0円(いまの制度の対象外)。年内に登録できる最後の日は12月28日(月)
・走る額(5年5万km):充電しない691,234円/電気だけ272,800円。1kmあたり13.82円と5.46円
・実質(年内の登録・売る額0円):Rotary-EV 4,284,234円〜3,865,800円
埋まらないのは売る額の1行だけで、ここはいまの車の値段で決まります。2026年10月時点のMOTAの公式ページによると、最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)まで。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料です。申し込むと、高い査定を出した上位3社(最大)から電話が来ます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
燃費は悪いのか:電気で走る割合で、5年の燃料代は69万円から27万円まで動く
ガソリンだけで走ると1kmあたり13.82円、電気だけなら5.46円。5年5万kmでは691,234円と272,800円で、約2.5倍の差です。「燃費が悪い」は、充電しないで使ったときの話といえます。燃費が悪い、は半分だけ本当。

ガソリンで走ると15.4km/L、電気で走ると176Wh/km
主要諸元表(2026年9月現在)のハイブリッド燃料消費率は WLTC 15.4km/L。内訳は市街地16.1・郊外14.8・高速15.5km/Lで、高速でも大きく落ちない並びです。
電気で走ったときの交流電力量消費率は176Wh/km(市街地165・郊外162・高速190Wh/km)。こちらは高速がいちばん多く食う、逆の並び。どちらも国土交通省審査値で、実際の値は走り方と気温で変わります。
電気で走る割合ごとの5年の燃料代


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| 電気で走る割合 | 5年5万kmの燃料代 | 1か月あたり |
|---|---|---|
| 0%(充電しない) | 691,234円 | 11,521円 |
| 25% | 586,625円 | 9,777円 |
| 50% | 482,017円 | 8,034円 |
| 75% | 377,408円 | 6,290円 |
| 100%(電気だけ) | 272,800円 | 4,547円 |
ガソリンは補助なしのレギュラー212.9円/L、電気は31円/kWh で出した額です(2026年10月時点)。国の支給が入った店頭の170.1円/Lで計算すると、0%の行は552,273円まで下がります。

満充電1回の電気代は、一充電消費電力量17.30kWh×31円/kWhで536.3円。それで107km走れる計算で、同じ107kmをガソリンで走ると1,479.2円かかります。1回の充電で浮くのは約943円。年1万km走る人なら、全部を電気にできたときの差は1年で約8.4万円(13.82円−5.46円×1万km)です。
充電できないなら、比べる相手は CX-30
家で充電できない人の燃料代は、表の0%の行です。この条件で、同じ全長・全幅の CX-30 の最安グレード 20C(2WD)と4つの額を並べると、2026年内(12月28日(月)まで)の登録でも MX-30 の Rotary-EV が987,135円上になります。
電気だけで走れる人でも差は568,701円。補助金が対象外になる2月2日以降の登録で充電しない使い方なら、1,827,135円まで開きます。CX-30 の4つの額の中身はCX-30の評価の記事にある表のとおりです。
正直に言うと、「燃費が悪いから」でこの車を外すのは早いと私は思っています。外す理由になるのは、充電できないことのほう。ここが自分の家でどうなるかが、この車を選ぶかの半分を決めます。

燃費が悪いって聞いて、ずっと迷っていました



充電しなければ15.4km/L。充電できれば1kmの額は4割ほどです
補助金の区分が1つずれると33.6万円、対象外なら84万円。その穴をいまの車の売値で埋められるかは、査定額を見るまで分かりません。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
ロータリーは発電機:電気で107km、満タンで770km(計算値)、充電と給電
エンジンは走るためではなく、発電に使います。電池17.8kWhの電気で107km、50Lのレギュラーを満タンにすると WLTC の燃費で770km走れる計算です。急速充電(CHAdeMO)と、V2L・V2H の給電にも対応しています。
エンジンは発電に使う:0.830Lの1ローターと125kWのモーター
マツダは MX-30 ROTARY-EV を「ロータリーエンジンを発電機として搭載したPHEV」と説明しています。主要諸元表では、8C-PH 型のロータリーエンジンが0.830L×1ローターで53kW、走らせるモーターは125kW・260N·m。


燃料は無鉛レギュラーで、ハイオクの指定はありません。発売は2023年11月で、いまの2グレードは2026年9月現在の諸元表の車です。
電気で107km、満タンで770km(計算値)
国土交通省審査値のプラグインレンジは107km。高速が多い日は、公式の高速の電費190Wh/kmで数えると一充電17.30kWhで91km前後です。毎日の往復がこの内側なら、家で充電してガソリンをほとんど使わない走り方もできます。
満タンの770kmは、タンク50L×WLTC 15.4km/Lで出した計算値です。電池の107kmは足していないので、充電して出かければ給油までの距離はもう少し延びます。実際の距離は気温やエアコン、走り方で変わる点は覚えておきたいところ。
急速充電と普通充電、V2L・V2H、AC1500W 電源
全車に急速充電(CHAdeMO 規格)と普通充電のポートが付き、3kW の普通充電ケーブルは標準装備です。V2L・V2H(車から家や家電へ電気を出す機能)にも対応しています。


車内のコンセントから使える AC1500W/AC150W の電源は、Natural Monotone が標準、Rotary-EV は66,000円のメーカーオプション。キャンプや停電のときに家電を使いたい人は、Rotary-EV でもここは付けておくのが私のおすすめです。



家に充電の設備が無くても乗れますか?



乗れます。ただ、そのときの燃料代は、さっきの表の0%の行です
CX-30 との違いとライバルの並び:寸法はほぼ同じ、違うのは地上高と駆動と値札
全長・全幅・ホイールベースは CX-30 と同じ。違うのは全高・最低地上高・4WD の有無で、値札は CX-30 20C より1,793,000円上です。物差しは CX-30 の3.9に対して3.0。
同じ全長・全幅、違うのは全高・地上高・駆動






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| 項目 | MX-30 ROTARY-EV | CX-30 |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,395×1,795×1,595mm | 4,395×1,795×1,540mm |
| ホイールベース | 2,655mm | 2,655mm |
| 最低地上高 | 130mm | 175mm |
| 最小回転半径 | 5.3m | 5.3m |
| 駆動 | 2WD(FF)のみ | 2WD・4WD |
MX-30 はマツダの主要諸元表と商品ページ(2026年10月時点)、CX-30 は CARVEL の CX-30 の記事に載せた公式の値です。全高は MX-30 のほうが55mm高く、最低地上高は45mm低い。


値札は CX-30 20C より1,793,000円上、補助金を引くと953,000円上
Rotary-EV の4,433,000円から CX-30 20C の2,640,000円を引くと、差は1,793,000円。2026年12月31日までの登録で補助金84万円を引けば953,000円まで縮みます(年内に登録できる最後の日は12月28日(月)、2月2日以降の登録はいまの制度の対象外、額は登録日で決まる)。
この差で手に入るのは、電気で107km走れることと、家に電気を出せること。燃料代の差を足した5年の比べ方は、前の章の「充電できないなら」で並べたとおりです。
物差しの並び:CX-30・CX-60・CX-80・アウトランダーPHEV・リーフ






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| 車 | 物差しの平均 | 記事 |
|---|---|---|
| MX-30 ROTARY-EV(Rotary-EV) | 3.0(6/7) | この記事 |
| CX-30(20C 2WD) | 3.9(7/7) | CX-30の評価 |
| CX-60(25S L Package 2WD) | 3.6(7/7) | CX-60の評価 |
| CX-80(XD Drive Edition 2WD) | 3.3(7/7)。PHEV は3.0 | CX-80の評価 |
| アウトランダーPHEV(M) | 3.6(7/7) | アウトランダーPHEVの評価 |
| 日産 リーフ(B5 S) | 3.7(6/7) | リーフの評価 |
物差しはCARVELの各記事の値です。採点した軸の数や燃料単価の週が記事ごとに違い、MX-30 とリーフは安全評価の軸を採点していない6/7なので、平均は単純に比べないでください。
同じマツダのプラグインハイブリッドは、CX-60 と CX-80 にもあります。CX-60 の全長は4,740mm、CX-80 は4,990mm。MX-30 の4,395mm より35〜60cm長く、値札も一段上です。5人乗りで小さめの車体を選ぶなら MX-30、荷物や人数が多いなら、CX-60・CX-80 の記事の表と並べてみてください。
本音:買う前に知っておきたいこと
推しは、電気で107km走れて家に電気を出せることと、満タン770km(計算値)。惜しいのは、最低地上高130mmで4WD が無いことと、充電しないときの燃料代です。JNCAP の評価が無いことも、先に知っておいてください。
JNCAP の評価を受けていない(2026年10月時点)
国の自動車アセスメント(JNCAP)を行う NASVA の評価車種に、MX-30 はありません(2026年10月時点)。評価を受けていないという事実で、安全性が低いという意味ではありません。
欧州の Euro NCAP は、2020年に電気自動車(EV)の MX-30 を試験して★5としました。マツダ英国の発表(2023年3月9日)によると、この結果は2023年3月、欧州の ROTARY-EV(e-Skyactiv R-EV)にも当てはめられています。ROTARY-EV そのものを衝突させた試験の結果ではありません。
全車標準の安全装備は、360°ビュー・モニター、ブラインド・スポット・モニタリング、後退時と前進時の左右の接近車両の警報、ドライバー・モニタリング(主要諸元表・2026年9月現在)。数字の評価が欲しい人は、評価のある CX-30 や CX-80 と比べる手もあります。
最低地上高130mm・2WD だけ・後席はフリースタイルドア
最低地上高は130mmで、CX-30 の175mmより45mm低い。4WD の設定は無く、物差しの悪路は★1です。寒冷地仕様は設定が無く、主要諸元表は「全車寒冷地を考慮した仕様」としています。
後席のドアは、全車フリースタイルドア(観音開き)。乗り降りのしかたが前ヒンジの4ドアと違うので、後ろに人を乗せることが多い家は、展示車で一度開け閉めしてから決めたい。ここは必ず触って。


工場出荷の目処は3〜4か月、CX-30 2.0 の2倍以上
マツダの工場出荷時期目処のご案内(2026年10月2日時点)で、MX-30 は「3~4ヶ月程度」。同じ一覧の CX-30 の2.0Lガソリンは「1~1.5ヶ月程度」なので、その2倍以上かかります。
工場を出てから登録と納車があり、補助金は登録日で額が決まる。この車では、出荷の目処が補助金の額にそのまま響きます。
買い方とタイミング:補助金は登録日、工場出荷の目処、いまの車を売る
補助金の額は注文日ではなく登録日で決まります。工場出荷の目処は3〜4か月なので、販売会社に「この車の登録予定日」を先に聞き、そのあとで値引きと下取りの話に進むのが近道です。


補助金84万円は2026年12月31日までの登録、年内の登録は12月28日(月)まで
MX-30 ROTARY-EVの CEV補助金は、2026年12月31日までの登録(年内の登録は12月28日(月)まで)で84万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円(2026年10月21日の経済産業省の見直し)。2グレードとも同じ額で、次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額(別表1・令和8年10月28日現在)の値です。
額は契約日ではなく登録日で決まります。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)。いまの制度(令和7年度補正)で対象になるのは2027年2月1日までの登録で、2月2日以降の登録は対象外です(次の制度は未発表)。申請書は2月12日必着で、予算に達すると受付が先に終わります。経済産業省は、申請受付の終了を2026年12月上旬〜下旬と見込んでいます(2026年10月9日時点)。
処分制限期間(保有の義務)は、自家用が4年、貸自動車業用が3年(別表1)。目処どおりに数えると、11月1日に注文した車の工場出荷は2027年2月1日〜3月1日ごろの計算です。ただし、マツダの案内には「販売会社によっては、1ヶ月以内に出荷可能なものがある場合もございます」ともあります。84万円の区分に入れるかは、12月28日(月)までに登録できる車が販売会社にあるかしだいで、聞いてみないと分かりません。注文日ごとの見込みは乗り出し価格の記事の表にあります。
値引きと乗り出し:販売価格は販売会社が決める
マツダのグレード・価格のページには、「価格については販売会社が独自に定めております」とあります。値引きの額も、見積書の諸費用も、最後は販売会社ごとの数字です。
値引きの申告の実態と交渉の順番はMX-30 ROTARY-EVの値引きの記事、2グレードの乗り出し総額と残クレの公式の例は乗り出し価格の記事にまとめています。
新しい注文の出荷の目処が予定に合わないなら、中古車の在庫から探す手もあります。2026年10月時点のズバット車販売の公式ページによると、中古車お探しサービスは無料で、希望の車の情報を入力したあとは連絡を待つ流れです。車両のお取り寄せには陸送費用が別途かかります。中古車は CEV補助金の対象外です。
\ 希望条件に合う中古車を相談 /
車両代金・諸費用などは別途必要です
いまの車は、下取りと買取を分けて見積もる
下取り額が値引きと同じ見積書に入ると、どちらがいくら効いているのか読めなくなります。補助金の区分で数十万円が動く車なので、いまの車の値段は見積書の外にもう1つ持っておきたい。
先に
MX-30 ROTARY-EVのよくある質問
- MX-30は電気自動車ですか?
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いまの MX-30 はプラグインハイブリッドの ROTARY-EV だけです(2026年10月時点)。電気自動車の EV MODEL は2025年3月31日に生産を終えました。
- MX-30 ROTARY-EVはロータリーエンジンで走るの?
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ロータリーエンジンは発電に使い、走らせるのはモーターです。マツダは「ロータリーエンジンを発電機として搭載したPHEV」と説明しています。
- MX-30 ROTARY-EVは電気だけで何km走りますか?
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プラグインレンジは107kmです。国土交通省審査値で、実際の距離は気温や走り方で変わります。
- MX-30 ROTARY-EVに4WDはありますか?
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ありません。2グレードとも2WD(FF)で、最低地上高は130mm。
- MX-30 ROTARY-EVの補助金はいくら?
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CEV補助金は2026年12月31日までの登録で84万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円です。額は登録日で決まり、2月2日以降の登録はいまの制度の対象外。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)になります。
- MX-30のマイルドハイブリッドはもう新車で選べない?
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選べません。2026年8月末で生産を終え、2026年10月時点ではマツダの車種一覧からも見積りの車種からも外れています。
まとめ:MX-30 ROTARY-EVは「家で充電できるか」で決まる
MX-30 ROTARY-EV は、2026年10月時点で MX-30 として選べるただ1つのタイプで、ロータリーで発電するプラグインハイブリッドです。物差しは3.0で、満タン770km(計算値)と小回り5.3mが強く、悪路★1と充電しないときの燃料代★2が弱い。
- 2026年10月時点の値札は Rotary-EV 4,433,000円・Natural Monotone 4,983,000円、2WD のみ
- 5年5万kmの燃料代は、充電しないと691,234円、電気だけなら272,800円
- 補助金は登録日で決まり、2026年12月31日までの登録で84万円(年内の登録は12月28日(月)まで)、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円、2月2日以降の登録はいまの制度の対象外。工場出荷の目処は3〜4か月程度



燃費の評判より先に、家の駐車場でコンセントが使えるかを見てください
次の一歩
今週中に、家の駐車場にコンセントを付けられるかを1本の問い合わせで確かめてください。集合住宅なら管理会社か大家さんに「駐車場に200Vのコンセントを付けられるか」、戸建てなら電気工事店に「分電盤に充電用の回路を1つ足せるか」。付けられるなら次は販売会社で登録予定日を聞く番、付けられないなら CX-30 の記事の4つの額と並べます。
候補に残ったら、あとは総額のうちいくらを手元のお金で払うか。いまの車の値段が分かれば、その線が引けます。
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CARVELの物差し v1.1 の★の境目














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| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 走る費用・100km | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 最低地上高 | 4WD・210mm以上 | 4WD・180mm以上 | 4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 国の安全評価 JNCAP の星 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
出典:マツダ、次世代自動車振興センター、経済産業省、資源エネルギー庁、NASVA、中国新聞
時点:2026年10月。走りの感想・発電の音・実際の燃費と電費・充電にかかる時間・次の改良の有無と時期は分かりません。
参考URL一覧
- MX-30 ROTARY-EVの商品ページ:https://www.mazda.co.jp/cars/passenger/mx-30/
- 主要諸元表(2026年9月現在):https://www.mazda.co.jp/content/dam/mazda/official/mazda-co-jp/cars/mx-30/common/pdf/mx-30_specification_202607.pdf
- 工場出荷時期目処のご案内:https://www.mazda.co.jp/cars/info/1/
- 資源エネルギー庁の石油製品価格調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html
- 中国新聞(2026年9月3日):https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/889482
- マツダ英国の発表(2023年3月9日):https://www.insidemazda.co.uk/?p=14747
- 次世代自動車振興センターの銘柄ごとの補助金交付額(別表1・令和8年10月28日現在):https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf

