ティグアンの評価|498.2万円から、ディーゼル差76万円は燃料代で戻らず

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フォルクスワーゲン ティグアンの評価の記事のアイキャッチ。公式写真のティグアンが走る様子を斜め前から写した背景に、「ティグアンの評価は物差し3.0」というタイトルを載せた
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フォルクスワーゲン ティグアンは、5人乗りのミドルサイズSUVです。いま注文できるのは3代目の6グレードで、498.2万円から。

入口の値段は、同じ価格帯の輸入SUVと並べるといちばん低い所にあります。ただ、ディーゼルの4WD、R-Line と上がるほど価格の幅は171.5万円まで開き、内装のパッケージを足せばさらに49.5万円乗る。口コミの「価格」の点が低いのは、この広がり方のせいだと私は見ています。

総額の内訳はティグアンの乗り出し価格の記事、値引きと公式の支援はティグアンの値引きの記事が受け持ちます。

この記事のポイント

  • 物差しは平均3.0(5/7軸)
  • 10月30日に全グレード+3.3万円
  • ディーゼルの+76万円は燃料代で戻らない
  • 比べた輸入SUV4車より入口が安い
  • 日本の価格表にPHEVは無い

30秒でわかるフォルクスワーゲン ティグアン(2026年10月時点)

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項目数字
価格(税込)4,982,000円(eTSI Active)〜6,697,000円(TDI 4MOTION R-Line)。2026年10月30日の改定後
4つの額で見た実質5,699,308円(eTSI Active・5年5万kmの燃料代込み・いまの車の売値0円とした場合)
燃費(WLTC)eTSI 15.6km/L(無鉛プレミアム)・TDI 15.1km/L(軽油)
サイズ全長4,545×全幅1,840×全高1,655mm(R-Line は4,540×1,860×1,655mm)・5人乗り
納期公式の目処の公表なし
PHEV・EV日本の価格表になし
CARVELの物差し3.0(7軸のうち5軸を採点)
いまの車の売値先に知るならMOTA車買取で概算査定額

価格はフォルクスワーゲン ジャパンの Tiguan プライスリスト(2026年10月30日の改定後)によります。諸元は主要諸元表(2025年28週以降生産車両)の値です。

公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日

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目次

ティグアンの評価:CARVELの物差しは平均3.0(5/7軸)

CARVELの物差しは、7軸のうち5軸で採点して平均3.0です。採点したのは最安の eTSI Active。1回で走れる距離が★5、安全評価が★4で、走る費用の★1が足を引っぱっています。

ティグアンの運転席とセンターディスプレイ
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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#軸ティグアン eTSI Active の公式の数字★ひとこと
1税込価格(補助金を引く前)4,982,000円(CEV補助金の対象外)★2500万円を切る入口
2走る費用100kmあたり1,434.6円(WLTC 15.6km/L・ハイオク)★1境目を34.6円超えた
31回で走れる距離936.0km(タンク60L×15.6km/Lの計算値)★5給油の回数は少ない
4取り回し最小回転半径5.4m★3このクラスの真ん中
5悪路・雪道4WDあり(TDI 4MOTION)・最低地上高は公式の記載なし—採点を見送り
6公的な安全評価自動車安全性能2025で総合★4★4星は1つ届かず
7手に入る早さ—(公式の目処の公表なし)—販売店で聞く項目
平均3.0(5/7)

基準はCARVELの全記事で共通(物差し v1.1)。★の境目は記事の末尾に載せています。採点した軸が5つなので、7軸すべてを採点した車種の平均とは単純に比べないでください。

ティグアン eTSI Active の7軸の採点:1回で走れる距離が★5、公的な安全評価が★4、取り回しが★3、価格が★2、走る費用が★1で、悪路・雪道と手に入る早さは公式の値が無く採点なし。平均は3.0(5/7)
出典:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト(2026年10月時点)

筆者の検証(2026年11月)|CARVELの物差し(v1.1)でティグアン eTSI Active を採点(フォルクスワーゲン ジャパンのプライスリストと主要諸元表、NASVA の評価結果一覧の値を物差しの基準に当てた計算)
最安グレード eTSI Active の公式値を物差しの帯に当てると、軸1★2・軸2★1・軸3★5・軸4★3・軸6★4で、平均3.0(採点した軸5/7)。軸5は4WDの設定があるものの、主要諸元表に最低地上高の行が無いので空欄、軸7は公式の納期の目処が無いので空欄です。燃料単価は資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査)をもとにした補助なしのハイオク223.8円/L。参考までに TDI 4MOTION Active は100kmあたり1,341.1円、1回で走れる距離は921.1km(タンク61L×15.1km/Lの計算値)。数字は2026年10月時点の公表値からの計算です。

走る費用の★1は、ハイオクの単価で決まった

軸2の境目は100kmあたり1,400円。eTSI Active は1,434.6円で、34.6円だけ超えて★1になりました。

WLTC 15.6km/Lという燃費は悪くありません。重くしているのは無鉛プレミアム指定のほう。単価は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査(2026年10月26日調査)の全国平均181.0円/Lに、その週(10月22日〜28日)の国の支給単価42.8円/Lを足した補助なしの223.8円/Lです。補助が続いている間の店頭の価格なら、走る費用はこの表より2割ほど軽くなります。

軸5と軸7が空いている理由

ティグアンには4WD(TDI 4MOTION)がありますが、3代目の主要諸元表と寸法図に最低地上高の数字が載っていません。2代目の数字を当てはめることはしないので、軸5は「—」。低い評価という意味ではない。

軸7の納期も、車種ページ・プライスリスト・発表資料のどこにも月数がありません。安全評価は国土交通省とNASVAの自動車アセスメントの「自動車安全性能2025」(2025年度の評価・令和8年5月28日時点の一覧)で、Tiguan は総合★4(得点率85%)です。

いま注文できるティグアン:6グレードと10月30日の値上げ

いまのティグアンは、2024年11月19日に日本で発売された3代目です。注文できるのはガソリンの eTSI と、ディーゼルの TDI 4MOTION の各3グレード。2026年10月30日に6グレードとも33,000円上がりました。

ティグアンの前席
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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グレード価格(税込)エンジン駆動WLTC燃費
eTSI Active4,982,000円1.5L ガソリン(マイルドハイブリッド)前輪駆動15.6km/L
eTSI Elegance5,617,000円同上前輪駆動15.6km/L
eTSI R-Line6,047,000円同上前輪駆動15.6km/L
TDI 4MOTION Active5,742,000円2.0L ディーゼル4MOTION(フルタイム4WD)15.1km/L
TDI 4MOTION Elegance6,377,000円同上4MOTION(フルタイム4WD)15.1km/L
TDI 4MOTION R-Line6,697,000円同上4MOTION(フルタイム4WD)15.1km/L

変速機は6グレードとも7速DSG。eTSI は無鉛プレミアム、TDI は軽油です。価格に付属品・税金(消費税を除く)・保険料・登録の諸費用は入らず、リサイクル料金も別にかかります。

筆者の検証(2026年11月)|6グレードの価格の段差と、2026年10月30日の改定・発売時からの動き(フォルクスワーゲン ジャパンのプライスリスト(改定後)・2026年10月30日の発表の新旧価格の表・2026年1月1日現在の価格表・発売時の価格の報道からの計算)
2026年10月30日の改定で、6グレードとも+33,000円。発売時(2024年11月19日)の価格と比べると、eTSI Active は+111,000円、TDI 4MOTION R-Line は+165,000円です。同じエンジンの中の段差は、Active→Elegance が eTSI・TDI とも+635,000円、Elegance→R-Line が eTSI +430,000円・TDI +320,000円。同じ装備の段の TDI と eTSI の差は Active・Elegance で+760,000円、R-Line で+650,000円になります。最安と最上の差は1,715,000円。数字は2026年10月時点の公表値からの計算です。

10月30日に全グレード+33,000円

フォルクスワーゲン ジャパンの2026年10月30日の発表では、対象は「Tiguan(2026年36週以降生産車両)」。VW Connect のナビ関連・リモート機能の無償期間が2年から10年に延び、それに合わせて価格が改められました。変更を受けた車は「2026年11月以降、順次導入する予定」とされています。

改定前のメーカー希望小売価格は4,949,000円〜6,664,000円。36週より前に作られた車は在庫だけになり、その販売価格は販売店ごとです。在庫車を勧められたときの聞き方はティグアンの値引きの記事にまとめています。

PHEV の eHybrid は、日本の価格表に無い

eTSI はマイルドハイブリッドで、外から充電はできません。外部から充電するプラグインハイブリッドの「eHybrid」はどうか。2026年1月1日現在の価格表にも、10月30日の改定後のプライスリストにも、ティグアンの eHybrid(PHEV)の行は無い。同じ価格表のパサートには eHybrid が載っているので、日本向けの掲載内容は車種によって異なります。

欧州の発表では、ティグアンは内燃エンジンとハイブリッドの両方で売られる車です。ただ日本の価格表を正とすると、2026年10月時点でティグアンの PHEV は選べません。

補助金と減税は、どのグレードも対象外

EV と PHEV が無いので、国の CEV補助金はどのグレードも0円です。EV・PHEV の自動車税を軽くするグリーン化特例も、東京都の ZEV 導入促進税制も関係しません。

重量税のエコカー減税も外れます。日本自動車輸入組合(JAIA)の対象車の一覧(2026年10月27日更新)で、フォルクスワーゲンの名前はガソリン車・クリーンディーゼル車の欄に無いためです。税と自賠責を足した総額はティグアンの乗り出し価格の記事で6グレードとも計算しています。

次のティグアンは? ID. Tiguan と PHEV

EV の「ID. Tiguan」は2026年10月9日に世界初公開され、欧州で2027年初頭に導入される予定です。日本への導入は、2026年10月時点で発表されていません。

ID. Tiguan は欧州で2027年初頭

フォルクスワーゲン ジャパンが出した発表の日本語訳(2026年9月28日・10月9日)では、ID. Tiguan は ID.4・ID.5 の後継。「内燃エンジンおよびハイブリッド システムを搭載した『Tiguan』と並行して販売されます」とあります。

つまり、ガソリンとディーゼルのティグアンが EV に置き換わるわけではないのだろう。日本の価格も時期も書かれていないので、ここで予想はしません。

3代目は2代目から何が変わったか

空気抵抗係数は0.33から0.28に下がりました(欧州仕様車で計測)。ボディは全長4,545mm、ホイールベース2,680mm、荷室652Lです。2代目のどの年式と比べるかで差の読み方が変わるので、細かい比較はティグアンのサイズの記事に任せます。

待つか、いま買うか

待つ理由になるのは、EV か PHEV でなければ困る人だけ。どちらも日本の発表は無く、いつ来るかは分かりません。

いまの車の車検が近いなら、待つ間の車検代と、いまの車の売値を先に並べておくと判断が速い。売値の目安はMOTA車買取の概算査定額で1つ持っておけます。

ガソリンかディーゼルか:76万円の差は燃料代では戻らない

同じ Active で、TDI 4MOTION は eTSI より760,000円高い。5年5万km走っても、燃料代で戻るのは46,778円だけです。ディーゼルを選ぶ理由は、4WDと DCC Pro。燃費ではありません。

ティグアンのステアリングコラム右側のシフトレバー
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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項目eTSI ActiveTDI 4MOTION Active差
価格(税込)4,982,000円5,742,000円+760,000円
駆動前輪駆動4MOTION(フルタイム4WD)—
出力110kW(150PS)・250N・m+モーター13.5kW(18PS)142kW(193PS)・400N・m—
車両重量1,600kg1,750kg+150kg
DCC Proなし(eTSI は R-Line だけ標準)標準—
100kmあたりの燃料代1,434.6円(ハイオク223.8円/L)1,341.1円(軽油202.5円/L)−93.5円
5年5万kmの燃料代717,308円670,530円−46,778円
実質(4つの額・売る額0円)5,699,308円6,412,530円+713,222円

軽油の単価202.5円/Lも、ハイオクと同じ調査の全国平均159.7円/Lに支給単価42.8円/Lを足した補助なしの値です。

筆者の検証(2026年11月)|6グレードの4つの額(払う・戻る・走る・売る)を5年5万kmで(フォルクスワーゲン ジャパンのプライスリスト、主要諸元表の WLTC、資源エネルギー庁の燃料価格からの計算)
走る額は5万km÷WLTC燃費×補助なしの単価(ハイオク223.8円/L・軽油202.5円/L、2026年10月26日調査)。100kmあたりは eTSI 1,434.6円・TDI 1,341.1円です。TDI 4MOTION Active は eTSI Active より払う額が760,000円多く、走る額は46,778円少ない。実質の差は713,222円で、燃料代の差だけで760,000円を埋めるには約81万km走る計算になります。戻る額は6グレードとも0円(CEV補助金・エコカー減税の対象外)。数字は2026年10月時点の公表値からの計算です。

燃料代で埋めるには約81万km

100kmあたりの差は93.5円。760,000円をこれで埋めると、約81万kmかかります。年1万kmなら約81年分です。

ディーゼルの燃料代が安いのは事実でも、この車ではハイオクと軽油の単価の差が21.3円/Lしかなく、燃費もWLTCで eTSI のほうが0.5km/L良い。差が開かないのは、この2つが打ち消し合うからです。燃料代の細かい話はティグアンの燃費の記事にあります。

TDI を選ぶ理由は、4WDと DCC Pro

TDI は3グレードとも4MOTION(フルタイム4WD)で、アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」が Active から標準です。フォルクスワーゲン ジャパンの Tiguan のページの注記でも、eTSI で DCC Pro が標準になるのは R-Line だけ。

実は、価格を並べると面白い逆転があります。DCC Pro が欲しいだけなら eTSI R-Line(6,047,000円)でも付きますが、TDI 4MOTION Active(5,742,000円)のほうが305,000円安く、4WDまで付いてくる。装備の段は違うので、ヘッドライトや内装は R-Line と比べて見てください。

試乗記では、山道や長い距離はディーゼルのほうが余裕がある、という評価が目立ちます。400N・mのトルクと4WDという公式の数字を見れば、その評価にはうなずけると思う。

燃費がいいからディーゼル、じゃないの?

この車は単価の差が小さくて、5年で4.7万円しか変わりません。選ぶなら4WDのためです

持ち帰り:eTSI か TDI かを決める3つの問い(2026年10月時点)
・雪道・凍った坂・未舗装の道を冬に毎週のように走る → TDI 4MOTION Active(5,742,000円)から見る
・4WDは要らないが、DCC Pro の乗り心地の装備が欲しい → TDI 4MOTION Active(5,742,000円)と eTSI R-Line(6,047,000円)を並べる。TDI のほうが305,000円安い
・燃料代で元を取りたい → 5年5万kmで戻るのは46,778円。これだけが理由なら eTSI にしておく

1つ目と2つ目のどちらにも当てはまらないなら、eTSI の Active か Elegance で十分です。

ティグアンのグレードの段差:Active→Elegance は+63.5万円

段差がいちばん大きいのは Active→Elegance の+635,000円で、eTSI も TDI も同じ額です。Elegance→R-Line は eTSI で+430,000円、TDI で+320,000円。最安と最上の差は1,715,000円あります。

後席を倒したティグアンの荷室
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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エンジンActiveEleganceR-Line
eTSI(前輪駆動)4,982,000円5,617,000円(+635,000円)6,047,000円(+430,000円)
TDI 4MOTION(4WD)5,742,000円6,377,000円(+635,000円)6,697,000円(+320,000円)

Elegance で付くもの、パッケージを足したときの逆転

Elegance からは、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT HD」が標準です。さらに Elegance と R-Line には、レザーシートパッケージ242,000円とラグジュアリーパッケージ253,000円を選べます。ラグジュアリーはレザーとのセットでの設定です。

2つを eTSI Elegance に足すと6,112,000円。eTSI R-Line の6,047,000円より65,000円高くなります。TDI Elegance に足すと6,872,000円です。パッケージを両方付けるつもりなら、R-Line に足した額とも比べてから決めたほうが筋がいい。

装備の差の全部は、おすすめグレードの記事へ

6グレードの装備の違いを1行ずつ並べた表は、ティグアンのおすすめグレードの記事にあります。この記事で扱うのは価格の段差だけ。

内装の写真と使い勝手はティグアンの内装の記事、ボディカラーはティグアンの外装の記事。大きさと駐車場の話はティグアンのサイズの記事が詳しいです。

ティグアンの4つの額:5年5万kmで eTSI Active は実質569.9万円

eTSI Active の払う額4,982,000円に、5年5万kmの燃料代717,308円を足すと、実質5,699,308円(いまの車の売値0円とした場合)。国の補助金や減税で戻る額は、6グレードとも0円です。

ティグアンのドア内側のスピーカー
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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グレード払う額(税込車両価格)戻る額(補助金・減税)走る額(5年5万kmの燃料代)売る額(いまの車)実質
eTSI Active4,982,000円0円717,308円見積もりで埋まる5,699,308円
eTSI Elegance5,617,000円0円717,308円見積もりで埋まる6,334,308円
eTSI R-Line6,047,000円0円717,308円見積もりで埋まる6,764,308円
TDI 4MOTION Active5,742,000円0円670,530円見積もりで埋まる6,412,530円
TDI 4MOTION Elegance6,377,000円0円670,530円見積もりで埋まる7,047,530円
TDI 4MOTION R-Line6,697,000円0円670,530円見積もりで埋まる7,367,530円

実質いくら=払う額−戻る額+走る額−売る額(売る額0円の場合)。諸費用・オプション・値引きは入れていません。

ティグアンの5年5万kmの実質の額(いまの車の売値0円とした場合):eTSI Activeが5,699,308円、eTSI Eleganceが6,334,308円、eTSI R-Lineが6,764,308円、TDI 4MOTION Activeが6,412,530円、TDI 4MOTION Eleganceが7,047,530円、TDI 4MOTION R-Lineが7,367,530円で、国の補助金や減税で戻る額は6グレードとも0円
出典:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト(2026年10月時点)

戻る額が0円の理由

ティグアンは EV も PHEV もないので、CEV補助金の対象になりません。重量税のエコカー減税も JAIA の一覧にフォルクスワーゲンのガソリン車・ディーゼル車が無く、環境性能割は2026年3月31日で廃止されました。

ディーゼルでも同じで、ティグアンの TDI は重量税もエコカー減税を適用しない税額です。

乗り出し価格と値引きは別の記事で

11月に登録すると、車両価格に重量税・自賠責・自動車税の月割り・リサイクル料金を足して、eTSI Active は5,083,820円から。販売店の諸費用は公表されていないので、その先は見積書の話です。6グレードの内訳はティグアンの乗り出し価格の記事へ。

値引きは、フォルクスワーゲン ジャパンの公表がありません。3代目の購入者の公開の申告は5件(中央値200,000円)で、2026年の購入の申告は0件。相場と呼べる数がない中での段取りは、ティグアンの値引きの記事にまとめました。

ローンの金利は、車種ページに「Tiguan eTSI R-Line 適用金利 2.99%(ソリューションズ3年プランの場合)」の例が載る一方、購入サポートのページ(2026年10月1日〜12月末日の登録)の対象車種には Tiguan の名前がありません(2026年11月時点)。どちらの条件になるかは販売店で確かめる項目です。

売る額は見積もりで埋まる

4つの額のうち、読者ごとに違うのは売る額の1行だけです。ティグアンの5年後の売値は予想しません。埋められるのは、いまの車の売値のほう。

MOTA車買取は、最大20社が入札し、申し込みの最短3時間後にWebで概算査定額が出る仕組みです(MOTAの公式ページ、2026年10月時点)。電話でやりとりするのは高額査定の上位3社までで、その3社からは電話が来ます。利用料は無料、有料なのは任意のサポートだけ。

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ティグアンとX1・Q3・XC40・GLA:入口はティグアンがいちばん安い

比べた4車の最安グレードと並べると、ティグアンの eTSI Active がいちばん安い入口です。XC40 より108,000円、X1 より268,000円、Q3 より518,000円、GLA より1,548,000円低い。

ティグアンのヘッドライト
画像:フォルクスワーゲン ジャパン 公式サイト
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車種(比べたグレード)価格(税込)ティグアン eTSI Active との差
フォルクスワーゲン ティグアン eTSI Active4,982,000円—
ボルボ XC40 Essential B35,090,000円+108,000円
BMW X1 sDrive20i original5,250,000円+268,000円
アウディ Q3 TFSI 110kW advanced5,500,000円+518,000円
メルセデス・ベンツ GLA 180 Urban Stars6,530,000円+1,548,000円

価格は各社の公式サイトと価格表の値(2026年10月時点)によります。どれも各車の最安の前輪駆動ですが、装備の段や動力はそろえていません。

筆者の検証(2026年11月)|同じ価格帯の輸入SUVの最安グレードとの価格の差(フォルクスワーゲン ジャパンのプライスリストと、BMW・アウディ・ボルボ・メルセデス・ベンツの日本法人の公式の価格(2026年10月時点)の比較)
各社の最安グレードの税込価格からティグアン eTSI Active の4,982,000円を引くと、XC40 Essential B3 +108,000円、X1 sDrive20i original +268,000円、Q3 TFSI 110kW advanced +518,000円、GLA 180 Urban Stars +1,548,000円。比べた4車のどれよりも、ティグアンの入口が安くなりました。装備と動力はそろえていない、価格だけの比較です。

X1 を選ぶ人

X1 は差が268,000円で、いちばん近い相手です。BMW のブランドと、X1 の装備の組み方に価値を感じるなら、この差は払える範囲かもしれません。評価と物差しはBMW X1の評価で同じ基準にそろえています。

Q3 を選ぶ人

Q3 は518,000円上。2026年5月19日に日本で発売された新型で、最安の TFSI 110kW advanced も1.5Lのマイルドハイブリッドと前輪駆動の組み合わせ。動力の形はティグアンの eTSI と近いので、差の518,000円はブランドと内外装に払う額と見てよさそうです。アウディ Q3の評価も同じ物差しで採点済み。

XC40・GLA を選ぶ人

XC40 は108,000円上。全長4,440mmと短い車体で、最安の Essential から360°カメラとパイロットアシストが標準です。ボルボ XC40の評価で比べられます。GLA は1,548,000円上の価格帯になり、評価はGLAの評価に。

寸法で比べたいときはティグアンのサイズの記事、国産のフォレスターと迷っている人は、そちらの物差しも並べてみてください。

予算を超える・新車にこだわらないとき

新車のティグアンが予算を超えるなら、登録済み未使用車(新古車)や中古車も選択肢になります。ズバット車販売は、メーカー・車種・予算などを入れると、提携先の中古車販売店ネクステージ1社が非公開車両を含む在庫から探し、基本的に電話で連絡してくる仕組みです(ズバット車販売の公式ページ、2026年10月時点)。依頼は無料ですが、車の代金・諸費用・陸送費はネクステージとの契約で別にかかります。扱うのは中古車と新古車で、新車ではありません。

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ティグアンの口コミで低い点と、公式の数字

口コミの点がいちばん低いのは「価格」で2.97。次がエンジン性能の3.29です。ただし集まっている数は10件と少なく、この数から、オーナーの大半が不満を持っているとまでは言えません。

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項目点(5点満点)
満足度(全体)3.05(カテゴリ平均4.26)
乗り心地3.92
インテリア3.79
走行性能3.79
燃費3.73
エクステリア3.68
エンジン性能3.29
価格2.97

数字は価格.comのティグアン 2024年モデルのレビューの集計(10件・2026年11月時点の表示)。★の内訳は★5が20%、★4が10%、★3が50%、★1が20%でした。

価格の点が低いのは、上がり方と広がり方

価格の2.97は、公式の数字で見ると理由が分かりやすい。発売時から eTSI Active は111,000円上がり、10月30日にも全グレード33,000円上がりました。

そのうえ、グレードとエンジンとパッケージを重ねると、最安の4,982,000円から TDI R-Line に2つのパッケージまで広がります。「入口は安いのに、欲しい装備を付けると高い」。口コミの点は、この形にそのまま出ていると思う。

エンジン性能の3.29と、公式の出力

eTSI は1.5Lで110kW(150PS)、モーターが13.5kW(18PS)を足す形。車両重量は1,600kg。試乗記でも、坂や長い距離ではディーゼルを勧める声が目立ちます。

TDI は142kW(193PS)・400N・mで、4WD。エンジンの力を重く見るなら、口コミの点は eTSI と TDI を分けて読んだほうがいい、というのが私の見方です。

シフトの位置は、内装の記事で

3代目のシフトは、センターコンソールからステアリングコラムの右側に移りました。慣れるまで戸惑う、という試乗記の指摘があります。操作の場所と内装の作りは、ティグアンの内装の記事の写真で見るのが早いでしょう。

ティグアンの本音:推しポイント・惜しいポイント・やめておけ条件

運転の感想は持っていないので、本音は公式の数字で言える範囲になります。そのうえで正直に言うと、私はこの車の「入口の値段の低さ」がかなり好きです。

推しポイント:498.2万円の入口と、燃料代の近さ

1つ目は入口。比べた輸入SUV4車の最安より、どれも安い所から始まります。

2つ目は、eTSI と TDI の燃料代が5年5万kmで46,778円しか違わないこと。燃費の心配でディーゼルに引っぱられずに済むので、選び方が「4WDが要るか」の1問に絞れます。安全評価が JNCAP の★4なのも、物差しの中では安心できる数字です。

惜しいポイント:ハイオク、PHEV なし、値上げ

惜しいのは3つ。走る費用が100kmあたり1,434.6円で★1、日本に PHEV が無い、そして10月30日の値上げです。

最低地上高の公式の数字が無いのも、SUVとして比べる側には落ち着かない点で、ここは少し残念でした。4WDがあるのに、物差しの軸5を空けたままにするしかありません。

ティグアンはやめておけ、の3条件(2026年10月時点)
・①3列目の座席が要る:ティグアンは全グレード5人乗りです。7人乗りの選び方はティグアンの7人乗りの記事で見てください
・②雪道で4WDが要るのに、eTSI の安さで決めようとしている:eTSI の3グレードはすべて前輪駆動。4WDは TDI 4MOTION(5,742,000円〜)だけです
・③予算が600万円台前半で、R-Line とパッケージを両方欲しい:eTSI R-Line に2つのパッケージを足すと6,542,000円、TDI R-Line なら7,192,000円。この組み合わせは予算の上限を先に決めないと膨らみます

この3つに当てはまらないなら、残る問いはエンジンを決めることだけです。

入口は安い。ディーゼルとパッケージを足す前に、予算の線を引いておく車です

候補に残ったなら、次はお金の段取り。500万円前後の買い物で、総額を大きく動かすのは、いまの車をどこに売るかです。下取りの額を聞く前にWebの査定額を1つ持っておけば、見積書の下取りの欄をその場で比べられます。

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フォルクスワーゲン ティグアンのよくある質問

ティグアンにハイブリッドはありますか?

マイルドハイブリッドの eTSI はありますが、充電できるPHEVは日本の価格表にありません。eTSI は1.5Lのガソリンエンジンにモーター(13.5kW)を組み合わせた仕組みで、充電のケーブルは使わない。

ティグアンは何人乗りですか?

3代目は6グレードとも5人乗りです。3列目のシートの設定はありません。

ティグアンの燃費はどのくらいですか?

WLTCで eTSI が15.6km/L、TDI が15.1km/Lです。eTSI は無鉛プレミアム、TDI は軽油を使います。

ティグアンの新型はいつ出ますか?

EV の ID. Tiguan は欧州で2027年初頭の導入予定で、日本は未発表です。ガソリンとディーゼルのティグアンは EV と並行して売られると、フォルクスワーゲンは説明しています。

ティグアンは値上げしましたか?

2026年10月30日に6グレードとも33,000円上がりました。2026年36週以降に生産された車が対象で、VW Connect の無償期間が2年から10年に延びています。

ティグアンは補助金の対象ですか?

対象ではありません。EV・PHEV が無いので CEV補助金は0円で、重量税のエコカー減税も対象外です。

まとめ:ティグアンは物差し3.0、決め手は4WDが要るか

ティグアンは、比べた輸入SUVの中で入口がいちばん低い車です。弱点は走る費用とPHEVが無いことで、どちらも公式の数字に出ています。

  • いま注文できるのは3代目の6グレード(2026年10月30日の改定後)。eTSI Active は4,982,000円で、5年5万kmの燃料代込みの実質は5,699,308円
  • CARVELの物差しは3.0(5/7)。距離★5・安全★4、走る費用は★1。悪路と納期は公式の数字が無く空欄
  • ディーゼルの+760,000円は燃料代で46,778円しか戻らない。選ぶ理由は4WDと DCC Pro

次の一歩
今日やることは1つ。冬の間に雪道や凍った坂を走る日が月に何日あるか、去年のカレンダーを見て数えてください。ほぼ0なら eTSI、毎週あるなら TDI 4MOTION Active から見積もりを取る、で決まります。

エンジンが決まったら、ティグアンの乗り出し価格の記事で自分のグレードの総額を出し、ティグアンの値引きの記事で金利と改定前の在庫車の聞き方を確かめてください。いまの車を下取りと買取のどちらに出すかは下取りと買取の違い、一括査定のサービスの違いは車の一括査定の比較で比べられます。

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CARVELの物差し v1.1 の★の境目

スクロールできます
軸★5★4★3★2★1
1 税込価格(補助金を引く前)250万円以下350万円以下450万円以下600万円以下600万円超
2 走る費用(100km)500円以下800円以下1,100円以下1,400円以下1,400円超
3 1回で走れる距離600km以上500km以上400km以上300km以上300km未満
4 最小回転半径5.0m以下5.3m以下5.6m以下5.9m以下5.9m超
5 最低地上高4WD・210mm以上4WD・180mm以上4WD・180mm未満/2WDのみ・200mm以上2WDのみ・170mm以上2WDのみ・170mm未満
6 公的な安全評価JNCAPの★5★4★3★2★1
7 工場出荷の目処1ヵ月以内3ヵ月以内6ヵ月以内12ヵ月以内12ヵ月超・受注停止

出典:フォルクスワーゲン ジャパン、NASVA、資源エネルギー庁、日本自動車輸入組合、BMW、アウディ ジャパン、ボルボ・カー・ジャパン、メルセデス・ベンツ日本、価格.com
時点:2026年10月(口コミの集計は2026年11月)。走りの感想・実際の燃費・販売店ごとの納期と在庫は分かりません。

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