※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。
マツダのSUVとは、マツダが新車で売るSUVのことで、2026年10月時点で注文できるのは軽自動車を含めて6車種です。
価格は軽のフレア クロスオーバーの1,610,400円から、CX-80 PHEVの7,144,500円まで。3列シートはCX-80だけで、新車で注文できるディーゼルはCX-60とCX-80の2台に限られます。
迷ったら、予算・乗る人数・燃料の3つから先に決めてください。マツダのSUVは大きさの段がはっきり分かれていて、条件を1つ決めるごとに候補が減っていく。私は、ここがマツダのSUV選びのいちばん楽なところだと思っています。
この記事のポイント
- 新車で注文できるのは6車種
- 3列シートはCX-80だけ
- ディーゼルはCX-60とCX-80
- 最安グレードの燃料代はCX-80がCX-30より安い
- 登録台数の最多はCX-5
30秒でわかるマツダのSUV(2026年10月時点)




横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| いま新車で注文できる車 | 6車種(CX-30・CX-5・CX-60・CX-80・MX-30 ROTARY-EV・フレア クロスオーバー) |
| 一番安い | 軽:フレア クロスオーバー XG 1,610,400円/登録車:CX-30 20C 2,640,000円 |
| 一番小さい | 軽:フレア クロスオーバー(全長3,395mm)/登録車:CX-30とMX-30(全長4,395mm) |
| 一番大きい・3列シート | CX-80(全長4,990mm・6人乗りと7人乗り) |
| ディーゼルを選べる | CX-60・CX-80 |
| 100kmの燃料代が一番安い | 軽:フレア クロスオーバー 876.1円/登録車:CX-80 1,112.6円(軽油) |
| 2026年1〜9月の登録台数が最多 | CX-5 28,951台(新型と従来型の合計・自販連) |
| 工場出荷の目処が最短 | CX-30(2.0L)・CX-60・CX-80の1〜1.5ヶ月程度 |
| いまの車の売値 | MOTA車買取で概算査定額を先に見る |
公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日
マツダのSUV一覧|いま新車で注文できる6車種と価格【2026年10月時点】
マツダが新車で注文を受けているSUVは、登録車のCX-30・CX-5・CX-60・CX-80・MX-30 ROTARY-EVの5車種と、軽自動車のフレア クロスオーバーの6車種です。マツダの分類では、CX-30とMX-30がコンパクト、CX-5とCX-60がミドル、CX-80がラージ。並びは全長の短い順です。

表① マツダのSUV 6車種(全長の短い順・2026年10月時点)






横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 車種 | 価格(最安〜最上級・税込) | パワートレーン | 定員 | 全長×全幅×全高 | 工場出荷の目処 |
|---|---|---|---|---|---|
| フレア クロスオーバー | 1,610,400〜2,275,900円 | マイルドハイブリッド(NA・ターボ) | 4人 | 3,395×1,475×1,680mm | 公表なし |
| CX-30 | 2,640,000〜3,756,500円 | マイルドハイブリッド(2.0L・2.5L) | 5人 | 4,395×1,795×1,540mm | 2.0L 1〜1.5ヶ月程度/2.5L 2〜5ヶ月程度 |
| MX-30 ROTARY-EV | 4,433,000〜4,983,000円 | PHEV(ロータリーエンジンで発電) | 5人 | 4,395×1,795×1,595mm | 3〜4ヶ月程度 |
| CX-5 | 3,300,000〜4,306,500円 | マイルドハイブリッド(2.5L・ガソリン) | 5人 | 4,690×1,860×1,695mm | 2〜3ヶ月程度 |
| CX-60 | 3,828,000〜6,495,500円 | ガソリン・ディーゼル・ディーゼルハイブリッド・PHEV | 5人 | 4,740×1,890×1,685mm | 1〜1.5ヶ月程度 |
| CX-80 | 4,781,700〜7,144,500円 | ディーゼル・ディーゼルハイブリッド・PHEV | 6人・7人 | 4,990×1,890×1,710mm | 1〜1.5ヶ月程度 |
価格はメーカー希望小売価格(税込)で、オプションと諸費用は入っていません。寸法は最安グレードの値。車種と価格はマツダの車種一覧と各車のグレードページ、工場出荷の目処はマツダの工場出荷時期の目処(2026年10月2日時点)の表示で、工場を出る時期の目安です。納車の日ではありません。
フレア クロスオーバーは軽自動車で、製造はスズキ(ハスラーと同じ車)。マツダの工場出荷の目処の表には行が無く、目処は公表されていません。定員・寸法・税の区分が登録車と違うので、「一番安い」「一番小さい」は軽と登録車を分けて答えます。
表の車名から、その車の評価の記事に進めます。候補が見えてきたら、次の章の絞り方で確かめてください。
その前に、お金の話を1つ。正直、乗り換えの予算でいちばん読めないのは、いまの車がいくらで売れるかだと思う。MOTA車買取は最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社(最大)だけ。その3社からは電話が来ます。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)です。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
CXの数字と大きさの順番は、少しずれている
全長で並べると、CX-30(4,395mm)→ CX-5(4,690mm)→ CX-60(4,740mm)→ CX-80(4,990mm)の順です。
数字が一番大きい「30」が、実は一番小さい。CX-30はCX-5より全長が295mm短く、全幅も65mm狭い車です。逆にCX-5とCX-60の全長の差は50mmしかありません。CX-5とCX-60は、大きさではなくパワートレーンで選ぶ2台です。新型CX-5は2.5Lのガソリンのマイルドハイブリッドだけ、CX-60はガソリン・ディーゼル・ディーゼルハイブリッド・PHEVの4つから選べます。
MX-30 ROTARY-EVは名前に「CX」が付きませんが、全長はCX-30と同じ4,395mm。全高は55mm高い1,595mmです。ほかのメーカーの同じ大きさの車と並べたいなら、コンパクトSUVの比較にCX-30とMX-30も入れています。
表に入れていない車:従来型CX-5・CX-3・CX-8
マツダの車種一覧には、2代目の従来型CX-5も2,810,500円〜で載っています。
ただ、販売店の告知と報道(くるまのニュース・2025年12月17日)では、ガソリン車は2026年3月末、ディーゼル車は6月末で生産を終え、販売店の在庫での対応とされています。マツダからの終了の告知は無く、工場出荷の目処の表にもディーゼル(SKYACTIV D 2.2)の行は1〜1.5ヶ月程度のまま残る。新車で選べるかは販売店の在庫しだいなので、表の6車種には数えていません。
CX-3は、マツダが公式サイトで案内したとおり国内向けの生産を2026年2月末で終え(Car Watch・2026年2月5日)、新車は販売店の在庫だけです。いまの状況はCX-3のモデルチェンジはどうなった?で追っています。3列シートのCX-8は2023年12月で生産を終えたと報じられ、マツダの3列シートのSUVはいまCX-80だけ。CX-8の寸法と当時の価格はCX-8のサイズ・価格の記事に残しています。
MX-30も、マイルドハイブリッドは2026年8月末で生産を終えたと報じられ(中国新聞)、EV MODELは2025年3月31日で生産を終了。いま新車で注文できるのはROTARY-EVだけです。
予算・人数・燃料で絞る|あなたに合うマツダのSUVはこの1〜2台
300万円以内ならフレア クロスオーバーかCX-30、6人以上で乗るならCX-80、ディーゼルに乗りたいならCX-60かCX-80。全高1,550mmまでの機械式駐車場なら、CX-30しか残りません。条件を1つ決めるだけで、6車種がほぼ1〜2台に減ります。
予算300万円以内:フレア クロスオーバーとCX-30
最安グレードが300万円を切るのは、この2台です。

- フレア クロスオーバー(1,610,400円〜):軽自動車で定員は4人。最上級でも2,275,900円に収まります。値引きと乗り出し価格の記事もあります
- CX-30(2,640,000円〜):登録車で一番安く、5人乗り。最上級は3,756,500円です。値引きと乗り出し価格も別の記事にしています
- CX-5(3,300,000円〜):最安のSでも300万円を30万円超える。予算を少し広げられるなら候補に入ります
5人で乗るか、4人で足りるか。300万円以内の分かれ目は、そこです。
機械式駐車場・狭い道:全高と最小回転半径で決まる
全高1,550mmまでの機械式駐車場に入る高さなのは、CX-30の1,540mmだけです。

CX-30は主要諸元表の全高が全グレード1,540mmで、ほかの5車種は1,595mm(MX-30)から1,710mm(CX-80)まで、どれも1,550mmを超えます。狭い道の取り回しを最小回転半径で見ると、フレア クロスオーバーの4.6mが一番小さく、CX-30とMX-30が5.3m、CX-60が5.4m、CX-5が5.6m、CX-80が5.8m。
駐車場の契約書にある「高さ」の上限を、表①の全高と並べてみてください。そこで外れる車は、ほかの条件がどれだけ合っても選べません。
ディーゼルに乗りたい:新車で選べるのはCX-60とCX-80
新型CX-5にディーゼルはありません。
2026年5月21日に発売された新型CX-5は、2.5Lのガソリンのマイルドハイブリッドだけ。いま新車でディーゼルを注文できるマツダのSUVは、CX-60(XD Drive Edition 4,303,200円〜)とCX-80(XD Drive Edition 4,781,700円〜)の2台です。「CX-5のディーゼル」を探している人は、販売店に従来型の在庫があるかを聞くことになります。
CX-60とCX-80の差は、価格で478,500円。全長は250mm違い、CX-80には3列目があります。CX-60の値引きとCX-80の値引きの記事に、見積もりの目安を並べました。
6人・7人で乗る:CX-80だけ
3列シートがあるのは、6車種のうちCX-80だけです。

CX-80には6人乗りと7人乗りがあり、PHEVは6人乗りだけ。5人乗りのCX-5とCX-60に、3列目はありません。毎日6人以上で乗る家族なら、マツダの中で迷う余地はほぼ無いといえる。
雪道・キャンプ:4WDと最低地上高で見る
4WDを選べるのは、MX-30以外の5車種です。
最低地上高は、新型CX-5の205mmが一番高い数字。続いてCX-60とフレア クロスオーバー(ターボ)の180mm、CX-30の175mm、CX-80の170mm。MX-30は2WDだけで130mmです。CX-30の4WDは2.5Lのグレードにしか設定がありません。

雪の轍が深い地域で毎日走るなら、200mmを超える新型CX-5が一番の候補だろう。街と高速が中心でたまに雪が降る程度なら、170〜180mmの4WDで足りる場面が多いと私は見ている。

条件が多すぎて、結局どれかわからない



人数と駐車場の高さ、この2つだけ先に決めましょう
CARVELの物差しで比べる|6車種の★と平均
6車種を同じ7つの軸で★にすると、平均が一番高いのはフレア クロスオーバーの4.3(採点した軸6/7)。登録車ではCX-30の3.9(7/7)が一番で、CX-60の3.6、新型CX-5の3.5、CX-80の3.3、MX-30の3.0と続きます。ただ、採点できた軸の数が車ごとに違うので、平均どうしをそのまま比べるのは避けてください。


表② CARVELの物差し(最安グレード・2026年10月時点)












横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 車種 | 価格 | 燃料代 | 距離 | 小回り | 悪路 | 安全 | 納期 | 平均(採点した軸) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フレア クロスオーバー | ★5 | ★3 | ★5 | ★5 | ★4 | ★4 | — | 4.3(6/7) |
| CX-30 | ★4 | ★2 | ★5 | ★4 | ★3 | ★5 | ★4 | 3.9(7/7) |
| CX-60 | ★3 | ★1 | ★5 | ★3 | ★4 | ★5 | ★4 | 3.6(7/7) |
| CX-5(新型) | ★4 | ★1 | ★5 | ★3 | ★4 | — | ★4 | 3.5(6/7) |
| CX-80 | ★2 | ★2 | ★5 | ★2 | ★3 | ★5 | ★4 | 3.3(7/7) |
| MX-30 ROTARY-EV | ★3 | ★2 | ★5 | ★4 | ★1 | — | ★3 | 3.0(6/7) |
参考までに、販売店の在庫だけの従来型CX-5(XD i Selection・ディーゼル・2WD)を同じ基準で採点すると、価格★4・燃料代★2・距離★5・小回り★3・悪路★5・安全—・納期★4で、平均3.8(6/7)。順位には入れていません。
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1・境目の表は記事の最後)。数値は最安グレードで、「—」は採点していない軸。悪路の軸だけは、その車種に4WDがあるかと、4WDのグレードの最低地上高で見ています(フレア クロスオーバーはターボの180mmで、NAは160mm)。安全はJNCAP(自動車アセスメント)の自動車安全性能の総合評価の星で、CX-30が2021年度(試験車は改良前)、CX-60が2023年度、CX-80が2024年度の★5、フレア クロスオーバーは2020年度の★4で、試験車は同じ車のスズキ ハスラーです。新型CX-5とMX-30は評価が無く、「—」は低評価という意味ではありません。フレア クロスオーバーの納期の「—」は、工場出荷の目処が公表されていないためです。
燃料代(軸2)は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査の2026年10月26日調査(10月28日公表)の全国平均に、その週の国の支給42.8円/Lを足し戻した補助なしの単価で計算しました。レギュラー212.9円/L、軽油202.5円/L。補助が入った店頭のレギュラーは170.1円/Lで、1Lあたり約43円安くなります。MX-30の燃料代は、充電しない場合のハイブリッド燃料消費率(15.4km/L)での採点です。
この表の★は補助なしの単価によるもので、各車種の記事と1つずれる軸があります。新型CX-5の100kmの燃料代は1,400.7円で、★2の上限の1,400円をわずかに超えて★1。一方、新型CX-5の評価の記事は10月13日調査の212.5円/Lで計算していて、1,398.0円の★2、平均は3.7です。0.4円/Lの単価の差で★が1つ動く、境目ぎりぎりの車だということ。どちらも計算の誤りではありません。
MX-30の価格の★3は、CEV補助金を0円として採点しました(補助金を引く前の総額。4つの額の章)。補助金を引いた額(年内の登録で84万円引きの3,593,000円、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円引きの3,929,000円。どちらも申請の受付が続いていれば)でも★3のままです。
筆者の検証(2026年11月)|マツダのSUV 6車種を物差し v1.1 で採点し、100kmの燃料代と5年の走る額を並べた(公式の価格表・主要諸元表・工場出荷時期の目処からの計算)
2026年10月時点のマツダ公式の価格・主要諸元表・工場出荷の目処(10月2日時点)を、各車の最安グレードで物差し v1.1 の境目に当てた結果です。燃料は10月26日調査の補助なしの単価。100kmの燃料代はフレア クロスオーバーの876.1円から、CX-60(ガソリン)の1,509.9円まで。3列シートのCX-80(軽油)は1,112.6円で、CX-30の1,314.2円、新型CX-5の1,400.7円より安く出ました。計算は最安グレード1つずつで、グレードや走り方が変われば数字も変わります。
★を1台ずつ詳しく見たいなら、表①の車名から各車種の記事へ。グレードごとの差は、そちらで比べています。
マツダのSUVで人気なのは?|2026年1〜9月の登録台数はCX-5が最多
自販連の新車登録台数で見ると、2026年1〜9月はCX-5の28,951台が最多で、CX-30の9,536台が続きます。ただしCX-5の台数は新型と従来型の合計です。CX-60・CX-80・MX-30は、公表の表から1〜9月の合計を出せません。


表③ マツダのSUVの新車登録台数(自販連・2026年)










横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 通称名 | 1〜6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 1〜9月 |
|---|---|---|---|---|---|
| CX-5 | 16,988台(24位) | 4,240台(20位) | 3,329台(20位) | 4,394台(19位) | 28,951台 |
| CX-30 | 6,744台(41位) | 772台(47位) | 485台(50位) | 1,535台(36位) | 9,536台 |
| CX-60 | 4,420台(47位) | 50位の外 | 50位の外 | 50位の外 | — |
| CX-80 | 50位の外 | 50位の外 | 50位の外 | 50位の外 | — |
| MX-30 | 50位の外 | 50位の外 | 50位の外 | 50位の外 | — |
出典は日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位(2026年10月公表)で、1〜9月は1〜6月と各月の表を足した台数です。表は各期間の上位50位までなので、50位に入らなかった月の台数は分かりません。


「CX-5が一番人気」と言い切れない2つの理由
1つ目は、自販連の「CX-5」が新型と従来型を合わせた台数だということ。
新型の発売は2026年5月21日なので、1〜4月の登録はすべて従来型。内訳はマツダも自販連も公表していない。2つ目は、CX-60・CX-80・MX-30の台数が上位50位の表からは出せないこと。CX-60は7月以降、どの月も50位の台数(7月690台・8月485台・9月777台)に届いていません。台数の順位を作れるのは、CX-5とCX-30の2台だけ。
フレア クロスオーバーは軽自動車なので、自販連の登録車の表には出てきません(軽自動車は全国軽自動車協会連合会の別の統計)。
筆者の検証(2026年11月)|マツダのSUVの新車登録台数(自販連・2026年1〜9月)(自販連の公表表からの集計)
2026年10月公表の自販連の表(2026年1〜6月・7月・8月・9月の4つ)から、マツダのSUVの通称名5つを拾って足した結果です。4つの表すべてに載ったのはCX-5とCX-30だけ。CX-60は1〜6月の4,420台(47位)のあと、7〜9月はどの月も50位の外でした。CX-80とMX-30は、4つの表のどれにも入っていません。
台数は過去に売れた数で、自分に合うかどうかとは別の話です。私なら、台数は「販売店で試乗車や在庫が見つけやすいか」の目安くらいに使います。
走る費用まで入れた「4つの額」|5年の燃料代はフレア約44万円、CX-60約75万円
最安グレードで5年・5万km走ったときの燃料代は、フレア クロスオーバーの約44万円から、CX-60(ガソリン)の約75万円まで開きます。払う額・戻る額・走る額を1枚に並べ、売る額を0円とした「実質いくら」を右の列に置きました。


表④ 最安グレードの4つの額(2026年10月時点・売る額0円)












横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 車種(最安グレード) | 払う額 | 戻る額(いま注文した場合) | 走る額(5年・5万km) | 実質いくら |
|---|---|---|---|---|
| フレア クロスオーバー XG | 1,610,400円 | 0円 | 438,050円 | 2,048,450円 |
| CX-30 20C | 2,640,000円 | 0円 | 657,100円 | 3,297,100円 |
| CX-5 S | 3,300,000円 | 0円 | 700,350円 | 4,000,350円 |
| CX-60 25S L Package | 3,828,000円 | 0円 | 754,950円 | 4,582,950円 |
| MX-30 Rotary-EV | 4,433,000円 | 0円(CEV補助金・下の節) | 691,250円 | 5,124,250円 |
| CX-80 XD Drive Edition | 4,781,700円 | 0円 | 556,300円 | 5,338,000円 |
| 売る額(いまの車) | 見積もりを取らないと埋まりません |
実質いくら=払う額 − 戻る額 + 走る額 − 売る額。表は売る額を0円にした数字で、オプション・諸費用・税・保険は入れていません。走る額は表②と同じ補助なしの単価で、MX-30は充電しない場合の値です。CEV補助金の対象はPHEVだけで、最安グレードがPHEVなのはMX-30だけ。そのMX-30も、表は補助金を引く前の総額で組んでいます(下の節)。
持ち帰り:5年・5万kmの燃料代(最安グレード・補助なし単価)
– 50万円未満:フレア クロスオーバー 438,050円- 50万〜60万円未満:CX-80(軽油)556,300円- 60万〜70万円未満:CX-30 657,100円・MX-30 691,250円- 70万円以上:新型CX-5 700,350円・CX-60(ガソリン)754,950円見積書の車両価格にこの額を足すと、「5年で出ていくお金」で並べ直せます。
「大きい車ほど燃料代が高い」は半分だけ本当
3列シートで全長4,990mmのCX-80は、5年・5万kmの燃料代が556,300円。CX-30の657,100円より100,800円、新型CX-5の700,350円より144,050円少ない額です。


理由は燃料。CX-80の最安グレードはディーゼルで、軽油の202.5円/LでWLTC 18.2km/L。ガソリンのCX-30(16.2km/L)や新型CX-5(15.2km/L)より、1Lの値段も燃費も有利。ここは素直に驚きました。
ただ、車両価格の差はCX-80とCX-30で2,141,700円。5年で約10万円の燃料代の差では取り返せません。燃料代を理由にCX-80へ上げる必要は無い、というのが私の結論です。3列目が要る人にとって「大きくしても燃料代は増えない」という安心材料、くらいに受け取ってください。
最後の行の「売る額」だけは、人によって違う数字。下取りの金額を出される前に、
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
PHEVの補助金は「受付が続いていれば」の額で見る
CX-60・CX-80のPHEVとMX-30 ROTARY-EVは、予算を補助金を引く前の総額で組んでください。CEV補助金は登録の後に申請するもので、次世代自動車振興センターは、申請の受付が2026年12月上旬〜下旬に予算の上限で終わると見込んでいます(次世代自動車振興センター・2026年10月9日公表)。受付が終わった後の登録では、額が決まっていても申請できません。
補助金の額は、年内の登録で84万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で50.4万円です。どちらも申請の受付が続いていれば、という条件付き(2026年10月21日の経済産業省の見直し後。次世代自動車振興センターの銘柄ごとの交付額・令和8年10月30日現在)。2月2日以降の登録は今の制度の対象外で、額は契約日ではなく登録日で決まります。補助金を受けた車を4年以内に手放すと、補助金の返納が必要になることがあります(処分制限期間は自家用の乗用車で4年・次世代自動車振興センターの銘柄ごとの交付額の別表1)。
工場出荷の目処は、CX-60とCX-80のPHEVが1〜1.5ヶ月程度、MX-30 ROTARY-EVが3〜4ヶ月程度(2026年10月2日時点)。CX-60とCX-80のPHEVは、10月末の注文なら出荷は12月上旬〜中旬の見込みで、84万円の区分に間に合うかは販売店で登録日を確かめる必要があります。年内に登録できる最後の日は12月28日で、運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁です。MX-30は10月末に注文して目処どおりに出荷されると、登録が2027年2〜3月ごろになります。2月2日以降の登録なら、受付が続いていても補助金は入りません。






横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| PHEV(補助金を引く前) | 払う額 | 戻る額(主な額) | 走る額(5年・5万km・充電しない場合) | 実質いくら |
|---|---|---|---|---|
| CX-60 PHEV(Premium Sports/Modern) | 6,495,500円 | 0円 | 744,400円 | 7,239,900円 |
| CX-80 PHEV(Premium Sports/Modern) | 7,144,500円 | 0円 | 825,200円 | 7,969,700円 |
| MX-30 Rotary-EV | 4,433,000円 | 0円 | 691,250円 | 5,124,250円 |
補助金が入った場合の実質は、年内の登録(84万円)でCX-60 PHEVが6,399,900円、CX-80 PHEVが7,129,700円、MX-30が4,284,250円。2027年1月1日〜2月1日の登録(50.4万円)なら、6,735,900円・7,465,700円・4,620,250円です(どちらも申請の受付が続いていれば。センターは12月上旬〜下旬の終了を見込む)。注文の前に、在庫車があるかと「登録はいつになりそうか」を販売店に聞いておくと、見積もりの額がずれません。
本音のコーナー|マツダのSUVの推し・惜しい・やめておけ条件
推しは、納期の目処の短さと、3列のCX-80の燃料代。惜しいのは新型CX-5のパワートレーンの少なさで、やめておけ条件は駐車場・補助金・人数の3つで言い切れます。
推しポイント
1つ目は、工場出荷の目処が短いこと。CX-30の2.0Lと、CX-60・CX-80の全グレードが1〜1.5ヶ月程度で、物差しの納期の軸は★4がそろいます。いまの車の車検が迫っていても間に合わせやすく、ここはありがたいところ。
2つ目は、CX-80の燃料代です。全長4,990mmの3列シートの車が、100kmあたり1,112.6円でCX-30より安く走る。家族を乗せる車でこの数字、私はかなり好きです。
惜しいポイント
新型CX-5にディーゼルもストロングハイブリッドも無い点です。
2.5Lのガソリンのマイルドハイブリッドだけで、100kmの燃料代は1,400.7円。物差しの燃料代の軸は★1になりました。新型CX-5はJNCAPの評価もまだ出ておらず、安全の軸は採点できていません。
もう1つは、ガソリンのCX-60。最安の25S L Packageの100kmの燃料代は1,509.9円で、6車種で一番高い数字です。CX-60を選ぶなら、ディーゼルの見積もりも並べたほうがいい。
「マツダはやめたほうがいい?」という検索も見かけます。車そのものの良し悪しは、この記事の数字だけでは決められません。決められるのは条件のほう。上の3つに当てはまらないなら、マツダのSUVを候補から外す理由は数字の上には見当たりません。



新型CX-5、ちょっと物足りないってこと?



燃料代を気にするなら、ディーゼルの2台も見てほしい
新型・これから出るマツダのSUV|公式に決まっているのは1つ
新型CX-5は2026年5月21日に発売済みで、いまの3代目です。その先で公式に発表されているのは、SKYACTIV-Zとマツダ独自のハイブリッドシステムを「2027年中に次期CX-5から導入」する計画(2025年3月18日のマツダの発表)だけ。ここでいう「次期CX-5」は、発表のあとに出たいまの3代目のことです。ハイブリッドを足す時期や価格の続報は出ていません。
最近の改良では、CX-60とCX-80が2026年3月19日、フレア クロスオーバーが6月25日、CX-30が7月23日(2.5Lの追加と特別仕様車 Air Edition の設定)に商品改良を受けました。どれも、いまの価格は表①の値です。
2026年10月のマツダのニュースリリースに、SUVの改良や受注停止の発表はありません。気になるのはCX-60とCX-80で、欧州では後ろの足回りの変更と自動駐車の機能を加えた2027年モデルが発表されたと、海外の自動車メディアが報じています(CarExpert・2026年10月16日)。日本向けの改良は、2026年11月1日時点でマツダから発表されていません。この2台を除けば、待っても得になる根拠は見当たらない。新型CX-5の価格とグレードは新型CX-5はいくら?、ほかのメーカーを含めた新型SUVの予定は新型SUVの発売予定に公式の日付と報道を分けて並べています。
マツダのSUVのよくある質問
- マツダで一番小さいSUVは?
-
軽まで入れるとフレア クロスオーバーで、全長3,395mmです。登録車ならCX-30とMX-30の4,395mm。高さまで比べると、CX-30の1,540mmが一番低い値になります。
- CX-5とCX-30はどちらが大きい?
-
CX-5のほうが大きい車です。全長はCX-5が4,690mmでCX-30より295mm長く、全幅も1,860mmで65mm広くなります。
- マツダのSUVでハイブリッドはどれ?
-
種類が3つに分かれます。マイルドハイブリッドがフレア クロスオーバー・CX-30・新型CX-5、ディーゼルハイブリッドがCX-60とCX-80のXD-HYBRID、PHEVがCX-60・CX-80・MX-30。SKYACTIV-Zと組み合わせるマツダ独自のハイブリッドシステムは、2027年中に次期CX-5から導入するとマツダが発表しています。
- CX-3やCX-8はもう新車で買えない?
-
どちらも生産を終えています。CX-3は国内向けの生産が2026年2月末で終わり、新車は販売店の在庫だけ。CX-8は2023年12月で生産を終えたと報じられ、3列シートはいまCX-80が受け持っています。
- マツダのSUVで高級なのは?
-
価格の上限で見るとCX-80の7,144,500円、次がCX-60の6,495,500円です。どちらもPHEVの最上級グレードで、ディーゼルのグレードなら400万円台から選べます。
まとめ|マツダのSUVは大きさの順に1〜2台へ絞る
マツダのSUVは2026年10月時点で6車種、価格はフレア クロスオーバーの1,610,400円から。300万円以内ならフレア クロスオーバーかCX-30、3列シートならCX-80、ディーゼルならCX-60かCX-80に決まります。5年の燃料代はフレア クロスオーバーの438,050円からCX-60(ガソリン)の754,950円までで、3列のCX-80(軽油)はCX-30より100,800円安い。
私の判定はシンプルです。駐車場の高さと乗る人数で切り、残った車を4つの額で比べる。PHEVは補助金を引く前の総額で予算を組み、補助金は申請の受付が続いていれば戻る額として見てください。
次の一歩:駐車場の高さを確かめて、候補を2台にする
いま使っている駐車場の契約書か看板で、高さの上限を1つ確かめます。1,550mmならCX-30、それより高ければ表①の「定員」と「価格」の2列で候補を2台に。その2台の車名から車種の記事を開き、乗り出し価格の表で総額をメモに書き写す。ここまでで、いまの車をいくらで売れれば足りるかの見当がつきます。
\ 売却前に、愛車の査定額を確認 /
査定条件をそろえて、売却の目安を確認
CARVELの物差し v1.1 の★の境目














横にスワイプ →
表で見る(タップで開く)
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 税込価格(補助金を引く前) | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 100kmの燃料代 | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 悪路・雪道 | 4WDあり・210mm以上 | 4WDあり・180mm以上 | 4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAP★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
数値の軸は最安グレードで測ります(悪路の軸は4WDのグレードの最低地上高)。1回で走れる距離は、燃料タンク容量×WLTC燃費の計算値です。工場出荷の目処に幅があるときは、長いほうで採点しています。
出典:マツダ(車種一覧・グレードページ・主要諸元表・工場出荷時期の目処・ニュースリリース)、日本自動車販売協会連合会、資源エネルギー庁、次世代自動車振興センター、NASVA、Car Watch、CarExpert
時点:2026年10月31日〜11月1日(工場出荷の目処は2026年10月2日時点の表示)。実際の燃費・乗り心地・荷室の使い勝手・従来型CX-5の在庫の有無・SKYACTIV-Zのハイブリッドの時期と価格は分かりません。
参考URL一覧
- マツダの車種一覧:https://www.mazda.co.jp/cars/
- マツダの工場出荷時期の目処:https://www.mazda.co.jp/cars/info/1/
- 資源エネルギー庁の石油製品価格調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html
- 日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位:https://www.jada.or.jp/files/libs/7725/202610051042024460.xlsx
- 次世代自動車振興センター・2026年10月9日公表:https://www.cev-pc.or.jp/notice/pdf/20261009_R7ho-cev_oshirase.pdf
- 次世代自動車振興センターの銘柄ごとの交付額:https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_meigaragotojougen_3.pdf

