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トヨタのSUVとは、公式のSUVページに載る15車種に、米国生産のハイランダーを加えた16車種のことです(2026年10月時点)。
値段の幅は、ライズの1,800,700円からランドクルーザー“300”の最上級10,200,300円まで。7人乗りはランクル“250”・“300”・ハイランダーの3車種しかありません。
最安グレードが300万円を切るのは3台、7人乗りも3台です。予算・乗る人数・走る道の3つを先に決めると、残るのはたいてい2〜3台。私はこの順番で切るのがいちばん早いと思っています。
この記事のポイント
- 新車のSUVは16車種(ランクル“70”は生産休止中)
- 7人乗りは3車種だけ
- 燃料代は安い車ほど安い、とは限らない
- 登録台数の最多はライズ
30秒でわかるトヨタのSUV(2026年10月時点)




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| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| トヨタが新車のSUVとして載せている車 | 16車種(ランクル“70”は生産休止中で注文できない) |
| 一番安い | ライズ X(ガソリン・2WD)1,800,700円(新規注文を止めている販売店が多いと報道。11月後半の一部改良も報じられている) |
| 一番小さい | ライズ(全長3,995mm・全幅1,695mm) |
| 7人乗り | ランクル“250”・ランクル“300”・ハイランダーの3車種 |
| 100kmの燃料代が一番安い | bZ4X 344.1円(電気・最安グレード) |
| 2026年1〜9月の登録台数が最多 | ライズ 87,904台(SUVだけの通称名・自販連) |
| 工場出荷の目処が最短 | RAV4 ハイブリッド車の2ヵ月程度 |
| CARVELの物差しの平均が最高 | ライズ 4.5(採点した軸6/7) |
| いまの車の売値 | MOTA車買取で概算査定額を先に見る |
公開日:2026年11月1日 / 最終更新日:2026年11月1日
トヨタのSUV一覧|新車の16車種と価格(2026年10月時点)
トヨタのSUVは16車種で、最安グレードの価格は180万円台のライズから860万円のハイランダーまで。表は最安グレードの安い順です。意外なのは、300万円台から始まる車種が1台も無いこと。カローラ クロスの次は439万円のハリアーまで飛びます。

表① トヨタのSUV 16車種(価格の安い順・2026年10月時点)
















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| 車種 | 価格(最安〜最上級・税込) | パワートレーン | 定員 | 全長×全幅×全高(最安グレード) | 工場出荷の目処 |
|---|---|---|---|---|---|
| ライズ | 1,800,700〜2,442,000円 | ガソリン・HEV | 5 | 3,995×1,695×1,620mm | 販売店にお問い合わせ |
| ヤリス クロス | 2,126,300〜3,355,000円 | ガソリン・HEV | 5 | 4,185×1,765×1,580mm | 4~5ヵ月程度 |
| カローラ クロス | 2,981,000〜4,077,700円 | HEV・ガソリン | 5 | 4,455×1,825×1,620mm | 販売店にお問い合わせ |
| ハリアー | 4,396,700〜5,406,500円 | HEVのみ | 5 | 4,740×1,855×1,660mm | 2~3ヵ月程度 |
| RAV4 | 4,500,000〜6,300,000円 | HEV・PHEV | 5 | 4,620×1,880×1,680mm | HEV 2ヵ月程度/PHEV 4~5ヵ月程度 |
| ランクル“FJ” | 4,500,100円 | ガソリン | 5 | 4,575×1,855×1,960mm | 販売店にお問い合わせ |
| bZ4X | 4,800,000〜6,000,000円 | EV | 5 | 4,690×1,860×1,650mm | 4ヵ月程度 |
| ランクル“70” | 4,800,000円 | ディーゼル | 5 | 4,890×1,870×1,920mm | 生産を休止 |
| ハイラックス | 4,980,800〜5,500,000円 | ディーゼル(ピックアップ) | 5 | 5,325×1,885×1,865mm | 販売店にお問い合わせ |
| クラウン クロスオーバー | 5,179,900〜6,739,700円 | HEV | 5 | 4,930×1,840×1,540mm | 3~4ヵ月程度 |
| クラウン スポーツ | 5,327,300〜7,777,000円 | HEV・PHEV | 5 | 4,720×1,880×1,570mm | HEV 3ヵ月程度/PHEV 6ヵ月程度 |
| bZ4X Touring | 5,750,000〜6,400,000円 | EV | 5 | 4,830×1,860×1,675mm | 4ヵ月程度 |
| ランクル“250” | 5,779,400円 | ガソリン | 7 | 4,925×1,980×1,925mm | 販売店にお問い合わせ(ガソリン車のみ) |
| ランクル“300” | 6,300,800〜10,200,300円 | ディーゼル・HEV | 5〜7 | 4,950×1,980×1,925mm | 販売店にお問い合わせ |
| クラウン エステート | 6,350,000〜8,100,000円 | HEV・PHEV | 5 | 4,930×1,880×1,625mm | 販売店にお問い合わせ |
| ハイランダー | 8,600,000円 | HEV(米国生産) | 7 | 4,950×1,930×1,730mm | 販売店にお問い合わせ |
価格はメーカー希望小売価格(税込)で、オプションと諸費用は入っていません。特別仕様車は範囲に入れていない(クラウン エステートの RS“THE 70th”は8,200,000円)。価格はトヨタのSUVページ、工場出荷の目処はトヨタの工場出荷時期の目処(2026年10月30日更新)の表示です。工場を出る時期の目安で、納車の日ではありません。
ランクル“70”は、その工場出荷の目処の表で「生産を休止」と案内されています。表には載せていますが、いま注文して手に入る時期は読めません。ランクル“250”は「ガソリン車のみ(ディーゼル車は26年12月以降発売予定)」の表示です。
ハイランダーは公式のSUVページに載っていない車で、米国で生産された3列シートのSUV。ハイランダーの公式ページの Limited ZR Hybrid(E-Four)1グレードで、全国160社のトヨタ車両の販売店が扱います。
表の車名から、その車の評価の記事に進めます。気になる車が2〜3台に見えてきたら、次の章の絞り方で確かめてください。
その前に、予算の話を1つ。乗り換えの資金でいちばん読めないのは、いまの車がいくらで売れるか、です。MOTA車買取は最大20社が入札し、やりとりするのは高額査定の上位3社まで(最大)。その3社からは電話が来ます。最短3時間後にWebで概算査定額が出て、利用料は無料(任意の有料サポートを除く)。
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表に入れていない車
タンドラ、センチュリー、それに以前のトヨタのSUVです。
タンドラは米国生産のピックアップで、1794 Edition が1,200万円。全国の販売店での取扱いは「予定」と案内されたままで、いまはトヨタモビリティ東京のみ。全国で買えるSUVの表には入れていません。
センチュリーは2025年10月13日に、トヨタから独立したブランドへ。SUVの形のモデルは、センチュリー(SUV)の記事で別に扱っています。
ランドクルーザー プラド、FJクルーザー、C-HRは、いまトヨタの新車のSUVページにありません。新車では選べない車です。
トヨタのSUVの選び方|予算・人数・道で2〜3台に絞る
予算300万円以内ならライズ・ヤリス クロス・カローラ クロスの3台、7人乗りが要るならランクル“250”・“300”・ハイランダーの3台。雪道や悪路は4WDの最低地上高で、機械式駐車場は全高で決まります。予算300万円以内と7人乗りを両方満たす車は無いので、先に決めるのはどちらか1つです。
予算300万円以内:ライズ・ヤリス クロス・カローラ クロス
最安グレードが300万円を切るのは、この3台だけです。

- ライズ(1,800,700円〜):全長3,995mm・全幅1,695mmで、16車種で唯一の5ナンバー幅。最小回転半径4.9mも一番小さい。ただ、春から新規注文を止めている販売店が多いと報じられ、11月後半の一部改良も報じられています(トヨタの発表は無し)。改良後は価格が変わる可能性があり、注文できるかは販売店で確かめることになります
- ヤリス クロス(2,126,300円〜):最安のXはガソリン車。工場出荷の目処は4~5ヵ月程度で、値引きと乗り出し価格の記事もあります
- カローラ クロス(2,981,000円〜):最安のSからハイブリッド。100kmの燃料代は806.4円で、ガソリン車とHEVの中で一番安い
3台とも、上のグレードに上がると価格が重なってくる。ヤリス クロスの最上級は3,355,000円で、カローラ クロスの入口より高い。「ヤリス クロスの上級」か「カローラ クロスの入口」かは、同じ300万円前後の悩みです。
400万〜600万円:ハリアー・RAV4・bZ4X・クラウン・ランクル“FJ”など
この価格帯は性格がばらばらで、選ぶ理由で分かれます。

ハリアー(4,396,700円〜)は2026年8月3日の一部改良でハイブリッドだけになり、工場出荷の目処は2~3ヵ月程度。RAV4(4,500,000円〜)は6代目で、2025年12月に発売された型。ハイブリッド車の目処は2ヵ月程度です。bZ4X(4,800,000円〜)は電気自動車。CEV補助金の額は登録日で決まり、いま注文すると対象から外れる見込みです(4つの額の章)。全長が140mm長い bZ4X Touring(5,750,000円〜)も同じ電気自動車です。
クラウン クロスオーバー(5,179,900円〜)とクラウン スポーツ(5,327,300円〜)は、背の低い乗用車寄りのSUV。ランクル“FJ”(4,500,100円)とハイラックス(4,980,800円〜)は悪路向きで、ハイラックスは荷台のあるピックアップです。ハリアーは値引きと乗り出し価格、RAV4も値引きと乗り出し価格の記事があります。
7人で乗る:ランクル“250”・ランクル“300”・ハイランダー
3列シートで7人乗れるのは、16車種のうちこの3台だけ。

ランクル“250”は VX 1グレードの5,779,400円で、いまはガソリン車のみです。ランクル“300”は6,300,800〜10,200,300円ですが、最安の GX は5人乗り。7人乗りはハイブリッド車の ZX(9,801,000円)と GR SPORT(10,200,300円)だけです。ハイランダーは8,600,000円の1グレードで7人乗り。
ランクル“300”は、2026年10月27日のくるまのニュースが受注停止を報じています(販売店の話・トヨタの発表は無し)。トヨタの車種ページは「販売店にお問い合わせください」の表示で、いま注文できるかは販売店で確かめてください。
RAV4とハリアーは5人乗り。3列シートは無い。7人乗りのトヨタのSUVは、577万円台より下には無い。ここが予算の分かれ目です。
雪道・悪路を走る:4WDの最低地上高で見る
4WDのグレードの最低地上高は、ランクル“FJ”が250mmで一番高い数字です。

続いてランクル“300”の225mm、ランクル“250”とハイラックスの215mm、ランクル“70”の200mm。乗用車寄りの車では RAV4 195mm、ハリアー 190mm、ライズ 185mm、bZ4X・bZ4X Touring 180mm の順になります。クラウン クロスオーバーは145mmで、16車種で一番低い値です。
深い雪の轍や林道を走るなら、200mmを超える4台が候補になるだろう。街と高速が中心で、たまに雪が降る程度なら、180〜195mmの車で足りる場面が多いと私は見ています。
機械式駐車場・狭い道:全高と幅で決まる
全高1,550mmまでの機械式駐車場に入る高さなのは、クラウン クロスオーバーの1,540mmだけです(主要諸元表の全高は全グレード同じ値)。
ほかの15車種は、どのグレードを選んでも1,550mmを超えます。いちばん低いクラウン スポーツでも1,565mm。幅が気になる狭い道なら、5ナンバー幅(1,700mm以下)はライズの1,695mmだけ。最小回転半径も、数字のある15車種ではライズの4.9mが一番小さく、ランクル“70”とハイラックスは6.3mです。
駐車場の契約書にある「高さ・幅」を、表①の全高・全幅と並べてみてください。ランクル系は全幅1,855〜1,980mmあり、幅の制限で外れる車も出ます。

結局、うちはどれを見ればいいの?



予算と人数で切れば、たいてい2〜3台です
CARVELの物差しで16車種を比べる|平均はライズが4.5で最高
16車種を同じ7つの軸で★にすると、平均が一番高いのはライズの4.5(採点した軸6/7)。カローラ クロスが4.0で続き、ヤリス クロス・ハリアー・bZ4X Touring が3.9。ランクル系は2.6〜3.0です。ただ、採点できた軸の数が車ごとに違うので、平均どうしをそのまま比べるのは避けてください。


表② CARVELの物差し(最安グレード・2026年10月時点)
































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| 車種 | 価格 | 燃料代 | 距離 | 小回り | 悪路 | 安全 | 納期 | 平均(採点した軸) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ライズ | ★5 | ★3 | ★5 | ★5 | ★4 | ★5 | — | 4.5(6/7) |
| カローラ クロス | ★4 | ★3 | ★5 | ★4 | ★3 | ★5 | — | 4.0(6/7) |
| ヤリス クロス | ★5 | ★2 | ★5 | ★4 | ★3 | ★5 | ★3 | 3.9(7/7) |
| ハリアー | ★3 | ★3 | ★5 | ★3 | ★4 | ★5 | ★4 | 3.9(7/7) |
| bZ4X Touring | ★2 | ★5 | ★5 | ★3 | ★4 | ★5 | ★3 | 3.9(7/7) |
| bZ4X | ★2 | ★5 | ★4 | ★3 | ★4 | ★5 | ★3 | 3.7(7/7) |
| クラウン スポーツ | ★2 | ★3 | ★5 | ★3 | ★3 | ★5 | ★4 | 3.6(7/7) |
| RAV4 | ★3 | ★3 | ★5 | ★2 | ★4 | — | ★4 | 3.5(6/7) |
| クラウン クロスオーバー | ★2 | ★3 | ★5 | ★3 | ★3 | ★5 | ★3 | 3.4(7/7) |
| クラウン エステート | ★1 | ★3 | ★5 | ★3 | ★3 | ★5 | — | 3.3(6/7) |
| ランクル“FJ” | ★2 | ★1 | ★4 | ★3 | ★5 | — | — | 3.0(5/7) |
| ハイラックス | ★2 | ★1 | ★5 | ★1 | ★5 | — | — | 2.8(5/7) |
| ランクル“250” | ★2 | ★1 | ★5 | ★1 | ★5 | — | — | 2.8(5/7) |
| ランクル“300” | ★1 | ★1 | ★5 | ★2 | ★5 | — | — | 2.8(5/7) |
| ランクル“70” | ★2 | ★1 | ★5 | ★1 | ★4 | — | — | 2.6(5/7) |
| ハイランダー | ★1 | — | — | — | — | — | — | 参考外(1/7) |
★の境目はCARVELの全記事で共通です(物差し v1.1・境目の表は記事の最後)。数値はすべて最安グレードで、「—」は採点していない軸。安全の「—」はJNCAP(NASVAの自動車アセスメント)が未評価という意味で、低評価ではありません。ライズの安全の★5は2019年度の衝突安全性能の評価(試験車はロッキー)、bZ4X と bZ4X Touring は2022年度の評価で、試験車は改良前のソルテラ。納期の「—」は工場出荷の目処が「販売店にお問い合わせください」か「生産を休止」の車です。
燃料代(軸2)のガソリンと軽油は、資源エネルギー庁の石油製品価格調査の2026年10月26日調査(10月28日公表)の全国平均に、その週の国の支給42.8円/Lを足し戻した補助なしの単価です。レギュラーは212.9円/L、軽油は202.5円/L。補助が入った店頭のレギュラーは170.1円/Lで、1Lあたり約43円安くなります。電気は家電公取協の目安単価31円/kWhです。
この表の★は、補助なしの単価によるものです。各車種の記事には補助が入った店頭価格で★を付けたものがあり、ハリアー・RAV4・カローラ クロス・ヤリス クロス・クラウン クロスオーバー・クラウン スポーツの6車種は、軸2の★が車種の記事より1つ低く出ています。
bZ4X と bZ4X Touring の軸1は、CEV補助金を0円として採点しました。工場出荷の目処が4ヵ月程度で、いま注文すると登録は2027年3月ごろになる見込みで、2月2日以降の登録は補助の対象外だからです。在庫の車や早く出荷される車で12月28日までに登録できる場合に限り、130万円を引いて平均がどちらも4.0に上がる。ハイランダーは主要諸元表にWLTC燃費・最小回転半径・最低地上高の記載が無いので、価格の1軸しか採点できません。
筆者の検証(2026年10月)|トヨタのSUV 16車種を物差し v1.1 で採点し、100kmの燃料代と5年の走る額を並べた(公式の価格表・主要諸元表・工場出荷時期の目処からの計算)
2026年10月時点のトヨタ公式の価格・主要諸元表・工場出荷の目処(10月30日更新)を、各車の最安グレードで物差し v1.1 の境目に当てた結果です。燃料は10月26日調査の補助なしの単価、電気は31円/kWh。100kmの燃料代は bZ4X 344.1円から、ランクル“250”の2,838.7円まで約8倍の開きがあります。
採点の中身を1台ずつ見たいなら、表①の車名から各車種の記事へ。グレードごとの差は、そちらで詳しく比べています。
トヨタのSUVで人気なのは?|2026年1〜9月の登録台数はライズが最多
自販連の新車登録台数で、SUVだけの通称名を比べると、2026年1〜9月はライズの87,904台が最多です。9月だけならランドクルーザーの7,362台がトップで、登録車の通称名別で5位に入っています。


表③ トヨタのSUVの新車登録台数(自販連・2026年)






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| 通称名 | 1〜9月 | 7月 | 8月 | 9月 |
|---|---|---|---|---|
| ライズ | 87,904台 | 13,068台 | 8,824台 | 4,066台 |
| ランドクルーザー | 52,075台 | 8,061台 | 5,506台 | 7,362台 |
| RAV4 | 46,366台 | 7,536台 | 4,488台 | 5,120台 |
| ハリアー | 34,419台 | 3,506台 | 2,239台 | 2,884台 |
| bZ4X | 21,546台 | 2,766台 | 1,772台 | 3,231台 |
出典は日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位(2026年10月公表)で、1〜9月は1〜6月と各月の表を足した台数です。ランドクルーザーは“FJ”・“70”・“250”・“300”の合計で、内訳は公表されていません。


「ヤリス」「カローラ」の台数を、SUVの順位に入れない理由
自販連の表の「ヤリス」はヤリス クロスを含み、ハッチバックのヤリスなどと合算した台数です。
「カローラ」もカローラ クロスとセダン・ツーリングなどの合算で、「クラウン」はクロスオーバー・スポーツ・エステート・セダンの4つを足した数。参考までに1〜9月はヤリス 110,222台、カローラ 93,592台、クラウン 30,423台ですが、SUVだけの台数ではないので、ここに並べるとSUVの順位がゆがみます。
ライズは7月の13,068台から9月は4,066台まで減っています。理由は公式に示されていません。春ごろから新規注文を止める販売店が多いと報じられ、10月には一部のグレードで注文の受付を再開したと案内する販売店も出ています。トヨタからの告知は無く、グレードや店によって状況が違う、というのがいま言える範囲です。いまの状況は新型ライズはいつ?にまとめています。
筆者の検証(2026年10月)|トヨタのSUVの新車登録台数(自販連・2026年1〜9月)(自販連の公表表からの集計)
2026年10月公表の自販連の表のうち、SUVだけの通称名5つ(ライズ・ランドクルーザー・RAV4・ハリアー・bZ4X)の1〜9月の合計です。軽自動車と輸入車は表の対象外で、ハイラックスは乗用の表に出てきません。
ライズの1〜9月の87,904台のうち、7〜9月の3か月は25,958台。台数は過去の人気で、いま注文できるかは別の話です。台数を理由に選ぶ前に、販売店で受付の状況を聞いてください。
4つの額で見るトヨタのSUV|5年の燃料代はbZ4X 約17万円、ランクル“250” 約142万円
最安グレードで5年・5万km走ったときの燃料代は、bZ4X の約17万円から、ランクル“250”の約142万円まで開きます。車両価格だけで比べると見えない差です。払う額・戻る額・走る額を1枚に並べ、売る額を0円とした「実質いくら」を右の列に置きます。


表④ 最安グレードの4つの額(2026年10月時点・売る額0円)
































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| 車種(最安グレード) | 払う額 | 戻る額(CEV補助金・いま注文した場合) | 走る額(5年・5万km) | 実質いくら |
|---|---|---|---|---|
| ライズ X | 1,800,700円 | 0円 | 514,250円 | 2,314,950円 |
| ヤリス クロス X | 2,126,300円 | 0円 | 563,250円 | 2,689,550円 |
| カローラ クロス S | 2,981,000円 | 0円 | 403,200円 | 3,384,200円 |
| ハリアー G | 4,396,700円 | 0円 | 468,950円 | 4,865,650円 |
| RAV4 Adventure | 4,500,000円 | 0円 | 464,850円 | 4,964,850円 |
| bZ4X G | 4,800,000円 | 0円(12月28日までに登録できる在庫車なら130万円) | 172,050円 | 4,972,050円 |
| クラウン クロスオーバー G | 5,179,900円 | 0円 | 460,800円 | 5,640,700円 |
| ランクル“FJ” VX | 4,500,100円 | 0円 | 1,223,550円 | 5,723,650円 |
| クラウン スポーツ G | 5,327,300円 | 0円 | 475,200円 | 5,802,500円 |
| ランクル“70” AX | 4,800,000円 | 0円 | 1,002,500円 | 5,802,500円 |
| ハイラックス Z | 4,980,800円 | 0円 | 850,850円 | 5,831,650円 |
| bZ4X Touring Z | 5,750,000円 | 0円(12月28日までに登録できる在庫車なら130万円) | 176,700円 | 5,926,700円 |
| クラウン エステート Z | 6,350,000円 | 0円 | 524,400円 | 6,874,400円 |
| ランクル“250” VX | 5,779,400円 | 0円 | 1,419,350円 | 7,198,750円 |
| ランクル“300” GX | 6,300,800円 | 0円 | 1,033,150円 | 7,333,950円 |
| ハイランダー | 8,600,000円 | 0円 | — | — |
| 売る額(いまの車) | 見積もりを取らないと埋まりません |
実質いくら=払う額 − 戻る額 + 走る額 − 売る額。表は売る額を0円にした数字で、オプション・諸費用・税・保険は入れていません。走る額は表②と同じ補助なしの単価で、ハイランダーは主要諸元表にWLTC燃費の記載が無いため空けています。bZ4X と bZ4X Touring の戻る額は、いま注文して2027年2月2日以降に登録する見込みの0円です(下の節)。
値札の順番が入れ替わる車があります。4,500,100円のランクル“FJ”は、5年の燃料代を足すと4,800,000円の bZ4X G も5,179,900円のクラウン クロスオーバーも追い越す。ランクル“70”もクロスオーバーより上に来ます。bZ4X G は補助金0円でも実質4,972,050円で、RAV4 Adventure との差は7,200円しかありません。値札の順番と、出ていくお金の順番は同じじゃない。


持ち帰り:5年・5万kmの燃料代(最安グレード・補助なし単価)
・20万円未満:bZ4X 172,050円・bZ4X Touring 176,700円
・40万〜60万円未満:カローラ クロス・クロスオーバー・RAV4・ハリアー・スポーツ・ライズ・エステート・ヤリス クロス
・80万円以上:ハイラックス 850,850円・ランクル“70” 1,002,500円・ランクル“300” 1,033,150円・ランクル“FJ” 1,223,550円・ランクル“250” 1,419,350円
見積書の車両価格に、この帯の額を足すだけで「5年で出ていくお金」の順番が並び替わります。
「安い車ほど燃料代も安い」は半分だけ本当
最安グレードのライズ X(ガソリン)の100kmの燃料代は1,028.5円、ヤリス クロス X(ガソリン)は1,126.5円。439万円のハリアー G(ハイブリッド)の937.9円より高いんです。
ただし差は5年・5万kmでライズが45,300円、ヤリス クロスが94,300円。車両価格の差(ハリアーとライズで2,596,000円)を埋めるほどではありません。燃料代だけを理由に上の価格帯へ移る必要は無い、というのが私の結論です。燃料代を下げたいなら、同じ車のハイブリッドのグレードと見積もりを並べるほうが筋がいい。
最後の行の「売る額」だけは、人によって違う数字。下取りの数字が出る前に、
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bZ4X の補助金は「登録日」で額が変わる
bZ4X と bZ4X Touring のCEV補助金は、2026年12月31日までの登録で130万円、2027年1月1日〜2月1日の登録で78万円です(2026年10月21日の経済産業省の見直し)。ただし、いま注文した場合の額ではない。この2つの額は、在庫の車や早く出荷される車で、12月28日(年内の額)か2月1日(年明けの額)までに登録できる場合に限る。補助額は契約日ではなく、登録日で決まります。
いまの制度(令和7年度補正)で補助の対象になるのは、2027年2月1日までの登録です。申請書は2月12日必着で、予算に達するとそれより前に受付が終わります(次世代自動車振興センター)。申請受付は2026年12月上旬〜下旬に終わる見込みで(次世代自動車振興センター・2026年10月9日公表)、登録日が2027年1月1日〜2月1日でも、受付終了前でなければ申請できません。
引っかかるのは納期です。bZ4X と bZ4X Touring の工場出荷の目処は4ヵ月程度(2026年10月30日更新)なので、いま注文すると登録は2027年3月ごろの見込み。2月2日以降の登録なら、補助金は0円です。表④を0円で組んだのはこのため。130万円の区分(年内登録)は、販売店の在庫車や早く出荷される車で12月28日までに登録できる場合に限られます。運輸支局は12月29日〜1月3日が閉庁なので、年内に登録できる最後の日は12月28日(月)です。
在庫の車や早く出荷される車で12月28日までに登録できる場合に限り、bZ4X G の実質は3,672,050円。2月1日までに登録できる場合に限り、78万円が入って4,192,050円です。注文の前に、在庫車があるかと「登録はいつになりそうか」を販売店に聞いてください。RAV4・クラウン スポーツ・クラウン エステートのPHEVは、補助が85万円から51万円に見直されました。ただ、工場出荷の目処はRAV4のPHEVが4~5ヵ月程度、クラウン スポーツのPHEVが6ヵ月程度、クラウン エステートは販売店にお問い合わせで、いま注文して2月1日までに登録できるとは言えません。この3台の補助金も、表では0円の扱いです。
本音で言うトヨタのSUV|推し・惜しい・やめておけ条件
推しは、ハイブリッドと bZ4X の燃料代の安さ。惜しいのは、7人乗りの入口の高さと、納期の目処が出ていない車の多さです。やめておけ条件は、駐車場・走る距離・手放す時期の3つで言い切れます。
推しポイント
1つ目は、ハイブリッドの燃料代です。最安グレードがハイブリッドで燃費の公表がある6車種のうち、クラウン エステートを除く5車種は100kmあたり1,000円を切ります。カローラ クロスは806.4円で、298万円の車がこの燃料代で走るのは素直にうれしい。
2つ目は bZ4X の燃料代。5年・5万kmで172,050円は、ハリアー G より296,900円少ない額です。補助金0円でも実質4,972,050円で RAV4 Adventure とほぼ並び、12月28日までに登録できる在庫車が見つかれば3,672,050円まで下がる。家で充電できる人なら、私はかなり推したい。
惜しいポイント
7人乗りの入口が5,779,400円という点です。ミニバンほどではなくても3列目が欲しい人にとって、500万円台後半からしか選べないのは正直つらい。
もう1つは納期の見えにくさ。16車種のうち8車種は、工場出荷の目処が「詳しくは販売店にお問い合わせください」の表示です。ライズ・カローラ クロス・クラウン エステート・ハイラックス・ランクル“FJ”・“250”・“300”・ハイランダーが該当します。このうちライズとカローラ クロスは新規注文を止めている販売店が多いと報じられ、ランクル“FJ”も、発売後に注文を締め切った販売店があるとの報道が出ました。ランクル“300”も、2026年10月27日のくるまのニュースが受注停止を報じました(販売店の話)。いずれもトヨタの発表は無く、トヨタの車種ページは「販売店にお問い合わせください」の表示です。



ランクルはやめたほうがいいってこと?



燃料代を払っても悪路に行く人の車です
トヨタの新型SUVはいつ?|出荷の目処の表にある発売予定はランクル“250”のディーゼルだけ
工場出荷時期の目処の表(2026年10月30日更新)に出ている発売予定は、ランクル“250”のディーゼル車の「26年12月以降発売予定」だけです。月日は出ていません。詳しくはランクル250のディーゼルはいつ?で追っています。
最近の改良では、カローラ クロスが2026年7月1日に一部改良、ハリアーが2026年8月3日の一部改良でハイブリッドだけになりました。どちらも、いまの価格は表①の値です。
クラウン エステートは、2026年末に改良を予定しているとトヨタが9月に明らかにしたと報じられています(クラウンのほかのタイプの改良を発表した際)。中身と価格はまだ出ていません。待つかどうかはクラウン エステートの評価で考えています。ライズも、11月後半の一部改良が販売店の話として報じられています(トヨタの発表は無し)。
ほかのメーカーを含めた新型SUVの予定は、新型SUVの発売予定に公式の日付と報道を分けて並べています。カローラ クロスとヤリス クロスの次の型は、新型カローラクロスはいつ?と新型ヤリスクロスはいつ?へ。
待つか買うかで迷ったら、改良の話があるかどうかで分けて考えます。ライズとクラウン エステートのように改良が報じられている車を除けば、待っても得になる根拠はありません。補助金や納期のように、待つほど条件が悪くなるものもあります。
トヨタのSUVのよくある質問
- プリウスはトヨタのSUVですか?
-
トヨタはプリウスをSUVのページに載せていません。トヨタの分類ではSUVではないので、この記事の16車種にも入っていない扱いです。
- トヨタで一番大きいSUVは?
-
全長はハイラックスの5,325mmが一番長い数字です。全幅はランクル“300”の一部のグレードが1,990mm、ランクル“250”が1,980mm。ハイラックスは荷台のあるピックアップなので、長さの割に乗る人の空間は5人分です。
- トヨタの逆輸入のSUVは?
-
米国生産のハイランダーで、8,600,000円・7人乗り。全国160社のトヨタ車両の販売店で扱っています。同じ米国生産のタンドラはピックアップで、取扱いはトヨタモビリティ東京のみの案内です。
- トヨタのSUVで生産をやめた車は?
-
ランクル“70”は工場出荷の目処の表で「生産を休止」と案内されています(2026年10月30日更新)。ランドクルーザー プラド・FJクルーザー・C-HRは、いまトヨタの新車のSUVページにありません。ランクル“70”のいまはランクル70の評価で見られます。
- トヨタのSUVで高級なのは?
-
価格の上限で見るとランクル“300”の10,200,300円、次がハイランダーの8,600,000円です。センチュリーは2025年10月13日に独立したブランドなので、トヨタのSUVの表には入れていません。
まとめ|トヨタのSUVは条件を3つ決めれば2〜3台に絞れる
トヨタのSUVは2026年10月時点で16車種、価格はライズの1,800,700円から。予算300万円以内ならライズ・ヤリス クロス・カローラ クロス、7人乗りならランクル“250”・“300”・ハイランダーの3台に決まります。5年の燃料代まで入れると、bZ4X はいま注文すると補助金0円の見込みで実質4,972,050円(12月28日までに登録できる在庫車なら3,672,050円)、ランクル系とハイラックスは5年の燃料代だけで85万〜142万円。
私の判定はシンプルです。人数と駐車場で切り、残った車を4つの額で比べる。値札の安さより、5年で出ていくお金で決めたほうが後悔しにくいはずです。
次の一歩:候補を2台にして、出荷の目処を並べる
表①で「定員」と「価格」の2列だけ見て、候補を2台に絞ります。その2台の行をトヨタの工場出荷時期の目処で探し、何ヵ月程度か(または「販売店にお問い合わせください」か)をメモに書き写す。これで、いまの車をいつ手放せばいいかの見当がつきます。
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CARVELの物差し v1.1 の★の境目














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表で見る(タップで開く)
| 軸 | ★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 補助金後の価格 | 250万円以下 | 350万円以下 | 450万円以下 | 600万円以下 | 600万円超 |
| 2 100kmの燃料代 | 500円以下 | 800円以下 | 1,100円以下 | 1,400円以下 | 1,400円超 |
| 3 1回で走れる距離 | 600km以上 | 500km以上 | 400km以上 | 300km以上 | 300km未満 |
| 4 最小回転半径 | 5.0m以下 | 5.3m以下 | 5.6m以下 | 5.9m以下 | 5.9m超 |
| 5 悪路・雪道 | 4WDあり・210mm以上 | 4WDあり・180mm以上 | 4WDあり・180mm未満/2WDのみ・200mm以上 | 2WDのみ・170mm以上 | 2WDのみ・170mm未満 |
| 6 公的な安全評価 | JNCAP★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 |
| 7 工場出荷の目処 | 1ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヵ月以内 | 12ヵ月以内 | 12ヵ月超・受注停止 |
数値の軸は最安グレードで測ります。1回で走れる距離は、エンジン車が燃料タンク容量×WLTC燃費の計算値、EVがWLTCの一充電走行距離です。
出典:トヨタ自動車(SUVページ・主要諸元表・工場出荷時期の目処・ハイランダー)、日本自動車販売協会連合会、資源エネルギー庁、次世代自動車振興センター、経済産業省、NASVA、全国家庭電気製品公正取引協議会
時点:2026年10月。実際の燃費・乗り心地・荷室の使い勝手・ライズの受注の再開時期と改良後の価格・クラウン エステートの改良の中身・ランクル“250”のディーゼルの価格は分かりません。
参考URL一覧
- トヨタのSUVページ:https://toyota.jp/news/suv/index.html
- トヨタの工場出荷時期の目処:https://toyota.jp/news/delivery/
- ハイランダーの公式ページ:https://toyota.jp/highlander/
- 資源エネルギー庁の石油製品価格調査:https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html
- 日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別順位:https://www.jada.or.jp/files/libs/7725/202610051042024460.xlsx
- 2027年2月1日まで:https://www.cev-pc.or.jp/notice/pdf/20261009_R7ho-cev_kigen-oshirase.pdf

